JP5401803B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関するものであり、特にゲート電極、ソース領域及びドレイン領域を有する半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置、即ち電界効果トランジスタの微細化に伴い、短チャネル効果によって所望の電気特性を得ることができない問題がある。この電界効果トランジスタは、浅いエクステンション領域を形成した後、ゲート電極にサイドウォールを形成し、エクステンション領域と一部重畳するように深いソース/ドレイン領域を形成することにより、一対の不純物拡散層が形成されてなるものである。短チャネル効果を抑制するためには、ソース領域及びドレイン領域よりも浅く、不純物をイオン注入したエクステンション領域を形成する構成が採用されている。しかしながら、従来のようにエクステンション領域を形成しただけでは、電界効果トランジスタの微細化に伴う短チャネル効果の抑制に不十分である。
電界効果トランジスタの更なる微細化のためには、エクステンション領域を半導体基板の表面からの深さをより浅く形成することが必要であるが、そのことによってエクステンション部の抵抗が上昇し電流駆動能力が低下する。そのため、ソース領域及びドレイン領域の抵抗を低下させる技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、以下の理由によりゲート電極とドレイン領域間のリーク電流が大きくなる問題が発生する。まず、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域を同時に形成するプロセスにおいては、ソース領域及びドレイン領域に高濃度の深い不純物領域を形成するために、ゲート電極にも同様に高濃度の不純物を導入する必要がある。
このソース領域及びドレイン領域が、高濃度であることは寄生抵抗を低減する上で非常に重要である。しかし、単に高濃度の注入をするだけでは、熱処理時に高濃度の不純物がゲート電極界面まで到達する。不純物を形成する元素とゲート酸化膜における一部の酸素が結合して酸化物を形成する。形成された酸化物はゲート酸化膜と比較して絶縁特性が劣るため、ゲート電極とドレイン領域間においてリーク電流が発生してしまう。
特開2006−253317号公報
本発明の目的は、ゲート電極とドレイン領域間のリーク電流の増加を抑制することができる半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の課題を解決するための手段として、本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート酸化膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板に、第1導電型の第1の不純物及び第2導電型の第2の不純物を注入する工程と、前記第1の不純物及び前記第2の不純物を注入する工程の後、前記ゲート電極の側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程と、前記ゲート電極に前記第1導電型の第3の不純物を第1の濃度で第1の深さまで注入するとともに、前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサをマスクとして前記半導体基板に前記第3の不純物を注入する工程と、前記第3の不純物を活性化させる第1の熱処理を行う工程と、前記第1の熱処理の後、前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサをマスクとして前記半導体基板に前記第1導電型の第4の不純物を注入するとともに、前記ゲート電極に、前記第1の濃度よりも高い第2の濃度で、前記第1の深さよりも浅い第2の深さまで前記第4の不純物を注入する工程と、前記第4の不純物を活性化する形成する第2の熱処理を行う工程と、を含む。前記第1の熱処理は、加熱温度が900℃以上1400℃以下であり、保持時間が0.1秒以上10秒以下であり、前記第2の熱処理は、加熱温度が1100℃以上1400℃以下、加熱時間が100ms以下であり、前記第2の熱処理は、前記第1の熱処理よりも前記第3の不純物の拡散が少ない条件で行われる。
本発明によれば、ゲート電極の内部に形成され、且つゲート絶縁膜から離間した第1の不純物拡散領域を形成できる。高濃度の不純物はゲート酸化膜近傍まで到達しないため、不純物を形成する元素とゲート酸化膜における一部の酸素が化合して形成される酸化物の量の増加を抑制できる。そのため、ゲート酸化膜の改質を抑制することができる。そのため、ゲート電極と第2の不純物領域であるドレイン領域間のリーク電流の増加を抑制できる半導体装置の製造方法を提供できる。
以下、本発明の第1の実施例及び第2の実施例について説明する。ただし、本発明は各実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例において、図1から図4までの図は、半導体装置であるn型MISトランジスタ100の構造及びn型MISトランジスタ100の製造方法を詳細に説明するものである。なお、MIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタとは電界効果トランジスタのことをいう。
第1の実施例におけるn型MISトランジスタ100は、ゲート電極3の内部に形成され、且つゲート酸化膜2から離間した位置に第1の不純物拡散領域を形成できる。高濃度の不純物はゲート酸化膜2近傍まで到達しないため、不純物を形成する元素とゲート酸化膜2の一部の酸素が化合して形成される酸化物の量の増加を抑制できる。そのため、ゲート酸化膜2の改質を抑制することができる。そのため、ゲート電極3と第2の不純物領域であるドレイン領域間のリーク電流の増加を抑制できる。
図1は、本発明の実施例に係るn型MISトランジスタ100の構造を示す。図1Aは、n型MISトランジスタ100の平面図である。図1Bは、図1AのX−X´線に沿った断面図である。
