JP4010376B2 - シート材切断装置を具備するプリンタ記録装置 - Google Patents

シート材切断装置を具備するプリンタ記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタの記録装置等の事務機器に組み込んで使用されるシート材切断装置に関し、とくに事務機器に装着する機構を備えたシート材切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンタの記録装置等の事務機器に組み込まれて使用されるシート材切断装置としては、回転円周面上の軸線方向に刃先を設けた回転刃を回転してその刃先を固定刃先に交接させてシート材を切断するロータリ式切断装置や、薄板状の可動刃先を上下に摺動して固定刃先と交接させてシート材を切断するスライド式切断装置や、2枚の円板刃の刃先を交接させながらシート材の進行に直交方向に走行させるか又は1枚の円板刃を直線の固定刃先に交接させながら前記方向に走行させて両刃先の間に挿入されたシート材切断するローラ式切断装置などがある。
【0003】
かかる切断装置では、シート材を安定して切断するために、切断装置を事務機器に装着する前にフレームに装着した可動刃と固定刃が円滑に交接して動作するように可動刃と固定刃を精密に微調整して組み立て、この調整した切断装置のフレームの両端を、ねじ止めなどにより直接事務機器に固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のようにフレーム両端を直接ねじ止めなどにより事務機器に固定すると、事務機器の切断装置取付け部が平行でない場合には、取付けの際に切断装置のフレームに捩じれなどの変形が生じて前記微調整された可動刃と固定刃の調整が崩れ、可動刃と固定刃がかじったり或いは可動刃先と固定刃先に隙間が生じて円滑な切断ができなくなるという問題点があった。これを防止するためには、切断装置を事務機器に固定する際に取付け部にスペーサなどを挿入して調整しながら固定しなければならず取付け時の工数が増し、コストが高くなるという欠点があった。
【0005】
これを解決するために、切断装置のフレームの一端を事務機器に固定し、他端を事務機器に固定したブラケットに回転摺動自在に支持してフレームの歪みを防止したロータリ式カッタが提案されている(実開昭62−153094号公報)。しかしながら、この方法は部品数が増しブラケットも複雑で取付け工数も増加するなどの欠点がある。
【0006】
そこで本発明は、上記問題点を解決するために、フレームの一端に設けた被係止部材を事務機器に設けた係止部に簡易に係止し、フレーム他端の被固定部材を事務機器に設けた固定部に固定することにより、装着時にフレームに歪みが生じないで簡単に事務機器に装着ができ安定した切断ができるシート材切断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置は、フレームに装着された固定刃と可動刃を交接させてシート材を切断するシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置において、切断装置は固定刃と可動刃を有するフレームを備え、プリンタ記録装置は前記切断装置のフレームを取付けるフレーム取付け面を備え、前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面には前記切断装置のフレームの一端を係止する貫通孔からなる係止部と前記切断装置のフレームの他端を固定する固定部とが設けられ、前記切断装置のフレームには、一端に前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面に設けられた係止部の貫通孔に挿通される舌状の突起部からなる被係止部材と、他端に前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の固定部に固定される被固定部材とが設けられ、前記切断装置のフレームの被係止部材の突起部が前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の係止部の貫通孔に所定の遊びをもって挿通されて係止され、前記切断装置のフレームの被固定部材が前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の固定部に固定されることを特徴とするものである。
【0008】
即ち、本発明におけるシート材切断装置は、固定刃と可動刃の関係が微調整されて組み立てられた切断装置のフレームの一端の被係止部材をプリンタ記録装置等の事務機器に設けられた係止部に挿入するなどの方法により係止し、フレーム他端の被固定部材をビスなどのファスナにより事務機器に固定して切断装置を事務機器などに装着するものである。したがって、フレームの両端をねじ止めする従来方法に比して装着が簡易である。また、フレームの一端の被係止部材と事務機器の係止部には所定の遊びが設けられているので、事務機器の装着面が平行でない場合にも従来のねじ止めのように被係止部材側が拘束されることがなく、切断装置取付けの際にスペーサなどで調整しなくても、フレームが変形して動作不能や切断困難になることはない。上記被係止部材と係止部との間の所定の遊びとは、装着面が平行でない事務機器に切断装置を装着する際に切断装置のフレームに捩じれなどを生じない程度の遊びをいう。即ち、前記の被係止部材と係止部との間には切断装置のフレームのねじれを防止するための所定のクリアランスが設けられていることが望ましい。しかし、この遊びやクリアランスが大きすぎると切断位置にばらつきが生ずる。好ましくはこのクリアランスは0.1〜0.2mmに設定することである。
【0009】
また、本発明のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置は、フレームに装着された固定刃と可動刃を交接させてシート材を切断するシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置において、切断装置は固定刃と可動刃を有するフレームとプリンタ記録装置に固着されるサブフレームとを備え、該サブフレームには前記切断装置のフレームを取付けるフレーム取付け面を備え、前記サブフレームのフレーム取付け面には前記切断装置のフレームの一端を係止する貫通孔からなる係止部と前記切断装置のフレームの他端を固定する固定部とが設けられ、前記切断装置のフレームには、一端に前記サブフレームのフレーム取付け面に設けられた係止部の貫通孔に挿通される舌状の突起部からなる被係止部材と、他端に前記切断装置のサブフレームのフレーム取付け面の固定部に固定される被固定部材とが設けられ、前記切断装置のフレームの被係止部材の突起部が前記サブフレームのフレーム取付け面の係止部の貫通孔に所定の遊びをもって挿通されて係止され、前記切断装置のフレームの被固定部材が前記サブフレームのフレーム取付け面の固定部に固定されることを特徴とするものである。
【0010】
即ち、本発明におけるシート材切断装置は、係止部と固定部とを備えたサブフレームを設けて、この係止部と固定部に切断装置のフレームに設けた被係止部材と被固定部材とに係合させてフレームとサブフレームを一体にした後、このサブフレームをプリンタ記録装置等の事務機器に装着すれば、装着面が平行でない場合でもサブフレームのみが変形するだけで、フレームの被係止部とサブフレームの係止部の間の遊びによりフレームの変形がない。これにより前述と同様の効果が得られる。
【0011】
また、前述の本発明のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置には、回転円周面上の軸線方向に長い刃先を有し両端がフレームに回転自在に軸支された回転刃と、前記フレームに装着されたほぼ直線刃先を有する固定刃とを備え、前記回転刃を回転させて該回転刃先を固定刃刃先に交接させてシート材を切断するロータリ式シート材切断装置でも、また1枚の円板刃を回転自在に軸支したカッタ支持台をシート材の進行方向に直交して設けられた案内レール上を走行させ、その円板刃先を前記フレームに設けられたほぼ直線の固定刃に摺接させて両刃先の間でシート材を切断するローラ式シート材切断装置でも、或いは刃先線がほぼ直線または逆V字型に窪んだ刃先を有する薄板状の可動刃と、フレームに装着された剪断方向にほぼ直線的な刃先を有する固定刃とを備え、前記可動刃を上下に摺動してその刃先を固定刃刃先と交接させシート材を切断するスライド式シート材切断装置でも適用が可能である。
さらに2枚の円板刃を回転自在に軸支したカッタ支持台をシート材の進行方向に直交して設けられた案内レール上を走行させ、交接する両円周刃先の間でシート材を切断するローラ式シート材切断装置にも適用が可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態により具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施形態のロータリ式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。図1において、回転刃(可動刃)1は軸心線に対し傾きを設けた剪断角を持った切刃1aを有し、その両端に設けられたピン1bがフレーム3の軸孔3cに回動自在に軸支されている。固定刃2は、回転刃1とほぼ同じ長さのL型材からなり、その一つのエッジに刃先2aが設けられている。そして、固定刃2はそのL型の刃先2aを有しない辺の胴部に貫通孔2bが設けられ、貫通孔2bとフレーム3の貫通孔3dに挿通したリベットなどのファスナ6によりフレーム3に締着されている。回転刃1と固定刃2は回転刃1を回転したとき回転刃先1aと固定刃先2aが全長に亘り滑らかに摺接するように精密に調整されている。これにより、回転刃1が図示しない駆動手段により回転駆動されると、回転刃1の切刃1aと固定刃2の刃先2aの間に挿入された被切断シート材が切断されるようになっている。
【0013】
フレーム3は基板部3aの両端が曲げられ曲端部3bを有するコ字型の長板状のコ字型をなし、この曲端部3bに設けられた軸孔3cに可動刃1の両端のピン1bを回転可能に軸支している。フレーム3の一端には基板部3aの延長部に曲端部3bより突出して舌状の被係止部材4が設けられている。またフレーム3の他端には同様に突出した舌状の被固定部材5が設けられ、被固定部材5にはファスナ9を挿通する固定孔5aが貫通されている。被係止部材4と被固定部材5は工作が簡易なように基板部の端部を打ち抜いた後、曲端部3bを曲げることにより形成されている。
