JP5381534B2 - 二次電池の充電回路 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型の電子機器などに用いられる二次電池の充電回路に関し、特に、二次電池の充電モードを複数の充電モードのうちの1つの充電モードに選択的に切り換えて充電する二次電池の充電回路に関する。
一般に、二次電池の充電回路は、電池電圧及び充電電流に基づいて充電方法の異なる複数の充電モードのうちの1つの充電モードに切り換えて二次電池を充電する。例えば、一般に、リチウムイオン蓄電池は、充電回路によって以下の充電モードで充電される(例えば、特許文献1参照。)。
(a)二次電池電圧が過放電電圧未満の場合に、比較的小さい所定の充電電流で充電するプリ充電モード(一般に、予備充電モードともいう。)。
(b)プリ充電モードにおいて充電中に二次電池電圧が過放電電圧以上に到達したときに、所定の大電流による定電流で充電を行なう定電流充電モード。
(c)定電流充電モードにおいて定電流充電中に二次電池電圧が満充電電圧に到達したときに、所定の定電圧で充電を行なう定電圧充電モード。
(d)定電圧充電モードにおいて定電圧充電中に充電電流が所定の充電電流未満になり、充電完了信号を外部装置に出力した後に、所定の方法で補充電を行なう補充電モード。
これらの充電モードのうち選択された1つの充電モードで充電を行なっている場合に、当該選択された充電モードを正常に停止させて他の充電モードに切り換えることができないことがある。例えば、二次電池が内部で短絡している場合は、プリ充電モードでの充電を行なっても、二次電池の電圧は過放電電圧まで上昇することはないので、プリ充電モードを停止させて定電圧充電モードに移行できない。また、劣化や不具合のある二次電池の場合は、定電流充電や定電圧充電を行なっている場合でも、充電開始から目標の電圧値や電流値に到達するまでの時間が通常より長くかかってしまう。
このように、異常な二次電池を充電した場合にはいつまで経っても充電が終了しないことになる。従って、充電中の二次電池が発熱したり、発火したり、最悪の場合は爆発するといった事態も予想される。従って、一般に、各充電モードにおける最長の充電時間を予め設定しておき、最長の充電時間が経過しても他の充電モードに移行しなかったり、充電が完了しなかったりしたときには充電を停止するための安全対策がとられている。
例えば、特許文献2に開示されている電子機器におけるバッテリ充電制御方法は、大電流での急速充電モードと小電流での通常充電モードを少なくとも有し、前記充電モードの切替えの判定要素の少なくとも一つとしてタイマカウンタを用いる電子機器におけるバッテリ充電制御方法において、バッテリの装着時または電源入力時、充電を開始する際に前記バッテリの端子電圧が充電を必要とする空充電レベルにあるか否かを検出し、検出した端子電圧が空充電レベルにあるときには前記急速充電モードで所定期間充電を開始するように設定し、また検出した端子電圧が空充電レベルにないときには前記通常充電モードで充電を開始するように設定する設定ステップを有することを特徴としている。
しかしながら、一般に、各充電モードの最長の充電時間は互いに異なるので、特許文献2に記載のバッテリ充電制御方法では、充電モード毎に当該充電モードの最長の充電時間を設定するためのタイマカウンタ回路が必要となる。従って、充電回路の回路規模が大きくなり効率が悪いという課題があった。また、タイマカウンタ回路を1つだけ設け、各充電モードの開始時にタイマカウンタ回路の計数値をプリセットする方法も考えられる。しかしながら、この場合、各充電モード毎にタイマカウンタ回路の計数値をプリセットするためのCPU(Central Processing Unit)などの制御回路が必要となり、やはり回路規模が大きくなってしまうという課題があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して小さい回路規模を有し、かつ各充電モードを正常に停止させることができる二次電池の充電回路を提供することにある。
本発明に係る充電回路は、異なる充電モードを示す複数の充電モード信号から選択された1つの充電モード信号に応答して、対応する選択された充電モードで二次電池を充電するように制御する二次電池の充電回路において、上記充電モード信号に応答して、所定のパルス長を有するリセット信号を発生するリセット信号発生回路と、クロック信号を発生する発振回路と、上記リセット信号に応答してリセットされた後に、上記クロック信号を計数して当該計数値を示す計数信号を出力するカウンタ回路と、上記計数値が上記選択された充電モードに対応して予め決められた最長の充電期間長に対応する所定の計数値になったときに、上記計数信号及び上記充電モード信号に基づいて、上記選択された充電モードを停止させるための停止信号を発生するデコーダ回路とを備えたことを特徴とする。
