JP5399309B2 - 横形製袋充填機の縦シール装置 - Google Patents
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Description
筒状に成形されて物品が供給されたフィルムを搬送しつつ該フィルムの重合部に縦シールを施す縦シール装置を備えた横形製袋充填機において、
背面機枠の手前側に配設され、物品が供給されたフィルムを載置して案内する搬送ベッドと、
該搬送ベッドから下方に延出する前記フィルムの重合部を挟持して縦シールを施す一対のシールローラを上部に回転可能に支持したシールユニットと、
前記シールユニットを、前記背面機枠の手前側においてシールローラの上面が搬送ベッドの下面に近接して臨むシール位置と、該シール位置から下方に移動してシールローラの上面が手前に向く傾斜姿勢となる保守位置とに位置決めする切換機構と、
前記シールユニットの下部奥側に配設され、前記シール位置と前記保守位置とに位置付け可能に、前記シールユニットを前記背面機枠に対して回動可能に支持する回動支点と、
前記シールユニットをシール位置に位置付けて保持可能に切換機構に設けられた係止手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、シールユニットにおける背面機枠から離間する側に保守作業の邪魔となるフレームがないので保守作業が容易であり、またシール位置においてシールユニットと背面機枠との間に立った姿勢で臨む可動枠によって包装時等に発生した物品カス等の異物の背面機枠側への侵入を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、シールローラを駆動するモータも一体的に傾けることができ、駆動系の保守作業も容易となる。
請求項4に係る発明によれば、送りローラも一体的に傾けて同時に保守作業を行ない得る。
請求項5に係る発明によれば、係止部材と係合レバーとの機械的な係合によってシールユニットをシール位置に確実かつ簡単に保持することができる。
請求項6に係る発明によれば、保守作業に際して脱着工具を使用することなくシールユニットを作業し易い保守位置に傾けることができ、作業時間を短縮し得る。
請求項7に係る発明によれば、ロックレバーによってシールユニットをシール位置に保持し得るので、切換機構による係止手段の係脱時にシールユニット全体の重量を支える必要はなく、作業負荷を軽減し得る。
請求項8に係る発明によれば、搬送ベッドを簡単に脱着することができ、シールユニットの保守作業をより簡単かつ短時間で行なうことができる。
以下、切換機構70について説明する。
前記可動枠36の側板38における前記切欠部38aの下部に横支柱としてのブラケット60が側板38の手前側に所要長さで延設され、該ブラケット60の先端部にリンク継手62が支点ピン64により回動可能に支持されている。操作ハンドル66におけるハンドルバー66aの一端部がリンク継手62に取着され、該操作ハンドル66は、リンク継手62を介してブラケット60に対して他端部側のグリップ部66bが後述する操作杆72の延出方向と交差する方向である下方に向く退避位置(図4参照)と、該グリップ部66bが操作杆72の延出方向である手前側を向く操作位置(図5参照)との間を回動するよう構成される。なお、シールユニット42がシール位置Pと保守位置Mとの間を回動する際に一体に回動する可動枠36のブラケット60は、前記第1の固定支持部材18の下側を移動してシール位置Pで該第1の固定支持部材18の下側に並ぶ位置に臨む。
次に、前述した実施例に係る横形製袋充填機の縦シール装置の作用につき説明する。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得るものであって、例えば、以下のようにも変更実施可能である。
(1) 可動枠36をシール位置Pに保持する係止手段は、実施例の構成に限定されるものでなく、可動枠36をシール位置Pに保持し得るものであればその他の構成を適宜に採用することができる。
(2) 実施例では、可動枠36の奥側下部を背面機枠16に回動自在に支持したが、該可動枠36がシール位置Pと保守位置Mとの間を回動する際に、可動枠36やシールユニット42が搬送ベッド10や背面機枠16と接触干渉しない構成であれば支持位置を任意に設定できる。なお、シールユニット42を保守位置Mに傾動した際に送りローラ12,12およびシールローラ14,14をより手前側に臨ませ得る点で支持位置を奥側下部とすることが好適である。
(3) 実施例では、送りローラ12,12とシールローラ14,14とを1つの可動枠36に配設して一体的に回動する構成としたが、別々の可動枠に配設して、個々に回動させるよう構成してもよい。
(4) 実施例では、送りローラ12,12とシールローラ14,14とを駆動するサーボモータ48,58を可動枠36に配設したが、背面機枠側にサーボモータ等の駆動系を配設し、可動枠36がシール位置Pに至った際に駆動系に連繋する係脱可能なカップリング等の連繋機構により各ローラ12,14に駆動伝達を行なう構成を採用し得る。
(5) 実施例では、送りローラ12,12とシールローラ14,14とを夫々独立して駆動するサーボモータ48,58を設けるようにしたが、1つのサーボモータによって各ローラ12,14の回転速度比を変更し得る調節機構を設ける等の適宜構成を採用し得る。
(6) 実施例では、操作ハンドル66の上下方向への回動操作により係止手段の係脱を行なうよう構成したが、操作ハンドル66の回動操作方向は、左右方向等、操作杆72の延出方向と、それと交差す方向とへ回動切換えし得るものであればよい。
(7) 実施例では、退避位置から操作位置に回動した操作ハンドル66を奥側に押して突出端部66cをブラケット60の嵌合孔60aに挿入することで、操作ハンドル66をブラケット60に連結して可動枠36を一体的に操作し得るよう構成したが、例えば操作ハンドル66を横向き姿勢の退避位置から手前側に水平に回動して操作位置に至った際に、該操作ハンドル66に設けた係合部がブラケット60の被係合部に係合して両者を連結する手段を設け、この連結状態で操作ハンドル66を上下方向に回動操作することで可動枠36を一体的に回動する構成等を採用し得る。
