JP6742625B2 - 包装装置 - Google Patents

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    • B65B9/20Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles

Description

本発明は、包装装置をメンテナンスする際に、縦シールユニットの加熱部分から作業員を保護する安全装置に関する。
長尺状のフイルムから袋を成形しながら、そこに物品を充填していく装置としては、整袋包装装置がある。この包装装置は、例えば図10の概略構成図に示すように、物品が投入されるホッパHと、その下端開口部に接続されたシリンダCと、そのシリンダCの周りに長尺状のフイルムシートFSを巻き付けてチューブ状に成形するフォーマFと、そのフォーマFの下方において、チューブ状フイルムTFを下降させる一対のプルダウンベルトPBと、該チューブ状フイルムTFの縦方向の合せ目を熱溶着する縦シールユニットVSと、該チューブ状フイルムTFに横シールを施して、物品が充填された袋Bの上部と、それに続く袋の底部とを同時に横シールする横シールユニットHSを備えたものである。
こうした包装装置では、フォーマFやフイルムシートFSを取り替えるときは、装置を停止させた後、プルダウンベルトPBと縦シールユニットVSをチューブ状フイルムTFから後退させ、さらに縦シールユニットVSを破線で示す保護カバーKと共に矢印方向に開放して、チューブ状フイルムTFを取り除いたり、フォーマFを着脱したりする。その際、縦シールユニットVSの加熱部分HBは、作業者側に晒されるから、作業者が加熱部分HBに接触して火傷を負うことがある。
特開2012−126460号公報
そこで、作業者側に晒される縦シールユニットの加熱部分HBを被うカバーを移動可能に設け、そのカバーを、運転中は加熱部分HBの側方へ退避させておき、メンテナンス時は、それを加熱部分HBの上に移動させるようにしたものが知られている。
ところが、こうした装置では、縦シールユニットVSが開放されたことを検出するセンサと、その検出信号に基づいてカバーを加熱部分HBに被せる駆動機構とを必要としたので、コストアップになるという問題があった。
また、袋の縦シール部分が合掌貼りであるときは、縦シールユニットVSとして、チューブ状フイルムの合せ目を挟んで熱シールする一対のシールジョーが使用されるが、このシールジョーをメンテナンスするときに、縦シールユニットが開放されると、前述の駆動機構が作動してシールジョーがカバーで被われるから、それを、工具を使用して取り外さなければ、シールジョーのメンテナンスができないという問題があった。
これ対し、上記特許文献1に記載の薬剤分包装置では、一対のシール部材が他方のシール部材に接近すると、一方のシール部材を被っていたカバーが他方のシール部材に押されて退避し、これらのシール部材が離反すると、退避していたカバーが元の位置に戻って一方のシール部材を被うから、前述のセンサや駆動機構を設けなくても済む利点がある。さらにこのカバーは、スプリングによってシール部材を露出させた位置からそれを被う位置まで自動的に復帰するので、メンテナンス時に、工具を使わなくてもカバーを手で開けてシール部材を露出させることができるメリットがある。
しかし、この特許文献1の技術と整袋包装装置の縦シールユニットでは、基本構成が異なるから、そのままでは整袋包装装置の縦シールユニットには適用できない問題がある。すなわち、図10の加熱ベルトHBを備えた縦シールユニットでは、固定側シール部材に相当するものがないから、特許文献1の技術をそのまま利用することはできない。また、特許文献1の技術と同様に、一対のシールジョー間にフイルムの合せ目を挟んで熱シールする縦シールユニットもあるが、そのユニットを開放させたときは、一対のシールジョーは停止したままであるから、特許文献1のように、一方のシールジョーを他方のシールジョーに近接離反させることによって、カバーを移動させようとしても、それができないのである。
本発明は、こうした問題に鑑みて開発したもので、前述の駆動機構を使用しなくても、縦シールユニットを装置側部に退避させるだけで、その加熱部分がカバーで被われるような新たな安全装置を備えた包装装置を提供することを課題とする。
また、縦シールユニットとしてシールジョーを使用する場合に、そのカバーで被われるシールジョーに対するメンテナンスも楽にできる新たな包装装置を提供することを課題とする。
