JP5395953B2 - 向きを付けられたチップレット及びバスを有するチップレットディスプレイ - Google Patents

向きを付けられたチップレット及びバスを有するチップレットディスプレイ Download PDF

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Description

本発明はピクセルアレイを制御するための分散し、独立したチップレットを備える基板を有するディスプレイデバイスに関する。
フラットパネルディスプレイデバイスは、コンピューティングデバイスと共に、そしてポータブルデバイスにおいて、そしてテレビのような娯楽デバイス用に広く用いられている。そのようなディスプレイは通常、基板上に分散配置される複数のピクセルを用いて画像を表示する。各ピクセルは、各画素を表すために、通常赤色光、緑色光、及び青色光を放射する、一般的にサブピクセルと呼ばれるいくつかの異なる色の発光素子を組み込んでいる。ピクセル及びサブピクセルは、本明細書で用いられるとき区別されず、単一の発光素子を指す。種々のフラットパネルディスプレイ技術、例えば、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、及び発光ダイオード(LED)ディスプレイが知られている。
発光素子を形成する発光材料の薄膜を組み込んだ発光ダイオード(LED)は、フラットパネルディスプレイデバイスにおいて数多くの利点を有し、光学システムにおいて有用である。Tang他に対して2002年5月7日に発行された特許文献1は、有機LED(OLED)発光素子のアレイを含む有機LEDカラーディスプレイを示している。代替的には、無機材料を用いることができ、無機材料は多結晶半導体マトリックス内に燐光性結晶又は量子ドットを含むことができる。有機材料又は無機材料の他の薄膜を用いて、発光薄膜材料への電荷の注入、輸送、又は遮断を制御することもでき、そのような薄膜が当該技術分野において知られている。それらの材料は基板上において電極間に配置され、封入カバー層又はプレートを備える。発光材料の中に電流が流れるときに、ピクセルから光が放射される。放射される光の周波数は、用いられる材料の特性による。そのようなディスプレイでは、基板を通して(ボトムエミッター)、若しくは封入カバーを通して(トップエミッター)、又はその両方を通して光を放射することができる。
LEDデバイスは、パターニングされた発光層を備えることができ、材料に電流が通電するときに異なる色の光を放射させるために、そのパターンにおいて異なる材料が用いられる。代替的には、Cokによる「Stacked OLED Display having Improved Efficiency」と題する特許文献2において教示されているように、フルカラーディスプレイを形成するために、カラーフィルターと共に単一の発光層、例えば、白色エミッターを用いることができる。例えば、Cok他による「Color OLED Display with Improved Power Efficiency」と題する特許文献3において教示されているように、カラーフィルターを含まない白色サブピクセルを用いることも知られている。中でも、Miller他に対して2007年6月12日に発行された特許文献4は、デバイスの効率を改善するために、赤色、緑色、及び青色のカラーフィルター及びサブピクセルと、フィルターを備えていない白色サブピクセルとを含む4色ピクセルと共に、パターニングされていない白色エミッターを用いる設計を開示している例えば。
フラットパネルディスプレイデバイス内のピクセルを制御するための2つの異なる方法、すなわち、アクティブマトリックス制御及びパッシブマトリックス制御が一般的に知られている。パッシブマトリックスデバイスでは、基板はいかなる能動電子素子(例えば、トランジスタ)も含まない。行電極アレイ及び別の層内にある直交する列電極アレイが、行電極と列電極との間に形成された発光材料を有する基板上に形成される。行電極と列電極との間の重なり合う交差部は発光ダイオードの電極を形成する。その際、外部ドライバチップが、各行(又は列)に電流を順次に供給し、その間、直交する列(又は行)が、その行(又は列)内の各発光ダイオードを点灯させるのに適した電圧を供給する。それゆえ、パッシブマトリックス設計は、2n個の接続を用いて、n2個の別々に制御可能な発光素子を作製する。しかしながら、異なる電流を用いて一度に起動することができるのはn個の発光素子のみである。パッシブマトリックス駆動デバイスにおいても、行(又は列)を順次に駆動する性質によってフリッカーが生じるので、デバイス内に含めることができる行(又は列)の数に制限がある。含める行の数が多すぎる場合には、フリッカーは知覚できるほどになる可能性がある。更に、ディスプレイ内の1つの行全体(又は列全体)を駆動するために必要な電流は問題をはらむ可能性があり、これは、PM駆動の画像形成以外の予備充電ステップ及び放電ステップのために必要とされる電力が、PMディスプレイの面積が大きくなると支配的になるためである。これらの問題が、パッシブマトリックスディスプレイの物理的なサイズを制限する。
アクティブマトリックスデバイスでは、フラットパネル基板上にコーティングされた半導体材料、例えば、アモルファスシリコン又は多結晶シリコンの薄膜から能動制御素子が形成される。通常、各サブピクセルは1つの制御素子によって制御され、各制御素子は少なくとも1つのトランジスタを含む。例えば、簡単なアクティブマトリックス有機発光(OLED)ディスプレイでは、各制御素子は2つのトランジスタ(選択トランジスタ及びパワートランジスタ)と、サブピクセルの輝度を指定する電荷を蓄えるための1つのキャパシタとを含む。各発光素子は通常、独立した制御電極及び電気的に共通に接続された電極を用いる。発光素子の制御は通常、データ信号線、選択信号線、電源接続、及びグラウンド接続を通して提供される。アクティブマトリックス素子は、必ずしもディスプレイには限定されず、基板上に分散配置することができ、空間的な分散制御を必要とする他の用途において用いることができる。アクティブマトリックスデバイスでは、パッシブマトリックスデバイスと同じ数の外部制御線(電源及びグラウンドを除く)を用いることができる。しかしながら、アクティブマトリックスデバイスでは、各発光素子は、制御回路とは別の駆動接続を有し、データ設定のために選択されないときでも、フリッカーが除去されるようにアクティブである。
アクティブマトリックス制御素子を形成する1つの一般的な従来技術の方法は通常、シリコン等の半導体材料の薄膜をガラス基板上に堆積させ、次いでフォトリソグラフィ工程を通じて半導体材料をトランジスタ及びキャパシタに形成する。薄膜シリコンは、アモルファス又は多結晶のいずれかとすることができる。アモルファスシリコン又は多結晶シリコンから作製される薄膜トランジスタ(TFT)は、結晶シリコンウェハーにおいて作製される従来のトランジスタと比較して相対的に大きく、かつ性能が低い。更に、そのような薄膜デバイスは通常、ガラス基板にわたって局所的な又は広域の不均一性を示し、結果として、そのような材料を用いるディスプレイの電気性能及び外観に不均一性が生じる。そのようなアクティブマトリックス設計では、各発光素子は駆動回路への別々の接続を必要とする。
