JP5391139B2 - フラットケーブル裁断方法及びその裁断装置 - Google Patents
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Description
つまり、各カム部のカム面を各刃支持部の斜面に押し当てたまま、各カム部の全体を垂直方向に上下移動させて、各カム部の上下移動に対応して、各カム部の押し当て力により各刃支持部を移送方向と直交して同一方向に向けて水平移動させる。また、各刃支持部のアーム部が押し当てられた各カム部を移送方向と直交して同一方向に向けて水平移動させる。
これにより、フラットケーブルの横幅に応じて、隣り合う各切断刃の間隔を移送方向と直交する方向に対し無段階に一括して微調節することができる。
この結果、フラットケーブルを所望する裁断幅に裁断することができる。
つまり、カム部移動手段により各カム部を上下移動することで、各カム部が押し当てられた各刃支持部を同一方向に向けて一括して水平移動することができる。
これにより、各切断刃の間隔を同時に拡縮調節することができる。
つまり、刃支持部に取り付けられた一対の切断刃の間隔が常時一定しているので、該各切断刃により裁断されるフラットケーブルの裁断幅が変わることがなく、常時一定の裁断幅で裁断することができる。
これにより、裁断幅が常時一定したフラットケーブルを製造することができる。
つまり、各カム部のカム面を各刃支持部の斜面に押し当てたまま、各カム部の全体を垂直方向に上下移動させて、各カム部の上下移動に対応して、各カム部の押し当て力により各刃支持部を移送方向と直交して同一方向に向けて水平移動させる。また、各刃支持部のアーム部が押し当てられた各カム部を移送方向と直交して同一方向に向けて水平移動させる。
これにより、フラットケーブルの横幅に応じて、隣り合う各切断刃の間隔を移送方向と直交する方向に対し無段階に一括して微調節することができる。
この結果、フラットケーブルを所望する裁断幅に裁断することができる。
つまり、カム部移動手段により各カム部を上下移動することで、各カム部が押し当てられた各刃支持部を同一方向に向けて一括して水平移動することができる。
これにより、各切断刃の間隔を同時に拡縮調節することができる。
つまり、刃支持部に取り付けられた一対の切断刃の間隔が常時一定しているので、該各切断刃により裁断されるフラットケーブルの裁断幅が変わることがなく、常時一定の裁断幅で裁断することができる。
これにより、裁断幅が常時一定したフラットケーブルを製造することができる。
また、導体は、例えば平角導体、丸形導体等の導電性を有する金属箔で構成することができる。また、絶縁フィルムは、可撓性及び絶縁性を有する肉厚の薄い合成樹脂製のフィルムで構成することができる。
図1は本実施形態のフラットケーブル裁断装置2を示す正面図、図2は切断刃6の取付け構造を示す部分拡大正面図、図3は切断刃6の拡縮動作を示す説明図、図4は切断刃6で幅広フラットケーブル1を短冊状に裁断した例を示す平面図である。
支持軸3aの外周に嵌合されたドラム3bの間には、前記切断刃6の挿入が許容される幅の溝部3cが形成されている。
実施形態では、図示しない製造装置により製造される幅広の幅広フラットケーブル1を移送方向Aと平行して短冊状に裁断するので、8枚の切断刃6を幅広フラットケーブル1の幅方向に設定された8箇所の裁断位置と対応して並列に配置している。
刃支持部7は、切断刃8の枚数と対応して、ガイド軸5b,5b間に対し8個並列に取り付けられており、該ガイド軸5b,5bに沿って移送方向Aと直交する幅方向Yに対し水平移動自在に設けられている。
アーム部7aは、該アーム部7aの延長側に配置された左隣りのカム部8の側面に対し押し当てられる長さに形成されている。
アーム部7aの上面側傾斜部分には、該刃支持部7の上方に配置されたカム部8が押し当てられる斜面7bが移送方向Aと直交する幅方向Yに向けて形成されている。その斜面7bは、アーム部7aに沿って同一方向に向けて傾斜されている。
