JP4275774B2 - 遊技島 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、遊技場において設置される遊技島、特には遊技玉の汚れによる遊技島内部の汚れを防止することのできる遊技島に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技島においては、遊技台であるパチンコ台において遊技玉が使用される都度、遊技玉に煙草の煙やヤニまたは人体の油脂分等が付着して玉が汚れることから、これら汚れを研磨する必要があり、これら遊技玉を研磨する研磨装置が内蔵されている。
【0003】
これら従来の遊技島における研磨装置としては、パチンコ台より排出される汚れが付着したアウト玉や計数機から排出された計数玉等を、一旦遊技島下部に設けられた貯溜タンクに貯溜し、その貯溜タンクより遊技島上部に遊技玉を揚送する際に、その揚送経路中において遊技玉の研磨を実施するようになっているものが主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の揚送時に研磨する方法では、汚れたアウト玉を下部の貯溜タンク内部に一時貯溜した後に揚送、研磨するために、汚れがタンク内部に付着、堆積しやすいとともに、揚送経路にて十分な研磨を実施するためには、揚送経路を長くして研磨が行われる経路長を長く確保する必要があるが、これら経路長を長くしようとしても遊技島の高さには限度があるとともに、これら限られた経路長において時間をかけて十分な研磨を実施しようとすると、揚送能力が低下し、逆に揚送能力を向上させようとすると、研磨が不十分となって汚れが十分に除去されず、玉通路や上部供給タンク、パチンコ台等の島全体に汚れが回ってしまうという問題があった。
【0005】
よって、本発明は上記した問題点に着目してなされたもので、遊技玉の汚れを良好に研磨、除去でき、遊技島各部に汚れが回ることのなく、遊技島下部の遊技貯溜手段内部の汚れも低減することのできる遊技島を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した問題を解決するために、本発明の遊技島は、
遊技機を含む遊技用装置が設置される遊技島において、
遊技島下部に設けられ、前記遊技機から排出された遊技玉を貯溜可能とされた遊技玉貯溜手段と、
前記遊技玉貯溜手段に貯溜された遊技玉を遊技島上部へ揚送する揚送装置と、
前記遊技玉貯溜手段に貯溜された遊技玉が前記揚送装置に排出される以前に、前記遊技玉貯溜手段内部の遊技玉を研磨する研磨手段と、
を備え、
前記遊技玉貯溜手段は、
前記遊技玉貯溜手段に投入される遊技玉を貯溜可能な投入玉貯溜部と、
前記投入玉貯溜部に貯溜された遊技玉の排出、停止を行う第1のシャッタと、
前記研磨手段に連通するとともに、前記投入玉貯溜部から排出された遊技玉を貯溜可能な第1の貯溜部及び第2の貯溜部と、
前記投入玉貯溜部より排出される遊技玉および前記第1の貯溜部または前記第2の貯溜部から前記研磨手段を介して排出される遊技玉を、前記第1の貯溜部に誘導する第1の状態と、前記第2の貯溜部に誘導する第2の状態と、前記揚送装置に誘導する第3の状態と、のいずれかに変更可能な進路変更部を含む第2のシャッタと、
前記第1の貯溜部に貯溜された遊技玉の排出、停止を行う第3のシャッタと、
前記第2の貯溜部に貯溜された遊技玉の排出、停止を行う第4のシャッタと、
前記第1の貯溜部及び第2の貯溜部それぞれから排出される遊技玉を検出する遊技玉検出部と、
を有し、
前記投入玉貯溜部に貯溜される遊技玉と前記第1の貯溜部または前記第2の貯溜部に貯溜される遊技玉とが混合しないように、前記第1〜4のシャッタの駆動制御を行う排出制御部をさらに備え
前記排出制御部は、
前記第2のシャッタの進路変更部を前記第1の状態にした状態で、前記第4のシャッタにより前記第2の貯溜部から遊技玉を排出可能として研磨を実施させるとともに、前記遊技玉検出部による遊技玉の検出結果に基づいて該第2の貯溜部が空になったと判定したことを条件に、前記第4のシャッタにより前記第2の貯溜部からの遊技玉の排出を停止する状態とする第1の制御と、
前記第2のシャッタの進路変更部を前記第2の状態にした状態で、前記第3のシャッタにより前記第1の貯溜部から遊技玉を排出可能として研磨を実施させるとともに、前記遊技玉検出部による遊技玉の検出結果に基づいて該第1の貯溜部が空になったと判定したことを条件に、前記第3のシャッタにより前記第1の貯溜部からの遊技玉の排出を停止する状態とする第2の制御と、
を実行可能であり、
