JP5386875B2 - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、固体撮像装置の製造方法に関するものである。
固体撮像装置は、入射光を受光量に応じた信号量電荷を生成する光電変換部によって、被写体の撮像を行う複数の単位画素を配置した画素部(画素アレイ部)を有している。また、上記画素部の制御、および撮像信号の信号処理を行う周辺回路部が形成されている。
上記構成の固体撮像装置を形成する場合、工程削減を目的として、上記画素部内に形成されたトランジスタと、上記周辺回路部に形成されたトランジスタの全てを、同一層のレジストマスクを用いて、一括で形成している。
図10(1)に示すように、画素部および周辺回路部の半導体基板331上に、同一層でゲート絶縁膜332、ゲート電極形成膜333を形成する。次いでゲート電極を形成するためのレジストパターン341を形成する。
次に、図10(2)に示すように、上記レジストパターン341をエッチングマスクに用いて、ゲート電極形成膜333をエッチングして、ゲート電極334を形成する。
このように、上記単一画素と周辺回路部のトランジスタを一括で加工を行うゲート形成方法が一般的である。
ゲート長Lが180nm未満になると、KrF露光では寸法精度が不足するため、より解像度の高いArF露光を用いることになる。
近年のCMOSイメージセンサでは、画素ピッチの縮小に伴い、周辺回路の小ピッチ設計が必要となっているため、その回路において使用されるトランジスタの微細化が必要となってきている。
このため、小画素CMOSイメージセンサでは、ArF露光が必要になる。
また、高速処理を要するCMOSイメージセンサが増加してきており、そのために微細トランジスタを使用するニーズも高まってきている。
ArF露光プロセスは、微細パターンを形成するため、KrF露光プロセスよりもレジスト膜厚が薄くなっている。そのため、ゲート加工後のレジスト残膜は、KrF露光プロセスよりもArF露光プロセスの方が薄くなる。
この理由により、ArF露光プロセスで二重レジスト技術(段落0008、0013にて詳細を説明する。)を用いても、ゲート電極上をマスクするレジスト残膜が十分ではないため、フォトダイオードPDに注入するN型不純物のゲート突き抜けが発生しやすくなる。
これにより、転送ゲートTgのゲート電極直下の正孔濃度が低下し、白点や残像の悪化につながるだけでなく、それら特性ばらつきも大きくなるという問題が生じた。
上記のように、トランジスタ微細化技術の進化に伴って、撮像特性のばらつきを加味したゲート電極の形成が難しくなってきた。
また、ゲート電極への注入不純物の突き抜けを抑制する方法としては、二重レジスト技術とは別に、ハードマスク技術を行うことが考えられる。
このハードマスク技術にて対策を行った場合、イオン注入に対する阻止性能が高いことから、マスク層の層膜を薄くできるため、微細加工にも適用可能であるという利点が挙げられる。
ただし、このハードマスク技術には、二重レジスト技術よりもプロセス工程の点で不利とされる。
二重レジスト技術の工程では、(1)ゲート加工用のレジストパターンの形成、(2)ゲート電極形成膜のポリシリコン膜のエッチング、(3)N型イオン注入用のフォトレジストの形成、(4)N型イオン注入の計4工程が必要である。
これに対し、ハードマスク技術では、(1)ポリシリコン膜上にハードマスク材料堆積、(2)ゲート加工用のレジストパターンの形成、(3)ハードマスク材料のエッチング、(4)ゲート電極形成膜のポリシリコン膜のエッチング、(5)レジスト剥離、(6)N型イオン注入用のレジストパターンの形成、(7)N型イオン注入の計7工程が必要である。このように、工程数の増加は不可避である。
また、一般に、フォトダイオードPDのN型領域を形成するN型不純物を注入する際には、転送特性のばらつきを抑制するため、転送ゲートTgをマスクにして自己整合的に注入する必要がある。
また、一般的に、ゲート電極はポリシリコンで形成される。ポリシリコンは単結晶ではないため、ゲート電極上に直接上記不純物の注入を行うと、注入不純物の突き抜けが起こりやすい。
ここで、ゲート電極の突き抜けが生じた時の、転送ゲートTg−フォトダイオードPD間の深さ方向のポテンシャルを、図11によって説明する。
