JP5382263B2 - 薬剤払出装置および薬剤残量算出方法 - Google Patents

薬剤払出装置および薬剤残量算出方法 Download PDF

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Description

この発明は、PTP(Press Through Package)シートやSP(Strip Package)シート等の薬剤の払い出しを行う薬剤払出装置および薬剤払出装置で用いる薬剤残量算出方法に関する。
薬剤払出装置は、薬剤ごとのPTPシートが収容される薬剤収容カセットを多数備えており、入力された処方箋データに基づいて選択した薬剤収容カセットから必要枚数のPTPシートを払い出すようになっている。このような薬剤払出装置としては、特許文献1及び特許文献2において開示された薬剤払出装置がある。
上記特許文献1の薬剤払出装置が備えている薬剤収容カセットは、複数枚のPTPシートを、立てた状態でそのポケット形成側の面が一方向を向くように、横方向に並べて収容する。上記薬剤収容カセットの奥側には上記PTPシートを上記薬剤収容カセットの手前側へと付勢する付勢装置が設けられている。そして、上記薬剤収容カセットの手前側壁の底部には払出用のスリットが形成されており、最も手前位置のPTPシートが押出部材によって下方に押されると当該PTPシートが上記スリットから取り出されることになる。
上記特許文献2の薬剤払出装置が備えている薬剤収容カセットは、複数枚のPTPシートを、寝かせた状態でそのポケット形成側の面が下または上を向くように、縦方向に積み上げて収容する。上記薬剤収容カセットの上方位置には吸着ヘッドが設けられており、上記薬剤収容カセットの最も上に位置するPTPシートは、上記吸着ヘッドによって持ち上げられてカセット外に払い出される。
特開2011−41789号公報 特開2008−37510号公報
ところで、このような薬剤収容カセットからPTPシートを払い出した場合には、このような払出を行った薬剤収容カセットに関して、払出前の枚数データから払出枚数を減じる計算処理を行うことにより、PTPシートの在庫管理を行うことができる。
一方、このような計算処理による理論在庫管理に代替する在庫管理として或いはこのような理論在庫管理と併用できる在庫管理として、上記薬剤収容カセット内に残存するPTPシートの枚数を実際にカウントすることで在庫管理を行うことが可能である。しかしながら、このようにPTPシートの枚数を実際にカウントするのでは時間がかかり、多数の薬剤収容カセットを備える場合にはそれだけ多くの時間が必要になる。
この発明は、上記の事情に鑑み、薬剤収容カセット内に残存する薬剤シートの枚数または包装された薬剤の個数を短時間で判断することができる薬剤払出装置および薬剤残量算出方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明の薬剤払出装置は、複数設けられた装填スペース内に装填されている薬剤収容カセットから薬剤シートを取り出して払い出す薬剤払出装置において、支持部材によって上記薬剤収容カセットを片側から持ち上げて当該薬剤収容カセットの重量を計測する重量計測部と、上記薬剤収容カセットに収容される薬剤シートの1枚あたりの薬剤重量情報と上記薬剤収容カセットの空の状態での重量情報と上記重量計測部によって計測された上記薬剤収容カセットの計測重量とに基づいて当該薬剤収容カセット内に残存している上記薬剤シートの枚数を算定する算定部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明の薬剤払出装置は、複数設けられた装填スペース内に装填されている薬剤収容カセットから包装された薬剤を取り出して払い出す薬剤払出装置において、支持部材によって上記薬剤収容カセットを片側から持ち上げて当該薬剤収容カセットの重量を計測する重量計測部と、上記薬剤収容カセットに収容される包装された薬剤の1つあたりの薬剤重量情報と上記薬剤収容カセットの空の状態での重量情報と上記重量計測部によって計測された上記薬剤収容カセットの計測重量とに基づいて当該薬剤収容カセット内に残存している上記包装された薬剤の個数を算定する算定部と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成であれば、上記薬剤収容カセットを支持する支持部材により当該薬剤収容カセットを片側から持ち上げて当該薬剤収容カセットの重量を計測するので、例えば装填スペースから薬剤収容カセットを取り出して或る箇所に設けた重量計の上に置いて重量計測するのに比べて薬剤収容カセットの重量計測に要する時間を短くすることができる。そして、このように計測された重量から上記薬剤シートの枚数または包装された薬剤の個数を算定するので、例えば薬剤シートの枚数を実際にカウントするのに比べて枚数を把握するのに要する時間を格段に短くすることができる。
