JP5400426B2 - 流体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体噴射装置に関する。
紙葉類などの媒体に流体を噴射する流体噴射装置として、例えばインクジェット型の記録装置が知られている。この種の記録装置において、例えば紙葉類を支持する無端ベルトと、無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとを備えた搬送装置を用い、紙葉類が無端ベルトに接触した状態で無端ベルトを回転駆動することによって紙葉類を搬送する構成の記録装置が知られている。
ところが、無端状のベルトは繋ぎ目の強度の確保が難しく、小さい角度で湾曲させるのが難しいため、搬送用ローラの直径が大きくなる。すると、無端ベルトの下方に配置されたメンテナンスユニットが記録ヘッドから離れてしまう。この状態で記録ヘッドのキャッピングやワイピングを行うのは困難であり、メンテナンスユニットを記録ヘッドに向けて上昇させる必要がある。また、メンテナンスユニットを用いてフラッシングを行う際には、記録ヘッドとの距離が離れていると、インク受容容器以外の領域に流体が噴射されてしまうこともあり、この点からもメンテナンスユニットを上昇させる必要がある。
そこで、インクジェットヘッドに対向する搬送ベルトを移動させた後にメンテナンスユニットを上昇させ、インクジェットヘッドに対するメンテナンス動作を行う構成のインクジェットプリンターが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−321239号公報
しかしながら、上記の特許文献1の構成においては、メンテナンスユニットの上昇動作、下降動作に時間を要するという問題がある。また、メンテナンスユニットの上昇動作、下降動作に先だって搬送ベルトを移動させるため、搬送ベルトを移動させている間は記録紙(媒体)を搬送できないという不具合が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、より簡単な構成で記録動作とメンテナンス動作を迅速に行うことができ、記録動作が行えない時間を極力短くできる流体噴射装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本出願人は、媒体の搬送方向に沿って配置された複数の噴射ユニットを備え、媒体を支持する媒体支持部材を流体噴射ヘッドと対向する位置から移動可能とした構成の流体噴射装置を考えた。この構成によれば、媒体支持部材を移動させることで流体噴射ヘッドとキャップ部材とを短い距離で直接対向させることができ、キャップ部材をヘッドに向けて大きく上昇させる必要がない。
ところが、上記構成の流体噴射装置において、例えば記録動作時やフラッシング動作時に流体噴射ヘッドから流体を噴射させた際に、流体のミストが媒体支持部材上に飛散する場合があり、媒体の記録面またはその裏面が汚れてしまうという問題があった。本発明者は、この更なる課題を解決すべく、以下の構成を提案する。
本発明の流体噴射装置は、流体を噴射する流体噴射ヘッドと、前記流体噴射ヘッドと対向する位置において搬送される媒体を支持する媒体支持部と、前記媒体支持部を挟んで前記流体噴射ヘッドと対向する位置に配置されたメンテナンス装置と、を備え、前記媒体支持部が第1媒体支持部材と第2媒体支持部材とを備えるとともに、前記第1媒体支持部材と前記第2媒体支持部材とが相対移動可能とされ、前記第1媒体支持部材の媒体支持面を払拭する第1払拭部材が前記第2媒体支持部材に備えられ、前記第1媒体支持部材と前記第2媒体支持部材とが相対移動したときに前記第1払拭部材が前記第1媒体支持部材の前記媒体支持面を払拭することを特徴とする。
本発明の流体噴射装置によれば、第1媒体支持部材と第2媒体支持部材とを相対移動させることでこれら媒体支持部材を流体噴射ヘッドと対向する位置から退避させ、流体噴射ヘッドとメンテナンス装置とを直接対向させることができ、メンテナンス装置を流体噴射ヘッドに向けて大きく上昇させる必要がない。また、第1媒体支持部材と第2媒体支持部材とを媒体の搬送方向に相対移動させることで、媒体の位置に応じて適切なタイミングでフラッシング等のメンテナンス動作が行えるため、記録動作が行えない時間を短縮できる。
さらに、第1媒体支持部材と第2媒体支持部材とが相対移動したときに第1媒体支持部材の媒体支持面が第1払拭部材によって払拭されるので、たとえ流体のミストが媒体支持部材上に飛散したとしても、付着した流体が払拭されて媒体支持部材から除去されることで媒体の汚れが防止できる。また、第1媒体支持部材と第2媒体支持部材との相対移動によって払拭動作が実行されるので、メンテナンス動作と払拭動作が一工程で行われ、払拭動作のためだけに時間を費やすことがない。その意味でも、記録動作が行えない時間を短縮することができる。また、第1払拭部材が第2媒体支持部材に備えられているので、第1払拭部材を支持する部材を別途備える必要がなく、装置構成が複雑化することがない。
本発明において、第1払拭部材が前記第2媒体支持部材の前記流体噴射ヘッドとの対向面と反対側の面に備えられ、前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にある期間では、前記第1媒体支持部材の媒体支持面と前記第2媒体支持部材の媒体支持面とが略同一面上に位置しており、前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にない期間において、前記第1媒体支持部材の媒体支持面が前記第2媒体支持部材の第1払拭部材設置面側に位置した状態で払拭されることが望ましい。
この構成によれば、第1払拭部材が第2媒体支持部材の流体噴射ヘッドとの対向面(すなわち媒体支持面)と反対側の面に備えられているので、流体を払拭した後の第1払拭部材で第2媒体支持部材の媒体支持面が汚れることが防止できる。そして、媒体が流体噴射ヘッドと対向する位置にあるときには、第1媒体支持部材の媒体支持面と第2媒体支持部材の媒体支持面とが略同一面上に位置しているので、媒体がこれら媒体支持部材に案内されて媒体支持部上で円滑に搬送される。一方、媒体が流体噴射ヘッドと対向する位置にない期間においては、第1媒体支持部材、第2媒体支持部材は媒体の搬送を案内する必要がないので、第1媒体支持部材の媒体支持面が第2媒体支持部材の第1払拭部材設置面側に位置した状態で流体が確実に払拭される。
本発明において、前記第2媒体支持部材の媒体支持面を払拭する第2払拭部材が前記第1媒体支持部材に備えられ、前記第1媒体支持部材と前記第2媒体支持部材とが相対移動したときに前記第2払拭部材が前記第2媒体支持部材の前記媒体支持面を払拭することが望ましい。