図11は、上側の曲線が通常のポテンシャル分布を表し、下側の曲線が突き抜けを発生したときのポテンシャル分布を示している。
通常、転送ゲートのゲート電極直下はゲートオフ時に正孔濃度が十分高くなるようにして界面準位からの暗電流発生を抑制している。N型不純物のゲート電極突き抜けにより、転送ゲートのゲート電極直下の正孔濃度が低下し、蓄積中の暗電流を増加させる。
前段のポテンシャルの変化は、ゲート直下の正孔濃度の低下に起因するものである。
ここで、フォトダイオードPD−転送ゲートTgの境界部のポテンシャル分布を図12によって示す。
図12に示すように、この箇所の暗電流は画素毎にばらつきやすく、白点として画像信号に加わり、暗時の画質を劣化させる。さらに上記暗電流は、蓄積電荷の転送経路において、ポテンシャルポケットを発生する原因になりやすく、転送不良による画質の劣化が生じる。
このため、フォトダイオードPDのN型領域を形成するためのN型不純物を注入する際には、注入不純物の突き抜けを防止するため、転送ゲート上をマスクする必要がある。
転送ゲートTg上をマスクするには以下のように行う。
図13に示すように、転送ゲートTgを加工した後、新たにパターンニングしたレジスト311で転送ゲートTgのゲート電極334を覆い、かつフォトダイオードPD上に開口部312を形成する方法がある。しかしながら、この方法では、レジスト311の開口部端とゲート電極334側壁部との合わせずれ量が0、寸法誤差が0のレジストパターンニング技術が要求される。よって、現実には不可能な方法となる。
そこで、図14に示すように、転送ゲートのゲート電極334を形成した時のレジスト321に重ねて、フォトダイオードPDのN型領域を形成するためのレジスト322のパターンニングを行う、いわゆる二重レジスト技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−22624号公報
解決しようとする問題点は、ArF露光プロセスで二重レジスト技術を用いても、ゲート電極上をマスクするレジスト残膜が十分ではないため、フォトダイオードPDを形成するためにイオン注入するN型不純物のゲート突き抜けが発生しやすくなる点である。
本発明は、ArF露光用レジストとKrF露光用レジストを使い分けることで、周辺回路部のゲート電極を微細パターンで形成することを可能にするとともに、光電変換部のイオン注入を二重レジスト技術で実施することを可能にする。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、半導体基板に、入射光を光電変換して電気信号を得る光電変換部を備えた画素部とこの画素部の周辺に形成された周辺回路部を形成する際に、画素部と周辺回路部の半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極形成膜を形成する工程と、ゲート電極形成膜上に第1レジスト膜をArF露光用レジストで形成する工程と、第1レジスト膜をArF露光、及び、現像し、画素部においてゲート電極形成膜上の全面を被覆する第1レジストパターンと、周辺回路部においてゲート電極形成膜上に周辺回路部のゲート電極パターンを有する第2レジストパターンとを、形成する工程と、第1レジストパターンと第2レジストパターンをマスクにして、周辺回路部のゲート電極形成膜をエッチングし、周辺回路部に第2ゲート電極を形成する工程と、第1レジストパターンと第2レジストパターンを除去する工程と、半導体基板、ゲート電極形成膜及び第2ゲート電極上を覆う400nm〜500nmの第2レジスト膜をKrF露光用レジストで形成する工程と、第2レジスト膜をKrF露光、及び、現像し、画素部においてゲート電極形成膜上に画素部のゲート電極パターンを有する第3レジストパターンと、周辺回路部において周辺回路部上の全面を被覆する第4レジストパターンとを、形成する工程と、第3レジストパターンと第4レジストパターンをマスクにして、画素部のゲート電極形成膜をエッチングし、画素部に転送ゲートを含む第1ゲート電極を形成し、第3レジストパターンと第4レジストパターンを100nm〜200nm残存させる工程と、半導体基板、第3レジストパターン及び第4レジストパターン上に、700nm〜800nmの第3レジスト膜をKrF露光用レジストで形成する工程と、第3レジスト膜をKrF露光、及び、現像し、半導体基板上に画素部の光電変換部が形成される領域上のみに開口部を有する第5レジストパターンを形成する工程と、第5レジストパターンと、第3レジストパターン及び第4レジストパターンとをマスクにして半導体基板に光電変換部をイオン注入によって形成する工程とを有する。