上記薬剤払出装置において、上記重量計測部は上記薬剤収容カセットから上記薬剤シートまたは上記包装された薬剤を払い出すための可動ユニットに設けられていてもよい。これによれば、上記可動ユニットの他に上記重量計測部を移動させるユニットを設けずに済むことになる。
上記薬剤払出装置において、上下方向に並ぶ上記薬剤収容カセット間には、上記薬剤収容カセットの持ち上げを許容するクリアランスが設けられているのがよい。これによれば、上記薬剤収容カセットの全体を上記装填スペースから引き出す必要がなくなり、重量計測の時間短縮が図れることになる。
上記薬剤払出装置において、上記薬剤収容カセットの空の状態での重量情報は、当該薬剤収容カセットに上記薬剤シートまたは上記包装された薬剤が収容されていない空の状態で上記重量計測部により計測して記憶部に記憶されていてもよい。
また、上記薬剤払出装置において、上記の重量計測部は、上記支持部材に設けられた歪みゲージの出力により重量を計測するものでもよい。
上記薬剤シートの端数に関しては、処方箋情報に基づいて端数を払い出したときに、上記端数を減算して管理する理論在庫処理を行ってもよい。
上記薬剤収容カセットの前面側を上下左右に移動して対象とする薬剤収容カセットから上記薬剤シートまたは上記包装された薬剤を払い出す可動ユニットを備えてもよい。
また、この発明の薬剤残量算出方法は、薬剤払出装置に複数設けられた装填スペース内に装填されている複数の薬剤収容カセットのなかで、対象とする薬剤収容カセットの前面側に、薬剤を払い出すための可動ユニットを用いて、上記薬剤収容カセットを持ち上げる支持部材を移動させる工程と、上記支持部材を上記装填スペースの側に移動させることで上記薬剤収容カセットの持ち上げを可能にする工程と、上記支持部材を上方に移動させることによりまたは上記支持部材で上記薬剤収容カセットを上記装填スペースから引き出すことにより上記薬剤収容カセットを持ち上げる工程と、上記薬剤収容カセットを持ち上げた状態で当該薬剤収容カセットの重量を計測する工程と、計測した重量に基づいて上記薬剤収容カセット内の薬剤の残量を算出する工程と、を含むことを特徴とする。
上記の構成であれば、上記薬剤収容カセットを持ち上げた状態で当該薬剤収容カセットの重量を計測するので、例えば装填スペースから薬剤収容カセットを取り出して或る箇所に設けた重量計の上に置いて重量計測するのに比べて薬剤収容カセットの重量計測に要する時間を短くすることができる。そして、このように計測された重量から上記薬剤の残量を算定するので、例えば薬剤シートの枚数を実際にカウントするのに比べて枚数を把握するのに要する時間を格段に短くすることができる。
上記薬剤残量算出方法において、上記薬剤収容カセットが上記支持部材によって持ち上げ可能な状態になったか否かを検知するようにしてもよい。
この発明であれば、各薬剤収容カセット内に残存する薬剤シートの枚数または包装された薬剤の個数を短時間で判断することができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る薬剤払出装置の概略構成を示した斜視図である。 図1に示した薬剤払出装置の部分拡大図である。 図1に示した薬剤払出装置の部分拡大図である。 図1に示した薬剤払出装置の制御系の概略を示したブロック図である。 この発明の一実施形態に係る薬剤払出装置で用いることができる薬剤収容カセットを示した斜視図である。 図5に示した薬剤収容カセットの内部を透視的に示した斜視図である。 図5に示した薬剤収容カセットの上ケース部を取り外した状態を示した斜視図である。 図5に示した薬剤収容カセットの上ケース部及びスライド側板を取り外した状態を示した斜視図である。 図5に示した薬剤収容カセットの上ケース部とスライド側板と移動部材を取り外した状態を示した斜視図である。 図5に示した薬剤収容カセットにおけるガイド板を示した拡大平面図である。 図5に示した薬剤収容カセットの下ケース部を示した斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態の薬剤払出装置10の筐体内には上下左右に複数の装填スペース10aが設けられており、上記装填スペース10aのそれぞれに薬剤収容カセット1が装填されている。上記薬剤収容カセット1は、その奥行き方向に出し入れ可能に設けられている。この薬剤払出装置10の可動ユニット11は、上記薬剤収容カセット1の前面側(薬剤払い出し側)において上下方向及び左右方向に移動可能に設けられている。上記可動ユニット11には、重量計測部12、梁部材駆動部15、図示しない払出装置、カセット操作部などが設けられている。また、上記薬剤払出装置10には、ディスプレイ13及び入力部14が設けられている。