この構成によれば、第1媒体支持部材の媒体支持面のみならず、第2媒体支持部材の媒体支持面に付着した流体をも払拭することができる。この場合、例えば媒体の搬送方向において、第1媒体支持部材が流体噴射ヘッドに相対的に近い側、第2媒体支持部材が流体噴射ヘッドから相対的に遠い側に位置していたとすると、流体のミストが比較的飛散しにくい第2媒体支持部材も払拭されるため、媒体の汚れをより確実に防止できる。
本発明において、第2払拭部材が前記第1媒体支持部材の前記流体噴射ヘッドとの対向面と反対側の面に備えられ、前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にある期間では、前記第1媒体支持部材の媒体支持面と前記第2媒体支持部材の媒体支持面とが略同一面上に位置しており、前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にない期間において、前記第2媒体支持部材の媒体支持面が前記第1媒体支持部材の第2払拭部材設置面側に位置した状態で払拭されることが望ましい。
この構成によれば、第2払拭部材が第1媒体支持部材の流体噴射ヘッドとの対向面(すなわち媒体支持面)と反対側の面に備えられているので、流体を払拭した後の第2払拭部材で第1媒体支持部材の媒体支持面が汚れることが防止できる。そして、媒体が流体噴射ヘッドと対向する位置にあるときには、第1媒体支持部材の媒体支持面と第2媒体支持部材の媒体支持面とが略同一面上に位置しているので、媒体がこれら媒体支持部材に案内されて媒体支持部上で円滑に搬送される。一方、媒体が流体噴射ヘッドと対向する位置にない期間においては、第1媒体支持部材、第2媒体支持部材は媒体の搬送を案内する必要がないので、第2媒体支持部材の媒体支持面が第1媒体支持部材の第2払拭部材設置面側に位置した状態で流体が確実に払拭される。
本発明において、前記第1媒体支持部材および前記第2媒体支持部材が前記媒体を支持する複数のリブを有しており、前記リブの媒体支持面が払拭されることが望ましい。
第1、第2媒体支持部材が平板状の部材であり、媒体支持面が平坦面であっても良いが、第1、第2媒体支持部材が媒体を支持する複数のリブを有する構成の方がより好ましい。この構成であれば、媒体が実際に接触するのはリブの上面だけであるため、媒体支持面が流体のミストにより汚れる確率が低くなり、さらに媒体との接触面積が小さいため、媒体が汚れる確率も低くなる。また、リブの上面が汚れたとしても、媒体支持面が平坦面である場合に比べて払拭部材によって確実に払拭しやすい。
本発明において、前記第1媒体支持部材の前記複数のリブおよび前記第2媒体支持部材の前記複数のリブがともに所定の間隔をおいて配置され、前記第1媒体支持部材の隣接するリブ間の間隙に前記第2媒体支持部材の各リブが位置することが望ましい。
この構成は、第1媒体支持部材の複数のリブと第2媒体支持部材の複数のリブとが、いわば櫛歯状にかみ合う配置である。この場合、特に第1、第2媒体支持部材の双方を相手側の払拭部材で互いに拭き合う構成を採用する際に、第1、第2媒体支持部材の相対移動に伴う払拭動作をより簡単に実現できる。
本発明において、流体を噴射する流体噴射ヘッドと、前記流体噴射ヘッドと対向する位置において搬送される媒体を支持する媒体支持部と、前記流体噴射ヘッドと対向する位置に配置された前記流体噴射ヘッドをメンテナンスするメンテナンス装置と、前記流体噴射ヘッドと前記メンテナンス装置の間に配置された前記媒体支持部を、前記流体噴射ヘッドと対向する位置から、前記媒体の搬送方向に沿って移動させる移動機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、対向する流体噴射ヘッドとメンテナンス装置との間に配置された媒体支持部を、媒体の搬送方向に移動させることにより、媒体支持部の下方にあるメンテナンス装置が露出し、流体噴射ヘッドとメンテナンス装置を直接対向させることができる。また、流体噴射ヘッドとメンテナンス装置との距離を狭くすることができる。つまり本発明の構成であれば、流体噴射ヘッドとメンテナンス装置とを、媒体の搬送が可能であるとともに媒体支持部の移動が可能な程度に近づけることが可能である。
本発明において、前記流体噴射ヘッドと前記メンテナンス装置とを前記媒体の搬送方向に複数配置し、前記媒体支持部を前記媒体の搬送方向に2つ配置した媒体支持ユニットを少なくとも1つ備え、前記移動機構は、前記2つの媒体支持部を、前記媒体の搬送方向に沿って、互いに逆向きに移動させることが望ましい。
1つの媒体支持部のみの場合、移動するか移動しないかの2つの場合しかないが、2つの媒体支持部に分けて移動すると、両方移動する場合、両方移動しない場合の他に、片方だけ移動する場合が可能になる。
本発明において、前記移動機構は、前記2つの媒体支持部を、同時に移動させることが望ましい。
これにより、2つの媒体支持部の移動距離と移動時間は、1つの場合に比べて半分となる。
本発明において、前記移動機構は、一方の前記媒体支持部を停止した状態で、他方の前記媒体支持部を移動させることが望ましい。
これにより、他方のメンテナンス装置だけを露出させて、流体噴射ヘッドと対向状態とすることが可能となる。
本発明において、前記一方の媒体支持部で支持した前記媒体に前記流体噴射ヘッドから流体を噴射し、前記他方の媒体支持部を移動させた状態で、前記流体噴射ヘッドをメンテナンスすることが望ましい。
これにより、一方の流体噴射ヘッドで媒体への噴射をしながら、他方の流体噴射ヘッドでメンテナンスが可能となる。
本発明の第1実施形態のインクジェットプリンターの電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態のインクジェットプリンターの要部を示す断面図である。 本実施形態のインクジェットプリンターの要部を示す平面図である。 本実施形態のノズル列の一例を示す平面図である。 本実施形態の記録紙支持部を示す図であり、図5(A)は第1プラテンが閉位置にある状態を示す斜視図、図5(B)は図5(A)の符号P部分の拡大図、である。 図6(A)は図5(A)の状態における平面図、図6(B)は図6(A)のA−A’線に沿う断面図、である。 図7(A)は第1プラテンが移動途中の状態を示す斜視図、図7(B)は図7(A)の符号P部分の拡大図、である。 図8(A)は第1プラテンが開位置にある状態を示す斜視図、図8(B)は図8(A)の符号P部分の拡大図、である。 図9(A)は図8(A)の状態における平面図、図9(B)は図9(A)のE−E’線に沿う断面図、である。 図10(A)が第1プラテンの斜視図、図10(B)が平面図、図10(C)が図10(B)のC−C’線に沿う断面図、図10(D)が側面図、である。 図11(A)が第2プラテンの平面図、図10(B)が図11(A)のD−D’線に沿う断面図、図11(C)が側面図、である。 第2実施形態の記録紙支持部を示す図であり、図12(A)は第1プラテンが閉位置にある状態を示す斜視図、図12(B)は図12(A)の符号P部分の拡大図、である。 第3実施形態のインクジェットプリンターにおける記録紙支持部の動作を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の流体噴射装置の第1実施形態について、図1〜図11を用いて説明する。本実施形態では、本発明に係る流体噴射装置として、インクジェット式プリンターを例示する。
