JP5386377B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明はエレベーター装置に係り、特に、乗かごに搭載された非常停止装置を作動させるために、乗かごにかご速度検出手段を備えたエレベーター装置に関する。
従来、例えば乗かごを懸垂する主ロープが切断して定格速度を越えて落下した場合、乗かごに搭載させた非常停止装置を迅速に作動させて乗かごの落下を防止するため、乗かごにかご速度検出手段を設けることが、例えば特許文献1に開示のように、既に提案されている。
即ち、上記特許文献1に開示のかご速度検出手段は、乗かご側に一端を軸支され他端をガイドレールの敷設方向に延在させた揺動腕を設け、この揺動腕の延在端側にガイドレールに接して回転するローラを設け、このローラの回転を検出することで乗かごの昇降速度を検出するものである。
特開昭61−277573号公報
上記特許文献1に記載のかご速度検出手段によれば、乗かごの昇降に同期して揺動腕のローラがガイドレールに接して回転するので、正確なかご速度を検出することが可能である。
しかしながら、乗かごは、乗客の搭載状態やガイドレールの敷設状態によって、走行中に揺れが生じることがある。そのために、上記特許文献1に開示のかご速度検出手段は、乗かごの走行時に揺れによってガイドレールの敷設方向に延在する揺動腕が揺動し、その結果、揺動腕の先端部に軸支されたローラはガイドレールに対して乗かごの揺れに応じて回転速度が変化してしまい、変化した回転速度を乗かごの昇降速度として検出することになる。即ち、ガイドレールに接触しているローラは、乗かごの昇降速度に一致する回転速度ωで回転しているが、ここで、乗かごの揺れにより揺動腕が揺動する速度をΔωとすると、ローラもΔωで回転する。そして、かご速度検出手段は揺動腕とローラの相対的な回転速度に応じて検出信号を発生するので、乗かごの昇降速度に一致する回転速度ωに加え、揺動腕の揺動速度Δωを加味した回転速度を検出する。このため、真の乗かごの昇降速度に対応する回転速度ωに対し、揺動腕の揺動速度Δω分が誤差として検出され、正確な乗かごの昇降速度を検出できない問題がある。云い代えれば、乗かごの揺れによる揺動腕
の揺動により、ローラのガイドレール敷設方向(乗かご昇降方向)に対する位置が瞬間的に変化し、その瞬間的なローラの位置変化により、乗かごの昇降速度とローラの回転速度との間に誤差が生じるのである。このような昇降速度の誤差は、超高速で駆動されるエレベーター装置では顕著になり、非常停止装置の作動タイミングを遅らせる恐れがある。
このような昇降速度の検出誤差を小さくするためには、揺動腕の長さを長くして乗かごが揺れた場合の揺動腕の揺動角度を小さくすることで、揺動腕の揺動によるローラの回転速度の変化を小さくして対応することができる。しかしながら、揺動腕の長さを長くすることは、乗かごの上又は下方向に余分な設置空間を確保しなければならず、乗かごの占有体積を増加させる問題がある。
本発明の目的は、乗かごの占有体積を増大させることなく、乗かごの昇降速度を精度よく検出できるエレベーター装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、乗かごに設けられたガイドレールの敷設方向に平行な支軸にガイドレールの敷設方向と直交する方向に延在しガイドレールの敷設方向と直交する方向に揺動する揺動腕を回動自在に軸支し、この揺動腕に前記ガイドレールと接触してガイドレール敷設方向に回転するローラを軸支すると共に、このローラのローラ軸の回転を利用して乗かごの昇降速度を検出するかご速度検出手段を設けたのである。
このように構成することで、乗かごが揺れてもガイドレール敷設方向(乗かご昇降方向)に対するローラの位置は変化することはなく、ローラは乗かごの昇降速度と同じ速度でガイドレール上を転動する。そのため、乗かごの揺れに起因する乗かごの昇降速度とローラの回転速度との間に誤差が生じることはなく、精度良く乗かごの昇降速度を検出することができる。また、揺動腕を乗かごからガイドレールの敷設方向に直交する方向に延在させることで、乗かごの上又は下方向に余分な設置空間を確保する必要はなくなり、乗かごの占有体積の増加を抑制することができる。
乗かごの占有体積を増大させることなく、乗かごの昇降速度を精度よく検出できるエレベーター装置を得ることができる。
本発明によるエレベーター装置の第1の実施の形態を示すかご速度検出手段の斜視図。 図1のかご速度検出手段のパルス発生部分を示す斜視図。 図1の横断平面図。 本発明によるエレベーター装置の第2の実施の形態を示すかご速度検出手段の図1相当図。 図4の平面図。
以下本発明によるエレベーター装置の第1の実施の形態を図1〜図3に示すかご速度検出手段に基づいて説明する。
乗かご1は、昇降路の高さ方向に敷設されたガイドレール2に案内され図示しない巻上機によって昇降路内を昇降する。
