JP5383266B2 - コリメータユニット、放射線検出装置および放射線診断装置 - Google Patents

コリメータユニット、放射線検出装置および放射線診断装置 Download PDF

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Description

本発明は、放射線検出装置における散乱放射線を除去するコリメータユニット(collimator
unit)、放射線検出装置および放射線診断装置に関する。
放射線診断装置の一例であるX線CT装置は、散乱X線を除去するためのコリメータ(collimator)板を備えている。一般的に、このコリメータ板は、一対の保持体の間に取り付けられる。例えば、コリメータ板は、一対の保持体における互いに対向する面に形成された溝に挿入され、接着固定される(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2001−174566号公報 特開2003−207575号公報
ところで、コリメータ板は、X線管から照射されたX線のうち、被検体内を直進したX線のみがX線検出素子で検出されるように、被検体内で散乱したX線を除去するものであるから、コリメータ板の板面がX線管のX線焦点を向くようにして取り付けられる。従って、このような方向でコリメータ板が取り付けられるように、上記溝が形成されている。
また、コリメータ板は、チャンネル(channel)方向(被検体の体軸方向に対して直交する方向)に、X線検出素子であるシンチレータ(scintillator)の幅に応じたピッチ(pitch)で複数設けられる。従って、このようなピッチでコリメータ板が配置されるように、上記溝が形成されている。
しかしながら、コリメータ板の厚さや溝の幅にはばらつきがあるため、溝に挿入されたコリメータ板と溝の側壁との間には隙間が生じることがある。このような隙間が生じた状態でコリメータ板を接着すると、取付け精度が悪くなる。取付け精度が悪いと、散乱X線の除去精度が悪くなり、また、X線検出装置における検出感度、エネルギー(energy)特性、入射するX線ビーム(beam)の指向性などがばらつくといった種々の特性の劣化を招き、その結果として取得画像の画質が劣化する。
本発明は、上記事情に鑑み、コリメータ板の厚さや溝の幅のばらつきにかかわらず、コリメータ板を高精度に取り付けることができるコリメータユニット、放射線検出装置および放射線診断装置を提供する。
第1の観点では、本発明は、放射線検出装置におけるコリメータユニットであって、互いに対向する面に複数の溝がそれぞれ形成された一対の保持体と、前記保持体に形成された複数の溝の各々に挿入されるコリメータ板と、前記一対の保持体の間に配置されている押圧体であって、前記挿入された各コリメータ板の板面にそれぞれ係合する係合部を有しており、前記係合部が前記板面を前記保持体の溝の側壁に向かって押圧する押圧体とを備えるコリメータユニットを提供する。
第2の観点では、本発明は、前記押圧体には、前記係合部としての複数の切欠き溝が前記保持体の溝同士の位置関係と実質的に同一の位置関係にて形成されており、前記個々のコリメータ板が、前記保持体の溝の側壁と前記押圧体の切欠き溝の側壁との間に挟まれる上記第1の観点のコリメータユニットを提供する。
ここで、「実質的に同一の位置関係」とは、前記保持体の溝と前記押圧体の切欠き溝とが重なるように配置したときに、その重なった各溝にコリメータ板が挿入可能である程度に位置関係が近いことを意味する。
第3の観点では、本発明は、前記押圧体が、前記保持体の溝が形成されている面に当接または近接して配置される上記第2の観点のコリメータユニットを提供する。
第4の観点では、本発明は、前記押圧体が、第1の板状部材と、前記第1の板状部材に固定された第2の板状部材とを有しており、前記第2の板状部材に前記複数の切欠き溝が形成されている上記第2の観点または第3の観点のコリメータユニットを提供する。
第5の観点では、本発明は、前記第1の板状部材が剛性を有しており、前記第2の板状部材が弾性を有している上記第4の観点のコリメータユニットを提供する。
第6の観点では、本発明は、前記第1の板状部材が、鋼鉄、ステンレス鋼(stainless-steal)、りん青銅、銅合金、およびプラスチック(plastic)のいずれかを主成分としており、0.1ミリメートル(millimeter)以上、0.5ミリメートル以下の所定の厚さを有する上記第5の観点のコリメータユニットを提供する。
第7の観点では、本発明は、前記第2の板状部材が、鋼鉄、ステンレス鋼、およびアルミニウム(aluminum)合金のいずれかを主成分としており、0.5ミリメートル以上、3ミリメートル以下の所定の厚さを有する上記第5の観点または第6の観点のコリメータユニットを提供する。
