JP2592644Y2 - テープカッターおよびこれを備えたテーププリンタ - Google Patents

テープカッターおよびこれを備えたテーププリンタ

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JP2592644Y2
JP2592644Y2 JP1991090450U JP9045091U JP2592644Y2 JP 2592644 Y2 JP2592644 Y2 JP 2592644Y2 JP 1991090450 U JP1991090450 U JP 1991090450U JP 9045091 U JP9045091 U JP 9045091U JP 2592644 Y2 JP2592644 Y2 JP 2592644Y2
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JP
Japan
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tape
cutter blade
cutter
tape member
fixed
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JP1991090450U
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English (en)
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JPH0539893U (ja
Inventor
和彦 佐藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテープ部材を切断するカ
ッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術は、図4に示すような
ものであった。移動カッターブレード101は、フレー
ム等に固着された固定カッターブレード102とカッタ
ーピン105により挟持されている。移動カッターブレ
ード101は、このカッターピン105を回転中心とし
て矢印D方向に回転移動して、テープ部材103を固定
カッターブレード102と挟持することにより生ずるせ
ん断力により、切断するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、テープ部材103はカッターピン105の近傍
から切断されていくために、テープ部材103には矢印
E方向の力が加えられることになる。このため、テープ
部材103と固定カッターブレード102のなす角Fが
切断が進むと共に変化し、切断されたテープ部材103
の切端とテープ部材103の長手方向のなす角が設定値
からズレて外見に問題を生じると共に、テープ部材10
3の実際の切断長と所定長に差が生じてしまうという問
題を有していた。
【0004】本考案はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、テープ部材103を切断する際の
ズレをなくし、切断されたテープ部材103の切端とテ
ープ部材103の長手方向のなす角が設定値からズレる
ことがなく、またテープ部材103の実際の切断長と所
定長に差が生じることのないテープカッターを提供する
こを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案のテープカッターは、フレームに固定された
固定カッターブレードと、回転しながら固定カッターブ
レードと擦れ合ってテープ部材を切断する移動カッター
ブレードと、移動カッターブレードを固定カッターブレ
ードに回転可能に支持するカッターピンと、移動カッタ
ーブレードの先端部に形成され、テープ部材の切断時に
テープ部材の切断進行方向への移動を規制するテープガ
イド部とを備え、テープガイド部は、固定カッターブレ
ードに向かって擦れ合う方向に突出形成されると共に、
固定カッターブレードから離間する方向であって擦れ合
う方向に直交する方向に変形していることを特徴とす
る。また、本考案のテーププリンタは、このテープカッ
ターを備えたことを特徴とすする。
【0006】
【作用】上記のように構成されたテープカッターでは、
テープ部材がカッターピンの近傍から切断されていくた
めに生じる力によりズレようとしても、テープ部材が切
断進行方向に移動することを阻止する役目をする凸部が
移動カッターブレードの刃部における最終切断部付近に
設けられているために、テープ切断時にテープ部材が切
断進行方向に移動することを防止された状態で切断され
る。さらに、テープ部材の移動を規制するテープガイド
部が、他方のカッターブレードとの衝突を回避する構造
となっているため、固定カッターブレードと、移動カッ
ターブレードとが噛み合う際に、テープガイド部が邪魔
することなく、ブレード同士がスムーズに噛み合うこと
ができる。
【0007】
【実施例】図3は本考案のテープカッターを搭載したプ
リンタを示す図である。テープ部材3は、テープカセッ
ト7内に収納されており、テープカセット7に設けられ
た開口部から外部へ引き出されている。テープカセット
7は、この状態でプリンタフレーム6に矢印Z方向から
装着される。固定カッターブレード2は、プリンタフレ
ーム6に固着されており、移動カッターブレード1はカ
ッターピン5により回転自在に固定カッターブレード2
に挟持されている。テープカセット7に設けられた開口
部から外部へ出ているテープ部材3は、テープカセット
7がプリンタフレーム6に装着される際に、図2に示す
ように固定カッターブレード2と移動カッターブレード
1により構成されるV字状の隙間に矢印C方向から挿入
されることになる。この時移動カッターブレード1にお
ける最終切断部付近に設けられたテープガイド部4は、
図2に示すように固定カッターブレード2との距離が十
分確保されているために、テープ部材3の挿入を阻害す
ることがない。
【0008】プリンタの印字機構部にて印刷されたテー
プ部材3を所定量送りだして切断する際には、図1に示
すように移動カッターブレード1がカッターピン5を回
転中心として、矢印A方向に回転移動する。テープ部材
3は、移動カッターブレード1とカッターブレード2と
挟持されることにより生じるせん断力により、切断され
る。また、テープガイド部4の先端は移動カッターブレ
ード1がテープ部材3を切断するために矢印A方向に回
転移動すると、図1に示すように固定カッターブレード
2と重なり合う位置に移動する。この状態でさらに移動
カッターブレード1が回転移動して、テープ部材3がカ
ッターピン5の近傍より切断されていくと、テープ部材
3には矢印B方向の力が加えられることになる。しか
し、テープ部材3の矢印B方向側の端面は、テープガイ
ド部4によってガイドされているために所定の位置から
ズレることはない。このため、テープ部材3と固定カッ
ターブレード2のなす角Gは、常に一定となる。
【0009】また、本実施例ではテープガイド部4を移
動カッターブレード1の先端に設けたが、テープカセッ
ト7をプリンタフレーム6に装着する際に、テープ部材
3が固定カッターブレード2と移動カッターブレード1
により構成されるV字状の隙間に挿入されるのではな
く、プリンタの印字機構部にて印刷されたテープ部材3
が送り出される過程でカッター部に入ってくる機構とな
っていれば、固定カッターブレード2の先端にテープガ
イド部4を設けても同様の効果が得られることはいうま
でもない。
【0010】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、テー
プ部材が切断進行方向に移動することを阻止する役目を
する凸部を移動カッターブレードの刃部における最終切
断部付近に設けるという簡単で安価な方法で、切断され
たテープ部材の切端とテープ部材の長手方向のなす角が
設定値からズレて外見に問題を生じることがなく、且つ
テープ部材の実際の切断長と所定長に差が生じるという
問題の発生を防ぐ効果が得られる。さらに、テープ部材
の移動を規制するテープガイド部が、他方のカッターブ
レードとの衝突を回避する構造となっているため、固定
カッターブレードと、移動カッターブレードとが噛み合
う際に、テープガイド部が邪魔することなく、ブレード
同士がスムーズに噛み合うことができる。このため、テ
ープガイド部によりテープ部材の移動を規制して安定し
てテープを切断できるだけではなく、スムーズな噛み合
いによりテープ切断動作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す詳細図。
【図2】本考案の一実施例を示す詳細図。
【図3】本考案を搭載するプリンタを示す図。
【図4】従来の技術を示す詳細図。
【符号の説明】
1 移動カッターブレード 2 固定カッターブレード 3 テープ部材 4 テープガイド部 5 カッターピン 6 プリンタフレーム 7 テープカセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B26D 1/02 B26D 1/38 B41J 11/66