代替的な制御技法を用いるものとして、Matsumura他は、特許文献5において、LCDディスプレイの駆動に用いられる結晶シリコン基板を記述している。その出願は、第1の半導体基板から作製されるピクセル制御デバイスを第2の平坦なディスプレイ基板上に選択的に移送し、固定するための方法を記述している。ピクセル制御デバイス内の配線相互接続、並びにバス及び制御電極からピクセル制御デバイスへの接続が示されている。
米国特許第6,384,529号明細書 米国特許第6,987,355号明細書 米国特許第6,919,681号明細書 米国特許第7,230,594号明細書 米国特許出願公開第2006/0055864号明細書
従来のパッシブマトリックスディスプレイ設計は、発光素子のサイズ及び数において制限され、TFTを用いるアクティブマトリックス設計は電気的性能が低く、基板が複雑であるので、これらの問題を克服する、ディスプレイデバイスのための改善された制御方法及びディスプレイ構造が必要とされている。
本発明によれば、
a)表示エリアを有する基板と、
b)接続パッドを有する2つ以上の列ドライバーチップレットであって、各列ドライバーチップレットは長軸を有し、前記表示エリア内の前記基板上に配置され、各列ドライバーチップレットの前記長軸は行方向に向けられる、2つ以上の列ドライバーチップレットと、
c)接続パッドを有する1つ又は複数の行ドライバーチップレットであって、各行ドライバーチップレットは長軸を有し、前記表示エリア内の前記基板上に配置され、各行ドライバーチップレットの前記長軸は前記行方向とは異なる列方向に向けられる、1つ又は複数の行ドライバーチップレットと、
d)前記表示エリア上を前記行方向に延在し、前記行ドライバーチップレットのそれぞれにおける接続パッドに接続された第1の共通バスであって、前記列方向に向けられた、1つ又は複数の電気的に接続された第1のバス部分を更に含み、各第1のバス部分はそれぞれの列ドライバーチップレットの接続パッドに電気的に接続されている、第1の共通バスと、
を備える、ディスプレイデバイスが提供される。
本発明の利点は、異なる向きを有する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットを設けることによって、バスに必要とされる表示エリアが低減し、それによって放射エリアが増大し、バス配線が改善することである。さらなる利点は、バスを単一の層内に配線し、製造ステップを低減することができることである。
本発明の一実施形態による6つのピクセルグループを有する基板の平面図であり、各ピクセルグループが別個の行ドライバーチップレット及び別個の列ドライバーチップレットを備える。 本発明の一実施形態による6つのピクセルグループを有する基板の平面図であり、各ピクセルグループが別個の列ドライバーチップレットを備え、ピクセルグループのうちの3つが共通の行電極及び行ドライバーチップレットを共有する。 本発明の一実施形態による4つのピクセルグループを有する基板の平面図であり、各ピクセルグループが別個の行ドライバーチップレットを備え、ピクセルグループの対が行ドライバーチップレットを共有する。 本発明の一実施形態による、共通バス及び貫通バスを有する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットの概略図である。 本発明の代替的な実施形態による、共通バスを有する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットの概略図である。 本発明の一実施形態による12個のピクセルグループを有する基板の平面図であり、各ピクセルグループが、垂直方向に交互の鏡像レイアウトで配列された別個の行ドライバーチップレット及び別個の列ドライバーチップレットを備える。 本発明の一実施形態による4つのピクセルグループを有する基板の平面図であり、各ピクセルグループが、垂直方向及び水平方向に交互の鏡像レイアウトで配列された別個の行ドライバーチップレット及び別個の列ドライバーチップレットを備える。 本発明の一実施形態による、図6Aにおいて配列されているような共通バス及び貫通バスを有する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットの概略図である。 本発明の一実施形態による行ドライバーチップレットの部分断面図である。 本発明の一実施形態による列ドライバーチップレットの部分断面図である。 本発明の一実施形態による、ピクセルグループ、グループ行電極及びグループ列電極、行ドライバーチップレット並びに列ドライバーチップレットを有する基板部分の平面図である。 本発明の一実施形態による、4つのピクセルグループ、グループ行電極及びグループ列電極、行ドライバーチップレット並びに列ドライバーチップレットを有する基板部分の平面図である。 本発明の一実施形態による、長軸が示されたチップレットの平面図である。 本発明の代替的な実施形態による、共通バス及び貫通バスを有する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットの概略図である。
図面内の種々の層及び素子は大きく異なるサイズを有するので、図面は縮尺通りではない。
図1を参照すると、本発明の1つの実施形態では、ディスプレイデバイスが、表示エリア11を有する基板10を備える。接続パッド24を有する2つ以上の列ドライバーチップレット20Aが表示エリア11内の基板10上に配置され、接続パッド24を有する1つ又は複数の行ドライバーチップレット20Bも表示エリア11内の基板10上に配置される。図11に示すように、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bはそれぞれ長軸60及び短軸62を有する。通常、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bは、2つの対向する辺が他方の2つの辺よりも長い長方形であり、長寸法及び短寸法を有する物理的に高いアスペクト比のチップレットとなっている。チップレットの長軸60は長寸法にあり、チップレットの短軸62は短寸法にある。各列ドライバーチップレット20Aの長軸60は行方向に向けられる。各行ドライバーチップレット20Bの長軸60は行方向とは異なる列方向に向けられる。本発明の1つの実施形態では、行方向及び列方向は直交している。本発明の別の実施形態では、表示エリア11は長方形であり、行方向は表示エリア11の1つの辺に平行であり、列方向はその1つの辺に隣接した表示エリア11の辺に平行である。
