JP5400610B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、車両装着時の外側と内側の指定が有る空気入りタイヤに関する。
近年、空気入りタイヤの性能向上への要求がますます高まるにつれ、操縦安定性、快適性(乗り心地、静粛性)、耐摩耗性など、互いに相反する性能を両立させる技術の必要性が増している。その1つの技術として、タイヤ赤道面に対し非対称化した空気入りタイヤが提案されている。
この種の空気入りタイヤは、車両に装着された際の使用環境において、サスペンションの挙動やアライメント、走行面から空気入りタイヤへの入力がタイヤ赤道面に対して非対称であり、その結果として、直進中、コーナリング中を問わず空気入りタイヤに作用する力、空気入りタイヤが担うべき機能要件がタイヤ赤道面に対してやはり非対称となることに立脚し、空気入りタイヤの車両装着外側と内側での機能分割を行うようにしたものである。
非対称化された空気入りタイヤの第1従来例としては、トレッド部を硬度の低い上層ゴム層と硬度の高い下層ゴム層とから構成し、上層ゴム層の厚さを車両装着外側に向かって漸増させたものがある(特許文献1参照)。この第1従来例では、偏摩耗によるグリップの低下を抑制できるため、トレッド部の耐久性を高めることができる。
第2従来例としては、トレッド部が硬度の異なるゴム層を有し、トレッド面全体若しくは周方向溝で区分される1つ以上の陸部で下層ゴム層の厚さを片方の端部に向かって漸増させたものがある(特許文献2参照)。この第2従来例では、残留横力を打ち消して直進安定性を向上させることができる。
第3従来例としては、下層ゴムの体積率を車両装着外側に向かって大きくしたものがある(特許文献3参照)。
特開平2−162104号公報 特開平11−59118号公報 欧州特許1236587A2号公報
しかしながら、前記第1及び第3従来例では、コーナリング時に大きなコーナリングフォースを発生させることができないため、操縦安定性等を向上させることができない。又、前記第2従来例では、第1及び第3従来例よりコーナリング時のコーナリングフォースがアップするが、大きくアップさせることができない。又、振動吸収特性、減衰性を向上させることができず、快適性の点でも満足できるとはいえない。
又、第1及び第2従来例以外にも、種々の非対称化された空気入りタイヤが提案されているが、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させたものが提案されていない。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴に係る発明は、車両装着時の外側と内側の指定が有り、トレッド部が少なくとも2層以上に積層され、前記トレッド部を構成する2層が貯蔵弾性率の異なるゴム材にてそれぞれ形成された空気入りタイヤであって、前記トレッド部を構成する2層の厚み割合がタイヤ幅方向の外側と内側で異なり、前記トレッド部を構成する各層によって決定されるトータルの貯蔵弾性率が、タイヤ幅方向の内側よりもタイヤ幅方向の外側で高く設定されたことを要旨とする。
かかる特徴によれば、トレッド部の車両装着外側は、各層によって決定されるトータルの貯蔵弾性率が高く、いわゆる硬いゴム構造となるため、コーナリング時に大きなコーナリングフォースを発生させることができ、又、トレッド部の車両装着内側は、各層によって決定されるトータルの貯蔵弾性率が低く、いわゆる軟らかいゴム構造となるため、トレッド部の振動吸収性、減衰性を高めることができる。以上より、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させることができる。
その他の特徴に係る発明は、前記トレッド部がタイヤ径方向の内側に配置されるベースゴム層とタイヤ径方向の外側に配置されるキャップゴム層との2層からなり、前記ベースゴム層は、前記キャップゴム層より貯蔵弾性率が低いゴム材にて形成され、前記ベースゴム層の厚みは、タイヤ幅方向の内側よりもタイヤ幅方向の外側が薄く設定されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、装着外側が硬いゴム層となって、コーナリング時に大きなコーナリングフォースを発生させる一方、装着内側は、軟らかいゴム層となって路面からの入力や振動を減衰させるため、操縦安定性と快適性の両立が達成される。