本発明の固体撮像装置の製造方法では、露光波長が193nmのArF露光用レジストをエッチングマスクに用いて前記周辺回路部の第2ゲート電極を形成することから、第2ゲート電極を微細パターンで形成することができる。
また、露光波長が248nmの第1KrF露光用レジストをエッチングマスクに用いて画素部の第1ゲート電極を形成することから、第1ゲート電極上に厚膜で形成することができる第1KrF露光用レジストを残すことができる。
そして、前記第1ゲート電極上に残した第1KrF露光用レジストと新たに形成した第2KrF露光用レジストをマスクに用いたイオン注入によって画素部の光電変換部を形成する。このイオン注入では第1ゲート電極上に2層のKrF露光用レジストで形成されていることから、イオン注入時に不純物の突き抜けを起こさない膜厚に形成することができる。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、画素部の第1ゲート電極の形成と周辺回路部の第2ゲート電極の形成を別々の工程で行うので、それぞれの目的に合ったゲート形成を行うことができる。
つまり、周辺回路部の第2ゲート電極は、プロセス世代の進化(トランジスタの微細化)に対応した寸法のゲート電極に形成できる。また画素部の第1ゲート電極は、プロセス世代の進化から独立して、撮像特性のばらつき抑制を目的としたゲート電極に形成できる。
よって、トランジスタの微細化に対応したゲート電極形成方法により、光電変換部の面積を広げることができるので、飽和信号量(Qs)を拡大できる。
また、二重レジスト技術を適用して、光電変換部を形成するイオン注入が行なえるので、ゲート電極突き抜けを抑制でき、それにより、白点や残像の抑制を行うことができる。さらに撮像特性のばらつきを抑制することができる。
さらに本発明は、白点や残像の抑制といった画像上のノイズを抑制し、画質の向上を図るだけでなく、製造工程の効率化や歩留の改善、撮像特性の向上などを図ることができる。
本発明の固体撮像装置の製造方法に係る一実施の形態を、図1〜図3の製造工程断面図によって説明する。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、半導体基板に、入射光を光電変換して電気信号を得る光電変換部を備えた画素部と前記画素部の周辺に形成された周辺回路部を形成する。
まず、図1(1)に示すように、半導体基板11の画素部12と周辺回路部13上にゲート絶縁膜21を介してゲート電極形成膜31を形成する。上記半導体基板11には、例えばシリコン基板を用い、上記ゲート絶縁膜21には、酸化シリコン膜を用いる。または窒化シリコン膜、酸窒化シリコン膜、酸窒化ハフニウム膜、酸窒化ジルコニウム膜等の高誘電率膜を用いることも可能である。上記ゲート電極形成膜31は、例えばポリシリコンで形成する。このポリシリコンは、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により堆積する。
次いで、上記ゲート電極形成膜31上に第1レジスト膜51をArF露光用レジストで形成し、露光、現像を行う。上記第1レジスト膜51は、例えば300nm〜400nmの膜厚に形成される。その結果、上記画素部12上を被覆する第1レジストパターン32と、上記周辺回路部13のゲート電極形成膜31上にゲート電極を形成するための第2レジストパターン33を形成する。上記ArF露光用レジストは例えばメタクリル酸メチル樹脂を主成分としたレジストである。
次に、図1(2)に示すように、上記第1レジストパターン32と上記第2レジストパターン33をマスクにして上記ゲート電極形成膜31をドライエッチング加工して、上記周辺回路部13に第2ゲート電極22を形成する。この時、第2ゲート電極22上に残る第1レジストパターン32と第2レジストパターン33の残膜は、例えば50nm以下となる。
その後、上記第1レジストパターン32と前記第2レジストパターン33を除去する。
次に、図2(3)に示すように、上記半導体基板11上に上記ゲート電極形成膜31を被覆する第2レジスト膜52をKrF露光用レジストで形成し、露光、現像を行う。上記第2レジスト膜52は、例えば400nm〜500nmの膜厚に形成される。その結果、上記画素部12の上記ゲート電極形成膜31上にゲート電極を形成するための第3レジストパターン34を形成し、前記周辺回路部13上を被覆する第4レジストパターン35を形成する。上記KrF露光用レジストは例えばフェノール樹脂を主成分としたレジストである。
次に、図2(4)に示すように、上記第3レジストパターン34と上記第4レジストパターン35をマスクにして上記ゲート電極形成膜31をドライエッチング加工して、上記画素部12に転送ゲートを含む第1ゲート電極23を形成する。この時、第1ゲート電極23上に残る例えば、第3レジストパターン34と第4レジストパターン35の残膜は100nm〜200nmとなる。
次に図3(5)に示すように、上記半導体基板11上に上記第1ゲート電極23と第2ゲート電極22を被覆する第3レジスト膜53をKrF露光用レジストで形成し、露光、現像を行う。上記第3レジスト膜53は、例えば700nm〜800nmの膜厚に形成される。その結果、上記半導体基板11上に上記画素部12の光電変換部が形成される領域上のみに開口部37を形成した第5レジストパターン36を形成する。
次いで、上記第5レジストパターン36と上記第1ゲート電極23上に残された上記第3レジストパターン34とをマスクにして上記半導体基板11に光電変換部41をイオン注入によって形成する。このイオン注入は、例えばN型不純物としてヒ素もしくはリンをイオン注入する。
このように、上記固体撮像装置の製造方法は、周辺回路部13のトランジスタの第2ゲート電極22と画素部12のトランジスタの第1ゲート電極23を、それぞれArF露光プロセスとKrF露光プロセスで、二回に作り分けていることを特徴とする。
上記固体撮像装置の製造方法では、周辺回路部13の第2ゲート電極22を形成するための第2レジストパターン33を、露光波長が193nmのArF露光用レジストで形成することから、周辺回路部13の第2ゲート電極22は微細パターンに形成することができる。このとき、画素部12は第1レジストパターン32で被覆されていることから、画素部12のゲート電極形成膜31はエッチングされない。
また、画素部12のゲート電極を形成するための第3レジストパターン34を、露光波長が248nmのKrF露光用レジストで形成することから、画素部12の第1ゲート電極23上に残る第3レジストパターン34は、膜減りが少なくてすむ。このとき、周辺回路部13は第4レジストパターン35で被覆されていることから、周辺回路部13の第2ゲート電極22はエッチングされない。
そして、半導体基板11上に画素部12の光電変換部が形成される領域上のみに開口部37を形成した第5レジストパターン36をKrF露光用レジストで形成する。次いで、この第5レジストパターン36と先に画素部12の第1ゲート電極23上に残されている第3レジストパターン34とをマスクにしてイオン注入によって半導体基板11に光電変換部41を形成する。上記第5、第3レジストパターン36、34は、KrF露光用レジストで形成されていることから、イオン注入時に不純物の突き抜けを起こさない膜厚に形成することができる。
ここで、上記イオン注入について検証する。
ポリシリコンからなる第1ゲート電極23の膜厚については、以下のようになる。
上記半導体基板11の最表面から深さ0.1μm程度の領域をターゲットに、N型不純物をイオン注入して光電変換部41を形成するフォトダイオードのN型領域を形成したとする。
注入不純物がポリシリコンからなる第1ゲート電極23を突き抜けるのを抑制するために必要なポリシリコン膜厚について調べる。
チャネリング効果により注入不純物が単結晶シリコンを透過しやすくなっている条件とそうでない条件の2つの不純物濃度分布を図4に示す。
図4では、それぞれ、ピーク濃度値で規格化している。
図4に示すように、ポリシリコンで不純物の突き抜けが生じても撮像特性に影響を与えないほど不純物濃度が十分小さくなる(例えば、9割以上減衰する)のは、不純物濃度がピークとなる深さから0.3μm程度必要であることがわかる。
この不純物濃度分布と、単結晶シリコンと比較してポリシリコンの不純物阻止性能が低いことを考えると、注入不純物のポリシリコン突き抜けを抑制するためには、ポリシリコンの膜厚が400nm以上必要であると考えられる。