本発明に係る包装装置は、チューブ状フイルムの縦シール位置から退避可能に設けられた縦シールユニットと、該縦シールユニットの加熱部分を被うカバーと、前記縦シールユニットの退避運動を前記カバーに伝達して、該カバーを、前記加熱部分を露出させる位置からそれを被う位置まで移動させるリンク機構とを備え、前記縦シールユニットは、装置側部に水平方向に回動可能に取り付けられ、前記リンク機構は、平行リンクで構成され、
前記カバーは、該平行リンクの揺動端に取り付けられており、平行リンクが揺動すると、カバーは、縦シールユニットの加熱部分を被う位置とそれを露出させる位置との間で平行移動することを特徴とする。
この縦シールユニットは、装置側部に水平方向に回動可能に取り付けられ、該ユニットを水平方向に回動させると、それを装置側部へ退避させることができる。また、リンク機構は、平行リンクで構成され、カバーは、該平行リンクの揺動端に取り付けられている。したがって、平行リンクが揺動すると、カバーは、縦シールユニットの加熱部分を被う位置とそれを露出させる位置との間で平行移動する。
また、本発明に係る包装装置は、縦シールユニットは、装置側部に対し水平方向に回動可能に取り付けられ、装置側部及びリンク機構に接続される作動棹をさらに備え、リンク機構は、カバー及び作動棹に接続され、回転軸を有するレバーを含み、作動棹は、縦シールユニットの回動に連動してレバーを回動させ、カバーは、縦シールユニットが装置本体側に閉じられ縦シール位置にあるとき、縦シールユニットの側方に退避するとともに、縦シールユニットを装置側部へ回動させると、レバーが作動棹に引かれることにより、縦シールユニットを被う位置へ移動するように構成されていてもよい。
また、平行リンクを構成する一方のレバーは、それを支持して回動させる回転軸からさらに反対方向に伸びて、カバーの動く方向とは反対方向に揺動する揺動端を備えている。また、その揺動端と装置側部との間には、作動棹が連結されて、手動で縦シールユニットを回動させると、作動棹がその回動運動を前記レバーに伝達してそれを回動させるから、平行リンクに連結されたカバーが、平行リンクの揺動によって縦シールユニットの加熱部分を被うように移動する。これにより、縦シールユニットが装置本体から開放されて、その加熱部分が作業者側に晒されても、それを被うカバーによって、安全性の高い包装装置とすることができる。しかも、カバーの移動に、センサや駆動機構を使用しないから、安価な装置とすることができる。
また、このカバーは、蝶番を介してリンク機構に連結されており、その蝶番は、前記加熱部分を該カバーで被う姿勢と、該カバーをそこから跳ね上げた姿勢とに切り替え可能であることを特徴とする。これにより、メンテナンス時に縦シールユニットの加熱部分がカバーで被われていても、手でそれを跳ね上げて加熱部分を露出させることができるから、加熱部分のアライメントを調整したり、加熱部分を清掃したりして、シール不良の防止を図ることができる。
また、この蝶番は、加熱部分から跳ね上げられたカバーを元の位置に戻すスプリングを備えていることを特徴とする。これにより、メンテナンス後にカバーの閉め忘れに起因する事故を防止することができる。
また、この縦シールユニットは、近接離反する一対のシールジョーを備え、それらのシールジョー間にチューブ状フイルムの合わせ目を挟んで熱シールするものであるが、本発明で使用する縦シールユニットは、これには限定されず、例えば、チューブ状フイルムを連続的に下降させながら、そのチューブ状フイルムの合わせ目に、循環走行する加熱ベルトを押し当てて熱シールするものであっても良い。
前記シールジョーの一方の側部には、該シールジョーを近接離反させる駆動部が配置され、他方の側部には、前記リンク機構が配置されていることを特徴とする。
これにより、縦シールユニットには、一対のシールジョーの両サイドに、前記駆動部と前記リンク機構とが分かれて配置されるから、既設の縦シールユニットにも簡単に組み込むことができる。
本発明によれば、縦シールユニットを退避位置に移動させると、その動きに連動してカバーが縦シールユニットの加熱部分を被うから、フォーマやフイルムを取り替える時に、安全性の高い包装装置とすることができる。また、従来装置のように、カバーを移動させるためのセンサや駆動機構を必要としないから、安価な安全装置とすることができる。
さらに、加熱部分を被うカバーを、蝶番を介してリンク機構に連結したから、メンテナンス時に手でカバーを跳ね上げて加熱部分を露出させ、その状態で加熱部分のアライメントを調整したり、加熱部分を清掃したりすることができる。したがって、工具を使ってカバーを取り外さなくても済むから、作業性が向上し、それによって縦シールユニットによるシール不良を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る包装装置の全体斜視図 上記包装装置の縦シールユニットを少し開いた状態の正面側の斜視図 図2の縦シールユニットを装置本体側から見た外観斜視図 図3の縦シールユニットを45度開放した状態の外観斜視図 図3の縦シールユニットを底面側から見た底面図 図5の縦シールユニットを45度開放した状態の底面図 図5の縦シールユニットを90度開放した状態の底面図 カバーとリンク機構の拡大側面図 カバーを蝶番を介してリンク機構に取り付けた状態の拡大概観斜視図 従来の包装装置の基本構成を説明するための構成説明図
