JP2006089256A - エレベータの遠隔監視システム - Google Patents

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野 一 尋 幡
Takao Suzuki
木 孝 夫 鈴
Akira Shiotani
谷 昭 塩
Kuniko Nakamura
村 久仁子 中
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Abstract

【課題】 監視サイトのオペレータがかご内の乗客の生命上の危険をいち早く察知した場合に、乗客の危険の除去を速やかに図ることができ、また、関係機関に対する必要な措置の要請を有効ならしめるようにすること。
【解決手段】 エレベータかご1内でトラブルが発生し乗客M1が非常呼び釦3を押すと、オペレータM2,M3はモニタ画面を注視し非常事態を察知する。そして、緊急度判定手段9は、防犯カメラ2の画像データ、及び送受話器4からの音声情報に基づき緊急度につき判定処理を行い緊急出動指令を発報する。オペレータM2は、自社の担当係員を現場に急行させるようにし、更に、警察官又は救急車の現場への急行を要請する。この要請は警備会社6に所属する者から行われているので有効なものとして認められる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータかご内の監視を防犯カメラからの画像データに基づき行う遠隔監視サイトを備えたエレベータの遠隔監視システムに関するものである。
エレベータは、乗客の乗ったかごをビル内で上下方向に移動させる便利な「縦の交通手段」であり、乗客は開放されたドアからかご内に乗り込み、かごが目的階に到着した後、開放されたドアからかご外に降りることができるようになっている。そして、かごの移動中は、乗客がかご外に落下する危険が生じないようにドアが閉じられた状態になっている。
しかし、時として、停電、地震、火災、あるいはその他の何らかの異常が原因で乗客がかごから降りられず、かご内に閉じ込められる事故が発生することがある。このような閉じ込め事故が発生した場合、エレベータの運転状況を監視しているエレベータ保守会社の遠隔監視サイト(センター)は、エレベータ救出運転の実行、あるいは現場に係員を直行させることにより乗客をかご内から救出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
一方、エレベータは不特定多数の乗客が利用する公共性の高い交通手段であるが、移動中のかご又は閉じ込め事故が発生した場合のかごは狭い空間の密室状態になるという特殊性を有している。そのため、近時はかご内での犯罪発生の防止を図るために、かご内に防犯カメラを設置する構成が多く採用されつつある(例えば、特許文献2参照)。したがって、エレベータ保守会社の遠隔監視サイトは、この防犯カメラからの画像データを利用してかご内の状況をより正確に監視できるようになっている。
特開平9−202559号公報 特開2000−351546号公報
ところで、エレベータ保守会社の遠隔監視サイトでオペレータがモニタ画面を通してかご内を監視している間に、乗客が犯罪に巻き込まれ生命が著しい危険に晒されているような事態が発生した場合、オペレータは直ちに関係機関に対して必要な措置を要請し(例えば、警察署に対する警察官の現場への派遣要請、又は消防署に対する救急車の現場への急行要請)、更に、自社の保守係員に現場への急行を指令しようとする。
ところが、現行法令上、警察官の現場への派遣又は救急車の現場への急行が認められるのは、現場の状況を現認した目撃者からの要請が有った場合に限られている。そして、上記の場合、遠隔監視サイトのオペレータは現場から遠く離れた場所に居り、モニタ画面を通してかご内の状況を監視しているだけなので、このオペレータの監視行為は目撃者としての「現認」には該当しないことになる。
したがって、現行法令の下では、監視サイトのオペレータがかご内の乗客の生命上の危険をいち早く察知し、関係機関に対して必要な措置を要請したとしても、この要請は認められないことになる。また、エレベータ保守会社の保守係員が現場に到着したとしても、もし現場に凶器を所持する犯罪者が居続けているような場合には、このような犯罪者に対処する訓練を何ら受けていない保守係員では乗客の生命を脅かす危険を除去できないばかりか、自らも危険な状態に陥る虞がある。