上記薬剤収容カセット1は、例えば、複数枚のPTPシート100を、立てた状態でそのポケット形成側の面が単一の方向を向くように、横方向に並べて収容するものであり、当該薬剤収容カセット1の奥側には上記PTPシート100を上記薬剤収容カセット1の手前側へと付勢する付勢装置が設けられ、手前側の壁部の底側には払出用のスリットが形成される。このような薬剤収容カセット1が用いられる場合、上記払出装置は、例えば押出部材を有し、この押出部材によって最も手前位置のPTPシート100を上記スリットから下方に押すように構成される。
或いは、上記薬剤収容カセット1は、例えば、複数枚のPTPシート100を、寝かせた状態でそのポケット形成側の面が下または上を向くように、縦方向に積み上げて収容するものでもよい。このような薬剤収容カセット1が用いられる場合、上記払出装置は、例えば吸着ヘッドを有し、この吸着ヘッドによって上記薬剤収容カセット1の最も上に位置するPTPシート100を持ち上げてカセット外に払い出すように構成される。
勿論、上記薬剤収容カセット1は上記のような構造に限られるものではなく、また、上記払出装置においても様々な構成を採用することができる。
上記のカセット操作部は、例えば、電磁石を先端部に有し上記薬剤収容カセット1の前面磁性部に磁力接合して当該薬剤収容カセット1を出し入れするように構成される。
図3に示すように、上記重量計測部12における梁部材(支持部材)12aの先端部にはカセット接触部12bを有している。このカセット接触部12bは、上記薬剤収容カセット1の前面壁部の上端部及び下端部に接することで当該薬剤収容カセット1を持ち上げ可能に支持する。そして、上記梁部材12aの基端部は上記可動ユニット11に設けられた梁部材駆動部15に連結されている。この梁部材駆動部15は、上記カセット接触部12bを上記薬剤収容カセット1に近づけたり遠ざけたりするために上記梁部材12aを進退させる動作と、上記カセット接触部12bによって上記薬剤収容カセット1を持ち上げたり降ろしたりするために上記梁部材12aを昇降させる動作と、を行うようになっている。上記進退動作を行う機構は、例えば、上記梁部材12aが固定されるラックと、このラックを移動させるピニオンと、上記ピニオンを回転させるモータと、を備える。また、上記梁部材12aを昇降させる機構は、例えば、上記進退動作を行う機構が固定されるナットブロックと、このナットブロックを昇降させる送りねじと、上記送りねじを回転させるモータと、を備える。
なお、上記梁部材駆動部15によって上記梁部材12aを昇降動作するのではなく、上記可動ユニット11が昇降動作して上記薬剤収容カセット1を持ち上げたり降ろしたりするようにしてもよい。また、上記梁部材駆動部15を備えずに、上記梁部材12aの基端部を上記可動ユニット11に固定する(進退動作させない)構成を採用することも可能である。このように構成する場合には、薬剤払出に用いる上記カセット操作部によって上記薬剤収容カセット1を引き出すこととし、この引き出し動作によって上記薬剤収容カセット1の前面壁部を上記カセット接触部12bに係合させることができる。なお、上記薬剤収容カセット1の重量計測の際には、上記のカセット操作部は上記薬剤収容カセット1から離間し、上記薬剤収容カセット1の重量計測が適切に行われるようにする。
上記梁部材12aは、上記薬剤収容カセット1を持ち上げたときに幾分撓むことができるようにその材質や断面形状等が設定されている。そして、上記梁部材12aの例えば上面に歪みゲージ12cが貼付される。この歪みゲージ12cは、歪み(変形)により電気抵抗を変化させる性質を有するものである。この電気抵抗の変化は図示しない電気線によって後述する制御部20に与えられ、この制御部20によって上記電気抵抗が重量(歪み量)に換算される。勿論、歪み(変形)による電気抵抗変化とは異なる物理的性質を用いて重量を計測することも可能である。