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに固定された固定カッターブレ
    ードと、回転しながら前記固定カッターブレードと擦れ合ってテ
    ープ部材を切断する移動カッターブレードと、 前記移動カッターブレードを前記固定カッターブレード
    に回転可能に支持するカッターピンと、 前記移動カッターブレードの先端部に形成され、前記テ
    ープ部材の切断時に当該テープ部材の切断進行方向への
    移動を規制するテープガイド部とを備え、 前記テープガイド部は、前記固定カッターブレードに向
    かって擦れ合う方向に突出形成されると共に、前記固定
    カッターブレードから離間する方向であって前記擦れ合
    う方向に直交する方向に変形している ことを特徴とする
    テープカッター。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテープカッターを備えた
    ことを特徴とするテーププリンタ。
JP1991090450U 1991-11-05 1991-11-05 テープカッターおよびこれを備えたテーププリンタ Expired - Lifetime JP2592644Y2 (ja)

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JP1991090450U JP2592644Y2 (ja) 1991-11-05 1991-11-05 テープカッターおよびこれを備えたテーププリンタ

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Publication Number Publication Date
JPH0539893U JPH0539893U (ja) 1993-05-28
JP2592644Y2 true JP2592644Y2 (ja) 1999-03-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3450142B2 (ja) * 1996-12-17 2003-09-22 セイコーエプソン株式会社 テープ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055170A (ja) * 1983-09-05 1985-03-30 株式会社多川工業 鉄骨切断装置
JPS621899U (ja) * 1985-06-19 1987-01-08

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JPH0539893U (ja) 1993-05-28

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