JP5387099B2 - 遊技島システム - Google Patents

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Description

本発明は、賞品球などとして遊技島外に出た遊技球を遊技島内に返却する返却装置を有する遊技島に適用される遊技島システムに関する。
従来より、遊技島には、この遊技島が備える各遊技機で使用された遊技球を回収し、その回収した遊技球を揚送し、この揚送した遊技球を再び各遊技機に配ることによって、遊技球を遊技島内で循環させるシステムが採用されている。そして、このシステムを実現するため、遊技島には、回収された遊技球を揚送する揚送装置が備えられている。
この揚送装置は、揚送方向に移動する揚送ベルトと、この揚送ベルトに対向する揚送位置に配置された研磨ベルトとを備え、揚送ベルトと研磨ベルトとの間に遊技球を挟み、研磨ベルトに対向する側の揚送ベルトが揚送方向に移動するように揚送ベルトを稼働することで遊技球を揚送する。
また、この揚送装置は、遊技球を揚送する際、遊技球を研磨ベルトに押しつけることで遊技球を研磨している。この研磨は、遊技島内で循環される遊技球に汚れが付着するので、この遊技球に付着した汚れを落とすために行われる。
さらに、この揚送装置は、汚れた研磨ベルトを新しい研磨ベルトに交換可能に構成されている。具体的には、揚送方向の下流側である揚送装置上方で揚送位置の研磨ベルトを巻き取る一方で、揚送方向の上流側である揚送装置下方で研磨ベルトを揚送位置に送り込むことで、揚送位置で研磨ベルトを揚送方向に送って交換することができるように構成されている。この研磨ベルトの交換は、遊技球の揚送を中止して行われる。遊技球の揚送中に、研磨ベルトを揚送方向に送ると遊技球の研磨機能が十分働かず、揚送方向と逆方向に送ると、揚送効率が落ちる等するからである(特許文献1)。
特開2007−29554号
ところで、遊技島には、賞品球などとして遊技機から持ち出された遊技球を返却する返却装置が備えられることがある。
しかし、上述したように、研磨ベルトの交換が行われている遊技島では、遊技球を揚送することができない。
そのため、研磨ベルトの交換中の遊技島に対し、返却装置から遊技球が返却されると、返却装置から揚送装置に遊技球を送る回収樋などに遊技球が滞留し、その量によっては遊技球が返却装置の側に逆流してしまう可能性があるという問題があった。
このように遊技球が返却装置に逆流すると、回収樋(後述の図1及び図4の符合17参照)から遊技球がこぼれたり、回収樋等で遊技球のブリッジができるなどして遊技球が回収樋等で詰まるなどの問題を引き起こす可能性があるので、この遊技球の逆流は防止されることが望ましい。
そこで、本発明は、揚送装置の研磨ベルトの交換中に、返却装置へ遊技球が逆流することを防止可能な遊技島システムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決するためになされた発明である請求項1に記載された遊技島システムは、
遊技島外に出た遊技球を遊技島内に返却する返却装置と、
前記遊技球の揚送方向に移動する揚送ベルトと、前記揚送ベルトに対向する揚送位置を通るように配置された研磨ベルトとの間に前記遊技球を挟み、前記返却装置に返却された前記遊技球を前記研磨ベルトで研磨しつつ、前記揚送方向に前記遊技球を揚送する揚送装置と、
を備える前記遊技島を制御する遊技島システムにおいて、
前記揚送位置にある前記研磨ベルトの少なくとも一部が、未使用の状態となるように、前記揚送装置の前記遊技球の揚送を停止させ、前記研磨ベルトを送るベルト送り制御を実行する研磨ベルト送り制御手段と、
前記遊技島内で前記遊技球を回収し、回収した前記遊技球を前記揚送装置に送る回収経路と、
前記研磨ベルト送り制御手段が前記ベルト送り制御を実行するとき、前記返却装置から前記回収経路への前記遊技球の返却を抑止する返却抑止手段と、
前記回収経路から前記揚送装置への前記遊技球の流入を禁止する流入禁止手段と、
備えることを特徴とする。
これによると、研磨ベルトを交換するため研磨ベルトを送るときには、返却装置から回収経路への遊技球の返却を抑止しているため、返却装置の側に遊技球が逆流したりすることを防止することができる。
尚、請求項6に記載したように、返却抑止手段は、研磨ベルト送り制御手段がベルト送り制御を実行するとき、返却装置から回収経路への遊技球の返却を禁止するようにしてもよい。
しかし、「抑止」と記載したように、返却装置への遊技球の逆流が起きない範囲であれば禁止まではせず、その範囲で遊技球の返却がある程度許容されていてもよい。
具体的には、請求項4に記載したように、返却装置から回収経路への遊技球の返却量を徐々に減少させてもよい。また、請求項5に記載したように、返却抑止手段は、回収経路の遊技球量を検出する検出手段を備え、この検出手段が回収経路の遊技球量が一定量以上になったことを検出すると、返却装置から回収経路への遊技球の返却を完全に禁止してもよい。
ところで、パチンコホールには、賞品球などとして遊技機から持ち出された遊技球を返却する返却装置を備える遊技島が複数設置されている。ホールでは、このように複数の返却装置をホール内に備えることによって、いずれかの返却装置が故障などにより遊技球の返却ができなくなっても、他の返却装置で遊技球の返却できるようになり、遊技球の返却が滞ることがないようにしている。
