JP5387199B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5387199B2 JP5387199B2 JP2009169990A JP2009169990A JP5387199B2 JP 5387199 B2 JP5387199 B2 JP 5387199B2 JP 2009169990 A JP2009169990 A JP 2009169990A JP 2009169990 A JP2009169990 A JP 2009169990A JP 5387199 B2 JP5387199 B2 JP 5387199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earthquake
- elevator
- control device
- information
- neighboring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック図、図2はエレベータの制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
図において1はエレベータの制御装置の制御装置本体1である。この制御装置本体1は、通常運転モード、地震時運転モード及び仮復旧モードを含む複数の運転モードにより当該エレベータの運行制御を行う。通常運転モードとは、地震発生等がない通常時における運転モードであり、地震時運転モードとは、管制運転又は運転休止によってエレベータを制御することにより地震の揺れに対応する運転モードである。また、仮復旧モードとは、緊急地震速報の受信に伴い地震時運転モードに移行した後、通常運転モードへと復旧させる際における運転モードである。
地震情報入力手段1aは、後述する地震感知部4から送信される地震感知情報及び後述する緊急地震速報受信装置2から送信される地震到達予測情報並びに後述する地震情報問合装置6から送信される近隣エレベータの地震感知情報を受信するものである。
なお、この通知手段においては、スピーカによる音声案内の他、液晶画面等に必要な情報を表示することにより通知するようにしてもよい。
ここでは、所定の基準震度として例えば震度4が、所定の休止準備時間として例えば10秒が、所定の待機時間として例えば60秒が、それぞれ設定されている。
地震情報問合通信手段6aは、電話回線等の通常通信網7と接続されており、この通常通信網7を介して当該建物の外部と通信し、地震感知情報のやり取りを行うものである。問合先電話番号6bは、当該エレベータが設置された当該建物の近隣建物に設置されたエレベータ(以下「近隣エレベータ」という)の地震情報問合装置の電話番号であり、予め地震情報問合装置6に設定される。
そして、近隣エレベータの地震情報問合装置から地震感知情報が返信されると、地震情報問合通信手段6aにてこれを受信し、地震情報解析手段6cから制御装置本体1へとこの近隣エレベータの地震感知情報を送信する。
そして、地震情報問合通信手段6aは必要に応じ問合先電話番号6bを用いて、近隣エレベータの地震情報問合装置6と通常通信網7を介して通信し、当該エレベータの地震感知情報を近隣エレベータへと返信する。
この場合、制御装置本体1を構成するコンピュータの記憶部には、地震情報入力手段1a、地震時運転選択手段1b、地震時運転復旧手段1c、地震情報記憶手段1d、走行可否判断手段1e及び音声メッセージ再生手段1fの機能を実行するためのプログラムが格納される。また、緊急地震速報受信装置2を構成するコンピュータの記憶部には、緊急地震速報受信手段2a、緊急地震速報解析手段2b及び緊急地震速報情報送信手段2cの機能を実行するためのプログラムが格納される。そして、地震情報問合装置6を構成するコンピュータの記憶部には、地震情報問合通信手段6a、問合先電話番号6b及び地震情報解析手段6cの機能を実行するためのプログラムが格納される。
まず、ステップS1において、制御装置本体1は、緊急地震速報受信装置2から地震情報入力手段1aに地震到達予測情報を受信するかどうかを監視しており、地震到達予測情報を受信するとステップS2へと進む。このステップS2においては、制御装置本体1は、地震到達予測情報に含まれる推定震度を取得し、推定震度が所定の基準震度以上であるか否かの確認を行う。
そして、地震感知部4が地震の揺れを感知して動作すると、ステップS6へと進み、制御装置本体1は、地震情報記録手段1dにより地震感知部4の動作を記録した後、続くステップS7で地震時運転選択手段1bにより運転モードを地震時運転モードへと切替えて、当該エレベータを運転休止にする。
このステップS11においては、制御装置本体1は、所定時間が経過したか否か確認を行い、まだ所定時間が経過していない場合にはステップS5へと戻る。
一方、近隣エレベータの地震感知器が動作しなかったことが確認された場合には、ステップS14へと移行して、制御装置本体1は、地震時運転選択手段1bにより運転モードを仮復旧モードへと切替え、音声メッセージ再生手段1fにより、乗りかご内に所定の音声メッセージ、例えば「緊急地震速報を受信しましたが、当エレベータ並びに近隣エレベータにて地震を感知いたしませんでしたので、まもなくエレベータの運転を再開します。」等、を再生する。
図1及び図3は、この発明の実施の形態2に係るもので、図1はエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック図、図3はエレベータの制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
前述した実施の形態1においては、緊急地震速報の受信後、地震感知部による地震の感知動作がなかった場合に、地震情報問合装置により近隣エレベータに地震感知有無を問合せたが、ここで説明する実施の形態2は、緊急地震速報の受信後、地震感知部による地震の感知動作がなかった場合に、地震情報問合装置により、当該地域における地震情報を蓄積しているセンター装置に一定震度以上の地震発生有無を問合せ、この問合せ結果に基づいて当該エレベータの運転モード切替えを行うようにしたものである。
