JP2001096053A - パチンコ遊技システム - Google Patents

パチンコ遊技システム

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JP2001096053A
JP2001096053A JP28047399A JP28047399A JP2001096053A JP 2001096053 A JP2001096053 A JP 2001096053A JP 28047399 A JP28047399 A JP 28047399A JP 28047399 A JP28047399 A JP 28047399A JP 2001096053 A JP2001096053 A JP 2001096053A
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JP
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ball
balls
polishing
lifting
pachinko
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JP28047399A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Fujitani
潔 藤谷
Kazuhiko Takano
和彦 高野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技島内の玉循環流通路上におけるパチンコ
玉への潤滑剤の過度の添加を防止し、円滑で安定した玉
流通状態を維持することができるようにしたパチンコ遊
技システムを提供する。 【解決手段】 遊技ユニット1の玉補給装置2の上部タ
ンク3内の玉満杯量を玉満杯量検出センサ6にて検出可
能にするとともに、上部タンク3にオーバーフロー通路
8を設ける。玉回収装置10の下部タンク13に回収さ
れた使用済玉Pを玉研磨揚上装置17にて揚上させて研
磨し、この研磨後の使用玉Pを上部タンク3内に揚上し
再導入する。使用玉Pの満杯量の検出の有無に拘らず玉
研磨揚上装置17を玉揚上制御手段にて強制的に稼動可
能し、過剰に揚上される研磨後の使用玉Pをオーバーフ
ロー通路8を介して玉回収装置10に再返却させる。オ
ーバーフロー通路8に、通過する使用玉Pへの潤滑剤の
添加機能を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ設備にお
けるパチンコ遊技システムに関し、特に、遊技島内の玉
循環流通路上を通過するパチンコ玉の玉流通状態が常に
円滑で安定して行われるようにしたパチンコ遊技システ
ムに関するものである。
【0002】従来、この種のパチンコ遊技設備において
は、台間に玉貸機が対応させて設置された複数台の遊技
台を列設して遊技島を形成し、この遊技島内の各々の遊
技台及び玉貸機に使用玉を玉補給装置にてそれぞれ供給
してなる一方、各々の遊技台から排出されるアウト玉及
び景品玉等の使用済玉を玉回収装置にて回収してなると
ともに、この玉回収装置に回収された使用済玉を玉研磨
揚上装置にて研磨し、この研磨後の使用玉を玉補給装置
の玉補給路上に揚上して循環させてなる構成を有するも
のがある。
【0003】また、玉補給装置の玉補給路上には、玉満
杯量検出センサが設けられ、この玉満杯量検出センサに
て使用玉の満杯量を検出して玉研磨揚上装置の稼動を停
止させてなるとともに、玉満杯量検出センサの上流側に
オーバーフロー通路を設けることにより、使用玉の満杯
時に、玉研磨揚上装置にて誤って過剰に揚上された研磨
後の使用玉を玉回収装置に再返却するようになってい
る。
【0004】そして、このような玉研磨揚上装置では、
例えば布や紙、あるいは、樹脂ペレット等を玉揚上路上
に設けることにより、使用済玉に付着する粉塵等の汚れ
を除去するための研磨が行われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のパチンコ遊技システムにあっては、開店前に玉
補給装置に使用玉を補給するに際して、初期補給時の使
用玉に油脂分の潤滑剤を添加することにより、各々の遊
技台及び玉貸機への使用玉の流れを円滑にしているもの
であるが、玉研磨揚上装置での使用済玉の研磨過程にお
いて、使用済玉の汚れの除去と共に潤滑剤の油脂分も除
去してしまうために、玉循環流通路上を流通する玉と
玉、あるいは、玉と玉通路壁との摩擦抵抗が大きくな
る。
【0006】これによって、玉循環流通路上での玉詰ま
りや、玉通路壁の摩耗が発生し、各々の遊技台及び玉貸
機への使用玉の供給が円滑に安定して行われないばかり
でなく、玉研磨揚上装置の駆動系に過剰な揚上負荷が掛
かり、玉補給装置への研磨後の使用玉の揚上にも支障を
来す。
【0007】そこで、従来では、遊技島内に残留するパ
チンコ玉を閉店後に定期的に抜き出して、潤滑剤の添加
を行っているものであるが、潤滑剤の添加量が多過ぎる
と、油脂分と粉塵とが混じり合って汚れの塊となってパ
チンコ玉に付着し、その汚れの塊が遊技台を汚したり、
あるいは、玉通路壁に付着し堆積して、却って、玉循環
流通路上での玉詰まりが生じ易くなるために、潤滑剤の
添加には、長年の経験と勘が必要で困難な作業となる。
【0008】また、このような経験と勘による作業を回
避するために、遊技島内の玉循環流通路の材質として、
例えば潤滑剤として作用する可塑剤を含む軟質塩化ビニ
ル樹脂等を用いたり、あるいは、玉循環流通路の途上に
油脂分の潤滑剤を含浸させることにより、玉循環流通路
を通過するパチンコ玉に潤滑剤を付着させる方法が考え
られている。
【0009】しかしながら、上記の方法においては、玉
循環流通路を通過するパチンコ玉の流量と、玉研磨揚上
装置にて研磨されるパチンコ玉の研磨量とが比例するこ
とから、初期の玉流通段階では、パチンコ玉への潤滑剤
の添加が比較的安定して行えるが、潤滑剤の添加量が経
時的に増加することから、上述したような不具合を解消
するまでには至らない。
【0010】さらに従来、潤滑剤として油脂分の代わり
にフッ素樹脂などをパチンコ玉に添加する方法も考えら
れ、たとえ潤滑剤の添加量が多過ぎても、パチンコ玉に
よる汚れが起こりにくくなるようにしているものである
が、この場合、玉と玉や、玉と玉通路壁との摩擦抵抗
が、潤滑剤として油脂分を用いてなるものよりも小さく
なり過ぎ、遊技台の上皿や、玉補給装置から各々の遊技
台及び玉貸機への玉供給路を形成する支流樋などで、パ
チンコ玉の整列が難しく、安定して導くことができない
ために、油脂分の潤滑剤と同様な添加量の調整が不可欠
となる。
【0011】本発明の目的は、遊技島内の玉循環流通路
上におけるパチンコ玉への潤滑剤の過度の添加を防止
し、円滑で安定した玉流通状態を維持することができる
ようにしたパチンコ遊技システムを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、台間に玉貸機が対応
させて設置された複数台の遊技台を列設して形成される
遊技島からなり、該遊技島内の各々の遊技台及び玉貸機
に使用玉をそれぞれ供給する玉補給装置と、該玉補給装
置にて補給された前記各々の遊技台から排出される使用
済玉を回収する玉回収装置と、該玉回収装置に回収され
た使用済玉を研磨し、該研磨後の使用玉を前記玉補給装
置に揚上する玉研磨揚上装置とを有し、前記玉補給装置
に、使用玉の満杯量を検出して前記玉研磨揚上装置の稼
動を停止させる玉満杯量検出センサを設けるとともに、
該玉満杯量検出センサの上流側に、使用玉の満杯時に前
記玉研磨揚上装置にて過剰に揚上された使用玉を前記玉
回収装置に再返却するオーバーフロー通路を設けてなる
パチンコ遊技システムにおいて、前記玉研磨揚上装置を
前記玉満杯量検出センサによる使用玉の満杯量の検出の
有無に拘らず強制的に稼動可能な玉揚上制御手段を設け
てなることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記オーバーフロー通路に、通過する
使用玉への潤滑剤の添加機能を持たせてなることを特徴
とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記玉揚上制御手段が、前記
玉研磨揚上装置を強制的に稼動させる制御スイッチから
なることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記玉揚上制御手段が、
前記各々の遊技台及び玉貸機への玉供給路上に設置した
玉流量センサを有し、該玉流量センサによる前記玉供給
路上の使用玉の流量変化を検出して、前記制御スイッチ
を制御してなることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記玉揚上制御手段が、
前記玉研磨揚上装置の玉揚上路上に設置した玉流量セン
サを有し、該玉流量センサによる前記玉揚上路上の使用
玉の流量変化を検出して、前記制御スイッチを制御して
なることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記玉揚上制御手段が、
前記玉研磨揚上装置の揚上負荷の有無による揚上能力を
判断する揚上負荷検出センサを有するとともに、この揚
上能力の結果に基づいて、前記制御スイッチを制御して
なることを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記玉研磨揚上装置の稼
動時間が一定期間における所定の設定時間を満たさない
ときに、前記玉研磨揚上装置を所定の設定時間を満たす
まで前記制御スイッチを制御してなることを特徴とす
る。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記玉研磨揚上装置の稼
動時間が一定期間における所定の設定時間を満たさない
ときに、前記制御スイッチを制御して、前記玉研磨揚上
装置を一定時間に亘って強制的に稼動させてなることを
特徴とする。
【0020】すなわち、本発明に係るパチンコ遊技シス
テムは、玉研磨揚上装置を玉揚上制御手段にて玉満杯量
検出センサによる玉補給装置の使用玉の満杯量の検出の
有無に拘らず強制的に稼動可能にしてなるために、玉補
給装置に使用玉が満杯になっても、玉研磨揚上装置の稼
動を強制的に続行させることにより、玉研磨揚上装置か
ら玉補給装置に揚上される研磨後のパチンコ玉がオーバ
ーフロー通路を介して玉回収装置に再返却されるととも
に、この玉回収装置に再返却されたパチンコ玉を玉研磨
揚上装置にて再揚上されるような再研磨過程が形成され
るために、研磨後のパチンコ玉の強制的な再研磨が可能
になる。
【0021】また、オーバーフロー通路に、通過する使
用玉への潤滑剤の添加機能を持たせてなるために、玉揚
上制御手段による玉研磨揚上装置の強制的な稼動にてオ
ーバーフロー通路にパチンコ玉を通過させることによ
り、パチンコ玉に潤滑剤を満遍なく添加させることが可
能になるとともに、通常運転時には、オーバーフロー通
路にパチンコ玉が通過しないために、パチンコ玉への過
剰な潤滑剤の添加が防止される。
【0022】玉揚上制御手段を制御スイッチにて構成し
て、玉研磨揚上装置を強制的に稼動させるようになって
いるために、制御スイッチの開閉により、オーバーフロ
ー通路へのパチンコ玉の通過量の調整が可能になり、こ
れによって、パチンコ玉への潤滑剤の添加量の調整が容
易に行える。
【0023】玉揚上制御手段が各々の遊技台及び玉貸機
への玉供給路上に設置した玉流量センサを有するととも
に、玉供給路上の使用玉の流量変化を検出して、制御ス
イッチを制御することにより、玉研磨揚上装置を強制的
に稼動させるようになっているために、玉供給路上のパ
チンコ玉の流量が所定の流量値になるまで、オーバーフ
ロー通路にパチンコ玉を通過させることにより、パチン
コ玉への潤滑剤の添加量の自動調整が可能になる。
【0024】玉揚上制御手段が玉研磨揚上装置の玉揚上
路上に設置した玉流量センサを有するとともに、玉揚上
路上の使用玉の流量変化を検出して、制御スイッチを制
御することにより、玉研磨揚上装置を強制的に稼動させ
るようになっているために、玉揚上路上のパチンコ玉の
流量が所定の流量値になるまで、オーバーフロー通路に
パチンコ玉を通過させることにより、使用玉への潤滑剤
の添加量の自動調整が可能になる。
【0025】玉揚上制御手段が玉研磨揚上装置の揚上負
荷の有無による揚上能力を判断する揚上負荷検出センサ
を有するとともに、この揚上能力の結果に基づいて、制
御スイッチを制御することにより、玉研磨揚上装置を強
制的に稼動させるようになっているために、玉研磨揚上
装置の揚上能力が元に復帰するまで、オーバーフロー通
路にパチンコ玉を通過させることにより、パチンコ玉へ
の潤滑剤の添加量の自動調整が可能になる。
【0026】玉研磨揚上装置の稼動時間が一定期間にお
ける所定の設定時間を満たさないときに、玉揚上制御手
段にて玉研磨揚上装置を所定の設定時間を満たすまで強
制的に稼動させてなるために、稼動率の低い遊技島で
も、パチンコ玉への潤滑剤の添加量の自動調整が可能に
なる。
【0027】玉研磨揚上装置の稼動時間が一定期間にお
ける所定の設定時間を満たさないときに、玉揚上制御手
段にて玉研磨揚上装置を一定時間に亘って強制的に稼動
させてなるために、稼動率の低い遊技島でも、パチンコ
玉への潤滑剤の添加量の自動調整が可能になる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、符
号1はパチンコ設備の遊技島を構成する遊技ユニット
で、この遊技ユニット1は、図2に示すように、表裏両
面にそれぞれ2台の遊技台100が互いに背中合わせで
並列状態で組込み配置してなる形態を有し、このような
遊技ユニット1を複数隣接して組合せ配置することによ
り、遊技島を構成するようになっている。
【0029】また、遊技ユニット1を構成する各々の遊
技台100の片側(図示の実施例では左側)には、玉貸
機200が組込み配置され、これらの玉貸機200は、
複数の遊技ユニット1の組合せ状態において、各々の遊
技台100の台間に配置されるようになっている。
【0030】各々の遊技台100は、ハンドル101
と、このハンドル101の操作により作動する打球発射
装置(図示せず)に玉貸機200にて購入した使用玉や
獲得玉を一時的に貯溜して導く上皿102と、この上皿
102から回収またはオーバーフローするパチンコ玉
(獲得玉)を貯溜する下皿103とを備え、その上部空
間1Aには、図3及び図4に示すように、玉補給装置2
が配置されている。
【0031】この玉補給装置2は、パチンコ玉(使用
玉)Pが収容される上部タンク3を有し、この上部タン
ク3の内底面3aは、上段傾斜棚4Aと、この上段傾斜
棚4Aに対して平行に配置された下段傾斜棚4Bとの上
下2段に形成され、後述する玉研磨揚上装置17等から
上段傾斜棚4A上の上流側に補給された使用玉Pにて上
段傾斜棚4A上で満杯状態になると、使用玉Pは、上段
傾斜棚4Aの上流側に開口した玉入口4Cから下段傾斜
棚4B上に落下するようになっている。
【0032】そして、上段傾斜棚4A及び下段傾斜棚4
B上の使用玉Pは、上部タンク3の下部に配置した分配
傾斜棚4Dの上流側に流し込まれ、分配傾斜棚4Dに接
続した各々の玉供給路5を構成する支流樋5A及び補給
管5Bを介して各々の遊技台100及び玉貸機200に
振分け補給されるようになっている。
【0033】上部タンク3の内底面3aの上流側には、
図5に示すように、玉満杯量検出センサとしての近接ス
イッチ6が配置されていて、この近接スイッチ6は、上
段傾斜棚4Aが玉満杯になって、その下段側の下段傾斜
棚4Bも玉満杯になった際に到達する使用玉Pの接触動
作にてONとなって玉満杯状態を検出し、この検出時の
ON信号は、図示しない遊技ユニット1の制御装置に送
られ、後述する玉研磨揚上装置17を停止させてなるも
ので、この玉研磨揚上装置17の停止時期は、検出時点
から数秒後(例えば2秒後)に設定されている。
【0034】一方、上部タンク3の下段傾斜棚4Bが玉
満杯状態でない場合には、近接スイッチ6はOFF状態
を維持して玉研磨揚上装置17を稼動させるように制御
してなるもので、遊技ユニット1の制御装置には、後述
する潤滑剤の添加に際して、近接スイッチ6のON・O
FFによる使用玉Pの満杯量の検出の有無に拘らず玉研
磨揚上装置17を強制的に稼動可能する玉揚上制御手段
としての制御スイッチ(図示せず)が設けられている。
【0035】また、近接スイッチ6の上流側には、玉落
下口7が上段傾斜棚4A及び下段傾斜棚4Bを貫通して
開口し、この玉落下口7には、オーバーフロー通路8が
接続され、このオーバーフロー通路8は、例えば、フレ
キシブル外管の内面の全体または一部を軟質塩化ビニル
樹脂製の内管にて2重管構造に形成することにより、軟
質塩化ビニル樹脂に含浸している可塑剤にて、オーバー
フロー通路8内を通過する使用玉Pへの潤滑剤の添加機
能を持たせるようになっている。
【0036】この場合、オーバーフロー通路8の内管の
材質としては、軟質塩化ビニル樹脂の他に、ゴムやフッ
素樹脂等を用いても良く、その選択は任意である。
【0037】また、上部タンク3の内底面3aを形成す
る上段傾斜棚4Aに開口させた玉落下口7の上流側に
は、ガイド板9が近接させて配置されていて、このガイ
ド板9は、図6(A)(B)(C)に示すように、後述
する玉研磨揚上装置17から上段傾斜棚4Aの上流側に
揚上されて玉落下口7側に向け流れる研磨後の使用玉P
を、玉落下口7を迂回して上段傾斜棚4Aの下流側に流
れるように案内してなるとともに、通常の運転状態にお
いては、玉満杯状態が近接スイッチ6にて検出された
際、数秒後に玉研磨揚上装置17の稼動が停止されるた
めに、研磨後の使用玉Pが過剰に揚上されても、玉落下
口7には到達せず、使用玉Pがオーバーフロー通路8内
を通過することがないようになっている。
【0038】この場合、図示しない玉揚上制御手段の制
御スイッチの操作にて、玉研磨揚上装置17を連続運転
に切り換えることにより、上部タンク3の上下両段の傾
斜棚4A,4Bを玉満杯状態にした際には、その玉満杯
状態が近接スイッチ6にて検出されても、玉研磨揚上装
置17からの研磨後の使用玉Pの揚上が続行され、これ
によって、図6(D)に示すように、ガイド板9を乗り
越えるように過剰に揚上される使用玉Pは、玉落下口7
から落下し、オーバーフロー通路8を通して後述する玉
回収装置10に再返却されるようになっている。
【0039】一方、遊技ユニット1の下部空間1Bに
は、玉回収装置10が配置され、この玉回収装置10
は、各々の遊技台100から排出されるアウト玉及び景
品玉等の使用済玉Pが一時的に収容されるアウトタンク
11と、このアウトタンク11から玉排出管12を介し
て排出される使用済玉Pを受ける下部タンク13とで構
成され、この下部タンク13は、上流側から下流側に向
け下降傾斜させてジグザグ状に配置した回収傾斜経路を
形成する玉回収傾斜樋14A,14Bを有し、この下段
側回収傾斜樋14B上に流れる使用済玉Pは、減圧レー
ル15上に導かれるようになっている。
【0040】そして、下部タンク13内に回収された使
用済玉Pは、減圧レール15にて導入圧が減圧されなが
ら、スノコ状の整列レール16にて整列されて玉研磨揚
上装置17に導入され、この玉研磨揚上装置17の玉揚
上路18の途上に配置した玉研磨装置19によって研磨
清掃されるようになっているとともに、この玉研磨装置
19によって研磨された研磨後のパチンコ玉を、使用玉
Pとして玉補給装置2の上部タンク3内の上段傾斜棚4
Aの上流側に揚上されて再導入されるようになってい
る。
【0041】さらに、遊技ユニット1の各々の遊技台1
00の下皿103の下部には、玉数計数装置20が設置
されている。この玉数計数装置20は、遊技台100の
下皿103から排出されるパチンコ玉(景品玉)を受け
る玉受皿21を有し、この玉受皿21の前面には、玉返
却レバー22が設けられ、この玉返却レバー22を操作
することにより、玉受皿21内に排出された景品玉を玉
回収装置10を介して下部タンク13内に返却し回収す
る同時に、その玉数を図示しない計数器によって計数す
るようになっている。
【0042】また、玉数計数装置20の玉受皿21の前
面には、景品玉の払出可能状態を点灯表示する表示ラン
プ(LED)23と、玉払出ボタン24とが設けられ、
この玉払出ボタン24は、表示ランプ23の点灯表示時
に操作することにより、玉補給装置2の上部タンク3内
の使用玉Pを玉配送管25を介して玉払出装置26に払
い出すように制御してなるとともに、この玉払出装置2
6は、所望の玉数の使用玉を払出可能な景品玉の玉数範
囲内で玉払出管27を介して玉数計数装置20の下部に
配置した玉受収納部28内に載置される玉受用容器29
内に投入し払い出すようになっている。
【0043】遊技ユニット1の前面上部には、例えば特
賞「大当り」などの適宜情報を表示可能な情報表示装置
30が設けられているとともに、その下面には、玉数計
数装置20により計数された玉数情報を含む景品玉の玉
数情報(出玉情報)等がデジタル表示される玉数計数表
示器31、離席ボタン32、精算ボタン33及び精算端
玉ボタン34がそれぞれ設けられ、これらの情報表示装
置30、玉数計数表示器31、離席ボタン32、精算ボ
タン33及び精算端玉ボタン34は、各々の遊技台10
0,100に対応する位置にそれぞれ個々に独立して配
置されている。
【0044】一方、遊技ユニット1の前面上部の各々の
遊技台100,100の中間に対応する部位には、カー
ド挿入排出口35が設けられているとともに、このカー
ド挿入排出口35に対応する遊技ユニット1の上部空間
1Aの特定部位には、玉数計数装置20により計数され
た景品玉の玉数情報等を一時的に記憶する玉数記録発行
装置40が組込み配置されている。
【0045】この玉数記録発行装置40は、一時記憶さ
れた各々の遊技台100,100の玉数情報を記録媒体
としての磁気カードにそれぞれ書込み/読取り可能なカ
ードリードライタ41と、多数枚の磁気カードが充填さ
れるカートリッジ式のカードスタッカ42とで構成さ
れ、離席時や精算時に、このカードスタッカ42から一
枚づつ繰り出される磁気カードに玉数情報を書込み記録
した後、この磁気カードをカード挿入排出口35から排
出し発行されるようになっている。
【0046】このとき、玉数記録発行装置40の作動状
態は、カード挿入排出口35の左右両側に隣接して設け
た矢印状のカード発行表示ランプ36,36のいずれか
一方を点灯させることにより確認可能になっている。こ
れら各々のカード発行表示ランプ36,36は、各々の
遊技台100,100からの離席情報または精算情報に
基づいて点灯制御され、一方の遊技台100から離席情
報または精算情報の信号が先に投入されると、後から他
方の遊技台100から信号が投入されても待機を維持
し、その待機状態は、例えばカード発行表示ランプ36
を点滅させることにより確認可能になっている。
【0047】そして、再使用時には、発行された磁気カ
ードをカード挿入排出口35に挿入して、磁気カードに
記録された玉数情報をカードリードライタ41によって
読み取らせると同時に、表示ランプ23を点灯させて玉
払出可能状態を表示させるとともに、景品玉の玉数情報
に応じた使用玉を玉払出ボタン24の操作することによ
り、上部タンク3から玉配送管25、玉払出装置26及
び玉払出管27を介して玉受収納部28に載置した玉受
用容器29内に払い出し可能にしてなるものである。
【0048】すなわち、上記した本発明に係るパチンコ
遊技システムによれば、まず、現金またはプリペードカ
ード等を用いて玉貸機200によりパチンコ玉(使用
玉)Pを購入して、遊技台100の上皿102に供給
し、ハンドル101の操作により打球発射装置(図示せ
ず)を作動させることにより遊技が行われる。遊技中
に、特賞「大当り」等が発生すると、情報表示装置30
が点滅し、玉補給装置2の上部タンク3内の使用玉Pが
景品玉として上皿102上に払い出されるとともに、こ
の上皿102からオーバーフローした景品玉は、下皿1
03内に排出され貯溜される。
【0049】この下皿103内に貯溜された景品玉がオ
ーバーフロー状態になれば、必要に応じて玉数計数装置
20の玉受皿21内に排出して一時的に貯溜する。ま
た、この玉受皿21内の景品玉がオーバーフロー状態に
なれば、玉返却レバー22を操作して、玉受皿21内の
景品玉を玉回収装置10を介して下部タンク13内に使
用済玉Pとして返却される。
【0050】このとき、返却された景品玉の玉数は、玉
数計数装置20内に組み込まれた計数器(図示せず)に
よって計数され、その計数された景品玉の玉数情報は、
玉数計数表示器31にデジタル表示されるとともに、遊
技ユニット1の上部空間1Aの各々の遊技台100,1
00の中間に対応する部位に組込み配置された玉数記録
発行装置40に送信されて一時的に記憶されると同時
に、表示ランプ23の点灯により玉払出可能状態が表示
される。
【0051】遊技中に、遊技台100の上皿102内の
使用玉、下皿103内に貯溜された景品玉及び玉数計数
装置20の玉受皿21内に一時貯溜された景品玉が無く
なれば、表示ランプ23の点灯による玉払出可能状態を
確認して、玉払出ボタン24を操作することにより、玉
数記録発行装置40に記憶された景品玉の玉数情報に応
じた玉数範囲で所望の玉数の使用玉が上部タンク3から
玉配送管25、玉払出装置26及び玉払出管27を介し
て玉受収納部28に載置した玉受用容器29内に払い出
される。
【0052】このとき、玉受用容器29内に払い出され
た使用玉の玉数は、玉数計数表示器31に表示された景
品玉の玉数から減算され、その減算後の玉数が玉数計数
表示器31に表示される。
【0053】離席時などのように、遊技を一時的に中断
する場合には、遊技台100の上皿102、下皿103
及び玉数計数装置20の玉受皿21内に貯溜する使用玉
及び景品玉を全てリセットし、玉数計数装置20で計数
された後、使用済玉として玉回収装置10の下部タンク
13内に返却されるようになっているとともに、玉数計
数装置20で計数された使用玉及び景品玉の玉数情報を
玉数記録発行装置40に記憶させた後、離席ボタン32
を操作する。
【0054】この離席ボタン32の操作によって、玉数
記録発行装置40に記憶された使用玉及び景品玉の玉数
情報は、カードリードライタ41によりカードスタッカ
42から一枚づつ繰り出し供給される磁気カードに書込
み記録され、新規の磁気カードがカード挿入排出口35
から排出されて発行されるようになっているもので、こ
のとき、遊技台100は、カード挿入排出口35に同一
の磁気カードが挿入されるまで、その全ての情報が保持
され待機状態を維持する。
【0055】離席後、再び遊技を行う際には、磁気カー
ドをカード挿入排出口35に挿入すると、磁気カードに
記録された玉数情報がカードリードライタ41により読
み取られ、遊技台100は、離席前の状態に復帰する。
表示ランプ23の点灯表示による玉払出可能状態を確認
した後、玉払出ボタン24の操作すると、玉数情報に応
じた所望の玉数の使用玉が、上部タンク8から玉配送管
25、玉払出装置26及び玉払出管27を介して玉受収
納部28に載置した玉受用容器29内に払い出され、こ
れによって、遊技の再開が可能になっている。
【0056】そして、遊技を終了する場合には、遊技台
100の上皿102、下皿103及び玉数計数装置20
の玉受皿21内に貯溜する使用玉及び景品玉を再び全て
リセットし、玉数計数装置20で計数された後、使用済
玉として玉回収装置10の下部タンク13内に返却され
るとともに、玉数計数装置20で計数された玉数情報を
玉数記録発行装置40に記憶させた後、精算ボタン33
を操作する。
【0057】この精算ボタン33の操作によって、玉数
記録発行装置40に記憶された玉数情報をカードリード
ライタ41により書込み記録した磁気カードが、再び、
カード挿入排出口35から排出されて発行され、これに
よって、景品玉の玉数情報に応じた景品との引換えを可
能にする。このとき、磁気カードに書込み記録した景品
玉の玉数情報は、ホールコンピュータ(図示せず)に送
られ、景品交換時に照合されるようになっている一方、
遊技台100は、全ての情報がクリーアされ、初期の待
機状態に戻る。
【0058】また、精算時、特殊景品に交換できない余
り玉を、玉で戻すことを希望する場合には、精算端玉ボ
タン34を操作することで、特殊景品に交換可能な玉数
が磁気カードに書き込み発行されるとともに、余り玉
が、玉払出装置26を介して玉受収納部27に載置した
玉受用容器29内に自動的に払い出される。
【0059】なお、遊技終了時、磁気カードが無い場合
には、精算ボタン33の操作によって、離席時と同様
に、玉数記録発行装置40に記憶された玉数情報がカー
ドリードライタ41によりカードスタッカ42から一枚
づつ繰り出し供給される磁気カードに書込み記録され、
これにより、新規の磁気カードがカード挿入排出口35
から排出されて発行される。
【0060】次に、本発明に係るパチンコ遊技システム
における各々の遊技台100及び玉貸機200への玉補
給状態、玉回収状態及び玉研磨揚上状態を説明すると、
開店(営業)前の初期においては、遊技島の各々の遊技
ユニット1の玉補給装置2の上部タンク3内に、研磨及
び潤滑剤が添加された新玉の使用玉Pが投入されて、各
々の遊技台100及び玉貸機200への玉補給が行われ
るとともに、上部タンク3内も使用玉Pが満杯状態に貯
溜される。
【0061】このとき、上部タンク3内の満杯状態は、
近接スイッチ6にて検出され、通常の運転時には、その
ON状態によって、玉研磨揚上装置17は、稼動停止状
態を維持している。
【0062】この状態で、営業が開始されて玉貸機20
0から使用玉Pが購入されると、使用玉Pの購入個数に
応じた玉貸機200への玉補給が上部タンク3内から行
われるとともに、各々の遊技台100の景品玉の出玉数
に応じた玉補給が上部タンク3内から行われる一方、上
部タンク3内の下段傾斜棚4B上の玉満杯状態が開放さ
れると同時に、近接スイッチ6がOFF状態となり、玉
研磨揚上装置17は、稼動を開始する。
【0063】そして、各々の遊技台100からのアウト
玉、あるいは、離席または遊技終了に伴ってリセットさ
れる使用玉及び景品玉等の使用済玉Pが玉回収装置10
の下部タンク13内に回収されると、この使用済玉P
は、玉研磨揚上装置17に導入され、玉揚上路18の途
上に設けた玉研磨装置19にて研磨清掃されるようにな
っているとともに、この研磨後のパチンコ玉Pは、玉補
給装置2の上部タンク3内の上段傾斜棚4A上の上流側
に揚上されて再導入され、使用玉Pとして再使用され
る。
【0064】このような近接スイッチ6のON・OFF
動作による通常の運転時には、玉研磨揚上装置17にて
揚上されて玉補給装置2の上部タンク3内に再導入され
た研磨後の使用玉Pが、オーバーフロー通路8を通過す
ることがないために、使用玉Pに潤滑剤が添加されず、
潤滑剤の過多を生じることはない。
【0065】一方、閉店後、従来では、遊技島内に残留
するパチンコ玉を定期的に抜き出して、潤滑剤の添加を
行っているものであるが、本発明では、遊技ユニット1
の制御装置に、上記した近接スイッチ6のON・OFF
による使用玉Pの満杯量の検出の有無に拘らず玉研磨揚
上装置17を強制的に稼動可能する玉揚上制御手段とし
ての制御スイッチ(図示せず)が設けられており、この
制御スイッチを所望の時期、例えば、遊技島の設置時
や、油脂分の少ないパチンコ玉への切換え時などのよう
に、潤滑剤の添加不足が予測される時期にONにする
と、玉研磨揚上装置17が連続運転状態となる。
【0066】玉研磨揚上装置17が連続運転状態となる
と、使用済玉Pが玉回収装置10の下部タンク13内に
回収されいる使用済玉Pは、玉研磨揚上装置17にて研
磨されて玉補給装置2の上部タンク3内に揚上され、上
部タンク3内が研磨後の使用玉Pによって玉満杯状態に
なっても、玉研磨揚上装置17からの研磨後の使用玉P
の揚上が続行されるために、その過剰に揚上された研磨
後の使用玉Pは、玉落下口7から落下し、オーバーフロ
ー通路8を通過して玉回収装置10に再返却される。
【0067】このように、研磨後の使用玉Pがオーバー
フロー通路8を通過する際、オーバーフロー通路8の内
面を形成する軟質塩化ビニル樹脂に含浸している可塑剤
が使用玉Pの表面に付着し、潤滑剤として添加され、こ
れによって、使用玉Pの潤滑剤の添加不足が解消される
ようになっているもので、使用玉Pに既に適量の潤滑剤
が添加されている場合にも、適度な潤滑剤の補充添加が
なされる。
【0068】ところで、遊技島においては、客付きが良
くて、玉補給装置2に貯溜される使用玉の循環が早くて
稼動率の高い遊技ユニット程、玉研磨揚上装置17の稼
動時間も長くなり、玉研磨回数も多く、しかも、この玉
研磨回数が多い程、油脂分が少なくなるために、潤滑剤
の充分な添加が必要となる反面、客付きが悪くて稼動率
の低い遊技ユニットでは、玉研磨揚上装置17の稼動時
間も短く、玉汚れも少なくいために、潤滑剤の添加も少
量で良いと考えられる。
【0069】しかしながら、現実には、稼動率の高い遊
技ユニット程、タバコの脂や手油が使用玉Pに付着し、
これが潤滑効果をもたらすために、玉の汚れが少なく、
玉の流れも良くなることが多く、稼動率の低い遊技ユニ
ットは、自然塵埃の付着により、玉の汚れが多く、摩擦
抵抗が大きくなるために、玉の流れも悪くなることが多
い。
【0070】上記の実施形態においては、玉揚上制御手
段としての制御スイッチを手動にて操作して、玉研磨揚
上装置17の稼動時間を経験的に予測することにより行
われるようになっているものであるが、上述したような
遊技ユニットの稼動率を考慮すると、稼動率の低い遊技
ユニットように、玉研磨揚上装置17の稼動時間が一定
時間に達していない場合には、玉研磨揚上装置17を強
制的に稼動させる必要がある。
【0071】そこで、本発明では、他の実施形態とし
て、遊技島内の各々の遊技ユニット1における玉研磨揚
上装置17が一定時間、例えば1時間の間に稼動する時
間を測定して、この稼動時間が必要最低時間、例えば1
0分に達していない場合には、その該当する遊技ユニッ
ト1の玉研磨揚上装置17を不足時間分だけ強制運転す
ることにより、研磨後の使用玉を過剰に揚上させて、オ
ーバーフロー通路8を通過させるように制御するか、あ
るいは、遊技島内の各々の遊技ユニット1の全ての玉研
磨揚上装置17を一律に一定時間、例えば5分間に亘っ
て強制運転することにより、研磨後の使用玉を過剰に揚
上させて、オーバーフロー通路8を通過させるように制
御してなるものである。
【0072】これによって、稼動率の低い遊技ユニット
1、あるいは、稼動率の低い遊技島でも、玉回収装置1
0に回収された使用済玉が、ある一定時間に亘って必ず
玉研磨揚上装置17にて揚上研磨されてオーバーフロー
通路8を通過させることが可能になるために、使用玉の
研磨度と、使用玉への潤滑剤の添加量が安定する。
【0073】また、遊技島内を循環するパチンコ玉は、
各々の遊技ユニット1における玉研磨揚上装置17の玉
研磨装置19にて研磨される毎に油脂分が少なくなり、
摩擦抵抗が大きくなって、遊技ユニット1の循環経路で
の玉の流量が変化し、玉流れが悪くなる。
【0074】そこでまた、本発明では、他の実施形態と
して、遊技ユニット1の各々の遊技台100及び玉貸機
200に玉補給装置2からの使用玉Pを振分け補給する
玉供給路5の支流樋5Aに、図示しない玉流量センサを
設け、この玉流量センサにて玉供給路5を通過する使用
玉Pの流量(通過量)変化を検出して、玉研磨揚上装置
17を強制的に稼動させるように自動制御してなるもの
で、その制御状態を図7に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0075】すなわち、図7に示すように、玉供給路5
を通過する使用玉Pの流量が一定値以下(例えば800
個/分)か否かの判断が行われ(ステップ1:以下、S
1と略記する)、使用玉Pの流量が一定値以上の場合に
は、制御スイッチは、OFF状態を維持し、近接スイッ
チ6のON・OFFによる通常の運転動作が行われる
(S2)。
【0076】S1で使用玉Pの流量が一定値以下になっ
たときには、使用玉Pの表面の油脂分が不足していると
判断し、制御スイッチをON状態にして、近接スイッチ
6のON・OFF動作に拘らず玉研磨揚上装置17を強
制的に稼動させ、玉回収装置10に回収された使用済玉
Pを玉研磨揚上装置17にて揚上研磨し、この研磨後の
使用玉Pを玉補給装置2の上部タンク3内に過剰に揚上
導入させて、オーバーフロー通路8を通過させることに
より、使用玉Pの表面に潤滑剤が添加されるように、強
制運転動作が行われる(S3)。
【0077】このような玉研磨揚上装置17の連続的な
強制運転動作は、一定時間に亘って行われた後、S1に
戻り、使用玉Pの流量が一定値以上になるまで繰り返し
行われるもので、使用玉Pの流量が一定値以上になった
とき、制御スイッチがOFFとなって、近接スイッチ6
のON・OFF動作による通常の運転に戻る。
【0078】なお、上記の実施形態において、図示しな
い玉流量センサの設置場所として、玉供給路5の支流樋
5Aに設けたが、玉回収装置10の下部タンク13と玉
研磨揚上装置17との間に配置される整列レール16
や、景品玉を計数する玉数計数装置20の計数経路等に
設けても良い。
【0079】また、上記した実施形態の他の実施形態と
して、例えば、玉補給装置2からの使用玉Pを振分け補
給する分配傾斜棚4Dに、玉供給路5を構成する支流樋
5A及び補給管5Bと同様に、専用の玉流量検出路を構
成する支流樋及び補給管と、この玉流量検出路を開閉す
るシャッタと、このシャッタを開閉制御するソレノイド
と、玉流量検出路を通過する使用玉の流量を検出する玉
流量センサとを設け、この玉流量センサにて玉流量検出
路を通過する使用玉Pの流量(通過量)変化を検出し
て、玉研磨揚上装置17を強制的に稼動させるように自
動制御して良く、その制御状態を図8に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0080】すなわち、図8に示すように、まず、現在
営業中であるか否かの判断がなされ(S11)、営業中
のときには、制御スイッチは、OFF状態を維持し、近
接スイッチ6のON・OFFによる通常の運転動作が行
われる(S12)。
【0081】S11で開店前か、あるいは、閉店後のよ
うに営業中以外のときには、ソレノイドを駆動させて、
シャッタを開くことにより、専用の玉流量検出路を構成
する支流樋及び補給管内に玉補給装置2からの使用玉P
を通過させ、玉流量センサによる使用玉Pの流量の測定
が行われる(S13)。
【0082】次いで、使用玉Pの流量の測定値が一定値
以下、例えば800個/分以下か否かの判断が行われ
(S14)、一定値以上の場合には、ソレノイドを再駆
動させて、シャッタを閉じ、専用の玉流量検出路を閉塞
した後、S11に戻り、開店まで待機する。
【0083】S14で使用玉Pの流量が一定値以下にな
ったときには、使用玉Pの表面の油脂分が不足している
と判断し、制御スイッチをON状態にして、近接スイッ
チ6のON・OFF動作に拘らず玉研磨揚上装置17を
強制的に稼動させ、玉回収装置10に回収された使用済
玉Pを玉研磨揚上装置17にて揚上研磨し、この研磨後
の使用玉Pを玉補給装置2の上部タンク3内に過剰に揚
上導入させて、オーバーフロー通路8を通過させること
により、使用玉Pの表面に潤滑剤が添加されるように、
強制運転動作が行われる(S15)。
【0084】このような玉研磨揚上装置17の連続的な
強制運転動作は、一定時間経過するまで行われ(S1
6)、一定時間が経過すると、玉研磨揚上装置17の連
続的な強制運転動作は停止され(S17)、S11に戻
って開店まで繰り返し行われるようになっている。
【0085】さらに、遊技島内を循環するパチンコ玉
は、研磨される毎に油脂分が少なくなって、摩擦抵抗が
大きくなると、玉研磨揚上装置17での玉回収装置10
に回収された使用済玉Pの揚上能力が低下する。
【0086】そこでまた、本発明では、他の実施形態と
して、玉研磨揚上装置17の玉揚上路18の途上に、揚
上負荷検出センサとして、図示しない磁気センサまたは
光センサ等の玉流量センサを設け、この玉流量センサに
て玉揚上路18を一定時間に亘って揚上する使用玉Pの
玉数を測定することにより、玉研磨揚上装置17を強制
的に稼動させるように自動制御してなるもので、その制
御状態を図9に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0087】すなわち、図9に示すように、玉揚上路1
8に一定時間に亘って揚上する使用玉Pの玉数の測定値
が、所定の設定値か否かの判断が行われ(S21)、使
用玉Pの玉数の測定値が所定の設定値を維持していて、
玉研磨揚上装置17の揚上能力の低下が認められない場
合には、制御スイッチは、OFF状態を維持し、近接ス
イッチ6のON・OFFによる通常の運転動作が行われ
る(S22)。
【0088】S21で使用玉Pの玉数の測定値が所定の
設定値以下になって、玉研磨揚上装置17の揚上能力が
低下したときには、使用玉Pの表面の油脂分が不足して
いると判断し、制御スイッチをON状態にして、近接ス
イッチ6のON・OFF動作に拘らず玉研磨揚上装置1
7を強制的に稼動させ、玉回収装置10に回収された使
用済玉Pを玉研磨揚上装置17にて揚上研磨し、この研
磨後の使用玉Pを玉補給装置2の上部タンク3内に過剰
に揚上導入させて、オーバーフロー通路8を通過させる
ことにより、使用玉Pの表面に潤滑剤が添加されるよう
に、強制運転動作が行われる(S23)。
【0089】このような玉研磨揚上装置17の連続的な
強制運転動作は、一定時間に亘って行われた後、S21
に戻り、使用玉Pの玉数の測定値が所定の設定値になる
まで繰り返し行われるもので、玉研磨揚上装置17の揚
上能力が元に復帰したとき、制御スイッチがOFFとな
って、近接スイッチ6のON・OFF動作による通常の
運転に戻る。
【0090】さらにまた、遊技島内を循環するパチンコ
玉は、研磨される毎に油脂分が少なくなって、摩擦抵抗
が大きくなると、玉研磨揚上装置17の揚上モータ17
Aの揚上負荷が大きくなる。
【0091】そこでまた、本発明では、他の実施形態と
して、玉研磨揚上装置17の揚上モータ17Aに、揚上
負荷検出センサとして、図示しないエンコーダを設置
し、このエンコーダにて揚上モータ17Aの揚上負荷
(モータロック状態)を検出することにより、玉研磨揚
上装置17を強制的に稼動させるように自動制御してな
るもので、この場合、揚上モータ17Aに設置されるエ
ンコーダの信号は、例えば、約200秒の周期でON・
OFFが繰り返されるように設定されている。
【0092】すなわち、エンコーダ信号の周期が、約2
00秒を維持している場合には、揚上モータ17Aに揚
上負荷が掛かっていないものと判断され、制御スイッチ
は、OFF状態を維持し、近接スイッチ6のON・OF
Fによる通常の運転動作が行われる。
【0093】エンコーダ信号の周期が、250秒以上に
なった場合には、使用玉Pの表面の油脂分が不足し、揚
上モータ17Aに揚上負荷が掛かっていていると判断
し、制御スイッチをON状態にして、近接スイッチ6の
ON・OFF動作に拘らず玉研磨揚上装置17を強制的
に稼動させ、玉回収装置10に回収された使用済玉Pを
玉研磨揚上装置17にて揚上研磨してなるとともに、こ
の研磨後の使用玉Pを玉補給装置2の上部タンク3内に
過剰に揚上導入させて、オーバーフロー通路8を通過さ
せることにより、使用玉Pの表面に潤滑剤が添加される
ように、強制運転動作が行われる。
【0094】このような玉研磨揚上装置17の連続的な
強制運転動作は、一定時間に亘って行われ、エンコーダ
信号の周期が約200秒の正常値になるまで繰り返し行
われるようになっているもので、揚上モータ17Aに揚
上負荷が認められなくなったとき、制御スイッチがOF
Fとなって、近接スイッチ6のON・OFF動作による
通常の運転に戻る。
【0095】上記の実施形態においては、揚上モータ1
7Aにエンコーダを設けて、このエンコーダ信号の周期
を測定して揚上負荷を検出することにより、玉研磨揚上
装置17の運転動作を制御したが、例えば、揚上モータ
17Aに流れる電流値を測定し、その電流値が大きくな
ったとき、使用玉Pの表面の油脂分が不足し、揚上モー
タ17Aに揚上負荷が掛かっていていると判断して、玉
研磨揚上装置17の運転動作を制御するようにしても良
い。
【0096】なお、本発明は、上記した各々の実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範
囲で種々変更実施可能なことは云うまでもない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパチ
ンコ遊技システムによれば、請求項1に記載の発明は、
台間に玉貸機が対応させて設置された複数台の遊技台を
列設して形成される遊技島からなり、該遊技島内の各々
の遊技台及び玉貸機に使用玉をそれぞれ供給する玉補給
装置と、該玉補給装置にて補給された前記各々の遊技台
から排出される使用済玉を回収する玉回収装置と、該玉
回収装置に回収された使用済玉を研磨し、該研磨後の使
用玉を前記玉補給装置に揚上する玉研磨揚上装置とを有
し、前記玉補給装置に、使用玉の満杯量を検出して前記
玉研磨揚上装置の稼動を停止させる玉満杯量検出センサ
を設けるとともに、該玉満杯量検出センサの上流側に、
使用玉の満杯時に前記玉研磨揚上装置にて過剰に揚上さ
れた使用玉を前記玉回収装置に再返却するオーバーフロ
ー通路を設けてなるパチンコ遊技システムにおいて、前
記玉研磨揚上装置を前記玉満杯量検出センサによる使用
玉の満杯量の検出の有無に拘らず強制的に稼動可能な玉
揚上制御手段を設けてなることを特徴とし、玉補給装置
の玉補給路上に使用玉が満杯になっても、玉研磨揚上装
置の稼動を強制的に続行させることにより、玉研磨揚上
装置から玉補給装置に揚上される研磨後のパチンコ玉が
オーバーフロー通路を介して玉回収装置に再返却され、
これによって、玉回収装置に再返却されたパチンコ玉を
玉研磨揚上装置にて再揚上されるような再研磨過程が形
成されるために、研磨後のパチンコ玉を必要に応じて強
制的に再研磨することができる。
【0098】請求項2に記載の発明は、前記オーバーフ
ロー通路に、通過する使用玉への潤滑剤の添加機能を持
たせてなることを特徴とし、玉揚上制御手段による玉研
磨揚上装置の強制的な稼動にてオーバーフロー通路にパ
チンコ玉を通過させることにより、パチンコ玉に潤滑剤
を満遍なく添加させることができるとともに、通常運転
時には、オーバーフロー通路にパチンコ玉が通過しない
ために、パチンコ玉への過剰な潤滑剤の添加を防止する
ことができる。
【0099】請求項3に記載の発明は、前記玉揚上制御
手段が、前記玉研磨揚上装置を強制的に稼動させる制御
スイッチからなることを特徴とし、制御スイッチの開閉
により、オーバーフロー通路へのパチンコ玉の通過量を
調整することができ、これによって、パチンコ玉への潤
滑剤の添加量の調整を容易に行うことができる。
【0100】請求項4に記載の発明は、前記玉揚上制御
手段が、前記各々の遊技台及び玉貸機への玉供給路上に
設置した玉流量センサを有し、該玉流量センサによる前
記玉供給路上の使用玉の流量変化を検出して、前記制御
スイッチを制御してなることを特徴とし、玉供給路上の
パチンコ玉の流量が所定の流量値になるまで、オーバー
フロー通路にパチンコ玉を通過させることにより、パチ
ンコ玉への潤滑剤の添加量の自動調整を容易に行うこと
ができる。
【0101】請求項5に記載の発明は、前記玉揚上制御
手段が、前記玉研磨揚上装置の玉揚上路上に設置した玉
流量センサを有するとともに、該玉流量センサによる前
記玉揚上路上の使用玉の流量変化を検出して、前記制御
スイッチを制御してなることを特徴とし、玉揚上路上の
パチンコ玉の流量が所定の流量値になるまで、オーバー
フロー通路にパチンコ玉を通過させることにより、使用
玉への潤滑剤の添加量の自動調整を容易に行うことがで
きる。
【0102】請求項6に記載の発明は、前記玉揚上制御
手段が、前記玉研磨揚上装置の揚上負荷の有無による揚
上能力を判断する揚上負荷検出センサを有し、この揚上
能力の結果に基づいて、前記制御スイッチを制御してな
ることを特徴とし、玉研磨揚上装置の揚上能力が元に復
帰するまで、オーバーフロー通路にパチンコ玉を通過さ
せることにより、パチンコ玉への潤滑剤の添加量の自動
調整を容易に行うことができる。
【0103】請求項7に記載の発明は、前記玉研磨揚上
装置の稼動時間が一定期間における所定の設定時間を満
たさないときに、前記玉研磨揚上装置を所定の設定時間
を満たすまで前記制御スイッチを制御してなることを特
徴とし、稼動率の低い遊技島でも、パチンコ玉への潤滑
剤の添加量の自動調整を容易に行うことができ、これに
よって、玉の研磨度及び潤滑剤の添加量の安定化を図る
ことができる。
【0104】請求項8に記載の発明は、前記玉研磨揚上
装置の稼動時間が一定期間における所定の設定時間を満
たさないときに、前記制御スイッチを制御して、前記玉
研磨揚上装置を一定時間に亘って強制的に稼動させてな
ることを特徴とし、稼動率の低い遊技島でも、パチンコ
玉への潤滑剤の添加量の自動調整を容易に行うことがで
き、これによって、玉の研磨度及び潤滑剤の添加量の安
定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技システムの遊技島を
構成する遊技ユニットの一実施形態を示す説明図。
【図2】同じく遊技ユニットの側面図。
【図3】同じく遊技ユニットの枠組み構造を示す説明
図。
【図4】同じく遊技ユニットの玉補給装置の要部説明
図。
【図5】同じく遊技ユニットの玉補給装置の概略的平面
図。
【図6】図6(A)(B)(C)は玉補給装置の上部タ
ンク内への通常運転時における玉研磨揚上装置からの研
磨後の使用玉の揚上導入状態を示す平面図、図6(D)
は玉補給装置の上部タンク内への強制運転時における玉
研磨揚上装置からの研磨後の使用玉のオーバーフロー状
態を示す平面図。
【図7】同じく玉研磨揚上装置の強制運転時における制
御状態の実施形態を示すフローチャート。
【図8】同じく玉研磨揚上装置の強制運転時における他
の制御状態の実施形態を示すフローチャート。
【図9】同じく玉研磨揚上装置の強制運転時における他
の制御状態の実施形態を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 遊技ユニット 2 玉補給装置 3 上部タンク 4A 上段傾斜棚 4B 下段傾斜棚 4D 分配傾斜棚 5 玉供給路 5A 支流樋 5B 補給管 6 玉満杯検出センサ(近接センサ) 7 玉落下口 8 オーバーフロー通路 9 ガイド板 10 玉回収装置 13 下部タンク 17 玉研磨揚上装置 17A 揚上モータ 18 玉揚上路 19 玉研磨装置 100 遊技台 200 玉貸機 P パチンコ玉

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台間に玉貸機が対応させて設置された複数
    台の遊技台を列設して形成される遊技島からなり、 該遊技島内の各々の遊技台及び玉貸機に使用玉をそれぞ
    れ供給する玉補給装置と、 該玉補給装置にて補給された前記各々の遊技台から排出
    される使用済玉を回収する玉回収装置と、 該玉回収装置に回収された使用済玉を研磨し、該研磨後
    の使用玉を前記玉補給装置に揚上する玉研磨揚上装置と
    を有し、 前記玉補給装置に、使用玉の満杯量を検出して前記玉研
    磨揚上装置の稼動を停止させる玉満杯量検出センサを設
    けるとともに、 該玉満杯量検出センサの上流側に、使用玉の満杯時に前
    記玉研磨揚上装置にて過剰に揚上された使用玉を前記玉
    回収装置に再返却するオーバーフロー通路を設けてなる
    パチンコ遊技システムにおいて、 前記玉研磨揚上装置を前記玉満杯量検出センサによる使
    用玉の満杯量の検出の有無に拘らず強制的に稼動可能な
    玉揚上制御手段を設けてなることを特徴とするパチンコ
    遊技システム。
  2. 【請求項2】前記オーバーフロー通路に、通過する使用
    玉への潤滑剤の添加機能を持たせてなることを特徴とす
    る請求項1に記載のパチンコ遊技システム。
  3. 【請求項3】前記玉揚上制御手段が、前記玉研磨揚上装
    置を強制的に稼動させる制御スイッチからなることを特
    徴とする請求項1または2に記載のパチンコ遊技システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記玉揚上制御手段が、前記各々の遊技台
    及び玉貸機への玉供給路上に設置した玉流量センサを有
    し、該玉流量センサによる前記玉供給路上の使用玉の流
    量変化を検出して、前記制御スイッチを制御してなるこ
    とを特徴とする請求項1,2または3に記載のパチンコ
    遊技システム。
  5. 【請求項5】前記玉揚上制御手段が、前記玉研磨揚上装
    置の玉揚上路上に設置した玉流量センサを有し、該玉流
    量センサによる前記玉揚上路上の使用玉の流量変化を検
    出して、前記制御スイッチを制御してなることを特徴と
    する請求項1,2または3に記載のパチンコ遊技システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記玉揚上制御手段が、前記玉研磨揚上装
    置の揚上負荷の有無による揚上能力を判断する揚上負荷
    検出センサを有するとともに、この揚上能力の結果に基
    づいて、前記制御スイッチを制御してなることを特徴と
    する請求項1,2または3に記載のパチンコ遊技システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記玉研磨揚上装置の稼動時間が一定期間
    における所定の設定時間を満たさないときに、前記玉研
    磨揚上装置を所定の設定時間を満たすまで前記制御スイ
    ッチを制御してなることを特徴とする請求項1,2また
    は3に記載のパチンコ遊技システム。
  8. 【請求項8】前記玉研磨揚上装置の稼動時間が一定期間
    における所定の設定時間を満たさないときに、前記制御
    スイッチを制御して、前記玉研磨揚上装置を一定時間に
    亘って強制的に稼動させてなることを特徴とする請求項
    1,2または3に記載のパチンコ遊技システム。
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