なお、以下の説明に用いる各図面においては、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のインクジェット式プリンター(以下、インクジェットプリンターと称する)の電気的な構成を示すブロック図である。
図1に示すように、インクジェットプリンター1(流体噴射装置)は、全体の動作を制御する制御装置2を備えている。制御装置2には、インクジェットプリンター1の動作に関する各種情報を入力する入力装置3と、インクジェットプリンター1の動作に関する各種情報を記憶する記憶装置4とが接続されている。
また、インクジェットプリンター1は、インク(流体)により記録紙(媒体)に対する記録を実行する複数の記録ヘッド5(流体噴射ヘッド)を備えており、各記録ヘッド5の圧電素子6に入力する駆動信号を発生する駆動信号発生器7が制御装置2に接続されている。
さらに、制御装置2には、記録紙を搬送するための記録紙搬送機構8、記録紙を支持するプラテン(媒体支持部材)を移動させるためのプラテン移動機構10(移動機構)、記録ヘッド5のメンテナンスを実行するメンテナンス装置11、メンテナンス装置11を移動させるためのメンテナンス装置移動機構9等が接続されている。メンテナンス装置11は、インク受容装置12とワイピング装置13とを備えている。
図2は、本実施形態のインクジェットプリンター1の要部構成を示す断面図である。
図2に示すように、インクジェットプリンター1は、複数のプリンターユニット15を備えている。プリンターユニット15は、記録紙16に対してインクを噴射する記録ヘッド5と、インクが噴射される記録紙16を支持する第1プラテン17および第2プラテン18と、フラッシング時に記録ヘッド5から噴射されるインクを受容するインク受容装置12とを有している。本実施形態では、2つのプリンターユニット15が記録紙16の搬送方向(図2中の矢印X方向)に沿って配置されている。なお、本明細書では、方向とは矢印の方向や動きの方向と反対の方向も含めるものとする。
各記録ヘッド5は、複数のノズル5Bが形成されたノズル形成面5Aを下方に向けた状態で、記録紙支持部19(媒体支持部)よりも下方に設けられたインク受容装置12とそれぞれ対向配置されている。なお、図3に示すように、搬送方向に2つ配置した記録紙支持部19を媒体支持ユニットと称する。本実施形態の場合、記録紙支持部19は、記録紙16の搬送方向に沿って配置された第1プラテン17と第2プラテン18とを有している。記録紙支持部19は、対向する記録ヘッド5とインク受容装置12との間に配置されており、互いに隣り合う第1プラテン17と第2プラテン18とで記録紙16を支持する。記録紙16は、記録紙支持部19上で図2の矢印X方向に搬送される構成となっており、各プラテン17,18の端部同士が隙間なく配置されることにより、紙詰まりが防止されて記録紙16が記録紙支持部19上で円滑に搬送される。
インク受容装置12は、メンテナンス装置移動機構9(図1参照)によって上下方向に移動可能とされている。具体的には、下降位置と上昇位置との間において矢印で示す方向(図2中のY方向)に移動可能となっている。インク受容装置12は、インク受容容器21と、インク受容容器21内に配置されるインク吸収体22と、インク受容容器21の底部に接続される排出チューブ23と、排出チューブ23の途中に配置される吸引ポンプ24とを備えており、記録ヘッド5から排出されたインクを廃インクタンク25へと排出する。インク受容容器21は、記録ヘッド5に極力近づけて配置しておくことが望ましい。
これにより、キャッピング時におけるインク受容容器21の上下方向(Y方向)の移動距離が小さくて済む。
図3は、本実施形態のインクジェットプリンター1の要部構成を示す平面図である。
図3に示すように、第1プラテン17、第2プラテン18は、記録ヘッド5のノズル形成面5Aよりも面積が大きい平面視矩形状を呈している。本実施形態の場合、4つのプラテンのうち、記録ヘッドに相対的に近い側に位置する2つの第1プラテン17は、図示しないプラテン移動機構10によって、水平方向における記録紙16の搬送方向(X方向)に往復移動可能とされている。第1プラテン17の移動距離は、第1プラテン17の移動によって少なくとも下方に配置されたインク受容容器21(図2参照)を露出できるだけの距離動く必要がある。本実施形態では、プラテン移動機構10により、各第1プラテン17がそれぞれ個別に移動されるようになっている。プラテン移動機構10は図示しないが、第1プラテン17が少なくとも水平移動できるような機構であればよく、記録ヘッド5に対して垂直方向に移動できればさらに望ましい。なお、記録紙支持部19の詳細な構成については後述する。
記録ヘッド5は、インクジェットプリンター1が対象とする最大サイズの記録紙16の少なくとも一辺を越える長さ(最大記録紙幅W)にわたってノズル5B(図2参照)が多数、千鳥状に配列された、いわゆるラインヘッド型の記録ヘッドである。本実施形態においては、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K1)、顔料ブラック(K2)に対応した5つの印刷部27Y,27M,27C,27K1,27K2を備えている。印刷部27Y,27M,27C,27K1,27K2は、記録紙16の搬送方向に沿って順に配置されている。
図4は、ノズル列Lの一実施例を示す平面図であり、配列されたノズル5Bによる複数列のラインを示している。同図は、記録ヘッド5のノズル形成面5A側から記録ヘッド5を見た様子を示している。
図4に示すように、各印刷部27Y,27M,27C,27K1,27K2は、インク滴を噴射するためのノズル5Bを多数整列配置したノズル列Lをそれぞれ有しており、各ノズル列Lの形成された領域が図3に示すノズル形成領域28となっている。なお、ノズル形成領域28は、ノズル形成面5Aに形成された全てのノズル5Bのうち、最外周に配置されたノズル5Bの外端を結んだ領域により規定される。ノズル列Lは、ノズル5Bによる1列のラインもしくはノズル5Bによる複数列のラインのことであり、ノズル5Bの数やラインの数は適宜設定される。ライン数を増やすことにより、一度に広範囲の記録が可能になるとともに、画像の解像度も高められる。
