JP2998806B2 - テープスリット装置 - Google Patents

テープスリット装置

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JP2998806B2
JP2998806B2 JP13452590A JP13452590A JP2998806B2 JP 2998806 B2 JP2998806 B2 JP 2998806B2 JP 13452590 A JP13452590 A JP 13452590A JP 13452590 A JP13452590 A JP 13452590A JP 2998806 B2 JP2998806 B2 JP 2998806B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テープの所定位置をカットしてスリット
(溝孔)を入れることができるテープスリット装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、各種目的用途に応えるため、例えば走行するテ
ープに対し所定位置や幅で切断していったり、所定の位
置や幅でミシン目、つまり断続的にスリット状の孔を穿
設させることができるテープスリット装置が開発されて
いる。
そしてこのようなテープスリット装置として、例えば
そのテープが走行する走行路面に対し上下方向から一対
の回転丸刃を咬持させた状態で配設し、これらの回転丸
刃を回転させながらテープを切断したり、断続的に穿設
していくように構成したものが知られている。
〔解決しようとする課題〕
ところで、このようなテープスリット装置にあって
は、その上下に設けた一対の回転刃の位置が僅かでもず
れると、切断能力が大きく低下し、テープの切断やミシ
ン目が穿設できない虞れがあるため、これらの回転刃の
位置調整はとりわけ重要となっており、両刃は通常基台
等に対して一体的に不動の状態で取付けられている。
ところで、例えば穿設するテープの厚さ等に応じて最
大の切断能力を発揮させるためには、回転刃の上下方向
及び水平方向での咬合位置を適宜変更調整して最適な咬
合状態を保持する必要があるが、先のように回転刃が不
動状態で取付けられていると、切断不良等をおこす虞れ
があり、問題になっている。
さらに、このようなテープスリット装置にあっては、
例えばテープの両縁部側を穿設させていくため同様の構
成のものを左右一対設けたものも知られているが、通常
このようなテープスリット装置はテープの幅に合せて左
右の装置を単純に水平移動させるだけの構成であり、そ
の移動位置で回転刃の上下位置を微調整するということ
まで配慮されていない。
そこで、この発明は、上記した従来の欠点に鑑み、本
体部分を水平方向に自由に移動することができると共
に、回転丸刃の上下方向及び水平方向での咬合位置を自
由に移動調整することができるテープスリット装置を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明のテープスリット装置は、基台に対し
て水平方向にスライドする第1ブロック体と、この第1
ブロック体に対して回転自在に、かつ水平方向にスライ
ド自在であって、一端に駆動ギアを固着したスプライン
軸と、このスプライン軸と共に回転する駆動ギアに噛合
する第1ギアを一端に固着する共に他端に円板状の下刃
を固着し、前記第1ブロック体に対して水平方向に微動
可能な状態で回転支持された第1シャフトと、この第1
シャフトの中間に軸受を介して回転自在に取り付けら
れ、その第1シャフトと一体に水平移動する下くさび
と、前記第1ブロック体に設けたガイド手段にガイドさ
れながら上下方向にスライド可能な第2ブロック体と、
前記第1シャフトの第1ギアに噛合する第2ギアを一端
に固着すると共に下刃に咬合する円板状の上刃を他端に
固着し、第2ブロック体に対して回転自在に支持された
第2シャフトと、この偏心カムの偏心量に応じて上下動
する第2ブロック体に設けられ、前記下くさびのテーパ
面にコイルスプリングで圧接しながらその下くさびを水
平方向に押動させる上くさびとを備え、上刃と下刃とが
常時圧接する状態で前記スプライン係合により水平方向
に一体に移動してテープ幅方向の寸法に応じた位置調整
を変更可能にするとともに、上刃を降下させることによ
りこの降下した上刃に向けて下刃が水平方向に移動して
双方が圧接されるように構成したものである。
〔作 用〕
この発明のテープスリット装置は、下刃を取付けてあ