その他の特徴に係る発明は、前記トレッド部がタイヤ径方向の内側に配置されるベースゴム層とタイヤ径方向の外側に配置されるキャップゴム層との2層からなり、前記ベースゴム層は、前記キャップゴム層より貯蔵弾性率が高いゴム材にて形成され、前記ベースゴム層の厚みは、タイヤ幅方向の内側よりもタイヤ幅方向の外側が厚く設定されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、装着外側が硬いゴム層となって、コーナリング時に大きなコーナリングフォースを発生させる一方、装着内側は、軟らかいゴム層となって路面からの入力や振動を減衰させるため、操縦安定性と快適性の両立が達成される。
その他の特徴に係る発明は、前記トレッド部のタイヤ幅方向の任意の位置を境界位置とし、前記境界位置を境として外側区間と内側区間とを含む少なくとも2区間以上に分けられ、前記区間毎に前記ベースゴム層の厚みが異なりつつ、前記区間では前記ベースゴム層の厚みが一定であるよう形成されたことを要旨とする。
かかる特徴によれば、タイヤ目標性能に応じて、境界位置を境としてタイヤ特性をタイヤ幅方向の外側と内側で明確に、且つ細かく変更できる。又、トレッド部の剛性の極端な変化を抑制できる。
その他の特徴に係る発明は、境界位置を境として隣り合う区間の前記ベースゴム層の厚さは、厚みの薄い区間に対して厚みの厚い区間が120%〜300%の範囲に設定されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、境界位置を境とするベースゴム層の厚さ変化が120%未満ではベースゴム層の厚さを変化させたことによる快適性の向上があまり期待できず、又、300%を超えると、トレッド部の剛性が境界位置を境として極端に変化し、ハンドルの応答性が舵角により急変し、操縦安定性の悪化をもたらす。以上より、120%〜300%の範囲とすることによって、快適性と操縦安定性の両方を確実に満足させることができる。
その他の特徴に係る発明は、前記境界位置は、前記トレッド部の溝の位置に合わせた位置であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、リブ内での剛性が変化しないため、操縦安定性、耐摩耗性の低下をもたらしにくい。
本発明によれば、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させた空気入りタイヤを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示し、空気入りタイヤの断面図である。 図2は、本発明の別態様を示す空気入りタイヤの断面図である。 図3は、従来から一般的に用いられている空気入りタイヤの断面図である。 図4は、従来例、実施例及び比較例の各タイヤの構造(ベースゴム層の厚み変化が2区間)と性能試験の評価結果を示す図である。 図5は、実施例と比較例の各タイヤの構造(ベースゴム層の厚み変化が3区間)と性能試験の評価結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの断面図、図2は本発明の別態様を示す空気入りタイヤの断面図、図3は従来から一般的に用いられている空気入りタイヤの断面図である。図1に示すように、空気入りタイヤ1は、車両装着時の外側と内側の指定が有るものであり、次のような構造である。つまり、空気入りタイヤ1は、タイヤ幅方向に間隔を置いて配置され、ビードコア2aとビードフィラー2bからなる一対のビード補強部2と、一対の両端部がビード補強部2の周囲で折り返されたトロイダル状のカーカス3と、このカーカス3のタイヤ径方向の外側に配置されたベルト層4と、このベルト層4のタイヤ径方向の外側に配置され、走行路に接地するトレッド部5と、カーカス3の両側面の外側に配置された一対のサイドウォール部6と、カーカス3の両端の開口端を被い、タイヤホイール(図示せず)に取り付けされるビード部7とを備えている。
トレッド部5は、タイヤ径方向の内側に配置されるベースゴム層10と、タイヤ径方向の外側に配置されるキャップゴム層11との二層構造に構成されている。キャップゴム層11は走行路に直接接地し、その接地側である外面側には周方向に溝11aが適所に形成されている。この複数の溝11aによって複数のリブ11bが表面側に形成されている。
