JP2003080393A - 溶接変形推定方法及び溶接変形推定装置 - Google Patents

溶接変形推定方法及び溶接変形推定装置

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JP2003080393A
JP2003080393A JP2001272316A JP2001272316A JP2003080393A JP 2003080393 A JP2003080393 A JP 2003080393A JP 2001272316 A JP2001272316 A JP 2001272316A JP 2001272316 A JP2001272316 A JP 2001272316A JP 2003080393 A JP2003080393 A JP 2003080393A
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deformation
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welding line
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Shunji Ueda
俊司 植田
Hisashi Ito
久 伊藤
Hitohisa Onoe
仁久 尾上
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Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接変形の推定に必要な手作業による諸条件
の入力作業を削減することができ、さらに実作業におい
て発生する強制変位荷重の影響を考慮した溶接変形推定
方法及び溶接変形推定装置を提供する。 【解決手段】 有限要素法を適用するため構造物をメッ
シュに分割し(S1)、構造物の部材名称とその部材を
構成する要素名称とを関連付けた部材情報と、溶接線名
称とその溶接線を構成する節点名称とを関連付けた溶接
線情報と、溶接線名称とその溶接の溶着金属量を導出す
るための開先間隔、脚長を含む溶接条件とを関連付けた
溶接条件情報とに基づいて、多点拘束法を適用するため
に必要な節点を作成して(S9)溶接線に接続している
要素に働くローカルな熱変形を求め(S10)、そのロ
ーカルな熱変形を荷重境界条件としたFEMモデルによ
る解析を実行して(S13)溶接変形量を求める溶接変
形推定方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接などの熱加工
により生じる収縮変形や角変形をブロック組立段階で予
測する技術に関し、特に造船、橋梁などの大型溶接構造
物に適用するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】造船、橋梁などの大型構造物のブロック
を溶接して組み立てる際には、溶接姿勢を確保するた
め、クレーンなどを用いて構造物を回転させあるいはス
タンションの上に所定の姿勢を保つように積載して、溶
接する構造物同士の位置関係を確定した後で溶接を行っ
ている。
【0003】しかしながら、溶接構造物を設計する際に
は溶接によって生ずる変形が考慮されていないため、指
示通りの溶接を行った場合でも完成形状がいびつになっ
たり、また複数の溶接工程の中間段階において構造物の
形状がいびつになる結果、後の工程において溶接が困難
になるなどの不具合が発生することが多々ある。
【0004】従来、このような問題が発生した場合に
は、溶接された構造物を整形加工したり、あるいは部材
を切り離して再度溶接を行うなどの作業が必要となり、
そのため、多くの生産時間と多くの生産コストが余分に
費やされていた。
【0005】このため、溶接後の構造物の形状がいびつ
にならないように、熟練した溶接施工者の勘や技術によ
って、溶接する部材や構造物同士の位置などの溶接方法
を決定して溶接作業が行われているが、熟練施工者の高
齢化にともなう熟練者の減少が問題となっている。ま
た、溶接作業は勘や経験といった客観的に数値化や明文
化が困難な技能であるため、その伝承が十分に行えない
という問題が顕在化している。
【0006】このような背景の下、最近、生産時間とコ
ストを削減し、かつ熟練を要する溶接方法を特別な技能
や経験を必要とせず容易に決定するために、溶接後の構
造物の変形を推定する技術が報告されている。(例え
ば、曲がりブロック溶接変形の推定法,日本造船学会論
文集,第186号,639〜647頁)図11は、上記
論文に掲載された、溶接変形を推定する方法を説明する
