JP5384978B2 - 光パルス発生装置を含む光学システム - Google Patents

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Description

本発明は、光パルス発生装置を含む光学システムに関するものである。
近年、生物学、医学、医療、加工、計測などの様々な分野において、超短パルス光源が利用されるようになってきている。この超短パルス光源として、現在、チタン・サファイアレーザに代表される固体の超短パルス光源が主に用いられている。
しかし、チタン・サファイアレーザのような固体超短パルス光源は、パルス時間幅、パルス波形、光強度や雑音特性など、性能的には非常に優れているものの、サイズ、安定性、操作性、そして価格などの観点から汎用性が低い。
そこで、最近では、汎用性の高い光源として、ファイバ型超短パルス光源の開発が進められている。しかしながら、ファイバ型超短パルス光源の場合は、光ファイバ中を光が伝搬するため、光ファイバ中の非線形光学効果によって最大光強度や最短パルス時間幅が厳しく制限される。
また、固体の超短パルス光源やファイバ型超短パルス光源から出力される光パルスを実際に応用する場合、これらの超短パルス光源から出力される光パルスを、レンズ、反射ミラーや光ファイバ等の様々な光学素子を介して被照射物まで伝送することになる。このため、光パルスは、これらの伝送系の光学素子による群速度分散 (Group Velocity Dispersion:GVD) の影響を受けて、光パルス波形に歪みが生じることになる。この光パルス波形の歪みは、低次GVDの影響による場合はある程度整形可能であるが、高次GVDの影響による場合は、整形が極めて困難である。また、光ファイバを用いて高強度な光パルスを伝送する場合は、光ファイバ中の非線形光学効果も光パルス波形を歪ませる大きな要因となる。
一方、近年、波長掃引レーザとしてFourier domain mode-locked laser(FDML)が開発されている(例えば、特許文献1参照)。このFDMLは、パルス光源としても利用可能であることが、特許文献1に開示されている。また、FDMLをパルス光源として利用する場合、FDMLを構成する波長可変フィルタの掃引状態を変化させて透過波長を制御することにより、レーザ後段の光学系の分散を補償するチャープを有するパルスの発生が可能となることが、特許文献1に開示されている。
したがって、FDMLをパルス光源として利用すれば、FDMLは光ファイバで構成することが可能であることから、安価で汎用性の高いパルス光源が得られることが期待される。
米国特許出願公開第2006/187537号明細書
上述したように、FDMLは、これまでの光源にない特徴を有しており、パルス光源としても期待される。また、本発明者らの独自の発想として、FDMLにおいては、レーザ共振器内にて、光パルスが大きなチャープを有することで、光パルスのピークパワーは低い状態になっているので、レーザ共振器内での非線形光学効果の影響を非常に小さくすることができ、従来のファイバ型超短パルス光源に比べてより一層の高出力化を達成できるという期待も有る。
しかしながら、現在、FDMLを用いたパルス光源は、実現されていない。また、FDMLを用いてパルス光源を構成する場合は、次のような課題が想定される。
すなわち、上記特許文献1に開示のFDMLは、レーザ共振器が数kmを超える長尺な光ファイバで構成されるため、環境温度や応力によるレーザ共振器長の揺らぎが大きくなって、モード同期動作が不安定になる。FDMLを光断層撮影(optical coherence tomography)用の波長掃引レーザとして用いる場合、このモード同期動作の不安定性は問題にならないが、パルス光源として用いる場合は大きな問題になる。また、波長可変フィルタを掃引するクロックの精度不足によるジッタが発生し、これによってもモード同期動作が不安定になる。
以上のことから、特許文献1に開示のFDMLは、安価で汎用性に優れているものの、パルス光源として利用した場合、そのままでは安定的にパルス化が行えないことが想定される。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、安価で汎用性に優れ、しかも安定したモード同期動作による光パルスを発生できる光パルス発生装置を含む光学システムを提供することにある。
上記目的を達成する本発明に係る光学システムは
少なくとも、光に利得を与える光利得手段、前記光に所望の時間遅延を与える光遅延手段、および前記光の透過波長を掃引する波長選択手段を含み、前記光を周回させるレーザ共振器と、