ベースゴム層10とキャップゴム層11は、互いに貯蔵弾性率の異なるゴム材にて形成され、この実施形態では、ベースゴム層10がキャップゴム層11に対して貯蔵弾性率が低いゴム材にて形成されている。摂氏30度における貯蔵弾性率の高低は、ゴムの所謂「硬い」、「軟らかい」を表現し、貯蔵弾性率が高いものが「硬く」、貯蔵弾性率が低いものが「軟らかい」ものである。つまり、この実施形態では、ベースゴム層10は軟らかいゴム材で、キャップゴム層11は硬いゴム材でそれぞれ形成されている。
トレッド部5のタイヤ幅方向のトータル厚みはほぼ均一(例えば11mm程度)に形成されているが、ベースゴム層10とキャップゴム層11の厚みは次のように可変されている。つまり、トレッド部5のタイヤ幅方向の任意の位置を境界位置Aとし、この境界位置Aを境として車両装着の内側区間L1はベースゴム層10の厚みt1が厚く、外側区間L2はベースゴム層10の厚みt2が薄く設定されている。キャップゴム層11の厚みは、ベースゴム層10とは逆に、内側区間L1で薄く、外側区間L2で厚くなっている。同一区間内でのベースゴム層10及びキャップゴム層11の各厚みは、ほぼ均一に形成されている。
ここで、ベースゴム層10の厚みt1は、ベルト層4の表面からの厚みをいい、キャップゴム層11の厚みは、ベースゴム層10の表面からタイヤ表面(キャップゴム層11の表面)までの厚みをいう。
この実施形態では、境界位置Aは、トレッド部5の溝11aの位置に合わせた位置とされている。
又、境界位置Aを境として隣り合う内側区間L1と外側区間L2のベースゴム層10の厚さt1,t2は、厚さが薄い外側区間L2のt2に対して厚さが厚い内側区間L1のt1が120%〜300%の範囲に設定されている。
なお、ベースゴム層10とキャップゴム層11の厚みについて、加硫成型時にキャップゴム層11に金型を押込んで成形を行なうため、タイヤ幅方向に対して、ベースゴム層10とキャップゴム層11ともに厚みにばらつきが生じるが、本件では所定の区間で平均化したものをそれぞれベースゴム層10とキャップゴム層11の厚みとしている。
上記構成の空気入りタイヤ1では、次の理由によって操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足する。車両に装着された状態の空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面O1に対して車両装着外側にある箇所が内側箇所に較べて操縦安定性への寄与が大きい。これは、操縦安定性を決定付けるコーナリング時の挙動では、車両の重心がコーナリング外側へ移動し、コーナリング外側の空気入りタイヤ1、とりわけ車両装着外側の箇所により大きな荷重負荷がかかるためと考えられる。すなわち、当該箇所の剛性が高く、大きなコーナリングフォースを発生できることが操縦安定性の向上に対して有効である。
一方、タイヤ赤道面O1に関して車両装着内側の箇所は、快適性への寄与が大きい。現在、殆ど全ての車両において、空気入りタイヤ1を組み付けるホイールは、いわゆる「オフセット」(ホイールの赤道面と、ホイールと車軸を結合するハブ面との幅方向のずれ量)のある形状になっており、ハブ面は車両装着外側にオフセットされている。そのため、ハブ面で結合する車軸によって支持されるホイール・タイヤ系においては、ハブ面との距離が近い車両装着外側の箇所は剛性が高く、ハブ面との距離が遠い車両装着内側の箇所は剛性が低い。そのため、走行中に走行面の凹凸、走行面上の障害物等によって加えられる振動入力に対し、車両装着内側の箇所の方が外側箇所より加振され易く、空気入りタイヤの車両装着内側箇所において振動吸収性、減衰性を高めることが快適性の向上に対して有効である。
本実施形態に係る空気入りタイヤは、ベースゴム層10がキャップゴム層11に対して貯蔵弾性率が低いゴム材にて形成され、ベースゴム層10の厚みは、境界位置Aを境としてタイヤ幅方向の外側区間L2が薄く、タイヤ幅方向の内側区間L1が厚く形成されている。従って、トレッド部5の車両装着外側は、いわゆる硬いゴム構造となるため、コーナリング時に大きなコーナリングフォースを発生させることができる。又、トレッド部5の車両装着内側は、いわゆる軟らかいゴム構造となるため、トレッド部5の振動吸収性、減衰性を高めることができる。以上より、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させることができる。