しかしながら本発明のように、画素部12のトランジスタのゲート長0.18μm以上の微細パターンを加工するには、ポリシリコン膜厚を200nm以下とする必要があるため、現実的には400nmもの膜厚のポリシリコンを採用することが難しい。
また別の方法として、フォトダイオードのN型領域をもっと浅い位置に形成し、注入不純物のポリシリコン突き抜けを抑制する方法が考えられる。
しかし、埋め込み型フォトダイオードにおいて、フォトダイオードのN型領域より浅い位置には、暗電流抑制を目的としたP型不純物の注入が行われるため、フォトダイオードのN型領域を浅い位置に形成することができない。
以上のことから、ポリシリコン膜厚200nm以下をターゲットにゲート加工を行い、かつ注入不純物のポリシリコンつき抜けを抑制するためには、二重レジスト技術の採用が適していることがわかる。
また、周辺回路部13のトランジスタの第2ゲート電極22を形成プロセスにおいては、ゲート長が細く特に寸法精度が要求される。
さらに、垂直形状を実現するため、画素部12の第1ゲート電極23を形成するよりも、異方性エンッチングが要求される。一方、画素部12は相対的に異方性よりエッチングダメージを低減したエッチング条件が望まれる。画素部12はエッチングダメージによって発生する結晶欠陥起因の白点悪化を抑制したいためである。
したがって、周辺回路部13と画素部12でゲート加工に要求される条件が異なり、それぞれ最適化した条件を用いることにより、高速性を実現するとともに高性能な撮像特性を実現できる。
また異方性エンッチングを実現する方法として、エッチングの主要ガスの塩化水素(HCl)または塩素(Cl2)または六フッ化イオウ(SF6)等に対して酸素(O2)添加することにより改善する。
酸素(O2)添加により、エッチングされていくゲート電極形成膜31の側壁部を酸化して保護しながらエッチングすることにより、異方性を実現する。例えば、一回のエッチング加工で第1ゲート電極23と第2ゲート電極22を形成しようとすると、ゲート最小寸法を用いている周辺回路部13のゲート加工条件で制限されることになる。
また、周辺回路部13のゲート加工条件に合わせて画素部12の第1ゲート電極23をエッチング加工して形成すると、レジストマスクの選択比が低下し、レジスト残膜が薄くなる。このため、二重レジストの効果が小さくなる。
このように、異方性エッチングによりレジストの選択比が小さくなることと、酸素(O2)添加によるアッシングの効果によって、レジストの選択比が小さくなることにより、相乗的にレジスト残膜が薄くなるデメリットがある。
そこで、画素部12の第1ゲート電極23を形成するドライエッチング加工は、エッチングダメージを低減する条件に加えて、酸素(O2)添加の割合を減らした条件で行う。
本発明のように、周辺回路部13のゲート電極形成のドライエッチングと、画素部12のゲート電極形成のドライエッチングをそれぞれについて行う(ドライエッチングを2回に分けて行う)ことにより、周辺回路部13は、第2ゲート電極22のゲート寸法ばらつきを抑制して、特性変動を低減できることから、周辺回路部13の高速化が実現できる。
また、画素部12は、ダメージを低減できる条件で、しかもレジスト残膜減りを減らし、かつ相対的にレジスト膜厚が厚いKrF露光用レジストの二重レジストを用いることにより、ゲートの不純物突き抜けを相乗的に低減できる。
また、本発明の製造方法は、検証が可能である。
デザインルールにより、画素アレイ部と周辺回路部の境界領域において、それぞれのレジストが重ならないようにレイアウトしている。
このため、図5(1)に示すように、境界領域では、画素部12のゲート加工時と周辺回路部13のゲート加工時の計2回のエッチング処理により、半導体基板11に窪み51が生じる。
または、図5(2)に示すように、境界領域のレジストを重なるようにレイアウトした場合、境界部のみがエッチング処理が施されないので、境界部にゲート電極形成膜31が線上に残る。
以上のように、画素部12と周辺回路部13の境界領域を検証することにより、本発明の実施を検証することができる。
上記製造方法によって、例えば図6に示すように、固体撮像装置の画素部は、半導体基板11に光電変換部がフォトダイオードPDで形成され、転送ゲートTgを介してフローティングディフュージョンFDが形成されている。またフォトダイオードPDに対して素子分離領域14を介して、リセットトランジスタRET、増幅トランジスタAMP、選択トランジスタSELを直列に配置した画素トランジスタ群が形成されている。そして、フローティングディフュージョンFDは、リセットトランジスタRSTの一方の拡散層に接続され、さらに増幅トランジスタAMPのゲート電極に、例えば配線で接続されている。
この等価回路は、図7に示すように、光電変換部のフォトダイオードPDは転送ゲートTgを介してフローティングディフュージョンFDに接続される。フローティングディフュージョンFDには、リセットロジックRET、増幅トランジスタAMP、選択トランジスタSELが直列に接続され、さらにフローティングディフュージョンFDと増幅トランジスタAMPのゲート電極が接続される。また、リセットトランジスタRSTと増幅トランジスタAMPの共通の拡散層には画素電源VDDに接続され、選択トランジスタSELのソース電極が出力信号線VSLに接続される。
また、図8に示すように、フォトダイオードPDは半導体基板表面に形成されたP型領域(正孔分離領域)とその下層のN型領域(光電子蓄積領域)で構成される。また、フローティングディフュージョンFDは転送ゲートTgのドレインとなるN+領域で形成される。
そして、フォトダイオードPDとフローティングディフュージョンFDの間にある転送トランジスタ(転送ゲートTg)の直下にチャネル領域が形成され、その上層にゲート絶縁膜31を介して、第1ゲート電極32が形成される。
上記固体撮像装置の製造方法によって製造された固体撮像装置は撮像装置(例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ等)に用いることができる、その撮像装置の一例を、図9のブロック図によって説明する。この撮像装置は、本発明の固体撮像装置を用いたものである。
図9に示すように、撮像装置200は、撮像部201に固体撮像装置(図示せず)を備えている。この撮像部201の集光側には像を結像させる結像光学系202が備えられ、また、撮像部201には、それを駆動する駆動回路、固体撮像装置で光電変換された信号を画像に処理する信号処理回路等を有する信号処理部203が接続されている。また上記信号処理部203によって処理された画像信号は画像記憶部(図示せず)によって記憶させることができる。このような撮像装置200において、上記固体撮像素子には、前記実施の形態で説明した固体撮像装置を用いることができる。
本発明の撮像装置200では、上記固体撮像装置を用いることから、上記説明したのと同様に、各画素の光電変換部の感度が十分に確保される。よって、画素特性、例えば白点の低減が可能になるという利点がある。
なお、本発明の撮像装置200は、上記構成に限定されることはなく、固体撮像装置を用いる撮像装置であれば如何なる構成のものにも適用することができる。
上記固体撮像装置は、ワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。また、本発明は、固体撮像装置のみではなく、撮像装置にも適用可能である。この場合、撮像装置として、高画質化の効果が得られる。ここで、撮像装置は、例えば、カメラや撮像機能を有する携帯機器のことを示す。また「撮像」は、通常のカメラ撮影時における像の撮りこみだけではなく、広義の意味として、指紋検出なども含むものである。
本発明の固体撮像装置の製造方法に係る一実施の形態を示した製造工程断面図である。 本発明の固体撮像装置の製造方法に係る一実施の形態を示した製造工程断面図である。 本発明の固体撮像装置の製造方法に係る一実施の形態を示した製造工程断面図である。 イオン注入における半導体基板の深さ方向の濃度分布図である。 本発明の固体撮像装置の製造方法の検証例を示した概略構成断面図である。 画素部の一例を示した平面レイアウト図である。 画素部の一例を示した等価回路図である。 画素部の光電変換部および転送ゲートの一例を示した概略構成断面図である。 撮像装置に係る一実施の形態を示したブロック図である。 従来の固体撮像装置の製造方法の一例を示した製造工程断面図である。 転送ゲートと光電変換部間の深さ方向のポテンシャル分布図である。 転送ゲートと光電変換部間のポテンシャル分布図である。 従来のフォトダイオードの形成例を示した概略構成断面図である。 従来のフォトダイオードの形成例を示した概略構成断面図である。