昨今の犯罪件数の増加、及び犯罪の凶悪化の傾向への対策として各エレベータメーカ及び各エレベータ保守会社は防犯対策の強化に力を注いでいるが、このような状況は防犯対策上の一種の盲点というべきものであり、早急な改善策が望まれるところである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、監視サイトのオペレータがかご内の乗客の生命上の危険をいち早く察知した場合に、乗客の危険の除去を速やかに図ることができ、また、関係機関に対する必要な措置の要請を有効ならしめることができるエレベータの遠隔監視システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、エレベータかご内の監視を防犯カメラからの画像データに基づき行う遠隔監視サイトを備えたエレベータの遠隔監視システムにおいて、前記遠隔監視サイトは、警備又は防犯に関する業務を遂行する者に帰属する第1の遠隔監視サイト、及びエレベータの保守に関する業務を遂行する者に帰属する第2の遠隔監視サイトにより構成される、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1の遠隔監視サイトは、警備又は防犯に関する業務を遂行する上で必要な場合には、所定の救出補助サイトに対して通報を行うものである、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記所定の救出補助サイトには、警察署その他の犯罪行為に対処可能な機関、又は消防署その他の救急業務を遂行可能な機関に帰属するものが含まれる、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記エレベータかご内に設置された非常呼び釦からの非常呼び信号が前記第1及び第2の遠隔監視サイトにそれぞれ送出される、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記載のいずれかに記載の発明において、前記第1の遠隔監視サイト又は前記第2の遠隔監視サイトのいずれもが、前記エレベータかご内に設置された送受話器との間で通話が可能である、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記送受話器は、フックオフ状態とすることなくエレベータかご内の音声情報を収集し、この音声情報を前記第1の遠隔監視サイト又は前記第2の遠隔監視サイトに送信可能なものである、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記第1の遠隔監視サイトは、エレベータかご内の乗客の生命的観点からの緊急度につき判定を行い、且つこの緊急度が所定レベル以上の場合に緊急出動指令を発報する第1の遠隔監視装置を有するものであり、前記第2の遠隔監視サイトは、前記第1の遠隔監視サイトが判定した緊急度が所定レベル未満の場合にエレベータ保守作業遂行指令を発報する第2の遠隔監視装置を有するものである、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記第1の遠隔監視サイトが緊急度につき判定を行う際の判定情報には、少なくとも前記防犯カメラからの画像データ、又はエレベータかご内から収集した音声情報が含まれる、ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の発明において、前記第2の遠隔監視装置は、前記第1の遠隔監視装置と同様に、前記緊急度につき判定を行うものである、ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記第1の遠隔監視装置又は第2の遠隔監視装置により判定される緊急度が複数段階に分けられて設定されている、ことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明において、前記第1の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを直接に入力し、前記第2の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを前記第1の遠隔監視サイトを介して入力するものである、ことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明において、前記第2の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを直接に入力し、前記第1の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを前記第2の遠隔監視サイトを介して入力するものである、ことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明において、前記第1及び第2の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データをそれぞれ直接に入力するものである、ことを特徴とする。
本発明によれば、遠隔監視サイトは、警備又は防犯に関する業務を遂行する者に帰属する第1の遠隔監視サイト、及びエレベータの保守に関する業務を遂行する者に帰属する第2の遠隔監視サイトの2つのサイトにより構成されている。したがって、もしかご内の乗客に生命上の危険が発生していることを認識した場合、第1の遠隔監視サイトに係る警備又は防犯に関する業務を遂行する者は、自ら現場に急行して乗客の危険の除去を速やかに図ることができる。
そして、現行法令下では、警備又は防犯に関する業務を遂行する者が関係機関に対して必要な措置を要請した場合、この要請は有効なものとして認められることになっている。
