JP2004272782A - 形状データ作成方法および形状データ作成システム - Google Patents
形状データ作成方法および形状データ作成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004272782A JP2004272782A JP2003065277A JP2003065277A JP2004272782A JP 2004272782 A JP2004272782 A JP 2004272782A JP 2003065277 A JP2003065277 A JP 2003065277A JP 2003065277 A JP2003065277 A JP 2003065277A JP 2004272782 A JP2004272782 A JP 2004272782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- data
- correction target
- node
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/82—Elements for improving aerodynamics
Abstract
【解決手段】本発明の形状データ作成方法は、入力された解析対象物の設計形状データ(ステップS1)から、メッシュにより設計形状を表現するメッシュデータを作成する工程(ステップS2)と、前記メッシュを構成する複数の節点の中から、補正の対象とする補正対象節点を選択する工程(ステップS3)と、前記解析対象物の出来上がり形状を測定する工程(ステップS4)と、測定して得られた測定点の位置と、該測定点に対応する前記補正対象節点の位置との変位量を算出する工程(ステップS5、S6)と、算出した前記変位量に基づいて前記補正対象節点の位置を補正して、前記設計形状のメッシュデータから解析対象物の出来上がり形状のメッシュデータを作成する工程(ステップS7)とを含む。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、解析対象物の形状データの作成に関し、特に、FEM解析に適した形状データを作成するための形状データ作成方法および形状データ作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
解析対象物の変形等を解析する方法として、一般的にFEM(有限要素法)解析が知られている。FEM解析は、解析対象物を有限の大きさを有する要素(有限要素)で分割して取り扱う解析方法であり、有限要素を生成するために解析対象物の形状データを用いている。表面形状データとしては、CADデータや、実際に解析対象物を測定して得られた点群データなどが考えられる。
【0003】
通常、設計段階において解析対象物の表面形状はCADにより表現されているので、このCADデータを利用して有限要素を生成しFEM解析を行うことができれば、容易で時間もかからず好ましい。
【0004】
しかし、実際に製造してできた解析対象物は、例えば、プレス成形されるものであればその製造段階においてスプリングバックが起こり、また、重力による変形等も起こりうるので、CADデータで表されるCAD(設計)形状と出来上がり形状とは必ずしも一致しない。したがって、CADデータに基づいてFEM解析を行ったのでは、出来上がり形状を解析したことにはならない場合があり、これでは、解析の精度にむらがでてしまい、高精度に解析したとはいえない。
【0005】
そこで、高精度に解析する方法として、実際に製造した解析対象物の出来上がり形状を3次元測定装置により点群データとして測定し、これから有限要素(面データ)を生成して、FEM解析する方法が提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−183227号公報(詳細な説明の段落「0023」、図10等参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記方法では、FEM解析を行う下準備として、解析対象物の形状をFEM解析に適した面データからなる形状データに変換する必要があり、これに多大な時間を要してしまう。
【0008】
すなわち、下準備としては、まず連続体である解析対象物の表面形状を測定して、非連続な膨大な点データに変換しなくてはならず、この測定だけにかなりの時間を要してしまう。たとえば、1m四方のパネルでは約100万箇所程度を測定して点データに変換する必要がある。加えて、変換した膨大な点データから、面データを作成し、これらを合わせてFEM解析に適した形状データに修正する必要もある。
【0009】
このように、出来上がり形状を点群データとして測定する方法では、高精度にFEM解析を実施できるものの、その下準備として解析用の形状データを作成するために、数日から数週間かかってしまうという問題がある。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、FEM解析用の形状データを容易かつ短時間に作成し、工数を削減することができる形状データ作成方法および形状データ作成システムの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の形状データ作成方法は、解析対象物の設計形状データから、メッシュにより設計形状を表現するメッシュデータを作成する工程と、前記メッシュを構成する複数の節点の中から、補正の対象とする補正対象節点を選択する工程と、前記解析対象物の出来上がり形状を測定する工程と、測定して得られた測定点の位置と、該測定点に対応する前記補正対象節点の位置との変位量を算出する工程と、算出した前記変位量に基づいて前記補正対象節点の位置を補正して、前記設計形状のメッシュデータから解析対象物の出来上がり形状のメッシュデータを作成する工程とを含む。
【0012】
【発明の効果】