【0014】
本発明のシート材切断装置を取付ける事務機器の切断装置装着部7には、切断装置のフレーム取付け面7aに直交して角孔8が設けられ、この角孔8が前記フレーム3の被係止部材4を係止する係止部を構成している。角孔8の孔寸法は、図の幅X、高さYが前記被係止部材4の幅x、高さyより僅かに大きい孔型をなしており、舌状の被係止部材4と係止部を構成する角孔8との間で一定の遊びを持たせて係止するようになっている。ここで、角孔8の幅Xと被係止部材4の幅xの寸法は、切断装置11を装着する際に舌状の被係止部材4が角孔8に容易に入れば良く、この寸法差が大きすぎると切断位置にばらつきが生ずるので、通常0.1mm程度のクリアランスがとられる。また、角孔8の高さYと被係止部材4の高さyの寸法は、事務機器に発生するねじれが転写されない程度のクリアランスが必要であり、事務機器に発生するであろうねじれを予想してそのクリアランスが0.2〜0.5mmになるように適宜決定される。また、事務機器の切断装置装着部7のフレーム取付け面7aの角孔8の反対側の面は平面の固定部7bを構成し固定孔7cが設けられている。
【0015】
回転刃1と固定刃2がその刃先1aと2aを全長に亘って滑らかに摺接するように微調整してフレーム3に装着された切断装置11は、事務機器の切断装置装着部7に以下のようにして装着される。フレーム3の被係止部材4を角孔8に挿入し、被固定部材5を固定部7bに載置して被固定部材5の固定孔5aと固定部7bの固定孔7cに層通したファスナ9により切断装置装着部7に締着する。前述のように角孔8と被係止部材4の間には一定のクリアランスが持たされているので、このようにすれば、切断装置11を事務機器に装着する際にフレーム3の一端の被係止部材4は係止部である角孔8に一定の遊びを有しながら係止され、他端の被固定部材5を事務機器の固定部7bに固着しても、フレーム3が捩じれるなど変形を起こすことはなく装着される。
【0016】
以上述べたように、本発明実施形態のシート材切断装置によれば、シート材切断装置を装着する事務機器の切断装置装着部に角孔の係止部と平面の固定部とを設け、切断装置のフレームの一端に突出した舌状の被係止部材と他端に同様の被固定部材を設け、この被係止部材を事務機器に設けられた係止部の角孔に挿入し一定の遊びをもたせて係止し、他端の被固定部材を事務機器に設けられた固定部にファスナにより固定してシート材切断装置を事務機器に装着するので、従来の装着方法のようなフレームの両端をねじ止めする方式に比して装着が簡易で、かつフレームの一端の被係止部材は一定の遊びを持って係止されているのでねじ止めのように拘束されることはない。これにより、事務機器の装着面が平行でない場合にも、取付けの際にスペーサなどで調整しなくてもフレームが変形して動作不能や切断困難になることはない。
【0017】
図2は本発明の第2の実施形態のロータリ式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。第1実施形態では事務機器の切断装置装着面に直接角孔(係止部)8と固定部7aを設けたが、第2実施形態では係止部と固定部とを備えたサブフレームを設け、切断装置のフレームとこのサブフレームを結合した後、このサブフレームを事務機器に固着することにより切断装置を事務機器に装着するようにした点で異なる。その他は第1実施形態と同様であるので図1と同一記号を使用する。
【0018】
図2のサブフレーム17は装着面を構成する平坦部17aと片端が直角に折り曲げられた曲げ部17dとを有するL字型のフレーム3よりやや長い長板状をなし、曲げ部17dに係止部を構成する各孔18が設けられている。曲げ部17dの反対端は平面の固定部17bを構成し固定孔17cが設けられている。
【0019】
切断装置11を事務機器の切断装置装着面7に装着するには以下のように行われる。まず、第1実施形態と同様に回転刃1と固定刃2を微調整して装着された切断装置11のフレーム3は、その被係止部材4をサブフレーム17の角孔18に挿入し被固定部材5をサブフレーム17の固定部17bに載置して被固定部材5の固定孔5aと固定部17bの固定孔17cに挿通したファスナ9により締着しフレーム3とサブフレーム17を一体に固定する。その後、サブフレーム17をファスナ19により事務機器の切断装置装着面7に固着する。
【0020】
この装着方法によれば、切断装置11を事務機器に装着する際に装着部が平坦でない場合はサブフレーム17は変形するが、フレーム3の一端係止部材側はサブフレーム17に対して一定の遊びを有しながら係止され、他端の被固定部材でサブフレーム17に固定されているので、サブフレーム17が変形してもフレーム3に捩じれるなど変形を起こすことはなく、前記第1実施形態と同様の効果が得られる。本実施形態によれば部品点数は増加するが事務機器のシャシに大きな加工を要しないので、既存設計の事務機器にも容易に装着できる利点がある。
【0021】