る第1シャフトが第1ブロック体と共に基台に対して自
由に水平移動することができるので、テープ幅の変動に
応じて切断位置を自由に変更調整できる。またこの発明
のテープスリット装置は、例えば厚手のテープを切断す
る場合には、レバー等の操作手段を介して上下に押動す
る偏心カムによってその下刃に咬合する上刃を取付けて
ある第2ブロック体が押下されると、この第2ブロック
体に設けた上くさびが第1シャフトに取付けたくさびに
圧接しながらその下くさびを水平方向に押動し、これに
よって上下刃に上下方向及び水平方向の咬合量が増大す
るので、厚手のテープでも確実に切断できる。また、こ
のように上下の咬合位置が変動した場合でも、上下の各
くさびはコイルスプリングで圧接されており、常に上下
の刃は密接(圧接)状態になっているから、切れ味の悪
い鋏のように上下対の刃の間が緩んで切れ味が悪くなる
といったことが防止できる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。
第1図はこの発明に係るテープスリット装置を示すも
のであり、このテープスリット装置は、基台1と、第1
ブロック体2と、第2ブロック体3とから構成されてい
る。
基台1は、床面4に固設されており、後に説明する上
刃及び下刃の回転駆動を行うモータ5が納められてい
る。
第1ブロック体2は、断面略コ字型を有しガイドレー
ル6に沿って水平方向(Y方向)にスライド可能に設け
られており、下部側にスプライン軸7、中間部側に第1
シャフト8が設けられている。スプライン軸7は、基台
1に対する水平方向(X方向)の位置関係が不動状態と
なるように、第1ブロック体2に対して水平方向(X方
向)にはスライド自在であってかつ回転自在に支持され
ており、一端にはモータ5側のプーリ9の回転力がベル
ト10を介して伝達されて回転駆動するプーリ11と、駆動
ギア12とが固着されている。第1シャフト8は、駆動ギ
ア12に噛合する第1ギア13を一端に固着していると共に
他端に円板丸刃状の下刃14を固着させており、第1ブロ
ック体2に対して微動可能な状態で回転自在に支持され
ている。また、この第1シャフト8には、中間部に軸受
15を介して下くさび16が軸芯方向に対し不動状態で取付
けられている。この下くさび16は、一端面が一定角度に
傾斜したテーパ面16aを有しており、他端面と第1ブロ
ック体2との間に介装したコイルスプリング17によって
常時左方に弾性力が付勢されている。なお、この実施例
の第1ブロック体2は、基台1に左右一対設けられてお
り、またミシン目を形成しようとするテープ26の幅寸法
に応じて両第1ブロック体2を図示外の移動手段によっ
て移動しこれらの間隔を適宜変更させることができると
共に、所定の位置で図示外のロック手段により基台1に
各第1ブロック体2を固定できるようになっている。
第2ブロック体3は、第1ブロック体2に設けたガイ
ドレール(図略)等のガイド手段により上下方向に一定
距離だけスライドできるようになっており、この実施例
では第1ブロック体2との間に介装されたスプリング18
によって常時下方に弾性力が押圧された状態で第1ブロ
ック体2上部のブラケット19に吊支されている。即ち、
この第2ブロック体3は、第2図に示すように上部にカ
ム孔3aが形成されていると共に、そのカム孔3aに偏心カ
ム20が遊挿されており、この偏心カム20の中心からずれ
た位置に固着されブラケット19に回動自在に支持された
カム軸21の回転動作により、第3図に示すように上下方
向(Z方向)に移動するようになっている。なお、この
第2ブロック体3は、スプリング18により常に下方に押
下されているため、偏心カム20に対しカム孔3aの最上位
点が圧接係止するようになっている。そして、この第2
ブロック体3には、第1シャフト8の第1ギア13に噛合
回転する第2ギア22を一端に固着すると共に、下刃14に
適正状態で咬合する丸刃状の下刃23を他端に固着した第
2シャフト24が回転自在に取付けられている。また、こ
の第2シャフト24は、第2ブロック体3の上下動に合せ
て上下方向(Z方向)に移動するため、第1ブロック体
2の孔2aに一定の余裕をもたせて遊挿されている。
さらに、この第2ブロック体3には、この第2ブロッ
ク体3が偏心カム20の回動動作による偏心量に応じて上
下動する際に、下くさび16のテーパ面16aに圧接しなが
らその下くさび16を水平方向(X方向)に押動させる上
くさび25が設けられている。なお、この上くさび25は、
