JP5395543B2 - 配筋施工図とその自動作成装置と方法 - Google Patents
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また、配筋後の配筋検査においても、同様に各種図面や仕様書と比較しながらの検査作業になるので、検査員の熟練度が影響しやすく、要領を得ないと検査が迅速に進められない問題があった。
そこで、躯体施工図や構造図面の柱梁断面配筋図、各種仕様書に基づき、鉄筋の加工・組立て用の「配筋施工図」を予め作成することが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
また、特許文献1の方法は、コンピュータにより概ねの配筋位置を選択するにすぎず、最終的な配筋位置は手入力によるものであり、入力ミスを警告するロジックもないため、人為的ミスが生じる可能性が高い。
また特許文献2の手段は、平面図により柱梁相互の関係も含めて全体の状況を把握できるが、積算用のため、鉄筋の加工、配筋という実作業において、どれだけの長さの鉄筋を、どの場所で接合し、どのように鉄筋を組むかという情報を得ることができない。
また特許文献2の手段は、最終的にはモニター上で配筋補正するという手作業を必要とするため、特許文献1の方法と同様に、人為的ミスが生じる可能性が高い。
柱と梁の全体配置を把握できる平面図からなり、柱と柱の間に掛け渡される梁の長さを算出し、梁主筋同士の継手を設ける位置を明示してある、ことを特徴する配筋施工図が提供される。
鉄筋施工に必要な鉄筋施工情報を取得する情報取得手段と、
作図に必要な柱主筋及び梁主筋の配置位置を決定するためのルールからなる定義データを参照する参照手段と、
前記情報取得手段により取得した前記鉄筋施工情報と、前記参照手段により参照した前記定義データとに基づいて、柱の四隅の柱主筋及び梁の四隅の梁主筋の配置位置を設定するとともに他の柱主筋及び他の梁主筋の配置位置を仮設定し、かつ、前記定義データに基づいて、前記仮設定した他の柱主筋と他の梁主筋の配置位置を演算により定める演算手段と、
前記演算手段により定めた柱主筋及び梁主筋の配置位置から作図する作図手段と、を有することを特徴する配筋施工図の自動作成装置が提供される。
参照手段が、作図に必要な柱主筋及び梁主筋の配置位置を決定するためのルールからなる定義データを参照し、
演算手段が、前記情報取得手段により取得した前記鉄筋施工情報と、前記参照手段により参照した前記定義データとに基づいて、柱の四隅の柱主筋及び梁の四隅の梁主筋の配置位置を設定するとともに他の柱主筋及び他の梁主筋の配置位置を仮設定し、かつ、前記定義データに基づいて、前記仮設定した他の柱主筋と他の梁主筋の配置位置を演算により定め、
作図手段が、前記演算手段により定めた柱主筋及び梁主筋の配置位置から配筋施工図を作図する、ことを特徴とする配筋施工図の自動作成方法が提供される。
また、配筋施工図に配筋に必要な情報(柱と梁の全体配置、梁主筋同士の継手位置、カットオフ位置、柱、梁の配筋状況、等)が分かりやすく表示されるので、これに基づいて熟練度に影響されることなく、鉄筋の加工・組立て及び検査を迅速に行うことができ、これにより配筋の人為的ミスを大幅に低減することができる。
また、本発明の配筋施工図の自動作成方法は、上述したコンピュータを用いて、情報取得手段(例えば入力装置)により鉄筋施工に必要な鉄筋施工情報を取得し、参照手段により作図に必要な定義データを参照し、演算手段により柱主筋と梁主筋の図示位置を相互の位置関係から演算により定め、作図手段(例えばプリンタ)により鉄筋施工情報と定義データから配筋施工図を作図する。参照手段と演算手段は、例えば主記憶装置(RAM)、補助記憶装置、及び主演算装置(CPU)により構成される。