第8の観点では、本発明は、前記コリメータ板が押圧される前記保持体の溝の側壁が、前記コリメータ板が取り付けられるべき向きに沿って形成されている上記第1の観点から第7の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第9の観点では、本発明は、前記コリメータ板が押圧される前記保持体の溝の側壁が、前記コリメータ板が取り付けられるべきピッチで設けられている上記第1の観点から第8の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第10の観点では、本発明は、前記保持体が、板状部材の一縁に沿って複数の溝が切り欠かれるように形成されてなる上記第1の観点から第9の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第11の観点では、本発明は、前記保持体が、板状部材の板面上に複数の溝が形成されてなる上記第1の観点から第9の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第12の観点では、本発明は、前記押圧体が、偏心構造を有する回転体を介して前記保持体と係合する上記第1の観点から第11の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第13の観点では、本発明は、前記押圧体が、カム構造を有する回転体を介して前記保持体と係合する上記第1の観点から第11の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第14の観点では、本発明は、前記コリメータ板が、モリブデン(molybdenum)またはタングステン(tungsten)を主成分とする上記第1の観点から第13の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第15の観点では、本発明は、前記押圧体が、前記保持体毎に少なくとも1つずつ配置される上記第1の観点から第14の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを提供する。
第16の観点では、本発明は、上記第1の観点から第15の観点のいずれか1つの観点のコリメータユニットを有する放射線検出装置を提供する。
第17の観点では、本発明は、上記第16の観点の放射線検出装置を有する放射線診断装置を提供する。
本発明によれば、保持体に形成された各溝に挿入される個々のコリメータ板が、押圧体によって保持体の溝の側壁に向かって押圧されるので、コリメータ板と保持体の溝の側壁との間の隙間を低減することができ、コリメータ板の厚さや保持体の溝の幅のばらつきにかかわらず、コリメータ板を高精度に取り付けることができる。
第一実施形態のX線CT装置の外観を示す図である。 第一実施形態のX線管およびX線検出装置の斜視図である。 第一実施形態のコリメータユニットの全体斜視図である。 第一実施形態のコリメータユニットの全体構成を概略的に示す図である。 第一実施形態のコリメータユニットの一部拡大構成図である。 第一実施形態のコリメータユニットの一部拡大平面図である。 第一実施形態におけるコリメータ板押圧前の保持体と押圧体との位置関係を示す図である。 第一実施形態におけるコリメータ板押圧後の保持体と押圧体との位置関係を示す図である。 押圧体のスライド機構の他の例を示す図である。 第二実施形態のコリメータユニットの一部拡大構成図である。 第二実施形態のコリメータユニットの一部拡大平面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態のX線CT装置の外観を示す図である。図1に示すように、X線CT装置1は、撮影対象をスキャン(scan)して投影データ(data)を収集する走査ガントリ(gantry)2と、撮影対象を載置して撮影空間である走査ガントリの開口部に入れ出しする撮影テーブル(table)3と、本装置の操作を受け付けたり、収集された投影データを基に画像を再構成したりする操作コンソール(console)4とを具備している。走査ガントリ2は、撮影対象をスキャンするためのX線管およびX線検出装置を有している。X線CT装置は、本発明における「放射線診断装置」の一例である。また、X線検出装置は、本発明における「放射線検出装置」の一例である。
なおここでは、説明の便宜上、図1に示すように、撮影テーブル3による撮影対象の入出し方向をz方向、鉛直方向をy方向、y方向およびz方向に直交する水平方向をx方向とする。
図2は、第一実施形態のX線管およびX線検出装置の斜視図である。
X線検出装置5およびX線管6は、走査ガントリ2の開口部を挟んで互いに対向するように設けられており、X線管6のX線焦点6fから照射されたX線ビーム7が、X線検出装置5で検出されるようになっている。X線検出装置5は、コリメータユニット8と、このコリメータユニット8に対し、X線管6が設けられた側とは反対側に設けられた複数の検出器ユニット9とを備えている。なお、検出器ユニット9は、X線を受けると発光するシンチレータ(図示省略)と、このシンチレータが発光した光を受光して信号電流を発生するフォトダイオード(photodiode)(図示省略)とを有している。
コリメータユニット8の構造について詳細に説明する。図3は、第一実施形態のコリメータユニットの全体斜視図であり、検出器ユニットが配置される側から見たときの図である。また、図4は、第一実施形態のコリメータユニットの全体構成を概略的に示す図であり、図5は、第一実施形態のコリメータユニットの一部拡大構成図、図6は、第一実施形態のコリメータユニットの一部拡大平面図である。
コリメータユニット8は、図3または図4に示すように、一対の円弧状のレール30,31と、レール30,31を平行にして固定する支柱32と、複数の溝が形成された円弧状の板状部材であり、レール30,31の互いに対向する面上に固定される保持体10,11と、保持体10,11に形成された複数の溝の各々に挿入されるコリメータ板12と、保持体10,11の溝が形成された面に当接または近接して配置されており、溝の配列方向にスライドしたときに、保持体10,11の溝に挿入されている個々のコリメータ板12をその溝の側壁に向かって押圧する押圧体13とを有している。
保持体10,11は、図5に示すように、板状部材であり、その一縁に沿って複数の溝14が所定のピッチpで切り欠かれるようにして形成されている。すなわち、保持体10,11は、櫛(くし)形状を有している。この溝14の幅は、コリメータ板12の厚さにも依るが、例えば0.1〜1.5〔mm〕を考えることができ、コリメータ板12の厚さの1.5〜3倍程度が好適である。本例では、溝14の幅はコリメータ板12の厚さの約2倍になっている。保持体10,11は、剛性を有しており、例えば鋼鉄、ステンレス鋼、アルミニウム合金等を主成分としており、その厚さを0.5〜3.0〔mm〕とする。本例では、保持体10,11の厚さは約1.0〔mm〕である。
保持体10,11は、図5および図6に示すように、レール30,31の互いに対向する面上に固定されている。保持体10,11は、溝14が形成された面がスライス(slice)方向(被検体の体軸方向)に互いに対向するようにして平行に配置されている。本例では、図4に示すように、レール30の円弧状の長手方向に沿って複数の保持体10が隣接して固定されており、同様に、レール31の円弧状の長手方向に沿って複数の保持体11が隣接して固定されている。保持体10,11は、ネジ17を用いてレール30,31に固定されている。なお、保持体10,11は、レール30,31と略同じ長さの一枚板であってもよい。また、保持体10,11は、ネジ17と接着剤との併用、あるいは接着剤だけで固定されていてもよい。
コリメータ板12は、図5および図6に示すように、一対の保持体10,11における互いに対向する一対の溝14毎に1枚ずつ挿入されている。これにより、コリメータ板12は、チャンネル方向に複数配置されることになる。コリメータ板12は、X線を吸収する物質で構成されており、例えばモリブデンやタングステン等を主成分とする。コリメータ板12の厚さは、検出器ユニット4(検出素子)のサイズにも依るが、0.1〜0.5〔mm〕であることが多い。本例では、コリメータ板12の厚さは約0.2〔mm〕である。
押圧体13は、図4に示すように、保持体10と保持体11のそれぞれに対して配置されている。押圧体13は、図5および図6に示すように、円弧状の板状部材で構成される当て板部13aと、この当て板部13aに重ねるようにして固定される円弧状の板状部材で構成されるバネ板部13bとを有している。当て板部13aは、本発明における「第1の板状部材」の一例であり、バネ板部13bは、本発明における「第2の板状部材」の一例である。
当て板部13aとバネ板部13bとは、例えばスポット(spot)溶接や接着剤で固定される。バネ板部13bは、図5に示すように、その一縁に沿って複数の切欠き溝15が保持体10,11と同じ所定のピッチpで形成されている。本例では、バネ板部13bは、その厚さ方向を除いて保持体10,11とほぼ同形状であり、切欠き溝15の溝幅は、保持体10,11の溝14の溝幅とほぼ同じである。なお、切欠き溝15は、本発明における「係合部」の一例でもある。
当て板部13aは、剛性を有している。当て板部13aは、例えば鋼鉄、ステンレス鋼、アルミニウム合金等を主成分としており、その厚さを0.5〜3.0〔mm〕とする。本例では、当て板部13aの厚さは約1.0〔mm〕である。
バネ板部13bは、弾性を有している。バネ板部13bは、例えば(バネ用)鋼鉄、(バネ用)ステンレス鋼、(バネ用)りん青銅、銅合金、プラスチック等を主成分としており、その厚さを0.1〜0.5〔mm〕とする。本例では、バネ板部13bは柔軟性を高めるためにシート(sheet)状になっており、その厚さは約0.2〔mm〕である。
押圧体13は、図6に示すように、バネ板部13bの板面が保持体10,11の互いに対向する面に当接し、かつ、保持体10,11に対して溝の配列方向(チャネル方向)にスライド可能に配置されている。押圧体13は、バネ板部13bの各切欠き溝15と保持体10,11の各溝14とがほぼ重なるスライド位置から溝14の溝幅の半分の長さ以上ずれるスライド位置までスライドできるように構成されている。また、押圧体13は、そのスライド位置を保持できるように構成されている。押圧体13のチャネル方向の長さは、本例では保持体10,11と略同じ長さであり、保持体10,11のそれぞれに対して1つずつ配置されている。なお、押圧体13は、保持体10,11より短い長さとし、保持体10,11のそれぞれに対して2つ以上配置されていてもよい。
ここで、押圧体13のスライド機構ついて説明する。なお、保持体10側に配置された押圧体13と保持体11側に配置された押圧体13とは、xy平面に対して対称な構成であるので、ここでは保持体11側に配置された押圧体13のスライド機構についてのみ説明する。
図7は、第一実施形態におけるコリメータ板押圧前の保持体と押圧体との位置関係を示す図であり、図8は、第一実施形態におけるコリメータ板押圧後の保持体と押圧体との位置関係を示す図である。図7および図8において、中段は保持体11および押圧体13をz方向(スライス方向)に見たときの図、上段は中段に示す保持体11および押圧体13のAA′間の断面図、下段は中段に示す保持体11および押圧体13のBB′間の断面図である。
本例では、図7および図8に示すように、保持体11の長手方向における幾つかの位置にネジ穴11hが形成されており、押圧体13のほぼ同じ位置にこのネジ穴11hより横長の穴13hが形成されている。そして、ネジ17が、ワッシャ(washer)18、押圧体13の穴13hを介して保持体11のネジ穴11hに係合している。ネジ17を緩めれば、押圧体13はスライド可能となり、ネジ17を締めれば、押圧体13はそのスライド位置で保持される。
また本例では、図6および図7に示すように、押圧体13と保持体11とは、偏心構造を有する回転体19を介して係合するよう構成されている。保持体11の所定の位置に円柱状の凹部11vが形成されており、押圧体13のほぼ同じ位置に円柱状の開口部13vが形成されている。回転体19は、凹部11vに嵌合する円柱体20と開口部13vに嵌合する円柱体21とが、円柱体20の軸20cと円柱体21の軸21cとを溝14の幅と同じ長さ程度ずらして固定されている。円柱体21には、六角レンチ(wrench)を嵌合するための凹部21vが形成されている。回転体19を凹部11vと開口部13vに嵌合して、この回転体19を六角レンチで回転させることにより、押圧体13が保持体11に対して溝の配列方向すなわちチャネル方向にスライドさせることができるようになっている。
なお、押圧体のスライド機構は本例に限定されるものではない。
図9は、押圧体のスライド機構の他の例を示す図であり、コリメータ板押圧後の状態を示している。
この他の例では、図9に示すように、押圧体13と保持体11とは、カム(cam)構造を有する回転体22を介して係合するよう構成されている。保持体11の所定の位置に円柱状の凹部11v′が形成されており、押圧体13のほぼ同じ位置に円柱状の開口部13v′が形成されている。回転体22は、凹部11v′に嵌合する円柱体23と開口部13v′に嵌合するカム24とが、円柱体23の中心軸23cとカム24の回転軸24cとを一致させて固定されている。カム24は、その最長径が円柱体23の直径より溝24の幅程度長い。カム24には、六角レンチを嵌合するための凹部24vが形成されている。回転体22を凹部11v′と開口部13v′に嵌合して、この回転体22を六角レンチで回転させることにより、押圧体13が保持体11に対してチャネル方向にスライドさせることができるようになっている。
なお、回転体19,22は、六角レンチを用いて回転させるものに限定されない。例えば、プラス(plus)(+)またはマイナス(minus)(−)のドライバ(driver)を用いて回転させるものであってもよい。あるいは、このような回転体などを用いずに、作業者が素手や何らかの工具を用いて押圧体13をチャネル方向にスライドさせてもよい。
再び図5および図6に戻って説明する。押圧体13は、前述のとおり、弾性を有するバネ板部13bを有している。この押圧体13が保持体10,11の溝14が形成された面に沿って溝の配列方向にスライドされると、この押圧体13のバネ板部13bの弾性により、コリメータ板12の厚さのばらつきと溝14の溝幅のばらつきとが吸収され、ほぼすべてのコリメータ板12を溝14の側壁に対して押圧して密着させることができる。本例では、図6に示すように、溝14における互いに対向する側壁14a,14bのうち、一方側の側壁14aに対してコリメータ板12が押圧され密着するようになっている。すなわち、バネ板部13bの切欠き溝15の側壁が、保持体10,11の溝14に挿入されたコリメータ板12の板面を押圧し、保持体10,11の溝14の一方の側壁に密着させる。
なお、本例では押圧体13は当て板部13aとバネ板部13bとを有しており、バネ板部13bは、バネ用ステンレス鋼などの弾性を有する材質で保持体10,11とほぼ同じ形状に形成されるが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、バネ板部13bの形状は、溝14の配列方向にスライドしたときに溝14に挿入されたコリメータ板12を溝14の側壁に対して押圧することができる形状であれば、いずれの形状であってもよい。また、押圧体13は、当て板部13aとバネ板部13bとが一体形成された一部材であってもよい。この場合、押圧体13は、バネ用ステンレス鋼等の金属で構成されていてもよいし、プラスチック・モールド等の非金属で構成されていてもよい。また当て板部13aに相当する部分を厚くして剛性を高め、バネ板部13bに相当する部分を薄くして弾性を高めるとよい。
さらに、押圧体13は、弾性が低く剛性が高いものであってもよい。この場合、コリメータ板12を溝14の側壁に完全に密着させることができない場合も想定されるが、少なくとも溝14の溝幅のばらつきを吸収することができ、コリメータ板12と溝14の側壁との隙間をコリメータ板12の厚さのばらつき程度に抑えることができる。また、保持体10,11の溝14の溝幅を広く設計できることから、保持体10,11や押圧体13の加工精度が向上し、結果的にコリメータ板12と溝14の側壁との隙間を従来よりも低減することができる。
溝14の一方側の側壁14aの形成方向dは、X線管6のX線焦点6fを向く方向に沿って形成されている。これにより、側壁14aに密着して取り付けられたコリメータ板12が、取り付けられるべき方向、すなわちコリメータ板12の板面がX線管6のX線焦点6fへ向かう方向を向くようになっている。各溝14は、放射状に形成されており、各コリメータ板12は、保持体10,11において放射状に取り付けられている。
また、溝14のピッチpは、シンチレータのチャンネル方向の幅に応じたピッチで配置されるようなピッチに設定されている。ここで、本例では、各溝14における対向側壁14a,14bのうち、コリメータ板12を密着させる側壁は、側壁14aであり同一側になっている。従って、側壁14aに密着させて取り付けられたコリメータ板12のピッチが、シンチレータのチャンネル方向の幅に応じたピッチになるように、溝14のピッチpが設定されている。
ここで、このようなコリメータユニット8を製造する方法について説明する。
先ず、一対のレール30,31を平行にしてレール30,31の長手方向における両端部を支柱32で固定する。レール30,31における互いに対向する面上に保持体10,11を固定する。このとき、保持体10,11の対向面にそれぞれ形成された溝14,14が位置合わせされた状態で、保持体10,11の固定を行う。
次いで、押圧体13の切欠き溝15が保持体10,11の溝14とほぼ重なるように位置合せされた状態で、押圧体13を保持体10,11にネジ17を用いて緩く仮止めする。
次いで、切欠き溝15とほぼ重なった対向面の溝14,14にコリメータ板12を挿入する。このとき、溝14および切欠き溝15の幅は、コリメータ板12の厚さよりも2倍の溝幅になっているので、コリメータ板12を容易に挿入することができる。
次いで、回転体19を保持体11の凹部11vと押圧体11の開口部13vに嵌合し、六角レンチを用いて回転させることにより、押圧体13を溝の配列方向にスライドさせる。すべてのコリメータ板12が溝14の側壁14aに押圧され密着されたところで押圧体13のスライドを止め、ネジ12を強く締めてそのスライド位置を保持する。これと同じ作業を他の保持体11および保持体10側も行う。
そして、コリメータ板12と保持体10,11および押圧体13とを接着剤などで接着して固定することにより、コリメータ板12の取り付けが完了する。
以上説明した本例のコリメータユニットによれば、保持体10,11に形成された各溝14に挿入される個々のコリメータ板12が、押圧体13が溝の配列方向にスライドしたときに、溝14の側壁14aに向かって押圧されるので、コリメータ板12と溝の側壁14aとの間の隙間を低減することができ、コリメータ板12の厚さや溝の幅のばらつきにかかわらず、コリメータ板12を高精度に取り付けることができる。
また、側壁14aは、X線管6のX線焦点6fに向かう方向に形成されているので、このような側壁14aに密着させた状態で取り付けられたコリメータ板12を、取り付けるべき方向を向いた状態にすることができる。また、溝の側壁14aのピッチpは、コリメータ板12が、シンチレータの幅に応じたピッチで配置されているので、このような側壁14aに密着させた状態で取り付けられたコリメータ板12のピッチを、配置すべきピッチにすることができる。
また、コリメータ板12を、溝14において押圧体13によって側壁14aに密着させるようになっているので、溝14の幅をコリメータ板12の厚さに合わせる必要は無く、コリメータ板12の厚さに比べて、溝14の幅を広くすることができる。従って、従来よりも保持体10,11の溝14の加工性を向上させることができるだけでなく、溝14へのコリメータ板12の挿入を容易に行うことができる。
また、保持体10,11および押圧体13のバネ板部13bは、板状であるから、ワイヤ(wire)放電等による溝の形成加工が容易で、一度に複数枚の加工を行うことができ作業効率がよい。
なお、溝14に挿入されたコリメータ板12と側壁14aとの間の隙間をできるだけ小さくするため、コリメータ板12と保持体10,11とを多数用意し、各コリメータ板12の厚さと各保持体10,11に形成された各溝14の幅とを測定し、隙間ができるだけ小さくなるようなコリメータ板12と溝14との組合せを決定する手法をとることも考えられる。しかし、このような手法では、コリメータ板12の厚さと溝14の幅とを各々測定して記録し、最適な組合せを探すという煩雑な作業が必要となる。また、できるだけ最適な組合せを得るために、コリメータ板12と保持体10,11の在庫を多く抱えておく必要があり、コスト(cost)高につながることになる。また、最適な組合せが見つからないコリメータ板12や保持体10,11については、最終的には廃棄することになってしまう。さらに、最適な組合せを得たとしても、隙間を完全になくすことができるわけではない。
一方、本実施形態によれば、コリメータ板12を押圧体13で溝の側壁14aに押圧して密着させる構成であるから、最適な組合せを探す必要がない。そのため、煩雑な作業もないし、コリメータ板12と保持体10,11の在庫を多く抱えておく必要もない。また、最適な組合せが見つからない廃棄すべきコリメータ板12や保持体10,11も生じないので、コストも抑えることができる。そして、コリメータ板12と溝の側壁14aとの隙間を、ほぼすべての組合せにおいてほぼ完全になくすことができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図10は、第二実施形態のコリメータユニットの一部拡大構成図である。また、図11は、第二実施形態のコリメータユニットの一部拡大平面図である。
第二実施形態のコリメータユニットでは、溝14は、円弧状の板状部材の一縁ではなく板面上に形成されている。本例では、保持体10(11)は、円弧状の板状部材である基部10a(11a)と、z方向の厚さが基部と略同じである円弧状の板状部材の板面上に複数の溝14が形成されてなる溝形成部10b(11b)とを有しており、基部10a(11a)と溝形成部10b(11b)とがy方向に密着して固定されている。基部10a(11a)は、溝形成部10b(11b)の溝14に挿入されたコリメータ板12のy方向でのストッパの役目を果たしている。押圧体13は、この基部10a(11a)とネジ等で係合し、溝の配列方向にスライドし、そのスライド位置を保持し得るよう構成されている。基部10a(11a)および溝形成部10b(11b)は、例えば、カーボン・コンポジット(carbon composite)、エンジニアリング・プラスチック(engineering
plastic)、アルミニウム合金等で構成されている。その他の構成は、第一実施形態と同様である。
以上説明した本例のコリメータユニットによっても、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を前記各実施形態によって説明したが、この発明はこれらに限られるものではなく、本発明の主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。
例えば、レールと保持体とは一体化されるようにしてもよい。また例えば、コリメータユニットは、一対の保持体、保持体毎に配置された押圧体、およびコリメータ板により構成されるコリメータモジュール(module)を複数連結して構成するようにしてもよい。これらの場合、各部材を小型にすることができ、各部材の扱いが容易になる。また、押圧体のスライド位置の決定や保持が容易になる。
また、例えば、保持体および押圧体の材質、形状、寸法等は、上記例示したものに限定されない。
また、本発明は、PET装置やSPECT装置など、X線CT装置以外の放射線診断装置にも適用することができる。
1 X線CT装置
2 走査ガントリ
3 撮影テーブル
4 操作コンソール
5 X線検出装置
6 X線管
7 X線ビーム
8 コリメータユニット
9 検出器ユニット
10 保持体
10a 基部
10b 溝形成部
11 保持体
12 コリメータ板
13 押圧体
13a 当て板部(第1の板状部材)
13b バネ板部(第2の板状部材)
14 溝
15 切欠き溝
17 ネジ
18 ワッシャ
19 偏心構造の回転体
20 円柱体
21 円柱体
22 カム構造の回転体
23 円柱体
24 カム
30 レール
31 レール
32 支柱

Claims (16)

  1. 放射線検出装置におけるコリメータユニットであって、
    互いに対向する面に複数の溝がそれぞれ形成された一対の保持体と、
    前記保持体に形成された複数の溝の各々に挿入されるコリメータ板と、
    前記一対の保持体の間に配置されている押圧体であって、前記挿入された各コリメータ板の板面にそれぞれ係合する係合部を有しており、前記係合部が前記板面を前記保持体の溝の側壁に向かって押圧する押圧体とを備えており、
    前記押圧体は、
    前記保持体の溝が形成されている面に当接または近接して配置されており、
    かつ、第1の板状部材と、前記第1の板状部材に固定されており、前記係合部としての複数の切欠き溝が前記保持体の溝同士の位置関係と実質的に同一の位置関係にて形成された第2の板状部材とを有しており、
    前記個々のコリメータ板は、前記保持体の溝の側壁と前記押圧体の前記第2の板状部材における切欠き溝の側壁との間に挟まれる、コリメータユニット。
  2. 前記第1の板状部材は剛性を有しており、前記第2の板状部材は弾性を有している請求項に記載のコリメータユニット。
  3. 前記第1の板状部材は、鋼鉄、ステンレス鋼、およびアルミニウム合金のいずれかを主成分としており、0.5ミリメートル以上、3ミリメートル以下の所定の厚さを有する請求項に記載のコリメータユニット。
  4. 前記第2の板状部材は、鋼鉄、ステンレス鋼、りん青銅、銅合金、およびプラスチックのいずれかを主成分としており、0.1ミリメートル以上、0.5ミリメートル以下の所定の厚さを有する請求項または請求項に記載のコリメータユニット。
  5. 前記コリメータ板が押圧される前記保持体の溝の側壁は、前記コリメータ板が取り付けられるべき向きに沿って形成されている請求項1から請求項のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  6. 前記コリメータ板が押圧される前記保持体の溝の側壁は、前記コリメータ板が取り付けられるべきピッチで設けられている請求項1から請求項のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  7. 前記保持体は、板状部材の一縁複数の溝が切り欠かれるように形成されてなる請求項1から請求項のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  8. 一対のレールを備えており、
    前記一対のレールの互いに対向する面上に、複数の前記保持体が固定されている、請求項7に記載のコリメータユニット。
  9. 前記保持体は、板状部材の板面上に複数の溝が形成されてなる請求項1から請求項のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  10. 前記押圧体は、偏心構造を有する回転体を介して前記保持体と係合する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  11. 前記押圧体は、カム構造を有する回転体を介して前記保持体と係合する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  12. 前記コリメータ板は、モリブデンまたはタングステンを主成分とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  13. 前記押圧体は、前記保持体毎に少なくとも1つずつ配置される請求項1から請求項1のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  14. 当該コリメータユニットは、X線CT装置用である、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のコリメータユニット。
  15. 請求項1から請求項1のいずれか1項に記載のコリメータユニットを有する放射線検出装置。
  16. 請求項15に記載の放射線検出装置を有する放射線診断装置。
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