この実施形態では、ベースゴム層10は、キャップゴム層11に対して貯蔵弾性率が低いゴム材にて形成され、ベースゴム層10の厚みt1,t2は、タイヤ幅方向の外側が薄く、タイヤ幅方向の内側が厚く設定されている。従って、走行路に接地するキャップゴム層11が硬いゴム材であるため、操縦安定性のアップに直接的に貢献すると共に、走行路からの凹凸入力、接地反力をタイヤケーシング、ひいては車軸に伝達するベースゴム層10が軟らかいゴム材であるため、快適性のアップに有効に働く。
この実施形態では、トレッド部5のタイヤ幅方向の任意の位置を境界位置Aとし、この境界位置Aを境としてベースゴム層10の厚みが異なるよう形成されている。従って、タイヤ目標性能に応じて、境界位置Aを境としてタイヤ特性をタイヤ幅方向の外側と内側で明確に変更できる。また、ベースゴム層10が、タイヤ幅方向について、キャップゴム層11の全体に渡って入っていることで、ベースゴムが一部分にしか入っていない場合に起こり得るベースゴム端部での故障が無くなり、トレッド部5の耐久性が向上する。
この実施形態では、境界位置Aは、トレッド部5の溝11aの位置に合わせた位置とされている。従って、リブ11b内での剛性が変化しないため、操縦安定性、耐摩耗性の低下をもたらしにくい。
この実施形態では、境界位置Aを境として隣り合う区間のベースゴム層10の厚さt1,t2は、厚さの薄い外側区間L2のt2に対して厚さの厚い内側区間L1のt1が120%〜300%の範囲に設定されている。境界位置Aを境とするベースゴム層10の厚さ変化が120%未満では、ベースゴム層10の厚さを変化させたことによる快適性の向上があまり期待できない。又、300%を超えると、トレッド部5の剛性が境界位置を境として極端に変化し、ハンドルの応答性が舵角により急変し、操縦安定性の悪化をもたらす。以上より、120%〜300%の範囲とすることによって、快適性と操縦安定性の両方を確実に満足させることができる。
この実施形態では、ベースゴム層10は、キャップゴム層11より貯蔵弾性率が低いゴム材にて形成され、タイヤ幅方向の外側に対して内側が厚く形成されているが、貯蔵弾性率を逆のパターンが変形例として考えられる。つまり、変形例の構成として、ベースゴム層10をキャップゴム層11より貯蔵弾性率が高いゴム材にて形成し、ベースゴム層10の厚みを、タイヤ幅方向の内側に対して外側を厚く形成する構造が考えられる。このような構成においても、前記実施形態と同様の理由により操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させることができる。そして、走行面に接するキャップゴムは、耐久性、および耐摩耗性能の観点からある程度の硬さが必要であり、そのような制約によりキャップゴムを硬くし、ベースゴムを軟らかくする方が快適性をより向上させることができる。
この実施形態では、境界位置Aが1つであり、トレッド部5を2つの区間L1,L2に分けているが、境界位置Aを2つ以上設け、トレッド部5を3つ以上の区間に分けても良い。そして、ベースゴム層10の厚みを外側から内側に向かって3段階以上で変化させても良い。3つ以上の区間に分けた場合においても、境界位置Aを境として隣り合う区間のベースゴム層10の厚さは、薄い区間に対して厚い区間が120%〜300%の範囲に設定する。
このような構成とすれば、空気入りタイヤの目標性能に応じて、タイヤ特性をタイヤ幅方向に沿って細かく変更できる。又、トレッド部5の剛性の極端な変化を抑制できる。
なお、図2に示す空気入りタイヤ1は、ベースゴム層10がキャップゴム層11に対して貯蔵弾性率が高いゴム材にて形成され、ベースゴム層10の厚みは、境界位置Aを境としてタイヤ幅方向の外側区間L2が厚く、タイヤ幅方向の内側区間L1が薄く形成されている。従って、トレッド部5の車両装着外側は、いわゆる硬いゴム構造となるため、上記実施形態と同様にコーナリング時に大きなコーナリングフォースを発生させることができる。又、トレッド部5の車両装着内側は、いわゆる軟らかいゴム構造となるため、トレッド部5の振動吸収性、減衰性を高めることができる。以上より、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足させることができる。
<実施例>
次に、本発明の空気入りタイヤの効果を実証する比較実験を行ったので、それを説明する。実験に使用したタイヤは、前記実施形態を具現化した実施例1〜4のタイヤと、従来例のタイヤと、比較例1〜5のタイヤである。各タイヤのサイズは、225/55R17で、リムサイズが7.5J×17で、タイヤ内圧は、220kPaである。試験車両はトヨタのセルシオ(商標名)で、2名(荷重)が乗車して行った。
図4に示すように、従来例のタイヤは、トレッド部が2層のゴムでトレッド全体でキャップゴム、ベースゴムの厚さが一定である。実施例1、2のタイヤ、及び、比較例1〜3のタイヤは、トレッド部が2層のゴムで、且つ、トレッド部が内側区間L1と外側区間L2の2つに区分され、各区間のベースゴム層の厚みt1,t2が異なる。実施例1、2のタイヤは、外側区間L2に対する内側区間L1のベースゴム層の厚みが120%〜300%の範囲とされ、比較例1〜3のタイヤは、120%〜300%の範囲外とされている。
図5に示すように、実施例3、4のタイヤ、及び、比較例4、5のタイヤは、トレッド部が2層のゴムで、且つ、トレッド部が内側区間L1と中央区間L2と外側区間L3の3つに区分され、各区間のベースゴム層の厚みが異なる。実施例3、4のタイヤは、外側区間L3に対する中央区間L2、及び、中央区間L2に対する内側区間1のベースゴム層の厚みがそれぞれ120%〜300%の範囲とされ、比較例4,5のタイヤは、120%〜300%の範囲外とされている。
(1)快適性については、上記各タイヤ・車両・条件の下で、長い直線部分を含む周回路、及び、カーブの多いハンドリング評価路などからなるテストコース内を、低速から100km/h程度までの公道上で一般的なドライバーが経験する速度域で実車走行し、乗り心地、車内騒音をドライバーが10点満点でフィーリング評価した。
(2)操縦安定性については、上記各タイヤ・車両・条件の下で、長い直線部分を含む周回路、及び、カーブの多いハンドリング評価路などからなるテストコース内を、低速から100km/h程度までの公道上で一般的なドライバーが経験する速度域で実車走行し、ドライ路面における操縦安定性をドライバーが10点満点でフィーリング評価した。
図4及び図5の実験結果で分かるように、各実施例のタイヤは、従来例のタイヤに較べ、操縦安定性については同等程度を保つ一方で、快適性については優れていることが実証された。
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
なお、日本国特許出願第2007−130227号(2007年5月16日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、操縦安定性と快適性(乗り心地、静粛性)を共に満足さることができるため、有用である。

Claims (1)

  1. 車両装着時の外側と内側の指定が有り、トレッド部が少なくとも2層以上に積層され、前記トレッド部を構成する2層が貯蔵弾性率の異なるゴム材にてそれぞれ形成された空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部を構成する2層の厚み割合がタイヤ幅方向の外側と内側で異なり、前記トレッド部を構成する各層によって決定されるトータルの貯蔵弾性率が、タイヤ幅方向の内側よりもタイヤ幅方向の外側で高く設定され、
    前記トレッド部がタイヤ径方向の内側に配置されるベースゴム層とタイヤ径方向の外側に配置されるキャップゴム層との2層からなり、
    前記ベースゴム層は、前記キャップゴム層より貯蔵弾性率が低いゴム材にて形成され、
    前記ベースゴム層の厚みは、タイヤ幅方向の内側よりもタイヤ幅方向の外側が薄く設定され、
    前記トレッド部のタイヤ幅方向の任意の位置を境界位置とし、前記境界位置を境として外側区間と内側区間とを含む少なくとも2区間以上に分けられ、前記区間毎に前記ベースゴム層の厚みが異なりつつ、前記区間では前記ベースゴム層の厚みが一定であるよう形成され、
    前記境界位置を境として隣り合う区間の前記ベースゴム層の厚さは、厚みが薄い区間に対して厚みが厚い区間が120%〜300%の範囲に設定されており、
    前記境界位置は、前記トレッド部の溝の位置に合わせた位置であることを特徴とする空気入りタイヤ。
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