入力装置は、例えばコンピュータのキーボードであるが、別の設計システムによる演算結果として、鉄筋施工情報を補助記憶装置に記憶させてもよい。補助記憶装置は、例えば、ハードディスク、ROM、FD、メモリスティック、等である。
図1は、柱と梁の位置データの説明図である。この図に示すように、柱と梁の位置データには、以下のものが含まれる。
(1)柱と梁の配置位置の基準となる「通り芯データ」(以下、「データ1」という)。
通り芯1とは、図1におけるX1〜X4、Y1、Y2の基準線であり、データ1は、X1〜X4、Y1、Y2の基準線を定義する図面上の座標データである。
(2)柱2と梁3の「ならびデータ」(データ2)および「柱と梁の通り芯との位置関係データ」(データ3)。
データ2、3は、図1における柱C41(4本)、C42(4本)と梁G41(4本)、G42(2本)、G43(2本)、G44(2本)の位置関係を定義する図面上の座標データである。
図2は、柱と梁の断面データの説明図であり、(A)は柱の断面データ、(B)は梁の断面データを示している。これらの図に示すように、柱と梁の断面データには、以下のものが含まれる。
(1)配置される柱2と梁3に対応する「断面寸法データ」(データ4)。
(2)配置される柱2と梁3に対応する「柱主筋4と梁主筋5の径、本数、断面内配置データ」(データ5)。以下、「柱主筋」とは柱の主鉄筋、「梁主筋」とは梁の主鉄筋を意味する。
3. 柱を構成する「フープ筋の径および配筋間隔」(データ6)および梁を構成する「スタラップ筋の径および配筋間隔」(データ7)
柱の四隅に柱主筋4を配置する。予め設定するコンクリートのかぶり厚さ等から主筋位置が設定される。
柱の四隅以外の柱主筋4は、均等に配置するように仮領域が設定される。
(2)ルール2(四隅の梁主筋の配置ルール、四隅以外の梁主筋の配置ルール)
梁の四隅に梁主筋5を配置する。予め設定するコンクリートのかぶり厚さ等から梁主筋5の位置が設定される。
梁の四隅以外の梁主筋5は、均等に配置するように仮位置が設定される。
(3)ルール3
柱2と梁3の面が同一面である場合に、当該面に面する隅部の梁主筋5は、四隅の柱主筋4の内側に配置される。
柱2に対して対峙する梁主筋5がある場合に、対峙する梁主筋5の本数、ずれなどからどの梁主筋5を連続させるか定義されている。
(5)ルール5(梁が柱部分で交差した場合の梁主筋の配置ルール)
梁が柱部分で交差した場合に、桁方向、梁間方向でどちらの梁主筋5を上段にするか定義されている。具体的には、鉄筋の軸組図を製成するデータから、梁の取付け高さデータを取得し、取付け高さによって判断する。取付け高さの指定がない、あるいは間違って重なる場合には、桁方向の主筋を上にするなどのルールが定められている。
(6)ルール6(柱主筋4と梁主筋5が交差する場合の配置ルール)
柱主筋4と梁主筋5が交差する場合に、梁主筋5の中心と柱主筋4の中心を比較し、柱主筋4をずれのある方にずらすように定義されている。
(7)ルール7(梁主筋5の本数が減少する場合のルール)
梁主筋5の本数が減少する場合に、どの梁主筋5をカットオフ(分断)するかが定義されている。
上、下と表示し、上段筋5の本数、下段筋5の本数を表示することが定義されている。
(9)ルール9(梁主筋5の継手位置表示ルール)
どの位置に梁主筋5の継手を設けるかが定義されている。
(10)ルール10
柱主筋4と梁主筋5の本数、径、あばら筋、スタラップ筋の径、配筋間隔を表示するルールが定義されている。
ステップS1では、取得した「通り芯データ」により、通り芯の位置が作図される。
ステップS2では、柱、梁の「ならびデータ」および「柱と梁の取り合いデータ」、「柱、梁の断面寸法データ」により柱、梁の外形平面図が作成される。
