JP5391433B2 - 連鎖状ソーセージの連結部切断装置及びソーセージ製造システム - Google Patents
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Description
本発明は、個々のソーセージが連結部(例えば、捻り部)を介して連結された連鎖状ソーセージの当該連結部を切断して個々のソーセージを分離するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置、及び分離された個々のソーセージに串を刺し込んで完成体とするソーセージ製造システムに関する。
従来のソーセージの製造工程は、一例として、充填装置によりソーセージ生地を天然腸又は人工可食ケーシングに押し出し、一定量充填すると共に、捻りによって連鎖状ソーセージを形成する充填工程と、搬送コンベアにより充填装置の排出口から連鎖状ソーセージを整列させて搬送し、懸吊手段により連鎖状ソーセージを一定数のループにして懸吊棒に引っかける懸吊工程と、移動手段により懸吊棒を加熱処理用台車にハンギングする載置工程と、加熱室にてループ状のソーセージを台車ごと加熱処理する加熱工程と、及び切断手段により加熱後の連鎖状ソーセージを1個ずつ切り離す切断工程と、からなっている。
上記切断工程としては、従来、ソーセージが多数連鎖状につながった状態の連鎖状ソーセージから個々のソーセージが切り離される。かかる切断方法の一例として、切断刃や挟み状の切断具等を用いて、連鎖状ソーセージから個々のソーセージを切り離す方法(例えば、特許文献1参照)が知られている。
ここで、下記の特許文献1には、両側に刃部を備えた一対のブレードと、一対のブレードを交差開閉駆動するためのエアーシリンダと、を備えた切断手段で、連鎖状ソーセージの連結部を切断する工程が記載されている。
下記の特許文献1では、一対のブレードは固定された支点ピンで共締めされると共に、支点ピンを中心として回動自在とされている。ブレードの基端部はリンク部材によってエアーシリンダのピストンロッドに連結され、ピストンロッドの往復動のストロークにより、一対のブレードの刃部が互いに交差開閉するように構成されている。この切断手段は、ブレードが固定ローラ部材とソーセージの進行方向側に隣接する可動ローラ部材との間に上方から垂直に挿入され、そのブレード相互間でソーセージの連結部を挟んで切断できるように配設されている。
しかしながら、上記従来技術では、一対のブレードの1ストロークの開閉動作により、連鎖状ソーセージの連結部の前端及び後端を切断するものであるが、両刃を備えたブレードといえども、開閉動作には所定の時間がかかる。このため、両刃を備えた一対のブレードで切断効率を向上しても、ソーセージの搬送速度(送り速度あるいは供給速度)が著しく速くなれば、前記連結部の前端と後端をうまく切断することは困難になる。連鎖状ソーセージの連結部を切断するときには、連鎖状ソーセージの搬送速度(送り速度あるいは供給速度)を低速にするか、あるいは連結部を切断する際に一時的に連鎖状ソーセージを停止することが必要と考えられる。
また、上記従来技術は、前記連結部の前端を検出するためのセンサを備え、センサで前記連結部の前端が検出されたときに、センサから信号が出力される。センサの信号を受けた制御装置がエアーシリンダを作動させ、一対のブレードの交差動作が行われて、前記連結部の前端が切断される。前記連結部の後端の切断に関しても、同様の方法により実行される。
ところで、上記方法については、センサによる連結部の検知工程、センサからの信号出力工程、センサの信号を受けた制御装置による制御信号の出力工程、制御装置からの制御信号を受けたエアーシリンダの作動工程、一対のブレードの交差動作の実行工程という各ステップが必要になり、さらに、ブレードなどの機械的な寸法誤差や慣性力の影響などの各要素を考慮する必要がある。そして、上記各要素を考慮すると、連鎖状ソーセージの連結部の前端をセンサで検出して当該前端を一対のブレードで切断し、さらに、前端が切断された連結部の後端をセンサで検出して当該後端を一対のブレードで切断するためには、相応の時間がどうしても必要になる。この結果、連鎖状ソーセージの連結部を切断するときには、ソーセージの搬送速度(送り速度あるいは供給速度)を低速にするか、あるいは前記連結部を切断する際に連鎖状ソーセージを一時的に停止することが必要不可欠であると考えられる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、連鎖状ソーセージの搬送速度を高速度に維持した状態で、各々のソーセージ同士を接続する連結部の前端及び後端を切断することができる連鎖状ソーセージの連結部切断装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、連鎖状ソーセージの連結部切断装置で分離された各々のソーセージに対して串を刺し込んで完成体とするソーセージ製造システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、複数のソーセージが連結部を介して連結された連鎖状ソーセージの前記連結部を切断して前記ソーセージを分離するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置であって、前記連結部の前端を切断する第1切断部と、前記連結部の後端を切断する第2切断部と、前記連結部の前端を検出する第1検出部と、前記連結部の後端を検出する第2検出部と、前記第1検出部からの検出信号に基づいて前記第1切断部の作動を制御し、前記第2検出部からの検出信号に基づいて前記第2切断部の作動を制御する制御部と、前記連鎖状ソーセージを前記第1切断部及び前記第2切断部へ搬送する搬送部と、を有し、前記第1切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、前記第2切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、前記第1切断部は、前記第1検出部によって前記連結部の前端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断し、前記第2切断部は、前記第2検出部によって前記連結部の後端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断することを特徴とする。