上記形状データ作成方法によれば、解析対象物の設計形状データを利用してメッシュデータを作成し、作成したメッシュデータの一部の補正対象節点について出来上がり形状との変位量を算出して、該変位量だけ補正対象節点の位置を補正して出来上がり形状のメッシュデータを得るので、スプリングバック等により変形した解析対象物のFEM用形状データを容易に作成することができる。
【0013】
また、実際に出来上がり形状を測定して、測定結果のみからFEM解析用にメッシュデータを作成するのではないので、面データ等の作成やこの加工が必要なく、工数を低減することができる。
【0014】
さらに、解析対象物の設計形状データを基に出来上がり形状のメッシュデータを作成するので、解析対象物を実際に測定して得られた点群データだけからでは厳密に再現不可能な形状的特徴についても、高精度に再現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
(形状データシステムの構成)
図1は、本発明の形状データ作成システムの概略構成を示すブロック図である。
【0017】
形状データ作成システム1は、解析対象物の設計形状(CAD)データを用いて、解析対象物のFEM(有限要素法)解析用の形状データを作成するためのシステムである。
【0018】
形状データ作成システム1は、メッシュデータ作成装置10と、メッシュデータ作成装置10に接続された補正対象節点選択装置20と、出来上がり形状測定装置30と、該出来上がり形状測定装置30に接続された測定点選択装置40と、補正対象節点選択装置20および測定点選択装置40の双方に接続された変位量算出装置50と、該変位量算出装置50に接続された出来上がり形状作成装置60とから構成されている。
【0019】
(形状データ作成システムの作用)
上記各装置の動作について、形状データ作成システム1全体の処理の流れと共に説明する。
【0020】
図2は形状データ作成システム1の処理の流れを示すフローチャート、図3はメッシュにより表現された設計形状を示す図である。
【0021】
まず、メッシュデータ作成装置10に、解析対象物の設計形状データが入力される(ステップS1)。解析対象物の設計形状データとは、予めCADにより作成されたデータであり、解析対象物の理想的な形状を表している。
【0022】
次に、メッシュデータ作成装置10は、入力された設計形状データから、メッシュにより該設計形状を表現する設計メッシュデータを作成する(ステップS2)。ここで作成される設計メッシュデータとは、図3に示すように格子状に設計形状を表現するデータであり、その作成時に、格子を構成する複数の節点ごとに節点番号と座標の情報が与えられる。設計メッシュデータは、それらの情報も含めて出来上がり形状作成装置60および補正対象節点選択装置20に送信される。
【0023】
補正対象節点選択装置20は、受信した設計メッシュデータを用いて、複数の節点の中から補正の対象とする補正対象節点(図4参照)を選択する(ステップS3)。補正対象節点を選択する手法としては、所定の節点密度を決定して、該節点密度に基づいて乱数により選択する手法がある。
【0024】
たとえば、自動車のサイドアウターパネルについては、設計形状と出来上がり形状の差が微小で局部的に変形することはないので、高密度に補正対象節点を設ける必要がなく、設計メッシュデータが節点密度67点/cm2で作成されているなら、それよりも小さい節点密度0.05〜0.005点/cm2程度でランダムに節点を選択することができる。補正対象節点を選択する際の適切な節点密度については後述する。
【0025】
次に、出来上がり形状測定装置30は、実際に製造されて出来上がった部品(解析対象物)の出来上がり形状を測定する(ステップS4)。出来上がり形状測定装置30は、たとえば、CCDカメラにより写真撮影する非接触式測定装置であり、設計メッシュデータと同様に67点/cm2程度の点密度で各測定点の座標を測定する。
【0026】
測定点選択装置40は、測定して得られた複数の測定点の中から、ステップS3で選択された補正対象節点に対応する測定点を選択する(ステップS5)。補正対象節点に最も近いものを対応する測定点として選択し、選択した測定点の座標の情報が変位量算出装置50に送信される。
【0027】
変位量算出装置50は、補正対象節点選択装置20から受信した補正対象節点の節点番号および座標の情報と、測定点選択装置40から受信した測定点の座標の情報とに基づいて、相互に対応する補正対象節点から測定点までの変位量を算出する(ステップS6)。算出された変位量は、補正対象節点の節点番号と共に出来上がり形状作成装置60に送信される。
【0028】
出来上がり形状作成手段は、受信した節点番号および変位量の情報に基づいて、設計メッシュデータの節点を変位量に従って補正し、解析対象物の出来上がり形状のメッシュデータ(以下、出来上がりメッシュデータという)を作成する(ステップS7)。ここで、補正前の設計メッシュデータは、補正対象節点よりも多くの節点を含む詳細な形状のデータであり、出来上がり形状作成装置60が受信した節点番号の節点を補正すると、周囲の補正対象節点以外の節点もつられて変位する。したがって、メッシュデータ作成装置10で作成した設計メッシュデータと同じ節点密度(たとえば、67点/cm2)で、詳細な出来上がりメッシュデータを作成することができる。
【0029】
出来上がりメッシュデータは、FEM解析用形状データとして出力される。
【0030】
(補正対象節点選択時の節点密度)
次に、上記ステップS3において、補正対象節点を選択する際の適切な節点密度について説明する。なお、節点密度は、補正対象節点を選択するピッチ、すなわち、補正対象節点を選択する間隔で決めることもできるので、以下では、補正対象節点の適切な節点密度として、補正対象節点を選択する適切なピッチを定める手法を例示する。
【0031】
図4は補正対象節点を20mm、40mm、80mmピッチでそれぞれ選択した様子を示す図、図5は補正対象節点を20mmピッチで選択したときの(A)設計形状からの変位量、および(B)その誤差を示す図、図6は補正対象節点を40mmピッチで設定したときの(A)設計形状からの変位量、および(B)その誤差を示す図、図7は補正対象節点を80mmピッチで設定したときの(A)設計形状からの変位量、および(B)その誤差を示す図である。