以上のステップS1、S2により、図1に示したような柱と梁の位置と大きさを示す図(以下、「芯線図」という)が作成される。
なお、本発明による配筋施工図(芯線図を含む)は、各ステップ毎に出力装置(CRTやプリンタ)に出力してもよいが、コンピュータの記憶装置に記憶し、最終的に他のデータと共に出力してもよい。
図4では、異なる幅で異なる主筋本数を有する梁3a、梁3bが対峙する例を示している。ルール4では、対峙する梁のパターンによりどの主筋を接続するか定められており、この場合は、対峙する梁同士の四隅の梁主筋を連結し、その他の梁主筋は、相互の軸線で近いものと連結するパターンと認識し、図4のとおり図示される。
例えば、ルール5では、Y1通り芯上の梁か、Y2通り芯上の梁かによって、X通り芯上の梁との主筋の上下関係が定義されている。なお、梁の取り付け高さデータを取得している場合は、ルール5により取り付け高さを比較し、梁主筋の上下関係を定める場合もある。
例えば、図6に示すとおり、梁3の端部における梁主筋51乃至56は、梁3の中央では無くなり、梁主筋本数が減少する。
この場合、後述するステップ9のルール8により、配筋施工図の梁3の端部で「上2」(数字は丸付き数字)と記された符号が中央部で「上1」(数字は丸付き数字)と表記されることで、当該梁3の上段主筋52、53が無くなることが明示される。また、同じく配筋施工図の梁3の端部で「下2」(数字は丸付き数字)と記された符号が中央部で「下1」(数字は丸付き数字)と表記されることで、当該梁3の下段主筋55、56が無くなることを明示する。
さらに、上段主筋51、下段主筋56については、配筋施工図の梁3の端部で「上1」(数字は丸付き数字)、「下1」(数字は丸付き数字)と記されたものが、中央部で「空白」となることで明示される。
これにより、梁の端部と中央部で梁主筋の本数が変わる場合、どの梁主筋が無くなるのか知ることができる。
また、どの位置で梁主筋を無くすかについては、梁3が掛け渡される柱2と柱2の、一方の柱面から隣の柱面までの間の寸法をLoとした場合、Lo/4に梁主筋の径dを15倍した値を加えたLo/4+15dを超える位置でカットオフする必要がある。
そこで、ルール7に従って、梁3が掛け渡される柱2と柱2の、一方の柱面から隣の柱面までの間の寸法Loを自動計算し、その四分の一の寸法Lo/4、梁主筋の径から15dを算出し、例えば2260(Lo/4+15d)と表示する。
これにより、梁の端部と中央部で梁主筋の本数が無くなる場合、一方の柱面から2260mmを超えた位置でカットオフすべきことを知ることができる。
なお、カットオフされる主筋の絵柄は、余裕をみて、カットオフすべき寸法を越えた位置で分断される絵柄になっている。
ステップS8aで、他の柱主筋4が配置される仮領域が、梁主筋5と交差しない場合は、そのまま柱主筋4の径に相当する径で柱主筋4の位置が書き込まれる。また、梁主筋5と交差する場合(図5(A))は、ステップS8bにおいて、ルール6の「柱主筋と梁主筋が交差する場合の配置ルール」に従って、図5(B)のように柱主筋4の位置が移動され書き込まれる。
なお、ルール6では、上記により梁主筋と交差しない位置に柱主筋を配置した段階で、隣合う梁主筋間隔、例えば梁主筋5aと梁主筋5bとの間隔を算出する。そして、その間隔寸法が1.5d(梁主筋の径dの1.5倍)以上あるかをチェックする。
梁主筋と柱主筋との間隔が、1.5dに満たない部位がある場合、その部位に警告記号を配筋施工図に表示する。この警告記号が配筋施工図に表示され出力された場合、施工管理者は、設計者と対応策を協議し処置を講じることになる。
ステップS9では、ルール8の「梁主筋の配筋状態表示ルール」にしたがって、上下の配筋本数が表示される。図6に示すように、梁の情報は、1段筋、2段筋の有無・本数が表示される。