複数の行電極16が表示エリア11内の基板10上に形成され、行方向に延在し、複数の列電極12が表示エリア11内の基板上10上に形成され、行方向と異なる列方向に延在する。行方向及び列方向は任意に指定され、交換することができる。行電極16及び列電極12は重なり合ってピクセル30を形成する。通常、行方向は列方向に直交し、ピクセル30は基板10上に規則的なアレイを形成する。本発明の種々の実施形態では、行電極16及び列電極12を相互に排他的なグループに分解し、相互に排他的で別個に制御可能なピクセル30のグループ32を形成することができる。図1に示すように、各ピクセルグループ32は、1つの列ドライバーチップレット20A及び1つの行ドライバーチップレット20Bによって駆動することができる。列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bは各ピクセルグループ32内のピクセル30のパッシブマトリックス制御されたアレイを実装することができる。本開示では、行電極16は共通であり、行ドライバーチップレット20Bに接続されていると仮定される。同様に、列電極12は独立しており、列ドライバーチップレット20Aに接続されている。ここでも、実際の指定は任意であり、本発明の他の実施形態において、行ドライバー及び列ドライバー並びに行電極及び列電極は交換することができる。本発明の代替的な実施形態では、ピクセルグループ32は共通の行電極16を共有することができる。図2に示すように、デバイスが行ドライバーチップレット20Bよりも多くの列ドライバーチップレット20Aを用いるように、1つの行ドライバーチップレット20Bを用いて行を駆動することができる。本発明の異なる実施形態では、図3に示すように、デバイスが列ドライバーチップレット20Aよりも多くの行ドライバーチップレット20Bを用いるように、ピクセルグループ32が行電極16及び行ドライバーチップレット20Bを共有することができ、行電極を共有する行ドライバーチップレット20Bは平行に接続されている。
列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bはバスを通じて電気的に相互接続されている。バスは基板10上に形成される電気導体であり、表示エリア11内の種々のチップレット20A及び20Bにおける接続パッド24を、コントローラー64(図1に示される)等の外部デバイスに電気的に接続する。このとき、チップレット20A、20B内の回路部を接続パッド24に電気的に接続してデバイスを動作させることができる。例えば、金属又は金属酸化物、例えばアルミニウム、銀若しくは他の金属若しくは金属合金、又はインジウムスズ酸化物、アルミニウム亜鉛酸化物若しくは他の金属酸化物を蒸着又はスパッタリングすることによって、電流を導通するバスを形成することができる。バスは、例えば、従来技術において既知のマスク又はフォトリソグラフィ法を用いることによってパターニングすることができる。バスはそれぞれ、個々の導体(例えばワイヤー)又は導体グループとすることができ、例えば制御信号、電力信号又はグラウンド信号を導通することができる。
図4を参照すると、本発明に有用な種々の実施形態において種々のバスが示されている。図4では、表示エリア上に連続的に延在する共通バスが、列ドライバーチップレット20Aの長軸に平行な行方向に形成されている。表示エリア上を行方向に延在するさらなる行ドライバーバス44が、行内の行ドライバーチップレット20Bのそれぞれにおける接続パッド24に接続されている。そのような行ドライバーバス44は、行内の行ドライバーチップレット20Bのそれぞれを電気的に接続するが、列ドライバーチップレット20Aには接続していないため、共通バスではない。
表示エリア上を行方向に延在する第1の共通バス40Aは、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bのそれぞれの上の接続パッド24に電気的に接続され、行ドライバーチップレット20Bのそれぞれの上を行方向に通過する。代替的に、図12に示すように、第1の共通バス40Aは行ドライバーチップレット20Bのそれぞれの下を通り、チップレットの下部に配置された接続パッド24に接続することができる。第1の共通バス40Aは行ドライバーチップレット20Bに電気的に接続することができ、行ドライバーチップレット20Bにおいて、バス40Aは接続パッド24を通じて行ドライバーチップレット20Bの上又は下を通る。図4に戻ると、第1の共通バス40Aは、列方向に向けられ、第1の共通バス40Aに電気的に接続された1つ又は複数の第1のバス部分40Bを更に備え、各第1のバス部分40Bは列ドライバーチップレット20Aのそれぞれの接続パッド24に電気的に接続されている。表示エリア上を行方向に延在する、第1の共通バス40Aに類似した第2の共通バス42Aが、行ドライバーチップレット20A、20Bのそれぞれのにおける接続パッド24に電気的に接続され、行ドライバーチップレット20Bのそれぞれの上又は下を行方向に通る。第2の共通バス42Aは行ドライバーチップレット20Bに接続することができ、行ドライバーチップレット20Bにおいて、バス42Aは接続パッド24を通じて行ドライバーチップレット20Bの上又は下を通る。第2の共通バス42Aは、列方向に向けられ、第2の共通バス42Aに電気的に接続された1つ又は複数の第2のバス部分42Bを更に備え、各第2のバス部分42Bは、列ドライバーチップレット20Aの、第1のバス部分40Bが電気的に接続されている側と反対の列ドライバーチップレット20Aの側から列ドライバーチップレット20Aのそれぞれの接続パッド24に電気的に接続されている。このため、1つの共通バス(例えば40A、40B)が行ドライバーチップレット20Bの一方の側で列ドライバーチップレット20Aに電気的に接続され、別の共通バス(例えば42A、42B)が行ドライバーチップレット20Bの反対側で異なる列ドライバーチップレット20Aに電気的に接続されている。共通バスとは、全てのチップレットに直接接続されたバスである。共通バス(例えば40A、42A)は、表示エリア上に連続して形成することができる。バスワイヤーは通常最高の導電性を有し、バス内に抵抗過熱を生じることなく最も大きな電流量を導通することができるので、電力信号及びグラウンド信号は、共通バスに特によく適している。制御線又はクロック線も、必須ではないが全てのチップレットに接続することができる。第1の共通バス40Aと第2の共通バス42Aとの間に行ドライバーバス44を配置することができる。行ドライバーバス44も表示エリアにわたって連続することができるが、チップレットを通じて他の接続パッド24及びチップレットに間接的に電気的に接続することもできる。この構成によって、共通バスは全てのチップレットに直接接続することができ、行ドライバーバス44は、共通層、例えば配線層、バス層又は金属層において行ドライバーチップレット20Bに接続することができる。
本発明の利点は、バスは、単一の共通層において配線及び形成するのをより簡単にすることができ、それでもチップレットのそれぞれを共通バスで直接接続することができることである。そのような共通層によって製造ステップが低減する。直接バス接続によって、導電性の改善がもたらされる。共通層にさらなるバスを形成して、種々の形で行ドライバーチップレットと電気的に相互接続することができる。