そこで、本発明は、研磨ベルトの交換により遊技球の返却ができなくなった場合を想定し、請求項2に記載したように、複数の遊技島を備える遊技島群内にあっては、少なくとも1つ以上の返却装置への返却が可能なように予め定められた他の遊技島と同時にベルト送り制御が行われることを禁止するベルト送り禁止手段を備えることが好ましい。
このようにすると、パチンコホール内ではいずれかの返却装置で遊技球の返却が可能となるので、遊技球の返却が滞ることがない。
そして、この場合、請求項3に記載したように、ベルト送り禁止手段は、遊技島群内にあっては、少なくとも隣接する遊技島との間では同時にベルト送り制御が行われることを禁止することが好ましい。
このようにすると、隣接する遊技島では同時に遊技球の返却が行えなくなることがなくなるので、遊技者は常に近くの返却装置で遊技球を返却できるようになる。そのため、この請求項3の遊技島システムを用いると、遊技者に遊技球の返却のために重い遊技球を遠い距離運ばせることを防止できる。
尚、ここで言う「隣接する」とは、返却装置を備える遊技島(以下「第1遊技島」という)間同士を示しており、2つの第1遊技島間に、返却装置を備えていない遊技島(以下「第2遊技島」という)がない場合はもちろん第1遊技島間に1つ以上の第2遊技島があっても、これらの第1遊技島は隣接する遊技島である。そのため、遊技島群には、第2遊技島が備えられていてもよい。
また、揚送装置は、第1遊技島が備える遊技機から第1遊技島内に返却された遊技球をも揚送するものであってもよいことはもちろんである。
本実施形態の遊技島システムが適用された遊技島1の構造図で、特に、設置スペース1aに設置された遊技機あるいは計数機7から遊技球を回収し、この回収した遊技球を揚送装置3で揚送し、その揚送した遊技球を設置スペース1aに設置された遊技機に送る構造を示している。 図1の点線で囲まれた部分の拡大図である。 下部タンク16の斜視図である。 計数機7の斜視図である。 計数トレイ70が設置された部分の遊技島1の構造図である。ここでは、計数トレイ70を断面図で、計数機7及び遊技島1内に設置され、計数トレイ70に投入された遊技球を回収樋11に導く返却樋71、及び、返却樋71に設置された計数センサ71bを2点鎖線で示している。 揚送装置3の構造図で、特に、遊技球を揚送する構造、及び、研磨ベルト56を交換する構造を示している。 遊技島1の内部構造のブロック図である。 パチンコホールの全体構成を示す模式図である。 管理装置8が備えているモニタに表示される操作用画像の模式図である。 メイン処理のフローチャートである。 設定処理のフローチャートである。 研磨ベルト交換処理のフローチャートである。 動作制御処理のフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。
1.遊技島
本実施形態の遊技島システムが適用された遊技島1には、図1に示すように、長手方向に沿った側面に、遊技機(例えば、パチンコ機)を設置する複数の設置スペース1aが形成されている。そして、各設置スペース1aの下端には、各遊技機で使用されたアウト玉(例えば、パチンコ機での遊技に使用された遊技球)を回収する回収装置10が設置され、この回収装置10の下方の遊技島1内には、その回収装置10によって回収された遊技球を、遊技島1の長手方向中央側に送る回収樋11が設置されている。
また、遊技島1の長手方向の両端の側面のうち一方の側の側面には、計数機7が設置されている。
遊技島1の長手方向の中央には、この回収樋11によって回収された遊技球を揚送する揚送装置3が設置されており、この揚送装置3が設置された付近の遊技島1の上部には、この揚送装置3で揚送された遊技球を貯留する上部タンク15が設置されている。
この上部タンク15内には、図2に示すように、2つのセンサ150,151が設置されている。
このうち第1センサ150は、揚送装置3で揚送し、上部タンク15に貯留された遊技球の揚送量が、遊技島1が備える各遊技機への遊技球の供給に必要な予め設定された第1貯留量に達しているか否かを検出するセンサである。
第2センサ151は、揚送装置3で揚送し、上部タンク15に貯留された遊技球の揚送量が、第1貯留量よりも多い予め設定された第2貯留量に達しているか否かを検出するものである。
次に、図1に示すように、回収樋11の長手方向の両端のうち揚送装置3側の端部には、回収した遊技球を貯留する下部タンク16が設置され、この下部タンク16と揚送装置3との間には、下部タンク16に貯留された遊技球を揚送装置3に導く導入樋17が設置されている。
また、図3に示すように、下部タンク16には、下部タンク16に貯留された遊技球を導入樋17に排出する排出口16aを開閉可能な板状に形成された導入樋シャッター17aが設置されている。
この導入樋シャッター17aは、排出口16aの上方の下部タンク16の外周面上に設置された支持具17bに対し上下方向に移動可能に取り付けられ、排出口16aの上方から下方に移動して排出口16aを閉じ、上方に移動して排出口16aを開けることができるように配置されている。
次に、図1に示すように、各設置スペース1aの上方の遊技島1内には、上部タンク15に貯留された遊技球を各設置スペース1aに配送するための配送樋12が設置されている。
配送樋12には、各設置スペース1aの上方部分に分岐装置13が設置されている。この分岐装置13は、遊技機で遊技球が不足した場合、配送樋12を流下する遊技球の流下ルートを、配送樋12に沿った方向から、各設置スペース1aに設置された遊技機側を向く方向に変更する装置である。
そして、各分岐装置13から各設置スペース1aには、分岐装置13による流下ルートの変更によって遊技機側に導かれた遊技球を、分岐装置13から各設置スペース1aに設置された遊技機まで導く配送管14が設けられている。
尚、図1では、設置スペース1a、回収装置10、分岐装置13及び配送管14については、遊技島1の右端のものしか符合を示していないが、その他の設置スペース1a、回収装置10、分岐装置13及び配送管14の符合は、図面の理解の容易のために省略したもので、これらと同様の構成は、遊技島1の右端のものと同様の構成であることは言うまでもない。
2.計数機7
計数機7は、図4に示すように、遊技球を運ぶドル箱を載せるテーブル75を備え、このテーブル75の上方に、遊技球を投入する計数トレイ70が設置されている。
そして、この計数トレイ70のさらに上方には、計数された遊技球の数を表示する表示部73a及び計数の確認や終了等を指示する指示ボタン73b等が設置された操作部73が設置されている。
この計数機7には、図5に示すように、計数トレイ70に投入された遊技球を、計数トレイ70の底面に開いた開口70aから回収樋11に導く返却樋71が形成されており、その返却樋71の開口70a側の端部には、遊技球を計数する計数センサ71bが設置されている。
また、この計数トレイ70には、開口70aを開閉可能な開閉蓋72が備えられている。
このように構成された計数機7では、計数トレイ70に返却のため遊技球が投入されると、この投入された遊技球が返却樋71を介して回収樋11に導かれて回収されるとともに、返却樋71を通る際に計数センサ71bで計数されて、その計数された結果が操作部73の表示部73aに表示される。
3.揚送装置3
揚送装置3の内部構造について、図6を用いて、簡単に説明する。
この揚送装置3は、揚送部4と、研磨部5とを備えている。
揚送部4は、下方に設置された駆動プーリ40と、上方に設置された従動プーリ41とを備えており、これら各プーリ40,41とに無端ベルトである揚送ベルト42が掛け渡されている。
研磨部5は、上下に設置された従動プーリ50,51と、未使用の研磨ベルト56が巻かれた引出ローラ52と、使用済みの研磨ベルト56を巻き取る巻取ローラ53とを備えている。
また、研磨部5は、従動プーリ50と引出ローラ52との中間の上方位置にテンションローラ54を備え、さらに、従動プーリ51と巻取ローラ53との間の位置であって、巻取ローラ53よりの位置にも、テンションローラ55を備えている。
そして、この研磨部5では、研磨ベルト56が、引出ローラ52から引き出されて、テンションローラ54、従動プーリ50、従動プーリ51、テンションローラ55の順で、巻取ローラ53まで掛け渡されている。
また、この揚送装置3では、従動プーリ50,51との間に張られた研磨ベルト56と、駆動プーリ40及び従動プーリ41との間に張られた揚送ベルト42のうち研磨ベルト56に対向する側のベルトとが、遊技球を挟み込むことができる間隔をあけて配置されるように、各プーリ40、41、50、51が配置される。
以上のように構成された揚送装置3は、次のように動作する。
揚送部4では、揚送ベルトモータ420(図7参照)によって駆動プーリ40に駆動力を与えると駆動プーリ40が回転し、この駆動プーリ40から駆動力を受けた揚送ベルト42は従動プーリ41を回転させながら回転する。
また、研磨部5では、引出ローラ52及び巻取ローラ53にはブレーキ520,530(図7参照)が備えられており、引出ローラ52及び巻取ローラ53にブレーキ520,530をかけると、テンションローラ54,55が研磨ベルト56にテンションをかけ、揚送ベルト42に対向する揚送位置に配置された研磨ベルト56が従動プーリ50,51との間で緊張した状態で固定される。
そして、このように研磨ベルト56を固定し、この研磨ベルト56に対向する側の揚送ベルト42が下方から上方の移動するように回転させると、揚送装置3の下端に導入樋17から導かれた遊技球が、揚送ベルト42と研磨ベルト56との間に挟まれ、下方から上方に向かう方向(以下「揚送方向」という)に揚送される。このとき、遊技球は研磨ベルト56に接触した状態で揚送されるので、研磨ベルト56によって研磨される。そして、揚送ベルト42の上端まで遊技球が揚送されると、その研磨された遊技球が、排出口30(図1参照)から排出されて上部タンク15内に貯留される。
一方、研磨部5において、ブレーキ520,530を解除すると、研磨ベルト56は、揚送方向に送ることが可能となる。
そして、研磨ベルトモータ560(図7参照)から巻取ローラ53に駆動力を与え、巻取ローラ53を回転させると、揚送位置にあって研磨に利用された使用済みの研磨ベルト56が揚送方向に送られて巻取ローラ53に巻き取られるとともに、引出ローラ52から未使用の研磨ベルト56が所定の長さ揚送位置まで引き出され、揚送位置に位置する研磨ベルト56が使用済みのものから未使用のものに交換される。