前記レーザ共振器で生成された前記光を制御用の第1レーザ光と出力用の第2レーザ光とに分岐する光分岐手段と、
該光分岐手段で分岐された前記第1レーザ光を光電変換する光電変換手段と、
該光電変換手段の出力の周波数成分から前記第1レーザ光の繰返し周波数の自然数倍に等しい周波数成分を基準信号として出力する帯域制限手段と、
該帯域制限手段から出力される前記基準信号に基づいて、前記レーザ共振器中を前記光が一周する時間が、前記波長選択手段における前記透過波長の掃引周期の自然数倍と等しくなるように、前記波長選択手段の前記掃引周期を制御する波長調整手段と、
前記帯域制限手段からの前記基準信号に基づいて、前記波長選択手段の前記掃引周期と同期して前記光利得手段の光利得を変調する光利得調整手段と、を備える光パルス発生装置を含み、該光パルス発生装置からの前記第2レーザ光を被照射物に伝送する光学システムであって、
当該光学システムを伝送する光の光パルス波形情報を検出する光パルス波形情報検出手段と、
該光パルス波形情報検出手段で検出された光パルス波形情報に基づいて、前記波長選択手段による透過波長の掃引状態を動的に制御する掃引状態制御手段と、を有し、
前記光パルス波形情報検出手段は、
前記被照射物への照射位置での前記第2レーザ光の光パルス波形情報を検出する、
ことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する本発明に係る光学システムは
少なくとも、光に利得を与える光利得手段、前記光に所望の時間遅延を与える光遅延手段、および前記光の透過波長を掃引する波長選択手段を含み、前記光を周回させるレーザ共振器と、
前記レーザ共振器で生成された前記光を制御用の第1レーザ光と出力用の第2レーザ光とに分岐する光分岐手段と、
該光分岐手段で分岐された前記第1レーザ光を光電変換する光電変換手段と、
該光電変換手段の出力の周波数成分から前記第1レーザ光の繰返し周波数の自然数倍に等しい周波数成分を基準信号として出力する帯域制限手段と、
該帯域制限手段から出力される前記基準信号に基づいて、前記レーザ共振器中を前記光が一周する時間が、前記波長選択手段における前記透過波長の掃引周期の自然数倍と等しくなるように、前記波長選択手段の前記掃引周期を制御する波長調整手段と、
前記帯域制限手段からの前記基準信号に基づいて、前記波長選択手段の前記掃引周期と同期して前記光利得手段の光利得を変調する光利得調整手段と、を備える光パルス発生装置を含み、該光パルス発生装置からの前記第2レーザ光を被照射物に伝送する光学システムであって、
当該光学システムを伝送する光の光パルス波形情報を検出する光パルス波形情報検出手段と、
該光パルス波形情報検出手段で検出された光パルス波形情報に基づいて、前記光利得手段の利得を動的に制御する光利得制御手段と、を有し、
前記光パルス波形情報検出手段は、
前記被照射物への照射位置での前記第2レーザ光の光パルス波形情報を検出する、
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、レーザ共振器で生成された光を分岐して光電変換し、その光電変換出力の周波数成分から、レーザ出力の繰返し周波数の自然数倍に対応するスペクトル成分を抽出し、そのスペクトル成分を基準信号としてレーザ共振器における波長選択手段の掃引周期を制御するので、安価で汎用性に優れたレーザ共振器を用いて、安定したモード同期動作による光パルスを発生することが可能となる。
本発明の第1実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 図1に示した光パルス発生装置の具体的構成の一例を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第9実施の形態に係る光パルス発生装置を含む光学システムの要部の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。図1に示す光パルス発生装置は、FDMLのレーザ共振器1を構成する、光利得手段10、光遅延手段20、波長選択手段30および第1光分岐手段40を有する。
光利得手段10は、光に利得を与えるもので、例えば、希土類添加ファイバ型光増幅器、ラマン光増幅器、誘導パラメトリック光増幅器、半導体光増幅器または色素等で構成する。光遅延手段20は、光に所望の遅延時間を与えるもので、例えば、光ファイバや多重反射ミラー等で構成する。波長選択手段30は、所望の波長を透過させるもので、例えば、誘電体多層膜型、ファブリペロ型、分光型、干渉型やファイバブラッググレーティング型等の光フィルタで構成する。第1光分岐手段40は、レーザ共振器1の光路を分岐して、レーザ共振器1を周回する光の一部をレーザ光として出力するもので、例えば、ファイバ型光カプラや誘電体多層膜型部分反射ミラー等で構成する。
本実施の形態では、レーザ共振器1の第1光分岐手段40から出力されるレーザ光の一部を、第2光分岐手段50に入射させて、制御用の第1レーザ光と出力用の第2レーザ光とに分岐する。第2光分岐手段50は、第1光分岐手段40と同様に、例えば、ファイバ型光カプラや誘電体多層膜型部分反射ミラー等で構成する。したがって、本実施の形態においては、第1光分岐手段40および第2光分岐手段50により、レーザ共振器1で生成された光を制御用の第1レーザ光と出力用の第2レーザ光とに分岐する光分岐手段を構成している。
第2光分岐手段50で分岐された第1レーザ光は、光電変換手段60で受光して光電変換し、その光電変換出力を帯域制限手段70に供給する。光電変換手段60は、例えば、フォトマルチプライヤ(photo-multiplier tube:PMT)、アバランシュフォトダイオード(avalanche photo diode:APD)やフォトダイオード(photo diode:PD)等で構成する。また、帯域制限手段70は、例えば、電気的な受動もしくは能動バンドパスフィルタ、受動もしくは能動ローパスフィルタ等のフィルタに、必要に応じて電気増幅器や位相シフタなどを組み合わせて構成する。
帯域制限手段70は、光電変換手段60からの光電変換出力の周波数成分から、レーザ出力の繰返し周波数frep(Hz)の自然数m倍に対応するスペクトル成分mfrep(Hz)を抽出して、その抽出したスペクトル成分を基準信号(クロック信号)として波長調整手段80に供給する。波長調整手段80は、例えば、ファンクションジェネレータやシンセサイザ等に、必要に応じて増幅器や位相シフタなどを組み合わせて構成する。
波長調整手段80は、帯域制限手段70からの基準信号に基づいて、レーザ共振器1中を光が一周する時間Tround(sec)が、波長選択手段30における波長掃引周期(変調周期)T(sec)の自然数n倍と等しくなるように、すなわち、Tround=nT、を満たすように、波長選択手段30の波長掃引周期Tを、Troundの1/nに調整する。
以上のように、本実施の形態に係る光パルス発生装置は、FDMLの出力の一部を第2光分岐手段50で分岐して光電変換手段60で光電変換し、その光電変換出力の周波数成分から、FDML出力の繰返し周波数frepのm倍に対応するスペクトル成分を帯域制限手段70により抽出し、その抽出したスペクトル成分を、波長選択手段30の掃引周期Tを制御する基準信号としている。したがって、FDMLのレーザ共振器1が、数kmを超える長尺な光ファイバで構成され、環境温度や応力によるレーザ共振器長の揺らぎが発生する場合でも、安定したモード同期動作を確保することができる。
しかも、波長調整手段80に入力される基準信号は、長尺な光共振器を有するFDMLの出力の一部を光電変換した信号に基づいて生成されるので、電気的な発振器により基準信号を生成する場合よりも、純度および安定度を高いものを得ることができる。これにより、波長選択手段30による波長掃引のジッタを低減できるので、安定的なモード同期動作を実現することができる。以上のことから、本実施の形態に係る光パルス発生装置によれば、安価で汎用性に優れたFDMLを用いて、安定したモード同期動作による光パルスを発生することができる。
なお、図1において、光利得手段10、光遅延手段20、波長選択手段30および第1光分岐手段40は、順不同で配置することが可能である。例えば、光強度の高いレーザ光を得たい場合は、図1に示すように、第1光分岐手段40を光利得手段10の直後に配置するのが好ましい。また、なるべく低雑音のレーザ光を得たい場合は、第1光分岐手段40を波長選択手段30の直後に配置するのが好ましい。また、出力パルス列のタイミングを調整したい場合は、光遅延手段20の中に第1光分岐手段40を配置するのが好ましい。
図2は、図1に示した光パルス発生装置の具体的構成の一例を示す図である。図2において、光利得手段10は、単一モードYb添加ファイバ(Yb-doped fiber:YDF) 11、励起LD 12およびWDM(wavelength division multiplexing)カプラ13を有する。YDF11は、例えば、波長1000nm帯にて単一モードで動作する長さ5mのものを用いる。励起LD12は、発振波長976nm、平均光強度150mWの光を単一モード光ファイバから出力するように構成する。WDMカプラ13は、励起LD12からの波長976nmの励起光と、レーザ共振器1を周回する波長1000nm〜1080nmの光とを合波し、その合波した光をYDF11へ入力するように構成する。
YDF11から出力される光は、レーザ共振器1内の偏波状態を制御する偏波コントローラ (polarization controller:PC)32を経て第1光分岐手段40に入力する。第1光分岐手段40は、光ファイバ型カプラ41で構成する。この光ファイバ型カプラ41は、2つの出力ポートを有し、入力光を1:10の光強度に分岐して出力するもので、光強度の低い出力光をレーザ共振器1から取り出して、光アイソレータ42を経て第2光分岐手段50に入力し、光強度の高い出力光は、光遅延手段20に入力してレーザ共振器1にフィードバックする。
光遅延手段20は、波長1000nm〜1080nmの帯域で単一モード動作する長さ4.0kmの単一モードファイバ(single mode fiber:SMF)21で構成する。このSMF 21からの出力光は、波長選択手段30としてのファイバファブリペロ型フィルタ(fiber Fabry-Perot filter:FFP-TF)31に入力する。FFP−TF31は、透過帯域幅0.10nm、動作波長範囲1000nm〜1100nmの特性を有する。このFFP−TF31の中心波長は、波長調整手段80を構成するファンクションジェネレータ81からの電圧出力で調整する。本実施の形態では、波長1020nm〜1050nmの範囲を約50kHzの繰返し周波数で透過波長を掃引する。
FFP−TF31の出力光は、光アイソレータ14を経てWDMカプラ13に入力する。なお、光アイソレータ14は、レーザ共振器1中の光の伝搬方向を一方向に固定するために用いる。
一方、第2光分岐手段50は、2つの出力ポートを有し、入力光を1:100の光強度に分岐して出力する光ファイバ型カプラ51で構成する。この光ファイバ型カプラ51で分岐される光強度の低い出力光(第1レーザ光)は、光電変換手段60としてのPINフォトダイオード(PD)61で受光して光電変換し、光強度の高い出力光(第2レーザ光)は、当該光パルス発生装置の出力光とする。
PD61で光電変換された電気信号は、帯域制限手段70としての受動バンドパスフィルタ(band pass filter:BPF) 71に入力する。BPF71は、10kHz〜55kHzの信号を透過するように構成する。このBPF71の出力信号を、好ましくは、位相シフタ73で位相を調整した後に、電気増幅器72で増幅して、ファンクションジェネレータ81に基準信号(クロック信号)として入力し、これによりFFP−TF31における掃引周期Tを制御する。
図2に示した構成により、光スペクトル帯域20nm、パルス時間幅5.0μsec、繰返し周波数50kHz、平均光強度4.0mWのチャープ光パルスを安定して発生することができる。
(第2実施の形態)
図3は、本発明の第2実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図1に示した構成において、帯域制限手段70からの基準信号に基づいて光利得手段10の光利得を調整する光利得調整手段90を設け、これにより光利得手段10の光利得を、波長選択手段30における波長掃引周期Tに同期して、すなわち、レーザ共振器1を光が一周する時間TroundとnT=Troundという関係になるように変調するようにしたものである。なお、光利得調整手段90は、例えば、電流源等により構成する。その他の構成は、図1と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
本実施の形態によれば、レーザ共振器1における光利得手段10の光利得を調整するようにしたので、第1実施の形態における効果に加えて、出力される光パルスの形状を調整することが可能になる。
(第3実施の形態)
図4は、本発明の第3実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図1に示した構成において、第2光分岐手段50の後段に、該第2光分岐手段50から出力される第2レーザ光に群速度分散を与える群速度分散発生手段100を設けたものである。群速度分散発生手段100は、例えば、回折格子対、プリズム対、virtual imaged phased array (VIPA)型GVD発生装置、arrayed waveguide grating (AWG)型GVD発生装置、空間液晶型GVD発生装置、chirped fiber Bragg grating (FBG)型GVD発生装置やlong period FBG高次モード伝搬ファイバ等で構成することができる。その他の構成は、図1と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
本実施の形態によれば、群速度分散発生手段100により、出力パルス光のチャープを低減できるので、第1実施の形態における効果に加えて、ピークパワーの高い光パルスを発生することが可能になる。
(第4実施の形態)
図5は、本発明の第4実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図1に示した構成において、第2光分岐手段50の後段に、該第2光分岐手段50から出力される第2レーザ光から、所定の波長成分を選択して出力する波長選択手段110を設けたものである。波長選択手段110は、例えば、誘電体多層膜型、ファブリペロ型、分光型、干渉型やファイバブラッググレーティング型等の光フィルタで構成することができる。その他の構成は、図1と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
本実施の形態によれば、第2光分岐手段50からの第2レーザ光の光スペクトル帯域幅よりも狭い帯域を持つ波長選択手段110により、所定の波長成分を選択して出力するので、第1実施の形態における効果に加えて、より狭い時間幅の光パルスを発生することができる。
(第5実施の形態)
図6は、本発明の第5実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図1に示した構成において、レーザ共振器1中に群速度分散補償手段120を設けたものである。群速度分散発生手段120は、例えば、回折格子対、プリズム対、VIPA型GVD発生装置、AWG型GVD発生装置、空間液晶型GVD発生装置、FBG型GVD発生装置やlong period FBG高次モード伝搬ファイバ等で構成することができる。その他の構成は、図1と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
本実施の形態によれば、レーザ共振器1中に群速度分散補償手段120を設けたので、第1実施の形態における効果に加えて、レーザ共振器1中のGVDが大きく、発振可能な光スペクトル帯域が制限される場合に、群速度分散補償手段120によりレーザ共振器1中の総GVD量を低減して、発振可能な光スペクトル帯域を広げることができる。
(第6実施の形態)
図7は、本発明の第6実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図6に示した構成において、第2光分岐手段50の後段に、図4と同様に、第2光分岐手段50から出力される第2レーザ光に群速度分散を与える群速度分散発生手段100を設けたものである。その他の構成は、図1と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
したがって、本実施の形態によれば、第5実施の形態の効果に加えて、レーザ共振器1から発生した光スペクトル帯域の広いパルス光から、チャープを低減したピークパワーの高い光パルスを出力することが可能になる。
(第7実施の形態)
図8は、本発明の第7実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図1に示した構成において、第2光分岐手段50の後段に、該第2光分岐手段50から出力される第2レーザ光を増幅する光増幅手段130を設けたものである。光増幅手段130は、例えば、希土類添加ファイバ型光増幅器、ラマン光増幅器、誘導パラメトリック光増幅器、半導体光増幅器あるいは色素等で構成することができる。その他の構成は、図1と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
このように、光パルスの出力段に光増幅手段130を設ければ、第1実施の形態の効果に加えて、高パワーの光パルスを発生することができる。
(第8実施の形態)
図9は、本発明の第8実施の形態に係る光パルス発生装置の要部の構成を示すブロック図である。この光パルス発生装置は、図4に示した構成において、群速度分散発生手段100の前段に、図8と同様の光増幅手段130を設けたものである。その他の構成は、図4と同様であるので、同一構成要素には同一参照符合を付して説明を省略する。
このように、群速度分散発生手段100の前段に光増幅手段130を設ければ、第3実施の形態の効果に加えて、第2光分岐手段50で分岐して出力される第2レーザ光の光強度が低い場合でも、光増幅手段130での非線形光学効果の影響を受けることなく、高出力の光パルスを発生することが可能となる。
なお、上記図3乃至図9に示した光利得調整手段90、群速度分散発生手段100、波長選択手段110、群速度分散補償手段120や光増幅手段130は、適宜の組み合わせが可能である。
(第9実施の形態)
図10は、本発明の第9実施の形態に係る光パルス発生装置を含む光学システムの要部の構成を示すブロック図である。図10において、上記実施の形態で説明した構成要素と同一作用を成す構成要素には、同一参照符号を付して説明を省略する。
本発明に係る光学システムは、上記実施の形態で説明した光パルス発生装置を有して構成されるが、本実施の形態では、図3に示した利得調整手段90を備える光パルス発生装置を有して光学システムを構成する。図10において、光パルス発生装置の第2光分岐手段50から出力される光パルスは、光増幅手段130で増幅した後、光伝送手段140および群速度分散発生手段100を経て被照射物である非線形光学効果発生手段150に照射される。光伝送手段140は、例えば、レンズ、反射ミラーや光ファイバ等で構成する。なお、光増幅手段130、光伝送手段140および群速度分散発生手段100は、適宜、必要に応じて使用するもので、必須ではない。
非線形光学効果発生手段150は、例えば、第二次高調波発生(second harmonic generation:SHG)、第三次高調波発生(third harmonic generation:THG)、和周波発生、差周波発生、多光子吸収、多光子蛍光、ラマン散乱、誘導ラマン散乱、コヒーレント・アンチストークス・ラマン散乱(coherent anti-stokes Raman scattering:CARS)、自己位相変調、相互位相変調、四光波混合や変調不安定(modulation instability)等の非線形光学効果を発生するもので、例えば、結晶、ガラス、金属、タンパク、細胞や組織等である。
非線形光学効果発生手段150で発生した光は、例えば、PMT、APDやPD等からなる光電変換手段160で光電変換した後、アナログ/デジタル変換器等のAD変換手段170でデジタル信号に変換してパーソナルコンピュータ等のコンピュータ180に供給する。
コンピュータ180は、AD変換手段170からの信号に基づいて、非線形光学効果によって生じる光の強度が高くなるように、利得調整手段90および波長調整手段80に対して、光強度波形および波長掃引波形(掃引関数)をそれぞれ動的に制御する信号を出力して、光利得手段10の利得および波長選択手段30による透過波長の掃引状態をそれぞれ動的に制御する。したがって、本実施の形態において、光電変換手段160は光パルス波形情報検出手段を構成し、コンピュータ180および利得調整手段90は光利得制御手段を構成し、コンピュータ180および波長調整手段80は掃引状態制御手段を構成している。
図10に示した光学システムによれば、光パルス発生装置からは、上記実施の形態で説明したように、レーザ光の一部を光電変換して得られる信号に基づいて生成される基準信号により、波長調整手段80を介して波長選択手段30の波長掃引周期Tが制御されるとともに、利得調整手段90により光利得手段10の利得が変調されて、安定したモード同期動作による所望の形状の光パルスが出力される。しかも、利得調整手段90による光利得手段10の利得、および波長調整手段80による波長選択手段30の透過波長の掃引状態は、当該光パルス発生装置から発生した光パルスが非線形光学効果発生手段150に照射され、非線形光学効果によって新たに発生する光の強度が高くなるように、該発生した光の光電変換出力に基づいて動的に制御される。すなわち、光パルス波形情報検出手段である光電変換手段160により、第2レーザ光の被照射物への照射位置での光パルス波形情報が検出されて、その検出された光パルス波形情報に基づいて、光利得手段10の利得および波長選択手段30の透過波長の掃引状態が動的に制御される。したがって、非線形光学効果発生手段150に対して、常に最適な波形の光パルスを伝送することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、第1光分岐手段40によりFDMLのレーザ共振器1から取り出されたレーザ光の一部を、さらに第2光分岐手段50で分岐して制御用の第1レーザ光を得るようにしたが、第2光分岐手段50に代えて、レーザ共振器1から直接、制御用の第1レーザ光を分岐する光分岐手段を設けて、同様にして、波長選択手段30の波長掃引周期Tを制御する基準信号を生成し、第1光分岐手段40からは出力用の第2レーザ光を得るように構成することもできる。
また、図10に示した光学システムでは、非線形光学効果発生手段150から発生した光、すなわち第2レーザ光の照射位置での光パルス波形情報に基づいて、光利得手段10の利得および波長選択手段30における透過波長の掃引状態の双方を動的に制御するようにしたが、いずれか一方のみを動的に制御するように構成することもできる。また、光利得手段10の利得や波長選択手段30の掃引状態の動的制御は、光学システム内の任意の光路における光、例えば、レーザ共振器1内の任意の光路位置での光、第1レーザ光の任意の光路位置での光、第2レーザ光の任意の光路位置での光の光パルス波形情報を検出して行うことができる。さらに、本発明に係る光学システムは、金属の加工にも適用でき、この場合は、例えば、図10において、群速度分散発生手段100の出力光を加工物に照射するようにする。
1 レーザ共振器
10 光利得手段
20 光遅延手段
30 波長選択手段
40 第1光分岐手段
50 第2光分岐手段
60 光電変換手段
70 帯域制限手段
80 波長調整手段
90 利得調整手段
100 群速度分散手段
110 波長選択手段
120 群速度分散補償手段
130 光増幅手段
140 光伝送手段
150 非線形光学効果発生手段
160 光電変換手段
170 AD変換手段
180 コンピュータ

Claims (3)

  1. 少なくとも、光に利得を与える光利得手段、前記光に所望の時間遅延を与える光遅延手段、および前記光の透過波長を掃引する波長選択手段を含み、前記光を周回させるレーザ共振器と、
    前記レーザ共振器で生成された前記光を制御用の第1レーザ光と出力用の第2レーザ光とに分岐する光分岐手段と、
    該光分岐手段で分岐された前記第1レーザ光を光電変換する光電変換手段と、
    該光電変換手段の出力の周波数成分から前記第1レーザ光の繰返し周波数の自然数倍に等しい周波数成分を基準信号として出力する帯域制限手段と、
    該帯域制限手段から出力される前記基準信号に基づいて、前記レーザ共振器中を前記光が一周する時間が、前記波長選択手段における前記透過波長の掃引周期の自然数倍と等しくなるように、前記波長選択手段の前記掃引周期を制御する波長調整手段と、
    前記帯域制限手段からの前記基準信号に基づいて、前記波長選択手段の前記掃引周期と同期して前記光利得手段の光利得を変調する光利得調整手段と、を備える光パルス発生装置を含み、該光パルス発生装置からの前記第2レーザ光を被照射物に伝送する光学システムであって、
    当該光学システムを伝送する光の光パルス波形情報を検出する光パルス波形情報検出手段と、
    該光パルス波形情報検出手段で検出された光パルス波形情報に基づいて、前記波長選択手段による透過波長の掃引状態を動的に制御する掃引状態制御手段と、を有し
    前記光パルス波形情報検出手段は、
    前記被照射物への照射位置での前記第2レーザ光の光パルス波形情報を検出する、
    ことを特徴とする光学システム。
  2. 少なくとも、光に利得を与える光利得手段、前記光に所望の時間遅延を与える光遅延手段、および前記光の透過波長を掃引する波長選択手段を含み、前記光を周回させるレーザ共振器と、
    前記レーザ共振器で生成された前記光を制御用の第1レーザ光と出力用の第2レーザ光とに分岐する光分岐手段と、
    該光分岐手段で分岐された前記第1レーザ光を光電変換する光電変換手段と、
    該光電変換手段の出力の周波数成分から前記第1レーザ光の繰返し周波数の自然数倍に等しい周波数成分を基準信号として出力する帯域制限手段と、
    該帯域制限手段から出力される前記基準信号に基づいて、前記レーザ共振器中を前記光が一周する時間が、前記波長選択手段における前記透過波長の掃引周期の自然数倍と等しくなるように、前記波長選択手段の前記掃引周期を制御する波長調整手段と、
    前記帯域制限手段からの前記基準信号に基づいて、前記波長選択手段の前記掃引周期と同期して前記光利得手段の光利得を変調する光利得調整手段と、を備える光パルス発生装置を含み、該光パルス発生装置からの前記第2レーザ光を被照射物に伝送する光学システムであって、
    当該光学システムを伝送する光の光パルス波形情報を検出する光パルス波形情報検出手段と、
    該光パルス波形情報検出手段で検出された光パルス波形情報に基づいて、前記光利得手段の利得を動的に制御する光利得制御手段と、を有し
    前記光パルス波形情報検出手段は、
    前記被照射物への照射位置での前記第2レーザ光の光パルス波形情報を検出する、
    ことを特徴とする光学システム。
  3. 前記被照射物は、非線形光学効果を発生するものである請求項1又は2に記載の光学システム。
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