この場合、前記第1検出部及び前記第2検出部は、光センサであり、前記光センサは、発光部と、受光部と、を有し、前記第1検出部は、前記受光部で受光される光量が小から大に変化したときに、前記連結部の前端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力し、前記第2検出部は、前記受光部で受光される光量が大から小に変化したときに、前記連結部の後端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力することが好ましい。
この場合、前記搬送部は、前記連鎖状ソーセージを直線方向に沿って搬送するベルトであることが好ましい。
第2の発明は、複数のソーセージが連結部を介して連結された連鎖状ソーセージの前記連結部を切断して前記ソーセージを分離するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置と、前記連鎖状ソーセージの連結部切断装置によって分離された個々の前記ソーセージに対して串を刺し込むソーセージ串刺し装置と、を有するソーセージ製造システムであって、前記連鎖状ソーセージの連結部切断装置は、前記連結部の前端を切断する第1切断部と、前記連結部の後端を切断する第2切断部と、前記連結部の前端を検出する第1検出部と、前記連結部の後端を検出する第2検出部と、前記第1検出部からの検出信号に基づいて前記第1切断部の作動を制御し、前記第2検出部からの検出信号に基づいて前記第2切断部の作動を制御する制御部と、前記連鎖状ソーセージを前記第1切断部及び前記第2切断部へ搬送する搬送部と、を有し、前記第1切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、前記第2切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、前記第1切断部は、前記第1検出部によって前記連結部の前端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断し、前記第2切断部は、前記第2検出部によって前記連結部の後端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断するものであり、前記ソーセージ串刺し装置は、前記連鎖状ソーセージの連結部切断装置によって分離された個々の前記ソーセージを収容するソーセージホルダと、前記ソーセージに刺し込む前記串を収容する串ホルダと、前記串ホルダに収容された前記串を前記ソーセージに向けて発射する駆動源と、を有し、前記ソーセージホルダと前記串ホルダは、前記ソーセージホルダに収容された前記ソーセージの軸線と前記串ホルダに収容された前記串の軸線とが一直線上に位置するように、位置決めされていることを特徴とする。
この場合、前記ソーセージホルダと前記串ホルダは、同一の回転軸に設けられており、前記回転軸の回転を検出する回転角度検出部と、前記駆動源を制御する駆動制御部と、を有し、前記回転角度検出部は、前記回転軸が所定の回転角度だけ回転したことを検出したときに、前記駆動制御部に対して検出信号を出力し、前記駆動源は、前記駆動制御部からの制御信号に基づいて前記串を発射させることが好ましい。
この場合、前記第1検出部及び前記第2検出部は、光センサであり、前記光センサは、発光部と、受光部と、を有し、前記第1検出部は、前記受光部で受光される光量が小から大に変化したときに、前記連結部の前端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力し、前記第2検出部は、前記受光部で受光される光量が大から小に変化したときに、前記連結部の後端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力することが好ましい。
この場合、前記搬送部は、前記連鎖状ソーセージを直線方向に沿って搬送するベルトであることが好ましい。
本発明の連鎖状ソーセージの連結部切断装置によれば、連鎖状ソーセージの搬送速度を高速度に維持した状態で、各々のソーセージ同士を接続する連結部の前端及び後端を切断することができる。
また、本発明のソーセージ製造システムによれば、連鎖状ソーセージの連結部切断装置で分離された各々のソーセージに対して串を刺し込んで完成体とすることができる。
本発明の第1実施形態に係る連鎖状ソーセージの連結部切断装置及びソーセージ製造システムについて、図面を参照して説明する。なお、本発明の「ソーセージ製造システム」は、「連鎖状ソーセージの連結部切断装置」と、「ソーセージ串刺し装置」と、で構成されるものである。
(連鎖状ソーセージの連結部切断装置)
連鎖状ソーセージの連結部切断装置について説明する。本実施形態では、連鎖状ソーセージの連結部を切断・除去するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置の構成を説明するが、切断対象は連鎖状ソーセージの連結部に限られるものではなく、連鎖状食品一般の連結部を切断することに対しても広く適用することができる。
連鎖状ソーセージの連結部切断装置について説明する。本実施形態では、連鎖状ソーセージの連結部を切断・除去するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置の構成を説明するが、切断対象は連鎖状ソーセージの連結部に限られるものではなく、連鎖状食品一般の連結部を切断することに対しても広く適用することができる。