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る包装装置を説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本発明に係る包装装置の一実施形態の外観斜視図を示す。この図において、包装装置100は、後部のフイルムロール収納部1と、前部の整袋包装部2と、その正面側に取り付けられたカバー部材3と、装置側部8のタッチパネルを備えた操作部4と、配電盤並びに装置全体を制御する電気制御ボックス5とを備えている。
フイルムロール収納部1は、フイルムロールを支持する支持機構6と、フイルムロールに巻かれたフイルムを使い切ったときに、先行フイルムの後端部に後続フイルムの先端部を接続するスプライサー7と、フイルム搬送時の急激なテンション変動をコントロールする、図示しないダンサーローラとを備えている。
整袋包装部2には、図10の基本構成要素が収納されている。すなわち、物品が投入されるホッパHと、その下端開口部に接続されたシリンダCと、そのシリンダCの周りにフイルムシートを巻き付けてチューブ状に成形するフォーマF(図10参照)と、そのフォーマFの下方において、チューブ状フイルムを下降させる左右一対のプルダウンベルトPB(図10参照)と、チューブ状フイルムの縦方向両サイドの合わせ目を熱シールする縦シールユニット10と、その下方において、チューブ状フイルムに横シールを施して、物品が充填された袋の上部とそれに続く袋の底部とを同時に横シールして切断する図10の横シールユニットHSを備えたものである。また、前述のダンサーローラを介して繰り出されたフイルムシートは、図10のフォーマFに案内されて、そこでチューブ状のフイルムに形成される。
図2は、縦シールユニット10の右端を装置本体から少し開いたときの状態を、正面側から見た斜視図であり、図3は、それを装置本体に閉じたときの状態を、装置側から見た外観斜視図であり、図4は、図3の縦シールユニット10をさらに45度開いたときの状態を、装置側から見た外観斜視図である。
これらの図において、縦シールユニット10は、図1の装置側部8にヒンジ11を介して水平面内で回動可能に取り付けられている。このヒンジ11は、図2では、紙面に向かって左側に、図3、図4では、紙面に向かって右側に配置されているが、これを左右逆に配置する場合もある。
このヒンジ11は、装置側部8に取り付けられた固定ブロック13と、縦シールユニット10に取り付けられた可動ブロック14と、それらのブロック13、14を回動自在に連結する鉛直方向の回転軸15(図5〜7参照)とで構成されている。固定ブロック13は、装置側部8の装置フレームとなる平行シャフト12の先端部に固定されている。したがって、縦シールユニット10は、回転軸15を中心として水平方向に回動する。
図2において、縦シールユニット10側の可動ブロック14には、水平方向に伸びる平行な支持シャフト16が固定されており、これらの支持シャフト16の向かって右側端部には、一枚のプレート17がネジ止めされている。これにより、プレート17によって上下の支持シャフト16が一体化されている。また、各支持シャフト16の中程には、平面視「コ」の字形の取付板18が配置され、この取付板18の両側面には、各支持シャフト16が水平方向から嵌る切り欠け19が形成され、この切り欠け19の周縁には、支持シャフト16に貫通させたスリットカラー20がネジ止めされている。
また、取付板18の裏側には、一対のシールジョー21が鉛直方向に配置され、それらのシールジョー21の噛み合い面がチューブ状フイルムの合わせ面と一致するように取付板18の平行シャフト16に対する取付位置が調整されている。すなわち、スリットカラー20を緩めて取付板18の左右方向の位置を調整し、その位置が決まれば、スリットカラー20を締め付けて、支持シャフト16に固定するようになっている。
また、右側のプレート17の、前後方向の両側面には、レバーハンドル22を取り付けるための折り曲げ部23が形成され、それらの折り曲げ部23にレバーハンドル22の回転シャフト24が貫通されている。また、その回転シャフト24の先端部には、装置側部8のプレート25に引っ掛ける舌片26が取り付けられ、図2の鉛直方向に向いたレバーハンドル22を水平方向に回せば、舌片26が回動してプレート25から外れ、その状態でレバーハンドル22を手前に引けば、縦シールユニット10がヒンジ11を中心として手前側に開放できるようになっている。