図である。
【0007】図11の(1)は、本溶接変形推定方法が
適用されるブロックであるT字継手70を示し、このT
字継手70はすみ肉溶接により形成される。
【0008】図11の(2)は、溶接による3つのロー
カルな熱変形の成分、縦収縮、横収縮及び角変形を有限
要素法(以下、「FEM」という)の荷重境界条件とし
て与えて、構造物の形状を推定するための手法を示して
いる。
【0009】ここでは多点拘束(MPC)による手法が
用いられている。この例では、溶接線71を境としてT
字継手70を3つの部材部分70a、70b、70cに
分割し、溶接線71に対して直角方向に働く横収縮を表
現するため、溶接線71に埋め込まれた参照節点72
と、溶接線71に接続されている要素節点73が作成さ
れる。
【0010】図11の(3)は、このようにして作成し
た要素節点73に、そのすみ肉溶接の溶接線71に垂直
な断面での固有応力の分布形状から計算した、T字継手
70の横収縮量δxと角変形量θを与えた状態を示して
いる。ここで、δyはウェブなどの付加物の横収縮量を
示している。
【0011】そして、横収縮量δxと角変形量θを多点
拘束で溶接線71に沿ったテンドン要素74と呼ばれる
梁要素として与え、固有応力の溶接線71方向成分の断
面積分値である縦収縮力(テンドン力)を負荷すること
によって、FEMを用いて溶接変形を計算によって推定
することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この推
定方法では、なお解決すべき次のような課題が存在して
いた。
【0013】その第1点は、この推定法では、溶接する
構造物のFEMモデルを基にして、テンドン要素74の
作成、部材の分割、多点拘束の作成、荷重境界条件の作
成は解析者の手作業で行わなければならない点である。
【0014】実際の構造物は、大型でかつ複雑な構造を
しているため、手作業によってこのような推定に必要な
諸条件を入力することは、多大の時間とコストを必要と
することになる。
【0015】従って、解析の効果によって減少する溶接
作業と、解析において発生する作業とを比較した場合に
は、溶接変形を推定して得られる溶接施工での時間とコ
ストの減少が、解析に必要な手作業での時間とコストの
増加により相殺されてしまい、生産効率の改善効果が得
られない結果になる。
【0016】その第2点は、溶接しようとする構造物が
前工程によって既に変形を受けているという点である。
【0017】大型の溶接構造物を製造する場合、通常は
工場内において複数の溶接工程によって製造されるが、
ある工程で溶接しようとする構造物は、前工程の溶接に
よって既に変形を生じているため、溶接しようとする構
造物同士の溶接線位置での形状が一致しないことが一般
的である。
【0018】図12は、変形した構造物を溶接する場合
の作業手順を示す図である。
【0019】図12の(1)では、部材77が溶接によ
って変形を生じている結果、溶接しようとする部材78
との溶接線79位置での形状が一致していない例を示し
ている。
【0020】このような場合には、図12の(2)に示
すように、例えば、部材77を溶接線79位置での形状
が一致するように一時的に治具などによって引張り(ま
たは押付け)ながら溶接作業を行う。
【0021】しかしながら、前述の推定法においては溶
接しようとする構造物は前工程での変形が生じていない
という前提をもつため、このような引張(圧縮)荷重を
考慮する方法が示されておらず、精度の良い溶接変形の
推定が困難であった。本発明は、かかる事情に鑑みてな
されたものであって、溶接変形の推定に必要な手作業に
よる諸条件の入力作業を削減することができ、さらに実
作業において発生する強制変位荷重の影響を考慮した溶
接変形推定方法及び溶接変形推定装置を提供することに
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
の本発明は、構造物を構成する各部材を有限要素法を適
用するための要素と節点とをもつメッシュに分割したF
EMモデルを作成する段階と、FEMモデルに溶接線を
関連付ける段階と、構造物を構成する部材名称とその部
材を構成する要素名称とを関連付けた部材情報を作成す
る段階と、溶接線名称とその溶接線を構成する節点名称
とを関連付けた溶接線情報を作成する段階と、溶接線名
称とその溶接の溶着金属量を導出するための開先間隔、
脚長を含む溶接条件とを関連付けた溶接条件情報を作成
する段階と、部材情報と溶接線情報と溶接条件情報とに
基づいて多点拘束法を適用するために必要な節点を作成
し溶接線に接続している要素に働くローカルな熱変形を