【0032】
図4では、上から順に、メッシュデータ作成装置10により設計形状データに基づいて作成されたメッシュデータ上に20mmピッチ(間隔)、40mmピッチ、80mmピッチで補正対象節点を選択している様子を斜視図で示している。なお、20mmピッチについては参考のために側面図も示している。
【0033】
ピッチが大きくなるほど、選択される補正対象節点間の距離は長くなり、選択される補正対象節点の節点密度は小さくなる。なお、図4ではメッシュデータの長さ方向についてピッチを変え、幅方向については等間隔で補正対象節点を選択しているが、幅方向についてもピッチを変えて節点を選択してもよい。
【0034】
各ピッチ(20mm、40mm、80mm)で補正対象節点を選択した後、図2に示すステップS7の工程まで終了し、出来上がりメッシュデータを作成して、これを実際の解析対象物のメッシュデータ(以下、実メッシュデータという)と比較する。その結果は、図5〜図7に示すとおりである。なお、実メッシュデータは、実際に製造してスプリングバックした解析対象物を非接触式測定装置または接触式測定装置により測定して予め作成している。
【0035】
図5〜図7において、(A)では、縦軸に、設計形状のメッシュデータ(以下、設計メッシュデータという)を基準として、設計メッシュデータから出来上がりメッシュデータへの変位量および設計メッシュデータから実メッシュデータへの変位量を示し、横軸に、節点番号を示している。また、(B)では、縦軸に、実メッシュデータの変位量に対する、出来上がりメッシュデータと実メッシュデータとの変位量の誤差の割合を示し、横軸に節点番号を示している。なお、設計メッシュデータは、スプリングバック等を起こしていない設計上の形状を表すデータであり、たとえば、解析対象物がプレス加工で製造される場合には、プレスの金型の形状から設計メッシュデータを作成することができる。
【0036】
以下、図5から順に検討する。
【0037】
図5(A)を参照すると、出来上がりメッシュデータおよび実メッシュデータは、共に、設計メッシュデータからの変位量が同じくらいで、ほとんど差がない。したがって、図5(B)を参照しても、実メッシュデータの変位量に対する、出来上がりメッシュデータと実メッシュデータとの変位量の誤差の割合は低く、最も誤差の割合が大きい節点番号151付近においても3%にも達していない。
【0038】
図6(A)を参照すると、出来上がりメッシュデータおよび実メッシュデータは、設計メッシュデータからの変位量が節点番号151付近および節点番号211付近で若干の差が見られる。それでも、図6(B)を参照すると、実メッシュデータの変位量に対する、出来上がりメッシュデータと実メッシュデータとの変位量の誤差の割合は低く、最も誤差の割合が大きい節点番号151付近においても3%にも達していない。
【0039】
図7(A)を参照すると、出来上がりメッシュデータおよび実メッシュデータは、設計メッシュデータからの変位量が節点番号151付近および節点番号201付近で比較的大きな差が見られる。そして、図7(B)を参照すると、実メッシュデータの変位量に対する、出来上がりメッシュデータと実メッシュデータとの変位量の誤差の割合も高く、最も誤差の割合が大きい節点番号201付近では、8%付近にまで達している。
【0040】
以上のような検討結果に基づいて、たとえば、実メッシュデータの変位量に対する出来上がりメッシュデータの誤差が5%以下を許容誤差とすれば、20mm、40mmピッチで補正対象節点を選択する場合は許容範囲内であり、80mmピッチで補正対象節点を選択する場合は許容範囲外である。したがって、この場合、少なくとも補正対象節点を40mmピッチで選択したときの節点密度以上を、適切な節点密度とし、該適切な節点密度で補正対象節点を選択すれば、所望の精度で出来上がりメッシュデータを作成できる。
【0041】
以上、本実施例を通じて説明してきたように、形状データ作成システム1は、解析対象物の設計形状データを利用して設計メッシュデータを作成し、作成したメッシュデータの一部の補正対象節点について出来上がり形状との変位量を算出して、該変位量だけ補正対象節点の位置を補正して出来上がりメッシュデータを得るので、スプリングバック等により変形した解析対象物のFEM用形状データを容易に作成することができる。
【0042】
また、実際に出来上がり形状を測定してその測定結果のみからFEM解析用に出来上がりメッシュデータを作成するのではないので、面データ等の作成や加工が必要なく、工数を低減することができる。
【0043】
さらに、解析対象物の設計形状データを利用して、これを基に出来上がりメッシュデータを作成するので、解析対象物を実際に測定して得られた点群データだけからでは厳密に再現不可能な形状的特徴についても、高精度に再現することができる。
【0044】
なお、ステップS3においては、補正対象節点を選択する手法として、所定の節点密度を決定して乱数により選択していたが、他にも、節点の節点番号に基づいて、番号を数個置きに選択する手法がある。何個置きに選択するかについては、設計メッシュデータの節点密度を勘案して、それよりも小さい節点密度となるように決定することができる。
【0045】
このように補正対象節点を設計メッシュデータの節点密度より小さい節点密度に選択するのは、設計メッシュデータ自体が高い節点密度の節点により構成されており細かい形状が再現できるので、その一部だけを選択して後で補正しても、つられて周囲の部分も変形し出来上がり形状と一致するからである。
【0046】
ステップS3では、節点密度により単純に乱数または数個置きに補正対象節点を選択するので、解析対象物の形状に沿って節点の粗密等を特に指示する必要もなく、選択の全過程を単純なプログラムで自動化することができる。
【0047】