なお、カム部8のカム面8aは、該カム部8の下方に配置された刃支持部7の斜面7bに対し常時押し当てられている。
また、可動部9の両端部は、取付け部5a,5aの対向壁面に沿って垂直に架設されたガイドレール5c,5cに対し上下移動自在に係合されている。該可動部9の上面には、取付け枠5の上面側中央部に対し水平回動自在に取り付けられた調節ボルト10が係合されている。
この刃支持部7の移動により、左隣のカム部8も左隣の刃支持部7と一緒に左側へ水平移動される。
その左隣の刃支持部7と一緒に左側へ水平移動した左隣のカム部8も、カム部8の押し当て力により、さらに左隣の刃支持部7を左側へ水平移動させる。
これにより、隣り合う切断刃6の間隔Waが徐々に広くなるので、切断刃6による裁断幅が広くなるように微調節することができる(図3のa参照)。
カム部8のカム面8aは、刃支持部7の斜面7bに対し常時押し当てられているので、可動部9を垂直上昇すれば、その上昇動作に対応して、カム部8が刃支持部7の斜面7bに押し当てられたまま徐々に上昇し、カム部8のカム面8aが刃支持部7の斜面7bに沿って右下斜面から左上斜面へ移動する。
これにより、隣り合う切断刃6の間隔Wbが徐々に狭くなるので、切断刃6による裁断幅が狭くなるように微調節することができる(図3のb参照)。
第1〜第8カム部8のカム面8aは、その下方に配置された第1〜第8刃支持部7の斜面7bに対し常時押し当てられており、かつ、第1〜第7刃支持部7のアーム部7aは、その左隣に配置された第2〜第8カム部8の側面に押し当てられている。
これにより、幅広フラットケーブル1の横幅に応じて、隣り合う切断刃6の間隔を移送方向Aと直交する幅方向Yに対し無段階に一括して微調節することができ、切断刃6の間隔調節に要する作業時間を大幅に短縮することができる。また、隣り合う切断刃6の間隔が等間隔に拡縮調節されるため、幅広フラットケーブル1を所望する裁断幅に裁断する作業が正確に行え、裁断時の寸法精度向上を図ることができる。
上記取付け構造は、一対の切断刃6を、刃支持部7の下端部に固定された取付け板7dの下面側両端部に垂直固定するとともに、移送方向Aと直交する幅方向Yに対し所定の間隔を隔てて配置した構造である。また、一対の切断刃6は、2枚の切断刃6を一組として移送方向Aと平行して並列に複数組配置している。
なお、一対の切断刃6の間隔を拡縮調節すれば、該切断刃6により裁断される短冊フラットケーブル1bの裁断幅も変更することができる。
つまり、熱ロール54,54と上下一対のロールとで移送方向Aに向けてテンションが掛けられたフラットケーブル1を、本実施形態のフラットケーブル裁断装置2により短冊状に裁断する。
これにより、ケーブル支持部3を移送路B下方に配置する必要がなく、また、ドラム3bの間に形成された溝部3cの間隔調節が不要となる。この結果、装置全体の構成及び構造を簡素化することができるとともに、製造性の向上を図ることができる。
この発明の導体は、実施形態の平角導体2に対応し、
以下同様に、
カム部移動手段は、調節ボルト10に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
B…移送路
Wa,Wb…間隔
1…幅広フラットケーブル
1a,1b…短冊フラットケーブル
2…フラットケーブル裁断装置
3…ケーブル支持部
4…ケーブル裁断部
5…取付け枠
6…切断刃
7…刃支持部
7a…アーム部
7b…斜面
8…カム部
8a…カム面
9…可動部
10…調節ボルト
Claims (6)
- 移送方向と平行して並列に配置された複数本の導体を一対の絶縁フィルムで被覆してなるフラットケーブルを、該フラットケーブルの移送方向と平行して複数の切断刃により短冊状に裁断するフラットケーブル裁断方法であって、
前記フラットケーブルの移送路上方に、前記切断刃が下端側に取り付けられた刃支持部と、該刃支持部の上端側に押し当てられたカム部とを前記移送方向と直交する方向に複数配置し、
前記カム部の下端側に形成されたカム面を、前記刃支持部の上端側に形成された斜面に対し前記移送方向と直交する方向に向けて押し当て、
前記刃支持部の上端側を前記移送方向と直交する方向に向けて斜め上方に延長してなるアーム部を、該アーム部の延長側に配置された隣りの前記カム部の側面に押し当て、
前記各カム部のカム面を前記各刃支持部の斜面に押し当てたまま、該各カム部の全体を垂直方向に上下移動させて、
前記各カム部を上下移動に対応して、該各カム部の押し当て力により前記各刃支持部を前記移送方向と直交して同一方向に向けて水平移動させ、
前記各刃支持部のアーム部が押し当てられた前記各カム部を前記移送方向と直交して同一方向に向けて水平移動させ、
前記各刃支持部の個々の移動量を、該刃支持部の隣りに配置された刃支持部の移動量として順次加算し、
前記各刃支持部に取り付けられた各切断刃の間隔を前記移送方向と直交する方向に拡縮調節する
フラットケーブル裁断方法。 - 前記各刃支持部の斜面に押し当てたまま前記各カム部をカム部移動手段により一括して上下移動する
請求項1に記載のフラットケーブル裁断方法。 - 前記フラットケーブルを、前記移送方向と直交する方向に対し所定の間隔を隔てて前記刃支持部の下端側に取り付けられた一対の切断刃により裁断する
請求項1又は2に記載のフラットケーブル裁断方法。 - 移送方向と平行して並列に配置された複数本の導体を一対の絶縁フィルムで被覆してなるフラットケーブルを、該フラットケーブルの移送方向と平行して短冊状に裁断するフラットケーブル裁断装置であって、
前記フラットケーブルの移送路上方に、切断刃が下端側に取り付けられた刃支持部と、該刃支持部の上端側に押し当てられたカム部とを前記移送方向と直交する方向に対し水平移動自在に複数配置し、
前記刃支持部の上端側に、該刃支持部の上端側を前記移送方向と直交する方向に向けて斜め上方に延長してなるアーム部を形成し、
前記アーム部を、該アーム部の延長側に配置された隣りの前記カム部の側面に対し押し当てられる長さに形成し、
前記刃支持部の上端側に形成された斜面と、前記カム部の下端側に形成されたカム面とを、前記アーム部に沿って前記移送方向と直交する方向に向けて互いに押し当てられる角度に傾斜し、
前記刃支持部と前記カム部とを、該刃支持部の斜面に対し前記カム部のカム面が押し当てられ、該刃支持部のアーム部が隣りの前記カム部の側面に押し当てられる方向に付勢し、
前記各カム部の上下移動と対応して、前記各刃支持部に取り付けられた各切断刃の間隔を前記移送方向と直交する方向に対し拡縮調節自在に設けた
フラットケーブル裁断装置。 - 前記各刃支持部の斜面に押し当てたまま前記各カム部を一括して上下移動するカム部移動手段を備えた
請求項4に記載のフラットケーブル裁断装置。 - 前記刃支持部の下端側に、前記移送方向と直交する方向に対し所定の間隔を隔てて一対の切断刃を取り付けた
請求項4又は5に記載のフラットケーブル裁断装置。
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JP2010103699A JP5391139B2 (ja) | 2010-04-28 | 2010-04-28 | フラットケーブル裁断方法及びその裁断装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010103699A JP5391139B2 (ja) | 2010-04-28 | 2010-04-28 | フラットケーブル裁断方法及びその裁断装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=45322533
Family Applications (1)
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