ここで、この実施形態では、上記装填スペース10aの底板が上記薬剤収容カセット1の前端側に位置しないようにしており(図2参照)、これにより、上記薬剤収容カセット1を手前側に引き出さなくても上記カセット接触部12bが上記薬剤収容カセット1の前面壁部に係合することができる。なお、薬剤収容カセット1の重量を計測する際に、上記薬剤収容カセット1の全体を上記装填スペース10aから抜き出すことをしない場合には、上記装填スペース10aには上記持ち上げを許容する高さの余裕(クリアランス)が与えられ、上記薬剤収容カセット1は上記クリアランスよりも短い距離だけ持ち上げられる。一方、上記薬剤収容カセット1の全体を上記装填スペース10aから抜き出して持ち上げることとする場合には、上記クリアランスは特に必要とされない。
また、上記薬剤収容カセット1が上記装填スペース10aの底板から完全に浮上して上記薬剤収容カセット1の重量を判定できる状態となったかどうかの判断は、上記薬剤収容カセット1が上記装填スペース10aの底板から完全に浮上したことを光センサなどにより検出することで行うことができる。或いは、上記梁部材12aの上昇動作中に繰り返し重量算出を行い、重量が一定値になったと見なされるようになったときの重量を最終的な重量とするようにしてもよい。この場合には、上記浮上を特に判断しなくても正確に重量を判定することが可能である。また、上記薬剤収容カセット1を上記装填スペース10aの底板から充分に浮上させるようにして上記光センサの設置を不要にすることも可能である。
図4は、上記薬剤払出装置10の制御系の概略を示したブロック図である。制御部20はマイクロコンピュータから成り、上記入力部13から入力された情報を処理し、また処理した情報をディスプレイ14に表示する等の処理を行う。例えば、オペレータは、上記入力部13を用い、どの薬剤収容カセット1にどの薬剤シートが収容されているか等を入力する初期入力、上記薬剤収容カセット1にPTPシート100を補充する際の補充枚数入力(この枚数入力は不要としてもよい)、払出のための処方箋情報入力等を行うことができる。
また、上記制御部20は、上記処方箋情報に基づいて上記可動ユニット11を対象となる薬剤収容カセット1の箇所まで移動させて、PTPシート100の払出処理を実行することになる。なお、上記PTPシート100の端数の払出処理を行うことも可能である。このような端数の払出処理のための機構に関しては、特開2011−41789号公報に開示されている装置等を利用することができる。上記公報に開示された装置は、把持部材に把持されて搬送されてきた薬剤シートから端数分を切断する切断部材を備えている。
上記制御部20は、例えば在庫管理指示がオペレータによって上記入力部13から入力されたとき、或いは、在庫管理を行う所定の日時が到来したときなどに、上記可動ユニット11を薬剤収容カセット1の前面箇所に順番に移動させていく。また、例えば、各装填スペース10aにセンサ(光学センサなど)を設けておき、ユーザによる上記PTPシート100の補充や取り出しのために、薬剤収容カセット1が一旦取り外されて再び装着された事が上記センサにより検知されたときに、上記制御部20は、上記検知された装填スペース10aの薬剤収容カセット1の前面に上記可動ユニット11を移動させる。そして、上記制御部20は、上記可動ユニット11を上記のように対象となる薬剤収容カセット1の箇所まで移動させた後、上記梁部材駆動部15を駆動し、上記重量計測部12におけるカセット接触部12bを上記薬剤収容カセット1の前面壁部に係合させる。そして、上記制御部20は、上記係合(接触)を検知部によって検知した後、上記薬剤収容カセット1を上記重量計測部12の梁部材12aによって持ち上げる。上記検知部は、例えば、上記カセット接触部12bが上記薬剤収容カセット1に接触したときにオンするように上記カセット接触部12bに設けられたスイッチ等からなる。
なお、この実施形態では、上記薬剤収容カセット1を手前側に全く引き出さずに上記カセット接触部12bを上記薬剤収容カセット1の前面壁部に係合させて上記薬剤収容カセット1を上記クリアランスよりも短い距離だけ持ち上げるようにしている。このように上記薬剤収容カセット1を全く引き出さない場合は、引き出す動作が不要なため、重量計測に要する時間を短縮できる。また、上記薬剤収容カセット1を引き出さない構造を採用すると、薬剤払出装置10における奥行き方向(前後方向)の寸法を短くできる。
上記制御部20は、上記重量計測部12の歪みゲージ12cに通電を行い、その電気抵抗を計測し、この電気抵抗を上記薬剤収容カセット1の重量に換算する。さらに、上記制御部20は、対象の薬剤収容カセット1に収容されているPTPシート100の1枚あたりの重量情報と、対象の薬剤収容カセット1の空状態の重量情報を記憶部16から読み出す。