図1Aにおいて、ゲート電極は3、サイドウォールは7、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域は8、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域は8、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域は10、ドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域は10、ソース領域は11、ドレイン領域は11、活性領域は14、素子分離領域は15により示す。
図1Aに示すように、素子分離領域15はn型MISトランジスタ100の周囲に設けられている。活性領域14は、素子分離領域15に画定されている矩形の領域である。ゲート電極3は、その矩形状のパターン部分が活性領域14の中央部を横断するように設けられている。サイドウォール7は、ゲート電極3の周囲に設けられている。ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8は、活性領域14に、ゲート電極3に隣接して所定の幅に設けられている。なお、後で図1Bに示すように、ゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9及びゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12は、上面から見た場合にほぼ重なっている。ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10、及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10は、上面から見た場合に、活性領域14のうち、ゲート電極3及びサイドウォール7を除いた領域に設けられている。
図1Bにおいて、半導体基板としてのp型シリコン基板は1、ゲート酸化膜は2、ゲート電極は3、ポケット領域は4、エクステンション領域は5、サイドウォールは7、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域は8、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域は8、ゲート電極の不純物濃度が低い第1領域は9、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域は10、ドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域は10、ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域は12、シリサイド層は13により示す。なお、図1Bのうち、図1Aで説明した構成と同様の構成には同一の符号を付す。
ゲート酸化膜2は、p型シリコン基板1上に形成されている。ゲート酸化膜2の膜厚は例えば1nmから2nm程度である。本実施例では半導体基板としてシリコン基板を使用しているが、例えばシリコンゲルマニウム(SiGe)又はシリコンカーバイド(SiC)を使用することも可能である。
ゲート電極3は、p型シリコン基板1上に、ゲート酸化膜2を介して形成されている。ゲート電極3の高さは、例えば100nm程度である。ゲート電極3の幅は、例えば25から65nm程度である。ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12はゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9に重なるように設けられている。ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12は、ゲート電極3の表面を含む内部に形成されている。ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12は、たとえば最大深さ20から30nmまでの範囲に形成されるのが望ましい。なお、ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12は、ゲート電極における第1の不純物拡散領域である。
ゲート電極3の不純物濃度が高い第2領域12がゲート電極3の表面近傍で形成されていることによって、ゲート酸化膜2における一部の酸素と不純物を形成する元素が化合して形成される酸化物の生成を抑制することができる。ゲート酸化膜2は改質されないため、ゲート酸化膜2の絶縁性を維持することができる。そのため、ゲート電極3及びドレイン領域112間のリーク電流の増加を抑制することができる。
ソース領域11及びドレイン領域11は、p型シリコン基板1中に設けられている。エクステンション領域5は、ソース領域11及びドレイン領域11の一部である。エクステンション領域5は、n型の導電型を付与する不純物をイオン注入した領域である。エクステンション領域5は、ゲート電極3の矩形パターンの長辺から例えば5nm(不純物濃度が1.0×1018cm−3以上の範囲において)までの範囲に、且つp型シリコン基板1の表面から例えば最大深さ20nm(不純物濃度が1.0×1018cm−3以上の範囲において)までの範囲に形成されるのが望ましい。
エクステンション領域5の形成幅は、後述するp型シリコン基板1上におけるサイドウォール7の形成幅に依存する。エクステンション領域5は、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8を不純物のイオン注入によって形成する際に、ゲート電極3及びサイドウォール7によって、不純物のイオン注入をマスクすることにより形成されるからである。エクステンション領域5は、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8の空乏層の広がりを抑制し、n型MISトランジスタ100の短チャネル効果を抑制するために設けられている。なお、n型MISトランジスタ100におけるチャネル部は、ゲート電極3直下のp型シリコン基板1に形成される。すなわち、チャネル部は、ソース領域11及びドレイン領域11によって挟まれている領域である。