この乗かご1には、ブラケット3が固定されており、このブラケット3にガイドレール2の長手方向に平行な第1の支軸4が固定されている。この第1の支軸4に揺動腕5の一端側が回動自在に軸支されており、揺動腕5の他端側は前記ガイドレール2の長手方向(敷設方向)と直交するように延在されている。そして揺動腕5の延在端側には、軸受6が第1の支軸4と平行な第2の支軸7によって回動自在に軸支されている。
このように支持された軸受6には、前記ガイドレール2の接して回転するローラ8のローラ軸9が回転自在に軸支されている。
そして、このローラ軸9には、異なる極性を周方向に交互に並べた磁気コード10が形成されており、この磁気コード10に接近させて第1の磁気センサ11Aと第2の磁気センサ11Bが配置されており、これら磁気コード10と第1の磁気センサ11Aと第2の磁気センサ11Bによってかご速度検出手段12を形成している。したがって、このかご速度検出手段12は、ローラ8の回転速度に比例したパルス信号を発生し、図示しない演算装置によりかご速度検出手段12から出力されたパルス信号を乗かご1の昇降速度に変換している。そして、前記かご速度検出手段12は前記軸受6に支持されている。
一方、前記揺動腕5は押圧ばね13によって前記ガイドレール2側に押圧されており、この押圧ばね13によって前記ローラ8は前記ガイドレール2の転動面2Fに押付けられている。
さらに、前記ローラ8は、椀状に形成され前記ローラ軸9に連結されたローラ本体14と、このローラ本体14の最外周に装着されたゴム材からなるタイヤ15とからなり、タイヤ15の幅方向中心L1と、第1の支軸4と第2の支軸7とローラ軸9の中心とを結ぶ線L2とが直交する位置に前記第2の支軸7を設けている。そして、ローラ本体14の椀状の内側において、第2の支軸7を介して揺動腕5と軸受6とが連結されている。
このほか、軸受6とローラ本体14との間には、ローラ8が第2の支軸7を中心に大きく回動しないように制限するために、揺動腕5の先端部5Eの角Pが当接するストッパとして段付き部8Sを設けている。
本実施の形態は以上のように構成したので、乗かご1がガイドレール2に沿って揺れることなく昇降している場合には、図3の実線に示すように、ガイドレール2と乗かご1の相対位置Paは一定であり、ローラ8のタイヤ15は全幅に亘ってガイドレール2の転動面2Fに接触して転動し、乗かご1の昇降速度を正確に検出することができる。
一方、乗かご1が昇降中に、図3の矢印X方向に揺れた場合、点線で示すようにガイドレール2と乗かご1の相対位置Pbは変位する。この乗かご1の変位により、乗かご1に固定されたブラケット3も乗かご1と一体的に変位し、揺動腕5は第1の支軸4を中心に回動してθ角度傾斜する。しかしながら揺動腕5は押圧ばね13によってその先端側をガイドレール2側に押圧されているので、ローラ8はガイドレール2の転動面2Fから離れることなく回転し続け、乗かご1の昇降速度を正確に検出することができる。
さらに、揺動腕5の傾斜によってガイドレール2の転動面2Fに接触するタイヤ15の幅方向の端部Qのみが接触するが、この端部Qにガイドレール2からの反力Fが集中するので、その反力Fによってローラ8の傾斜を抑止する回転力Mが発生して軸受6を第2の支軸7を中心に回動させ、ローラ8のタイヤ15の全幅をガイドレール2の転動面2Fに接触させることができる。それは、前記第2の支軸7を上述の位置に設置することで達成できるのである。
尚、矢印Xとは反対向きに乗かご1が揺れた場合にも、同様に、ガイドレール2の転動面2Fに対するローラ8の傾きを抑止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、乗かご1が昇降中に揺れても乗かご1の昇降速度を正確に検出することができるので、仮に、乗かご1を懸垂する主ロープが切断して乗かご1が落下を始めても、ローラ8が常にガイドレール2に接触して回転しているので、例えば、定格速度の1.3倍を越える速度を正確に検出することができ、図示しない非常停止装置を正確に作動させることができる。
このような正確なかご速度の検出は、ローラ8を乗かご1からガイドレール2の敷設方向に対して直交する方向に張出させた揺動腕5に軸支したために、乗かご1の揺れが生じても、ローラ8の位置が乗かご1の位置と同じ位置でガイドレール2に接触しているからであり、乗かご1の揺れにより、ローラ8の位置が乗かご1の位置に対して変化する従来のかご速度検出手段に対して精度良いかご速度の検出を行うことができる。
このほか、ローラ8を乗かご1からガイドレール2の敷設方向に対して直交する方向に張出させた揺動腕5に軸支しているので、揺動腕5の長さ寸法は乗かご1の高さ寸法に影響しないので、乗かご1の上又は下方向に余分な設置空間を確保する必要はなく、乗かごの占有体積を増加させることはない。