そして、センター装置から地震発生有無情報が返信されると、地震情報問合通信手段6aにてこれを受信し、地震情報解析手段6cから制御装置本体1へとこの当該地域における一定震度以上の地震発生有無情報を送信する。
なお、他の構成は実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。
この図3において、ステップS21からステップS31は、実施の形態1の図2におけるステップS1からステップS11と同様であるため、その説明は省略する。
一方、当該地域において一定震度以上の地震が発生したことが確認されない場合には、ステップS34へと移行して、制御装置本体1は、地震時運転選択手段1bにより運転モードを仮復旧モードへと切替え、音声メッセージ再生手段1fにより、乗りかご内に所定の音声メッセージ、例えば「緊急地震速報を受信しましたが、当エレベータでは地震を感知せず、気象庁発表の震度も低いため、まもなくエレベータの運転を再開します。」等、を再生する。
1a 地震情報入力手段
1b 地震時運転選択手段
1c 地震時運転復旧手段
1d 地震情報記録手段
1e 走行可否判断手段
1f 音声メッセージ再生手段
2 緊急地震速報受信装置
2a 緊急地震速報受信手段
2b 緊急地震速報解析手段
2c 緊急地震速報情報送信手段
3 高速データ通信網
4 地震感知部
5 エレベータ主制御部
6 地震情報問合装置
6a 地震情報問合通信手段
6b 問合先電話番号
6c 地震情報解析手段
7 通常通信網
Claims (9)
- 緊急地震速報に基づいてエレベータの乗りかごを最寄階に停止させるエレベータの制御装置であって、
前記緊急地震速報を受信して前記乗りかごを最寄階に停止させた後、当該エレベータが設置された建物の地震感知部が動作しない場合に、所定時間経過後に前記建物の外部に地震情報を問合せる地震情報問合手段と、
前記地震情報問合手段による問合せ結果である前記地震情報に基づいて、当該エレベータを運転休止にする制御装置本体と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。 - 前記地震情報問合手段は、前記建物の外部にある近隣エレベータに、前記近隣エレベータの地震感知器の地震感知情報を問合せることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
- 前記制御装置本体は、前記近隣エレベータからの前記地震感知情報に基づいて、前記近隣エレベータの地震感知部が動作していた場合に、当該エレベータを運転休止にすることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの制御装置。
- 前記制御装置本体は、前記近隣エレベータからの前記地震感知情報に基づいて、前記近隣エレベータの地震感知部が動作していなかった場合に、所定の待機時間経過後に当該エレベータを通常運転に復帰させることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
- 前記地震情報問合手段は、前記近隣エレベータからの問合せに対し、当該エレベータの前記地震感知器の地震感知情報を返信することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
- 前記地震情報問合手段は、前記建物の外部にあるセンター装置に地震発生有無情報を問合せることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
- 前記制御装置本体は、前記センター装置からの前記地震発生有無情報に基づいて、一定震度以上の地震が発生していた場合に、当該エレベータを運転休止にすることを特徴とする請求項6に記載のエレベータの制御装置。
- 前記制御装置本体は、前記センター装置からの前記地震発生有無情報に基づいて、一定震度以上の地震が発生していなかった場合に、所定の待機時間経過後に当該エレベータを運転休止から通常運転に復帰させることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のエレベータの制御装置。
- 前記制御装置本体は、前記地震情報に基づいて当該エレベータを運転休止から通常運転に復帰させる際に当該エレベータを運転休止から通常運転に復帰させる旨を当該エレベータの利用者に対し案内通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項8のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009169990A JP5387199B2 (ja) | 2009-07-21 | 2009-07-21 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009169990A JP5387199B2 (ja) | 2009-07-21 | 2009-07-21 | エレベータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011020846A JP2011020846A (ja) | 2011-02-03 |
