JP2807653B2 - バランス装置 - Google Patents

バランス装置

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JP2807653B2
JP2807653B2 JP8019085A JP1908596A JP2807653B2 JP 2807653 B2 JP2807653 B2 JP 2807653B2 JP 8019085 A JP8019085 A JP 8019085A JP 1908596 A JP1908596 A JP 1908596A JP 2807653 B2 JP2807653 B2 JP 2807653B2
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JP
Japan
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plate
balance device
pin
damper
elastic means
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JPH09210050A (ja
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利春 藤見
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Fuji Denki Seiki Co Ltd
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Fuji Denki Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、一端が回動自在に支持
された板状体等の部材を、通常は水平位置に保持し必要
に応じて垂下した位置に保持できるようにしたバランス
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機やファクシミリ等のカバー
の様な片持ちの板状体の水平位置と上方垂直位置との移
動を少しの力を加えることによってスムーズに行なうこ
とができ、かつ上方垂直位置を保持できるようにするた
め、コイルスプリングや板バネ或はダンパなどの弾発力
を利用したバランス装置が知られている。
【0003】一方、図7及び図8に示すように、板状体
1の水平位置から下方垂直位置への移動をスムーズに行
うことを可能にし、かつトルクバランスを保つために、
ダンパ2の一端を板状体1の中心よりも枢着軸3寄りに
取り付け、板状体1が水平位置にある図7の状態ではダ
ンパ2の弾発性によってその位置を保持し、板状体1を
垂直位置にするためには、図7の矢印方向に板状体1を
ダンパ2の弾発力に抗して手で押して、図8のようにほ
ぼ垂直状態になるまで回動させると、ダンパ2の一端の
ピン4は、板状体1の枢着軸3からオフセットされた位
置にあるため、ダンパ2の上向きの弾発力は、板状体1
を垂直状態に保持することになる。
【0004】逆に図8の垂直状態から図7の水平状態に
板状体1を移動するためには、図8の鎖線矢印方向に手
で軽く板状体1を回動させれば、ダンパの弾発力に助
けられてスムーズに移行する。
【0005】
【発明の課題】ところが、図9に示すように、板状体1
を含むバランス装置の設置スペースが限定されている場
合、即ち前記図7及び図8のようにダンパ2を取り付け
ることができない場合には、例えば図10に示すよう
に、コイルバネ5を巻き締めてその一端を取付け部6に
係止し、他端を板状体1に係止してバランスをとる構造
が考えられる。
【0006】しかしながら、上記の場合には、板状体1
を下方に垂直状態まで移動するためには、バネ5による
保持モーメントと同等の動力を要することになり、装置
が複雑になる問題が生じる。
【0007】そこで、この発明の課題は、取り付けスペ
ースが限られている場合に、簡単な構造で板状体等の水
平及び垂直状態を保持することができるバランス装置を
提供することである。
【0008】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するために、第1
の発明のバランス装置は、一端部を回動支点として回動
自在に支持された板状体と、この板状体がほぼ水平位置
にあるとき、前記板状体の側面に沿って張設された引張
り弾性手段より成り、この弾性手段の一端は、前記回動
支点の下方にオフセットされた位置で前記板状体に接続
され、他端は板状体の取付部に接続されていることを特
徴とする。
【0009】また、第2の発明のバランス装置は、一端
部を回動支点として回動自在に支持された板状体と、こ
の板状体がほぼ水平位置にあるとき、前記板状体の側面
に沿って張設された伸長弾性手段より成り、この弾性手
段の一端は、前記回動支点の上方にオフセットされた位
置で前記板状体に接続され、他端は板状体の取付部に接
続されていることを特徴とする。
【0010】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1乃至図
6に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2に示すように、凹所Aには、
板状体10が枢着軸11によって回動自在に取り付けら
れている。回動支点となる枢着軸11は、板状体10に
固定されており、この軸11をベアリング11aによっ
て回動自在に支持している。
【0012】前記軸11には、凹所Aに収納できる程度
の径を有するボス12が固定され、このボス12には、
前記板状体10が水平状態で、前記軸11よりも下方に
距離Bだけオフセットされたピン13が固定されてい
る。このピン13と、板状体10の前方に固定されたピ
ン14との間に、板状体10に対して引張り荷重を与え
る圧縮バネ15が張設されている。勿論圧縮バネ15に
代えてゴム等の引張り弾性手段を用いることができる。
この引張り弾性手段は、板状体10を水平位置に保持で
きる張力を有することは云うまでもない。
【0013】前記ピン14の位置は、必ずしも板状体1
0の前方に限らず、図2の鎖線で示すように、板状体1
0の側方に位置していてもよい。また、圧縮バネ15を
板状体10の片方だけでなく両側に取り付けてもよい。
【0014】さらに、前記ボス12に代えて、軸11に
固定したアームを用いてもよい。これらのボス又はアー
ムを省略して、ピン13に対応する位置で、直接板状体
10に圧縮バネ15の一端を係止してもよい。
【0015】前記オフセットされたピン13の位置は、
軸11とほぼ垂直方向にあるのが好ましいが、多少位置
がずれてもよい。
【0016】いま、図3に示すように、鎖線矢印方向に
板状体10を回動させると、回動支点の軸11とピン1
3とのオフセット量Bが次第に小さくなるため、バネ1
5の張力が増加しても回転モーメントは小さくなり、非
常に小さな力で上下動が可能となる。そして、バネ15
と軸11及びピン13がほぼ一線になった状態、即ち板
状体10がほぼ垂直になった状態で静止し、その状態が
保持される。
【0017】なお、必要に応じてストッパやクリックの
ような係止手段を併用して板状体10の位置を保持して
もよい。
【0018】図4及び図5は、この発明の他の実施形態
を示す。この実施形態では、前記圧縮バネのような引張
り弾性手段に代えて、伸長方向の荷重を与える伸長弾性
手段、例えば流体ダンパ15aが用いられている。そし
て、ダンパ15aの先端は、軸11の上方に距離Bだけ
オフセットされたピン13aに接続され、ダンパ15a
はピン13aに押圧力を作用させている。従って、図4
の状態では、板状体10の重量とダンパ15aの押圧力
がバランスした状態になっている(勿論ストッパ等の位
置保持手段を用いれば、必ずしもバランスがとれていな
くてもよい)。
【0019】前述の図3と同様に、板状体10を下方に
回動させると、図5に示すように、ダンパ15aは次第
に圧縮されるが、オフセット量Bが小さくなるため、小
さな回転モーメントで上下動が可能となる。
【0020】なお、この発明においては、ごく小さな力
で板状体10を回動することができるので、図6に示す
ように小形のモータ等の動力源16を取り付けて板状体
10を回動させてもよい。
【0021】板状体10は、図示の場合、長方形のもの
を示したが、その他の多角形、楕円形、異形など種々な
形状をとることができ、また厚みも均一でなくてもよ
い。
【0022】
【効果】この発明によれば、以上のように、板状体の側
部にほぼ沿って弾性手段を取り付け、弾性手段の一端
を、前記板状体の回動支点から上下にオフセットされた
位置に接続し、他端を板状体の取付部に接続したので、
バランス装置を狭い場所に設置することができ、下方に
板状体を移動する際には、オフセット量が小さくなるた
め、小さな力で移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバランス装置の一例を示す側面図
【図2】同上の裏面図
【図3】同上の作用を示す側面図
【図4】バランス装置の他の例を示す側面図
【図5】同上の作用を示す側面図
【図6】バランス装置の更に他の例を示す裏面図
【図7】従来のバランス装置を示す側面図
【図8】同上の作用を示す側面図
【図9】発明の課題説明用側面図
【図10】課題説明用斜視図
【符号の説明】
1 板状体 2 ダンパ 3 枢着軸 4 ピン 5 コイルバネ 6 取付け部 10 板状体 11 枢着軸 11a ベアリング 12 ボス 13、13a ピン 14 ピン 15 圧縮バネ 15a ダンパ 16 動力源 A 凹所 B オフセットの距離(オフセット量)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を回動支点として回動自在に支持
    された板状体と、この板状体がほぼ水平位置にあると
    き、前記板状体の側面に沿って張設された引張り弾性手
    段より成り、この弾性手段の一端は、前記回動支点の下
    方にオフセットされた位置で前記板状体に接続され、他
    端は板状体の取付部に接続されていることを特徴とする
    バランス装置。
  2. 【請求項2】 一端部を回動支点として回動自在に支持
    された板状体と、この板状体がほぼ水平位置にあると
    き、前記板状体の側面に沿って張設された伸長弾性手段
    より成り、この弾性手段の一端は、前記回動支点の上方
    にオフセットされた位置で前記板状体に接続され、他端
    は板状体の取付部に接続されていることを特徴とするバ
    ランス装置。
JP8019085A 1996-02-05 1996-02-05 バランス装置 Expired - Lifetime JP2807653B2 (ja)

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JP8019085A JP2807653B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 バランス装置

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JP8019085A JP2807653B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 バランス装置

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Publication Number Publication Date
JPH09210050A JPH09210050A (ja) 1997-08-12
JP2807653B2 true JP2807653B2 (ja) 1998-10-08

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