JP5397943B2 - ラベル挿しポット - Google Patents
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Description
ラベルの挿し込み時、育苗ポットの内側からラベルの突き刺し片をスリットに通し、突き刺し片の先端部を育苗ポットの外側に出す。このとき、突き刺し片の左右両端の返しが側壁のスリット両側部分に掛け止められ、ラベルの抜けが防止される。
なお、ラベル挿しポットに関する先行技術としては、下記の特許文献1〜3が公知である。
ラベルの苗情報は、苗の購入者にとって商品価値を知るための重要な情報であり、また、農家や販売店などにとっては将来の生産・仕入れの計画を立てる上で極めて重要な管理情報となるものであり、僅かな個数であってもラベル板の抜けが見過ごせない問題となっていた。
前記課題を解決するための第1発明のラベル挿しポットは、
苗情報を表示した板状のラベルを育苗ポットのスリットに挿し込むようにしたラベル挿しポットであって、
前記育苗ポットは、
底壁と、
この底壁の外周端から上方へ立ち上げられる筒状の側壁と、
前記側壁にポット側方から見て逆ハの字状に貫通する一対の前記スリットとを備え、
前記ラベルは、
苗情報を表示する表示片と、
この表示片の下方に二股に分岐して延びる突き刺し片と、
前記二股の突き刺し片の先端部に互いに内向きでハの字状の傾斜をもって延びる返しとを備えており、
前記ラベルの挿し込み時、前記一対のスリットに前記二股の突き刺し片が通されて、前記返しが前記一対のスリットに交叉して前記側壁のスリット上側部分に掛け止められるように構成した。
この結果、ラベル表示の信頼性が高く、しかも作業性にも優れたラベル挿しポットを提供することができる。
すなわち、前記課題を解決するための第2発明のラベル挿しポットは、
苗情報を表示した板状のラベルを育苗ポットのスリットに挿し込むようにしたラベル挿しポットであって、
前記育苗ポットは、
底壁と、
この底壁の外周端から上方へ立ち上げられる筒状の側壁と、
前記側壁にポット側方から見てハの字状に貫通する一対の前記スリットとを備え、
前記ラベルは、
苗情報を表示する表示片と、
この表示片の下方に二股に分岐して延びる突き刺し片と、
前記二股の突き刺し片の先端部に互いに外向きで逆ハの字状の傾斜をもって延びる返しとを備えており、
前記ラベルの挿し込み時、前記一対のスリットに前記二股の突き刺し片が通されて、前記返しが前記一対のスリットに交叉して前記側壁のスリット上側部分に掛け止められるように構成した。
この結果、ラベル表示の信頼性が高く、しかも作業性にも優れたラベル挿しポットを提供することができる。
本発明のラベル挿しポットは、例えば花や野菜・穀物等の苗の搬送や展示・販売に用いることができる。
育苗ポットの形状は、丸型の底壁および側壁を有するもの、丸型の底壁および側壁を有するもの、その他、丸型と角型を組み合わせた複合タイプの形状でものであってもよい。
ラベルの形状としては、二股に分岐した突き刺し片を少なくとも一対有するものであればよく、表示片の形状は問わない。平面型のラベルの他、ポット上方から見て山型(くの字型)に折り曲げて使用するタイプのものを採用することもできる。
その他、第1発明および第2発明に明細書に記載の他の発明を適用することももちろん可能である。
第1実施形態のラベル挿しポットの斜視図を図1に示した。
図1に示すように、ラベル挿しポット10は、育苗ポット2に板状のラベル3が挿し込まれる。育苗ポット2の側壁にスリットS1,S1が貫通し、このスリットS1,S1にポット内側からラベル3が挿し込まれるようになっている。
育苗ポット2にラベル3を挿す場合、図8に示すように、育苗ポット2の内側に側壁6に沿って突き刺し片14を挿し込み、その先端部14aをスリットS1,S1に通す。このとき、育苗ポット2に培土が入っていても、膨出部6Aの段差形状が外側に見えるため、スリットS1,S1の位置が分かりやすく、スリットS1,S1に突き刺し片14,14を簡単に通すことができる。
これにより、スリットS1,S1の上方に突き刺し片14,14を抜き出そうとしても、スリットS1,S1の内側端に返し15,15が引っ掛かることになり、返し15,15の抜けをより効果的に防止することができる。
第2実施形態は、第1実施形態のスリットS1,S1および返し15,15の傾斜方向をそれぞれ逆向きに設定したものである。