4.制御系の構造
本実施形態の遊技島1は、揚送装置3その他の装置を制御するコントロールボックス6を備えている。
このコントロールボックス6は、図7に示すように、中央制御装置60と、この中央制御装置60に通信可能に接続された揚送ベルト基板61、研磨ベルト基板62、導入樋シャッター基板63、リモコン用インタフェイス64、センサ用インタフェイス65、供給装置基板66、引出ローラブレーキ基板67、巻取ローラブレーキ基板68、ネットワーク基板69、計数機基板600を備えている。
中央制御装置60は、CPU、ROM、RAMその他の装置を備えるコンピュータ装置で、後述する各種処理を実行する。
揚送ベルト基板61は、中央制御装置60からの指示を受けて、駆動プーリ40を介して揚送ベルト42に駆動力を与える揚送ベルトモータ420を制御するための基板である。
研磨ベルト基板62は、中央制御装置60からの指示を受けて、研磨ベルト56を巻き取る駆動力を巻取ローラ53に与える研磨ベルトモータ560を制御するための基板である。
導入樋シャッター基板63は、中央制御装置60からの指示を受けて、導入樋17に設置された導入樋シャッター17a(図3参照)の開閉を行うシャッターモータ170を制御する基板である。
リモコン用インタフェイス64は、無線により、コントロールボックス6の操作用のリモコン9と通信するためのインタフェイスで、リモコン9から受信した信号を、中央制御装置60に出力する装置である。中央制御装置60は、このリモコン用インタフェイス64を介してリモコン9から受けた指示により各種処理を実行する。
センサ用インタフェイス65は、上部タンク15に取り付けられた第1センサ150と第2センサ151から、遊技球を検出した検出信号を入力し、その入力した信号を中央制御装置60に出力する装置である。
第1センサ150は、揚送装置3で揚送し、上部タンク15に貯留された遊技球の揚送量が、遊技島1が備える各遊技機への遊技球の供給に必要な予め設定された第1貯留量に達しているか否かを検出するセンサである。
第2センサ151は、揚送装置3で揚送し、上部タンク15に貯留された遊技球の揚送量が、第1貯留量よりも多い予め設定された第2貯留量に達しているか否かを検出するものである。
中央制御装置60は、これら各センサ150,151からの入力された検出信号に基づいて、後述する各種処理を実行する。
供給装置基板66は、上部タンク15に貯留された遊技球を配送樋12に排出する図示しない排出口を開閉し、配送樋12に供給される遊技球の量を調整する供給装置152を制御するための基板である。この供給装置152は、上部タンク15の底面に設置されている。
引出ローラブレーキ基板67は、中央制御装置60からの指示を受けて、引出ローラ52にブレーキをかける引出ローラブレーキ520を制御するための基板である。
巻取ローラブレーキ基板68は、中央制御装置60からの指示を受けて、巻取ローラ53にブレーキをかける巻取ローラブレーキ530を制御するための基板である。
ネットワーク基板69は、後述する管理装置や遊技島1間で通信するための基板である。
計数機基板600は、計数機7を制御するための基板であり、中央制御装置60からの指令に応じて計数機7が備えている開閉蓋72の開閉を行ったり、遊技球の計数のため遊技球を検出した計数センサ71bから入力される検出信号を中央制御装置60に出力するなどする基板である。
5.管理装置
次に、上述した遊技島1が設置されているパチンコホールに適用された管理装置8について説明する。
以下の説明では、図8〜図9を利用する。
本実施形態のパチンコホールには、図8に示すように、上述した計数機7を備える遊技島1と、計数機7を備えない遊技島1’とが備えられ、管理装置8は、これら各遊技島1,1’と通信可能に接続されている。
管理装置8は、キーボードやマウスを用いて、各コントロールボックス6が制御を行う各遊技島1,1’について、その制御に必要な情報(後述する)を入力可能に構成され、また、その入力された情報を各コントロールボックス6に対して送信できるように構成されている。
この管理装置8に対して、各コントロールボックス6が制御を行うために必要な情報を入力する際、管理装置8のモニタには、図9に示すような、島番号、揚送ベルト長、巻取範囲、開始時間、計数機、対象島の項目がある設定画面が表示される。
この設定画面内に表示された項目のうち、島番号の欄に表示されている番号は、各遊技島1,1’を識別するための番号である。本実施形態では、図8に示すように、紙面の左側から右側に向かって番号が大きくなるように各遊技島に付けられている。
揚送ベルト長の欄に表示された長さは、揚送位置(従動プーリ50,51の間の位置:図6参照)にある研磨ベルト56の長さに関するものである。この図9では、例えば、遊技島1に設置された揚送装置3の研磨ベルト56の長さとして、2740mmが表示されている。
図9のうち、巻取範囲の欄に表示されたものは、揚送位置にある研磨ベルト56を使用済みのものから未使用のものに交換する割合とこの割合を当業者間での通用語で示したものであり、本実施形態では、50%・半面、100%・1面、200%・2面が設定可能である。このうち、半面とは、揚送位置にある研磨ベルト56のうち長手方向の半分すなわち50%を意味し、一面とは、揚送位置にある研磨ベルト56の全部すなわち100%を意味し、2面とは、揚送位置にある長さ分の研磨ベルト56の2倍すなわち200%を意味する。