求める段階と、求めたローカルな熱変形を荷重境界条件
としたFEMモデルによる解析を実行して溶接変形量を
求める段階とを備えた溶接変形推定方法である。
【0023】また本発明は、上記記載の発明である溶接
変形推定方法において、構造物の溶接しようとする溶接
線位置での外形形状を測定する段階と、測定された外形
形状と設計上の溶接線位置での外形形状との位置のずれ
である偏差量を求める段階と、偏差量を矯正するために
必要な変位量を求めてその変位量をFEMモデルの境界
条件として設定する段階とを備えた溶接変形推定方法で
ある。
【0024】また本発明は、構造物を構成する各部材を
有限要素法を適用するための要素と節点とをもつメッシ
ュに分割したFEMモデルを作成する手段と、FEMモ
デルに溶接線を関連付ける手段と、構造物を構成する部
材名称とその部材を構成する要素名称とを関連付けた部
材情報を作成する手段と、溶接線名称とその溶接線を構
成する節点名称とを関連付けた溶接線情報を作成する手
段と、溶接線名称とその溶接の溶着金属量を導出するた
めの開先間隔、脚長を含む溶接条件とを関連付けた溶接
条件情報を作成する手段と、部材情報と溶接線情報と溶
接条件情報とに基づいて多点拘束法を適用するために必
要な節点を作成し溶接線に接続している要素に働くロー
カルな熱変形を求める手段と、求めたローカルな熱変形
を荷重境界条件としたFEMモデルによる解析を実行し
て溶接変形量を求める手段とを備えた溶接変形推定装置
である。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用される溶接変
形推定システムの構成を示す図である。
【0026】本システムは、通信回線1に接続された、
溶接構造物の構造等を計算機を用いて設計するためのC
AD装置2、構造物の形状を自動で測定するための自動
計測装置4、この自動計測装置4の動作を制御すると共
に測定データを収集する自動計測制御装置5、溶接変形
推定のためのFEMモデルを作成しそれに基づいて溶接
変形を推定する溶接変形推定装置7、この溶接変形推定
装置7とオペレータとの間での情報の入出力を行う入出
力装置8及び作成された溶接変形推定モデルであるFE
Mモデルを解析するFEMソルバ装置9とで構成されて
いる。
【0027】ここで、通信回線とは広く情報の送受信に
用いられる経路のことで、導電線、光ファイバなどの有
線を用いた通信に限られず、光、音波、電波などを用い
た無線通信も含まれる。
【0028】そして、溶接変形推定装置7には、通信回
線1に接続された各装置及び入出力装置8から入力され
た情報を受信し、各種情報交換を実施するためのインタ
ーフェースである入出力制御部10、CAD装置2から
のデータに基づいてFEMモデルを作成するFEMモデ
ル自動作成処理部11、作成されたFEMモデルを用い
て必要な条件を付加しつつ溶接変形推定用のFEMモデ
ルを作成する溶接変形推定処理部12及びFEM解析の
要素や節点などの確認と解析後の結果確認表示等を行う
ためのFEMプリポスト部13が設けられている。
【0029】尚、本発明では、溶接変形推定処理部12
は、FEMプリポスト部13の上で動くようになってお
り、例えば要素や節点の確認などのプリ機能や、解析後
の変形表示等のポスト機能といった、汎用のFEMプリ
ポスト部13が標準で備えている機能も併せて使用でき
るようになっている。
【0030】しかしながら、本発明はこの実施例に限定
されるものではなく、溶接変形推定処理部12をFEM
プリポスト部13を用いずに構成しても良く、また、F
EMソルバ装置9と溶接変形推定装置7とを一体として
構成しても良い。さらに、FEMソルバ装置9と溶接変
形推定装置7とを専用の通信回線で接続するものであっ
ても良い。
【0031】続いてこのように構成された本システムの
動作について説明する。
【0032】図2は、溶接変形推定システムの概略の動
作を示すフロー図である。
【0033】先ずCAD装置2により溶接構造物の構造
データを作成する(S1)。このCAD装置2は構造デ
ータとともにFEM解析を行う際に必要となる溶接条件
(例えば、溶接される部材、溶接線、開先形状、開先間
隔、溶接脚長等)を定義することができるものである。
【0034】同様にして、溶接構造物を積載するための
スタンションの高さに関する構造データもこのCAD装
置2を用いて作成する(S2)。このデータは後の処理
で用いられる。
【0035】このようにして作成されたCADデータは
通信回線1を介して溶接変形推定装置7に送信され、溶
接変形推定装置7では入出力制御部10がこのCADデ
ータを受信してFEMモデル自動作成処理部11を起動