図1及び図2に示すように、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10は、連鎖状ソーセージSを搬送するための搬送ベルト12が設けられている。搬送ベルト12は、例えば、第1搬送ベルト部12Aと、第2搬送ベルト部12Bと、第3搬送ベルト部12Cと、が一直線上に位置するように直列的に配置されている。
なお、搬送ベルト12は、本発明の「搬送部」の一実施態様である。
第1搬送ベルト部12Aは、搬送される連鎖状ソーセージSを下方側から支持・搬送するための下側搬送ベルト14と、搬送される連鎖状ソーセージSを上方側から支持・搬送するための上側搬送ベルト16と、で構成されている。
下側搬送ベルト14は、駆動ローラ18と、従動ローラ20と、これらのローラ18、20に掛け渡されたベルト(例えば、無端ベルト)22と、で構成されている。駆動ローラ18は、制御装置30(図3参照)により駆動制御されている。駆動ローラ18が回転駆動することにより、ベルト22が移動する。
上側搬送ベルト16は、下側搬送ベルト14と同様にして、駆動ローラ24と、従動ローラ26と、これらのローラ24、26に掛け渡されたベルト(例えば、無端ベルト)28と、で構成されている。駆動ローラ24は、制御装置30(図3参照)により駆動制御されている。駆動ローラ24が回転駆動することにより、ベルト28が移動する。
なお、制御装置30(図3参照)は、本発明の「制御部」の一実施態様である。
このように、連鎖状ソーセージSは、下方から下側搬送ベルト14のベルト22が当接し、上方から上側搬送ベルト16のベルト28が当接した状態で順方向(図1中矢印A方向)に搬送されていく。
なお、第2搬送ベルト部12B及び第3搬送ベルト部12Cについても、第1搬送ベルト部12Aと同じように構成されている。
また、搬送ベルト12は、例えば、第1搬送ベルト部12Aと、第2搬送ベルト部12Bと、第3搬送ベルト部12Cと、で構成されている場合に限られず、4個以上の搬送ベルト部で構成されていてもよい。
第2搬送ベルト部12Bと第3搬送ベルト部12Cとの間には、連鎖状ソーセージSの個々のソーセージS1同士を接続した連結部(捩り部)S2を切断するための第1切断装置32が配置されている。
なお、第1切断装置32は、本発明の「第1切断部」の一実施態様である。
また、第1搬送ベルト部12Aと第2搬送ベルト部12Bとの間には、連鎖状ソーセージSの個々のソーセージS1同士を接続した連結部(捩り部)S2を切断するための第2切断装置34が配置されている。
なお、第2切断装置34は、本発明の「第2切断部」の一実施態様である。
本実施形態では、第1切断装置32が連結部S2の前端F(図4参照)を切断するように設定されている。また、第2切断装置34が連結部S2の後端R(図4参照)を切断するように設定されている。しかし、これに限られるものではなく、例えば、第1切断装置32が連結部S2の後端R(図4参照)を切断するように設定されており、第2切断装置34が連結部S2の前端F(図4参照)を切断するように設定されていてもよい。
図2に示すように、第1切断装置32は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレード36A、36Bと、一対のブレード36A、36Bの一方と他方とを交差動作させるための一対の駆動機構38A、38Bと、を有している。
一対のブレード36A、36Bの各々は、同じように構成されているため一対のブレードの一方の構成を説明する。
一対のブレード36A、36Bの一方36Aは、切断部40Aと、アーム部42Aと、で構成されている。切断部40Aの内側及び外側には、刃部44A1、44A2がそれぞれ形成されている。このため、一対のブレード36A、36Bの一方36Aは、いわゆる両刃ブレードになっている。アーム部42Aの略中央には、支持部材46に取り付けられた軸部48が貫通されている。アーム部42Aは、軸部48の軸回りを回転する。このように、軸部48は、ブレード36Aのアーム部42Aの略中心を貫通している。
なお、一対のブレード36A、36Bの他方36Bについても、上記した一対のブレード36A、36Bの一方36Aと同じように構成されている。そして、上記軸部48は、一対のブレード36A、36Bの共通の軸部48として機能する。
駆動機構38A、38Bは、一対のブレード36A、36Bを交差動作させるための一対のリンク部50A、50Bと、一対のリンク部50A、50Bを駆動するための一対の駆動源52A(他方の駆動原は図示省略)と、で構成されている。
ここで、一対のブレード36A、36Bの一方36Aの駆動機構38Aは、一対のブレード36A、36Bの他方36Bの駆動機構38Bと同様に構成されているため、いずれか一方の駆動機構38Aについて説明する。
リンク部50Aは、一対のブレード36A、36Bの一方36Aのアーム部42Aに取り付けられた突起部54Aと係合する溝部56Aが形成されている。リンク部50Aの溝部56Aには、突起部54Aが係合されており、駆動源52Aによりリンク部50Aが作動すると、その駆動力がアーム部42Aに伝達されて、アーム部42Aが連動する。
なお、溝部56Aは、一部が開口した長孔状に形成されている。このため、突起部54Aは、開口した部位から、溝部56Aに進入し、溝部56Aの内部を自在に移動する。
リンク部50Aの略中央には、回転軸58が貫通されている。回転軸58は、支持部材60に取り付けられている。回転軸58は、一対のブレード36A、36Bの一方のリンク部50Aと、一対のブレード36A、36Bの他方のリンク部50Bと、の共通の回転軸となっている。
リンク部50Aの一方の端部(溝部側の端部)及び他方の端部(溝部側と反対側の端部)には、駆動源52Aが接続されている。駆動源52Aとして、例えば、2個のエアーシリンダ60Aが採用される。エアーシリンダ60Aは、シリンダ62Aと、シリンダ62Aから伸縮するロッド64Aと、を有している。エアーシリンダ60Aは、制御装置30で駆動制御される。
なお、駆動源52Aは、エアーシリンダ60Aの他に、油圧シリンダ、ソレノイドなど他の駆動源を採用することもできる。
