JP5395518B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に係り、特に、電動送風機から発生する火花を検出して、電動送風機の運転を制御する電気掃除機に関する。
従来、電動送風機から発生する発煙・発火を防止するために、電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を火花検出手段で検出して、電動送風機を制御する電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の電気掃除機に用いる火花検出手段は、A/D変換手段がサンプリングしたデジタル値の今回データと前回データを求め、この求めた差の値が予め設定した所定の火花判断レベルより大きい時、火花異常と判断する。また、所定時間内における最大値と最小値の差を求め、この求めた差の値が予め設定した所定の火花判断レベルより大きい時、火花異常と判断する。
また、特許文献2に記載の電気掃除機は、電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を検出する光検出手段を設け、この光検出手段により火花を検出して電動送風機の異常を検出し、電動送風機を停止させる。
特開2008−86124号公報 特開2006−204470号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電気掃除機は、上限所定値(所定の火花判断レベル)を設定しており、上限所定値を高めに設定し、火花値が上限所定値を超える場合は、電動送風機が発煙・発火するおそれがあり、電動送風機の運転を停止しているが、上限所定値に達せずとも火花の発生が複数回あり、電動送風機が発煙・発火するおそれがある場合には、電動送風機の運転を停止する構成になっておらず、電動送風機の発煙・発火を未然に防ぐことができない。なお、上限所定値を低めに設定した場合には、電動送風機の発煙・発火のおそれがない火花の発生が1回あっても、電動送風機の運転を停止することになり、使い勝手が悪くなる。
また、特許文献2に記載の電気掃除機は、光を検出する手段はスパークが発生する光の量が大きくても、時間とともに収束する場合もあり、光検出の安定性に欠けて信頼性に劣る。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、正常運転可能状態にある電動送風機が一旦停止しても再起動可能にして、使い勝手を向上させるとともに、電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を検出して電動送風機の運転を停止し、電動送風機の発煙・発火を未然に防ぎかつ信頼性に優れた電気掃除機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る電気掃除機は、掃除機本体に設けた集塵室と、この集塵室に吸引負圧を作用させる電動送風機と、この電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を検出する火花検出手段と、この火花検出手段からの火花検出情報に基づき、前記電動送風機を制御する制御手段を備え、前記火花検出手段は、サンプリングした値の前回値と今回値の差を求め、この差から次回の値を予測し、予測した値と測定した値との差が所定値より大きい場合に火花が発生したと判断し、前記制御手段は、上限所定値が第1の所定値より高く設定され、火花が前記上限所定値を超えずかつ前記第1の所定値を超える回数が所定回数に達するまでは前記電動送風機の運転を停止して、再起動を許可する一方で、前記上限所定値を超えずかつ前記第1の所定値を超える回数が前記所定回数に達したら、前記電動送風機の運転を停止して、再起動を不可能にし、火花が前記上限所定値を1回超えたら前記電動送風機の運転を停止して、再起動を不可能にすることを特徴とする。
本発明に係る電気掃除機によれば、正常運転可能状態にある電動送風機が一旦停止しても再起動可能にして、使い勝手を向上させるとともに、電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を検出して電動送風機の運転を停止し、電動送風機の発煙・発火を未然に防ぎかつ信頼性に優れた電気掃除機を提供することができる。
本発明の第1実施形態の電気掃除機の概念図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機に用いる電動送風機を一部切欠した側面図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機に用いる電動送風機用制御回路のブロック図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機に用いる電動送風機の運転時間と火花(量)の概略の相関図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機の火花と各所定値の関係および電気掃除機の運転不可状態を示し、(a)は上限所定値、(b)は第1の所定値の関係を示す図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機に用いる電動送風機の制御フローチャート図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機に用いる電動送風機の運転時間と火花量の相関を示す概念図。 本発明の第1実施形態の電気掃除機に用いる電動送風機の運転開始後の火花発生状態を示す概念図。 本発明の第2実施形態の電気掃除機の電動送風機の制御に用いる所定値と運転状態を示す概念図。 本発明の第3実施形態の電気掃除機の火花検出における電源電圧・周波数・動作モードによる積算値の違いを示し、(a)は強動作モード、(b)は中動作モード運転状態を示す図表。 本発明の第3実施形態の電気掃除機の火花検出における強モード、50Hzにおける電源電圧と積算値の相関線図。 本発明の第3実施形態の電気掃除機の火花検出における中モード、50Hzにおける電源電圧と積算値の相関線図。 本発明の第3実施形態の電気掃除機の火花検出における強モード、60Hzにおける電源電圧と積算値の相関線図。 本発明の第3実施形態の電気掃除機の制御における電源電圧が100Vの場合、電源電圧(検知電圧)と所定値の相関図表。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る電気掃除機1は、掃除機本体2と、この掃除機本体2の前部に形成されたホース接続口2aに一端が着脱可能に接続された集塵ホース3と、この集塵ホース3の他端の手元操作パイプ4に着脱自在に接続された延長管5と、この延長管5の先端に着脱自在に接続された吸込口体6とを備えている。
掃除機本体2の内部には、集塵ホース3に連通し、いずれも図示しない、第1の塵埃除去手段と高速で流れる空気中に含まれる塵埃を重力差で分離する高速分離方式を採用し、第2の塵埃分離手段として、プリーツフィルタとから構成される集塵ユニットを備えた集塵室7と、この集塵室7に吸込負圧を作用させる電動送風機10とが設けられる。
図2に示すように、電動送風機10は、吸気口11を有する遠心ファン部12と、排気口13を有するモータ部14とから構成される。
このモータ部14は、排気口13を有するモータハウジング15と、このモータハウジング15の内周面15aに設けられた固定子16と、モータハウジング15内に回動自在に軸支された回転子17と、モータハウジング15に設けられ、回転子17に電気的に接続された一対のブラシ機構18とから構成され、固定子16と、回転子17と、一対のブラシ機構18とでモータ20が構成される。
回転子17は、固定子16の内側に配設される。回転子17は、その軸芯に配置されたロータ軸21と、このロータ軸21に巻回されたフィールド巻線22(回転子巻線)と、このフィールド巻線22に電気的に接続され、ロータ軸21に設けられた整流子23とを備える。
また、ブラシ機構18は、ブラシホルダ固定部24に貫設されたブラシホルダ25と、このブラシホルダ25に摺動自在に収容されたカーボンブラシ26と、このカーボンブラシ26を回転子17の整流子23に押圧付勢させるコイルバネ27とを備える。
電動送風機10内には、遠心ファン部12から導入された空気をモータ部14、カーボンブラシ26を冷却して排気口13から排出する排気系が形成される。
図3に示すように、電動送風機用制御回路30には、電動送風機10と、火花検出手段31と、制御手段32と、電力調整部33と、電源電圧検知手段34と、温度検出手段35が設けられる。
火花検出手段31には、電動送風機10の電流を検出するカレントトランスを用い、このカレントトランスで検出した電流は電圧値に変換される。電源には例えば商用電源定格100Vを用いる。
制御手段32はマイコン、メモリを備え、電力調整部33には例えばトライアックが用いられる。
火花検出手段31で電動送風機10を流れた電流を検出し、火花検出情報に基づき、制御手段32、電力調整部33を介して電動送風機10を制御する。
また、電源電圧検知手段34は電源電圧を検知し、電源電圧情報を制御手段32に入力する。
次に、本第1実施形態に係る電気掃除機の電動送風機に用いるカーボンブラシの火花検出および電動送風機の制御について説明する。
電動送風機の運転時間と火花(量)には、図4に示すような概略の相関があり、電動送風機は、使用初期には火花が多く発生し、使用が継続されると、火花の発生が少なく安定化して、寿命に近づくと再び火花が増加する傾向にある。
従って、本電動送風機は以下のように制御される。
図5に示すように、1回でも火花が超えたら電動送風機の発煙・発火のおそれがある上限所定値と、この上限所定値より低くかつ複数回超えたら電動送風機の発煙・発火のおそれがある第1の所定値を設定し、図5(a)に示すように、上限所定値を1回超えたら電動送風機を停止して再起動を不可能にし、図5(b)に示すように、例えば、寿命に近づいたときに発生する火花が、第1の所定値を超えるか否かの判断に用い、超えた回数が所定回数に達したら、電動送風機を停止して再起動を不可能にする。
以下、図6に示す制御フローチャートに従って、電動送風機の具体的制御例を説明する。
電気掃除機1が使用され、制御手段32により電動送風機10が起動され、運転が継続される(S1)。
火花検出手段31により、火花検出が行われ、火花検出情報(信号)が制御手段32に送信され、記憶される(S2)。
この火花検出は、図7に示すように、等時間間隔で複数のサンプリングを行う。このサンプリングは、例えば、50Hzの半周波数で、10ms、100ポイントのサンプリング間隔で行う。位相制御が行われている場合は、電流が流れている間だけ、サンプリングする。
例えば、火花検出手段31で電動送風機10を流れた電流を検出し、電圧に変換する。この電圧値をサンプリング(n−2)の前回実測値Iaとして制御手段32に記憶する。さらに、火花検出手段31で電動送風機10を流れた電流を検出し、電圧に変換する。
この電圧値をサンプリング(n−1)の今回実測値Ibとして制御手段32に記憶する。
制御手段32により予測値Ineを演算する。
予測値Ineは前回実測値Iaと今回実測値Ibから予測され、前回実測値Iaと今回実測値Ibの差に今回実測値Ibを加えた値である。
すなわち、Ine=Ib+(Ib−Ia)である。
制御手段32は、予測値Ineと実測値Inの差の絶対値を、火花検出情報に基づく検出値(火花量)として、制御手段32の記憶手段に記憶する。
制御手段32は、火花(量)が第1の所定値より大きいか否かを判断する(S3)。
火花が第1の所定値より大きい場合(S3のYes)、火花が上限所定値より大きいか否かを判断する(S4)。
なお、各所定値の決め方は次のような実験によって決定される。
電動送風機の起動から火花量が安定するまでの時間と火花量を測定する。これを複数の電動送風機で確認する。この実験から起動時の最も高い火花量と、火花量が安定する時間と火花量を求め、安全係数を掛けて所定値を設定する。
ここで、上限所定値は、図8に示す最大検出値に、誤作動を防止する安全係数(例えば1.1)を考慮した値である。第1の所定値は、図8に示す安定値に誤作動を防止する安全係数(例えば1.4)を考慮した値である。
図5(a)に示すように、火花が上限所定値より大きい場合(S4のYes)、制御手段32は電動送風機20を制御して再起動を不可能にする(S5)。
S3において、火花が第1の所定値より大きくない場合(S3のNo)、電動送風機20は通常運転を継続する(S6)。
以下、S2に戻り、以下S2以降の動作を繰り返す。
S4において、火花が上限所定値より大きくない場合(S4のNo)、制御手段32は電動送風機20を停止する(S7)。
電動送風機20が停止したら、制御手段32は停止回数のカウントを+1する(S8)。
制御手段32は、停止した回数が所定回数に達したか否かを判断する(S9)。
図5(b)に示すように、所定回数例えば10回に達した場合(S9のYes)、電動送風機を停止して再起動を不可能にする(S10)。
S9において、所定回数に達していない場合(S9のNo)、電動送風機20は運転を継続し、S2に戻り、以下S2以降の動作を繰り返す。
上述のように、本第1実施形態の電気掃除機によれば、上限所定値を1回超えたら電動送風機を停止して再起動を不可能にし、第1の所定値を超えた回数が所定回数に達したら、電動送風機を停止して再起動を不可能にすることで、正常運転可能状態にある電動送風機が一旦停止しても再起動可能にして、使い勝手を向上させるとともに、電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を検出して電動送風機の運転を停止し、電動送風機の発煙・発火を未然に防ぐことができる電気掃除機が実現する。
また、本発明の第2実施形態に係る電気掃除機について説明する。
本第2実施形態は、第1実施形態が上限所定値と第1の所定値との2個の所定値を設けるのに対して、3個以上の所定値を設ける。
例えば、図9に示すように、上限所定値と第1の所定値との間に、第2の所定値を設けて、3個の所定値を設ける。
さらに、上限所定値より順次小さくなる複数の所定値とは逆に、所定値に対応する所定回数を増加させる。
図9において、電動送風機の運転状態Aにおいて、火花が上限所定値を1回超えたら、電動送風機の運転を停止し、再起動を不可能にする。
電動送風機の運転状態Bにおいて、火花が第2の所定値を超えた回数が、5回に達したら、電動送風機の運転を停止し、再起動を不可能にする。
電動送風機の運転状態Cにおいて、火花が第1の所定値を超えた回数が、10回に達したら、電動送風機の運転を停止し、再起動を不可能にする。
これにより、電動送風機の運転をより木目細かく制御し、より使い勝手が向上し、より確実に電動送風機の発煙・発火を未然に防ぐことができる。なお、所定値は3個に限らず、4個以上であってもよい。
また、本発明の第3実施形態に係る電気掃除機について説明する。
本第3実施形態は、複数の所定値を電源電圧値に応じて所定値を変える。
第1実施形態におけるS2で得られた予測値Ineと実測値Inの差の絶対値の積算値は、図10に示すように、電源電圧・周波数・動作モードにより異なる。