ところで、以上説明の実施の形態においては、ローラ8のタイヤ15の全幅を転動面2Fに接触させたものであるが、転動面2Fとの接触面圧を確保するのに、押圧ばね13のばね圧を高くしてもよいが、タイヤ15の転動面2Fとの対向面に凹溝16を周方向全周に亘って設けて接触面圧を高めるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、ローラ8のタイヤ15の断面は矩形状である。そのために、タイヤ15の全幅を転動面2Fに接触させて接触面圧を確保する必要がある。このように構成することで、乗かご1をガイドレール2に案内する案内装置がガイドシューである場合に、ガイドシューに含まれた油等が、例えば、ガイドレール2の転動面2Fのタイヤ15の幅方向に対向する一部に、部分的に付着した場合でも、残る部分でタイヤ15が転動面2Fに接触できるので、ローラ8は支障なく回転することができる。
しかしながら、乗かご1をガイドレール2に案内する案内装置が案内ローラである場合には、転動面2Fに油等の付着はないので、ローラ8を乗かご1からガイドレール2の敷設方向に対して直交する方向に張出させた揺動腕5に軸支する基本構成を踏襲し、第2の支軸7を省略して軸受6を揺動腕5に固定し、タイヤ15の表面を円弧状に突出させることでも対応することができるのは云うまでもない。
次に、本発明によるエレベーター装置の第2の実施の形態を、図4及び図5に示すかご速度検出手段に基づいて説明する。尚、図1〜図3と同符号は同一構成部材を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態が第1の実施の形態と異なる構成は、揺動腕5の先端部に第2の支軸7を介して揺動腕5と水平方向に直交するように横梁部材17の長手方向中間を回動自在に連結し、横梁部材17の両端から夫々第1の腕部材18Aと第2の腕部材18Bをガイドレール2の敷設方向と直交する方向に延在させ、これら第1の腕部材18Aと第2の腕部材18Bに夫々第1のローラ8Aと第2のローラ8Bとを軸支させ、かつ第1の腕部材18Aは第1及び第2の支軸4,7と平行な第3の支軸19を介して横梁部材17に回動自在に連結し、第1の腕部材18Aと第2の腕部材18B間にこれらの間隔を狭める方向に圧力を発揮する押圧ばね13を設けた点である。
そして、第1のローラ18Aのローラ軸9Aにかご速度検出手段としてロータリーエンコーダ20Aを連結したのである。尚、ロータリーエンコーダ20Aの代わりに回転速度に比例した電力を出力するタコジェネレータを取り付けても良い。
そして、第1のローラ8Aと第2のローラ8Bとでガイドレール2を挟み込み、ガイドレール2に対する第1のローラ8Aの接触圧力を確保している。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じように乗かごが揺れた場合には、揺動腕5が傾く。しかしながら、横梁部材17は第2の支軸7を中心として回動するので、第1のローラ18Aと第2のローラ18Bのガイドレール2に対する姿勢は変化せず、正確なかご速度を検出することができる。
即ち、図5に示すように、乗かごの揺れにより揺動軸5が傾斜した場合、第1のローラ18Aと第2のローラ18Bにガイドレール2からの反力Fa,Fbが生じ、これら反力Fa,Fbによって横梁部材17に第2の支軸7周りに回転力Ma,Mbを生じさせる。ここで、第2の支軸7に対し反力Faは、反力Fbよりも離れた位置で発生するために、回転力Maは回転力Mbよりも大きくなり、これら回転力Ma,Mbの差(Ma−Mb)によって横梁部材17を元の位置に復元させる回転力Mが生じる。横梁部材17が元の位置に復元することで、第1のローラ8Aと第2のローラ8Bの全幅はガイドレール2に接触することになり、第1の実施の形態と同様な作用により、乗かごの昇降速度を正確に検出することができる。
このように、本実施の形態によっても第1の実施の形態と同等の効果を奏することができる。
このほか、押圧ばね13が第1の腕部材18Aと第2の腕部材18B間に装着されているので、これらの間隔の変化に対応すればよく、第1の実施の形態の揺動腕5の揺動に追従する押圧ばねに比べて、押圧力の変化を小さくすることができる。
ところで、図4に示すように、第2のローラ8Bのローラ軸9Bにもロータリーエンコーダ20Bを連結して、ロータリーエンコーダ20Aと同時にかご速度を検出し、そこに誤差が生じた場合、どちらかのロータリーエンコーダが故障であることを報知するようにしてもよく、一方が故障した場合に故障検出が可能な構成にしても良い。
さらに、第2のローラ8Bにロータリーエンコーダ20Bを設けない場合、ガイドレール2との面圧を無視して幅広の第2のローラ8Bを形成するようにしても良い。これにより、ガイドレール2からの前記反力Fa,Fbによる回転力Ma,Mbの差を大きくして大きな回転力Mを大きくできると共に、第1のローラ18Aと第2のローラ18Bの姿勢の安定度を増加させることができる。
本発明は、乗かごに搭載された非常停止装置を作動させるために、乗かごにかご速度検出手段を備えたエレベーター装置に関するものであるが、非常停止装置を作動させる以外に、エレベーター装置の運行管理に乗かごに設けたかご速度検出手段を利用しても良い。
1…乗かご、2…ガイドレール、3…ブラケット、4…第1の支軸、5…揺動腕、6…軸受、7…第2の支軸、8…ローラ、8A…第1のローラ、8B…第2のローラ、9,9A,9B…ローラ軸、10…磁気コード、11A…第1の磁気センサ、11B…第2の磁気センサ、12…かご速度検出手段、13…押圧ばね、14…ローラ本体、15…タイヤ、16…凹溝、17…横梁部材、18A…第1の腕部材、18B…第2の腕部材、19…第3の支軸、20A,20B…ロータリーエンコーダ。

Claims (6)

  1. ガイドレールに案内されて昇降する乗かごにかご速度検出手段を備えたエレベーター装置において、前記乗かごに設けられた前記ガイドレールの敷設方向に平行な支軸に前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に延在すると共に前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に揺動する揺動腕を回動自在に軸支し、この揺動腕に前記ガイドレールと接触してガイドレール敷設方向に回転するローラを軸支し、このローラをガイドレール側に押圧する押圧ばねを設け、かつ前記かご速度検出手段は、前記ローラのローラ軸の回転を利用して前記かご速度を検出することを特徴とするエレベーター装置。
  2. ガイドレールに案内されて昇降する乗かごにかご速度検出手段を備えたエレベーター装置において、前記乗かごに設けられた前記ガイドレールの敷設方向に平行な第1の支軸に前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に延在すると共に前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に揺動する揺動腕を回動自在に軸支し、この揺動腕の先端側に前記第1の支軸と平行な第2の支軸によって回動自在に軸支され前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に揺動する軸受を設け、この軸受に軸支され前記ガイドレールと接触してガイドレール敷設方向に回転するローラを設け、このローラをガイドレール側に押圧する押圧ばねを設け、かつ前記かご速度検出手段は、前記ローラのローラ軸の回転を利用して前記かご速度を検出することを特徴とするエレベーター装置。
  3. ガイドレールに案内されて昇降する乗かごにかご速度検出手段を備えたエレベーター装置において、前記乗かごに設けられた前記ガイドレールの敷設方向に平行な支軸に前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に延在すると共に前記ガイドレールの敷設方向と直交する方向に揺動する揺動腕を回動自在に軸支し、この揺動腕の先端部に該揺動腕と水平方向に直交する横梁部材の長手方向中間を回動自在に連結し、この横梁部材の両端からガイドレールの敷設方向と直交する方向に夫々第1の腕部材と第2の腕部材を延在させ、これら第1の腕部材と第2の腕部材に夫々ガイドレールの敷設方向に転動するローラを軸支させ、かつ第1の腕部材はガイドレールの敷設方向と直交する方向に揺動するように前記横梁部材に回動自在に連結し、前記第1の腕部材と第2の腕部材間にこれらの間隔を狭める方向に圧力を発揮する押圧ばねを設けると共に、前記第1の腕部材に軸支されたローラと前記第2の腕部材に軸支されたローラとで前記ガイドレールを挟み込み、前記かご速度検出手段は、前記第1の腕部材と第2腕部材のローラの少なくとも一方側のローラのローラ軸の回転を利用して前記かご速度を検出することを特徴とするエレベーター装置。
  4. 前記ローラは、椀状に形成され前記ローラ軸に連結されたローラ本体と、このローラ本体の最外周に装着されたタイヤとを有し、前記タイヤの幅方向中心と、前記第1の支軸と前記第2の支軸と前記ローラ軸の中心とを結ぶ線とが直交する位置に前記第2の支軸を設けていることを特徴とする請求項記載のエレベーター装置。
  5. 前記椀状のローラ本体の内側に前記ローラ軸の軸受が設置され、この軸受に前記かご速度検出手段が支持されていることを特徴とする請求項記載のエレベーター装置。
  6. 前記かご速度検出手段は、前記ローラ軸に取り付けられた磁気コードを埋設したリングと、前記リング表面と隙間を介して対向する磁気センサとで構成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のエレベーター装置。
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