JP5397574B1 - 端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法 - Google Patents

端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5397574B1
JP5397574B1 JP2013528860A JP2013528860A JP5397574B1 JP 5397574 B1 JP5397574 B1 JP 5397574B1 JP 2013528860 A JP2013528860 A JP 2013528860A JP 2013528860 A JP2013528860 A JP 2013528860A JP 5397574 B1 JP5397574 B1 JP 5397574B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
terminal
terminal screw
base
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013528860A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014141323A1 (ja
Inventor
秀明 大久保
洋之 野▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5397574B1 publication Critical patent/JP5397574B1/ja
Publication of JPWO2014141323A1 publication Critical patent/JPWO2014141323A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/30Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
    • H01R4/302Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member having means for preventing loosening of screw or nut, e.g. vibration-proof connection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/30Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
    • H01R4/304Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member having means for improving contact
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/22Bases, e.g. strip, block, panel
    • H01R9/24Terminal blocks
    • H01R9/2425Structural association with built-in components
    • H01R9/2433Structural association with built-in components with built-in switch

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Breakers (AREA)

Abstract

並設された複数の接続端子(11)と、これら接続端子(11)に設けられた、接続端子並設方向に長い端子ねじ挿通用の長穴(11a)と、長穴(11a)に挿通された端子ねじ(13)およびこれに螺合するナット(14)を有する端子構造において、ベース(1)に設けられたナット(14)を収容する空間に、端子ねじ(13)が長穴(11a)に沿って動く方向と平行に設けられた、ナット(14)の回り止めとなる一対の面の間の距離をL0、ナット(14)に設けられた、ある1つの角の頂点と、それに対抗する角の頂点との間の距離をL1、端子ねじ(13)が長穴(11a)に沿って動く方向と平行に設けられたナット(14)の一対の面の間の距離をL2、とそれぞれ定義した場合、L0−L2が0.2mm以上かつL1/L0が1.33以上となるよう構成する。