前記第1のシャッタにより前記投入玉貯溜部に貯溜された遊技玉の排出を停止した状態で、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰返し実行した後、前記第2のシャッタの進路変更部を前記第3の状態にした状態で、前記第1の貯溜部または前記第2の貯溜部からの遊技玉を前記揚送装置に排出する制御を実行する、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技玉貯溜手段に貯溜された遊技玉が、循環されて何度にも渡って研磨を実施されることから、研磨手段の経路長が短くても良好な研磨が実施され、研磨済の清浄な遊技玉が前記揚送装置により揚送されて遊技島各部に供給されるようになるため、汚れが遊技島内部に回ることもなく、更には、遊技玉貯溜手段内部を研磨された清浄な遊技玉が循環することから、遊技玉貯溜手段内部の汚れも低減させることができる。また、第1の貯溜部から遊技玉が排出され、これら排出された遊技玉が研磨されて第2の貯溜 部に貯溜される際に、遊技玉が排出された第1の貯溜部が空になったことを遊技玉検出部により検出でき、これら排出→研磨→貯溜を繰り返すことで、何回の研磨が実施されたかを確実に把握することができるばかりか、進路変更部を設けることにより、1つの研磨手段を共通して使用することも可能となり、限られた遊技島内部のスペースを有効活用できるとともに、コストも削減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
(実施例1)
図1は、本実施例1における遊技島1の外観を示す一部破断正面図であり、図2は、本実施例1における遊技島1の上部タンクおよび下部タンクの構造を示す断面図であり、図3は、本実施例1における遊技島1の各部と制御装置24との接続状況を示すブロック図あり、図4および図5は、本実施例1における遊技島1の上部タンクおよび下部タンクの動作状況を示す断面図であり、図6は、本実施例1における遊技島1の制御装置における制御フロー図である。
【0017】
まず図1に示されるように、本実施例1の遊技島1は、その前後面(後面は図示せず)に、遊技機としてのパチンコ機6、及びパチンコ機6に隣接して設けられる玉貸機等が列設された通常の遊技島とほぼ同様の外観を有している。
【0018】
本実施例1の遊技島1上部には、遊技島1のほぼ中央部に設けられた揚送路4を介して揚送装置3により揚送される遊技玉であるパチンコ玉(以下玉と略記)を貯溜する上部タンク12と前記揚送路4を挟んで遊技島の両側下部に遊技玉貯溜手段としての下部タンク2が各々設けられている。
【0019】
前記上部タンク12は、その下方において、遊技島1の両端部へ延び、玉を移送可能とされた傾斜路5が設けられており、この傾斜路5の所定位置には、各パチンコ機6や玉貸機に玉を供給する供給部7が設けられている。
【0020】
また、前記上部タンク12内部には、その下部の所定位置に上部タンク12が空になったことを検出する空検知センサ11と、その上部の所定位置に上部タンク12が満杯になったことを検出する満杯検知センサ10とが設けられており、これら各センサは、玉が近接して存在すると所定の「ON」信号を出力するようになっている。
【0021】
また、本実施例1の前記下部タンク2の構造は、図2に示されるようになっており、その特徴として、下部タンク2は、その上層に設けられ、パチンコ機6の排出口13から排出されるアウト玉を収集するとともに、遊技島1の端部側に設けられた第1のシャッタとしてのシャッタA15へ玉が移動するように傾斜されて、玉を貯溜可能とされた投入玉貯溜部14と、その中層に設けられ、前記投入玉貯溜部14より排出された玉を循環、貯溜する循環玉貯溜部17および循環路25から成る中層部と、前記中層部より排出される玉が貯溜可能とされ、前記揚送装置3へと繋がる研磨済玉貯溜部19と、の主に3つの層から構成されている。
【0022】
また、前記中層部の遊技島1中央端部側には、図2に示されるように、前記循環玉貯溜部17の玉を循環路25へ揚送して玉を循環させる循環手段としての循環リフト8が設けられ、前記投入玉貯溜部14および循環路25より循環玉貯溜部17への流入口には、図2に示されるように研磨手段としての研磨装置9が設けられている。
【0023】
本実施例1において用いた研磨装置9は、図2にその断面が示されるように、その内部の支持ローラ21に張架された移送ベルト22と、移送ベルト22と玉を移送可能な所定間隔に面対して設けられたハウジング23との間を、玉が移送される際に、前記ハウジング23に沿って配置された研磨媒体である研磨紙20と玉とが当接し、玉の移送に伴う回転摩擦により玉が研磨されるようになっており、研磨された玉は、再度前記流入口に排出されるようになっている。
【0024】
また、本実施例1で用いた前記循環リフト8は、図2に示されるように、循環する移送ベルトに移送突起が所定間隔に設けられ、この移送突起間に玉が収容された状態にて揚送されて循環リフト8の上部位置より循環路25に排出されるようになっている。
【0025】
また、本実施例1では、前記研磨装置9の排出口の下流部位置に、前記中層部にて循環されて研磨された玉を研磨済玉貯溜部19に排出する第2のシャッタとしてのシャッタB18が設けられており、このシャッタB18が開くことで、前記中層部を循環する玉が研磨済玉貯溜部19に落下することにより進路が変更されて研磨済玉貯溜部19に貯溜されるようになっている。
【0026】
また、本実施例1では、図3に示されるように、前記各センサ、各シャッタおよび循環リフト、研磨装置、揚送装置が遊技島1の所定位置に設けられた制御部としての制御装置24(図示せず)に接続されており、これら制御装置24が、図6に示されるフローチャートに基づくプログラムにより、各部の制御を実施するようになっている。
【0027】