リンク部50Aの一方の端部近傍(溝部56A側の端部近傍)には、一方のエアーシリンダ60Aのロッド64Aの先端部が取り付けられている。また、リンク部50Aの他方の端部(溝部56A側と反対側の端部)には、他方のエアーシリンダ60Aのロッド64Aの先端部が取り付けられている。
リンク部50Aの一方の端部近傍(溝部56A側の端部近傍)に接続されているエアーシリンダ60Aのロッド64Aが伸びてシリンダ62Aから空気圧によって押し出されていき、かつリンク部50Aの他方の端部(溝部56A側と反対側の端部)に接続されているエアーシリンダ60Aのロッド64Aが空気圧によって縮んでシリンダ62Aに収容されることにより、リンク部50Aの一方の端部(溝部56A側の端部)が上方に上がる。これにより、ブレード36Aのアーム部42Aの一方が上方に押し上げられる。この結果、ブレード36Aの切断部40Aが下方に下がる。
逆に、リンク部50Aの一方の端部近傍(溝部56A側の端部近傍)に接続されているエアーシリンダ60Aのロッド64Aが空気圧によって縮んでシリンダ62Aに収容され、リンク部50Aの他方の端部(溝部56A側と反対側の端部)に接続されているエアーシリンダ60Aのロッド64Aが空気圧によって伸びてシリンダ62Aから押し出されていくことにより、リンク部50Aの一方の端部(溝部56A側の端部)が下方に下がる。これにより、ブレード36Aのアーム部42Aが下方に引っ張れて下がる。この結果、ブレード36Aの切断部40Aが上方に上がる。
上記工程を繰り返すことにより、一対のブレード36A、36Bの切断部40A、40Bが上下運動する。
ここで、一対のブレード36A、36Bのうち、一方のブレード36Aと他方のブレード38Bとの上下運動のタイミングであるが、一方のブレード36Aの切断部40Aが上方に移動するときに、他方のブレード36Bの切断部40Bが下方に移動し、かつ一方のブレード36Aの切断部40Aが下方に移動するときに、他方のブレード36Bの切断部40Bが上方に移動して、切断部40A、40B同士が相互に交差動作するように設定されている。
なお、リンク部50Aの一方の端部近傍(溝部側の端部近傍)とリンク部50Aの他方の端部(溝部側と反対側の端部)の両方にエアーシリンダ52Aのロッド64Aが接続されているため、リンク部50Aの回転軸58の軸回りの運動が略同じ速度になる。この結果、ブレード36Aの切断部40Aの上下運動が常に略等速度になり、一対のブレード36A、36Bの交差動作によって連結部S2に作用する切断力が常に一定になる。このように、連鎖状ソーセージSの連結部S2に対する切断力にばらつきが生じない。この結果、連鎖状ソーセージSの連結部S2の切断面がきれいになり、かつ連結部S2を確実に切断することが可能になる。
一対のブレード36A、36Bの交差動作は、制御装置30による駆動制御により実現可能になる。
図3及び図4に示すように、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10は、連鎖状ソーセージSの連結部S2を検出するための第1光センサ66と、第2光センサ68と、を備えている。本実施形態では、第1光センサ66は、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)を検出する用途に用いられ、また、第2光センサ68は、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)を検出する用途に用いられている。
ただし、第1光センサ66が、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)を検出するように設定してもよく、また、第2光センサ68が、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)を検出するように設定してもよい。
なお、第1光センサ66は、本発明の「第1検出部」の一実施態様であり、第2光センサ68は、本発明の「第2検出部」の一実施態様である。
制御装置30は、エアーシリンダ60Aを駆動制御するときには、各光センサ66、68からの検出信号をトリガーとして制御する。
第1光センサ66は、第1切断装置32の近傍に配置されている。また、第1光センサ66は、受光部70と、発光部72と、を有している。受光部70と発光部72は、搬送されてくる連鎖状ソーセージSの上側と下側に配置されている。
なお、第1光センサ66の受光部70と発光部72は、搬送されてくる連鎖状ソーセージSを相互に挟むような位置関係に配置されていればよく、例えば、連鎖状ソーセージSの左側と右側に配置されていてもよい。
連鎖状ソーセージSのソーセージS1が第1光センサ66の受光部70と発光部72の間を通過するときに、ソーセージS1で遮断される光量が多くなるため、受光部70での受光量が少なくなる。また、連鎖状ソーセージSの連結部S2が第1光センサ66の受光部70と発光部72との間を通過するときに、連結部S2で遮断される光量が少なくなるため、受光部70での受光量が多くなる。すなわち、第1光センサ66の受光部70で受光される光量は、常に「小」から「大」の順序で変化し、この変化が繰り返される。第1光センサ66の受光部70で受光された光量が「小」から「大」に変化したタイミングで、第1光センサ66は、連鎖状ソーセージ2の連結部S2の前端F(図4参照)を検出して制御装置30に対して検出信号を出力する。制御装置30は、第1光センサ66からの検出信号を受信したときに、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)を検出したと判断する。
第2光センサ68は、第2切断装置34の近傍に配置されている。また、第2光センサ68は、受光部74と、発光部76と、を有している。受光部74と発光部76は、搬送されてくる連鎖状ソーセージSの上側と下側に配置されている。
なお、第2光センサ68の受光部74と発光部76は、搬送されてくる連鎖状ソーセージSを相互に挟むような位置関係に配置されていればよく、例えば、連鎖状ソーセージSの左側と右側に配置されていてもよい。