ステップ10では、ルール9の「梁主筋の継手位置表示ルール」によって、梁主筋5の継手を設けてよい位置の寸法等が表示される。
例えば、梁3が掛け渡される柱2と柱2の、一方の柱面から隣の柱面までの間の寸法をLoとした場合、梁の上段主筋は、柱面からLo/4離れたところに主筋の継手を設ける必要がある。
そこで、ステップ10では、ルール9に従い、梁3が掛け渡される柱2と柱2の、一方の柱面から隣の柱面までの間の寸法Loを自動計算し、その四分の一の寸法Lo/4を算出し、例えば1775(Lo/4)と表示する。
これにより、梁3の上段主筋に継手を設ける場合、柱面から1774mm以上離れた位置に継手を設ける必要があることを配筋施工図から知ることができる。
また、梁3の下段主筋に継手を設ける場合は、柱面から梁せい寸法Dと同じ長さだけ離れた位置で、かつLo/4以内の位置に継手を設けなければならない。
そこで、ステップ10では、ルール9に従い、梁3が掛け渡される柱2と柱2の、一方の柱面から隣の柱面までの間の寸法Loを自動計算し、その四分の一の寸法Lo/4を算出し、併せて梁せい寸法Dを参照し、1775(Lo/4)+730と表示する。
これにより、梁3の下段主筋に継手を設ける場合は、柱面から730mm離れた位置で、かつ1774mmの範囲内に継手を設ける必要があることを配筋施工図から知ることができる。
このように、鉄筋施工情報と定義データから「梁主筋の継手位置」が自動的に表示されるので、従来のように躯体施工図や柱・梁リストから手計算する必要もなく、かつ計算ミスなどによる配筋の間違いを防止できる。
ステップS11では、ルール10の「柱主筋と梁主筋の本数、径、フープ筋、スタラップ筋の径、配筋間隔を表示するルール」によって柱主筋と梁主筋の本数、径、フープ筋、スタラップ筋の径、配筋間隔が表示される。
図8は、図6、図7と同様に、梁主筋の上段筋、下段筋の継手位置および梁主筋の本数が端部と中央で異なる場合のカットオフ位置を数値で表している。なお、当該数値が認識できる表現であれば、本例に限定されるものではない。
そして、図8のとおり、ルール10により柱2(C41)の配筋情報が(B)により表示される。
この場合、C41/2Fが図8の柱2(C41)の配筋状態を表すもので、C41/1Fは、その下階の柱の配筋状態、C41/3Fは、その上階の柱の配筋状態を表している。
例えば、C412Fの□−D13−100@は、フープ筋の鉄筋径が13mmで、100mm間隔で設けること表しており、 (6)16−D25(6)は、柱の主筋の径が25mmであり、本数が16本で、図面上左右に並ぶ主筋が6本ずつであることを表している。950×920は、柱の大きさを表わす。
また、C41/3Fの枠が小さいのは、柱の大きさが950×920から950×900と小さくなることを視覚的に表現するためである。
次に、梁3(G41)の配筋情報が(Ca)(Cb)により表される。
Z2/B1X1/G41は、梁3(G41)の端部の配筋状況で、Z2/中央/G41は、梁3(G41)の中央部の配筋状況を表す。
例えば、Z2/B1X1/G41で、770×730 h±0は、梁の大きさを表し、床レベルとの差が±0であることを表している。8−D29 5−D29は、梁主筋の上段筋が8本で主筋径が29mm、下段筋が5本で主筋径が29mmであることを表す。3−D13−100@は、梁のスタラップ筋の径が13mmで、100mm間隔で配筋されることを表し、筆頭の3という数字で拘束筋があることを表す。5本通しは、後に詳述するが、端部から中央まで5本の主筋はカットオフすることなく通すことを表している。