以下に本実施例1の遊技島1の動作について図6の処理フローに基づいて説明すると、まず遊技島の電源投入時には、シャッタA15、シャッタB18が共に閉じた状態とされ、循環リフト8、研磨装置9、揚送装置3が全て停止されている。
【0028】
次いで制御装置24は、前記満杯検知センサ10からの信号が「OFF」であるかを判定し、満杯検知センサ10からの信号が「ON」である場合には、上部タンク12内部に玉が満杯であることから前記の状態を保持して待機状態となる。
【0029】
前記満杯検知センサ10からの信号が「OFF」である場合には、上部タンク12が満杯でないと判断され、まず前記シャッタB18が開かれると共に、前記循環リフト8が動作することにより、中層部を循環する玉が前記シャッタBより研磨済玉貯溜部19に流入するとともに、研磨済玉貯溜部19より前記揚送装置3に排出されて上部タンク12へ揚送されていく。(図4)
これら揚送によって上部タンク12が満杯になって前記満杯検知センサ10の信号が「ON」になると、揚送装置3が停止されて揚送が中断し、未揚送の研磨済玉は、前記研磨済玉貯溜部19に貯溜された状態となる。
【0030】
これら揚送装置3が中断されるとともに、前記シャッタBが閉じられて研磨済玉貯溜部19への玉の流入が停止され、次いで前記シャッタA15が開かれて、前記投入玉貯溜部14より未研磨の玉が中層部へ流入する。(図5)
本実施例1では、これら未研磨のアウト玉等が流入する前記シャッタA15の下流部直下に前記研磨装置9が配置され、その全数が研磨装置9を通過して中層部に排出されて循環するようになっており、このようにすることで、中層部以下の下部タンク2内部が未研磨の玉で汚れることが軽減されるようになっている。
【0031】
前記シャッタA15は、所定の時間経過して前記中層部が適量の玉数となるようにアウト玉が供給された際に閉じられ、これら中層部に流入した玉は、循環玉貯溜部17→循環リフト8→循環路25→研磨装置9→循環玉貯溜部17を循環され、所定の時間循環されることにより、良好な研磨状態が得られる適宜な回数の研磨が実施されるようになる。
【0032】
これらアウト玉が流入して所定時間経過した段階にて、前記満杯検知センサ10からの信号を確認し、上部タンク12が満杯でない場合には、前記処理を繰り返し、上部タンク12が満杯である場合には、循環リフト8、研磨装置9の動作を停止させて待機状態となる。
【0033】
これら前記実施例1のようにすれば、下部タンク2内部にて玉を循環させながら十分な研磨を実施することにより、揚送装置3および上部タンク12、遊技島1の各部には、研磨された清浄な玉のみが供給されるようになるため、遊技島1内部が研磨不足による玉にて汚れるようなことがなく、更には揚送装置3は揚送のみを行うことから、研磨状態を考慮することなく揚送時間を短縮して揚送能力を上げることもできる。
【0034】
また、本実施例1のように、下部タンク2内部を未研磨の玉を貯溜する投入玉貯溜部14と、循環、研磨中の玉を貯溜する循環玉貯溜部17と、研磨済の玉を貯溜する研磨済玉貯溜部19とに分割し、これら各貯溜部への流入、排出を各シャッタA15、シャッタB18を用いて制御することにより、各状態の玉が混合するようなことがなく、研磨済の玉のみを揚送装置3に供給できるばかりか、研磨途中の玉と未研磨の玉とが混合することも防げ、研磨が過剰となったり、不足したりすることが防止され、安定した研磨が実施されるようになる。
【0035】
また、前記実施例1において用いた研磨装置9、揚送リフト8は、本発明はこれに限定されるものではなく、これら研磨装置9や揚送リフト8等は、タンクの形状や配置状況に応じて適宜なものを選択すれば良い。
【0036】
また、前記前記実施例1においては、下部タンク2内部を各貯溜部に分割しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各貯溜部を別体のタンクとしても良く、その配置方法も任意とされる。
【0037】
(実施例2)
図7は、本実施例2のユニット島の構成示す斜視図であり、図8は、本実施例2のユニット島内の構造と玉の流れを示す正面断面図であり、図9は、本実施例2のユニット島における下部タンク上層部を示す上面図であり、図10は、本実施例2のユニット島における下部タンク中層部40を示す上面図であり、図11は、本実施例2のユニット島における下部タンク下層部を示す上面図であり、図12および図13は、本実施例2のユニット島における下部タンク中層部40の各動作における玉の動きを示す上面図であり、図14は、本実施例2のユニット島における制御装置の正面図であり、図15は、本実施例2のユニット島における制御装置の構成ならびに各部との接続状況を示すブロック図であり、図16〜図18は、本実施例2のユニット島の動作を示すフロ−図である。
【0038】
本実施例2の遊技島は、図7に示されるような、ユニット島30の前後面に2台づつのパチンコ機6並びに玉貸機が設置可能とされ、揚送装置や遊技関連装置等を内在し、単独にて独立に稼働可能とされたユニット構造とされたユニット島30を複数連接することで遊技島が構成されるようになっており、本実施例2では、これら遊技島を構成するユニット島30について説明する。
【0039】