なお、舌片26が引っ掛かるプレート25は、ヒンジ11とは反対側の装置側部8に配置された平行シャフト12の先端部に上下に架け渡されている。
図3、図4において、取付板18の裏側(装置側)には、一対のシールジョー21と、一方のシールジョー21を他方のシールジョー21に向けて近接離反させる駆動部としてのエアーシリンダ27と、エアーシリンダ27が固定される支持ブロック28とが設けられている。
図5は、縦シールユニット10を装置本体に閉じたときのその縦シールユニット10を底面から見た底面図、図6は、その縦シールユニット10を平行シャフト12に対し45度開いた状態の底面図、図7は、そのユニット10をさらに90度まで開いた状態の底面図である。
これらの図において、エアーシリンダ27の支持ブロック28は、平面視「コ」の字型をなし、そのブロック28の一方の側面には、駆動部としてのエアーシリンダ27が取り付けられ、該エアーシリンダ27のピストンロッド29の先端部には、可動ブロック30を介して一方のシールジョー21が取り付けられている。また支持ブロック28の他方の側面には、そのシールジョー21と噛み合う他方のシールジョー21が固定されている。
可動ブロック30の下部には、ピストンロッド29と平行にリニアブッシュ31が取り付けられ、そのブッシュ31には、ガイドロッド32がスライド自在に挿通されている。また、そのガイドロッド32の両端部は、支持ブロック28の両サイドの側面に固定されている。そして、エアーシリンダ27のピストンロッド29が矢印方向に移動すると、可動ブロック30がガイドロッド32に案内されて往復移動する。したがって、エアーシリンダ27のピストンロッド29が後退すると、一対のシールジョー21が開き、ピストンロッド29が前進すると、それらのシールジョー21が閉じて所定圧力で噛み合うようになっている。なお、支持ブロック28は、矩形のブロック33を介して取付板18の裏面に固定されている。
図5〜図8において、縦シールユニット10には、加熱される一対のシールジョー21(加熱部分)を被うカバー40と、このカバー40を、加熱部分を被う位置とそれを露出させる位置との間で平行移動させるリンク機構50と、縦シールユニット10の回動に連動して前記リンク機構50を回動させる作動棹60とが設けられている。
図8は、カバー40とリンク機構50の拡大側面図を示し、図9は、蝶番42を介してリンク機構50に取り付けられたカバー40がシールジョー21から離反する方向に跳ね上げられた状態の部分斜視図を示す。これらの図において、カバー40は、加熱されるシールジョー21を全面的に被う大きさのプレートで形成されている。リンク機構50は、所謂四節回転連鎖の平行リンクであって、各レバー51、52の固定側回転軸51a、52aは、取付板18に固定されたブラケット53にそれぞれ回転自在に取り付けられ、各レバー51、52の揺動側回転軸51b、52bは、カバー40の裏面側に取り付けられたブラケット41に同じく回転自在に取り付けられている。
また、一方のレバー51は、固定側回転軸51aを越えて反対側に伸びて、カバー40とは反対方向に揺動する揺動端54とされ、その揺動端54には、作動棹60の一端がロッドエンドベアリング61を介して取り付けられている。この作動棹60のもう一方の端部は、同じくロッドエンドベアリング62を介して装置側部8の固定ブロック13に取り付けられている。したがって、縦シールユニット10が水平方向に回動して作動棹60が反対方向に引かれると、レバー51の揺動端54は、反時計方向に回動するから、カバー40は、向かって左側に移動して、一対のシールジョー21を被う位置へ移動していく。
したがって、縦シールユニット10が縦シール位置にあるとき、すなわち、縦シールユニット10が装置本体側に閉じられている状態では、図5に示すように、カバー40がシールジョー21の側方に退避している。その状態からレバーハンドル22を回してプレート25とのロックを解除してから、レバーハンドル22を手前に引いて縦シールユニット10を装置側部8へ回動させると、その動きに連動して、シールジョー21の側方にあったカバー40が作動棹60に引かれて、図6に示すように、シールジョー21を被う位置へ移動していく。そして、図7に示すように、縦シールユニット10を90度まで開放すると、カバー40は、シールジョー21の加熱部分を完全に被う位置に到達する。このような動きと位置関係が採れるように、リンク機構50の各リンクの長さと作動棹60の長さ、それらの取り付け位置が決められている。