接続パッド24が行電極16及び列電極12に対称的に電気接続することを容易にするために、本発明の1つの実施形態では、第1の共通バス40A又は第2の共通バス42Aは行ドライバーチップレットの中央接続パッドに接続されている。存在する場合、行ドライバーバス44も、チップレット20B上の中央接続パッドに接続することができる。一行に奇数の接続パッドが存在する場合、中央接続パッドはチップレット上の接続パッド24の行の真ん中の接続パッドである(例えば1組の7つの接続パッドにおける4番目の接続パッド)。代替的に、チップレットに偶数の接続パッドが存在する場合、中央接続パッドは、チップレット上の接続パッド24の行の真ん中に最も近い2つの接続パッド(例えば1組の8つの接続パッドにおける4番目及び5番目の接続パッド)のうちのいずれかである。本発明の図は、各チップレット内の接続パッドの単一の行を示しているが、本発明はそのような実施形態には限定されない。複数行、例えば2行の接続パッドを用いることができる。このとき、中央接続パッドはチップレットの長さ方向におけるチップレットの真ん中のパッド又は真ん中に最も近いパッドのいずれかである。本発明の一実施形態では、第1の共通バス40Aと第2の共通バス42Aとの間に行ドライバーバス44を配置して、第1の共通バス40A及び第2の共通バス42Aが列ドライバーチップレット20Aに接続するのを容易にし、バスが単一の層内に形成されることを可能にする。
本発明の種々の実施形態によれば、表示エリア内に他のバスを形成することができる。貫通バスとは、基板上に形成され、チップレット上の第1の接続パッドに接続し、チップレットを第2の接続パッドまで貫通し、そして基板上に形成されたバス線に再接続されるバスである。このため、貫通バスは一連のバスセグメント、接続パッド及び異なる物理セグメントを有する電気的に連続したバスを形成するチップレット接続を含む。本発明の一実施形態によれば、第1の貫通バス46は表示エリア上を行方向に延在し、第1の接続パッド24において列ドライバーチップレット20Aに接続し、列ドライバーチップレット20Aを貫通し、別の貫通バスセグメント46Aへの列ドライバーチップレット20Aの第2の接続パッド24に接続する。そして、貫通バス46は基板10上を別の列ドライバーチップレット20Aまで連続し、該列ドライバーチップレット20Aを貫通することができる。同様に、第2の貫通バス48が、表示エリア11上を列方向に延在し、第1の接続パッド24において行ドライバーチップレット20Bに接続し、行ドライバーチップレット20Bを貫通して、行ドライバーチップレット20Bの第2の接続パッド24に接続する。貫通バスによって、バスが他のバス、特に表示エリア11内で連続している共通バスと直交する方向に表示エリアを横切って延在することが可能になる。貫通バス48は、例えば、表示エリアにわたって、第1の共通バス40A及び第2の共通バス42Aと直交する方向に信号を送る。貫通バス(例えば46、48)は、その長軸が貫通バスの方向と直交するように向けられたチップレットにも接続することができる。例えば、図4に示すように、貫通バス48はチップレット20A上の接続パッド24に接続することができる。貫通バス(例えば46、48)はバスの全てへの電気接続も可能にする。すなわち、貫通バス46、48は全てのチップレットを共通信号に電気的に接続することができる。例えば、貫通バス48は、チップレット20A上の接続パッド24を通じて貫通バス46に電気的に接続することができる。代替的に、図12に示すように、貫通バス46は第1のチップレットから現れ、第2のチップレットに接続することなく第2のチップレットの上又は下を通り、そして他方の側で第3のチップレットに接続することができる。例えば、貫通バス48は(チップレット20Aに接続することなく)チップレット20Aの上を通り、チップレット20Aのいずれの側でも行ドライバーチップレット20Bに接続することができ、列ドライバーチップレット20Aにおける対応する接続パッドの必要性がなくなる。
図5を参照すると、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bは貫通バスなしで接続することもできる。例えば、チップレット20A内の信号は電気チップレット接続47で行ドライバーチップレット20Bに接続することができる(逆も同様である)。電気チップレット接続47は、一直線とすることもできるし、一直線でない直線からなる経路とすることもできるし、曲線経路とすることもできる。列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bの中心は、(図4に示すように)共通線となるように向けることができる。代替的に、図1、図2、図3及び図5に示すように、列ドライバーチップレットの中心は行ドライバチップレットの中心から水平方向にオフセットすることができる。
本発明の1つの実施形態では、例えば図1、図2及び図3に示すように、列ドライバーチップレット20Aは、行ドライバーチップレットのように規則的に分散して規則的アレイにすることができる。代替的な実施形態では、ピクセル及びそれらが制御しているチップレットの交互のグループが、行方向若しくは列方向又は双方向において互いの鏡像として形成される。例えば図6を参照すると、ピクセルグループの第2の行は第1の行の鏡像である。同様に、ピクセルグループの第4の行及びそれらの制御しているチップレットが第3の行からの鏡像である。図6Bを参照すると、行及び列の双方において、ピクセルグループ及びチップレットコントローラーは交互の行及び交互の列において鏡像として形成されている。図7は、図6Aに対応する、列方向における近傍ピクセルグループの鏡像であるピクセルグループのバスレイアウトのより詳細な図である。そのような構成では、列方向における貫通バス(例えば貫通バス48)は、各行ドライバーチップレット20B間で2つの列ドライバーチップレット20Aに接続することもできるし、各行ドライバーチップレット20B間で2つの列ドライバーチップレット20Aの上又は下を通ることもできる。同様に、第1の共通バス部分40B及び第2の共通バス部分42Bはそれぞれ2つのチップレット20Aに接続することができる。貫通バス46はチップレット間で接続パッド24に接続されたバスセグメント46A、46Bを含む。本発明の1つの実施形態では、2つの貫通バス46について、(図面の上部に示すように)チップレット間に別個のバスセグメント46A、46Bが用いられる。別の実施形態では、1つのバスセグメント46Aが用いられ、近傍のチップレットは短いチップレット間接続46Cを通じて貫通バスを共有する。
交互の鏡像においてピクセルグループを形成することは、均一性に関する潜在的な問題に対処する1つの方法である。行電極及び列電極は完全には導通していないので、行電極及び列電極において何らかの電圧降下が生じ、結果として駆動チップレットからより遠いピクセルの輝度が低下する。ピクセルグループ及びチップレットを交互の鏡像に形成することによって、チップレットから最も遠いピクセルはチップレットから最も近いピクセルの隣りに配置されない。したがって、輝度変化がより漸進的なものとなり、より明るいピクセルがより暗いピクセルの直接近傍にあることがなくなるので、行電極又は列電極の電圧降下に起因するピクセル輝度の変化の知覚可能性が低減する。
外部コントローラー64(図1)が、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bへの共通バス42A及び貫通バス46に信号を与える。列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bは、行電極16及び列電極12に電流を与える回路部を備える。行電極16と列電極12との間に形成された発光材料14(図8、図8B)を通って電流が流れ、発光材料14を発光させる。行電極16と列電極12との間に形成された発光材料14(図8、図8B)を通って電流が流れ、発光材料14が発光する。各列電極12にデータが提供されている間、コントローラー64並びに列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bは各電極行16に順次電流を与え、それによって各ピクセルグループ32内のピクセル30の1つの行が、列電極12によって提供された電流に従って同時に発光するようにする。各ピクセルグループ32内のピクセル30の各行が、十分明るく、かつ多くの場合にフリッカーを防ぎ、ディスプレイ11内のピクセル30に知覚可能な画像を提供するのに十分な光を発するべきである。
本発明の一実施形態では、行電極16及び列電極12は別個の層内に形成することができ、各ピクセルグループ32は、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bに対応する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットによって制御されたパッシブマトリックス制御を有することができる。本発明によれば、行電極16及び列電極12が重なり合うことによって形成されたピクセル30は、別個の列ドライバーチップレット20Aによって制御されたピクセルグループ32に分割される。行ドライバーチップレット20Bは、行電極12と同様に、ピクセルグループ32間で共有することができる。
行電極16及び列電極12の更に詳細な説明が図9において見出される。基板10上に形成された行電極16及び列電極12は重なり合って、ピクセルグループ32を規定するピクセル30を形成する。列ドライバーチップレット20Aが、列ドライバーチップレット20A上に形成された接続パッド24を通じて列電極12に電気的に接続する。この実施形態では、行ドライバーは、行ドライバーチップレット20B上に形成された接続パッド24を通じて行電極16に電気的に接続された行ドライバーチップレット20Bである。
図8Aは、図9に示すデバイスの一実施形態の断面8A−8A’である。図8Aを参照すると、ディスプレイ基板10とは別個のチップレット基板28を有する列ドライバーチップレット20Aが基板10に接着され、接着層18で埋め込まれる。列ドライバーチップレット20Aは回路部22を含む。列ドライバーチップレット20Aは行ドライバーチップレット20Bと異なる回路部を有することができる。例えば、列ドライバーチップレット20Aは列ドライバーを実装することができ、行ドライバーチップレット20B(図8B)は行ドライバーを実装することができる。列電極12は、チップレット20A上に形成された接続パッド24に電気的に接続されている。列電極12上に発光材料14が配置され、発光材料14上に行電極16が形成される(行電極16がチップレット20A上に示されるが、明確にするために図9から対応する行電極が省かれている)。発光材料14は、発光材料14の複数の層、並びに有機発光ダイオード及び無機発光ダイオードの技術分野において既知の種々の電荷制御層を含むことができる。電極12、16及び発光材料14は発光ダイオード15を形成する。図8Bは、図9に示すデバイスの一実施形態の断面8B−8B’である。図8Bを参照すると、別個のチップレット基板28を有する行ドライバーチップレット20Bが基板10に接着され、接着層18で埋め込まれる。行ドライバーチップレット20Bは、列ドライバーチップレット20Aの回路部とは異なることができる回路部22を備える。行電極16はビア50を通じて、行ドライバーチップレット20B上に形成された接続パッド24に電気的に接続されている。図8Aの列電極12及び行電極16の双方に重なったエリアはピクセル30を形成し、ピクセル30は、接続パッド24を通じて列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bによって、電流が行電極16及び列電極12から発光材料14内を通され、列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20B内のチップレット回路部22によって制御されるときに発光することができる。
本発明は、トップエミッター構成及びボトムエミッター構成の双方において用いることができる。一方、図8A及び図8Bに示すように、チップレット(20A、20B)は行電極16及び列電極12の下の層に配置され、基板10上の空間を占めている。更に、ワイヤーがチップレット(20A、20B)と、行電極12と、列電極16(図示せず)とを接続し、電極間のさらなる空間を占めている。このため、デバイスの発光エリアが増大するようにトップエミッター構成を優先することができる。
図10は、4つのピクセルグループ32A、32B、32C、32Dの上面図であり、各ピクセルが独立した行電極16及び列電極12、並びに別個の列ドライバーチップレット20A、21A、23A、25A及び行ドライバーチップレット20B、21B、23B、25Bを有する。チップレット接続パッド24が示されるが、チップレット(20A、21A、23A、25A、20B、21B、23B、25B)間又は接続パッド24と電極16、12との間の接続ワイヤーは一切示されない。この図では、ピクセルグループ32Aは列ドライバーチップレット20A及び行ドライバーチップレット20Bによって制御される。ピクセルグループ32Bはドライバーチップレットコントローラー21A及び行ドライバーチップレット21Bによって制御される。ピクセルグループ32Cはドライバーチップレットコントローラー23A及び行ドライバーチップレット23Bによって制御される。ピクセルグループ32Dはドライバーチップレットコントローラー25A及び行ドライバーチップレット25Bによって制御される。ピクセルグループ内又は基板上のチップレットの相対的なロケーションは、グループ列電極が適切に列ドライバーチップレット接続され、かつグループ行電極が適切に行ドライバーチップレット接続されている限り重大でない。
行をスキャンすることによって制御される任意のピクセルアレイにおいて、フリッカーが問題となる。通常、パッシブマトリックスディスプレイデバイスは、約100行に制限される。それよりも多くの行が含まれる場合、ドライバーは知覚可能なフリッカーを防ぐのに十分高速に行を循環することができない。対照的に、本発明は、電極をはるかに高速なレートで制御することができるように電極の長さを大幅に低減するという利点を提供する。更に、別個に制御されるピクセルグループを形成することによって、複数の行を同時にイネーブルにし、順次駆動される行の数を大幅に低減することができる。したがって、本発明を用いて、より優れた画像品質をもたらす非常に大きなピクセルアレイを構築することができる。基板上に(通常高温で)アクティブマトリックス薄膜トランジスタを構築する必要がないので、製造コストを大幅に低減し、より多岐にわたる基板材料、例えばフレキシブルプラスチック基板を用いることができる。上述したようにチップレットを配列することによって、共通バスを単一配線層内でチップレットに接続することができる。
本発明は、従来技術よりも低減されたコストをもたらす。従来、アクティブマトリックスの背面は、比較的低性能で高価な薄膜半導体材料を用いていた。行ドライバーチップレットは、列ドライバーチップレットと同じ数の接続パッドも、接続パッドの同じレイアウトも有する必要がない。更に、行ドライバーチップレットが駆動する行の数は列ドライバーチップレットが駆動する列の数と同じである必要がない。行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットは、それらが対応する行電極又は列電極に電気的に接続されている限り、多岐にわたるロケーションに配置することができる。ロケーションは一般に、チップレットへの電気接続のための配線経路を提供するように、かつ用いられる製造プロセスに適した必要な位置決め公差でチップレットを互いに離間するように選択される。更に、行ドライバーチップレットの技術、プロセス又は構築は、列ドライバーチップレットの技術、プロセス又は構築と異なることができる。構築とは、行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットを構築するのに用いられるプロセス限界、材料及び製造プロセスを意味する。例えば、或るチップレットはデジタルの設計、プロセス及び材料を用いることができ、別のチップレットはアナログを用いることができる。代替的に、或るチップレットは比較的高電圧の設計、プロセス及び材料を用いることができ、別のチップレットは比較的低電圧を用いることができる。また、或るチップレットは半導体基板材料又はドーピング(例えばnドーピング又はpドーピング)を用いることができ、別のチップレットは異なる材料又はドーピングを用いることができる。チップレットは異なる回路図を用いることもできる。
本発明のさらなる実施形態では、チップレット接続パッドは行電極又は列電極に直接接続することができる。しかしながら、そのような接続によって、チップレットが必要以上に大きくなる可能性がある。接続パッドは配線により行電極に接続することができる。ビアを用いて或る配線層から別の配線層又は接続パッドへ接続することができ、ビアは、例えば列電極間に形成され、列電極との短絡を回避する。接続パッドを行電極及び列電極に電気的に接続するのにかなりの配線が必要となる可能性があるので、トップエミッター構成を優先することができる。トップエミッター構成では、トップ電極は透明であり、ボトム電極は反射性とすることができる。基板は不透明とすることもできる。ディスプレイデバイスは、表示エリア内の基板上に分散された、複数の行ドライバーチップレット及び別個の複数の列ドライバーチップレットを備えることができる。
チップレットは、チップレットの長軸に沿って、接続パッドの単一の行又は複数の行を有することができる。行ドライバーチップレット内の回路は、列ドライバーチップレット内の回路部とは異なることができる。詳細には、行ドライバーは、データレートが低い非常に簡単な回路を用いることができるが、列ドライバーに比べて、大きな電流を切り替えることができる。更に、行ドライバーチップレットによって制御される行の数は、列ドライバーチップレットによって駆動される列の数とは異なることができる。それゆえ、異なるドライバーでは異なる回路を用いることもできるし、異なるドライバーを作製するために異なる製造工程又は技術を用いることさえできる。
チップレットは、バス又は複数のバス(明確にするために図には示されていない)を通じて外部コントローラーに接続することができる。バスは、シリアルバス、パラレルバス又はポイントツーポイントバスとすることができ、デジタル又はアナログとすることができる。シリアルバスとは、データが1つのチップレットから、電気的に分離された電気接続における次のチップレットに再送信されるバスである。パラレルバスとは、電気的に共通の電気接続におけるチップレットの全てにデータが同時にブロードキャストされるバスである。バスはチップレットに接続され、電力信号、グラウンド信号、データ信号又は選択信号等の信号を提供する。1つ又は複数のコントローラーに別個に接続された2つ以上のバスを用いることができる。
動作時に、コントローラーが、ディスプレイデバイスの要求に従って情報信号を受信及び処理し、処理済みの信号及び制御情報を1つ又は複数のバスを通してデバイス内の各チップレットに送信する。処理済みの信号は、関連する行ドライバーチップレット及び列ドライバーチップレットに対応する発光ピクセル素子毎の輝度情報を含む。輝度情報は、各発光ピクセル素子に対応するアナログ記憶素子又はデジタル記憶素子内に格納することができる。その後、チップレットは、そのチップレットが接続される行電極及び列電極を順次に起動する。或るピクセルのための行電極及び列電極の両方が起動されるときに、行電極及び列電極によって画定されるそのピクセルを通って電流が流れ、光を放射することができる。通常、一度に全てのグループ列電極及び1つの行電極を起動することによって、ピクセルグループ内の行電極の各グループ内の行電極が同時に起動される(逆もまた同様である)。列電極を制御して、その行内のピクセル毎に望まれる個々の輝度を与える。その後、第2の行が選択され、全ての行が起動され、全てのピクセルが光を放射するまで、この過程が繰り返される。その後、この過程を繰り返すことができる。別々のピクセルグループは独立して機能することができる。「行」及び「列」の指示は任意であり、行電極及び列電極の機能及び相対位置は入れ替えることができることに留意されたい。
ディスプレイデバイス内の別々の行(又は列)を順次に起動することによって、フリッカーを引き起こす可能性があるが、独立して制御される複数のピクセルグループを用いることによって、別々に制御される各ピクセルグループ内の行又は列の数が少なくなる。ピクセルグループは同時に起動されるので、フリッカーを大幅に削減することができる。更に、グループ行電極及びグループ列電極は1つのピクセルグループ内でのみ接続されるので、グループ行電極及びグループ列電極は短くすることができ、電極のキャパシタンス及び抵抗を小さくし、チップレット内の高電力駆動回路部の必要性を小さくすることができ、ディスプレイの電力消費が低減される。それゆえ、各ピクセル行(又は列)が光を放射する時間部分が長くなり、フリッカーが減少し、所望の輝度における電流密度が減少する。
バスは、タイミング(例えば、クロック)信号、データ信号、選択信号、電源接続、又はグラウンド接続を含む、種々の信号を供給することができる。それらの信号はアナログ又はデジタルとすることができ、例えば、デジタルアドレス又はデータ値とすることができる。アナログデータ値は電荷として供給することができる。記憶レジスターはデジタル(例えば、フリップフロップを含む)とすることもできるし、アナログ(例えば、電荷を蓄積するためのキャパシタを含む)とすることもできる。
コントローラーは、チップレットとして実装し、基板に固定することができる。コントローラーは、基板の周辺に配置することもできるし、基板の外部に配置することもでき、従来の集積回路内に実装することができる。