上記二次電池の充電回路において、上記リセット信号発生回路は、上記複数の充電モード信号に対応して設けられ、上記選択された充電モード信号を、対応する充電モードの開始時に上記パルス長と等しい遅延時間だけ遅延させて出力する一方、上記選択されていない充電モード信号をそのまま出力する複数の遅延回路と、上記各遅延回路からの複数の充電モード信号に対して排他的論理和演算を行い、当該演算結果の信号を上記リセット信号として出力するノア回路とを備えたことを特徴とする。
また、上記二次電池の充電回路において、上記各充電モード信号は、上記各充電モードで上記二次電池を充電することを示す第1のレベルと、上記各充電モードで上記二次電池を充電しないことを示す第2のレベルとを有し、上記各遅延回路は、入力される充電モード信号のレベルが上記第2のレベルから上記第1のレベルに変化したときに積分を開始した後その出力電圧を出力し、上記積分の開始から上記遅延時間だけ経過したときに上記積分の出力電圧が所定のしきい値レベルとなるように設定された積分回路と、上記積分の出力電圧が上記しきい値電圧以上のとき、上記第1のレベルを有する遅延された充電モード信号を発生する信号発生回路とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る二次電池の充電回路によれば、異なる充電モードを示す複数の充電モード信号から選択された1つの充電モード信号に応答して、対応する選択された充電モードで二次電池を充電するように制御する二次電池の充電回路において、上記充電モード信号に応答して、所定のパルス長を有するリセット信号を発生するリセット信号発生回路と、クロック信号を発生する発振回路と、上記リセット信号に応答してリセットされた後に、上記クロック信号を計数して当該計数値を示す計数信号を出力するカウンタ回路と、上記計数値が上記選択された充電モードに対応して予め決められた最長の充電期間長に対応する所定の計数値になったときに、上記計数信号及び上記充電モード信号に基づいて、上記選択された充電モードを停止させるための停止信号を発生するデコーダ回路とを備える。従って、選択された充電モードの期間長を1つのカウンタ回路を用いて計測でき、充電モード毎に所定の最長の充電期間長が経過したときに停止信号を発生できる。このため、CPUなどの制御回路を用いることなく、従来技術に比較して小さい回路規模の充電回路を用いて、二次電池に異常があるときにも各充電モードでの充電を正常に停止できる。
本発明の実施形態に係る充電回路10を備えた二次電池1の充電装置2の構成を示すブロック図である。 図1の停止信号発生回路7の回路図である。 二次電池1が正常であるときの、図1の充電回路10の動作の一例を示すタイミングチャートである。 二次電池1に異常があるときの、図1の充電回路10の動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
実施形態.
図1は、本発明の実施形態に係る充電回路10を備えた二次電池1の充電装置2の構成を示すブロック図であり、図2は、図1の停止信号発生回路7の回路図である。また、図3は、二次電池1が正常であるときの、図1の充電回路10の動作の一例を示すタイミングチャートであり、図4は、二次電池1に異常があるときの、図1の充電回路10の動作の一例を示すタイミングチャートである。
図1において、二次電池1の充電装置2は、リチウムイオン蓄電池にてなる二次電池1に直列に接続されて二次電池1を充電するための電力を二次電池1に供給する充電電源3と、二次電池1の電圧を検出する電圧検出回路4と、二次電池1に流れる電流を検出する電流検出回路5と、充電モード信号発生回路6及び停止信号発生回路7を備え二次電池1の電圧及び電流に基づいて充電電源3の動作を制御する充電回路10とを備えて構成される。ここで、電圧検出回路4は、二次電池1の正極及び負極間に直列に接続された2つの抵抗(図示せず。)を備え、これらの2つの抵抗の接続点の電圧に基づいて二次電池1の電圧を検出して充電モード信号発生回路6に出力する。また、電流検出回路5は、二次電池1に直列に接続された抵抗(図示せず。)を備え、この抵抗に流れる電流を検出して充電モード信号発生回路6に出力する。