そして、上記制御部20は、上記重量計測部12の出力を換算して得た上記薬剤収容カセット1の計測重量から当該薬剤収容カセット1の空状態の重量を減算して当該薬剤収容カセット1に残存しているPTPシート100及び端数全体の総重量を算出する。次に、上記制御部20は、上記総重量をPTPシート100の1枚あたりの重量で除算し、商(整数)と剰余を出力する。上記商はPTPシート100の枚数を示すことになり、上記制御部20は、上記算定した枚数を、対応の薬剤収容カセット1の在庫枚数として記憶部16に記憶させる。
一方、上記剰余は上記薬剤収容カセット1内に残っている端数を示すことになる。この実施形態では、上記剰余を利用して端数を割り出すことはせずに、この剰余を切り捨てている。これは、上記処方箋情報に基づいて端数をカットする際にカット位置にずれが発生したり、PTPシート100の耳部分の有無により、上記剰余が正確に端数を現すものとは限らないためである。このため、上記端数に関しては、処方箋情報に基づいて端数を払い出したときに、上記端数を減算して管理する理論在庫処理を行うようにしている。なお、この実施形態では、薬剤の補充はPTPシート単位で行い、端数単位では行わないが、仮に、端数単位で補充を行う場合には、補充した端数を理論在庫に加算する。
上記薬剤収容カセット1の空の状態での重量情報は、当該薬剤収容カセット1の重量を上記薬剤シートが収容されていない空の状態で上記重量計測部12により計測して記憶部16に記憶するようにしてもよい。このような計測処理は、薬剤払出装置10の出荷段階や設置段階において全ての薬剤収容カセット1に対して一斉に行うことができる。また、上記薬剤収容カセット1の空の状態での重量情報を上記重量計測部12によらずに別の重量計で計測することも可能である。また、上記出荷段階や設置段階に限らず、上記薬剤収容カセット1の交換を行うときにも重量計測を行うようにしてもよい。
以上の処理は、薬剤払出装置における薬剤残量算出方法も示している。すなわち、この薬剤残量算出方法は、上記薬剤払出装置10に複数設けられた上記装填スペース10a内に装填されている複数の上記薬剤収容カセット1のなかで、対象とする薬剤収容カセット1の前面側に、上記薬剤を払い出すための可動ユニット11を用いて、上記薬剤収容カセット1を持ち上げる梁部材(支持部材)12aを移動させる工程と、上記梁部材12aを上記装填スペース10aの側に移動させることで上記薬剤収容カセット1の持ち上げを可能にする工程と、上記梁部材12aを上方に移動させることによりまたは上記梁部材12aで上記薬剤収容カセット1を上記装填スペース10aから引き出すことにより上記薬剤収容カセット1を持ち上げる工程と、上記薬剤収容カセット1を持ち上げた状態で当該薬剤収容カセット1の重量を計測する工程と、計測した重量に基づいて上記薬剤収容カセット1内の薬剤の残量を算出する工程と、を含む。また、この方法において、上記制御部20は、上記カセット接触部12bによる上記薬剤収容カセット1の前面壁部の係合、すなわち上記薬剤収容カセット1が上記梁部材12aによって持ち上げ可能な状態になったか否かを上記検知部により検知する。
また、この実施形態では、オペレータが上記薬剤収容カセット1にPTPシート100を補充するときに、この補充したシート枚数を上記入力部13における数値キーから入力することができるようにして理論在庫管理を可能にするとともに、上記のごとく上記重量計測部12にて計測された重量に基づいてシート枚数を算出することによる在庫管理も行い、在庫の検証が可能となるようにした。
上記のような構成に限るものではない。例えば、入力部13による補充枚数等の入力を不要とした構成を採用することもできる。ここで、オペレータが補充枚数や取出枚数を薬剤払出装置10に入力せずに、薬剤シートを補充したり、取り出したりすると、理論在庫と実在庫が合わなくなることになる。例えば、所定の薬剤シートを必要とするユーザが薬剤収容カセットから上記薬剤シートを直接取り出す場合、或いは薬剤払出装置10が複数台導入された薬局において、1つの装置10において、ある薬剤シートの在庫がゼロになったときに、他の装置10の薬剤収容カセット1から薬剤シートを移す場合がある。このような場合でも、上記重量計測部12にて計測された重量に基づいてシート枚数を算出することにより正確な在庫管理を行うことができる。
