JP5585355B2 - 遊技島システム - Google Patents
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Description
そこで本発明では、上述した問題点を解決し、各遊技機において遊技球を不足させることなく研磨ベルトを移動することができる遊技島システムを提供することを目的とする。
遊技球の揚送方向に移動する揚送ベルトと、前記揚送ベルトに対向する揚送位置を通るように配置された研磨ベルトとの間に前記遊技球を挟み、前記遊技球を前記研磨ベルトで研磨しつつ、前記揚送方向に揚送する揚送装置と、
前記揚送装置によって揚送された遊技球を貯留するタンクと、
前記タンクに貯留されている玉を遊技機へ供給するための供給手段と、
備える遊技島の遊技島システムにおいて、
前記揚送位置にある前記研磨ベルトの一部が未使用の状態となるように、前記研磨ベルトを移動させる予定移動量を設定する移動量設定手段と、
前記揚送装置による遊技球の揚送を停止させた後に、前記移動量設定手段で設定された
前記予定移動量分、前記研磨ベルトを移動させる研磨ベルト移動制御手段と、
前記タンクに貯留されている遊技球の貯留量を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した前記貯留量が、予め設定された第1貯留量以下である場合、前記研磨ベルト移動制御手段による制御を中止させる中止手段と、
を備えることを特徴とする。
(2)ところで、請求項1に記載された遊技島システムでは、揚送した遊技球の量が第1貯留量に近い量だと、研磨ベルトの移動が開始された瞬間に、揚送した遊技球の量が第1貯留量を下回って、研磨ベルトの移動が途中で禁止されてしまう可能性がある。
前記検出手段が検出した前記貯留量が、前記第1貯留量よりも多い第2貯留量以下である場合は、前記研磨ベルト移動制御手段による制御の開始を許さない開始不許可手段
を備えるようにしてもよい。
尚、第2貯留量としては、研磨ベルトを移動している間に、揚送装置で揚送した遊技球を、供給する対象となっている各遊技機に遊技球を供給し続けても、第1貯留量に達しない量であることが好ましい。
(3)請求項3に記載の遊技島システムは、前記請求項1、2何れかに記載の遊技島システムにおいて、
前記中止手段によって前記研磨ベルトの移動が中止されるまでに前記研磨ベルト移動制御手段によって移動された前記研磨ベルトの既移動量を算出する研磨ベルト移動量算出手段と、
前記予定移動量から前記既移動量を差し引いた前記研磨ベルトの残移動量を設定する残移動量設定手段と
を備え、
研磨ベルト移動制御手段は、
前記中止手段によって前記研磨ベルトの移動を中止させた後、再度前記検出手段が検出した前記貯留量が、前記第1貯留量よりも多い第2貯留量以上になったとき、前記残移動量分の前記研磨ベルトの移動を行うことを特徴とする。
1.遊技島
本実施形態の遊技島システムが適用された遊技島1には、長手方向に沿った側面に、遊技機(例えば、パチンコ機)を設置する複数の設置スペース1aが形成されている。
配送樋12には、各設置スペース1aの上方部分に分岐装置13が設置されている。この分岐装置13は、遊技機で遊技球が不足した場合、配送樋12を流下するパチンコ球の流下ルートを、配送樋12に沿った方向から、各設置スペース1aに設置された遊技機側を向く方向に変更する装置である。
2.揚送装置
揚送装置3は、図2に示すように、上下方向に長尺な構造を有しており、導入樋17を介して遊技球を下端側に取り込み、これを上方側に揚送して、上部に設けられた排出口30から上部タンク15内に揚送した遊技球を排出できるよう構成されている。
この揚送装置3は、揚送部4と、研磨部5とを備えている。
揚送部4は、下方に設置された駆動プーリ40と、上方に設置された従動プーリ41とを備えており、これら各プーリ40,41とに無端ベルトである揚送ベルト42が掛け渡されている。
揚送部4では、揚送ベルトモータ420(図4参照)によって駆動プーリ40に駆動力を与えると駆動プーリ40が回転し、この駆動プーリ40から駆動力を受けた揚送ベルト42は従動プーリ41を回転させながら回転する。
一方、研磨ベルト56は、引出ローラ52から引き出されて、揚送ベルト42に対向する揚送位置を介して巻取ローラ53まで案内されている。
3.制御系の構造
本実施形態の遊技島1は、揚送装置3その他の装置を制御するコントロールボックス6を備えている。
揚送ベルト基板61は、中央制御装置60からの指示を受けて、駆動プーリ40を介して揚送ベルト42に駆動力を与える揚送ベルトモータ420を制御するための基板である。
供給装置基板66は、上部タンク15に貯留された遊技球を配送樋12に排出する図示しない排出口を開閉し、配送樋12に供給される遊技球の量を調整する供給装置152(図2参照)を制御するための基板である。この供給装置152は、上部タンク15の底面に設置されている。
巻取ローラブレーキ基板68は、中央制御装置60からの指示を受けて、巻取ローラ53にブレーキをかける巻取ローラブレーキ530を制御するための基板である。
4.リモコン
次に、リモコン9について説明する。
リモコン9は、図5に示すように、モニタ90と、十字キー91、決定ボタン92、戻るボタン93、送信ボタン94とを備えている。そして、これらモニタ90、十字キー91及び各種ボタン92〜94は、リモコン9の筐体の正面に設置されている。
そして、コントロールボックス6では、リモコン9から受信した上記情報を中央制御装置60が保持し、この情報に基づいて、後述する各種処理が実行される。
5.各種処理
次に、中央制御装置60で実行される各種処理について説明する。
そして、この設定処理(S1)が終了すると、研磨ベルト自動巻取処理(S3)が実行され、再び設定処理(S1)が実行され、その後、電源がOFFされるまで、この設定処理(S1)及び研磨ベルト自動巻取処理(S3)が繰り返し実行される。
5.1.設定処理
設定処理(S1)が開始されると、図10に示すように、まず、リモコン9で設定された各種情報を入力したか否かが判定される(S10)。
続くS12では、リモコン9から受信した研磨ベルト56の長さに関する情報Aに基づいて、その情報を研磨ベルト56の長さとして設定する処理が実行される。ここでは、研磨ベルト56の長さとして揚送装置の全長A=2740mmが設定される。
5.2.研磨ベルト自動巻取処理
次に、研磨ベルト自動巻取処理について説明する。
この判定(S30)でフラグが立っていないと判定されると(S30:NO)、メイン処理に戻り、再び設定処理(S1)が実行される。
S31では、開始条件を満たしているか否かが判定される、具体的には、S14で設定された研磨ベルト56の巻き取りを開始する開始時間になったか否かが判定される。
一方、この判定(S31)で開始時間になっていると判定されると(S31:YES)、動作制御処理(S5)が実行され、この動作制御処理(S5)が終了すると、メイン処理に戻って、設定処理(S1)が再び実行される。
5.3.動作制御処理
次に動作制御処理(S5)について説明する。
この判定(S54)により、上部タンク15内に貯留された遊技球の量が第1貯留量未満になったため第1センサ150が遊技球を検出せず、この検出による検出信号が入力されていないと(S54:YES)、直ちにS55の処理が実行される。
一方、S53にて研磨ベルト56が巻取量C(C')分だけ巻き取られていると判定された場合に行われるS57では、自動巻取フラグFを消す処理を行う。
S59では、研磨ベルト56の巻き取りを停止する処理が実行され、S60では、揚送ベルト42の動作が開始させた後、導入樋シャッターが開けられて、揚送装置3による揚送動作が開始され、再び、設定処理が実行される。
6.実施形態に係る遊技島システムの特徴
本実施形態の遊技島システムでは、上部タンク15に貯留された遊技球の貯留量が、各遊技機での遊技に支障が生じない第2貯留量である場合にのみ研磨ベルト56の巻き取りが行われるので、研磨ベルト56の巻き取りによって、遊技機での遊技に支障をきたさせることがない。
7.実施形態と発明特定事項との対応関係
図5において、S13の処理が、移動量設定手段に相当する。
本実施形態のS54の処理が、本発明の中止手段に相当する。
本実施形態のS50の処理が、本発明の開始不許可手段に相当する。
本実施形態のS56と、再び研磨ベルト56の巻き取りが再開され、S53で残りの研磨ベルト56の移動量を算出する処理が、本発明の残移動量設定手段に相当する。
(その他の実施形態)
本実施形態では、リモコン9で設定した時間に研磨ベルト56の巻き取りを開始する構成について示したが、リモコン9あるいはコントロールボックス6に直接指示すると研磨ベルト56の巻き取りを開始するように設定してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1a…設置スペース、10…回収装置、11…回収樋、12…配送樋、13…分岐装置、14…配送管、15…上部タンク、16…下部タンク、17…導入樋、
3…揚送装置、
30…排出口、
4…揚送部、
40…駆動プーリ、41…従動プーリ、42…揚送ベルト、
5…研磨部、
50…従動プーリ、51…従動プーリ、52…引出ローラ、53…巻取ローラ、54…テンションローラ、55…テンションローラ、56…研磨ベルト、
6…コントロールボックス、
60…中央制御装置、61…揚送ベルト基板、62…研磨ベルト基板、63…導入樋シャッター基板、64…リモコン用インターフェイス、65…センサインタフェイス、66…供給装置基板、67…引出ローラブレーキ基板、68…巻取ローラブレーキ基板、
150…第1センサ、151…第2センサ、152…供給装置、170…シャッターモータ、420…揚送ベルトモータ、520…引出ローラブレーキ、530…巻取ローラブレーキ、560…研磨ベルトモータ
9…リモコン、
90…モニタ、91…十字キー、92…決定ボタン、93…戻るボタン、94…送信ボタン、
Claims (3)
- 遊技球の揚送方向に移動する揚送ベルトと、前記揚送ベルトに対向する揚送位置を通るように配置された研磨ベルトとの間に前記遊技球を挟み、前記遊技球を前記研磨ベルトで研磨しつつ、前記揚送方向に揚送する揚送装置と、
前記揚送装置によって揚送された遊技球を貯留するタンクと、
前記タンクに貯留されている玉を遊技機へ供給するための供給手段と、
備える遊技島の遊技島システムにおいて、
前記揚送位置にある前記研磨ベルトの一部が未使用の状態となるように、前記研磨ベルトを移動させる予定移動量を設定する移動量設定手段と、
前記揚送装置による遊技球の揚送を停止させた後に、前記移動量設定手段で設定された前記予定移動量分、前記研磨ベルトを移動させる研磨ベルト移動制御手段と、
前記タンクに貯留されている遊技球の貯留量を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した前記貯留量が、予め設定された第1貯留量以下である場合、前記研磨ベルト移動制御手段による制御を中止させる中止手段と、
を備えることを特徴とする遊技島システム。 - 請求項1に記載の遊技島システムにおいて、
前記検出手段が検出した前記貯留量が、前記第1貯留量よりも多い第2貯留量以下である場合は、前記研磨ベルト移動制御手段による制御の開始を許さない開始不許可手段
を備えることを特徴とする遊技島システム。 - 前記請求項1、2何れかに記載の遊技島システムにおいて、
前記中止手段によって前記研磨ベルトの移動が中止されるまでに前記研磨ベルト移動制御手段によって移動された前記研磨ベルトの既移動量を算出する研磨ベルト移動量算出手段と、
前記予定移動量から前記既移動量を差し引いた前記研磨ベルトの残移動量を設定する残移動量設定手段と
を備え、
研磨ベルト移動制御手段は、
前記中止手段によって前記研磨ベルトの移動を中止させた後、再度前記検出手段が検出した前記貯留量が、前記第1貯留量よりも多い第2貯留量以上になったとき、前記残移動量分の前記研磨ベルトの移動を行うことを特徴とする遊技島システム。
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JP2010219460A JP5585355B2 (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | 遊技島システム |
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