する。
【0036】FEMモデル自動作成処理部11はCAD
データに基づいて、溶接構造物を構成する部材を有限要
素法を適用するための要素と節点をもつメッシュに分割
したFEMモデルを作成するが、この際、定義された前
述の溶接条件に関連付けた各情報も作成する。
【0037】即ち、溶接する構造物を構成する部材名称
とその部材を構成するFEMモデルの要素名称を関連付
けた部材情報、また溶接線名称とその溶接線を構成する
FEMモデルの節点名称を関連付けた溶接線情報、さら
に溶接線名称とその溶接線での溶着金属量を導出するた
めの開先間隔、脚長等の溶接条件とを関連付けた溶接条
件情報とを併せて作成する(S3)。
【0038】図3は、作成されたFEMモデルを示す図
である。
【0039】このFEMモデルでは分割された要素等と
ともに、溶接線とその溶接線に関連付けられた情報が定
義されている。具体的には、溶接線20には、例えば隅
肉溶接であって溶接脚長=7mm、溶接線21には、例
えば突合せ溶接であって開先形状=V、間隔=2mmな
どといった溶接条件が関連付けされている。
【0040】この関連付けられた各情報は、CAD装置
2の定義データに従って作成されたものであり、後で解
析者が必要に応じて変更できるように構成しているた
め、解析者のデータの入力作業を削減することができ
る。
【0041】続いて、溶接変形推定処理部12は、この
ようにして作成された部材情報、溶接情報、溶接条件情
報付のFEMモデルを読み込む(S4)。
【0042】そして、前述のスタンションデータに基づ
いてスタンションに相当するFEM要素を自動的に作成
する(S5)。
【0043】図4は、スタンションのデータを示す図で
ある。
【0044】このスタンションのデータは碁盤目の格子
点上に鉛直方向に伸びたスタンションの高さを設定して
いるものである。従って、一般には、積載される構造物
の外形に従って各スタンションの高さが設定されるが、
スタンションの高さを全てゼロに設定することで、平置
き溶接の問題にも対応することができる。
【0045】次に、構造物のFEMモデルをスタンショ
ン上に積載させるため回転操作を行う(S6)。
【0046】図5は、FEMモデルを回転させる操作を
説明する図である。
【0047】CADデータに基づくFEMモデルでは、
例えば造船の場合では溶接構造物は船体に取付けられる
状態を表す船体座標系で定義されている。これに対して
スタンションに積載する場合は溶接作業を行う状態を表
す重力座標系で定義されなければならない。
【0048】このため、構造物の任意の3点(図中では
点A、点B、点C)について、解析者が溶接時における
重力座標系の座標値を指定することによって、FEMモ
デルの方向を変えて実際の溶接施工時における構造物の
方向に合わせる操作が行われる。
【0049】図6は、FEMモデルをスタンション上に
積載した状態を示している。
【0050】この状態において、構造物の自重が常に地
面に対して下向きに働くようにモデルの荷重条件を自動
で設定し(S7)、続いて、構造物とスタンションの接
触条件を自動で補正する(S8)。
【0051】図7は、FEMモデルとスタンションの関
係を示す図である。
【0052】スタンションは、構造物の外板の下面23
がスタンションと接触する高さに設定されている。一
方、FEMモデルのシェル要素24は、図7の(1)に
示すように板厚中心面に作成されているか、図7の
(2)に示すようにモールド面とよばれる溶接時に基準
となる面(外板ではスタンションに当たらない上面2
5)に作成されていることが一般的である。
【0053】この結果、外板の板厚の半分、もしくは板
厚分だけスタンションモデルと構造物モデルに隙間26
が生ずることになる。スタンションと溶接する構造物と
の接触に関しては、重力と溶接加熱による応力を考慮し
た接触問題を解くことになるが、この隙間があると、接
触問題を解く際に解の収束が遅くなり、場合によっては
溶接変形推定問題が解けない場合も起こる。
【0054】そこで、図7の(3)に示すように、解析
者が構造物の外板の名称を指定することによって、FE
Mモデルの板厚から、スタンションと構造物の隙間26
を自動的に計算し、スタンションモデルの高さを隙間分
だけ自動的に高くすることによって、スタンションと構
造物とが必ず接するようにモデルの再形成を行う。この
ことによって、接触問題の収束が早くなり,いかなる溶
接変形問題であっても必ず解くことができる。
【0055】次に、解析者が溶接線を特定して指定す
る。すると、その溶接線を境として部材が自動的に分割
され、その部材に対応してテンドン要素の作成、多点拘