また、上記薬剤収容カセット1として図5及び図6に示す薬剤収容カセット1Aを用いることもできる。この薬剤収容カセット1Aは収容領域Aが奥行き方向に複数あり、最も手前の収容領域AのPTPシート100が無くなれば後ろの収容領域AのPTPシート100を前進させる機能を有するものである。
具体的には、薬剤収容カセット1Aにおける上ケース部2内には、PTPシート100を積み上げした状態或いは包装体の状態で収容できる4つの収容領域Aを奥行き方向に複数形成するようにこの奥行き方向に間隔を置いて複数の仕切り部材3が位置している。そして、この実施形態では、上記PTPシート100或いは包装体はその短手方向を上記奥行き方向に向けた状態で収容されるように上記収容領域Aが形成されている。すなわち、上記収容領域Aの左右方向が奥行き方向よりも長くなるようにしている。
上記4つの収容領域Aのうち最も手前側の収容領域Aには、PTPシート100を横から挟み込んでその積載ずれを防止する押さえ部9が設けられている。この押さえ部9は板ばね9aにより弾性支持されており、上記PTPシート100を横から押さえている。また、上記上ケース部2の右側及び左側には移動部材4が設けられている。上記移動部材4は、上記複数の仕切り部材3を同時に移動させることで上記収容領域Aを上記奥行き方向(奥側及び手前側)に移動させることができ、手前側に移動するときに上記収容領域A内のPTPシート100或いは包装体を手前側に移動させることができる。
上記仕切り部材3は、上記奥行き方向と交差する方向(左右方向)に分離して対をなしており、この対をなす仕切り部材3は上記収容領域Aに収容されるPTPシート100或いは包装体の一辺の両側角部に係合するように位置している。また、各移動部材4には複数の係止穴4aが上記奥行き方向に所定の間隔で形成されている。これにより、上記仕切り部材3を上記係止穴4aに着脱自在に装着することができ、また、使用する係止穴4aを変更することで、上記仕切り部材3の上記奥行き方向の間隔(収容領域Aの大きさ)を変更することが可能になっている。
図7は上記上ケース部2を取り外した状態の薬剤収容カセット1Aを示した斜視図である。この薬剤収容カセット1Aには上記移動部材4を駆動する駆動機構5が設けられている。この駆動機構5に設けられている駆動力伝達軸51は薬剤収容カセット1Aの手前側において下ケース部6により支持されている。上記駆動力伝達軸51の一端側に形成された連結部51aは上記下ケース部6から外側に突き出ており、他端側に形成された歯車部51bは上記下ケース部6によって回転自在に支持された傘歯車52の下面の歯車部に歯合している。
なお、上記可動ユニット11には上記連結部51aに連結できるモーター等が設けられることになる。上記傘歯車52の上面の平坦部には、当該傘歯車52の回転中心に一致するように第1突起部52aが形成されており、上記回転中心から外れた位置には第2突起部52bが形成されている。そして、上記傘歯車52の上記平坦部には上記第1突起部52a及び第2突起部52bに係合する駆動片53が設けられている。この駆動片53は、上記傘歯車52と共に回転し且つ上記傘歯車52の径方向に位置を変位できるようになっている。
上記駆動片53の一端側には係合部53aが設けられている。この係合部53aはスライド平板54の長穴に係合している。上記スライド平板54は上記奥行き方向にスライド可能に設けられている。そして、上記長穴は左右方向に長く形成されている。上記傘歯車52が回転すると、上記駆動片53も同じく回転し、この駆動片53の回転によって上記スライド平板54が上記奥行き方向に往復移動することになる。
上記スライド平板54の左右位置にはスライド側板55が連結されており、上記スライド平板54が上記奥行き方向に往復移動すると上記スライド側板55も上記奥行き方向に往復移動する。上記スライド側板55は上平板部と下平板部を有する断面コ字形状を有しており、上記上平板部及び下平板部には左右方向に切り込まれた係合切欠き部55aが形成されている。そして、この係合切欠き部55aには上記移動部材4の上面縁及び下面縁に形成された係合突起4bが係合している。
図8は上記上ケース部2及び上記スライド側板55を取り外した状態の薬剤収容カセット1Aを示した斜視図である。上記移動部材4の略中央部の下縁にはガイドピン支持部4cが形成されており、このガイドピン支持部4cに形成された支持穴にガイドピン4dが挿入されている。上記ガイドピン4dの先端はガイド板7に形成されているガイド溝7aに入り込んでおり、上記ガイドピン支持部4cの先端面は上記ガイド溝7aの堤部上面に当接している。