本実施例2のユニット島30は、図7および図8に示されるような構造とされており、独立のユニット構造とされた枠体の上部位置には、傾斜されて配置され、揚送装置44により揚送路36を介して揚送された玉を貯留する上部タンク31と、これら上部タンク31の適宜位置に設けられ、パチンコ機6や玉貸機に玉を供給する供給路35と、ユニット島30の前後面に配置されるパチンコ機6下部には、遊技により遊技者が獲得したパチンコ玉の数を計数する計数機37が各パチンコ機6毎に設けられており、ユニット島30の下部位置には、前記パチンコ機6の排出部50より排出されるアウト玉や、前記計数機37より排出される計数済の玉(以下回収玉と称す)を収集、貯留するとともに、その内部において貯留された玉を循環しながら玉の研磨を実施する循環研磨装置46を有する遊技玉貯溜手段である下部タンク38が設けられ、この下部タンク38の端部下部位置には、排出路43により前記下部タンク38の中層部40に設けられた排出口58に繋がる揚送装置44が設けられ、下部タンク38内部にて循環、研磨された玉が上部タンク31へ揚送されるようになっている。
【0040】
また、前記上部タンク31は、図8に示されるような形状を有しており、揚送された玉の貯留部の所定位置には、上部タンク31が空になったことを検知し制御装置34に出力する空検知センサ32と、満杯になったことを検知し制御装置34に出力する満杯検知センサ33とが設けられているとともに、その下部端部位置には、ユニット島30の電源投入時に、制御装置34からの制御信号に基づき、上部タンク31内部に貯留される玉を、シャッタを開くことにより、玉抜き通路49を介して前記下部タンク38へ排出する玉抜きシャッタ48が設けられている。
【0041】
また、本実施例2の下部タンク38内部の構造は、図7および図8に示されるように、前記アウト玉や回収玉が制御装置34により開閉される第のシャッタとしてのシャッタC52により貯溜可能とされた投入玉貯溜部39を有する上層部と、これら上層部より排出される玉や、循環研磨装置46の排出部64より排出される玉の進路を、制御装置34からの制御信号に基づいて旋回することにより変更する進路変更部(第2のシャッタ)としてのシャッタD45を有するとともに、前記揚送装置44へと繋がる排出路43への排出口58とを有する中層部40と、前記中層部40より排出される玉を個別に貯溜可能とされた2つの貯溜部(第1の貯溜部)41、貯溜部(第2の貯溜部)42と、これら各貯溜部41、42より排出される玉を研磨するとともに、前記中層部40へと玉を還流させる循環研磨装置46とを有する下層部の三つの各層から構成されている。
【0042】
また、前記上層部の前記シャッタC52の下流部には、図9に示されるように、玉に混じって流入したゴミが下方の開放部より落下することにより取り除かれるようになっているゴミ除去レ−ル53と、これらゴミ除去レ−ル53の各レ−ルを通過する玉を計数する第一の計数機としての計数部A54とが設けられており、玉に混入する大きなゴミ等が、玉と分離されるとともに、前記上層部端部の排出部63より中層部40に排出される玉の数が、前記計数部A54にて計数されて制御装置34に出力されるようになっている。
【0043】
また、前記中層部40の構造は、図10に示されるようになっており、前記上層部下流部に設けられた排出部63より中層部40に流入する玉および、前記循環研磨装置46の排出部64より中層部40に流入する玉は、誘導板65と、制御装置34からの制御信号により状態a(第2の状態)、状態b(第3の状態)、状態c(第1の状態)へと旋回してその向きを変えるシャッタD45とにより、その進路が前記貯溜タンク41への排出部66または揚送装置44へと繋がる排出路43への排出口58または前記貯溜タンク42への排出部67へと適宜変更されるようになっている。
【0044】
また、前記下層部の構造は、図11に示されるようになっており、タンク中央部が区切られて2つの貯溜部41、42とが形成されており、これら各貯溜部41、42の排出部には、制御装置34の制御信号に基づき開閉する第3のシャッタとしてのシャッタ61及び第4のシャッタとしてのシャッタ62がそれぞれ設けられており、各貯溜部41、42より個別に玉が排出されるようになっている。
【0045】
また、この各貯留部41、42の排出部より排出された玉は、誘導レ−ル59により一列状に循環研磨装置46に流入するようにされ、この誘導レ−ル59上には、玉の検出を行う遊技玉検出部および第二の計数機としての計数部B60が配置され、循環研磨装置46に流入する玉の数が計数されて制御装置34出力されるようになっている。
【0046】
また、本実施例2において用いた循環研磨装置46は、図2に示されるような構造とされており、円柱状の回転ドラム55の外周に研磨ブラシ56が設けられ、これが回転することにより、ハウジングとの間隙において玉が研磨されながら移動し、前記中層部40に露出している排出部64より研磨された玉が排出されるようになっており、本実施例2では循環手段と研磨手段とが、1つの循環研磨装置46にて実現されている。
【0047】
また、図8、図9の図中47は、循環研磨装置46の研磨において生じる研磨かす等を吸引して除去する集塵装置であり、本実施例2の集塵装置47は、前記循環研磨装置46の稼働に連動して動作、停止するようになっている。