図9において、カバー40の裏面側には、左右に配置された各二つのレバー51、52と連結されたブラケット41が配置され、そのブラケット41に、蝶番42を介してカバー40が取り付けられている。したがって、カバー40は、蝶番42とブラケット41を介してリンク機構50の揺動端に連結されているので、メンテナンス時にカバー40がシールジョー21を被う位置にあっても、手でカバー40を跳ね上げれば、シールジョー21を露出させることができる。これにより、カバー40を取り外さずに一対のシールジョー21のアライメントを調整したりシールジョー21の噛み合い面を清掃したりして、シール不良の防止を図ることができる。
また、この蝶番42は、図示しない戻りスプリングを備えている。これにより、メンテナンスが済めば、カバー40は、スプリングにより、シールジョー21を被う位置に自動的に戻るので、跳ね上げられたカバー40の閉め忘れに起因する事故を防止することができる。
また、リンク機構50をエアーシリンダ27が配置されていない側に設けているので、カバー40の平行移動を邪魔するものがなく、縦シールユニット10を装置本体の縦シール位置にセットした場合でも、チューブ状フイルムTFと干渉することはない。したがって、カバー40とリンク機構50と作動棹60から構成される安全装置を既設の縦シールユニットに組み込むことが容易となる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の構成も採用可能である。例えば、上記実施形態では、縦シールユニットを水平方向に回動させるようにしたが、これをリンクを介して平行移動させるように構成することもできる。また、縦シールユニットとして、一対のシールジョー21でチューブ状フイルムの合わせ目を挟んでシールする方式を採用したが、これに代えて図10に示すような循環走行タイプの加熱ベルトを搭載した縦シールユニットであっても良い。この場合には、一対のシールジョーを近接離反させるエアーシリンダが不要になるから、縦シールユニット10をシンプルな構造にすることができる。また、この加熱ベルトを使用する場合は、加熱ベルトが周回する内側のヒータ部分も作業者側に露出するから、カバーとしては、板状ではなく、ドーム型或いはトンネル型とし、それが円弧を描きながら加熱ベルトを広く被うように構成する。
TF チューブ状フイルム
8 装置側部
10 縦シールユニット
21 シールジョー(加熱部分)
27 エアーシリンダ(駆動部)
40 カバー
42 蝶番
50 リンク機構
51 一方のレバー
51a 回転軸
54 揺動端
60 作動棹
100 包装装置

Claims (5)

  1. チューブ状フイルムの縦シール位置から退避可能に設けられた縦シールユニットと、該縦シールユニットの加熱部分を被う移動可能なカバーと、前記縦シールユニットの退避運動を前記カバーに伝達して、該カバーを、前記加熱部分を露出させた位置からそれを被う位置まで移動させるリンク機構とを備え、
    前記縦シールユニットは、装置側部に水平方向に回動可能に取り付けられ、前記リンク機構は、平行リンクで構成され、前記カバーは、該平行リンクの揺動端に取り付けられており、
    平行リンクが揺動すると、カバーは、縦シールユニットの加熱部分を被う位置とそれを露出させる位置との間で平行移動する、ことを特徴とする包装装置。
  2. 前記平行リンクを構成する一方のレバーは、該レバーを回動させる回転軸からさらに伸びて前記カバーとは反対方向に搖動する揺動端を備え、その揺動端と前記装置側部との間には作動棹が連結され、前記縦シールユニットが前記装置側部へ回動すると、前記作動棹がその回動運動を前記レバーに伝達して該レバーを回動させることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  3. 前記カバーは、蝶番を介して前記リンク機構に連結され、該蝶番は、前記加熱部分を前記カバーで被う姿勢と、該カバーをそこから跳ね上げて前記加熱部分を露出させる姿勢とに切り替え可能であることを特徴とする請求項1から2の何れかに記載の包装装置。
  4. 前記蝶番は、前記加熱部分から跳ね上げられた前記カバーを元の位置に戻すスプリングを備えていることを特徴とする請求項3に記載の包装装置。
  5. 前記縦シールユニットは、近接離反する一対のシールジョーを備え、該シールジョーの一方の側部には、該シールジョーを近接離反させる駆動部が配置され、他方の側部には、前記リンク機構が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
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