次に、本発明の特徴点である記録紙支持部19について詳細に説明する。
なお、図2に示す2つの記録紙支持部19の各第1プラテン17は符号Cで示す中間位置を軸として対称的に移動する構成となっており、動作の方向が異なるのみであるため、以下の説明では記録紙16の搬送方向下流側の記録紙支持部19のみを例に挙げ、上流側の記録紙支持部19についての説明は省略する。なお、第1実施形態と第2実施形態においては、搬送方向上流側と下流側の記録紙支持部19は同時に動くものとする。また、搬送方向上流側と下流側の記録紙支持部19は、互いに逆向きに、離れたり近づく方向に移動することになる。
また、以下の説明では、第1プラテン17が記録ヘッド5の直下に位置し、インク受容装置12の上方が第1プラテン17によって閉塞された状態(位置)を「(第1プラテン17の)閉状態(閉位置)」と称し、第1プラテン17が第2プラテン18の下方に位置し、インク受容装置12が記録ヘッド5のノズル形成面5Aと直接対向した状態(位置)を「(第1プラテン17の)開状態(開位置)」と称する。
図5〜図9は記録紙支持部19の全体構成を示す図であって、図5(A)は第1プラテン17が記録ヘッド5の直下に位置している状態を示す斜視図、図5(B)は図5(A)の符号P部分の拡大図、である。図6(A)は図5(A)の状態における平面図、図6(B)は図6(A)のA−A’線に沿う断面図、である。図7(A)は第1プラテン17が記録ヘッド5の直下から第2プラテン18の下方に移動している途中の状態を示す斜視図、図7(B)は図7(A)の符号P部分の拡大図、である。図8(A)は第1プラテン17が第2プラテン18の下方に位置している状態を示す斜視図、図8(B)は図8(A)の符号P部分の拡大図、である。図9(A)は図8(A)の状態における平面図、図9(B)は図9(A)のE−E’線に沿う断面図、である。
図10は記録紙支持部19を構成する2つのプラテンのうち、第1プラテン17を示す図であって、図10(A)が斜視図、図10(B)が平面図、図10(C)が図10(B)のC−C’線に沿う断面図、図10(D)が側面図、である。
図11は第2プラテン18を示す図であって、図11(A)が平面図、図10(B)が図11(A)のD−D’線に沿う断面図、図11(C)が側面図、である。
上述したように、1つの記録紙支持部19は、閉状態において記録ヘッド5の直下に位置する第1プラテン17と、第1プラテン17に対して記録ヘッド5から記録紙16の搬送方向に離れた位置にある第2プラテン18と、から構成されている。本実施形態では、第1プラテン17は記録紙16の搬送方向かつ高さ方向(記録紙16の厚さ方向)に移動可能となっており、第2プラテン18は移動不可能な構成となっている。よって、図1で説明したプラテン移動機構10は、本実施形態では第1プラテン17を移動させるための機構として機能する。
第1プラテン17は、図10(A)〜(D)に示すように、支持板31と、複数の第1リブ32と、複数の第2リブ用クリーナー33(第2払拭部材)と、を有している。支持板31上には、支持板31の長手方向に沿って所定の間隔を空けて複数の第1リブ32が設けられている。第1リブ32の上部はZ方向から視て略台形の形状を有しており、第1リブ32の上面中央部の平坦面32Aが、記録紙16と直接接触して記録紙16を支持する記録紙支持面32A(媒体支持面)となる。また、テーパ面32Bにより、記録紙16が記録紙支持面32Aへ移動する際のガイドとして機能する。より詳しくは、図10(C)に示すように、各第1リブ32の上部は、記録紙16の搬送方向において各第1リブ32の下部の幅(記録紙搬送方向の寸法)よりも水平方向に大きく突出しており、全体として略T字状の形状となっている。第1リブ32の上面は、中央部が底板と略平行な平坦面32Aであり、両端部は中央側から先端側に向けて下方に傾斜した先細りのテーパ面32Bとなっている。
隣接する第1リブ32の間には、一方の第1リブ32から、隣接する第1リブ32間の空間に向けて水平に突出するクリーナー支持部34がそれぞれ設けられ、各クリーナー支持部34の下面には第2リブ用クリーナー33がそれぞれ設置されている。各クリーナー支持部34は、第1リブ32の記録紙支持面32Aよりも所定の距離だけ低い位置、すなわち記録紙16と接触しない位置に設けられている。第2リブ用クリーナー33の各々は、後述する第2プラテンの第2リブの各々の記録紙支持面を払拭するためのものである。
よって、第2リブの記録紙支持面が確実に払拭されるように、各第2リブ用クリーナー33の記録紙16の幅方向(記録紙16の搬送方向と直交する方向)の寸法は、各第2リブの板厚よりも大きく設定されている。また、第2リブ用クリーナー33には、例えばフェルトやスポンジ等の多孔質材料が好適に用いられる。特に、インクに触れた際に記録紙支持面32Aとインクの密着力よりも強い毛細管力を発生するとともに、十分なインク吸収性を有する材料を用いるのが好ましい。
一方、第2プラテン18は、図11(A)〜(C)に示すように、支持板37と、複数の第2リブ38と、複数の第3リブ39と、第1リブ用クリーナー40(第1払拭部材)と、を備えている。支持板37には、支持板37の長手方向に沿って所定の間隔を空けて支持板37の短手方向に突出する複数の突出部37Aが設けられ、各突出部37Aに対して第2リブ38と第3リブ39が一つずつ設けられている。第3リブ39は、突出部37Aの基端側の幅狭部上に固定され、第2リブ38は、突出部37Aの先端側の幅広部上に固定されている。第2リブ38と第3リブ39とは、図11(C)に示すように、記録紙16の幅方向(搬送方向と直交する方向)においては、互い違いに配置されるとともに、図11(A)、(B)に示すように、記録紙16の搬送方向においては、ずれた位置であって、かつ一部重なる位置に配置されている。第2プラテン18は移動しない構成であるから、常に第2リブ38が記録ヘッド5に近い側、第3リブ39が記録ヘッド5から遠い側に位置することになる。また、各第2リブ38は、第1リブ32と同様、記録紙16と直接接触して記録紙16を支持する記録紙支持面38A(媒体支持面)と、テーパ面38Bと、を有している。同様に、各第3リブ39は、記録紙16と直接接触して記録紙16を支持する記録紙支持面と、テーパ面と、を有している。
第2プラテン18の支持板37の下面には、第1リブ用クリーナー40が設置されている。第1リブ用クリーナー40は、図11(B)、図5(A)等に示すように、各第3リブ39の端部の位置にあたる支持板37の長辺に沿って一体的に設置されている。本実施形態では、第1リブ用クリーナー40が支持板37の長辺の全てにわたって設けられているが、第1プラテン17が開位置にあるときに第1リブ32が接触する箇所とその近傍のみに分離して設けられていても良い。ただし、その構成を採用するよりも、本実施形態の構成の方が第1リブ用クリーナー40の体積が大きくなるため、インクの吸収性を十分に発揮できる。また、第1リブ用クリーナー40の材質は、上述の第2リブ用クリーナー33と同じでも良いし、異なっていても良い。
以上説明したように、第1プラテン17と第2プラテン18とは、各々が複数の第1リブ32、複数の第2リブ38および第3リブ39を備え、全体として、第1プラテン17は各櫛歯が上方(記録ヘッド5)に向けて延在する形の櫛歯形状をなしており、第2プラテン18は各櫛歯が水平方向(記録紙16の搬送方向上流側)に向けて延在する形の櫛歯形状をなしている。そして、例えば図5(A)、(B)等に示すように、櫛歯と櫛歯とがかみ合うように、第1リブ32と第2リブ38および第3リブ39とは、記録紙16の幅方向(搬送方向と直交する方向)において、ずれた位置に配置されている。
続いて、第1プラテン17の動作について説明する。
例えば記録紙16への記録を行う際には、記録紙16が記録ヘッド5の直下に位置しており、このときには、図5(A)、(B)、図6(A)、(B)に示すように、第1プラテン17が閉位置にある。すなわち、このときには第1プラテン17が記録ヘッド5の直下に位置しており、記録紙16の搬送方向における第1プラテン17の第1リブ32の位置が、第2プラテン18の第2リブ38の位置と一部重なりつつ、全体として第2リブ38よりも搬送方向上流側に位置している。また、第1リブ32の記録紙支持面32Aと第2リブ38の記録紙支持面38Aと第3リブ39の記録紙支持面39Aとは略同一面上に位置している。また、図示していないが、第1プラテン17の第1リブ32の更に上流側には、隣接するプリンターユニットに属する記録紙支持部の第1プラテンの第1リブが配置されている。したがって、記録紙16の搬送方向に沿って略隙間なく第1リブ32、第2リブ38、第3リブ39が存在する状態となり、記録紙16が記録ヘッド5の下を通過する際には、これらのリブ32,38,39によって記録紙16が下側から支持された状態で円滑に搬送される。なお、図5、図6ではインク受容装置12の図示を省略しているが、第1プラテン17が閉位置にあるときには記録ヘッド5とインク受容装置12との間には第1プラテン17が介在しており、記録ヘッド5とインク受容装置12とは直接相対していない。
次に、記録紙16への記録が終わり、記録紙16の終端が記録ヘッド5の下を通過したことが任意の手段により検知されると、インクジェットプリンター1は、制御装置2からの指示により例えばフラッシング、ワイピング等のメンテナンス動作を開始する。このとき、記録ヘッド5とインク受容装置12とが直接相対するように、記録ヘッド5とインク受容装置12との間に介在していた第1プラテン17が記録紙16の搬送方向下流側に移動を開始する。このとき、第1プラテン17は、図5(A)、(B)に示す位置から搬送方向下流側に移動するとともに、第2リブ用クリーナー33の下面が第2リブ38のテーパ面38Bに当接する位置まで一旦上昇する。そして、第1プラテン17が第2リブ38のテーパ面38Bに沿って上昇しつつ移動すると、第2リブ用クリーナー33が第2リブ38のテーパ面38Bを擦りつつ移動し、テーパ面38Bが払拭される。
その後、第2リブ用クリーナー33が第2リブ38の記録紙支持面38Aの始点に到達すると、第1プラテン17は記録紙支持面38Aに沿って水平方向に平行移動する。図7(A)、(B)は第1プラテン17が記録紙支持面38Aに沿って移動している途中の状態を示す図であり、第2リブ用クリーナー33によって第2リブ38の記録紙支持面38Aが払拭されている。そして、第2リブ用クリーナー33が第2リブ38の記録紙支持面38Aの終点に到達すると、第1プラテン17は第2リブ38のテーパ面38Bに沿って下降しつつ移動し、第2リブ用クリーナー33によりテーパ面38Bが払拭される。
以上説明した実施形態での第1プラテン17の移動経路は、図6(C)の矢印Aで示す経路である。これに対して、第2リブ用クリーナー33が第2リブ38のテーパ面38Bの両端の高さの差分だけ弾性変形できるだけの柔軟性を有している場合には、図6(C)の矢印Bで示す経路のように、第2リブ用クリーナー33がテーパ面38Bを払拭する際に第1プラテン17をテーパ面38Bに沿う方向に移動させることなく、水平方向に平行移動させる構成としても良い。あるいは、第2リブ用クリーナー33がテーパ面38Bを払拭せず、記録紙支持面38Aのみを払拭すればよい場合には、図6(C)の矢印Cで示す経路のように、第1プラテン17が上昇する際に、第2リブ用クリーナー33が第2リブ38の記録紙支持面38Aに当接する位置まで一気に上昇する構成としても良い。
次に、第2リブ用クリーナー33による第2リブ38の払拭動作が完了した後、第1プラテン17は、更に下降し、図8(A)、(B)、図9(A)、(B)に示すように、第2プラテン18の支持板37の下側に潜り込むように記録紙16の搬送方向下流側に移動する。このとき、第2プラテン18の支持板37の縁には第1リブ用クリーナー40が設置されており、第1リブ用クリーナー40が第1リブ32のテーパ面32Bおよび記録紙支持面32Aに当接するように、第1プラテン17の移動時の高さが調整される。これにより、前述の第2リブ38側と同様、第1リブ32の移動によって第1リブ用クリーナー40が第1リブ32のテーパ面32Bおよび記録紙支持面32Aを擦りつつ相対的に移動し、第1リブ用クリーナー40によってテーパ面32Bおよび記録紙支持面32Aが払拭される。
なお、本実施形態のインクジェットプリンター1においては、以上説明した第1リブ32および第2リブ38の払拭動作と並行して、もしくは払拭動作が行われた後、フラッシング動作等のメンテナンス動作が行われる。しかしながら、メンテナンス動作自体は特殊なものではなく、従来一般の動作であるため、説明は省略する。また、第3リブ39については、記録ヘッド5から更に離れた位置にあり、インクが付着する虞は更に少ないため、払拭動作は行わない。
そして、第1リブ用クリーナー40による第1リブ32の払拭動作が完了し、メンテナンス動作が完了した後は、次の記録紙16への記録動作に備えて第1プラテン17は再度閉位置に戻る。第1プラテン17が閉位置に戻る際には、第1リブ用クリーナー40が第1リブ32に当接した位置から水平方向に平行移動しても良い。もしくは、第1リブ用クリーナー40が第1リブ32に当接した位置から第1プラテン17が下降し、第1リブ用クリーナー40が第1リブ32に当接しない状態で戻る構成としても良い。前者の場合、第1プラテン17の往復で第1リブ17の払拭動作が2回行われるので、第1リブ32を十分に払拭することができる。また、1回の払拭動作でインクが十分に除去できる場合には、第1プラテン17が閉位置に戻るときに第1リブ用クリーナー40に付着したインクで第1リブ32を再度汚さないように、後者の方法を採用するのが望ましい。
なお、第1プラテン17が、図6(C)の矢印Cで示す経路のように鉛直方向(Y方向)に移動する場合において、第2プラテン18の下方に潜り込むためには、図6(A)に示すように、搬送方向における突出部37Aの基端側の幅狭部の長さK1とクリーナー支持部34の長さK2との関係をK1>K2とさせるように構成し、且つ、搬送方向における突出部37Aの基端側の幅狭部の長さK1と第1リブ32の長さK3との関係をK1>K3とさせるように構成することが望ましい。一方、第1プラテン17が、図6(C)の矢印Aで示す経路で移動する場合に、第1リブ32がテーパ面38Bに沿って、下方に傾斜しつつ第2プラテン18の下方に潜り込む構成であれば、上記関係を満足させずとも(つまり、長さK1が小さくとも)、第1リブ32が第2プラテン18の下方に潜り込み記録紙支持面32Aの払拭が達成される。
したがって、本実施形態のインクジェットプリンター1によれば、第1プラテン17を移動させて記録ヘッド5と対向する位置から退避させることで、記録ヘッド5とインク受容装置12とを直接対向させることができる。そして、第1プラテン17は記録紙16を保持するだけなので、略板形状でよく、薄くすることができるので、第1プラテン17の下方に位置するインク受容装置12と記録ヘッド5の距離を小さくでき、インク受容装置12を記録ヘッド5に向けて大きく上昇させる必要がない。また、記録紙16が記録ヘッド5の直下にないタイミングでフラッシング等のメンテナンス動作が行えるため、記録動作が行えない時間を短縮できる。
また、上流側の第1プラテン17と下流側の第1プラテン17は同時に動くので、それぞれのプラテンを1つにした場合に比べ、移動距離が半分になるので移動時間も半分になる。
また、第1プラテン17が移動したときに第1リブ32の記録紙支持面32Aが第1リブ用クリーナー40によって払拭されるので、たとえインクのミストが第1リブ32上に飛散したとしても、付着したインクが払拭されて第1リブ32上から除去されるので、記録紙16の汚れが防止できる。さらに、第1プラテン17が移動したとき、記録ヘッド5から離れた位置にあるために第1リブ32よりも汚れにくい第2リブ38の記録紙支持面38Aも第2リブ用クリーナー33によって払拭されるので、記録紙16の汚れがより確実に防止できる。また、第1プラテン17の移動によってこれらの払拭動作が実行されるので、メンテナンス動作と払拭動作が一工程で行われ、払拭動作のためだけに時間を費やすことがない。その意味でも、記録動作が行えない時間を短縮することができる。
また、第1リブ用クリーナー40が第2プラテン18に備えられ、第2リブ用クリーナー33が第1プラテン17に備えられているので、これらクリーナー40,33を支持する機構を別途備える必要がなく、装置構成が複雑化することがない。特に、第1リブ用クリーナー40、第2リブ用クリーナー33がともに第2プラテン18、第1プラテン17の下側(記録ヘッド5との対向面と反対側)に設置されているので、インクを払拭した後の第1リブ用クリーナー40、第2リブ用クリーナー33で各記録紙支持面32A,38Aが汚れることが防止できる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図12を用いて説明する。
本実施形態のインクジェットプリンターの基本構成は第1実施形態と同様であり、記録紙支持部の構成だけが異なるため、この部分についてのみ説明する。
図12は本実施形態のインクジェットプリンターにおける記録紙支持部の全体構成を示す図であって、図12(A)は第1プラテンが閉位置にある状態を示す斜視図、図12(B)は図12(A)の符号P部分の拡大図、である。なお、図12(A)、(B)において、第1実施形態で用いた図5(A)、(B)と共通の構成部材には同一の符号を付し、説明は省略する。
第1実施形態の場合、第1プラテン17が第2リブ用クリーナー33を有しており、第1プラテン17の移動に伴って第1プラテン17の第1リブ32が払拭されるのに加え、第2プラテン18の第2リブ38も払拭される構成であった。これに対して、記録ヘッド5から離れた位置にあり、第1リブ32よりも汚れにくい第2リブ38を払拭する必要がない場合には、本実施形態の構成とすれば良い。
すなわち、本実施形態においては、図12(A)、(B)に示すように、第1プラテン57が支持板55と第1リブ52のみから構成されており、第1実施形態のようなクリーナー支持部と第2リブ用クリーナーとを備えていない。第2プラテン18の構成は第1実施形態と全く同一であり、支持板37の下面に第1リブ用クリーナー40を備えている。
したがって、本実施形態では、第1プラテン57の移動によって第1リブ用クリーナー40によって第1リブ52が払拭されるだけであり、第2リブ38は払拭されない。そのため、第1プラテン57が移動する際、第1実施形態のような第2リブ38を払拭するための第1プラテン57の上昇を伴った移動は必要ない。第1プラテン57が所定距離だけ下降して第2プラテン18の支持板37の下方に潜り込む位置まで移動すれば、第1リブ用クリーナー40によって第1リブ52が払拭される。
本実施形態のインクジェットプリンターにおいても、第1プラテン57を移動させて記録ヘッド5と対向する位置から退避させることで、メンテナンス動作と第1リブ52の払拭動作を一工程で行うことができるため、記録動作が行えない時間を短縮できるとともに、付着したインクが第1リブ52から除去されることで記録紙の汚れが防止できる、といった第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1プラテン57の構成や動作を第1実施形態よりも簡単化できる、という利点もある。また、第2リブ用クリーナー33を有していない分、さらに第1プラテンの厚みを薄くすることができ、インク受容装置12と記録ヘッド5の距離を小さくできる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図13を用いて説明する。
本実施形態のインクジェットプリンターの基本構成は上記実施形態と同様であり、フラッシング動作時における記録紙支持部の移動動作だけが異なるため、この部分についてのみ説明する。なお、第3実施形態では、第2実施形態の構成を採用して説明する。
図13は本実施形態のインクジェットプリンターにおける記録紙支持部の動作を示す図である。なお、図13において、上記実施形態で用いた共通の構成部材には同一の符号を付し、説明は省略する。
上述したように、インクジェットプリンター1は、2つのプリンターユニット15が記録紙16の搬送方向(X方向)に沿って配置されている。なお、図中および以下の説明で、ユニットの各構成を区別すべく、搬送方向の上流側にはaの符号を下流側にはbの符号を付すことがある。第3実施形態における制御装置2は、図13に示すように、記録紙16の位置に応じて各ユニットの記録紙支持部19a、19bの移動を搬送方向に沿って順次実行させて、記録紙16に対する記録動作を停止あるいは中断させることなくフラッシング動作を行う点で、上記実施形態と異なる。
制御装置2は、所定の駆動時間毎あるいは印字枚数(例えば5〜10枚)毎に、記録ヘッド5のフラッシング動作を実施する。図中示すように、第3実施形態の開位置は、第1プラテン57が第2プラテン18の下方に位置する手前であって、第1リブ52と第2リブ38とがY方向において重なる位置となり、第3実施形態における第1プラテン57の移動量は、前述した実施形態の移動量よりも短くなる。
なお、前述した実施形態のように、第1リブ用クリーナー40で第1リブ52を払拭する頻度は、インクのミストで記録紙支持面52Aが汚れて記録紙16に付着する、例えば印字枚数100枚毎程度の頻度であれば問題はない。これによれば、フラッシング動作の度に第1リブ用クリーナー40と第1リブ52とが常に擦れることがないため、両者の耐久性が低下して製品寿命が短くなることが抑制される。
具体的に、先ず、制御装置2は、記録紙搬送機構8による記録紙16の搬送速度及び記録紙16のサイズに基づいて、記録紙16の現在位置を求める。次に、制御装置2は、記録紙16が所定の位置まで来たら、次の記録紙16を給紙するか否か、とフラッシング動作が必要か否か、とを判断する。制御装置2は、次の記録紙16への記録データがあれば、次の記録紙16を給紙させる。しかし、制御装置2は、フラッシング動作が必要か否かに応じてその給紙のタイミングを異ならせる。
なお、給紙するか否かを判断する所定の位置とは、フラッシング動作をせずに次の記録紙16を給紙したときに、現在の記録紙16と重ならず、かつ、無駄に時間がかからないように離れすぎない位置である。このため、フラッシング動作判断が否の場合(通常の給紙の場合)の給紙のタイミングは、様々な誤差を考慮して、現在の記録紙16とは、例えば5〜10mmくらい離れるようなタイミングとしている。しかし、フラッシング動作が必要な場合は、フラッシング動作判断が否のときに比べて、時間を置いてから給紙を行う。それは、フラッシング動作をするときは次のような動作が行うからである。
制御装置2は、記録紙16の現在位置から第1プラテン57a、57bが記録紙16を支持しているか否かを判断する。なお、第1プラテン57a、57bが記録紙16を支持しているか否かの判断は、第1プラテン57a、57bにそれぞれ記録紙16の有無を検知するセンサを備えて判断してもよい。また、第1プラテン57a、57bより上流側の記録紙16の搬送経路中にセンサを備えて、センサの検知と記録紙16の搬送量から記録紙16の位置を判断し、第1プラテン57a、57bが記録紙16を支持しているか否かの判断をしてもよい。
制御装置2は、図13(a)に示すように、第1プラテン57a上から記録紙16が移動し終えたと判断したら、プラテン移動機構10に駆動指令を与えて、第1プラテン57aを閉位置から開位置に移動させ、記録ヘッド5aのフラッシング動作を行う。一方、制御装置2は、第1プラテン57b上には記録紙16が存在するので、第1プラテン57bを閉位置のまま待機させ、記録ヘッド5bで記録紙16に記録動作を行う。
記録ヘッド5aのフラッシング動作(時間にして0.2秒程度)が終了したら、制御装置2は、次に搬送される記録紙16に備えるべく、プラテン移動機構10に駆動指令を与えて、第1プラテン57aを開位置から閉位置に移動させる(図13(b)参照)。一方、記録ヘッド5bにおいては、記録紙16の後端までの記録動作が終了する。
つまり、記録紙16の後端が第1プラテン57aを外れてから、第1プラテン57aが遮蔽位置から非遮蔽位置へ移動し、記録ヘッド5aがフラッシング動作をし、第1プラテン57aが非遮蔽位置から遮蔽位置へ移動した後、次の記録紙16は第1プラテン57a上に移動してくる。制御装置2は、フラッシング動作が必要な場合、記録紙16の間がこのような間隔となるように時間を置いて給紙を行わせる。
さらに、制御装置2は、図13(c)に示すように、第1プラテン57b上から記録紙16が移動し終えたと判断したら、プラテン移動機構10に駆動指令を与えて、第1プラテン57bを閉位置から開位置に移動させ、記録ヘッド5bのフラッシング動作を行う。一方、制御装置2は、第1プラテン57a上に新たに搬送された記録紙16が存在するので、第1プラテン57aを閉位置のまま待機させ、記録ヘッド5aで記録動作を行う。
そして、記録ヘッド5bのフラッシング動作が終了したら、制御装置2は、第1プラテン57aに支持されている記録紙16を受け取るべく、プラテン移動機構10に駆動指令を与えて、第1プラテン57bを開位置から閉位置に移動させることとなる(図13(d)参照)。
したがって、この第3実施形態によれば、一方の記録ヘッド5の記録処理を行っている間に、他方の記録ヘッド5のフラッシング動作を行うことができ、記録紙16に対する記録動作を停止あるいは中断させることなくフラッシング動作を行うことが可能となるため、記録ヘッド5のメンテナンスの間、記録紙16を搬送できないという問題を解消できる効果がある。また、払拭する頻度を低減させることで、第1リブ用クリーナー40と第1リブ52の耐久性の低下を抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば上記実施形態では、第1リブや第2リブを払拭するためのクリーナー(払拭部材)としてフェルトやスポンジ等の多孔質材料を用いたが、多孔質材料に代えて、例えばブレードでインクを掻き取るような構成としても良い。特にプラテンに固着したインクを除去したいような場合にはこの構成が好適である。
また、上記実施形態では、プラテンの1回の移動でメンテナンス動作と払拭動作の双方を行わせるために第1プラテンを移動させる構成としたが、メンテナンス動作と払拭動作を必ずしもプラテンの1回の移動で行わなくて良いのであれば、払拭動作のために第2プラテンの方を移動させても良い。もしくは、第1プラテン、第2プラテンともに移動させても良い。また、上記実施形態では複数のリブを備えたプラテンの例を示したが、必ずしもプラテンがリブを備えていなくても良い。また、プラテンを記録紙の搬送方向に移動させる構成例を示したが、必ずしも記録紙の搬送方向に移動させる構成でなくても良く、例えばプラテンを記録紙の搬送方向と直交する方向に移動させる構成としても良い。