ラベル3が上方に向けて引っ張られても、スリットS2,S2のより深い位置に返し17,17が噛み合い、同時に、返し17,17の壁面が側壁6のスリット上側部分の壁面を押さえてその変形を抑える。これにより、育苗ポット2からラベル3が抜けるのを確実に防止することができる。
また、ラベル3の表示部12A,12Bがそれぞれ異なる方向に向くため、ラベル3の視認性を高めることができる。
例えば第1〜3実施形態では、角型の育苗ポット2を採用しているが、丸型やその他の形状の育苗ポットに変更してもよい。
スリットS1〜S3の位置は、側壁6の4つの側面に設ける必要はなく、例えば正面および背面の2面のみに限定することもできる。
スリットS1〜S3と返し15,17の傾斜角については、水平方向を基準として45゜程度に設定されるのが望ましいが、本発明の作用・効果を損なわない範囲で傾斜角を変更することも可能である。
また、側壁6を大径部と小径部の上下2段にしてこれらの境界部に段差を設けてもよい。この場合、筒径の小さい下部と筒径の大きい上部とを繋ぐ段差部分にラベルを挿し込むスリットを設けるようにする。
このような切れ目15bを採用することで、逆ハの字状のスリットに返し15,15をより深く噛み合わせることができ、ラベル3の抜けをより効果的に防止することができる。 第2および第3実施形態のラベル3に同様な切れ目を入れることももちろん可能である。
3 ラベル
5 底壁
6 側壁
6A,6B,6C 膨出部
7 等辺台形面
8,9 繋ぎ面(段差部分)
10 ラベル挿しポット(第1実施形態)
12 表示片
12A,12B 表示部
14 突き刺し片
15 返し
15a 係止端
17 返し
17a 係止端
20 ラベル挿しポット(第2実施形態)
30 ラベル挿しポット(第3実施形態)
H 貫通孔
S1,S2,S3 スリット
T 開放溝
Claims (6)
- 苗情報を表示した板状のラベルを育苗ポットのスリットに挿し込むようにしたラベル挿しポットであって、
前記育苗ポットは、
底壁と、
この底壁の外周端から上方へ立ち上げられる筒状の側壁と、
前記側壁にポット側方から見て逆ハの字状に貫通する一対の前記スリットとを備え、
前記ラベルは、
苗情報を表示する表示片と、
この表示片の下方に二股に分岐して延びる突き刺し片と、
前記二股の突き刺し片の先端部に互いに内向きでハの字状の傾斜をもって延びる返しとを備えており、
前記ラベルの挿し込み時、前記一対のスリットに前記二股の突き刺し片が通されて、前記返しが前記一対のスリットに交叉して前記側壁のスリット上側部分に掛け止められるように構成したことを特徴とするラベル挿しポット。 - 前記育苗ポットの側壁に、前記一対のスリットに沿った位置にポット上方から内側に見える段差を設け、この段差部分に前記一対のスリットを貫通させる、請求項1記載のラベル挿しポット。
- 請求項1または2記載のラベル挿しポットに用いる育苗ポットであって、
底壁と、
この底壁の外周端から上方へ立ち上げられる筒状の側壁と、
前記側壁にポット側方から見て逆ハの字状に貫通する一対の前記スリットとを備えることを特徴とする育苗ポット。 - 苗情報を表示した板状のラベルを育苗ポットのスリットに挿し込むようにしたラベル挿しポットであって、
前記育苗ポットは、
底壁と、
この底壁の外周端から上方へ立ち上げられる筒状の側壁と、
前記側壁にポット側方から見てハの字状に貫通する一対の前記スリットとを備え、
前記ラベルは、
苗情報を表示する表示片と、
この表示片の下方に二股に分岐して延びる突き刺し片と、
前記二股の突き刺し片の先端部に互いに外向きで逆ハの字状の傾斜をもって延びる返しとを備えており、
前記ラベルの挿し込み時、前記一対のスリットに前記二股の突き刺し片が通されて、前記返しが前記一対のスリットに交叉して前記側壁のスリット上側部分に掛け止められるように構成したことを特徴とするラベル挿しポット。 - 前記育苗ポットの側壁に、前記一対のスリットに沿った位置にポット上方から内側に見える段差を設け、この段差部分に前記一対のスリットを貫通させる、請求項4記載のラベル挿しポット。
- 請求項4または5記載のラベル挿しポットに用いる育苗ポットであって、
底壁と、
この底壁の外周端から上方へ立ち上げられる筒状の側壁と、
前記側壁にポット側方から見てハの字状に貫通する一対の前記スリットとを備えることを特徴とする育苗ポット。
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