図3は第3実施形態のローラ式シート材切断装置の分解斜視図である。本切断装置は、円周部に切刃を有する2枚の円板刃21を摺接させて回転自在に軸支したカッタ支持台26をシート材の進行方向に直交して設けられたフレーム23の案内レール23aの上を図示しない駆動手段により走行させるようになっている。そして、案内レール23aの上を進行する図示しないシート材を2枚の円板刃21の間で切断するようになっている。図4は第4実施形態のローラ式シート材切断装置を示す図であり、1枚の円板刃31を回転自在に軸支したカッタ支持台36をフレーム33の案内レール33a上を図示しない駆動手段により走行させフレーム33に固設された固定刃32と円板刃31との間で図示しないシート材を切断するものである。これらの切断装置においても、それぞれフレーム23、33の一端に舌状の被係止部材24、34を設け、他端に固定孔25a、35aを設けた被固定部材25、35を設け、被係止部材24、34を事務機器の切断装置装着面7に設けた角孔(係止部)8に挿入し、被固定部材25、35の固定孔25a、35aと事務機器の装着面7の固定孔7cに層通されたファスナ9により締着して固定される。これによって、前記実施形態と同様にフレーム23、33の変形を生ずることなく切断装置を事務機器に装着することができる。
【0022】
図5は本発明の第5の実施形態のスライド式シート材切断装置の分解斜視図を示す。図において、コ字型断面のフレーム43には切断するシート材を通過させる横に長い通紙窓46が貫通され、その通紙窓46の下側にフレーム43の上に重ねて固定刃42が固定されている。可動刃41は逆V字型に窪んだ刃先線を有する薄板材からなり、その切断幅の中央部にスライダ49が設けられ、このスライダ49がフレーム43の中央部に設けられた長孔50を摺動して可動刃41の上下運動を案内するようになっている。可動刃41は図示しない駆動手段によりその刃先が固定刃42に摺接するようにして上下動し、可動刃41と固定刃42の間で通紙窓46に挿入されたシート材を切断するようになっている。
【0023】
この切断装置においても、フレーム43の一端に舌状の被係止部材44を設け、他端に貫通孔45a設けた舌状の被固定部材45を設け、被係止部材44を事務機器の切断装置装着面7の角孔(係止部)8に挿入し、被固定部材45の貫通孔45aと切断装置装着面7の固定孔7cに挿通されたファスナ9により締着されて固定される。これにより前記各実施形態と同様の効果が得られる。
【0024】
前記第3〜第5実施形態はそれぞれフレームを事務機器の切断装置装着面7に取付ける場合について示したが、これらの切断装置についても第2実施形態と同様に係止部と固定部を事務機器の装着面に設けるのでなくサブフレームを用いて事務機器に装着することも可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のシート材切断装置は、従来の切断装置に比して簡易な構造でプリンタの記録装置等の事務機器に装着することができ、かつ、装着の際に事務機器の装着面が平坦でなくても、装着による切断装置のフレームの変形がない。したがって、装着の際にスペーサなどを使用して調整しなくても、そのまま装着しても装着前に微調整した移動刃と固定刃の噛み合わせがずれて円滑な切断ができなくなるようなことがない。これにより、工数とコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のロータリ式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態のロータリ式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態のローラ式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第4実施形態のローラ式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第5実施形態のスライド式シート材切断装置の構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 可動刃
2 固定刃
3 フレーム
4 被係止部材
5 被固定部材
6 ファスナ
7 切断装置装着部
7b 装着面(固定部)
8 角孔(係止部)
9 ファスナ
11 シート材切断装置
17 サブフレーム
17b 装着面(固定部)
18 角孔(係止部)
19 ファスナ
21 可動刃
23 フレーム
23a 案内レール
24 被係止部材
25 被固定部材
26 カッタ支持台
31 可動刃
32 固定刃
33 フレーム
33a 案内レール
34 被係止部材
35 被固定部材
41 可動刃
42 固定刃
43 フレーム
44 被係止部材
45 被固定部材
46 通紙窓
49 スライダ
50 長孔

Claims (7)