【0048】
本実施例2において用いた制御部としての制御装置34は、前記上部タンク31端部の前面側に配置されて、図14に示されるような外観を有しており、その前面には、当日の貯溜玉数および前日の貯溜玉数およびその増減玉数を表示する計数表示部70と、営業中プログラムおよび新規の玉を投入した際に実施されるエージングプログラムの選択を実施する営業中モードボタンとエージングモードボタン並びに営業前研磨時間または営業中研磨時間またはエージング時間を設定する際に入力する営業前研磨設定ボタン、営業中研磨設定ボタン、エージング設定ボタンとから成る設定メニュー入力部71と、これら各設定時間の入力に使用されるテンキー部73と、前記営業前研磨設定ボタン、営業中研磨設定ボタン、エージング設定ボタンの入力により各々設定された各時間を表示する設定時間表示部とが設けられており、その内部には、図15に示されるように、これら制御装置34の各部の制御並びにこれら制御装置34に接続されているユニット島30を構成する各部の動作、停止等の各制御を、ROM74に予め記憶された制御プログラムに基づいて実施するマイクロプロセッシングユニット(MPU)77が設けられ、このMPU77に接続されて、各時間情報をMPU77に出力し、循環時間計測手段としてのタイマ76と、データを記憶、保持するためのメモリ75が設けられている。
【0049】
以下、本実施例2のユニット島30の動作について図16〜図18の各フロー図に基づいて説明すると、まず、ユニット島30の電源が投入された場合には、前記MPU77は、ROM74より島制御プログラムを読み出して実行する。
【0050】
この際、制御装置34前面のエージングモードボタンが所定時間内に押された場合には、ROM74よりエージングモードプログラムが読み出されて実行され、押されない場合には、島制御プログラムが実行される。
【0051】
まず制御装置34は、前日に電源がOFFされた際に、玉がユニット島30の任意の場所に存在することから、これら玉の位置等を特定するための営業前プログラムを実行し、営業前研磨タイマをスタートさせる。
【0052】
次いで制御装置34は、シャッタC52を開くとともにシャッタD45を状態cとし、シャッタE61、シャッタF62を閉じた状態として、前記上部タンク31に設けられている玉抜きシャッタ48を開く。
【0053】
これにより、前日の運転停止時に上部タンク31内部に貯溜されていた玉および下部タンク38の上層部である投入玉貯溜部39に貯溜されていた玉が、図10に示されるように、中層部40へ流入し、この中層部40において流入する玉が、下部タンク38の下層部に設けられた前記貯溜部41への排出部66へ誘導され、ユニット島30内部のほぼ全数の玉が、貯溜部41に集められる。
【0054】
この際、制御部34は、前記計数部Aの計数パルスの監視を行い、計数パルスの出力が30s(秒)以上ない場合には、玉が全て貯溜部41に貯溜されたものと判断する。
【0055】
次いで制御部34は、前記玉抜きシャッタ48とシャッタC52とを閉じ、シャッタD45を状態aとしてシャッタE61を開き、循環研磨装置46を稼働させる。(図11)
これにより、前記貯溜部41に貯溜された玉は、シャッタE61が開くことにより排出部から誘導レ−ル59に一列状に排出され、これら一列状とされた玉は、計数部B60を通過して計数された後、循環研磨装置46に流入して研磨が実施され、前記排出部64より中層部40に排出される。
【0056】
これら中層部40に排出された玉は、図12に示されるように、誘導板65と状態aとされたシャッタD45により、前記下層部に設けられたもう一方の貯溜部42へと繋がる排出部67に誘導されて貯溜されていく。
【0057】
この際、制御装置34は、前記計数部B60における計数パルスの監視を実施して、計数パルスの出力が30s(秒)以上ない場合には、玉が全て貯溜部42に貯溜されたものと判断し、その際の計数値を計数値A(貯溜数)としてメモリ75に記憶する。
【0058】
次いで制御装置34は、前記貯溜部41のシャッタE61を閉じ、前記シャッタD45を状態cとしてシャッタF62を開き、前記にて貯溜部42に貯溜された玉が、計数部B60を通過して、前記同様に循環研磨装置46に流入して再度研磨が実施され、排出部64より中層部40に排出されて再度排出部66に導かれて貯溜部41に貯溜される。
【0059】
この際、計数部B60にて計数される玉数は、前回の計数値Aが消去されて新たに計数値Aとして記憶、更新され、これら貯溜部42よりの排出が完了されたことは、前記と同様に計数部B60の計数パルスを監視することにより判断される。
【0060】
これら、前記の貯溜部41と貯溜部42との間における移送による循環、研磨が繰り返されていき、玉は複数回に渡って研磨されていく。
【0061】
これら循環研磨が繰り返されて予め制御装置34にて設定された営業前研磨時間が経過した場合には、制御装置34は、シャッタDを状態bにするとともに揚送装置44を稼働させ、前記貯溜部41、42のシャッタE61、F62を双方とも開き、循環研磨装置46にて中層部40に排出された十分に清浄化された玉が、揚送装置44へと繋がる排出路43への排出口58へ誘導されて揚送装置44に流入し、揚送路36を介して上部タンク31に揚送されいく。(図13)