よって、本発明によれば、かご内の乗客の安全確保を充分に図ることが可能なエレベータの遠隔監視システムを実現することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視システムの構成を示す説明図である。この図において、乗客M1が乗っているエレベータかご1の室内には防犯カメラ2、非常呼び釦3、及び送受話器4が設置されている。また、エレベータかご1の室外上部には防犯カメラ2からの画像データを処理する画像処理装置5が取り付けられている。そして、本実施形態では、エレベータかご1内の様子を、第1の遠隔監視サイトである警備会社6、及び第2の遠隔監視サイトであるエレベータ保守会社11の双方のサイトが遠隔監視するようになっている。
警備会社6は、オペレータM2が操作する第1の遠隔監視装置7を備えている。この第1の遠隔監視装置7は、サーバ8と、緊急度判定手段9が設けられたモニタ装置10とを有している。また、エレベータ保守会社11は、オペレータM3が操作する第2の遠隔監視装置12を備えている。この第2の遠隔監視装置12は、サーバ13と、モニタ装置14とを有している。
画像処理装置5で処理された防犯カメラ2からの画像データは、伝送ラインL1を介してサーバ8に送られるようになっている。サーバ8の記録媒体(ハードディスク)に蓄積された画像データは、モニタ装置10に出力されるが、同時に、伝送ラインL4を介してサーバ13にも送られるようになっている。そして、サーバ13の記録媒体(ハードディスク)に蓄積された画像データは、モニタ装置14に出力されるようになっている。
非常呼び釦3からの非常呼び信号は、伝送ラインL2を介してモニタ装置10に送られ、更に伝送ラインL2から分岐した伝送ラインL5を介してモニタ装置14にも送られるようになっている。
送受話器4は、伝送ラインL3を介しモニタ装置10との間で音声信号の送受信が可能であり、更に伝送ラインL3から分岐した伝送ラインL6を介しモニタ装置14との間でも音声信号の送受信が可能になっている。この送受話器4は、乗客M1がフックオフ状態にしなくてもオペレータM2,M3との間で対話することが可能なものである。したがって、オペレータM2,M3は、非常時にはこの送受話器4を音声収集手段として用いることによりエレベータかご1内の様子を探ることが可能である。
オペレータM2は、第1の遠隔監視装置7による監視に基づき、必要な場合には救出補助サイトAに通報を行い、必要な措置を講ずるよう要請することができる。この救出補助サイトAには、警察署その他の犯罪行為に対処可能な機関、又は消防署その他の救急業務を遂行可能な機関に帰属するものが含まれる。この場合、エレベータ保守会社11に所属するオペレータM3からの要請は認められないが、警備会社6に所属するオペレータM2からの要請は現行法上有効なものとして認められることになっている。なお、オペレータM2,M3は、犯罪発生時等の非常時には相互に電話連絡等により密なコミュニケーションを取って協力し合うことが予め取り決められている。
モニタ装置10に設けられている緊急度判定手段9は、少なくともサーバ8からの画像データ又は送受話器4からの音声情報を判定資料として用いることにより、乗客M1の生命的観点からの緊急度を判定するものである。すなわち、緊急度判定手段9は、画像データや音声情報から予め設定された特徴量を抽出した場合には、乗客M1に生命上の危機が迫っていると判定し、高レベルの緊急度であることを判定する。例えば、画像データの場合、乗客M1が犯人に刃物や拳銃を突きつけられている状態、あるいは怪我を負って倒れている状態等は画像パターンから自動的に識別することができる。また、音声情報の場合は、エレベータかご1内での大きな物音や犯人の怒声等により、やはり乗客M1に危機が迫っていることを判定することができる。ただし、緊急度判定手段9の判定結果についてオペレータM2は、あくまでこれを補助的な判断資料として用い、最終的には自らの判断を優先することが望ましい。
上記の緊急度は、乗客M1を救出するのに許容される時間に対応するものであり、緊急度が高いほど救出許容時間が短くなる。そして、乗客M1にトラブルが発生した場合、本実施形態ではある所定の緊急度X1を基準として、警備会社6又はエレベータ保守会社11のいずれが優先的に乗客M1の救出活動を行うかについて定められている。
すなわち、緊急度判定手段9が緊急度X1以上と判定した場合は、乗客M1に重大な生命上の危機が発生している状態であり警備会社6が優先して救出活動を行うべき状態とみなし、第1の遠隔監視装置7は緊急出動指令を発報するようになっている。オペレータM2は、この判定結果を自ら最終的に確認した後、自社の担当係員を現場に急行させることができる。また、場合によっては救出補助サイトAに通報して警察官又は救急車の現場への急行を要請することもできる。
一方、緊急度判定手段9が緊急度X1未満と判定した場合(緊急度判定手段9の判定結果は第2の遠隔監視装置12側に通知されるようになっている)は、乗客M1にそれほど大きな危険は迫っていない状態とみなし、第2の遠隔監視装置12はエレベータ保守作業遂行指令を発報するようになっている。これにより、オペレータM3は自社の保守係員を現場に派遣してエレベータの異常又は故障等の事故を復旧させるようにする。単なる閉じ込め事故などの場合は、この保守係員による復旧が乗客M1の救出につながることになる。
次に、図1の動作を図2のフローチャートを参照しつつ説明する。エレベータかご1内には、図示は省略されているが赤外線センサなどの人感センサ、音響センサ、あるいは振動センサなどが設置されており、これらのセンサがエレベータかご1内に乗客が居るか否かを検出している(ステップ1)。したがって、乗客M1がある階床の乗場からエレベータかご1内に乗り込んだとすると、その時点でステップ1の判別結果は「YES」となり、防犯カメラ2は撮影を開始する。
そして、サーバ8は伝送ラインL1を介して画像処理装置5から画像データを入力し(ステップ2)、これをモニタ装置10に出力して画面上に表示させる。オペレータM2は、モニタ装置10の画面を通してエレベータかご1内の監視を行うことができる。
また、サーバ8は画像処理装置5からの画像データを伝送ラインL4を介してサーバ13に送っている。サーバ13は、この画像データをモニタ装置14に出力して画面上に表示させる。オペレータM3は、モニタ装置14の画面を通して、オペレータM2と同様に、エレベータかご1内の監視を行うことができる。
モニタ装置10,14は、非常呼び釦3からの非常呼び信号が有るか否かを常時判別している。オペレータM2,M3はモニタ画面を通してエレベータかご1内の監視が可能になっているが、監視室内には多数のモニタ画面があるために、実際には非常呼び信号によって初めてエレベータかご1内で何らかの異変が生じていることに気付くのが通常である。
いま、エレベータかご1内でトラブルが発生し(例えば強盗が乗客M1に危害を加えようとしている状況であるとする)、乗客M1が非常呼び釦3を押したとする。すると、この非常呼び釦3からの非常呼び信号が伝送ラインL2,L5を介してモニタ装置10,14に送られ、これによりオペレータM2,M3はモニタ画面を注視し、エレベータかご1内での非常事態を察知する。
このとき緊急度判定手段9は、サーバ8から送られてくる防犯カメラ2の画像データ、及び送受話器4からの音声情報に基づき、エレベータかご1内でのトラブルの緊急度につき判定処理を行っている(ステップ4)。そして、この場合の判定結果は緊急度X1以上となり(ステップ5)、緊急度判定手段9は緊急出動指令を発報する。なお、この緊急度判定手段9の判定結果は、図示を省略してある専用回線により、モニタ装置10側からモニタ装置14側へ通知される。
オペレータM2は、上記の判定結果を自ら最終的に確認した後、このトラブルについてはエレベータ保守会社11ではなく、警備会社6が直ちに対処すべきケースであると判断する。したがって、以降は警備会社6にて対処することになる(ステップ6)。すなわち、オペレータM2は、自社の担当係員を現場に急行させるようにし、更に、救出補助サイトAに通報して警察官又は救急車の現場への急行を要請する。既述したように、この要請は警備会社6に所属する者から行われているので、有効なものとして認められることになる。
また、オペレータM2は、エレベータ保守会社11のオペレータM3と電話連絡を行い、自社の担当係員を現場に急行させたこと、及び警察官又は救急車の現場への急行を要請したこと等を伝える。これにより、オペレータM3は、自社の保守係員に対し、現場へ出動することを指令する。犯罪事件に対する対処を警備会社6側が行うのとは別に、エレベータシステムが正常に稼働するか否か等についてのチェックをエレベータ保守会社11側で行う必要があるからである。
一方、エレベータかご1内で発生したトラブルが、上記のような犯罪事件ではなく、単なる閉じ込め事故であって乗客M1に生命にかかわるような危機が迫っていない場合、ステップ5における緊急度判定手段9の判定結果は「NO」つまり緊急度X1未満となるので、緊急出動指令は発報されない。オペレータM2は、この判定結果を自ら最終的に確認した後、このトラブルについては警備会社6で対処するケースではなく、エレベータ保守会社11が直ちに対処すべきケースであると判断し、その旨を電話でオペレータM3に連絡する。したがって、以降はエレベータ保守会社11にて対処することになる(ステップ7)。但し、オペレータM2は、自らの目及び耳でエレベータかご1内の画像データ及び音声情報を確認した結果、乗客M1に生命上の危険が迫っていると判断した場合には、緊急度判定手段9の判定結果にかかわらず、自社の担当係員を現場に急行させるようにし、更に、必要であれば救出補助サイトAに通報を行い必要な措置を要請する。
さて、エレベータ保守会社11のオペレータM3は、警備会社6のオペレータM2から、発生したトラブルがエレベータ保守会社11側で対処すべきケースであるとの連絡を受けると、自社の保守係員に対し、現場へ出動して乗客M1を救出すべきことを指令する。この場合、既述したように、緊急度判定手段9の判定結果は、専用回線を介してモニタ装置10側からモニタ装置14側へ通知されているので、オペレータM3はオペレータM2から電話連絡があることを予想することができ、社内での必要な処理を事前に手配しておくことができる。
以上のように、図1の構成を有するエレベータの遠隔監視システムによれば、エレベータかご1内の乗客M1が犯罪に巻き込まれて生命上の危機に陥ったとしても、犯罪への対処を専門とする警備会社6のオペレータM2が、この危機をいち早く察知し、必要な措置を迅速に講ずることができるので、乗客M1の救出が迅速且つ確実に行われることが期待できる。
なお、上記実施形態では、緊急度判定手段9に対して設定される緊急度はX1の1つだけの例につき説明したが、この緊急度については複数段階(例えばX2,X3など)に分けて設定することができる。これによれば、各段階毎に緊急度のレベルに応じたきめ細かな対処を行うことが可能である。
ここで、緊急度判定手段9は必ずしもモニタ装置10に設けなくても良い。オペレータM2は、最終的にはトラブルの内容を自ら判断することが大切だからである。
また、上記実施形態では、防犯カメラ2の画像データが警備会社6側に対してリアルタイムで全データが伝送されることを想定しているが、エレベータ保守会社11に対しては必ずしもリアルタイムで全データを伝送する必要はなく、非常呼び釦3からの信号を入力した場合、あるいはオペレータM2から連絡を受けた場合のみ画像データを入力する構成にしてもよい。エレベータ保守会社11がトラブルに対処する場合は、乗客M1の生命上の危険が低い場合だからである。このような構成によれば、伝送ラインL4のケーブル容量を小さなものとすることができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る遠隔監視システムの構成を示す説明図である。図3が図1と異なる点は、画像処理装置5で処理された防犯カメラ2からの画像データが伝送ラインL1を介してサーバ13に送られ、サーバ13に蓄積された画像データが伝送ラインL4を介してサーバ8へ送られるようになっている点である。すなわち、エレベータ保守会社11(第2の遠隔監視サイト)は防犯カメラ2からの画像データを直接に入力し、警備会社6(第1の遠隔監視サイト)は防犯カメラ2からの画像データをエレベータ保守会社11を介して入力するようになっている。そして、この実施形態では、防犯カメラ2からの全画像データがリアルタイムでサーバ13に伝送されると共に、サーバ8もサーバ13から全画像データをリアルタイムで取得することができる。
既設のエレベータシステムに対して本発明の技術を適用しようとする場合、図1の構成では伝送ラインL1及び伝送ラインL4の両方を新規に敷設する必要があるが、図3の構成では伝送ラインL1は既に敷設されているのが通常であり、新規に敷設しなければならないのは伝送ラインL4のみで済むことになる。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視システムの構成を示す説明図である。図4が図1と異なる点は、伝送ラインL4の一端側が伝送ラインL1に接続されると共に他端側がサーバ13に接続されている点、すなわち警備会社6及びエレベータ保守会社11の双方が防犯カメラ2からの画像データをそれぞれ直接に入力するようになっている点と、モニタ装置14にも緊急度判定手段15が設けられている点である。
この第3の実施形態では、第2の実施形態と同様に、防犯カメラ2からの全画像データがリアルタイムでサーバ8,13に直接に伝送される。図1及び図3の構成では、一方のサーバのみが直接に画像データを入力して他方のサーバにこの画像データを供給する構成となっているので、一方のサーバが故障すると他方のサーバも画像データを入力できなくなる。しかし、図4の構成ではそれぞれのサーバが直接に画像データを入力しているので、相手側サーバの故障の影響を受けることなく画像データを入力することができるようになる。
そして、緊急度判定手段15がモニタ装置14に設けられているので、もしサーバ8が故障して緊急度判定手段9が判定を行うことができなくなっても、緊急度判定手段15が緊急度判定手段9の代わりに判定を行い、この判定結果をオペレータM3がオペレータM2に電話連絡により伝えることができる。
なお、本発明は上記の各実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良又は変更が可能である。例えば、緊急度判定手段9は、判定精度を高めるためにエレベータかご1内の防犯カメラ2からの画像データや送受話器4からの音声情報の他に、種々のセンサからの情報を入力し、これらの情報から総合的に判定するようにすることが可能である。また、救出補助サイトAとしては警察署、消防署を例に取り説明したが、その他の公的な機関、あるいは民間の機関を含ませることもできる。
本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視システムの構成を示す説明図。 図1の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る遠隔監視システムの構成を示す説明図。 本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視システムの構成を示す説明図。
符号の説明
1 エレベータかご
2 防犯カメラ
3 非常呼び釦
4 送受話器
5 画像処理装置
6 警備会社(第1の遠隔監視サイト)
7 第1の遠隔監視装置
8 サーバ
9 緊急度判定手段
10 モニタ装置
11 エレベータ保守会社(第2の遠隔監視サイト)
12 第2の遠隔監視装置
13 サーバ
14 モニタ装置
15 緊急度判定手段
A 救出補助サイト
M1 乗客
M2 警備会社のオペレータ
M3 エレベータ保守会社のオペレータ

Claims (13)

  1. エレベータかご内の監視を防犯カメラからの画像データに基づき行う遠隔監視サイトを備えたエレベータの遠隔監視システムにおいて、
    前記遠隔監視サイトは、警備又は防犯に関する業務を遂行する者に帰属する第1の遠隔監視サイト、及びエレベータの保守に関する業務を遂行する者に帰属する第2の遠隔監視サイトにより構成される、
    ことを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。
  2. 前記第1の遠隔監視サイトは、警備又は防犯に関する業務を遂行する上で必要な場合には、所定の救出補助サイトに対して通報を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの遠隔監視システム。
  3. 前記所定の救出補助サイトには、警察署その他の犯罪行為に対処可能な機関、又は消防署その他の救急業務を遂行可能な機関に帰属するものが含まれる、
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの遠隔監視システム。
  4. 前記エレベータかご内に設置された非常呼び釦からの非常呼び信号が前記第1及び第2の遠隔監視サイトにそれぞれ送出される、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータの遠隔監視システム。
  5. 前記第1の遠隔監視サイト又は前記第2の遠隔監視サイトのいずれもが、前記エレベータかご内に設置された送受話器との間で通話が可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエレベータの遠隔監視システム。
  6. 前記送受話器は、フックオフ状態とすることなくエレベータかご内の音声情報を収集し、この音声情報を前記第1の遠隔監視サイト又は前記第2の遠隔監視サイトに送信可能なものである、
    ことを特徴とする請求項5記載のエレベータの遠隔監視システム。
  7. 前記第1の遠隔監視サイトは、エレベータかご内の乗客の生命的観点からの緊急度につき判定を行い、且つこの緊急度が所定レベル以上の場合に緊急出動指令を発報する第1の遠隔監視装置を有するものであり、
    前記第2の遠隔監視サイトは、前記第1の遠隔監視サイトが判定した緊急度が所定レベル未満の場合にエレベータ保守作業遂行指令を発報する第2の遠隔監視装置を有するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のエレベータの遠隔監視システム。
  8. 前記第1の遠隔監視サイトが緊急度につき判定を行う際の判定情報には、少なくとも前記防犯カメラからの画像データ、又はエレベータかご内から収集した音声情報が含まれる、
    ことを特徴とする請求項7記載のエレベータの遠隔監視システム。
  9. 前記第2の遠隔監視装置は、前記第1の遠隔監視装置と同様に、前記緊急度につき判定を行うものである、
    ことを特徴とする請求項7又は8記載のエレベータの遠隔監視システム。
  10. 前記第1の遠隔監視装置又は第2の遠隔監視装置により判定される緊急度が複数段階に分けられて設定されている、
    ことを特徴とする請求項9記載のエレベータの遠隔監視システム。
  11. 前記第1の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを直接に入力し、前記第2の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを前記第1の遠隔監視サイトを介して入力するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のエレベータの遠隔監視システム。
  12. 前記第2の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを直接に入力し、前記第1の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データを前記第2の遠隔監視サイトを介して入力するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のエレベータの遠隔監視システム。
  13. 前記第1及び第2の遠隔監視サイトは前記防犯カメラからの画像データをそれぞれ直接に入力するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のエレベータの遠隔監視システム。
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