  1. フレームに装着された固定刃と可動刃を交接させてシート材を切断するシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置において、切断装置は固定刃と可動刃を有するフレームを備え、プリンタ記録装置は前記切断装置のフレームを取付けるフレーム取付け面を備え、前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面には前記切断装置のフレームの一端を係止する貫通孔からなる係止部と前記切断装置のフレームの他端を固定する固定部とが設けられ、前記切断装置のフレームには、一端に前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面に設けられた係止部の貫通孔に挿通される舌状の突起部からなる被係止部材と、他端に前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の固定部に固定される被固定部材とが設けられ、前記切断装置のフレームの被係止部材の突起部が前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の係止部の貫通孔に所定の遊びをもって挿通されて係止され、前記切断装置のフレームの被固定部材が前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の固定部に固定されることを特徴とするシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
  2. フレームに装着された固定刃と可動刃を交接させてシート材を切断するシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置において、切断装置は固定刃と可動刃を有するフレームとプリンタ記録装置に固着されるサブフレームとを備え、該サブフレームには前記切断装置のフレームを取付けるフレーム取付け面を備え、前記サブフレームのフレーム取付け面には前記切断装置のフレームの一端を係止する貫通孔からなる係止部と前記切断装置のフレームの他端を固定する固定部とが設けられ、前記切断装置のフレームには、一端に前記サブフレームのフレーム取付け面に設けられた係止部の貫通孔に挿通される舌状の突起部からなる被係止部材と、他端に前記切断装置のサブフレームのフレーム取付け面の固定部に固定される被固定部材とが設けられ、前記切断装置のフレームの被係止部材の突起部が前記サブフレームのフレーム取付け面の係止部の貫通孔に所定の遊びをもって挿通されて係止され、前記切断装置のフレームの被固定部材が前記サブフレームのフレーム取付け面の固定部に固定されることを特徴とするシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
  3. 前記被係止部材と前記係止部との間には切断装置のフレームのねじれを防止するための所定のクリアランスが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
  4. 前記切断装置は、回転円周面上の軸線方向に長い刃先を有し両端がフレームに回転自在に軸支された回転刃と、前記フレームに装着されたほぼ直線刃先を有する固定刃とを備え、前記回転刃を回転させて該回転刃先を前記固定刃刃先に交接させてシート材を切断するロータリ式シート材切断装置であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
  5. 前記切断装置は、1枚の円板刃を回転自在に軸支したカッタ支持台をシート材の進行方向に直交して設けられた案内レール上を走行させ、その円板刃先を前記フレームに設けられたほぼ直線の固定刃に摺接させて両刃先の間でシート材を切断するローラ式シート材切断装置であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
  6. 前記切断装置は、刃先線がほぼ直線または逆V字型に窪んだ刃先を有する薄板状の可動刃と、フレームに装着された剪断方向にほぼ直線的な刃先を有する固定刃とを備え、前記可動刃を上下に摺動してその刃先を固定刃刃先と交接させシート材を切断するスライド式シート材切断装置であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
  7. 2枚の円板刃を回転自在に軸支したカッタ支持台をシート材の進行方向に直交して設けられた案内レール上を走行させ、交接する両円周刃先の間でシート材を切断するローラ式シート材切断装置を具備するプリンタ記録装置において、切断装置はカッタ支持台を有するフレームを備え、プリンタ記録装置は前記切断装置のフレームを取付けるフレーム取付け面を備え、前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面には、前記切断装置のフレームの一端を係止する貫通孔からなる係止部と前記切断装置のフレームの他端を固定する固定部とが設けられ、前記切断装置のフレームには、一端に前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面に設けられた係止部の貫通孔に挿通される舌状の突起部からなる被係止部材と、他端に前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の固定部に固定される被固定部材とが設けられ、前記切断装置のフレームの被係止部材の突起部が前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の係止部の貫通孔に所定の遊びをもって挿通されて係止され、前記切断装置のフレームの被固定部材が前記プリンタ記録装置のフレーム取付け面の固定部に固定されることを特徴とするシート材切断装置を具備するプリンタ記録装置。
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