連鎖状ソーセージSの連結部S2が第2光センサ68の受光部74と発光部76との間を通過するときに、連結部S2で遮断される光量が少なくなるため、受光部74での受光量が多くなる。また、連鎖状ソーセージSのソーセージS1が第2光センサ68の受光部74と発光部76との間を通過するときに、ソーセージS1で遮断される光量が多くなるため、受光部74での受光量が少なくなる。すなわち、第2光センサ68の受光部74で受光される光量は、常に「大」から「小」の順序で変化し、この変化が繰り返される。第2光センサ68の受光部74で受光された光量が「大」から「小」に変化したタイミングで、第2光センサ68は、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)を検出して制御装置30に対して検出信号を出力する。制御装置30は、第2光センサ68からの検出信号を受信したときに、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)を検出したと判断する。
なお、本発明の「第1検出部」及び「第2検出部」は、「第1光センサ66」及び「第2光センサ68」に限られるものではなく、広く検出センサを利用することができる。例えば、光センサに替えて、レーザーセンサを用いてもよい。
次に、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10の作用について説明する。
図1に示すように、複数のソーセージSが連結部S2により接続されてなる連鎖状ソーセージSが搬送ベルト12の第1搬送ベルト部12Aによって搬送される。連鎖状ソーセージSは、第1搬送ベルト部12Aによって搬送されていき、やがて第2切断装置34の近傍に到達する。
ここで、図4に示すように、連鎖状ソーセージSの連結部S2が第2光センサ68の受光部74と発光部76との間を通過するときに、連結部S2で遮断される光量が少なくなるため、受光部74での受光量が多くなる。また、連鎖状ソーセージSのソーセージS1が第2光センサ68の受光部74と発光部76との間を通過するときに、ソーセージS1で遮断される光量が多くなるため、受光部74での受光量が少なくなる。第2光センサ68の受光部74で受光された光量が「大」から「小」に変化したタイミングで、第2光センサ68は、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)を検出して制御装置30に対して検出信号を出力する。制御装置30は、第2光センサ68からの検出信号を受信したときに、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)を検出したと判断する。
そして、制御装置30は、第2光センサ68からの検出信号を受信したときに、第2切断装置34の駆動源であるエアーシリンダを駆動制御する。これにより、一対のブレード36A、36Bが1回交差する。この結果、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)が切断される。
特に、図2に示すように、第2切断装置34は、第2光センサ68によって連結部S2の後端R(図4参照)が検出されたときに、制御装置30からの制御信号に基づいて作動し、連鎖状ソーセージSが所定の搬送速度で搬送された状態で、連結部S2の後端R(図4参照)を内側の刃部45A1、45B1又は外側の刃部45A2、45B2のいずれか一方で切断する。そして、当該切断された連結部S2に後続する連結部S2(次の連結部)の後端R(図4参照)を内側の刃部45A1、45B1又は外側の刃部45A2、45B2のいずれか他方で切断することが、切断効率上、好ましい。例えば、最初の連結部S2の後端R(図4参照)は、一対のブレード37A、37Bの内側に形成されている刃部45A1、45B1同士で切断したとすると、後続する連結部S2の後端R(図4参照)は、一対のブレード37A、37Bの外側に形成されている刃部45A2、45B2同士で切断することが好ましい。
なお、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)の切断時においても、連鎖状ソーセージSは、所定の搬送速度で搬送され続ける。このため、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10の内部においては、連鎖状ソーセージSは、一時的に停止することなく、あるいは、搬送速度が一時的に低下することなく、常に一定の高速度で搬送されながら、連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)が切断される。
連鎖状ソーセージSの連結部S2の後端R(図4参照)が切断された状態の連鎖状ソーセージSは、さらに、第1搬送ベルト部12A及び第2搬送ベルト部12Bによって、そのまま順方向(図1中矢印A方向)に搬送されていき、やがて第1切断装置32の近傍に到達する。
ここで、図4に示すように、連鎖状ソーセージSのソーセージS1が第1光センサ66の受光部70と発光部72との間を通過するときに、ソーセージS1で遮断される光量が多くなるため、受光部70での受光量が少なくなる。また、連鎖状ソーセージSの連結部S2が第1光センサ66の受光部70と発光部72との間を通過するときに、連結部S2で遮断される光量が少なくなるため、受光部70での受光量が多くなる。第1光センサ66の受光部70で受光された光量が「小」から「大」に変化したタイミングで、第1光センサ66は、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)を検出して制御装置30に対して検出信号を出力する。制御装置30は、第1光センサ66からの検出信号を受信したときに、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)を検出したと判断する。