Description

この発明は、外部端子を接続する端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法に関するものである。
例えば、図8に示すように、ベースに設けられた長穴形状のナット保持穴1bにて六角ナット14を保持し、該ナット保持穴1b内を六角ナット14が図面上左右方向に移動することで、接続端子の端子間ピッチを簡単に変更し、接続片ピッチの異なる外部端子との接続を容易に行うことができる端子構造および回路遮断器の端子構造として、特許文献1が開示されている。
そして、該構造では、六角ナット14の外周2面がナット保持穴1bの2つの壁面と対向し、ナットへの接続ねじ螺着時に、ナット保持穴1bの2つの壁面でナットの回転を抑える働きを有している。
日本国特許第4310230
特許文献1に開示された端子構造では、六角ナット14の外周2面をナット保持穴1bの2面と当接させ回転を抑える構造であり、通常のナット保持穴6面によるナット保持とは異なる形態であることから、端子ねじに過大なトルクが加えられた場合、ナットが空回りしてしまうという問題があった。
具体的には、六角ナット14を移動させるためにナット保持穴1bと六角ナット14との対向面には所定間隙の空間が存在し、端子ねじを回すことにより、六角ナット14とベースに設けられたナット保持穴1bの壁面は、前記空間の存在により、2点の点接触が発生し、この状態から過大なトルクが加えられることにより、ベースが削れ、ベースに設けられたナット保持穴1bの幅が、六角ナット14に設けられたある1つの角の頂点とそれに対抗する角の頂点との間の距離よりも大きくなり、六角ナット14が空回りしてしまう。(図8a、b、c参照)
また、六角ナット14が空回りすることで、あるトルクで端子ねじを締付けても、端子には締結力が得られず、配線した外部端子が容易に引き抜けてしまうという問題があった。
この発明は上述の問題を鑑み、接続端子の端子間ピッチを簡単に変更し、接続片ピッチの異なる外部端子との接続を容易に行うことができ、かつ、配線された外部端子が容易に引き抜けるこのない端子構造および回路遮断器の端子構造を提供するものである。
この発明に係る端子構造は、並設された複数の接続端子と、これら接続端子に設けられた、接続端子並設方向に長い端子ねじ挿通用の長穴と、長穴に挿通された端子ねじおよびこれに螺合するナットと、接続端子を受容する複数本の凹部と、端子ねじとナットを収容しかつ端子ねじが長穴に沿って動くことを許す空間を有する絶縁物から成るベースとを備えた端子構造において、ベースに設けられたナットを収容する空間に、端子ねじが長穴に沿って動く方向と平行に設けられた、ナットの回り止めとなる一対の面の間の距離をL0、ナットに設けられた、ある1つの角の頂点と、それに対抗する角の頂点との間の距離をL1、端子ねじが長穴に沿って動く方向と平行に設けられた、ナットの一対の面の間の距離をL2、とそれぞれ定義した場合、L0−L2が0.2mm以上かつL1/L0が1.33以上となるよう構成したものである。
この発明に係る端子構造は、ナットを移動させるためのナット保持穴との対向間隙、ナット経の最適寸法を見出したことにより、接続端子の端子間ピッチを容易に変更できる構成においても、ナットが空回りを防止することが可能となる。
また、ナットの空回りを防止することで、所定のトルクで端子ねじを締め付けることで可能となり、端子押えと接続端子との間に十分な締結力が得られ、配線された外部端子の接続が確保される。
回路遮断器の外観を示す斜視図である。 回路遮断器の端子構造を示す分解斜視図である。 回路遮断器の端子部の拡大斜視図である。 回路遮断器のベースの拡大斜視図である。 ベースに設けられたナット保持穴とナットとの寸法関係を示す図である。 接続端子の断面図である。 ナットが正方形の四角ナット以外の形状である場合を示す図である。 従来の端子構造を説明する概略図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回路遮断器の外観を示す斜視図、図2は図1の分解斜視図であり端子構造を示している。図3は図2の端子部の拡大斜視図、図4は図2のベースの拡大斜視図、図5はベースに設けられたナット保持穴とナットとの寸法関係を示す図、図6は接続端子の断面図である。
図において、回路遮断器100はそれぞれ絶縁物からなるベース1と、これに装着されたカバー2で形成された筺体と、この筺体に収納された遮断器機構部10とを備えている。
遮断器機構部10からは所定の間隔で複数(本例では3個)の接続端子11が延出して設けられている。
図3により詳細に示すように、この接続端子11には、隣接する接続端子の方向に長い長穴11aが設けられ、この長穴11aには端子ねじ13が挿通される。
端子ねじ13は、このねじに遊びがないように挿通された端子押え12を有している。
端子押え12は四角形をしており、その四辺の上縁にテーパ部12aが形成されている。
端子ねじ13はナット14に螺合し、接続端子11上に載置される電線等の外部端子4の接続片4aを端子押え12と接続端子11との間に締め付け挟持する。
回路遮断器100の遮断器機構部10および接続端子11部分を上方から覆うカバー2の中央には、遮断器機構部10を手動で操作するハンドル3が設けられている。
また、ベース1には、遮断器機構部10をベース1と組み合わせたとき、接続端子11を収容する3本の凹部1aが、接続端子11の動きを規制する隔壁1cに区画されて設けられている。
各区画された凹部1aの底には、ナット14の回転を抑えかつナット14が隣接する凹部の方向、すなわち長穴11aに沿う方向へ動くことを許すナット保持穴1bが設けられている。
さらに、このナット保持穴1bの底には、ナット14より突き出た端子ねじ13の下端が、隣接する凹部の方向に動ける程度の穴1bbが形成されている。
このナット保持穴1bの平面は図4に示されている。
本発明における、ベース1に設けられたナット保持穴1bとナット14との寸法関係の一例が図5に示されている。
すなわち、ベース1に設けられたナット保持穴1bには、端子ねじ13が長穴11aに沿って動く方向と平行に設けられた、ナット14の回り止めとなる一対の面が形成され、この一対の面の間の距離(ナット保持穴1bの幅L0)は7.2mmとなっている。
また、このナット保持穴1bに、幅7mmの正方形の四角ナット14が保持されている。
すなわち、端子ねじ13が長穴11aに沿って動く方向と平行に設けられたナット14の一対の面と、ベース1に設けられたナット保持穴1bのナット14の回り止めとなる一対の面との間には、ナット14が長穴11aに沿って動く方向と垂直方向に0.2mm(片側0.1mmずつ)の隙間を有するように構成されている。
そのため、ナット14は、ベース1に設けられたナット保持穴1bのナット14の回り止めとなる一対の面と干渉することなく、接続端子11に設けられた長穴11aに沿う方向へ、図5における左右いずれにも動くことが可能である。
また、ナット14に設けられたある1つの角の頂点とそれに対抗する角の頂点との間の距離は、幅7mmの正方形の四角ナットの場合は7÷cos45°で求められ、その値は約9.9mmとなる。
この値は、ベースに設けられたナット保持穴1bの幅7.2mmの約1.375倍となる。
図5の寸法関係を選定するに当たり、本発明者らは、ガラス30%含有のPBT樹脂から成るベースに形成された幅7.2mmの穴に、鋼から成るナットを挿入し、16.5N・mのトルクで端子ネジを締めた場合におけるナットの空回り率について実験を行った。
その実験結果を表1に示す。
Figure 0005397574
試験No.1はM3サイズの四角ナットによる試験結果である。L1/L0は1.08と1以上を確保されているものの、ナット14の空回りが100%発生している。
試験No.2はM4サイズの六角ナットによる試験結果である。L1/L0は1.12と試験No.1よりも大きな値となっているが、実験した13端子のうち11端子でナット14の空回りが発生する結果(空回り率84.6%)となった。
上記の結果より、L1/L0の値をx軸に、空回り率をy軸に取り、1次関数を求めると、y=−385x+515.8となる。この式から、空回り率0%(y=0)となるxの値(L1/L0の値)は、約1.339と求めることができる。
このため、L1/L0が1.33程度となるようにM4サイズの四角ナットの一対の面をそれぞれ0.2mmずつ平行に削った7mm×6.6mmの異形状ナットにて試験No.3を実施したところ、ナットの空回りは発生しない結果となった。
また、M4サイズの四角ナットをそのまま用いて試験No.4を実施したところ、試験No.3と同じくナットの空回りは発生しない結果となった。
本発明者らは、上述の通り、実験により、ナットの回転に伴うベース1の削れ量と、ナット14の空回りとの関係が、ベース1に設けられたナット保持穴1bの幅L0と、ナット14に設けられたある1つの角の頂点とそれに対抗する角の頂点との間の距離L1との比L1/L0で1.33以上必要となる臨界的数値を見出したものである。
同時に、端子ねじ13が長穴11aに沿って動く方向と平行に設けられたナット14の一対の面と、ベース1に設けられたナット保持穴1bのナット14の回り止めとなる一対の面との間に、ナット14が長穴11aに沿って動く方向と垂直方向に0.2mm(片側0.1mmずつ)の隙間を有しているので、端子ねじ13をナット14に螺合させる前であれば、ナット14を図5における左右に自由に可動させることが可能である。一般的に、ナット14の寸法許容差はJIS規格などによりマイナス方向のみ許容されており、また樹脂成型品の寸法許容差については要求精度高い部品だと±0.1mm程度の寸法許容差が与えられるため、L0−L2が0.2mm以上であれば、ナット14は妨げられることなくベース1に設けられた保持穴1bの中を左右に可動することが可能であると判断できる。
すなわち、ベース1に設けられたナット保持穴1bとナット14を常時当接させずナット14の可動性を保ちつつ、端子ねじ13をナット14に螺合させる場合にのみ、ナット保持穴1bの一対の面がナット14の回り止めとして働くようになっている。
また、ナット14に設けられたある1つの角の頂点とそれに対抗する角の頂点との間の距離L1が長いと、ナット14の中心から、ベース1に設けられたナット保持穴1bのナット14との当接部までの距離も長くなるので、同じトルク値がナット14に加えられた場合でも、この距離が長い分だけベース1に加えられる力が弱くなり、ベース1が削れ難くなる。ベース1が削れ難いため、さらにナット14が空回りし難くなる。
ナット14は一般的に鋼製のものが用いられるが、ベース1がガラス30%以上含有の熱可塑性樹脂(例えばPBT樹脂等)で構成されることにより、ガラス非含有の場合と比べてベース1の強度が高く、鋼製のナット14と当接し力が加わってもベース1は削れ難いため、ナット14が空回りし難くなる。
さらに、本発明における端子ねじ13のサイズはM4であり、その許容締付トルクは、取扱説明書等にその値を記載することにより16.5N・m以下に制限される。
最大許容締付トルクが制限されることで、端子ねじ13に過大なトルクが加えられないため、ナット14と、ベース1に設けられたナット保持穴1bの壁面が当接した状態で加えられる力がある一定値以下となり、ベース1が削れ難く、ナット14は空回りし難くなる。
ナット14が正方形の四角ナットである場合、図5における幅7mmの正方形四角ナットの横寸法は7mmである。
一方、ナット14が六角ナットである場合、図8における幅7mmの正六角ナットの横寸法は、約8.08mmとなる。
つまり、同じ幅のナットを適用した場合、正方形四角ナットの方が正六角ナットよりも横寸法、すなわちナット14が接続端子11に設けられた長穴11aに沿って動くことを許す方向の寸法が小さくなり、小形化が可能となる。
さらに本発明においては、L0−L2が0.2mm以上かつL1/L0が1.33以上であることを満たせば、必ずしも正方形や正六角形のナットを適用する必要ない。例えば表1の試験No.3で示したような7mm×6.6mmの異形状ナットを適用することで、溝幅に合わせナット縦7mmを確保しつつ横6.6mmとすることにより、左右方向の可動寸法を小さくし小形化を図ることが可能である。
また、ナット14には、図5の断面A−Aに示されるように、端子ねじ13の挿入を受ける面およびその逆面のいずれにも面取り部が無い。
そのため、ナット14と、ベース1に設けられたナット保持穴1bの壁面が当接した状態で過大なトルクが加えられても、面取り部が無い分だけナット14からベース1に加えられる力が分散され圧力が小さくなるため、ベース1が削れ難く、ナット14は空回りし難くなる。
そして、接続端子11には、図3および図6に示すように、この接続端子11の並設方向と平行に、複数のV字溝11bが形成されている。
端子ねじ13がナット14と螺合し、接続端子11上に載置された電線等の外部端子4の接続片4aが、端子押え12と接続端子11との間に締め付けられ挟持されると、端子押え12から加えられる力により接続端子11側へと外部端子4の接続片4aが押し付けられ、接続端子11に形成されたV字溝11bの中に外部端子4の接続片4aの一部分が圧入される。
仮に、ナット14が空回りし、端子押え12と接続端子11との間の締結力が弱まっても、この接続端子11に圧入された外部端子4の接続片4aの一部は、自らの抜け止め効果を有し、配線した外部端子4が容易に引き抜けてしまうのを防止する。
本実施の形態によれば、ベースのL0寸法に応じて、L1、L2寸法を有するナット14を選定することが極めて容易となる。具体的には、L0寸法に対し、マイナス0.2mm以上のL2寸法角のナットを選定し、該ナットのある1つの角とそれに対抗する角との距離L1が1.33×L0の寸法以上のナットを選定すればよい。
実施の形態2.
本発明によるナット14の形状は、正方形の四角ナットに限定されるものではない。
図7に示すように、ベース1に設けられたナット保持穴1bの幅L0とナット14の幅L2との差が0.2mm以上、かつ、ベース1に設けられたナット保持穴1bの幅L0と、ナット14に設けられたある1つの角の頂点とそれに対抗する角の頂点との間の距離L1との比L1/L0が1.33以上になってさえいれば、ナット14の形状は問わず、本発明の効果を有する。
本発明に係る端子構造は、回路遮断器はもとより、各種電気機器に使用される端子構造に利用可能である。
1 ベース 1b ナット保持穴 1bb 穴 1c 隔壁、2 カバー、3 ハンドル、4 外部端子 4a 接続片、10 遮断器機構部、11 接続端子、11a 長穴、11b V字溝、12 端子押え、13 端子ねじ、14 ナット、100 回路遮断器。

Claims (7)

  1. 並設された複数の接続端子と、これら接続端子に設けられた、接続端子並設方向に長い端子ねじ挿通用の長穴と、前記長穴に挿通された端子ねじおよびこれに螺合するナットと、前記接続端子を受容する複数本の凹部と、前記端子ねじと前記ナットを収容しかつ前記端子ねじが前記長穴に沿って動くことを許す空間を有する絶縁物から成るベースとを備えた端子構造において、
    前記ベースに設けられた前記ナットを収容する空間に、前記端子ねじが前記長穴に沿って動く方向と平行に設けられた、前記ナットの回り止めとなる一対の面の間の距離をL0、前記ナットに設けられた、ある1つの角の頂点と、それに対抗する角の頂点との間の距離をL1、前記端子ねじが前記長穴に沿って動く方向と平行に設けられた、前記ナットの一対の面の間の距離をL2、とそれぞれ定義した場合、L0−L2が0.2mm以上かつL1/L0が1.33以上となるよう構成されていることを特徴とする端子構造。
  2. 前記ナットは鋼から成り、前記ベースはガラス30%以上含有の熱可塑性樹脂から成ることを特徴とする請求項1に記載の端子構造。
  3. 前記端子ねじのサイズは外径約4mmであり、その許容締付トルクが16.5N・m以下に制限されていることを特徴とする請求項1または2に記載の端子構造。
  4. 前記ナットには、前記端子ねじの挿入を受ける面およびその逆面のいずれにも面取り部が無いことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の端子構造。
  5. 前記接続端子には、前記接続端子並設方向と平行に複数のV字溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の端子構造。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の端子構造を備えたことを特徴とする回路遮断器。
  7. 並設された複数の接続端子と、これら接続端子に設けられた、接続端子並設方向に長い端子ねじ挿通用の長穴と、前記長穴に挿通された端子ねじおよびこれに螺合するナットと、前記接続端子を受容する複数本の凹部と、前記端子ねじと前記ナットを収容しかつ前記端子ねじが前記長穴に沿って動くことを許す空間を有する絶縁物から成るベースとを備えた端子構造における、前記ナットの選定方法おいて、
    前記ベースに設けられた前記ナットを収容する空間に、前記端子ねじが前記長穴に沿って動く方向と平行に設けられた、前記ナットの回り止めとなる一対の面の間の距離をL0、前記ナットに設けられた、ある1つの角の頂点と、それに対抗する角の頂点との間の距離をL1、前記端子ねじが前記長穴に沿って動く方向と平行に設けられた、前記ナットの一対の面の間の距離をL2、とそれぞれ定義した場合、L0−L2が0.2mm以上かつL1/L0が1.33以上となるナットを選定することを特徴とする端子選定方法。
JP2013528860A 2013-03-15 2013-03-15 端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法 Active JP5397574B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/001773 WO2014141323A1 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5397574B1 true JP5397574B1 (ja) 2014-01-22
JPWO2014141323A1 JPWO2014141323A1 (ja) 2017-02-16

Family

ID=50112350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013528860A Active JP5397574B1 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5397574B1 (ja)
CN (1) CN104981944B (ja)
WO (1) WO2014141323A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11270066B2 (en) 2010-04-30 2022-03-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Temporary formatting and charting of selected data
US11385786B2 (en) 2010-04-30 2022-07-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Spin control user interface for selecting options

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719224A (ja) * 1993-07-02 1995-01-20 Sekisui Chem Co Ltd ナット固定装置
JP4310230B2 (ja) * 2004-04-28 2009-08-05 三菱電機株式会社 端子構造および回路遮断器の端子構造
JP2007194088A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Angel Kogyo Kk 端子台の製造方法、端子台、プリント配線板及び電子機器
JP2008274651A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk Alc埋設アンカー金具、alcパネルおよびalcパネルの取付構造
JP5790201B2 (ja) * 2011-06-27 2015-10-07 富士電機株式会社 電子機器の端子装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11270066B2 (en) 2010-04-30 2022-03-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Temporary formatting and charting of selected data
US11385786B2 (en) 2010-04-30 2022-07-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Spin control user interface for selecting options

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2014141323A1 (ja) 2017-02-16
CN104981944A (zh) 2015-10-14
CN104981944B (zh) 2017-05-31
WO2014141323A1 (ja) 2014-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7740433B2 (en) Waterproof structure for portion where members are tightened with screw
JP5397574B1 (ja) 端子構造および回路遮断器の端子構造並びに端子選定方法
WO2015146096A1 (ja) ナット圧入部を備えるベース体
JP6131912B2 (ja) ハーネスクランプ
JP5448969B2 (ja) アンテナの取付具
EP3143218A1 (en) Floor or wall composed of boards, and a product for producing such a floor or wall
KR20170140401A (ko) 압축 쐐기의 개별 정지부
JP2011124120A (ja) 圧着端子
JP2018076912A (ja) プロファイル用コネクタ
US10312606B1 (en) Cable fastening terminal block
JP2010027410A (ja) 端子台の構造
JP2007048566A (ja) 締結具及びこの締結具を用いたコネクタ
JP2007053886A (ja) ケーブル保持具
JP7131411B2 (ja) ケーブル整列治具及びケーブル整列方法
JP6573422B2 (ja) 配線機器類の取着装置及び機器支持具
JP4665256B2 (ja) パネル用アンカー
JP2014203814A (ja) 端子接続構造とこれを備える端子台、及び端子接続方法
JP2006228682A (ja) 端子金具の取付構造
US9169969B2 (en) Mounting screw retention feature for a housing of an electronic device
JP2023179331A (ja) ケーブルクランプ、ケーブル固定構造、および電気機器
JP3157637U (ja) 中継端子台
JP2008181820A (ja) 中継端子台
JP2009231129A (ja) 組み電池装置
JP6207455B2 (ja) 端子台およびプログラマブルロジックコントローラユニット
KR200394100Y1 (ko) 터미널블록

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131007

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5397574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250