図9は上記上ケース部2と上記スライド側板55と上記移動部材4を取り外した状態の薬剤収容カセット1Aを示した斜視図である。上記ガイド板7のガイド溝7aは、上記奥行き方向に平行に延びる内側と外側の2本のガイド溝部とこれらを繋ぐ2本の折り返し溝部を有した平行四辺形状に形成されている。
上記ガイドピン4dが内側のガイド溝部に位置して上記移動部材4が互いに近づいた状態で手前側に移動するときには、上記仕切り部材3は上記収容領域Aに収容されるPTPシート100の角部に係合可能となり、手前側移動によって各領域A内のPTPシート100を手前側に移動させることができる。一方、上記ガイドピン4dが外側のガイド溝部に位置して上記移動部材4が互いに遠ざかった状態で奥側に移動するときには、上記仕切り部材3は上記収容領域Aに収容されるPTPシート100の角部から遠ざかり、各領域A内のPTPシート100に触れずに上記奥側の移動によって規定位置に戻ることになる。
図10は上記ガイド板7を示した平面図である。このガイド板7の中央堤部の角部2カ所には、一方向動作レバー71が設けられている。この一方向動作レバー71の先端側はガイド溝7a内に位置している。また、一方向動作レバー71の後端側には、ストッパ部72及びばね73が設けられている。上記ばね73は一方向動作レバー71の後端部を上記ストッパ部72に押し当てる方向に付勢する。
図10において実線で示されている上記ガイドピン4dが矢示のように下方向(手前側)に移動すると、上記一方向動作レバー71は点線で示すように回動する。そして、上記ガイドピン4dが点線で示す位置に到達すると、上記一方向動作レバー71は上記ガイドピン4dの押圧を免れて上記実線で示す位置に上記ばね73の力によって戻る。このように戻った上記一方向動作レバー71は上記ガイドピン4dを折り返し溝部に導くガイドとして機能する。これにより、上記移動部材4が奥側への移動動作に切り換わるときに、上記ガイドピン4dは上記一方向動作レバー71に案内されて二点鎖線で示すように矢示方向に移動し、外側のガイド溝部へと向かうことになる。
図11は下ケース部6を示した斜視図である。この下ケース部6には、上記傘歯車52を収容する収容部61が形成されている。そして、この収容部61には、軸収容部61aが形成されており、この軸収容部61aに上記傘歯車52の下面歯車部の中央に形成された回転軸が収容されるようになっている。
上記薬剤収容カセット1Aを用いる場合は、上記PTPシート100を払い出すときに、最も手前側の収容領域Aだけが露呈するように当該薬剤収容カセット1Aを少しだけ引き出せば済むので、上記薬剤払出装置10の奥行きの寸法を短くすることができる。したがって、上記重量計測部12による重量計測において薬剤収容カセットを装填スペースから全く引き出さない構成及び引き出す長さを短くする構成は、上記薬剤収容カセット1Aを用いる構成と組み合わせると有意である。なお、上記PTPシート100の払い出しは、可動ユニット11に設けた例えば空気吸引部によって上記PTPシート100を吸着して持ち上げることにより行う。
また、上記実施形態では、上記梁部材12aの先端に設けた上記カセット接触部12bによって上記薬剤収容カセット1を持ち上げ可能に支持したが、これに限らず、上記梁部材12aの先端に設けた磁石によって上記薬剤収容カセット1の金属部を磁力吸引し上記薬剤収容カセット1を持ち上げ可能に支持する構成或いは上記梁部材12aの先端に設けた空気吸引部によって上記薬剤収容カセット1を持ち上げ可能に支持する構成を採用することもできる。すなわち、上記薬剤収容カセット1に接触するカセット接触部として、上記磁石または上記空気吸引部を採用してもよい。
また、上記梁部材12aの先端部を平坦形状にし、この梁部材12aを上記薬剤収容カセット1の下に潜り込ませ、フォークリフトのように上記薬剤収容カセット1を持ち上げるようにしてもよい。すなわち、上記薬剤収容カセット1に接触するカセット接触部として、上記梁部材12aの上記平坦形状の先端部を採用してもよい。
また、上記可動ユニット11と同様の移動機構によって上下左右に移動できる移動装置を上記薬剤収容カセット1の背面側に配置し、この移動装置に上記重量計測部12を設けてもよい。すなわち、上記薬剤収容カセット1の背面側で当該薬剤収容カセット1を持ち上げてその重量を計測するようにしてもよい。
また、この実施形態では、薬剤シートとしてPTPシートを例示したが、SPシート等であってもよい。また、薬剤シートに限らず、上記薬剤収容カセット1内に、包装された薬剤を収容してもよい。上記包装された薬剤としてはアンプル、輸液バッグ等が挙げられる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 薬剤収容カセット