ポケット領域4は、p型シリコン基板1中にあり、ゲート電極3の矩形状バターンの長辺に隣接するように配置されている。ポケット領域4は、エクステンション領域5の下側に設けられている。ポケット領域4は、ソース領域11とドレイン領域11との間のパンチスルー効果を抑制するために設けられている。
ポケット領域4の最大形成深さは、p型シリコン基板1の表面から例えば最大深さ100nm(不純物濃度が1.0×1016cm−3以上の範囲において)の範囲で形成されるのが望ましい。ポケット領域4は、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域88及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8をイオン注入によって形成する際に、ゲート電極3及びサイドウォール7によって、不純物のイオン注入をマスクすることにより形成されるからである。
サイドウォール7は、ゲート電極3の側壁上に形成される。サイドウォール7は、絶縁材料である酸化シリコンを用いることができる。サイドウォール7の形成幅は、例えば3〜70nmの厚みで形成するのが望ましい。
ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8は、p型シリコン基板1上のサイドウォール7が位置する下から所定の幅に設けられている。図1Aに示すように、ソース領域の不純物濃度が比較的低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8は、ゲート電極3及び活性領域14に形成されている。ソース領域の不純物濃度が比較的低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8の最大形成深さは、p型シリコン基板1の表面から例えば100nmまでの範囲で形成されるのが望ましい。
ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10は、p型シリコン基板1上のサイドウォール7が位置する端部から所定の幅に設けられている。図1Aに示すように、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10は、ゲート電極3及び活性領域14に形成されている。ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10の最大形成深さは、p型シリコン基板1の表面から例えば50nmまでの範囲で形成されるのが望ましい。
シリサイド層13は、ゲート電極3、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10の表面上に設けられている。シリサイド層13は、例えば5nm〜30nmの厚みで形成するのが望ましい。
図2から図4までの図は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100の製造方法を説明するものである。
図2Aは、ゲート酸化膜2及びゲート電極3を形成する工程を説明する。
ゲート酸化膜2は、半導体基板としてのp型シリコン基板1の上に形成される。p型シリコン基板1は、p型導電性不純物濃度が例えば1.0×1016cm−3である。
ゲート酸化膜2は、例えば、CVD法、又は熱酸化法と熱窒化法とを組み合わせて形成される窒化酸化シリコン(SiON)又は酸化シリコン膜(SiO)によって構成されている。
ゲート電極3は、ゲート酸化膜2上に形成される。ゲート電極3は、CVD法等により、ゲート酸化膜2上に多結晶シリコン膜(不図示)を例えば膜厚100nm程度に堆積し、フォトリソグラフィーによってレジストパターンを形成し、次いで異方性エッチングによって多結晶シリコン膜をパターニングして電極形状とすることにより形成される。
図2Bは、ポケット領域4を形成する工程を説明する。
ポケット領域4は、ゲート電極3をマスクとして、p型シリコン基板1のポケット領域4にp型導電性不純物を斜めイオン注入することによって形成される。斜めイオン注入は、基板法線から例えば0度から45度の範囲で傾けて行うことが望ましい。斜めイオン注入の角度を最大45°に設定することによって、ポケット領域4は、チャネル方向においても後述するエクステンション領域5の外側に形成されるようになるからである。
p型導電性不純物は例えばインジウムを用いることができる。斜めイオン注入の条件は、加速エネルギー30keVから100keV、及びドーズ量1×1012/cmから2×1013/cmである。
なお、ポケット領域4を形成するp型導電性不純物は、ボロンを用いても良い。ボロン注入の条件は、加速エネルギー3keVから15keV、及びドーズ量1×1012/cmから2×1013/cmである。
図2Cは、エクステンション領域5を形成する工程を説明する。
エクステンション領域5は、ソース領域11及びドレイン領域11の一部である。エクステンション領域5は、n型の導電型を付与する不純物をイオン注入してポケット領域4の内側に形成される。
エクステンション領域5は、ゲート電極3をマスクとしてp型シリコン基板1のエクステンション領域5に矢印6で示す方向でイオン注入を行うことによって形成される。n型導電性不純物は、例えば砒素を用いることができる。エクステンション領域5における砒素のイオン注入条件は、加速エネルギー0.5keVから5keV、及びドーズ量1×1014/cm2から3×1015/cm2である。また、エクステンション領域5の形成に用いる砒素は、分子イオンを用いても良い。
なお、p型シリコン基板1に対する砒素のイオン注入角度は、0°から30°までに設定してもよい。なお、エクステンション領域5を形成するn型導電性不純物は、リン又はアンチモンを用いても良い。リン注入の条件は、加速エネルギー0.3keVから3keV、及びドーズ量1.0×1014/cmから3.0×1015/cmである。また、エクステンション領域5の形成に用いるリン及びアンチモンは、分子イオンを用いても良い。
図2Dは、サイドウォール7を形成する工程を説明する。サイドウォール7は、例えば酸化シリコンによって形成される。
まず、絶縁材料である酸化シリコン膜は、ゲート電極3を覆うように、例えばCVD法により約3nmから70nm形成される。具体的な酸化シリコン膜の形成方法は、低圧CVD法により、例えばテトラエトキシシラン(TEOS)とOをソースガスとして基板温度400℃から600℃以下の温度で反応させる方法を用いることができる。基板温度400℃から600℃以下とする理由は、ポケット領域4及びエクステンション領域5に注入した不純物の異常拡散を防ぐためである。
次に、サイドウォール7は、半導体基板としてのp型シリコン基板1の全面において、酸化シリコン膜を異方性エッチングすることにより形成される。酸化シリコン膜のエッチングは、フッ素系ガスであるCを含有するC/Ar/Oガスを用いることができる。このように、サイドウォール7は、絶縁材料によって、ゲート電極3の側壁上に形成される。
図3Aは、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8及びゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9を形成する工程を説明する。
図3に示すように、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8は、ゲート電極3及びサイドウォール7をマスクとして、p型シリコン基板1のソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8にn型導電性不純物をイオン注入することによって形成される。ゲート電極の不純物濃度が比較的低い第1領域は、n型導電性不純物がゲート電極3にイオン注入されることによって形成される。n型導電性不純物は、例えばリンを用いることができる。ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8及びゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9におけるリンのイオン注入条件は、加速エネルギー3.0keVから20.0keV、及びドーズ量1.0×1015/cm2から1.0×1016/cm2である。なお、図3Bは、半導体基板としてのp型シリコン基板1及びゲート電極3を熱処理する第1の熱処理工程を説明する。第1の熱処理工程は、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8及びゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9における不純物を活性化させるために行う。
熱処理工程における条件は、900℃から1025℃で昇温及び降温の時間を除くと、ほぼ0秒(900℃から1100℃で、10秒以下でもよい)のRTA処理(Rapid Thermal Annealing:急速高温熱処理)が望ましい。熱処理工程は、例えば、窒素等の不活性雰囲気中で行う。なお、熱処理工程は、フラッシュランプ及びレーザーアニールによって実施してもよい。RTA処理に関して具体的には、昇温速度は例えば200℃/秒以上300℃/秒以下、降温速度は例えば100℃/秒の条件が望ましい。ピーク温度は900℃以上1400℃以下、保持時間は0.1秒以上10秒以下であることが望ましい。
図3Cは、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10、ドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10及びゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12を形成する工程を説明する。
図3Cに示すように、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10は、ゲート電極3及びサイドウォール7をマスクとして、ゲート電極3及びサイドウォール7の両側に、半導体基板としてのp型シリコン基板1のソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10にn型導電性不純物をイオン注入することによって形成される。ゲート電極の不純物濃度がい第2領域12は、n型導電性不純物がゲート電極3の内部に、ゲート絶縁膜20から離間した位置に、第の不純物拡散領域が形成されるように半導体基板を第2熱処理する工程とイオン注入されることによって形成される。n型導電性不純物は、例えばリンを用いることができる。ソース領域の不純物濃度がい第領域10、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8及びゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9におけるリンのイオン注入条件は、加速エネルギー3.0keVから20.0keV、及びドーズ量1.0×1015/cm2から1.0×1016/cm2である。また、n型導電性不純物は、砒素を用いてもよい。また、n型導電性不純物は、リン又は砒素の分子イオンを用いても良い。
図3Dは、p型シリコン基板1及びゲート電極3を熱処理する第2熱処理工程を説明する。熱処理工程は、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10、ドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10及びゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12における不純物を活性化させるために行う。