JP5387199B2 true JP5387199B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=43631257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009169990A Expired - Fee Related JP5387199B2 (ja) | 2009-07-21 | 2009-07-21 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5387199B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168523A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 地震運転指令装置及び地震運転指令装置を有するエレベータ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000242878A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 地震対応遠隔監視システム |
JP2002046953A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの地震監視装置 |
JP4596899B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2010-12-15 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータの制御装置及びその制御方法並びにエレベータの制御装置の改修方法 |
JP4685607B2 (ja) * | 2005-11-22 | 2011-05-18 | 株式会社日立ビルシステム | 監視センタ装置 |
JP2007331876A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベーターの通話システム |
JP2008285261A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベーターの地震管制運転制御システム |
JP5246636B2 (ja) * | 2007-08-21 | 2013-07-24 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの地震管制システム |
JP5188145B2 (ja) * | 2007-11-08 | 2013-04-24 | 三菱電機株式会社 | センター装置及び監視装置及び監視システム |
JP2009173388A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ運転管理装置 |
JP5289094B2 (ja) * | 2009-02-20 | 2013-09-11 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置 |
-
2009
- 2009-07-21 JP JP2009169990A patent/JP5387199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011020846A (ja) | 2011-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007045562A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP5205969B2 (ja) | エレベータの制御装置及び制御方法 | |
JP5008983B2 (ja) | エレベータ制御システム | |
JP6222162B2 (ja) | エレベータ装置及びエレベータの復旧方法 | |
JP2007119218A (ja) | エレベータの地震感知器遠隔解除システム | |
JPWO2006092854A1 (ja) | エレベータの画像監視装置 | |
JP5246636B2 (ja) | エレベータの地震管制システム | |
JP2004149287A (ja) | エレベータの防犯システム | |
JP6040867B2 (ja) | エレベーターの監視装置 | |
JP2006089256A (ja) | エレベータの遠隔監視システム | |
JP2004224469A (ja) | エレベータ地震時管制運転システム | |
JP5173244B2 (ja) | エレベータの地震監視制御装置 | |
JP5387199B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2009149432A (ja) | エレベータの地震管制システム | |
JP5289094B2 (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP2009298546A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2009214998A (ja) | エレベータ制御システム | |
JP2007137556A (ja) | マンコンベア監視システム | |
JP2011073819A (ja) | エレベータのインターホン装置 | |
JP6469314B1 (ja) | エレベーターシステム | |
JP6762330B2 (ja) | 通信制御装置 | |
JP2008285261A (ja) | エレベーターの地震管制運転制御システム | |
JP2008120581A (ja) | エレベータの遠隔監視システム | |
JP5035773B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP4867813B2 (ja) | エレベータの地震時管制運転システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130923 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |