JP5393328B2 - 吐出器 - Google Patents
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Description
この種の吐出器として、例えば下記特許文献1に示されるような、押下ヘッドに筒状のカバー体が外嵌された構成が知られている。なお、このようにカバー体を押下ヘッドに装着することで、例えば装飾効果が容易若しくは飛躍的に高められること等が期待される。
本実施形態に係る吐出器1は、図1に示されるように、内容物が収容された容器体2の口部2aに装着される有頂筒状の装着キャップ11と、この装着キャップ11に上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステム12を有するポンプ13と、ステム12の上端に装着されるとともに吐出部14aが配設された押下ヘッド14と、を備え、押下ヘッド14を押下してステム12を下方に移動させポンプ13を作動させることにより、容器体2内の内容物が移送されて吐出部14aから吐出されるようになっている。
周壁部21の内周面には雌ねじ部が形成されており、この雌ねじ部が容器体2の口部2aに形成された雄ねじ部に螺合されることにより、装着キャップ11が容器体2に装着されている。案内部材22は円筒状に形成されている。
ステム12の上部は、シリンダ23の上端および装着キャップ11の天壁部17から上方に突出し、装着キャップ11の案内部材22内に配設されている。
シリンダ23は、円筒状に形成されるとともに前記中心軸Oと同軸に配設されている。シリンダ23の上端には、全周にわたってフランジ部23aが径方向の外側に向けて突設されており、このフランジ部23aが、装着キャップ11の天壁部17の下面と、容器体2の口部2aの開口端縁上のパッキン24と、により上下方向に挟み込まれている。シリンダ23の下端部内には、パイプ25の上端部が嵌合されており、このパイプ25の下端開口部が容器体2内の底部に位置している。
外周壁部28の外径は、装着キャップ11の案内部材22の内径よりも小さくなっており、押下ヘッド14の上下動に伴い、外周壁部28が案内部材22内を上下動するようになっている。
吐出部14aは筒状に形成されるとともに、その内部は、例えば前記装着筒部の内部等といった外周壁部28の内側を通してステム12の内部と連通している。なお、吐出部14aは、外周壁部28とは別部材となっている。
その後、押下ヘッド14の押下を解除すると、前記ピストン部材が前記付勢部材の上方付勢力によりシリンダ23の内周面に摺接しつつ上方に向けて復元移動する。これにより、シリンダ23内が減圧され、容器体2内の内容物がパイプ25を通してシリンダ23内に吸い上げられる。
環状体19は、カバー体18を形成する材質よりも硬度が低い軟質材で形成されている。例えば、環状体19は合成樹脂材料等で形成され、カバー体18は金属材料等で形成される。図示の例では、押下ヘッド14および環状体19は同一の材質で一体に形成されている。
さらに本実施形態では、カバー体18の下端開口縁がその全域にわたって環状体19上に載置されている。また、押下ヘッド14の環状体19は、押下ヘッド14を押下している時および押下していない時の別を問わず常に案内部材22内に位置している。
また本実施形態では、カバー体18の下端開口縁が、環状体19上に載置されていてこの環状体19によって完全に被覆されているため、カバー体18の下端開口縁に例えば研磨等の加工を施さなくても、案内部材22の損傷を確実に防止することができる。
さらに本実施形態では、カバー体18が金属材料で形成されているので、案内部材22の損傷を防止する作用効果が顕著に奏されるとともに、この吐出器1に高級感を具備させることが可能になる。
また、ポンプ13は前記実施形態に限らず、空気シリンダや空気ピストン等がポンプ13に付け加えられたいわゆるフォーマポンプや、吐出部14aに霧化用のチップを設けたスプレーポンプ等としてもよい。
さらに前記実施形態では、環状体19として、周方向に沿って全周にわたって連続して延びる円環状を示したが、これに代えて例えば、周方向に沿って全周にわたって断続的に延在する構成を採用してもよい。
さらにまた前記実施形態では、環状体19の外径を、カバー体18の下端開口縁の外径よりも大きくしたが、同等にしてもよい。
回り止め突部31は、押下ヘッド14の外周壁部28の下端に径方向の外側に向けて突設されており、環状体19よりも径方向の外側に突出している。また、回り止め突部31および環状体19それぞれの上下方向における大きさは互いに同等になっており、回り止め突部31および環状体19それぞれにおいて、各上端の上下方向位置は互いに同等とされ、各下端の上下方向位置も互いに同等となっている。縦溝32は、案内部材22の内周面における上下方向の全域にわたって延在している。
また、吐出器1の組立て時に、回り止め突部31を縦溝32に係合させることで、押下ヘッド14および装着キャップ11の相対的な周方向の位置を容易かつ高精度に決めることができる。
回り止め突部31は、押下ヘッド14の外周壁部28の下端に径方向の外側に向けて突設されており、環状体19よりも径方向の外側に突出している。さらに図示の例では、回り止め突部31は、環状体19よりも上下方向の大きさが大きくなっており、回り止め突部31の上部は、環状体19の上面よりも上方に位置し、かつ回り止め突部31および環状体19それぞれにおける各下端の上下方向位置は、互いに同等となっている。
係合孔33は、カバー体18の周壁部18aの下端部に形成された貫通孔とされ、径方向および下方の双方に向けて開口している。
以上より、押下ヘッド14から吐出部14aを取り外した状態で、この押下ヘッド14をその上側から、カバー体18内に挿入することで、回り止めリブ31が係合孔33内に進入して係合されるようになっている。
2 容器体
2a 口部
11 装着キャップ
12 ステム
13 ポンプ
14 押下ヘッド
14a 吐出部
17 天壁部
18 カバー体
19 環状体
22 案内部材
31 回り止め突部
32 縦溝
33 係合孔
Claims (5)
- 内容物が収容された容器体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、
この装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、
前記ステムの上端に装着されるとともに、吐出部が径方向の外側に突出するように配設された押下ヘッドと、を備え、
前記押下ヘッドを押下して前記ステムを下方に移動させ前記ポンプを作動させることにより、容器体内の内容物が移送されて前記吐出部から吐出される吐出器であって、
前記装着キャップの天壁部には、押下ヘッドの上下動を案内する案内部材が上方に向けて延設され、
前記押下ヘッドには、前記吐出部を露出させた状態で該押下ヘッドを覆う筒状のカバー体が装着されるとともに、該カバー体を形成する材質よりも硬度が低い軟質材で形成された環状体が径方向の外側に向けて突設され、
該環状体の上面は前記カバー体の下端開口縁に径方向の全域にわたって対向し、
前記押下ヘッドは、前記カバー体の内周面に嵌合されるとともに、前記吐出部が別部材にて構成されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項1記載の吐出器であって、
前記カバー体の下端開口縁は、前記環状体上に載置されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項1または2に記載の吐出器であって、
前記押下ヘッドには、径方向の外側に向けて回り止め突部が突設され、前記案内部材の内面には、前記回り止め突部が上下動自在に係合される縦溝が形成されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項3記載の吐出器であって、
前記カバー体には前記回り止め突部が係合される係合孔が形成されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の吐出器であって、
前記カバー体は金属材料で形成され、前記押下ヘッドおよび環状体は合成樹脂材料で一体に形成されていることを特徴とする吐出器。
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JP2009179362A JP5393328B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 吐出器 |
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JP2009179362A JP5393328B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 吐出器 |
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2009
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