熱処理工程における条件は、900℃から1025℃で昇温及び降温の時間を除くと、ほぼ0秒(900℃から1100℃で、10秒以下でもよい)のRTA処理(Rapid Thermal Annealing:急速高温熱処理)が望ましい。熱処理工程は、例えば、窒素等の不活性雰囲気中で行う。なお、熱処理工程は、900℃以上1400℃以下及び加熱時間が100ms以下であるフラッシュランプ及びレーザーアニールによって実施してもよい。本熱処理工程の際、温度プロファイルは矩形となることが望ましい。
なお、RTA、ミリ秒アニール、固層エピタキシャル、マイクロウェーブのうち選択された方法を使って第2熱処理工程を実施する際に、第1熱処理工程よりも不純物拡散が少ない処理を選ぶことで、ポリシリコンからなるゲート電極3の濃度分布は上部(表面方向)が濃く下部(ゲート絶縁膜方向)を必要以上に濃くすることなく形成することができる。第1の不純物導入によって、ゲート電極3中には、n型MISトランジスタ100のゲート電極3として機能するレベルの不純物濃度(1×1020/cm−3から1×1021/cm−3)で導入されている。このように、ゲート電極3のゲート絶縁膜20から離間した位置に、ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12(第1の不純物拡散領域)が形成されるように半導体基板を熱処理する工程によって、ゲート電極3の上部のみに不純物濃度が高い層が存在する状態となる。
図4は、シリサイド層13を形成する工程を説明する。
シリサイド層13を形成する金属は、ゲート電極3、ソース領域11及びドレイン領域11の表面上に堆積させる。本実施例において、シリサイドを形成する金属は例えばコバルトである。ゲート電極3、ソース領域11及びドレイン領域11の表面におけるコバルトの堆積は、例えばコバルトターゲットを用いて250W程度のDCバイアスを印加したスパッタリングによって行うことができる。コバルトは、例えば約3nmから8nmの厚みで堆積するのが望ましい。ゲート電極3、ソース領域11及びドレイン領域11の表面におけるコバルトの1次シリサイド化反応は、窒素雰囲気中で例えば500℃程度及び30秒間の低温アニーリングによって行うことができる。その後、未反応のコバルト膜は、例えば過酸化アンモニア水(NH・H・HO)混合液又は硫酸過酸化水素(HSO・H)混合液により除去する。なお、未反応のコバルト膜は、過酸化アンモニア水(NH・H・HO)混合液と硫酸過酸化水素(HSO・H)混合液とを混合して除去してもよい。次に、ゲート電極3、ソース領域11及びドレイン領域11の表面上における2次シリサイド化は、例えば700℃程度の高温アニーリングを窒素(N)雰囲気中で約30秒間行うことによって行うことができる。
このように、シリサイド層13は、ゲート電極3、ソース領域11及びドレイン領域11の表面上に形成される。また、シリサイド層100は、コバルト(Co)膜の形成後に保護膜としてチタン膜あるいは窒化チタン(TiN)膜を形成してもよい。この場合、シリサイド層13の膜厚は5nmから30nmである。なお、本発明において、シリサイド層13をニッケル(Ni)シリサイドによって形成してもよい。
そして、n型MISトランジスタ100は、不図示の層間絶縁膜の形成、不図示のコンタクト孔の形成、及び不図示の配線の形成等の諸工程を経て完成する。
なお、本実施例は、ゲート電極を形成した後にソース領域及びドレイン領域となる一対の不純物拡散領域を形成する場合を例示した。しかし、本発明は本実施例に限定されるものではなく、上記の形成順序を適宜変更することも考えられる。
図5は、図1Bの線A−Bに示す断面におけるリンイオン注入の濃度分布を説明する。実線16は、p型シリコン基板1内のソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8に含有されるリンの濃度分布を示す。破線17は、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10に含有されるリンの濃度分布を示す。矢印は、ソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10に含有されるリンの濃度が最大になるp型シリコン基板1表面からの深さを示す。
図5に示すように、半導体基板としてのp型シリコン基板1においてソース領域の不純物濃度が高い第2領域10及びドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域10が、ソース領域の不純物濃度が低い第1領域8及びドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域8に重なるように形成されていることがわかる。
図6は、図1Bの線C−Dに示す断面におけるリンイオン注入の濃度分布を示す。実線(18 ゲート電極)は、ゲート電極の不純物濃度が低い第1領域9及びゲート電極の不純物濃度が高い第2領域12におけるリンの濃度分布を示す。矢印は、ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域におけるリンの濃度が最大になるゲート電極3上面からの深さを示す。横軸右端の二重線は、ゲート酸化膜2の形成位置を示す。
図6に示すように、ゲート電極において不純物濃度が高い第2領域12が、不純物濃度が低い第1領域に重なるように形成されていることがわかる。ゲート電極3の上部のみに濃い層が存在する状態となる。
本実施例におけるn型MISトランジスタ100は、ゲート電極3の内部に形成され、且つゲート酸化膜2から離間した第1の不純物拡散領域を形成できる。高濃度の不純物はゲート酸化膜2近傍まで到達しないため、不純物を形成する元素とゲート酸化膜2における一部の酸素が化合して形成される酸化物の量の増加を抑制できる。そのため、ゲート酸化膜2の改質を抑制することができる。そのため、ゲート電極3と第2の不純物領域であるドレイン領域間のリーク電流の増加を抑制できる電界効果トランジスタ及び電界効果トランジスタの製造方法を提供できる。
(付記1)
半導体基板上にゲート酸化膜を介して形成され、第1の不純物を含有するゲート電極と、