開始時間の欄に表示された時間は、研磨ベルト56の送りを開始する時間のことである。
計数機の欄に表示された記号は、各遊技島に計数機7が設置されているか否かを示すもので、「○」は計数機を備えていることを示し、「×」は計数機を備えていないことを示している。
対象島の欄は、島番号に表示された島と同時に、研磨ベルト56の交換を行い得るか否かの判断の対象となる島を示している。後述するように、本実施形態では、隣接する遊技島1が研磨ベルト56の交換しているときには、自島では研磨ベルト56の交換を行わない制御を行っているので、この隣接する遊技島がいずれの遊技島なのかが、対象島の欄には示されている。
これら各項目に関する情報が管理装置8に入力され、各遊技島1,1’にこれらの情報の入力を完了したことを指示するため完了ボタン80を押す操作が管理装置8に対してなされると、管理装置8から各遊技島1,1’のコントロールボックス6にこれらの情報が送信され、これらの情報に基づいて遊技島1,1’での制御に必要な情報の設定がなされる。
6.コントロールボックス6の中央制御装置60で行われる各種処理
次に、各遊技島1,1’に備えられたコントロールボックス6の中央制御装置60で実行される各種処理について説明する。
以下では、島番号1番の遊技島1で行われる処理について、図10〜図13を利用して説明する。
6.1.メイン処理
本実施形態の中央制御装置60では、図10に示すように、図示しない電源スイッチがONされるとメイン処理が実行され、まず本実施形態で行われる処理で必要な情報を設定する設定処理(S1)が実行される。
そして、この設定処理(S1)が終了すると、研磨ベルト交換処理(S3)が実行され、再び設定処理(S1)が実行され、その後、電源がOFFされるまで、この設定処理(S1)及び研磨ベルト交換処理(S3)が繰り返し実行される。
以下、このメイン処理の各処理(S1、S3)について詳細に説明する。
6.2.設定処理
設定処理(S1)が開始されると、図11に示すように、まず、管理装置8(図8参照)で入力された各種情報(図9参照)が中央制御装置60で読み込まれ、設定値をRAM等に記憶しているか否かが判定される(S10)。
この判定(S10)で、設定値を記憶していると判定されると(S10:YES)、S11が実行され、設定値を記憶していないと判定されると(S10:NO)、直ちに本設定処理(S1)を終了し、研磨ベルト交換処理(S3)が実行される。
S11では、研磨ベルト56の交換を行うことを示す自動交換フラグ(F1)を中央制御装置60内(具体的には図示しないRAMなど)に立てる処理(F=1)が実行される。
この自動交換フラグ(F1)は、リモコン9などによりコントロールボックス6を操作するか、管理装置8を操作することによって、消去される指示があるまで保持される。
S12では、プーリ50,51の間の交換対象となる研磨ベルト56の長さを示す情報Aを設定する処理が実行される。ここでは、図9の揚送ベルト長の欄に記載された情報が、A=2740mmと設定される。
次にS13では、1回の交換で研磨ベルト56を交換する割合Bを設定する処理が実行される。ここでは、図9の巻取範囲の欄に記載された情報が、B=一面(100%)と設定される。
そして、S14では、S12及びS13によって設定された情報A及びBから、1回の処理で交換される研磨ベルト56の長さCが算出される。ここでは、C=A×B=2740mm×100%=2740mmが算出され、C=2740mmと設定される。
次に、S15では、研磨ベルト56の交換を開始する開始時間を示す情報Dを設定する処理が実行される。ここでは、図9の開始時間の欄に記載された情報が、D=9:00と16:00と設定される。
次に、S16では、自島、すなわち、島番号1番の遊技島1が計数機7を備えているか認識する処理が実行される。ここでは、図9の計数機の欄に丸がついていたら、自己の遊技島1は計数機7を備えていると認識される。
次に、S17では、対象島を設定する処理が実行される。ここでは、図9の対象島の欄に島番号が記載されていたら、この記載された島番号の遊技島1が対象島として設定される。島番号1番の遊技島1の場合、対象島として、島番号3番の遊技島1が設定される。
そして、このS17が終了すると、設定処理(S1)が終了してメイン処理に戻り、次に研磨ベルト交換処理(S3)が実行される。
6.3.研磨ベルト交換処理
次に、研磨ベルト交換処理について説明する。
この研磨ベルト交換処理(S3)が開始されるとまず、図12に示すように、中央制御装置60内に自動交換フラグ(F1)が立てられているか否かが判定される(S30)。
この判定(S30)で自動交換フラグ(F1)が立っていないと判定されると(S30:NO)、メイン処理に戻り、再び設定処理(S1)が実行される。
一方、この判定(S30)で自動交換フラグ(F1)が立っていると判定されると(S30:YES)、S31の処理が実行される。
S31では、開始条件を満たしているか否かが判定される、具体的には、S15で設定された研磨ベルト56の交換を開始する開始時間になったか否かが判定される。
この判定(S31)で開始時間になっていないと判定されると(S31:NO)、メイン処理に戻り、再び設定処理(S1)が実行される。
一方、この判定(S31)で開始時間になっていると判定されると(S31:YES)、次にS32の処理が実行される。
S32では、後述するS55で研磨ベルト56の交換が終了したときに設定される交換終了情報が設定されているか否かが判定される。
この判定(S32)で研磨ベルト56の交換が終了していると判定されると(S32:YES)、メイン処理に戻り、再び設定処理(S1)が実行される。
一方、この判定(S32)で研磨ベルト56の交換が終了していないと判定されると(S32:NO)、動作制御処理(S5)が実行される。
そして、この動作制御処理(S5)が終了すると、メイン処理に戻って、設定処理(S1)が再び実行される。
6.4.動作制御処理
次に動作制御処理(S5)について説明する。
この動作制御処理(S5)が開始されると、図13に示すように、自島に、計数機7が設置されているか否かが、S16で設定された情報に基づいて判定される(S50)。
この判定(S50)で、計数機7を備えていると判定されると(S50:YES)、S51の処理が実行され、計数機7を備えていないと判定されると(S50:NO)、次に、S53の処理が実行される。
S51では、この動作制御処理(S5)が実行されている遊技島1が、対象島よりも島番号が若いか否かを判定する処理が、S17で設定された情報に基づいて判定される。
具体的には、ここでは、島番号1の遊技島1で実行されている場合について説明しているので、図9に示すように、対象島は、島番号3の遊技島1となる。そのため、S51では、常に対象島よりも島番号が若いと判定される(S51:YES)。一方、島番号3の遊技島1でこの動作制御処理(S5)が実行されている場合、対象島が島番号1の遊技島1なので、このS51では常に対象島よりも島番号が若くないと判定される(S51:NO)。
そして、図13に示すように、この動作制御処理(S5)が実行されている遊技島1が、対象島よりも島番号が若いと判定された場合は(S51:YES)、S53の処理が実行され、若くないと判定された場合は(S51:NO)、S52の処理が実行される。
S52では、対象島と通信して(本実施形態の場合は、島番号3番の遊技島1が、島番号1番の遊技島1と通信する場合を示している)、対象島で、研磨ベルト56を交換済みか否かが判定される。この判定(S52)は、対象島において、研磨ベルト56の交換が終了し、後述するS55で交換終了情報が設定されているか否かにより判定する。
この判定で、対象島で、研磨ベルト56を交換済みと判定されると(S52:YES)、S53が実行され、交換済みでないと判定されると(S52:NO)、直ちに動作制御処理(S5)を終了する。
S53では、上部タンク15内に設置された第2センサ151を用いて、上部タンク15内に貯留された揚送済みの遊技球の量が、第2貯留量に達しているか否かが判定される。
この判定(S53)により、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第2貯留量に達していないため第2センサ151が遊技球を検出せず、この検出による検出信号が入力されていないと判定されると(S53:NO)、この動作制御処理(S5)を終了し、再びメイン処理に戻って設定処理(S1)が実行される。
一方、この判定(S53)で、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第2貯留量に達しているため、第2センサ151が遊技球を検出し、この検出による検出信号が入力されていると判定されると(S53:YES)、S54の処理が実行される。
S54では、研磨ベルト56の交換を開始する処理が実行される。具体的には、このS54の処理が開始されるとまず、導入樋シャッター17a(図3参照)及び開閉蓋72(図5参照)を閉じる処理が実行される。次に、この導入樋シャッター17aを閉じる前に揚送装置3側に移動している遊技球を全て揚送し終える所定時間だけ揚送ベルト42を動作させる処理が実行される。その後、揚送ベルト42が停止され、そして、引出ローラ52と巻取ローラ53のブレーキ520,530が解除され、研磨ベルトモータ560が動作して巻取ローラ53が研磨ベルト56の巻取を開始し、研磨ベルト56を交換する処理が開始される。
S55では、S14で設定された長さC分の研磨ベルト56が交換された否かを判定する処理が実行される。この判定は、巻取ローラ53の回転数を検出したり、従動プーリ50、51等の回転数を検出したりするなどして算出した研磨ベルト56の送量に関する情報と、S14で設定された長さCの情報とを比較するなど、どのような方法で行っても良い。
尚、このとき算出される研磨ベルト56の送量に関する情報は、後述する回収終了情報が設定されるまで、中央制御装置60のRAM等に記憶される。
この判定(S55)により、研磨ベルト56が長さC分だけ送られていないと判定されると(S55:NO)、S56の処理が実行され、送られていると判定されると(S55:YES)、研磨ベルト56が長さC分交換されたことを示す交換終了情報を設定して、S57の処理が実行される。尚、この交換終了情報は、島番号3の遊技島1からS52の処理において、研磨ベルト56の交換が終了したかいなかを判断するため、また、S32において、自島の研磨ベルト56を交換が終了したかいなかを判断するため等に用いられる。この情報は、S15で定めた開始時間Dのうち、現在、本処理を実行しているきっかけとなった開始時間の次の開始時間がくると消去される。
S56では、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第1貯留量未満になったか否かが判定される。
この判定(S56)により、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第1貯留量未満になったため第1センサ150が遊技球を検出せず、この検出による検出信号が入力されていないと判定されると(S56:YES)、直ちにS57の処理が実行される。
一方、この判定(S56)で、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第1貯留量に達しているため第1センサ150が遊技球を検出し、この検出による検出信号が入力されていると判定されると(S56:NO)、再びS55の処理が実行され、研磨ベルト56が回収されたか否かが再び判定される。
S57では、引出ローラ52と巻取ローラ53のブレーキ520,530がかけられて、研磨ベルト56の交換を停止する処理が実行され、その後、開閉蓋72が開けられて計数機7への遊技球の投入を可能とするとともに、導入樋シャッター17aが開けられて揚送ベルト42の動作が開始され、遊技球を揚送する処理が開始される。
そして、このS57が終了すると、再び、設定処理(S1)が実行される。
6.実施形態に係る遊技島システムの特徴
本実施形態の遊技島システムを用いると、研磨ベルト56を交換するときには、導入樋シャッター17aを閉めて、計数機7への遊技球の返却を禁止しているため(S54)、計数機7から揚送装置3に遊技球を送る導入樋17などに遊技球が滞留したり、計数機7の側に遊技球が逆流したりすることを防止することができる。
また、本実施形態では、計数機7を備える隣接する遊技島1間では、研磨ベルト56の交換が同時に行われることが禁止されるので、いずれかの計数機7に遊技球を返却することができる。
従って、本実施形態の遊技島システムを用いると、揚送装置3の研磨ベルト56の交換によって計数機7への遊技球の返却が禁止される遊技島1が複数設置されていても、遊技球を返却できなくなることを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、研磨ベルト56を交換している途中でも、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第1貯留量未満になったら(S56:YES)、遊技球を揚送して(S57)、遊技島1で遊技球が不足しないようにしている。
また、本実施形態では、研磨ベルト56の交換が全量済んでいない場合でも、交換終了情報が設定されていない場合には、再びS55が実行された場合に、研磨ベルト56の交換が終了していないと判定されるので、遊技球が上部タンク15に第2貯留量以上溜まった場合は、途中まで交換した残りの研磨ベルト56が回収される。
従って、研磨ベルト56の交換途中に、上部タンク15で遊技球が不足し、研磨ベルト56の交換を中止したときでも、S12で設定された長さC分、最後まで研磨ベルト56を交換することができる。
7.実施形態と発明特定事項との対応関係
本実施形態の計数機7は、本発明の返却装置に相当する。
本実施形態のS54で、揚送ベルト42を停止して、研磨ベルト56の交換を行う処理が、本発明の研磨ベルト送り制御手段に相当する。
本実施形態のS54で開閉蓋72を閉じる処理が、本発明の返却抑止手段に相当する。
本実施形態のS51及びS52で、島番号1と3の遊技島では、同時に研磨ベルトの巻取が行われないようにする処理が、本発明のベルト送り禁止手段に相当する。
本実施形態のS56〜S57の処理が、本発明の中断手段に相当する。
(その他の実施形態)
計数機7を備える遊技島1がNある場合、S51において、研磨ベルト56を回収する処理を実行しているものの数がn(n<N)未満のときS53に進み、n以上のとき、ただちに動作制御処理S5を終了するようにしてもよい。
実施例にあるように計数機7への遊技球の返却は完全に禁止する(開閉蓋72を完全に閉じる)ものであっても良いし、回収樋11の玉量を検出し回収樋11の玉量が増加した場合に、計数機7に返却できる返却量を徐々に減少させる(開閉蓋72を徐々に閉める)ものであっても良いし、回収樋11の所定位置(下部タンク16と回収樋11の接続部近傍、計数機7近傍)にセンサを設け回収樋11の玉量が増加してセンサが反応したときに禁止するものであっても良い。
このような場合には完全に返却を禁止しないので、隣接する計数機7まで玉箱を持って運ぶ必要がない事に加え玉の逆流を極力抑えることが出来る。
また、上記実施形態では、揚送装置3を備える隣接する遊技島1間で、島番号の若い順に研磨ベルト56を交換することとしたが、揚送装置3を備える遊技島1が複数ある場合、このうちの少なくとも一つの遊技島1では研磨ベルト56の交換を禁止したり、あるいは、少なくとも一つの遊技島1では研磨ベルト56の交換を許可するという制御を行ってもよい。