束を用いるための参照節点と要素節点の割り付けが自動
的に行われる(S9)。
【0056】そして、この作成されたテンドン要素と参
照節点毎に溶接加熱による縦収縮力、横収縮量及び角変
形量を求める。そのために、先ずその溶接線に関連付け
られている溶接条件情報を参照して開先形状、脚長等の
溶接条件を取り出し、このデータに基づいて溶着金属量
を算出する。そしてこの溶着金属量をパラメータとして
公知の関係式を用いて溶接加熱による縦収縮力、横収縮
量及び角変形量を計算し、この加熱による変形量に基づ
いて、FEMモデルにおける荷重境界条件を設定する
(S10)。
【0057】このように、FEMモデルに関連させて部
材情報、溶接線情報、溶接条件情報を作成して参照可能
なように構成することによって、解析者が多大な労力を
必要とする多点拘束法に必要なデータ入力を自動で実施
することが可能となり、入力作業の軽減を図ることがで
きる。
【0058】図8は、FEMモデルに設定される荷重境
界条件を示す図である。
【0059】図中、スタンションと溶接構造物との接触
部30においては、FEMモデルでは弱いばねで拘束さ
れているものとして接触条件を設定する。また、溶接構
造物の回転による構造物の自重による荷重31を荷重条
件で設定する。さらに、溶接線32の加熱によるローカ
ルな熱変形についても前述の荷重境界条件で設定する。
【0060】続いて、自動計測装置4によって、溶接す
る前の構造物の形状を測定する。
【0061】図9は、自動計測装置4の測定方法を示す
図である。
【0062】自動計測装置4は溶接ガントリクレーン3
6に設置されており、測定対象である構造物37に貼付
された複数ターゲット38の座標を測定する。この自動
計測装置4の測定動作とデータ処理は自動計測制御装置
5によって制御されており、ターゲット38の座標も自
動計測装置4が測定した画像情報に基づいてこの自動計
測装置5によって算出さる。そしてこのターゲット38
の座標は、通信回線1を介して溶接変形推定装置7に送
信される。
【0063】溶接変形推定処理部12は、測定した座標
値とCADデータの座標値とを比較して、ターゲットを
貼った点のCAD形状に対するずれ量を求める(S1
1)。そして、このずれ量は溶接線位置での変形量であ
るとして、そのずれ量を正規な状態に矯正するために必
要となる荷重を計算し、その荷重をFEMモデルの要素
に対する荷重条件として設定する(S12)。
【0064】この操作によって、実溶接施工作業におい
て行われている、構造物に強制的な変位を付与すること
の影響を組み込むことができる。
【0065】このようにして、自動計測装置4による座
標計測からFEMモデルへの荷重境界条件の設定までが
連続した処理で行われるため効率的に処理することが可
能となる。
【0066】尚、本実施例では、自動計測装置4によっ
て測定した座標値を用いた構成であるが、この形態に限
定されるものではなく、人手を含む別の測定手段によっ
て測定された座標値またはずれ量を用いてFEMモデル
の荷重条件を作成するものであっても良い。
【0067】以上の溶接変形推定処理部12の動作によ
って溶接変形推定用のFEMモデルが作成され、このF
EMモデルはFEMソルバ装置9に送られ、溶接熱変形
解析が行われる(S13)。
【0068】そしてその解析結果は、溶接変形推定装置
7に送られ、FEMプリポスト部13が、構造物の溶接
後の変形形状や、スタンションに働く反力等を表示する
(S14)。
【0069】図10は、溶接熱変形解析結果を示す図で
ある。
【0070】本図では溶接前形状39と溶接後形状40
とが変形量とともに表示されており、溶接熱による変形
の状態を容易に把握することができる。
【0071】施工管理者は、この解析結果を参考にして
溶接作業の改善を図ることができる。例えば、溶接変形
が大きくなると予想される場合は、脚長、開先形状など
の溶接条件を見直す、或いは溶接の順序を変更するなど
の処置をとることができる。また、設計段階にあって
は、この解析結果を溶接変形が少なくなるような材質の
選定に利用することもできる。
【0072】以上説明したように、本発明の溶接変形推
定方法においては、溶接前の構造物が変形している場合
に実際の溶接施工で行われている負荷荷重をも考慮して
いる。この結果、溶接変形の推定精度を、考慮しなかっ
た場合の推定誤差に比較して大幅に改善させることがで
きた。
【0073】また、人手による条件入力の削減を図った
結果、溶接変形推定解析と実際の溶接施工とを合わせた
合計の作業効率を大きく高めることができた。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば溶