前記ゲート電極の前記ゲート絶縁膜から離間した位置に、前記第1の不純物と同じ導電型の第2の不純物を含有する第1の不純物領域と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に形成された前記第1の不純物を含有する第2の不純物領域と、
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記第1の不純物はリンからなることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記第2の不純物はリン又は砒素からなることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第2の不純物領域は、更に前記第2の不純物を含有することを特徴とする付記1乃至付記3の何れかに記載の半導体装置。
(付記5)
半導体基板上にゲート酸化膜を介してゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極に第1の不純物を注入し、前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板に前記第1の不純物を注入する第1の不純物注入工程と、
前記第1の不純物を活性化させる第1の熱処理を行う工程と、
前記ゲート電極の前記ゲート絶縁膜から離間させた位置に第2の不純物を注入する第2の不純物注入工程と、
前記第2の不純物を含有する領域を活性化する形成する第2の熱処置を行う工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記6)
前記第1の不純物はリンからなることを特徴とする付記5に記載の半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記第2の不純物はリン又は砒素からなることを特徴とする付記5又は付記6に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記第2の熱処理は、加熱温度が1100℃以上1400℃以下、加熱時間が100ms以下であることを特徴とする付記5乃至付記7の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)
前記第2の不純物注入工程において、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に前記第2の不純物が導入されることを特徴とする付記5乃至付記8の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
図1は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100の製造方法を示す断面図である。 図3は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100の製造方法を示す断面図である。 図4は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100の製造方法を示す断面図である。 図5は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100のリンイオン注入の濃度分布を示す図である。 図6は、本発明の実施例によるn型MISトランジスタ100のリンイオン注入の濃度分布を示す図である。
符号の説明
100 n型MISトランジスタ
1 p型シリコン基板
2 ゲート酸化膜
3 ゲート電極
4 ポケット領域
5 エクステンション領域
7 サイドウォール
8 ソース領域の不純物濃度が低い第1領域、ドレイン領域の不純物濃度が低い第1領域
9 ゲート電極の不純物濃度が低い第1領域
10 ソース領域の不純物濃度が高い第2領域、ドレイン領域の不純物濃度が高い第2領域
11 ソース領域、ドレイン領域
12 ゲート電極の不純物濃度が高い第2領域
13 シリサイド層
14 活性領域
15 素子分離領域
16 第1の不純物濃度が低いソース・ドレイン領域におけるリンの濃度分布
17 第2の不純物濃度が高いソース・ドレイン領域におけるリンの濃度分布
18 ゲート電極におけるリンの濃度分布

Claims (1)

  1. 半導体基板上にゲート酸化膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板に、第1導電型の第1の不純物及び第2導電型の第2の不純物を注入する工程と、
    前記第1の不純物及び前記第2の不純物を注入する工程の後、前記ゲート電極の側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程と、
    前記ゲート電極に前記第1導電型の第3の不純物を第1の濃度で第1の深さまで注入するとともに、前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサをマスクとして前記半導体基板に前記第3の不純物を注入する工程と、
    前記第3の不純物を活性化させる第1の熱処理を行う工程と、
    前記第1の熱処理の後、前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサをマスクとして前記半導体基板に前記第1導電型の第4の不純物を注入するとともに、前記ゲート電極に、前記第1の濃度よりも高い第2の濃度で、前記第1の深さよりも浅い第2の深さまで前記第4の不純物を注入する工程と、
    前記第4の不純物を活性化する形成する第2の熱処理を行う工程と、
    を含み、
    前記第1の熱処理は、加熱温度が900℃以上1400℃以下であり、保持時間が0.1秒以上10秒以下であり、
    前記第2の熱処理は、加熱温度が1100℃以上1400℃以下、加熱時間が100ms以下であり、
    前記第2の熱処理は、前記第1の熱処理よりも前記第3の不純物の拡散が少ない条件で行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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