また、ステップS4において、出来上がり形状測定装置30として、非接触式測定装置を用いていたが、測定センサにより逐次測定する接触式測定装置を用いることもできる。この場合、補正対象節点に対応する位置についてのみ解析対象物を測定することができ、これによって、多数の節点から補正対象節点に対応する節点を選択するステップS5を省略することができる。したがって、測定点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形状データ作成システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】形状データ作成システムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】メッシュにより表現された設計形状を示す図である。
【図4】補正対象節点を20mm、40mm、80mmピッチでそれぞれ選択した様子を示す図である。
【図5】補正対象節点を20mmピッチで選択したときの(A)設計形状からの変位量、および(B)その誤差を示す図である。
【図6】補正対象節点を40mmピッチで選択したときの(A)設計形状からの変位量、および(B)その誤差を示す図である。
【図7】補正対象節点を80mmピッチで選択したときの(A)設計形状からの変位量、および(B)その誤差を示す図である。
【符号の説明】
形状データ作成システム…1、
メッシュデータ作成装置…10、
補正対象節点選択装置…20、
出来上がり形状測定装置…30、
測定点選択装置…40、
変位量算出装置…50、
出来上がり形状作成装置…60。
Claims (6)
- 解析対象物の設計形状データから、メッシュにより設計形状を表現するメッシュデータを作成する工程と、
前記メッシュを構成する複数の節点の中から、補正の対象とする補正対象節点を選択する工程と、
前記解析対象物の出来上がり形状を測定する工程と、
測定して得られた測定点の位置と、該測定点に対応する前記補正対象節点の位置との変位量を算出する工程と、
算出した前記変位量に基づいて前記補正対象節点の位置を補正して、前記設計形状のメッシュデータから解析対象物の出来上がり形状のメッシュデータを作成する工程と、
を含む形状データ作成方法。 - 前記補正対象節点を選択する工程では、所定の節点密度を決定して、該節点密度に基づいて乱数で前記補正対象節点を選択することを特徴とする請求項1に記載の形状データ作成方法。
- 前記補正対象節点を選択する工程では、メッシュデータ作成時に各節点に与えられた節点番号に基づいて、数個置きの節点番号の節点を補正対象節点として選択することを特徴とする請求項1に記載の形状データ作成方法。
- 前記出来上がり形状を測定する工程では、前記補正対象節点に対応する位置について前記出来上がり形状を測定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の形状データ作成方法。
- 前記出来上がり形状を測定する工程の次に、
測定して得られた複数の測定点の中から、前記補正対象節点に対応する測定点を選択する工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の形状データ作成方法。 - 解析対象物の設計形状データから、メッシュにより設計形状を表現するメッシュデータを作成するメッシュデータ作成装置と、
前記メッシュを構成する複数の節点の中から、補正の対象とする補正対象節点を選択する補正対象節点選択装置と、
前記解析対象物の出来上がり形状を測定する出来上がり形状測定装置と、
測定して得られた測定点の位置と、該測定点に対応する前記補正対象節点の位置との変位量を算出する変位量算出装置と、
算出した前記変位量に基づいて前記補正対象節点の位置を補正して、前記設計形状のメッシュデータから解析対象物の出来上がり形状のメッシュデータを作成する出来上がり形状作成手段と、
を含む形状データ作成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065277A JP4238604B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 形状データ作成方法および形状データ作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065277A JP4238604B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 形状データ作成方法および形状データ作成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004272782A true JP2004272782A (ja) | 2004-09-30 |
JP4238604B2 JP4238604B2 (ja) | 2009-03-18 |
Family
ID=33126341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003065277A Expired - Fee Related JP4238604B2 (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 形状データ作成方法および形状データ作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4238604B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008065724A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 3次元cadモデル作成システム |
JP2008176441A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Honda Motor Co Ltd | 金型モデルデータの修正方法 |