接変形の推定に必要な手作業による諸条件の入力作業を
削減することができ、さらに実作業において発生する強
制変位荷重の影響を考慮できるため精度よく溶接変形を
推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される溶接変形推定システムの構
成を示す図。
【図2】溶接変形推定システムの概略の動作を示すフロ
ー図。
【図3】作成されたFEMモデルを示す図。
【図4】スタンションのデータを示す図。
【図5】FEMモデルを回転させる操作を説明する図。
【図6】FEMモデルをスタンション上に積載した状態
を示す図。
【図7】FEMモデルとスタンションの関係を示す図。
【図8】FEMモデルに設定される境界条件を示す図。
【図9】自動計測装置の測定方法を示す図。
【図10】溶接熱変形解析結果を示す図。
【図11】従来の溶接変形を推定する方法を説明する
図。
【図12】変形した構造物を溶接する場合の作業手順を
示す図。
【符号の説明】
4…自動計測装置 5…自動計測制御装置 7…溶接変形推定装置 8…入出力装置 11…FEMモデル自動作成処理部 12…溶接変形推定処理部 70…構造物 70a…部材 70b…部材 70c…部材 71…溶接線 72…参照節点 73…要素節点 74…テンドン要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾上 仁久 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 5B046 DA02 JA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物の溶接による変形を推定する溶接
    変形推定方法において、 前記構造物を構成する各部材を、有限要素法を適用する
    ための要素と節点とをもつメッシュに分割したFEMモ
    デルを作成する段階と、 前記FEMモデルに溶接線を関連付ける段階と、 前記構造物を構成する部材名称とその部材を構成する前
    記要素名称とを関連付けた部材情報を作成する段階と、 前記溶接線名称とその溶接線を構成する前記節点名称と
    を関連付けた溶接線情報を作成する段階と、 前記溶接線名称とその溶接の溶着金属量を導出するため
    の開先間隔、脚長を含む溶接条件とを関連付けた溶接条
    件情報を作成する段階と、 前記部材情報と前記溶接線情報と前記溶接条件情報とに
    基づいて、多点拘束法を適用するために必要な節点を作
    成し、前記溶接線に接続している前記要素に働くローカ
    ルな熱変形を求める段階と、 前記求めたローカルな熱変形を荷重境界条件としたFE
    Mモデルによる解析を実行して溶接変形量を求める段階
    とを備えたことを特徴とする溶接変形推定方法。
  2. 【請求項2】 前記構造物の溶接しようとする溶接線位
    置での外形形状を測定する段階と、 前記測定された外形形状と設計上の溶接線位置での外形
    形状との位置のずれである偏差量を求める段階と、 前記偏差量を矯正するために必要な変位量を求めて、そ
    の変位量をFEMモデルの境界条件として設定する段階
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の溶接変形推
    定方法。
  3. 【請求項3】 構造物の溶接による変形を推定する溶接
    変形推定装置において、 前記構造物を構成する各部材を、有限要素法を適用する
    ための要素と節点とをもつメッシュに分割したFEMモ
    デルを作成する手段と、 前記FEMモデルに溶接線を関連付ける手段と、 前記構造物を構成する部材名称とその部材を構成する前
    記要素名称とを関連付けた部材情報を作成する手段と、 前記溶接線名称とその溶接線を構成する前記節点名称と
    を関連付けた溶接線情報を作成する手段と、 前記溶接線名称とその溶接の溶着金属量を導出するため
    の開先間隔、脚長を含む溶接条件とを関連付けた溶接条
    件情報を作成する手段と、 前記部材情報と前記溶接線情報と前記溶接条件情報とに
    基づいて、多点拘束法を適用するために必要な節点を作
    成し、前記溶接線に接続している前記要素に働くローカ
    ルな熱変形を求める手段と、 前記求めたローカルな熱変形を荷重境界条件としたFE
    Mモデルによる解析を実行して溶接変形量を求める手段
    とを備えたことを特徴とする溶接変形推定装置。
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