また、研磨ベルト56の交換が途中で終了してしまった遊技島1が複数ある場合は、研磨ベルト56を交換した量が少ない物から優先的に研磨ベルト56の回収を行うようにしてもよい。
また、図8に示す島番号3がベルト送り制御を実行するとき、図示しない島番号1→2→3→4へ玉を送る島交流樋及び島番号4→3→2→1へ玉を送る島交流樋が設けられていれば、島番号3の玉量レベルが低下した場合にも、他の島番号1,2,4の揚送装置が稼働中の島から島番号3の補給樋へ補給が可能になりベルト送り制御を中断する割合を抑えることができる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…遊技島、1a…設置スペース、3…揚送装置、4…揚送部、5…研磨部、
6…コントロールボックス、7…計数機、8…管理装置、9…リモコン、
10…回収装置、11…回収樋、12…配送樋、13…分岐装置、14…配送管、
15…上部タンク、16…下部タンク、16a…排出口、17…導入樋、
17a…導入樋シャッター、17b…支持具、30…排出口、40…駆動プーリ、
41…従動プーリ、42…揚送ベルト、50…従動プーリ、51…従動プーリ、
52…引出ローラ、53…巻取ローラ、54…テンションローラ、
55…テンションローラ、56…研磨ベルト、60…中央制御装置、
61…揚送ベルト基板、62…研磨ベルト基板、63…導入樋シャッター基板、
64…リモコン用インタフェイス、65…センサ用インタフェイス、
66…供給装置基板、67…引出ローラブレーキ基板、
68…巻取ローラブレーキ基板、69…ネットワーク基板、70…計数トレイ、
70a…開口、71…返却樋、71b…計数センサ、72…開閉蓋、73…操作部、
73a…表示部、75…テーブル、80…完了ボタン、150…第1センサ、
151…第2センサ、152…供給装置、170…シャッターモータ、
420…揚送ベルトモータ、520…引出ローラブレーキ、
530…巻取ローラブレーキ、560…研磨ベルトモータ、600…計数機基板。

Claims (6)

  1. 遊技島外に出た遊技球を遊技島内に返却する返却装置と、
    前記遊技球の揚送方向に移動する揚送ベルトと、前記揚送ベルトに対向する揚送位置を通るように配置された研磨ベルトとの間に前記遊技球を挟み、前記返却装置に返却された前記遊技球を前記研磨ベルトで研磨しつつ、前記揚送方向に前記遊技球を揚送する揚送装置と、
    を備える前記遊技島を制御する遊技島システムにおいて、
    前記揚送位置にある前記研磨ベルトの少なくとも一部が、未使用の状態となるように、前記揚送装置の前記遊技球の揚送を停止させ、前記研磨ベルトを送るベルト送り制御を実行する研磨ベルト送り制御手段と、
    前記遊技島内で前記遊技球を回収し、回収した前記遊技球を前記揚送装置に送る回収経路と、
    前記研磨ベルト送り制御手段が前記ベルト送り制御を実行するとき、前記返却装置から前記回収経路への前記遊技球の返却を抑止する返却抑止手段と、
    前記回収経路から前記揚送装置への前記遊技球の流入を禁止する流入禁止手段と、
    を備えることを特徴とする遊技島システム。
  2. 請求項1に記載された遊技島システムにおいて、
    複数の前記遊技島を備える遊技島群内にあっては、少なくとも1つ以上の前記返却装置への返却が可能なように予め定められた他の前記遊技島と同時に前記ベルト送り制御が行われることを禁止するベルト送り禁止手段
    を備えることを特徴とする遊技島システム。
  3. 請求項2に記載の遊技島システムにおいて、
    前記ベルト送り禁止手段は、
    前記遊技島群内にあっては、少なくとも隣接する前記遊技島と同時に前記ベルト送り制御が行われることを禁止することを特徴とする遊技島システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技島システムにおいて、
    前記返却抑止手段は、
    前記回収経路の遊技球量を検出する検出手段を備え、該検出手段が前記回収経路の遊技球量が一定量以上になったことを検出すると、前記返却装置から前記回収経路への前記遊技球の返却量を徐々に減少させることを特徴とする遊技島システム。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技島システムにおいて、
    前記返却抑止手段は、
    前記回収経路の遊技球量を検出する検出手段を備え、該検出手段が前記回収経路の遊技球量が一定量以上になったことを検出すると、前記返却装置から前記回収経路への前記遊技球の返却を禁止する
    ことを特徴とする遊技島システム。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技島システムにおいて、
    前記返却抑止手段は、
    前記研磨ベルト送り制御手段が前記ベルト送り制御を実行するとき、前記返却装置から前記回収経路への前記遊技球の返却を禁止する
    ことを特徴とする遊技島システム。
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