(8) 実施例では、操作ハンドル66による手動操作によって切換機構70の係止手段を係脱するよう構成したが、モータ、エアシリンダその他の駆動手段により切換機構70の係止手段を係脱する構成を採用し得る。
(9) 実施例では、係止部材76とロックレバー84を固定側に配設し、係合レバー74と係合ピン61とを可動側に配設したが、これらの配置関係は実施例と逆であってもよく、一方が可動側に配設されると共に他方が固定側に配設される関係であればよい。
(10) 搬送ベッド10は、耐熱、低摩擦のものを採用することが好ましいが、フィルムの材質や厚み等のフィルムの性状その他の機械的特性等に応じた摩擦係数となっている各種の搬送ベッドが選択されるようにすればよい。
(11) 実施例では、搬送ベッド10を固定支持部材18,20上に磁石26aによって保持するよう構成したが、工具を用いることなく係脱可能なラッチ、ジョイント等の各種係合手段を用いることができる。
18 第1の固定支持部材,20 第2の固定支持部材,26a 磁石
30 位置決め部材,34 支点軸(回動支点),36 可動枠,38 側板
42 シールユニット,58 第2のサーボモータ(モータ)
60 ブラケット(横支柱),62 リンク継手,66 操作ハンドル
66a ハンドルバー,70 切換機構,72 操作杆,74 係合レバー(係止手段)
76 係止部材(係止手段),84 ロックレバー,F フィルム,f 重合部
M 保守位置,P シール位置,W 物品
Claims (8)
- 筒状に成形されて物品(W)が供給されたフィルム(F)を搬送しつつ該フィルム(F)の重合部(f)に縦シールを施す縦シール装置を備えた横形製袋充填機において、
背面機枠(16)の手前側に配設され、物品(W)が供給されたフィルム(F)を載置して案内する搬送ベッド(10)と、
該搬送ベッド(10)から下方に延出する前記フィルム(F)の重合部(f)を挟持して縦シールを施す一対のシールローラ(14,14)を上部に回転可能に支持したシールユニット(40)と、
該シールユニット(42)を、前記背面機枠(16)の手前側においてシールローラ(14,14)の上面が搬送ベッド(10)の下面に近接して臨むシール位置(P)と、該シール位置(P)から下方に移動してシールローラ(14,14)の上面が手前に向く傾斜姿勢となる保守位置(M)とに位置決めする切換機構(70)と、
前記シールユニット(42)の下部奥側に配設され、前記シール位置(P)と前記保守位置(M)とに位置付け可能に、前記シールユニット(42)を前記背面機枠(16)に対して回動可能に支持する回動支点(34)と、
前記シールユニット(42)をシール位置(P)に位置付けて保持可能に切換機構(70)に設けられた係止手段(74,76)とを備えた
ことを特徴とする横形製袋充填機の縦シール装置。 - 前記背面機枠(16)の手前に所定間隔離間して立設する側板(38)を備えた可動枠(36)を設け、前記回転支点(34)を前記側板(38)の奥側に設けると共に該側板(38)の手前で前記シールユニット(42)を片持ち支持する構成とし、前記側板(38)は、前記シール位置(P)において搬送ベッド(10)の下方で立った姿勢となり、前記保守位置(M)において上端が手前に傾いた傾斜姿勢となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
- 前記回動支点(34)を備えて前記シールユニット(42)を配設した可動枠(36)を備え、前記シールローラ(14,14)を回転駆動するモータ(58)を、前記可動枠(36)と一体回動可能に配設したことを特徴とする請求項1または2記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
- 前記シールユニット(42)は、前記シールローラ(14,14)の上流側に一対の送りローラ(12,12)を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
- 前記回動支点(34)を備えて前記シールユニット(42)を配設した可動枠(36)を備え、前記切換機構(70)は、前記背面機枠(16)に設けた係止部材(76)と可動枠(36)に回動可能に支持されて係止部材(76)と係合する係合レバー(74)とを備えた係止手段と、係合レバー(74)に一端側を連結して手前側に延出し、係合レバー(74)を係止部材(76)と係脱可能に回動する操作杆(72)とを設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
- 前記切換機構(70)は、可動枠(36)の手前側に延設した横支柱(60)と、前記操作杆(72)の延出端部を横支柱(60)の先端側に回動可能に連結するリンク継手(62)と、該リンク継手(62)にハンドルバー(66a)を取着した操作ハンドル(66)とを備え、該操作ハンドル(66)を、前記操作杆(72)の延出方向と、それと交差する方向とへ回動切換えして前記係合レバー(74)と係止部材(76)とを係脱し得る構成としたことを特徴とする請求項5記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
- 前記シールローラ(14,14)をシール位置(P)に保持した際に、背面機枠(16)の手前側に延設した固定支持部材(18)と並ぶ横支柱(60)と、該横支柱(60)を固定支持部材(18)に移動不能に係止するロックレバー(84)とを備えたことを特徴とする請求項6記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
- 前記背面機枠(16)の手前側に延設した固定支持部材(18,20)と、該固定支持部材(18,20)の上部に着脱可能に載置した搬送ベッド(10)と、該搬送ベッド(10)を固定支持部材(18,20)に位置決め保持する磁石(26a)と位置決め部材(30)とを設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の横形製袋充填機の縦シール装置。
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