JP2017211849A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 日本ユニシス株式会社 | スプリングバック後形状の構成点算出装置および構成点算出用プログラム |
JP2021105973A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 富士フイルム株式会社 | 設計支援装置、方法及びプログラム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101677255B1 (ko) * | 2015-03-25 | 2016-11-17 | 건솔루션(주) | 공작물 위치 자동 인식 장치 및 그 방법 |
KR101668765B1 (ko) * | 2015-06-04 | 2016-10-25 | 한국생산기술연구원 | 가공 대상물의 가공 기준점 검출방법 |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003065277A patent/JP4238604B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008065724A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 3次元cadモデル作成システム |
JP2008176441A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Honda Motor Co Ltd | 金型モデルデータの修正方法 |
JP2017211849A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 日本ユニシス株式会社 | スプリングバック後形状の構成点算出装置および構成点算出用プログラム |
JP2021105973A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 富士フイルム株式会社 | 設計支援装置、方法及びプログラム |
JP7256114B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-04-11 | 富士フイルム株式会社 | 設計支援装置、方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4238604B2 (ja) | 2009-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100114350A1 (en) | Method of determining mesh data and method of correcting model data | |
JP2004330212A (ja) | 溶接構造物の解析方法および溶接構造物の解析装置 | |
CN115577437B (zh) | 一种基于bim技术的装配式建筑的施工方法及系统 | |
EP2546799B1 (en) | Method of aligning and three-dimensional profile evaluating system | |
JP4238604B2 (ja) | 形状データ作成方法および形状データ作成システム | |
JP5142012B2 (ja) | 曲面データを生成する為のリバースエンジニアリングシステム、曲面データを生成する為のリバースエンジニアリング方法及びプログラム | |
JP2007229784A (ja) | プレス金型修正形状データの作成方法 | |
JP4500707B2 (ja) | 画像データ処理装置 | |
JP6044606B2 (ja) | 見込み金型形状作成方法及び装置 | |
JP5969886B2 (ja) | 対応点算出システム及びプログラム、並びに金型形状生成システム及びプログラム | |
JP2002207777A (ja) | 中立面モデルの生成方法 | |
JP2010176573A (ja) | 金型設計装置およびその方法 | |
JP2005301349A (ja) | 解析モデルの作成支援装置 | |
Anagnostou et al. | Optimized tooling design algorithm for sheet metal forming over reconfigurable compliant tooling | |
JP6308544B2 (ja) | 2物体間の接触面圧計算方法および2物体間の接触面圧計算コンピュータプログラム | |
JP7013248B2 (ja) | 嵌合部解析モデル作成方法、嵌合部解析モデル作成装置、及びプログラム、並びに解析モデル作成方法 | |
JP7356019B2 (ja) | 面歪評価装置、面歪評価方法、及び、プログラム | |
JP6265811B2 (ja) | ドローモデル生成方法及びドローモデル生成システム | |
JP2003345840A (ja) | 三次元モデル作成方法 | |
JP2003316828A (ja) | 構造最適化方法 | |
JP5899827B2 (ja) | 板隙修正方法および板隙修正装置 | |
JP2008191741A (ja) | 被浸漬処理物における空気溜まり発生シミュレーション方法およびこのシミュレーション方法を実行するコンピュータが実行可能なプログラム | |
JP2007286858A (ja) | 面モデルの作成装置と作成方法 | |
JP2000132582A (ja) | Cadデータ処理装置及びcadデータ処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
JP6173884B2 (ja) | 解析モデル作成装置、解析モデル作成プログラム及び解析モデル作成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |