JP2006526761A - Ctスキャナ用の散乱防止x線コリメータ - Google Patents

Ctスキャナ用の散乱防止x線コリメータ Download PDF

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Abstract

X線検出器の列および行からなる検出器アレイを照らすX線源からのX線をコリメートするための、X線源に面する第1の側と、その第1の側と反対の、検出器アレイに面する第2の側とを有するX線コリメータであって、X線吸収材料から形成され、長方形状のひだおよび/または正方形状のひだを有するようにそれぞれ波形とされた、複数の細板と、各細板のひだが、隣接する細板のひだと整列させられ、上記の検出器アレイ内のX線検出器に対応する長方形状および/または正方形状のウェルの行および列からなるアレイを形成するように、上記の複数の細板を互いに隣接させた状態に保持する手段とを含むX線コリメータ。

Description

本発明は、コンピュータ・トモグラフィ(CT)によるX線撮像に関し、特に、CT撮像システム内のX線検出器を、散乱されたX線から防護するシールドに関するものである。
患者の関心領域(region of interest;ROI)を撮像するためのマルチスライスCTは、その焦点スポットから放射される円錐状のX線ビームを供給するX線源と、X線検出器の行および列を含む検出器アレイとを含んでいる。検出器アレイはX線源と向き合うように配され、患者の体を通過したX線源からのX線を受光する。X線源および検出器アレイは、構台の回転子の上にマウントされ、患者は適切な支持診察台上に支持される。診察台は、構台に対して1つの軸(「z軸」とする)に沿って軸方向に移動可能とされており、回転子は、z軸回りにX線源を回転させてX線源を異なる複数の「円錐ビーム観察角度」に配置するように、回転可能とされている。一般的には、検出器アレイ内の検出器行はz軸に対して垂直であり、検出器列はz軸に平行である。
ROIを撮像するため、スキャナのX線源と検出器アレイとの間に位置するスキャナの視野(field of view;FOV)を通ってROIを並進移動させるように、診察台がz軸に沿って移動させられる。ROIがFOVを通って移動する間、X線源がz軸回りに回転させられ、異なる複数の観察角度で、X線をROIに照射する。それぞれの観察角度およびROIの種々の軸方向位置において、検出器アレイ内の検出器が、ROIを通過したX線源からのX線の強度を計測する。検出器アレイ内のある所与の検出器により計測されたX線の強度は、X線源からROIを通ってその所与の検出器までの経路長に沿った、スライス中の物質によるX線の減衰量の関数である。この計測は、上記の経路長に沿ったROI中の組織の組成および密度に関する情報を与える。
検出器により与えられるROIについての減衰の計測結果は、当該技術分野において既知のアルゴリズムを用いて処理され、位置の関数としての、ROI内の物質の吸収係数のマップが与えられる。このマップは、内部器官およびその領域の特徴部分を表示および同定するために用いられる。
理想的には、CTスキャナ内の各検出器は、X線源からその検出器までほぼ直線状の経路に沿って通過した後にその検出器に到達した、X線の強度を計測する。したがって、理想的には、検出器は、X線源からその検出器までの経路に沿った物質による吸収も、X線がその検出器上に入射するのを妨げるような角度での上記の物質による散乱も受けないX線のみの、強度を計測する。しかしながら、X線源からCTスキャナの検出器アレイ内の1つのX線検出器までの経路から、散乱により外れたX線は、スキャナの検出器アレイ内の他のX線検出器に向かう方向に散乱され得る。これらの散乱されたX線が他のX線検出器に入射すると、他の検出器により与えられる計測結果に誤差が生じ、CTスキャナにより提供される画像の品質が低下させられるおそれがある。
CTスキャナにおける「散乱誤差」を低減するため、一般的に、スキャナの検出器アレイ内のX線検出器は、散乱防止(anti−scattering;AS)コリメータにより、散乱されたX線からシールドされている。一般的に、このコリメータは、適切なX線吸収材料により形成された薄い平板状のAS薄片を含んでいる。比較的少ない数の検出器行を有するマルチスライススキャナでは、AS薄片は一般的に、検出器列間には配されているが、検出器行間には配されていない。AS薄片は、z軸に平行なそれぞれの自平面を有している。それらの平面はX線源の焦点スポットと交わるように配向されている。比較的多くの数の検出器行と、z軸に平行な範囲として比較的大きな範囲を有する円錐ビームとを有するマルチスライススキャナでは、ASコリメータは、検出器行間と検出器列間との両方にAS薄片を含むことが有利であることが分かっている。行間と列間との双方のAS薄片は、X線源の焦点スポットと交わるように配向された自平面を有している。検出器行間のみに薄片が配されたASコリメータは、「一次元」ASコリメータと呼ばれる。検出器行間と検出器列間との両方に薄片が配されたASコリメータは、「二次元」ASコリメータと呼ばれる。コリメータのAS薄片による妨害を受けずにX線が通過し得る、全側面をAS薄片で囲まれた二次元ASコリメータ内のスペースであって、全側面をAS薄片で囲まれたより小さなスペースを内包しないスペースは、「散乱防止(AS)ウェル」と呼ばれる。
2002年9月4日出願の未公開のPCT出願PCT/IL02/00729号には、マルチスライスCTスキャナに使用可能な、種々の二次元ASコリメータの構成が記載されている。この特許文献の内容は、参照により本明細書に含まれているものとする。
米国特許第6363136号には、CTスキャナ用の二次元ASコリメータであって、それぞれ1つの基板とその基板に対して垂直に取り付けられた複数の薄片とを含む、複数のシールド要素から形成された二次元ASコリメータが記載されている。複数のシールド要素は互いに当接させられており、1つの板の薄片が、隣接するシールド要素の基板に当接するようにされている。当接させられた基板は、それらの基板を受ける溝を有する支持板により、正しい位置に保持される。
「Methods of Collimator Fabrication(コリメータの製造方法)」と題された米国特許第4054800号には、「放射受光および撮像装置のためのコリメータ」の様々な製造方法が示されている。すべての方法は、コリメータの構成要素同士を結合する接続部として、ほぞ−ほぞ穴様の接続部を採用している。この特許の図6は、わずかに台形波状とされたひだを付けられた放射吸収材料の箔を示しており、この台形波状のひだにより、このひだを付けられた箔同士のほぞ−ほぞ穴様の接続がし易くされている。互いに接続された細板は、適切なフレーム内での圧縮により、一体に保持されている。
「Collimator for Ray Diagnosing Device(放射診断装置のためのコリメータ)」と題された米国特許第3943366号には、蜂の巣に非常によく似た、六角形のASウェルを有するハニカム構造を形成することが記載されている。この構造は、台形波状のエッジ上形状を有するひだが付けられた細板で形成されており、各ひだのエッジ上形状は、六角形の三辺のように見える形状とされている。細板同士は、接着剤で結合されてハニカム状のコリメータを形成している。
「Method and Apparatus For Forming Collimator Strips(コリメータの細板を形成するための方法および装置)」と題された米国特許第4450706号には、米国特許第3943366号に記載されたものと類似の、ハニカム構造のコリメータを作製するのに適した細板の形成方法が記載され示されている。この方法は、対となる雄型と雌型との間で、変形可能な適切な放射吸収材料の細板をプレスする処理を含む。
本発明のいくつかの実施形態の1つの側面は、コリメータ内の薄片が長方形状のASウェルを形成するような、CTスキャナ用の二次元X線ASコリメータおよびそのコリメータを製造する方法に関連する。
本発明の1つの実施形態によれば、タングステン(W)またはモリブデン(Mo)といった適当な重金属の細板が、精度よく「波形」とされ、エッジ上形状を見ると、たとえば長方形状および/または正方形状の矩形パルスの連なりの形状を示すような金属細板が生成される。すなわち、ひだの「エッジ上(edge−on)」形状が、長方形状または正方形状とされる。複数の波形細板は、各細板のひだの突出した「凸」面が、隣接する細板のひだの窪んだ「凹」面と向き合うように整列させられ、長方形状および/または正方形状のASウェルのハニカム構造を形成するように一体に接着される。
本発明の1つの実施形態では、ひだ同士のほぞ継ぎ、および細板同士を一体に接着するのに用いられる接着剤のための接着地付与を容易とするため、各ひだの角が面取りされる。
本発明の1つの実施形態では、X線吸収性金属の平板状細板が、波形細板の一方の側においてひだの凹面を覆うように、各細板は、かかる平板状細板と整列させられかつその平板状細板に接着される。互いに接着された波形細板と平板状細板とは、一方の側が平板状とされ他方の側が波形とされている、「中間ユニット」を形成する。このユニット同士は、1つのユニットの平板状の側が、隣の1つのユニットの波形とされた側と向き合うように整列させられ、一体に接着されて二次元ASコリメータを形成する。
したがって、本発明の1つの実施形態によれば、X線検出器の列および行からなる検出器アレイを照らすX線源からのX線をコリメートするための、X線源に面する第1の側と、その第1の側と反対の、検出器アレイに面する第2の側とを有するX線コリメータであって、X線吸収材料から形成され、長方形状のひだおよび/または正方形状のひだを有するようにそれぞれ波形とされた複数の細板と、各細板のひだが、隣接する細板のひだと整列させられ、上記の検出器アレイ内のX線検出器に対応する正方形状および/または長方形状のウェルの行および列からなるアレイを形成するように、上記の複数の細板を互いに隣接させた状態に保持する手段とを含む、X線コリメータが提供される。
オプションとして、1つの細板のひだの凸面が、隣接する細板のひだの凹面と向き合うよう整列させられるように、ひだ同士が整列させられてもよい。また、オプションとして、所与の細板のひだの角が、隣接する細板のひだの角と当接してもよい。加えてまたはオプションとして、それらのひだの角が面取りされていてもよい。加えてまたはオプションとして、複数の細板を整列させた状態に保持する手段は、互いに当接するひだの角同士を接着する接着剤を含んでいてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、1つの細板のひだの凸面が、隣接する細板のひだの凸面と向き合いかつ境を接するように、整列させられる。オプションとして、複数の細板を整列させた状態に保持する手段は、上記のひだの境を接する領域同士を接着する接着剤を含んでいてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、複数の細板を一体に保持する上記の手段は、波形細板の端部を受ける鏡像スロットを有するように形成された、対向する互いに平行な2つの側面を有するフレームを含む。
本発明のいくつかの実施形態では、当該X線コリメータは、X線吸収材料から形成され、各2つの波形細板間に挟まれている平板状細板を含む。オプションとして、複数の細板を整列させた状態に保持する手段は、上記の平板状細板の各々を、その平板状細板を挟んでいる波形細板に接着する接着剤を含んでいてもよい。加えてまたはオプションとして、複数の細板を一体に保持する手段は、波形細板および上記の平板状細板の端部を受ける鏡像スロットを有するように形成された、対向する互いに平行な2つの側面を有するフレームを含んでいてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、当該X線コリメータは、整列させられ他の平板状細板と平行とされた2つの平板状細板であって、当該コリメータの最も外側の波形細板のそれぞれ異なるものと境を接する2つの平板状細板を含む。オプションとして、それらの最も外側の平板状細板は、当該コリメータの上記の第2の側において、波形細板を超えて突設されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、上記の最も外側の平板状細板は、当該コリメータの上記の第1の側において、波形細板の縁を超えて突設される。
本発明のいくつかの実施形態では、各ひだが、4つの辺を有する3つの平板状薄片を含んでおり、それら平板状薄片の辺と一致する直線が、当該コリメータの第1の側において、実質的に同一の交点で交わる。オプションとして、その交点は、上記のX線源の焦点スポットと実質的に一致してもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、上記のX線検出器アレイは、CTスキャナ内に含まれる。
以下、本発明の実施形態の例(これらの例に限定されるものではない)を、添付の図面を参照して説明する。図中では、2つ以上の図に現れている同一の構造、要素および部分は、全体として、それらの図のすべてにおいて同一の参照番号を付されている。図に示されている各要素および特徴部分の寸法は、図の明確さのために便宜的に選択されたものであり、必ずしも正しい縮尺で示されてはいない。
図1は、破線26で模式的に示されたX線円錐状ビーム24を供給するように制御可能なX線源22と、X線検出器30のアレイ28とを含む、マルチスライスCTスキャナ20を概略的に示している。円錐状ビーム24は、X線源22の焦点スポット32から出射する。X線源22と検出器アレイ28とは回転子40にマウントされており、この回転子40は、軸44(便宜上、座標系45のz軸とする)回りに回転させられ得るように、固定子42に回転可能にマウントされている。固定子42と回転子40とは、CTスキャナ20の構台46の構成要素である。図1には、CTスキャナ20の、ここでの説明に密接な関連のある特徴部分および構成要素のみが示されている。
アレイ28は、X線検出器30の行50と列52とを有している。X線検出器30の行50ならびに列52の数、および検出器アレイ28内に示されているX線検出器30の相対的なサイズは任意であり、ここでは図の明確さのために便宜的に選択されている。アレイ28内の検出器30は、二次元ADコリメータ60でシールドされている。この二次元ADコリメータ60は、図1では、検出器が見えるように一部切除されて示されている。ASコリメータ60は、検出器30の行50同士の間に配された「行」薄片62と、検出器30の列52同士の間に配された「列」薄片64とを含む。
オプションとして、薄片62および64は、それら薄片のそれぞれの平面が焦点スポット32と実質的に交差するように配向されている。典型的には、薄片62および64は、約20μmから約100μmまでの範囲内の厚さを有し、アレイ28から焦点スポット32の方に向かって、約20mmから約40mmまでの範囲内の高さまで延設されている。行薄片62と列薄片64とは、ASウェル66を形成する。オプションとして、単一のX線検出器が、1つのウェル66の「底」に配置されている。複数のX線検出器30が、1つのウェル66の「底」に配置される構成もある。コリメータ60の一部の行薄片62、列薄片64、およびウェル66が、挿入図67に見易いように拡大されて示されている。
実際には、典型的なマルチスライスCTスキャナ内のX線検出器アレイは、それぞれ約1mmに等しい面積を有し、数十の検出器行50と何百もの検出器列52とを含むアレイ28に構成された、何千もの小さなX線検出器30を含み得る。一般的には、X線検出器アレイは、通常は検出器行50と検出器列52との長方形状の「ミニアレイ」に構成された、比較的少ない数のX線検出器30をそれぞれ含む、複数の検出器モジュールから形成される。典型的には、このミニアレイは、数センチメートルの長さと数センチメートルの幅とを有し、自己のASコリメータと共にマウントされる。それらのモジュールは、互いに隣接して境を接するように配されて、X線検出器アレイを形成する。
図2は、検出器モジュール80と、それに付随する二次元ASコリメータ82とを概略的に示している。二次元ASコリメータ82は、検出器30が見えるように一部切除されて示されている。ASコリメータ82は、検出器30の行50同士の間の行薄片83と、検出器30の列52同士の間の列薄片84とを含んでいる。ASコリメータ82はまた、検出器モジュール80の両側において行薄片83と列薄片84との下方まで突設された、「外側」行薄片86も含んでいる。端の2つの薄片86は、それらの間にある検出器モジュール80を囲い込み、ASコリメータ82をその検出器モジュールに対して整列させマウントするのを助ける。
図3Aから3Eは、本発明の1つの実施形態に従う、図2に示された検出器モジュール80に類似の検出器モジュール用の、二次元ASコリメータを形成する方法の各工程を概略的に示している。
第1の工程では、比較的高いX線吸収係数を有する材料(たとえばWまたはMo)の、実質的に長方形状を有する複数の細板のそれぞれが、複数のひだを示すように精度よく波形とされる。各ひだは、隣接する3つの薄片を含み、そのエッジ上形状を見ると、正方形状または長方形状の順「U」字形または逆「U」字形に見える。各逆U字形のひだは、順U字形のひだと隣接し、1つの薄片を共有している。上記のひだが付けられた後の、波形細板のその長さ方向に平行な断面は、長方形状または正方形状の矩形パルスの連なりに似ている。
図3Aは、本発明の1つの実施形態に従い、複数のひだ102を示すように波形とされた後の細板100を概略的に示している。例として図3Aでは、各ひだは、エッジ上形状を見ると長方形状の順U字形または逆U字形に見え、3つの薄片104、および辺106を有しており、さらに長さLおよび高さHを有している。細板100はまた、幅「W」を有している。オプションとして、すべてのひだ102は同一の長さLを有している。
挿入図108は、波形細板100に含まれる、2つの隣接したひだ102を概略的に示している。この挿入図108内の左側のひだ102は、エッジ上形状を見ると逆方向のU字に似ており、右側のひだ102は、エッジ上形状を見ると順方向のU字に似ている。図示の便宜および煩雑さの排除のため、いくつかの薄片104および辺106のみに参照番号が付されている。オプションとして、細板100は、各ひだ102の辺106と一致する各直線が実質的に同一の交点で交わるような波形とされている。この交点は、細板100から形成されたASコリメータが用いられるCTスキャナの焦点スポットからX線検出器までの距離にほぼ等しい距離だけ、ひだ102から離れた位置に設定される。図3Aでは、2つのひだ102の辺106と一致する破線110が、これらの辺の配向を示すために描かれており、これらの破線110は、共通の交点112で交わっている。このようなひだ102の各辺106の配向の結果、ひだの薄片104の平面は、細板100から形成されたASコリメータが用いられるCTスキャナの焦点スポットを実質的に通る。波形細板100の、交点112に近い側を、この細板の「X線源側」と呼ぶこととする。また、波形細板100の、交点112から遠い側を、この細板の検出器側と呼ぶこととする。
オプションとして、各波形細板100は、平板状細板に整列および接着される。この平板状細板を、以下、「閉鎖用細板」と呼ぶこととする。この閉鎖用細板は、比較的高いX線吸収係数を有する材料から形成されており、オプションとして、その材料は、波形細板の形成材料と同じであってもよい。図3Bは、波形細板100と、それが接着されるべき平板状の閉鎖用細板114とを概略的に示している。図3Cは、細板100が閉鎖用細板114に接着されて、「中間アセンブリ」116を形成している様子を概略的に示している。中間アセンブリ116の、閉鎖用細板114が配された側を、このアセンブリの「閉鎖側」と呼ぶこととする。また、閉鎖側と反対側の、閉鎖用細板114に接着されていない側を、このアセンブリの「開放側」と呼ぶこととする。たとえばX線への露出によって容易に劣化しないエポキシ樹脂といったような、適切な接着剤が、波形細板100を閉鎖用細板114に接着するために用いられる。オプションとして、ここでは閉鎖用細板114と波形細板100とは、実質的に同一の幅Wを有している。また、オプションとして、閉鎖用細板114および波形細板100は、約20μmから約80μmまでの範囲内にある厚さを有している。さらにオプションとして、閉鎖用細板114と波形細板100とは、同一の厚さを有している。
1つの中間アセンブリの閉鎖側が1つの隣接する中間アセンブリの開放側と向き合い、かつそれらのアセンブリ各々のX線源側が同一の方向に向くようにして、複数の中間アセンブリ116が互いに整列させられ接着されて、図3Dに示されるようなASコリメータ120が形成される。例として、ASコリメータ120に含まれる複数の中間アセンブリ116は、ここでは長方形状のウェル66を形成している。アレイ120内の最初の中間アセンブリ124の開放されたひだ102を「閉鎖する」ため、追加の閉鎖用細板122が、この最初の中間アセンブリ124の開放側に接着される。この追加の閉鎖用細板122と、最後の中間アセンブリ126に含まれる閉鎖用細板114(図3D参照)とは、図2における端部の行薄片86に類似した、端部の行薄片として機能する。ここではオプションとして、中間アセンブリ126に含まれる閉鎖用細板114、および追加の閉鎖用細板122は、それらが接着された各波形細板100(図3C参照)よりも幅が広く、それら波形細板100の検出器側にわずかに突設されている。
突出した薄片128を切り落とした後の、図3Eに概略的に示されたコリメータ120は、図2に示されたモジュール80に類似したX線検出器モジュールに、二次元ASコリメータとしてマウントされるのに適した形態である。コリメータ120内の長方形状の各ウェル66は、たとえば、ウェルの底部に合った寸法を有する長方形状の1つのX線検出器または正方形状の2つのX線検出器に対して、X線をコリメートするのに適している。
ここで、ASコリメータ120の作製に用いられる閉鎖用細板114および122は、中間アセンブリ116同士を一体に接着するのに使用される接着剤のために、十分な接着地を提供する点に留意されたい。加えて、ASコリメータと共にマウントされる検出器モジュール内の検出器30の行および列に対する、ASコリメータの相対的な向きに応じて、閉鎖用細板114は、X線検出器の行59同士の間または列52同士の間に、追加のシールド材料を与える。一般的に、検出器アレイ内のX線検出器は、検出器アレイの行に実質的に交差する方向からよりも、検出器アレイの列に実質的に交差する方向から、より多くの散乱X線に露出される。そのため、通常は、検出器行間よりも、検出器列間により多くのシールド材料を与えるのが有利である。
上記の例示的な実施形態では、閉鎖用細板114および122は、コリメータのX線源側においては、波形細板100の縁を超えて突設されていない。しかしながら、上記で引用したPCT出願PCT/IL02/00729号に記載されているコリメータ等、いくつかのコリメータにおいては、コリメータのX線源側において、検出器行間の薄片の縁よりも遠くまで延設される薄片を、検出器列同士の間に設けることが有利である場合もある。
図4は、コリメータのX線源側において、平板状の閉鎖用細板114が、コリメータ内の波形細板100の縁よりも遠くまで延設された、コリメータ190を概略的に示している。この結果、コリメータ190は、対応する検出器アレイ(図示せず)内の検出器列同士の間に、そのコリメータのX線源側において、その検出器アレイ内の検出器行同士の間の薄片の縁よりも遠くまで延設された薄片を有する。上記の説明によれば、ASコリメータ120は、まず複数の中間ユニット116を形成し、その後それらの中間ユニット同士を接着することによって作製される。本発明のいくつかの実施形態では、波形細板100や、閉鎖用細板114および122が、適切な治具にマウントされると同時に一体に接着され、ASコリメータ120を形成する。
図5Aは、本発明の1つの実施形態に従う、別のASコリメータ180を概略的に示している。コリメータ180は、1つの細板のひだ102の突出した凸面の薄片104(図3A参照)が、隣接する細板のひだ102の凸面の突出した薄片104と向き合いかつ境を接するように、細板100同士を隣合わせに整列させることにより形成される。隣接する細板100同士の境を接する薄片104が、適切な接着剤を用いて一体に接着され、余分な薄片が切り落とされて、ウェル180を有するコリメータ182が形成される。
コリメータ180の最初の外側波形細板183、および最後の外側波形細板184に沿った個所では、凹状のひだ102は開放状態にあり、完全なウェルを形成しない。本発明のいくつかの実施形態では、開放状態のひだはウェルの形成に用いられず、コリメータ180は、ウェル182に対応する検出器を有するアレイ内において、X線をコリメートするのに用いられる。
本発明のいくつかの実施形態では、図5Bに図示されているように、外側波形細板183および184の開放状態の凹状ひだ102を閉鎖するため、平板状の閉鎖用細板114が、それらの外側波形細板に接着される。外側波形細板183および184に接着された閉鎖用細板114で閉じられたこれら外側細板の凹状ひだは、ウェル182の半分の断面積を有する「完全な」ウェル186を形成する。
本発明のいくつかの実施形態では、隣接するコリメータ同士の開放状態の凹状ひだ102が互いに直接向き合うように、複数のコリメータ180が、互いに境を接するように並べて配置される。対向する2つの開放状態のひだは、互いに閉じ合い、ウェル182と実質的に同一の完全なウェルを形成する。したがって、並べて配置された複数のコリメータ180を用いることにより、その長さ方向に沿って実質的に同一のウェルを有する比較的長い均一なコリメータを形成することもできる。
図6Aおよび6Bは、本発明の1つの実施形態に従う別の二次元ASコリメータ150の、分解図および組立図を概略的に示している。
コリメータ150は、薄片156を含む複数のひだ154を有する、複数の波形細板152から作製される。波形細板152は、薄片156が面取りされた角158を有する点を除いて、波形細板100に類似している。加えて、波形細板152は、波形細板同士を一体に接着する接着地を与えてコリメータのマトリックス内のそれら波形細板同士の間に残存する閉鎖用細板には、接着されていない。それに代えて、波形細板152同士は、1つの細板のひだの突出した凸面が、隣接する細板のひだの窪んだ凹面と向き合い、凸状のひだの面取りされた角158が、凹状のひだの面取りされた角に当接するように、整列させられる。互いに整列させられた波形細板152は、接着地を与える面取りされた角に施された適切な接着剤により、一体に接着される。オプションとして、ASコリメータ150の最初の波形細板164および最後の波形細板166に、閉鎖用細板160および162がそれぞれ接着され、それらの波形細板のひだ154を「閉鎖」する。
マトリックス150から余分な材料を切り落とした後、対応のX線検出器モジュールへのマウントに適した、図6Bに示すようなマトリックスが得られる。
本発明のいくつかの実施形態では、面取りされた辺を有するように形成されていない細板100(図3A参照)のような複数の波形細板が、波形細板152を一体に接着してコリメータを形成するやり方と同じようにして、整列させられ一体に接着される。1つの細板100のひだ102の凸面が、隣接する細板100のひだの102の凹面と向き合うように適切に整列させられれば、凸状のひだの面取りされていない角は、凹状のひだの面取りされていない角に当接する。面取りされていない角が与える接着地は、波形細板152の面取りされた角158に比べて小さいが、面取りされていない角でも、細板同士を一体に接着するのに用いられる接着剤用の十分な接着地を与える。
本発明のいくつかの実施形態では、図3Aに図示された細板100または図6Aに図示された細板152のような波形細板が、適切なフレームにより正しい位置に保持され、コリメータを形成する。図7は、例として、フレーム202内に一体に保持された複数の細板152を含む、コリメータ200を示している。フレーム202は、2つの位置決めバー204と、オプションとして端面の薄片206とを含んでいる。これらの位置決めバーおよび端面の薄片は、図中では陰影を付して図示されている。位置決めバー204は、細板152の端部210を受け、細板同士が互いに適切な相対位置に配されるよう保障するための、鏡像スロット208を有するように形成されている。
本発明のある実施形態に従う、波形細板と、隣接する波形細板同士の間に配された平板状細板とを含むコリメータも、波形細板に加えて平板状細板も正しい位置に保持するフレームを含んでいてもよい。位置決めバー中のスロットは、波形細板と平板状細板との両方の端部を受ける。
本願の明細書および特許請求の範囲においては、「備える」、「含む」ならびに「有する」との動詞およびそれらの活用形はそれぞれ、その動詞の目的語が、その動詞の主語の部材、構成部品、構成要素または部分を必ずしも完全に列挙したものではないことを示すために用いられている。
以上、本発明を、その実施形態の詳細な説明を用いて説明してきたが、これらは例として提示されたもので、本発明の範囲を限定する意図のものではない。上記で説明した実施形態は種々の異なる特徴部分を含んでいるが、これらの特徴部分のすべてが本発明のすべての実施形態で必須というわけではない。本発明の実施形態には、これら特徴部分またはそれら特徴部分の可能な組合せのうち、いくつかのみを利用する形態もある。当業者においては、上記で説明した本発明の実施形態の種々のバリエーション、および上記で説明した実施形態中で言及された特徴部分の異なる組合せを含む本発明の実施形態を思いつくことができよう。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
二次元ASコリメータを有するCTスキャナの概略図 X線検出器アレイの構成要素である複数のX線検出器を含む検出器モジュールと、それに付随する二次元ASコリメータとの概略図 本発明の1つの実施形態に従う、二次元ASコリメータの製造過程を概略的に示した図 本発明の1つの実施形態に従う、二次元ASコリメータの製造過程を概略的に示した図 本発明の1つの実施形態に従う、二次元ASコリメータの製造過程を概略的に示した図 本発明の1つの実施形態に従う、二次元ASコリメータの製造過程を概略的に示した図 本発明の1つの実施形態に従う、二次元ASコリメータの製造過程を概略的に示した図 本発明の実施形態に従う、二次元ASコリメータの他の構成の概略図 本発明の実施形態に従う、二次元ASコリメータの他の構成の概略図 本発明の実施形態に従う、二次元ASコリメータの他の構成の概略図 本発明の1つの実施形態に従う別のASコリメータの分解図 図6AのASコリメータの組立図 本発明の1つの実施形態に従う別のASコリメータの概略図

Claims (17)

  1. X線検出器の列および行からなる検出器アレイを照らすX線源からのX線をコリメートするための、前記X線源に面する第1の側と、該第1の側と反対の、前記検出器アレイに面する第2の側とを有するX線コリメータであって、
    X線吸収材料から形成され、長方形状のひだおよび/または正方形状のひだを有するようにそれぞれ波形とされた、複数の細板と、
    各細板のひだが、隣接する細板のひだと整列させられ、前記検出器アレイ内の前記X線検出器に対応する正方形状および/または長方形状のウェルの行および列からなるアレイを形成するように、前記複数の細板を互いに隣接させた状態に保持する手段とを含むことを特徴とするX線コリメータ。
  2. 1つの細板のひだの凸面が、隣接する細板のひだの凹面と向き合うよう整列させられるように、前記ひだが整列させられることを特徴とする請求項1記載のX線コリメータ。
  3. 所与の細板のひだの角が、前記隣接する細板のひだの角と当接することを特徴とする請求項2記載のX線コリメータ。
  4. 前記ひだの角が面取りされていることを特徴とする請求項2または3記載のX線コリメータ。
  5. 前記複数の細板を整列させた状態に保持する前記手段が、互いに当接するひだの角同士を接着する接着剤を含むことを特徴とする請求項3または4記載のX線コリメータ。
  6. 1つの細板のひだの凸面が、隣接する細板のひだの凸面と向き合いかつ境を接するように、整列させられていることを特徴とする請求項1記載のX線コリメータ。
  7. 前記複数の細板を整列させた状態に保持する前記手段が、前記ひだの境を接する領域同士を接着する接着剤を含むことを特徴とする請求項6記載のX線コリメータ。
  8. 前記複数の細板を一体に保持する前記手段が、前記波形細板の端部を受ける鏡像スロットを有するように形成された、対向する互いに平行な2つの側面を有するフレームを含むことを特徴とする請求項1、2、3、4または6記載のX線コリメータ。
  9. X線吸収材料から形成され、各2つの波形細板間に挟まれている平板状細板を含むことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載のX線コリメータ。
  10. 前記複数の細板を整列させた状態に保持する前記手段が、前記平板状細板の各々を、該平板状細板を挟んでいる波形細板に接着する接着剤を含んでいることを特徴とする請求項9記載のX線コリメータ。
  11. 前記複数の細板を一体に保持する前記手段が、前記波形細板および前記平板状細板の端部を受ける鏡像スロットを有するように形成された、対向する互いに平行な2つの側面を有するフレームを含むことを特徴とする請求項9または10記載のX線コリメータ。
  12. 整列させられ他の平板状細板と平行とされた2つの平板状細板であって、当該コリメータの最も外側の波形細板のそれぞれ異なるものと境を接する2つの平板状細板を含むことを特徴とする請求項1から11いずれか1項記載のX線コリメータ。
  13. 前記最も外側の平板状細板が、当該コリメータの前記第2の側において、前記波形細板の縁を超えて突設されていることを特徴とする請求項12記載のX線コリメータ。
  14. 前記最も外側の平板状細板が、当該コリメータの前記第1の側において、前記波形細板の縁を超えて突設されていることを特徴とする請求項9から13いずれか1項記載のX線コリメータ。
  15. 各ひだが、4つの辺を有する3つの平板状薄片を含んでおり、前記平板状薄片の前記辺と一致する直線が、当該コリメータの第1の側において、実質的に同一の交点で交わることを特徴とする請求項1から14いずれか1項記載のX線コリメータ。
  16. 前記交点が、前記X線源の焦点スポットと実質的に一致することを特徴とする請求項15記載のX線コリメータ。
  17. 前記X線検出器アレイが、CTスキャナ内に含まれていることを特徴とする請求項1から16いずれか1項記載のX線コリメータ。
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