そして、制御装置30は、第1光センサ66からの検出信号を受信したときに、第1切断装置32の駆動源であるエアーシリンダ52Aを駆動制御する。これにより、一対のブレード36A、36Bが1回交差する。この結果、連鎖状ソーセージSの連結部S2(後端が切断されている連結部を意味する)の前端F(図4参照)が切断される。
なお、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)の切断時においても、連鎖状ソーセージSは、所定の搬送速度で搬送され続ける。このため、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10の内部においては、連鎖状ソーセージSは、一時的に停止することなく、あるいは、搬送速度が一時的に低下することなく、常に一定の高速度で搬送されながら、連鎖状ソーセージSの連結部S2の前端F(図4参照)が切断される。
以後、第1切断装置32の一対のブレード36A、36Bの交差動作と第2切断装置34の一対のブレード37A、37Bの交差動作が繰り返されて、連鎖状ソーセージSの連結部S2が切断・除去される。この結果、各々のソーセージS1が分離される。
特に、図2に示すように、第1切断装置32は、第1光センサ66によって連結部S2の前端F(図4参照)が検出されたときに、制御装置30からの制御信号に基づいて作動し、連鎖状ソーセージSが所定の搬送速度で搬送された状態で、連結部S2の前端F(図4参照)を内側の刃部44A1、44B1又は外側の刃部44A2、44B2のいずれか一方で切断する。そして、当該切断された連結部S2に後続する連結部S2(次の連結部)の前端F(図4参照)を内側の刃部44A1、44B1又は外側の刃部44A2、44B2のいずれか他方で切断することが、切断効率上、好ましい。例えば、最初の連結部S2の前端F(図4参照)は、一対のブレード36A、36Bの内側に形成されている刃部44A1、44B1同士で切断したとすると、後続する連結部S2の前端F(図4参照)は、一対のブレード36A、36Bの外側に形成されている刃部44A2、44B2同士で切断することが好ましい。
以上のように、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10によれば、連鎖状ソーセージSの搬送速度を高速度に維持した状態で、各々のソーセージ同士を接続する連結部S2の前端F(図4参照)及び後端R(図4参照)を切断・除去することができる。この結果、各々のソーセージ同士を接続する連結部S2の前端F(図4参照)及び後端R(図4参照)を切断・除去するときの作業効率を著しく向上させることができる。
(ソーセージ串刺し装置)
ソーセージ串刺し装置について説明する。本実施形態では、個々のソーセージに串を刺し込むためのソーセージ串刺し装置の構成を説明するが、切断対象はソーセージに限られるものではなく、鶏肉などの食品一般に串を刺し込むことができる。
ソーセージ串刺し装置について説明する。本実施形態では、個々のソーセージに串を刺し込むためのソーセージ串刺し装置の構成を説明するが、切断対象はソーセージに限られるものではなく、鶏肉などの食品一般に串を刺し込むことができる。
図5及び図6に示すように、ソーセージ串刺し装置80は、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10によって分離された個々のソーセージS1を収容するソーセージホルダ82と、ソーセージS1に刺し込む串Tを収容する串ホルダ84と、串ホルダ84に収容された串TをソーセージS1に向けて発射する駆動源90と、を有している。
ソーセージホルダ82は、回転軸88に設けられており、回転軸88の軸回りの回転と共に回転する。ソーセージホルダ82の外周面には、個々のソーセージS1を収容するためのソーセージ収容溝92が形成されている。
串ホルダ84は、回転軸88に設けられており、回転軸88の軸回りの回転と共に回転する。串ホルダ84の外周面には、個々の串Tを収容するための串収容溝94が形成されている。
なお、回転軸88は、制御装置86により駆動制御される。制御装置86は、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10の各部を制御するための制御装置86を兼用してもよいし、あるいは、別個独立した制御装置を新たに設けてもよい。
ここで、ソーセージホルダ82と串ホルダ84は、ソーセージホルダ82に収容されたソーセージS1の軸線と串ホルダ84に収容された串Tの軸線とが同一直線上に位置するように、位置決めされている。具体的には、ソーセージホルダ82のソーセージ収容溝92と串ホルダ84の串収容溝94とが同一直線上に位置し、相互に連通するように設定されている。このため、串収容溝94に収容された串Tは、駆動源90からの駆動力を受けると、串収容溝94からソーセージ収容溝92に向けて移動し、最終的には、ソーセージ収容溝92に円滑に進入する。
また、ソーセージ収容溝92の溝深さと串収容溝94の溝深さとは、以下のように調整されている。すなわち、ソーセージ収容溝92に収容されるソーセージS1の径寸法と串収容溝94に収容される串Tの径寸法とを比較すると、ソーセージS1の径寸法の方が串Tの径寸法よりも大きくなる。このため、ソーセージS1の中心と串Tの中心とが同一直線上に位置するように、ソーセージ収容溝92の深さが、串収容溝94の深さよりも深くなるように形成されている。これにより、串Tが串収容溝94からソーセージ収容溝92に進入したときに、串TがソーセージS1の中心に突き刺さる。
以上のように、ソーセージ収容溝92と串収容溝94とが回転軸88の軸回り方向に沿って同じ位相となるように位置決めされており、かつ、ソーセージS1の中心と串Tの中心とが同一直線上に位置するようにソーセージ収容溝92の深さが串収容溝92の深さよりも深くなるように設定されている。このため、串TをソーセージS1の中心に刺し込むことが可能になる。
ここで、ソーセージ収容溝92は、ソーセージホルダ82の外周方向に沿って所定の間隔をあけて複数形成されていることが好ましい。また、串収容溝94は、串ホルダ84の外周方向に沿って所定の間隔をあけて複数形成されていることが好ましい。そして、各々のソーセージ収容溝92は、各々の串収容溝94に対して同一直線上となるように同位相に位置決めされている。
ソーセージ収容溝92及び串収容溝94が複数形成されている構成では、ソーセージホルダ82と串ホルダ84とが回転軸88の軸回りに所定の回転角度だけ回転する度に、串Tを発射させて、ソーセージS1の中心に串Tを刺し込むことが可能になる。
図6に示すように、回転軸88が所定の回転角度だけ回転したことを検出するための回転センサ96を設ける必要がある。そして、回転軸88が所定の回転角度だけ回転する度に、回転センサ96から検出信号が制御装置86に対して出力される。制御装置86は、回転センサ96から検出信号を受信する度に、駆動源90であるエアーシリンダ98を駆動して、串Tを発射させる。
駆動源90は、例えば、1個のエアーシリンダ98が採用される。エアーシリンダ98は、フランジ部材100の規定位置に固定されている。フランジ部材100の軸方向に、ソーセージ収容溝92及び串収容溝94が連通するタイミングで、回転センサ96から制御装置86に対して検出信号が出力される。これにより、エアーシリンダ98が駆動され、エアーシリンダ98からの駆動力(空気圧)を受けて串Tが発射する。
エアーシリンダ98は、シリンダ102と、シリンダ102から伸縮するロッド104と、を有している。ロッド104がシリンダ102から伸びることにより、ロッド104が串Tをソーセージ収容溝92側に押し出して、串Tが発射することになる。
なお、エアーシリンダ98は、制御装置86で駆動制御される。制御装置86は、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10の各部を制御する制御装置30を兼用してもよいし、あるいは、別個独立した制御装置を新たに設けてもよい。
ソーセージ串刺し装置80によれば、回転軸88を回転させて、所定のタイミングで串Tを発射させることにより、連続的にソーセージS1に串Tを刺し込むことができる。これにより、ソーセージS1の串刺し作業の作業効率を格段に高めることができる。
特に、ソーセージ収容溝92と串収容溝94とが連通するように位置決めされており、かつソーセージ収容溝92に収容されたソーセージS1の中心と串収容溝94に収容された串Tの中心とが同一直線上に位置することにより、串TをソーセージS1の中心に刺し込むことができる。これにより、ソーセージS1としての製品の品質を高めることができる。
なお、本実施形態は、「連鎖状ソーセージの連結部切断装置」と、「ソーセージ串刺し装置」と、が含まれている。そして、本発明の「ソーセージ製造システム」は、「連鎖状ソーセージの連結部切断装置」と、「ソーセージ串刺し装置」と、で構成されている。
特に、本発明のソーセージ製造システムは、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10で分離された個々のソーセージS1をベルトコンベアなどの搬送手段によってソーセージ串刺し装置80まで搬送する。そして、ソーセージS1は、ソーセージ串刺し装置80のソーセージホルダ82のソーセージ収容溝92に1個ずつ収容されていき、ソーセージS1に串Tが刺し込まれていく。
また、ソーセージ製造システムの他に、単体の連鎖状ソーセージの連結部切断装置10の発明と、単体のソーセージ串刺し装置80の発明と、をそれぞれ抽出することができる。
さらに、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10は、連鎖状ソーセージの連結部のみを切断する用途に限られるものはなく、他の食肉製品などの食品を切断することも可能である。また、同様にして、ソーセージ串刺し装置80は、ソーセージに串を刺し込む用途に限られるものではなく、他の食肉製品などの食品に串を刺し込むことも可能である。
なお、連鎖状ソーセージの連結部切断装置10は、2つの切断装置(第1切断装置32及び第2切断装置34)を備えた構成を示しているが、これに限られるものではない。例えば、1つの切断装置(第1切断装置32又は第2切断装置34のいずれか一方)のみを用い、連鎖状ソーセージSの連結部S2の任意の一箇所を切断するようにしてもよい。
10 連鎖状ソーセージの連結部切断装置
12 搬送ベルト(搬送部、ベルト)
30 制御装置(制御部)
32 第1切断装置(第1切断部)
34 第2切断装置(第2切断部)
36A、36B 一対のブレード(第1切断部)
37A、37B 一対のブレード(第2切断部)
38A、38B 一対の駆動機構(第1切断部)
44A1、44A2 刃部
44B1、44B2 刃部
45A1、45A2 刃部
45B1、45B2 刃部
66 第1光センサ(第1検出部)
68 第2光センサ(第2検出部)
70 受光部(第1光センサ)
72 発光部(第1光センサ)
74 受光部(第2光センサ)
76 発光部(第2光センサ)
80 ソーセージ串刺し装置
82 ソーセージホルダ
84 串ホルダ
86 制御装置(駆動制御部)
88 回転軸
90 駆動源
96 回転センサ(回転角度検出部)
S 連鎖状ソーセージ
S1 ソーセージ
S2 連結部
T 串
12 搬送ベルト(搬送部、ベルト)
30 制御装置(制御部)
32 第1切断装置(第1切断部)
34 第2切断装置(第2切断部)
36A、36B 一対のブレード(第1切断部)
37A、37B 一対のブレード(第2切断部)
38A、38B 一対の駆動機構(第1切断部)
44A1、44A2 刃部
44B1、44B2 刃部
45A1、45A2 刃部
45B1、45B2 刃部
66 第1光センサ(第1検出部)
68 第2光センサ(第2検出部)
70 受光部(第1光センサ)
72 発光部(第1光センサ)
74 受光部(第2光センサ)
76 発光部(第2光センサ)
80 ソーセージ串刺し装置
82 ソーセージホルダ
84 串ホルダ
86 制御装置(駆動制御部)
88 回転軸
90 駆動源
96 回転センサ(回転角度検出部)
S 連鎖状ソーセージ
S1 ソーセージ
S2 連結部
T 串