符号の説明
11…半導体基板、11…半導体基板、12…画素部、13…周辺回路部、22…第2ゲート電極、23…第1ゲート電極、32…第1レジストパターン、33…第2レジストパターン、34…第3レジストパターン、35…第4レジストパターン、36…第5レジストパターン、41…光電変換部

Claims (6)

  1. 半導体基板に、入射光を光電変換して電気信号を得る光電変換部を備えた画素部とこの画素部の周辺に形成された周辺回路部を形成する際に、
    前記画素部と前記周辺回路部の前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極形成膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極形成膜上に第1レジスト膜をArF露光用レジストで形成する工程と、
    前記第1レジスト膜をArF露光、及び、現像し、前記画素部において前記ゲート電極形成膜上の全面を被覆する第1レジストパターンと、前記周辺回路部において前記ゲート電極形成膜上に前記周辺回路部のゲート電極パターンを有する第2レジストパターンとを、形成する工程と、
    前記第1レジストパターンと前記第2レジストパターンをマスクにして、前記周辺回路部の前記ゲート電極形成膜をエッチングし、前記周辺回路部に第2ゲート電極を形成する工程と、
    前記第1レジストパターンと前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記半導体基板、前記ゲート電極形成膜及び前記第2ゲート電極上を覆う400nm〜500nmの第2レジスト膜をKrF露光用レジストで形成する工程と、
    前記第2レジスト膜をKrF露光、及び、現像し、前記画素部において前記ゲート電極形成膜上に前記画素部のゲート電極パターンを有する第3レジストパターンと、前記周辺回路部において前記周辺回路部上の全面を被覆する第4レジストパターンとを、形成する工程と、
    前記第3レジストパターンと前記第4レジストパターンをマスクにして、前記画素部の前記ゲート電極形成膜をエッチングし、前記画素部に転送ゲートを含む第1ゲート電極を形成し、前記第3レジストパターンと前記第4レジストパターンを100nm〜200nm残存させる工程と、
    前記半導体基板、前記第3レジストパターン及び前記第4レジストパターン上に、700nm〜800nmの第3レジスト膜をKrF露光用レジストで形成する工程と、
    前記第3レジスト膜をKrF露光、及び、現像し、前記半導体基板上に前記画素部の光電変換部が形成される領域上のみに開口部を有する第5レジストパターンを形成する工程と、
    前記第5レジストパターンと、前記第3レジストパターン及び前記第4レジストパターンとをマスクにして前記半導体基板に光電変換部をイオン注入によって形成する工程とを有する
    固体撮像装置の製造方法。
  2. 前記第5レジストパターンの開口部端の一部は、前記転送ゲート上の前記第3レジストパターン上に配置される請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  3. 前記第2レジストパターンは、前記第4レジストパターンよりも微細パターンに形成される請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  4. 前記ArF露光用レジストはメタクリル酸メチル樹脂を主成分とするレジストである請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 前記KrF露光用レジストはフェノール樹脂を主成分とするレジストである請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  6. 前記ArF露光用レジストを用いた前記ゲート電極形成膜のエッチングは、塩化水素または塩素または六フッ化イオウを主成分とするエッチングガスに酸素を添加して行う請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
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