これら揚送された玉が上部タンク31内部に満杯となり、前記満杯検知センサ33が満杯に伴う信号を制御装置34へ出力すると、制御装置34は、揚送装置44を停止して揚送を中止するとともに、シャッタD45を状態c、シャッタE61、F62を閉じて循環研磨装置46を停止させ、営業前プログラムを終了し、営業中プログラムに移行する。
【0062】
この際、制御装置34は、前記メモリ75に記憶されている計数値Aを当日の貯溜数として計数表示部70の表示を更新するとともに、前日の貯溜数との差を算出して差貯溜数として表示する。
【0063】
次いで、図17のフロー図に基づいて営業中プログラムに基づく動作を説明する。
【0064】
まず、制御装置34は、営業中研磨タイマーをスタートさせるとともに、シャッタD45を状態c、シャッタE61を閉じ、シャッタF62を開いて循環研磨装置46を動作させる。
【0065】
前記貯溜タンク42に貯溜されている玉は、計数部B60を通過して循環研磨装置46に流入して研磨された後、循環研磨装置46の排出部64より排出されて前記状態cとされたシャッタD45により、貯溜タンク41に貯溜されていき、貯溜タンク42が空になったことは、前記のように、計数部B60の計数パルスが30s以上検出されないことで判断される。
【0066】
次いで、制御装置34は、シャッタD45を状態a、シャッタF62を閉じてシャッタE61を開く。
【0067】
これにより、前記にて貯溜部41に貯溜された玉は、再度計数部B60を通過して循環研磨装置46に流入して研磨され、状態aとされたシャッタD45により、再度貯溜部42に導かれて貯溜される。(図12)
これら前記の貯溜部41と42との間における循環研磨が繰り返し実施され、予め制御装置34において設定された営業中研磨時間が経過した場合には、シャッタE61およびシャッタF62を閉じるとともに循環研磨装置46が停止されて、待機タイマがスタートされる。
【0068】
この待機タイマがスタートされて待機状態となった場合には、前記営業中研磨タイマはリセットされる。
【0069】
また、本実施例2では、前記営業中研磨タイマおよび待機タイマの動作中において、上部タンク31に設けられた空検知センサ32から上部タンク31が空である所定の信号が出力された場合には、制御装置34は、シャッタD45を状態bとし、循環研磨装置46および揚送装置44を動作させて、上部タンク31に玉を揚送する。(図13)
これら揚送によって上部タンク31が満杯となり、満杯検知センサ33が満杯に基づく所定の信号を出力した場合には、制御装置34は、揚送装置44および循研磨装置46を停止させ、次いでシャッタD45を状態cとして前記上層部に設けられているシャッタC52を開き、投入玉貯溜部39に貯溜されている玉を全て前記貯溜部41に誘導、貯溜し、前記投入玉貯溜部39の玉が全て排出されたことは、前記計数部A54の計数パルスを監視して所定時間計数パルスが検出されないことで判断されるようになっている。
【0070】
これら投入玉貯溜部39の玉が全て貯溜部41に移送されて貯溜された後、制御装置34は、営業中研磨タイマをリセットして再度スタートさせ、再度営業中プログラムを実施するようになっている。
【0071】
また、本実施例2では、前記したように、制御装置34にエージングモードボタンが設けられており、新品の玉が投入された際に、これらエージングモードボタンを電源投入時の所定時間内に入力することで、図18のフロー図に示されるエージングプログラムが実行されて、玉に付着した汚れが除去されるとともに、玉の表面状態がほぼ均一となるようにされている。
【0072】
これらエージングプログラムは、図18に示されるように、ほぼ前記営業前プログラムと同様に、前記貯溜部41と42との間にて玉を循環研磨することにより、複数回の研磨が予め設定されたエージング設定時間において実施されるようになっており、エージングが終了した玉は、上部タンク31が満杯となるように揚送され、その後、営業中プログラムに移行されるようになっている。
【0073】
また、本実施例2では、図18に示されるように、エージングプログラムの実施途中において、制御装置34の営業中モードが選択された場合にも、前記上部タンク31への揚送が自動的になされて営業中プログラムに移行されるようになっている。
【0074】
これら本実施例2のようにすれば、下部タンク内部に2つの貯溜部41と42とを設け、一方の貯溜部より他方の貯溜部への移送を実施しながら循環研磨を実施することにより、前記移送において玉が確実に循環研磨装置を通過するようになることから、循環する玉の研磨回数を確実に把握することができ、一部の玉のみが多くの回数研磨されて過剰な研磨がなされたり、少ない回数研磨されて研磨が不十分となるようなことがなく、効率の良い確実な研磨が実施されるようになるばかりか、これら各貯溜部41、42にて1つの循環研磨装置46を共有することができ、尚且つ循環装置と研磨装置を1つの装置とすることにより、循環手段および研磨手段が配置されるユニット島30の下部スペースを有効に活用することができるようになるとともに、コストを削減することもできる。