Claims (7)
- 複数のソーセージが連結部を介して連結された連鎖状ソーセージの前記連結部を切断して前記ソーセージを分離するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置であって、
前記連結部の前端を切断する第1切断部と、
前記連結部の後端を切断する第2切断部と、
前記連結部の前端を検出する第1検出部と、
前記連結部の後端を検出する第2検出部と、
前記第1検出部からの検出信号に基づいて前記第1切断部の作動を制御し、前記第2検出部からの検出信号に基づいて前記第2切断部の作動を制御する制御部と、
前記連鎖状ソーセージを前記第1切断部及び前記第2切断部へ搬送する搬送部と、
を有し、
前記第1切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、
前記第2切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、
前記第1切断部は、前記第1検出部によって前記連結部の前端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断し、
前記第2切断部は、前記第2検出部によって前記連結部の後端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断することを特徴とする連鎖状ソーセージの連結部切断装置。 - 前記第1検出部及び前記第2検出部は、光センサであり、
前記光センサは、発光部と、受光部と、を有し、
前記第1検出部は、前記受光部で受光される光量が小から大に変化したときに、前記連結部の前端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力し、
前記第2検出部は、前記受光部で受光される光量が大から小に変化したときに、前記連結部の後端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の連鎖状ソーセージの連結部切断装置。 - 前記搬送部は、前記連鎖状ソーセージを直線方向に沿って搬送するベルトであることを特徴とする請求項1又は2に記載の連鎖状ソーセージの連結部切断装置。
- 複数のソーセージが連結部を介して連結された連鎖状ソーセージの前記連結部を切断して前記ソーセージを分離するための連鎖状ソーセージの連結部切断装置と、
前記連鎖状ソーセージの連結部切断装置によって分離された個々の前記ソーセージに対して串を刺し込むソーセージ串刺し装置と、
を有するソーセージ製造システムであって、
前記連鎖状ソーセージの連結部切断装置は、
前記連結部の前端を切断する第1切断部と、
前記連結部の後端を切断する第2切断部と、
前記連結部の前端を検出する第1検出部と、
前記連結部の後端を検出する第2検出部と、
前記第1検出部からの検出信号に基づいて前記第1切断部の作動を制御し、前記第2検出部からの検出信号に基づいて前記第2切断部の作動を制御する制御部と、
前記連鎖状ソーセージを前記第1切断部及び前記第2切断部へ搬送する搬送部と、
を有し、
前記第1切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、
前記第2切断部は、内側及び外側に刃部が形成された一対のブレードと、前記一対のブレードを交差させる駆動機構と、を有し、
前記第1切断部は、前記第1検出部によって前記連結部の前端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の前端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断し、
前記第2切断部は、前記第2検出部によって前記連結部の後端が検出されたときに、前記制御部からの制御信号に基づいて作動し、前記連鎖状ソーセージが所定の搬送速度で搬送された状態で、前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか一方で切断し、当該切断された前記連結部に後続する前記連結部の後端を内側の前記刃部又は外側の前記刃部のいずれか他方で切断するものであり、
前記ソーセージ串刺し装置は、
前記連鎖状ソーセージの連結部切断装置によって分離された個々の前記ソーセージを収容するソーセージホルダと、
前記ソーセージに刺し込む前記串を収容する串ホルダと、
前記串ホルダに収容された前記串を前記ソーセージに向けて発射する駆動源と、
を有し、
前記ソーセージホルダと前記串ホルダは、前記ソーセージホルダに収容された前記ソーセージの軸線と前記串ホルダに収容された前記串の軸線とが一直線上に位置するように、位置決めされていることを特徴とするソーセージ製造システム。 - 前記ソーセージホルダと前記串ホルダは、同一の回転軸に設けられており、
前記回転軸の回転を検出する回転角度検出部と、前記駆動源を制御する駆動制御部と、を有し、
前記回転角度検出部は、前記回転軸が所定の回転角度だけ回転したことを検出したときに、前記駆動制御部に対して検出信号を出力し、
前記駆動源は、前記駆動制御部からの制御信号に基づいて前記串を発射させることを特徴とする請求項4に記載のソーセージ製造システム。 - 前記第1検出部及び前記第2検出部は、光センサであり、
前記光センサは、発光部と、受光部と、を有し、
前記第1検出部は、前記受光部で受光される光量が小から大に変化したときに、前記連結部の前端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力し、
前記第2検出部は、前記受光部で受光される光量が大から小に変化したときに、前記連結部の後端を検出して前記制御部に対して検出信号を出力することを特徴とする請求項4又は5に記載のソーセージ製造システム。 - 前記搬送部は、前記連鎖状ソーセージを直線方向に沿って搬送するベルトであることを特徴とする請求項4又は5に記載のソーセージ製造システム。
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