第4図に示すように中央部を第1シャフト8が回転自在
に貫通するように左右2つに分岐した逆U字型に形成さ
れている。
〔効 果〕
以上説明してきたように、この発明に係るテープスリ
ット装置によれば、下刃を取付けてある第1シャフトが
第1ブロック体と共に基台に対して自由に水平移動する
ことができるので、テープ幅の大小に応じてスリット等
を形成する位置を適宜変更することができる。また、こ
のとき同時に、上刃を取付けてある第2シャフト及びこ
の第2シャフトを取付けた第2ブロック体も、上刃が下
刃と圧接するところまで上くさびを降下させ下くさびを
圧接させている限り、第1ブロック体と一体となってテ
ープ幅方向に応じた位置移動が行える。従って、この移
動した後も、上くさびを降下させた状態に保持してある
限り上下のくさびはコイルスプリングで圧接状態を保持
するから、上下の各刃も圧接・密着状態がそのまま確保
でき、これによって切れ味が悪くなることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るテープスリット装置、第2図は
第1図におけるI−I矢視断面図、第3図は第2図に示
す偏心カムの作用を説明するI−I矢視断面図、第4図
は第1図におけるII−II矢視断面図である。 1……基台、2……第1ブロック体、3……第2ブロッ
ク体、5……モータ、7……スプライン軸、8……第1
シャフト、12……駆動ギア、13……第1ギア、14……下
刃、15……軸受、16……下くさび、17……コイルスプリ
ング、20……偏心カム、22……第2ギア、23……上刃、
24……第2シャフト、25……上くさび、26……テープ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(1)に対して水平方向にスライドす
    る第1ブロック体(2)と、 この第1ブロック体(2)に対して回転自在に、かつ水
    平方向にスライド自在であって、一端に駆動ギア(12)
    を固着したスプライン軸(7)と、 このスプライン軸(7)と共に回転する駆動ギア(12)
    に噛合する第1ギア(13)を一端に固着する共に他端に
    円板状の下刃(14)を固着し、前記第1ブロック体
    (2)に対して水平方向に微動可能な状態で回転支持さ
    れた第1シャフト(8)と、 この第1シャフト(8)の中間に軸受を介して回転自在
    に取り付けられ、その第1シャフト(8)と一体に水平
    移動する下くさび(16)と、 前記第1ブロック体(2)に設けたガイド手段にガイド
    されながら上下方向にスライド可能な第2ブロック体
    (3)と、 前記第1シャフト(8)の第1ギア(13)に噛合する第
    2ギア(22)を一端に固着すると共に下刃(14)に咬合
    する円板状の上刃(23)を他端に固着し、第2ブロック
    体(3)に対して回転自在に支持された第2シャフト
    (24)と、 この偏心カム(20)の偏心量に応じて上下動する第2ブ
    ロック体(3)に設けられ、前記下くさび(16)のテー
    パ面にコイルスプリング(17)で圧接しながらその下く
    さび(16)を水平方向に押動させる上くさび(25)と を備え、上刃(23)と下刃(14)とが常時圧接する状態
    で前記スプライン係合により水平方向に一体に移動して
    テープ幅方向の寸法に応じた位置調整を変更可能にする
    とともに、上刃(23)を降下させることによりこの降下
    した上刃(23)に向けて下刃(14)が水平方向に移動し
    て双方が圧接されるように構成したことを特徴とするテ
    ープスリット装置。
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CH691116A5 (fr) * 1995-09-22 2001-04-30 Bobst Sa Procédé pour régler l'intervalle radial entre deux outils rotatifs et station de traitement pour la mise en oeuvre du procédé.
KR100865313B1 (ko) * 2002-09-19 2008-10-27 주식회사 포스코 냉연강판 초극박재 롤러쉬어 자동 컷팅장치
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