【0075】
また、本実施例2においては、前記のように、各貯溜部41、42との間において、玉を移送、循環させて研磨がなされるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各貯溜部の一方に未研磨または研磨中の玉を貯溜し、この貯溜部と循環研磨装置46との間において玉を所定時間循環研磨し、所定時間経過して研磨が完了した玉を他方の貯溜部に貯溜して研磨済玉貯溜部を形成し、これら研磨済玉貯溜部より揚送装置44に研磨済の玉が排出されて揚送されるようにしても良い。
【0076】
また、本実施例2では、前記のように予め制御装置34に設定された各設定時間に基づき、研磨される時間が決定されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら研磨時間を循環研磨装置の通過回数として、十分な研磨が実施されたかを判断するようにしても良い。
【0077】
また、本実施例2では、前記のように循環手段と研磨手段とを備えた循環研磨装置46を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら循環手段と研磨手段とが別体であっても良く、更には本実施例2の循環研磨装置と異なる研磨方法を用いた研磨装置であっても良く、これらは用いるタンクの配置状況や形状、並びに必要とされる処理能力等から適宜選択されれば良い。
【0078】
また、前記実施例2では、下部タンク38内部に2つ貯溜部を設けているが、これら貯溜部の数をより多くしたり、これら貯溜部を個別のタンクとして別体としたりすることは任意とされる。
【0079】
以上、本発明の実施形態を図面に基づき前記各実施例にて説明してきたが、本発明はこれら各実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0080】
また、本発明における遊技玉貯溜手段とは、遊技玉を貯溜可能とされたものであれば良く、貯溜タンクのみならず樋等に玉を貯溜すること等の全ての貯溜形態を含むものである。
【0081】
また、前記各実施例においては、遊技機をパチンコ機6とし、これに伴い遊技玉をパチンコ玉としているが、本発明は、これら球状の遊技玉を使用する遊技機であればパチンコ玉に限定されるものではない。
【0082】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0083】
(a)請求項1の発明によれば、遊技玉貯溜手段に貯溜された遊技玉が、循環されて何度にも渡って研磨を実施されることから、研磨手段の経路長が短くても良好な研磨が実施され、研磨済の清浄な遊技玉が前記揚送装置により揚送されて遊技島各部に供給されるようになるため、汚れが遊技島内部に回ることもなく、更には、遊技玉貯溜手段内部を研磨された清浄な遊技玉が循環することから、遊技玉貯溜手段内部の汚れも低減させることができる。また、第1の貯溜部から遊技玉が排出され、これら排出された遊技玉が研磨されて第2の貯溜部に貯溜される際に、遊技玉が排出された第1の貯溜部が空になったことを遊技玉検出部により検出でき、これら排出→研磨→貯溜を繰り返すことで、何回の研磨が実施されたかを確実に把握することができるばかりか、進路変更部を設けることにより、1つの研磨手段を共通して使用することも可能となり、限られた遊技島内部のスペースを有効活用できるとともに、コストも削減できる。
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における遊技島の外観を示す一部破断正面図である。
【図2】本発明の実施例1における遊技島の上部タンクおよび下部タンクの構造を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例1における遊技島の各部と制御装置との接続状況を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例1における遊技島の上部タンクおよび下部タンクの動作状況を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例1における遊技島の上部タンクおよび下部タンクの動作状況を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例1における遊技島の制御装置における制御フロー図である。
【図7】本発明の本実施例2におけるユニット島の構成を示す斜視図である。
【図8】本発明の本実施例2におけるユニット島の構造と玉の流れを示す正面断面図である。
【図9】本発明の本実施例2におけるユニット島の下部タンク上層部を示す上面図である。
【図10】本発明の本実施例2におけるユニット島の下部タンク中層部を示す上面図である。
【図11】本発明の本実施例2におけるユニット島の下部タンク下層部を示す上面図である。
【図12】本発明の本実施例2におけるユニット島の下部タンク中層部の各動作における玉の動きを示す上面図である。
【図13】本発明の本実施例2におけるユニット島の下部タンク中層部の各動作における玉の動きを示す上面図である。
【図14】本発明の本実施例2におけるユニット島に用いた制御装置を示す正面図である。
【図15】本発明の本実施例2におけるユニット島に用いた制御装置の構成ならびにユニット島の各部との接続状況を示すブロック図である。
【図16】本発明の本実施例2におけるユニット島の動作を示すフロ−図である。
【図17】本発明の本実施例2におけるユニット島の動作を示すフロ−図である。
【図18】本発明の本実施例2におけるユニット島の動作を示すフロ−図である。
【符号の説明】
l 遊技島
2 下部タンク(遊技玉貯溜手段)
3 揚送装置
4 揚送路
5 傾斜路
6 パチンコ機(遊技機)
7 供給部
8 循環リフト(循環手段)
9 研磨装置(研磨手段)
10 満杯検知センサ
11 空検知センサ
12 上部タンク
13 排出口
14 投入玉貯溜部
15 シャッタA
17 循環玉貯溜部
18 シャッタB
19 研磨済玉貯溜部
20 研磨紙
21 支持ローラ
22 移送ベルト
23 ハウジング
24 制御装置
25 循環路
30 ユニット島
31 上部タンク
32 空検知センサ
33 満杯検知センサ
34 制御装置(制御部)
35 供給路
36 揚送路
37 計数機
38 下部タンク(遊技玉貯溜手段)
39 投入玉貯溜部
40 中層部
41 貯溜部
42 貯溜部
43 排出路
44 揚送装置
45 シャッタD(進路変更部)
46 循環研磨装置(循環手段、研磨手段)
47 集塵装置
48 玉抜きシャッタ
49 玉抜き通路
50 排出部
52 シャッタC(第一のシャッタ)
53 ゴミ除去レール
54 計数部A(第一の計数機)
55 回転ドラム
56 研磨ブラシ
59 誘導レール
60 計数部B(遊技玉検出手段、第二の計数機)
61 シャッタE(第二のシャッタ)
62 シャッタF(第二のシャッタ)
63 排出部
64 排出部
65 誘導板
66 排出部
67 排出部
70 計数表示部
71 設定メニュー入力部
72 設定時間表示部
73 テンキー部
74 ROM
75 メモリ
76 タイマ(循環時間計測手段)
77 マイクロプロセッシングユニット(MPU)

Claims (1)

  1. 遊技機を含む遊技用装置が設置される遊技島において、
    遊技島下部に設けられ、前記遊技機から排出された遊技玉を貯溜可能とされた遊技玉貯溜手段と、
    前記遊技玉貯溜手段に貯溜された遊技玉を遊技島上部へ揚送する揚送装置と、
    前記遊技玉貯溜手段に貯溜された遊技玉が前記揚送装置に排出される以前に、前記遊技玉貯溜手段内部の遊技玉を研磨する研磨手段と、
    を備え、
    前記遊技玉貯溜手段は、
    前記遊技玉貯溜手段に投入される遊技玉を貯溜可能な投入玉貯溜部と、
    前記投入玉貯溜部に貯溜された遊技玉の排出、停止を行う第1のシャッタと、
    前記研磨手段に連通するとともに、前記投入玉貯溜部から排出された遊技玉を貯溜可能な第1の貯溜部及び第2の貯溜部と、
    前記投入玉貯溜部より排出される遊技玉および前記第1の貯溜部または前記第2の貯溜部から前記研磨手段を介して排出される遊技玉を、前記第1の貯溜部に誘導する第1の状態と、前記第2の貯溜部に誘導する第2の状態と、前記揚送装置に誘導する第3の状態と、のいずれかに変更可能な進路変更部を含む第2のシャッタと、
    前記第1の貯溜部に貯溜された遊技玉の排出、停止を行う第3のシャッタと、
    前記第2の貯溜部に貯溜された遊技玉の排出、停止を行う第4のシャッタと、
    前記第1の貯溜部及び第2の貯溜部それぞれから排出される遊技玉を検出する遊技玉検出部と、
    を有し、
    前記投入玉貯溜部に貯溜される遊技玉と前記第1の貯溜部または前記第2の貯溜部に貯溜される遊技玉とが混合しないように、前記第1〜4のシャッタの駆動制御を行う排出制御部をさらに備え
    前記排出制御部は、
    前記第2のシャッタの進路変更部を前記第1の状態にした状態で、前記第4のシャッタにより前記第2の貯溜部から遊技玉を排出可能として研磨を実施させるとともに、前記遊技玉検出部による遊技玉の検出結果に基づいて該第2の貯溜部が空になったと判定したことを条件に、前記第4のシャッタにより前記第2の貯溜部からの遊技玉の排出を停止する状態とする第1の制御と、
    前記第2のシャッタの進路変更部を前記第2の状態にした状態で、前記第3のシャッタにより前記第1の貯溜部から遊技玉を排出可能として研磨を実施させるとともに、前記遊技玉検出部による遊技玉の検出結果に基づいて該第1の貯溜部が空になったと判定したことを条件に、前記第3のシャッタにより前記第1の貯溜部からの遊技玉の排出を停止する状態とする第2の制御と、
    を実行可能であり、
    前記第1のシャッタにより前記投入玉貯溜部に貯溜された遊技玉の排出を停止した状態で、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰返し実行した後、前記第2のシャッタの進路変更部を前記第3の状態にした状態で、前記第1の貯溜部または前記第2の貯溜部からの遊技玉を前記揚送装置に排出する制御を実行する、
    ことを特徴とする遊技島。
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