また、上記実施形態では、第1リブ32、52の上部をT字状としたが、支持板31、55が第1リブ32、52を支持でき、移動の障害にならなければこれに限らない。例えば、図2において、支持板31を符号Cで示す中間位置より遠ざかる位置にして、空いた空間にインク受容装置21を配置するようにすると、記録ヘッド5とインク受容装置12をより近づけることが可能となる。
また、上記実施形態では、第1プラテンや第2プラテンを記録紙の幅方向で一体の形状としたが、複数に分かれていても良い。例えば、記録紙の幅に対応した分の第1プラテンを移動させるようにしても良い。互いに逆向きに移動する第1プラテンを少なくとも一つ備えていれば良い。
さらに、上記のようなラインヘッドに限らず、記録ヘッドを主走査方向(記録紙の幅方向)に移動させながらインクを吐出する主走査方向の移動動作と、記録紙を副走査方向に移動する動作とを組み合せて印刷を行う、いわゆるシリアルヘッド型プリンターに本発明を適用することも可能である。
また、本発明は、微小量の液滴を吐出させる流体噴射ヘッド等を備える各種の流体噴射装置に適用可能である。なお、液滴とは、上記流体噴射装置から吐出される流体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう流体とは、流体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、物質が液相である状態のものであれば良く、粘性が高い、もしくは低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流体、また、物質の一状態としての流体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。
また、流体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種流体組成物を包含するものとする。
流体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解した形で含む流体を噴射する流体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ、試料となる流体を噴射する流体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸またはアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置に本発明を採用しても良い。
1…インクジェットプリンター(流体噴射装置)、5…記録ヘッド(流体噴射ヘッド)、10…プラテン移動機構(移動機構)、11…メンテナンス装置、12…インク受容装置、16…記録紙(媒体)、17,57…第1プラテン(第1媒体支持部材)、18…第2プラテン(第2媒体支持部材)、19…記録紙支持部(媒体支持部)、32,52…第1リブ、32A,52A…記録紙支持面(媒体支持面)、33…第2リブ用クリーナー(第2払拭部材)、38…第2リブ、40…第1リブ用クリーナー(第1払拭部材)。

Claims (7)

  1. 流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
    前記流体噴射ヘッドと対向する位置において搬送される媒体を支持する媒体支持部と、
    前記媒体支持部を挟んで前記流体噴射ヘッドと対向する位置に配置されたメンテナンス装置と、を備え、
    前記媒体支持部が第1媒体支持部材と第2媒体支持部材とを備えるとともに、前記第1媒体支持部材と前記第2媒体支持部材とが相対移動可能とされ、
    前記第1媒体支持部材の媒体支持面を払拭する第1払拭部材が前記第2媒体支持部材に備えられ、前記第1媒体支持部材と前記第2媒体支持部材とが相対移動したときに前記第1払拭部材が前記第1媒体支持部材の前記媒体支持面を払拭することを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記第1払拭部材が前記第1媒体支持部材の前記媒体支持面を払拭するとき、前記第1媒体支持部材の媒体支持面と前記第2媒体支持部材の媒体支持面の高さに違いがあることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記第1払拭部材が前記第2媒体支持部材の前記流体噴射ヘッドとの対向面と反対側の面に備えられ、
    前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にある期間では、前記第1媒体支持部材の媒体支持面と前記第2媒体支持部材の媒体支持面とが略同一面上に位置しており、前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にない期間において、前記第1媒体支持部材の媒体支持面が前記第2媒体支持部材の第1払拭部材設置面側に位置した状態で払拭されることを特徴とする請求項2に記載の流体噴射装置。
  4. 前記第2媒体支持部材の媒体支持面を払拭する第2払拭部材が前記第1媒体支持部材に備えられ、前記第1媒体支持部材と前記第2媒体支持部材とが相対移動したときに前記第2払拭部材が前記第2媒体支持部材の前記媒体支持面を払拭することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  5. 前記第2払拭部材が前記第1媒体支持部材の前記流体噴射ヘッドとの対向面と反対側の面に備えられ、
    前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にある期間では、前記第1媒体支持部材の媒体支持面と前記第2媒体支持部材の媒体支持面とが略同一面上に位置しており、前記媒体が前記流体噴射ヘッドと対向する位置にない期間において、前記第2媒体支持部材の媒体支持面が前記第1媒体支持部材の第2払拭部材設置面側に位置した状態で払拭されることを特徴とする請求項4に記載の流体噴射装置。
  6. 前記第1媒体支持部材および前記第2媒体支持部材が前記媒体を支持する複数のリブを有し、前記リブの媒体支持面が払拭されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  7. 前記第1媒体支持部材の前記複数のリブおよび前記第2媒体支持部材の前記複数のリブがともに所定の間隔をおいて配置され、前記第1媒体支持部材の隣接するリブ間の間隙に前記第2媒体支持部材の各リブが位置することを特徴とする請求項6に記載の流体噴射装置。
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