また、強モード、50Hzにおける電源電圧と積算値の相関は、図11に示す線図の通りであり、中モード、50Hzにおける電源電圧と積算値の相関は、図12に示す線図の通りであり、強モード、60Hzにおける電源電圧と積算値の相関は、図13に示す線図の通りである。
図10の(a)の動作モード(強)、(b)の動作モード(中)〜図13に示すように、50Hzと60Hzともに、電源電圧が増加すると、積算値も増加し、50Hzと60Hzでは、いずれの電源電圧においても、60Hzが50Hzに比べて積算値が大きいことがわかる。
また、図10(a)、(b)及び図11、図12からもわかるように、50Hzにおいて、強モードと中モードの積算値の比較では、大小が変動する。
従って、電源電圧の変動、周波数、運転モードに応じて所定値を変えることが好ましい。
例えば、図3に示す電源電圧手段5により電源電圧を検出し、この電源電圧情報が制御手段32に入力され、予めメモリに記憶されている所定値を書き換える。
電源電圧が定格100Vの場合、電源電圧(検出電圧)と所定値の関係は図14の通りである。
図14に示すように、電圧<80Vの場合には、上限所定値はA1、第1の所定値はA2、第2の所定値はA3、80V≦電圧<90Vの場合には、上限所定値はB1、第1の所定値はB2、第2の所定値はB3、90V≦電圧<100Vの場合には、上限所定値はC1、第1の所定値はC2、第2の所定値はC3、100V≦電圧の場合には、上限所定値はC1、第1の所定値はC2、第2の所定値はC3である。このように10V単位で書き換えられる。
上限所定値>第2の所定値>第1の所定値の関係となるため、A1>A3>A2となり、B、C、Dについても同様である。
電源電圧と同様に、周波数・動作モードに応じて、所定値を変えてもよい。
これにより、さまざまな条件、ばらつきに対応して誤検出を防止することができる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a ホース接続口
3 集塵ホース
4 手元操作パイプ
5 延長管
6 吸込口体
7 集塵室
10 電動送風機
11 吸気口
12 遠心ファン部
13 排気口
14 モータ部
15 モータハウジング
15a 内周面
16 固定子
17 回転子
18 ブラシ機構
20 モータ
21 ロータ軸
22 フィールド巻線
23 整流子
24 ブラシホルダ固定部
25 ブラシホルダ
26 カーボンブラシ
27 コイルバネ
30 電動送風機用制御回路
31 火花検出手段
32 制御手段
33 電力調整部
34 電源電圧検知手段
35 温度検出手段

Claims (5)

  1. 掃除機本体に設けた集塵室と、
    この集塵室に吸引負圧を作用させる電動送風機と、
    この電動送風機の整流子とカーボンブラシとの摩擦によって発生する火花を検出する火花検出手段と、
    この火花検出手段からの火花検出情報に基づき、前記電動送風機を制御する制御手段を備え、
    前記火花検出手段は、サンプリングした値の前回値と今回値の差を求め、この差から次回の値を予測し、予測した値と測定した値との差が所定値より大きい場合に火花が発生したと判断し、
    前記制御手段は、上限所定値が第1の所定値より高く設定され、
    火花が前記上限所定値を超えずかつ前記第1の所定値を超える回数が所定回数に達するまでは前記電動送風機の運転を停止して、再起動を許可する一方で、前記上限所定値を超えずかつ前記第1の所定値を超える回数が前記所定回数に達したら、前記電動送風機の運転を停止して、再起動を不可能にし、
    火花が前記上限所定値を1回超えたら前記電動送風機の運転を停止して、再起動を不可能にすることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記所定値は、3個以上設定され、上限所定値を1回超えたら、電動送風機の運転を停止して、再起動を不可能にし、上限所定値より順次小さくなる複数の所定値とは逆に、所定値に所定回数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の特徴とする電気掃除機。
  3. 前記複数の所定値は、前記電動送風機の動作運転モード毎に設定され、動作運転モードを切り換えることにより、変更されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 前記複数の所定値は、電源周波数毎に設定され、電源周波数を検知し、この検知結果に基づいて変更されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  5. 前記複数の所定値は、電源電圧値区分毎に設定され、電源電圧値を検知し、この検知結果に基づいて変更されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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