Z2/中央/G41は、上記と同じ内容を表現しているが、梁主筋の情報が5−D29 5−D29となっており、端部で8本だった梁上段主筋が、中央では5本になることを表している。
そこで、図8をみると、ルール8の「梁主筋の配筋状態表示ルール」によって表示された「上21112 下1111O1」(数字は丸付き数字)によって、端部の8本の上段主筋は、6本を平行に配筋し、梁の両側が2段に配筋され、計8本になることがわかる。また、中央部については、「上1111 1 下1111 1」(数字は丸付き数字)であるから、一方辺から二番目の梁主筋と両端の2段目主筋を除き、5本の梁主筋が通しになることがわかる。
なお、配筋情報の表示方法については、条例に限定されるものではなく、図6に示すような梁の断面図を併せて表示するものであってもよい。
また、本発明は、配筋施工図として紙に出力することを前提にしているが、出力方法については、携帯用パソコンなどのディスプレイに表示する方法でもよく、例えば、ディスプレイに配筋施工図を表示し、画面の拡大、移動により所定部を表示し、所定の柱や梁を選択すると上述の配筋情報が表示されるものであってもよい。
1.施工品質の均一化・生産性の向上
配筋に必要な情報をすべて含む配筋施工図により、情報が一元化され、作業者・検査員の熟練度に影響されることなく、作業所における施工品質の均一化と生産性の向上を図ることができる。
2.早期の施工納まり検討(設計へのフィードバック)
構造計算データが完成した段階で、本発明の自動作成装置により、納まりが悪い位置を表示させることができる。それにより、早期から施工納まり検討をスタートすることができる。
3.施工ミスの防止
柱については上階の配筋情報も記載されているうえ、柱主筋・フープの材質・径・本数・ピッチの変化も視覚的に分かりやすく表現されており、梁についても組み手や2段筋の配置などが明確に表示されているため、思い込みなどによる施工ミスを防止することができる。
4.配筋施工図の作成業務の省力化
パソコンの簡単な操作で配筋施工図の作成ができ、業務を省力化することができる。また専門工事業者にとっても配筋仕様を盛り込んだ長さの表示により、加工図作成業務の効率化が図れる。
Claims (2)
- 配筋施工図の自動作成装置であって、
鉄筋施工に必要な鉄筋施工情報を取得する情報取得手段と、
作図に必要な柱主筋及び梁主筋の配置位置を決定するためのルールからなる定義データを参照する参照手段と、
前記情報取得手段により取得した前記鉄筋施工情報と、前記参照手段により参照した前記定義データとに基づいて、柱の四隅の柱主筋及び梁の四隅の梁主筋の配置位置を設定するとともに他の柱主筋及び他の梁主筋の配置位置を仮設定し、かつ、前記定義データに基づいて、前記仮設定した他の柱主筋と他の梁主筋の配置位置を演算により定める演算手段と、
前記演算手段により定めた柱主筋及び梁主筋の配置位置から作図する作図手段と、を有することを特徴する配筋施工図の自動作成装置。 - コンピュータを用いて、情報取得手段が、鉄筋施工に必要な鉄筋施工情報を取得し、
参照手段が、作図に必要な柱主筋及び梁主筋の配置位置を決定するためのルールからなる定義データを参照し、
演算手段が、前記情報取得手段により取得した前記鉄筋施工情報と、前記参照手段により参照した前記定義データとに基づいて、柱の四隅の柱主筋及び梁の四隅の梁主筋の配置位置を設定するとともに他の柱主筋及び他の梁主筋の配置位置を仮設定し、かつ、前記定義データに基づいて、前記仮設定した他の柱主筋と他の梁主筋の配置位置を演算により定め、
作図手段が、前記演算手段により定めた柱主筋及び梁主筋の配置位置から配筋施工図を作図する、ことを特徴とする配筋施工図の自動作成方法。
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