本発明の種々の実施形態によれば、チップレットは種々の方法で構成することができ、例えば、チップレットの長い寸法に沿って1行又は2行の接続パッドを用いて構成することができる。相互接続バス及びワイヤは、種々の材料から形成することができ、デバイス基板上での種々の堆積方法を用いることができる。例えば、相互接続バス及びワイヤは、蒸着又はスパッタリングされる金属、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金とすることができる。代替的には、相互接続バス及びワイヤは、硬化した導電性インク又は金属酸化物から作製することができる。コストに関して有利な1つの実施形態では、相互接続バス及びワイヤは単層内に形成される。
本発明は、大きなデバイス基板、例えば、ガラス、プラスチック又は箔を利用し、デバイス基板上に複数のチップレットが規則的に配置されるマルチピクセルデバイスの実施形態に特に有用である。各チップレットは、チップレット内の回路部に従って、かつ制御信号に応答して、デバイス基板10上に形成された複数のピクセルを制御することができる。個々のピクセルグループ又は複数のピクセルグループをタイル状の素子上に配置することができ、それらの素子を組み立てて、ディスプレイ全体を形成することができる。
本発明によれば、チップレットは、基板上に分散配置されるピクセル制御素子を提供する。チップレットは、デバイス基板に比べて相対的に小さな集積回路であり、独立した基板上に形成される、ワイヤ、接続パッド、抵抗器若しくはキャパシタのような受動構成要素、又はトランジスタ若しくはダイオードのような能動構成要素を含む回路を備える。チップレットは、ディスプレイ基板とは別に製造され、その後、ディスプレイ基板に取り付けられる。チップレットは、半導体デバイスを製造するための既知の工程を用いて、シリコン又はシリコン・オン・インシュレーター(SOI)ウェハーを用いて製造されることが好ましい。各チップレットは、その後、デバイス基板に取り付けられる前に分離される。それゆえ、各チップレットの結晶性基部は、チップレットの回路部がその上に配置されるデバイス基板とは別の基板と見なすことができる。それゆえ、複数のチップレットは、デバイス基板とは別であり、かつ互いに別である対応する複数の基板を有する。詳細には、独立した基板は、その上にピクセルが形成される基板とは別であり、独立したチップレット基板の面積は、合わせても、デバイス基板より小さい。チップレットは、例えば、薄膜アモルファスシリコンデバイス又は多結晶シリコンデバイスにおいて見られる能動構成要素よりも、高い性能の能動構成要素を提供する結晶基板を有することができる。チップレットは100μm以下の厚みを有することができることが好ましく、20μm以下であることが更に好ましい。これは、チップレット上に接着剤及び平坦化材料を形成するのを容易にし、その際、それらの材料は、従来のスピンコーティング技法を用いて塗布することができる。本発明の一実施形態によれば、結晶シリコン基板上に形成されるチップレットは、幾何学的なアレイに配列され、接着剤又は平坦化材料を用いてデバイス基板に接着される。チップレットの表面上の接続パッドを用いて、各チップレットを信号ワイヤ、電力バス及び行電極又は列電極に接続し、ピクセルを駆動する。チップレットは少なくとも4つのピクセルを制御することができる。
チップレットは半導体基板内に形成されるので、チップレットの回路部は、最新のリソグラフィツールを用いて形成することができる。そのようなツールによれば、0.5ミクロン以下の機構サイズを容易に手に入れることができる。例えば、最現在の半導体製造ラインは、90nm又は45nmの線幅を達成することができ、本発明のチップレットを作製する際に用いることができる。しかしながら、チップレットは、ディスプレイ基板上に組み付けられると、チップレット上に設けられた配線層への電気的接続を作製するための接続パッドも必要とする。接続パッドのサイズは、ディスプレイ基板上で用いられるリソグラフィツールの機構サイズ(例えば、5μm)、及び配線層に対するチップレットの位置合わせ(例えば、±5μm)に基づくことができる。それゆえ、接続パッドは、例えば、15μm幅にすることができ、パッド間に5μmの間隔をあけることができる。したがって、パッドは一般的に、チップレット内に形成されるトランジスタ回路部よりも著しく大きくなる。
パッドは一般的に、トランジスタを覆う、チップレット上のメタライゼーション層内に形成することができる。製造コストを下げることができるように、できる限り小さな表面積を有するチップレットを作製することが望ましい。
基板(例えば、アモルファスシリコン又は多結晶シリコン)上に直接形成される回路よりも高い性能の回路部を有する独立した基板(例えば、結晶シリコンを含む)を備えるチップレットを利用することによって、より高い性能を有するデバイスが提供される。結晶シリコンは、より高い性能を有するだけでなく、はるかに小さな能動素子(例えば、トランジスタ)も有するので、回路部サイズははるかに小さくなる。例えば、Yoon、Lee、Yang及びJang著「A novel use of MEMS switches in driving AMOLED」(Digest of Technical Papers of the Society for Information Display, 2008, 3.4, p.13)において記述されているように、微小電気機械(MEMS)構造を用いて有用なチップレットを形成することもできる。
デバイス基板はガラスを含むことができ、蒸着又はスパッタリングされる金属又は金属合金、例えば、アルミニウム又は銀から作製される配線層が、平坦化層(例えば、樹脂)上に形成され、当該技術分野において知られているフォトリソグラフィ技法を用いてパターニングされる。チップレットは、集積回路業界において十分に確立されている従来の技法を用いて形成することができる。
本発明はマルチピクセルインフラストラクチャを有するデバイスにおいて利用することができる。詳細には、本発明は、有機又は無機いずれかのLEDデバイスで実施することができ、情報表示デバイスにおいて特に有用である。好ましい実施形態では、本発明は、限定はしないが、Tang他に対して1998年9月6日に発行された米国特許第4,769,292号及びVan Slyke他に対して1991年10月29日に発行された米国特許第5,061,569号において開示されているような小分子OLED又はポリマーOLEDから構成されたフラットパネルOLEDデバイスにおいて利用される。例えば、多結晶半導体マトリックス内に形成される量子ドットを利用する無機デバイス(例えば、Kahenによる米国特許出願公開第2007/0057263号において教示される)、及び有機若しくは無機電荷制御層を利用するデバイス、又はハイブリッド有機/無機デバイスを利用することができる。有機又は無機発光ディスプレイの数多くの組み合わせ及び変形を用いて、トップエミッター又はボトムエミッターいずれかのアーキテクチャを有するアクティブマトリックスディスプレイを含む、そのようなデバイスを製造することができる。
本発明は、特定の好ましい実施形態を特に参照しながら詳細に説明されてきたが、本発明の精神及び範囲内で変形及び変更を実施できることが理解されるべきである。
8A、8A’ 断面
8B、8B’ 断面
10 基板
11 表示エリア
12 列電極
14 発光材料
15 発光ダイオード
16 行電極
18 接着層
20A 列ドライバーチップレット
20B 行ドライバーチップレット
21A ドライバーチップレットコントローラー
21B 行ドライバーチップレット
22 回路部
23A ドライバーチップレットコントローラー
23B 行ドライバーチップレット
24 接続パッド
25A ドライバーチップレットコントローラー
25B 行ドライバーチップレット
28 基板
30 ピクセル
32 ピクセルグループ
32A ピクセルグループ
32B ピクセルグループ
32C ピクセルグループ
32D ピクセルグループ
40A 共通バス
40B 共通バス部分
42A 共通バス
42B 共通バス部分
44 行ドライバーバス
46 貫通バス
46A 貫通バスセグメント
46B 貫通バスセグメント
46C 貫通バスセグメント
47 チップレット接続
48 貫通バス
50 ビア
60 長軸
62 短軸
64 コントローラー

Claims (17)

  1. a)表示エリアを有する基板と、
    b)接続パッドを有する2つ以上の列ドライバーチップレットであって、各列ドライバーチップレットは長軸を有し、前記表示エリア内の前記基板上に配置され、各列ドライバーチップレットの前記長軸は行方向に向けられる、2つ以上の列ドライバーチップレットと、
    c)接続パッドを有する1つ又は複数の行ドライバーチップレットであって、各行ドライバーチップレットは長軸を有し、前記表示エリア内の前記基板上に配置され、各行ドライバーチップレットの前記長軸は前記行方向とは異なる列方向に向けられる、1つ又は複数の行ドライバーチップレットと、
    d)前記表示エリア上を前記行方向に延在し、前記行ドライバーチップレットのそれぞれにおける接続パッドに接続された第1の共通バスであって、前記列方向に向けられた、1つ又は複数の電気的に接続された第1のバス部分を更に含み、各第1のバス部分はそれぞれの列ドライバーチップレットの接続パッドに電気的に接続されている、第1の共通バスと、
    を備える、ディスプレイデバイス。
  2. 前記表示エリアにわたって異なる方向に形成される行電極及び列電極を更に備え、該行電極及び該列電極が重なり合う該行電極と該列電極との間に、ピクセルを画定する発光層を有し、該ピクセルは、該重なり合う行電極及び列電極によって与えられる電流に応答して光を放射し、各列電極は1つの列ドライバーチップレットに電気的に接続され、各行電極は少なくとも1つの行ドライバーチップレットに接続される、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  3. 前記行方向及び前記列方向は直交する、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  4. 前記表示エリア上を前記行方向に延在し、前記行ドライバーチップレットのそれぞれにおける接続パッドに電気的に接続された行ドライバーバスを更に備える、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  5. 行ドライバーチップレットの数及び列ドライバーチップレットの数は異なる、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  6. 少なくとも1つの第1のバス部分が2つの列ドライバーチップレットのそれぞれにおける接続パッドに電気的に接続されている、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  7. 前記表示エリア上を前記行方向に延在し、前記行ドライバーチップレットのそれぞれにおける前記接続パッドのうちの1つに接続された第2の共通バスであって、前記列方向に向けられた、1つ又は複数の電気的に接続された第2のバス部分を更に含み、各第2のバス部分は、前記列ドライバーチップレットの、前記第1のバス部分が接続されている側と反対の該列ドライバーチップレットの側から該列ドライバーチップレットのそれぞれの前記接続パッドのうちの1つに電気的に接続されている、第2の共通バスを更に備える、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  8. 前記第1の共通バス及び前記第2の共通バスは単一層に形成される、請求項7に記載のディスプレイデバイス。
  9. 少なくとも1つの第2のバス部分が2つの列ドライバーチップレットのそれぞれにおける接続パッドに電気的に接続されている、請求項7に記載のディスプレイデバイス。
  10. 前記行ドライバーチップレットのうちの1つにおける中央接続パッドを更に備え、前記第1の共通バス又は前記第2の共通バスのいずれかが前記中央接続パッドに電気的に接続されている、請求項7に記載のディスプレイデバイス。
  11. 前記表示エリア上を前記行方向に延在し、前記第1の共通バスと前記第2の共通バスとの間に配置される行ドライバーチップレットバスであって、前記表示エリア内の前記行ドライバーチップレットに電気的に接続されている、行ドライバーチップレットバスを更に備える、請求項7に記載のディスプレイデバイス。
  12. 前記行ドライバーチップレットのうちの1つにおける中央接続パッドを更に備え、前記行ドライバーチップレットバス、前記第1の共通バス又は前記第2の共通バスが該中央接続パッドに電気的に接続されている、請求項11に記載のディスプレイデバイス。
  13. 前記接続パッドの第1の接続パッドにおいて前記列ドライバーチップレットのうちの1つに電気的に接続し、該列ドライバーチップレットを貫通し、該列ドライバーチップレットの前記接続パッドの第2の接続パッドに電気的に接続する第1の貫通バスを更に備え、該第1の貫通バスは前記行ドライバーチップレットのうちの1つに接続されている、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  14. 前記接続パッドの第1の接続パッドにおいて前記行ドライバーチップレットのうちの1つに電気的に接続し、該行ドライバーチップレットを貫通し、該行ドライバーチップレットの前記接続パッドの第2の接続パッドに電気的に接続する第2の貫通バスを更に備え、該第2の貫通バスは前記列ドライバーチップレットのうちの1つの上又は下を通って前記行ドライバーチップレットのうちの1つにおける接続パッドに電気的に接続する、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  15. 前記第2の貫通バスは前記列ドライバーチップレットのうちの1つに電気的に接続されている、請求項14に記載のディスプレイデバイス。
  16. ピクセルを含む複数のピクセルグループであって、各ピクセルグループは、前記行方向、前記列方向、又は前記行方向及び前記列方向の双方において、近隣ピクセルグループの鏡像として前記表示エリア内にレイアウトされる、複数のピクセルグループを更に備える、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
  17. 前記第1の共通バスは前記行ドライバーチップレットのそれぞれの上又は下を前記行方向に通る、請求項1に記載のディスプレイデバイス。
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