1A 薬剤収容カセット
10 薬剤払出装置
10a 装填スペース
11 可動ユニット
12 重量計測部
12a 梁部材(支持部材)
12b カセット接触部
12c 歪みゲージ
13 入力部
14 ディスプレイ
15 梁部材駆動部
16 記憶部
20 制御部(算定部)
100 PTPシート

Claims (8)

  1. 複数設けられた装填スペース内に装填されている薬剤収容カセットから薬剤シートを取り出して払い出す薬剤払出装置において、支持部材によって上記薬剤収容カセットを片側から持ち上げて当該薬剤収容カセットの重量を計測する重量計測部と、上記薬剤収容カセットに収容される薬剤シートの1枚あたりの薬剤重量情報と上記薬剤収容カセットの空の状態での重量情報と上記重量計測部によって計測された上記薬剤収容カセットの計測重量とに基づいて当該薬剤収容カセット内に残存している上記薬剤シートの枚数を算定する算定部と、を備え、上記重量計測部は上記薬剤収容カセットから上記薬剤シートを払い出すための可動ユニットに設けられていることを特徴とする薬剤払出装置。
  2. 複数設けられた装填スペース内に装填されている薬剤収容カセットから包装された薬剤を取り出して払い出す薬剤払出装置において、支持部材によって上記薬剤収容カセットを片側から持ち上げて当該薬剤収容カセットの重量を計測する重量計測部と、上記薬剤収容カセットに収容される包装された薬剤の1つあたりの薬剤重量情報と上記薬剤収容カセットの空の状態での重量情報と上記重量計測部によって計測された上記薬剤収容カセットの計測重量とに基づいて当該薬剤収容カセット内に残存している上記包装された薬剤の個数を算定する算定部と、を備え、上記重量計測部は上記薬剤収容カセットから上記包装された薬剤を払い出すための可動ユニットに設けられていることを特徴とする薬剤払出装置。
  3. 複数設けられた装填スペース内に装填されている薬剤収容カセットから薬剤シートを取り出して払い出す薬剤払出装置において、支持部材によって上記薬剤収容カセットを片側から持ち上げて当該薬剤収容カセットの重量を計測する重量計測部と、上記薬剤収容カセットに収容される薬剤シートの1枚あたりの薬剤重量情報と上記薬剤収容カセットの空の状態での重量情報と上記重量計測部によって計測された上記薬剤収容カセットの計測重量とに基づいて当該薬剤収容カセット内に残存している上記薬剤シートの枚数を算定する算定部と、を備え、上記薬剤シートの端数に関しては、処方箋情報に基づいて端数を払い出したときに、上記端数を減算して管理する理論在庫処理を行うことを特徴とする薬剤払出装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の薬剤払出装置において、上記可動ユニットは、上記薬剤収容カセットの前面側を上下左右に移動することを特徴とする薬剤払出装置。
  5. 請求項3に記載の薬剤払出装置において、上記薬剤収容カセットの前面側を上下左右に移動して対象とする薬剤収容カセットから上記薬剤シートを払い出す可動ユニットを備えていることを特徴とする薬剤払出装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の薬剤払出装置において、上下方向に並ぶ上記薬剤収容カセット間には、上記薬剤収容カセットの持ち上げを許容するクリアランスが設けられていることを特徴とする薬剤払出装置。
  7. 薬剤払出装置に複数設けられた装填スペース内に装填されている複数の薬剤収容カセットのなかで、対象とする薬剤収容カセットの前面側に、薬剤を払い出すための可動ユニットを用いて、上記薬剤収容カセットを持ち上げる支持部材を移動させる工程と、上記支持部材を上記装填スペースの側に移動させることで上記薬剤収容カセットの持ち上げを可能にする工程と、上記支持部材を上方に移動させることによりまたは上記支持部材で上記薬剤収容カセットを上記装填スペースから引き出すことにより上記薬剤収容カセットを持ち上げる工程と、上記薬剤収容カセットを持ち上げた状態で当該薬剤収容カセットの重量を計測する工程と、計測した重量に基づいて上記薬剤収容カセット内の薬剤の残量を算出する工程と、を含むことを特徴とする薬剤残量算出方法。
  8. 請求項7に記載の薬剤残量算出方法において、上記薬剤収容カセットが上記支持部材によって持ち上げ可能な状態になったか否かを検知することを特徴とする薬剤残量算出方法。
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