図1において、充電回路10は、詳細後述するようにプリ充電モード信号S6a、急速充電モード信号S6b、補充電モード信号S6c及び定電流定電圧切り換え制御信号S6dを発生して充電電源3に出力することにより、プリ充電モード、急速充電モード(定電流充電モード及び定電圧充電モードを含む。)及び補充電モードのうちの1つの充電モードで二次電池1を充電するように充電電源3を制御する。
詳細後述するように、本実施形態に係る充電回路10は、プリ充電モード、急速充電モード及び補充電モードをそれぞれ示すプリ充電モード信号S6a、急速充電モード信号S6b及び補充電モード信号S6cから選択された1つの充電モード信号に応答して、対応する選択された充電モードで二次電池1を充電するように制御する二次電池1の充電回路において、プリ充電モード信号S6a、急速充電モード信号S6b及び補充電モード信号S6cに応答して、所定のパルス長Tdを有するリセット信号RSTを発生するリセット信号発生回路90と、クロック信号を発生する発振回路12と、リセット信号RSTに応答してリセットされた後に、上記クロック信号を計数して当該計数値を示す計数信号を出力するカウンタ回路11と、上記計数値が上記選択された充電モードに対応して予め決められた最長の充電期間長に対応する所定の計数値になったときに、上記計数信号及びプリ充電モード信号S6a、急速充電モード信号S6b及び補充電モード信号S6cに基づいて、上記選択された充電モードを停止させるためのプリ充電停止信号S7a、急速充電停止信号S7b及び補充電終了信号S7cを発生するデコーダ回路40とを備えたことを特徴としている。
ここで、プリ充電モードとは、二次電池1の電圧が所定の過放電電圧(例えば、3Vである。)未満の場合に、過放電電圧を超えるまでは安全のために所定の比較的小さい充電電流で二次電池1を充電するモードである。また、急速充電モードは、プリ充電モードにおいて充電中に二次電池1の電圧が過放電電圧以上に到達したときに、所定の大電流による定電流で二次電池1を充電する定電流充電モードと、定電流充電中に二次電池1の電圧が満充電電圧に到達したときに、所定の定電圧で二次電池1を充電する定電圧充電モードをと含む。さらに、補充電モードは、急速充電モードで定電圧充電中に充電電流が所定の充電電流(例えば、40mAである。)未満になったときに、充電モード信号発生回路6から充電完了信号S6eを外部装置に出力した後に、二次電池1の電圧及び電流に関係なく所定の補充電期間長Tcの間だけ二次電池1を定電圧充電するモードである。
図1において、充電電源3は、ハイレベルのプリ充電モード信号S6aに応答して、所定の比較的小さい充電電流で二次電池1を充電する。また、充電電源3は、ハイレベルの急速充電モード信号S6bに応答して所定の大電流によって二次電池1を定電流充電し、当該定電流充電中にハイレベルの定電流定電圧切り換え制御信号S6dを受信すると、所定の定電圧で二次電池1を充電する。さらに、充電電源3は、ハイレベルの補充電モード信号S6cに応答して、二次電池1を所定の定電圧で補充電する。
図2において、停止信号発生回路7は、リセット信号発生回路90と、発振回路12と、カウンタ回路11と、デコーダ回路40とを備えて構成される。ここで、リセット信号発生回路90は、遅延回路81〜83と、3入力ノア回路13とを備えて構成される。さらに、遅延回路81はインバータ回路21〜22と、電流源51及びコンデンサ61を備えた積分回路71と、インバータ回路23〜24を備えた信号発生回路91とを備え、遅延回路81はインバータ回路25〜26と、電流源52及びコンデンサ62を備えた積分回路72と、インバータ回路27〜28を備えた信号発生回路92とを備え、遅延回路83はインバータ回路29〜30と、電流源53及びコンデンサ63を備えた積分回路73と、インバータ回路31〜32を備えた信号発生回路93とを備える。また、デコーダ回路40は、3入力ナンド回路41〜43を備えて構成される。
プリ充電モード信号S6aはインバータ回路21に出力される。インバータ回路21の出力端子はインバータ回路22の入力端子に接続されている。インバータ回路22の電源端子は電流源51を介して電源端子Vddに接続され、出力端子はインバータ回路23の入力端子に接続されている。また、インバータ回路22の出力端子と接地端子GNDとの間にはコンデンサ61が接続されている。さらに、インバータ回路23の出力端子はインバータ回路24の入力端子に接続され、インバータ回路24の出力端子は3入力ノア回路13の第1の入力端子と、3入力ナンド回路41の第1の入力端子に接続されている。
急速充電モード信号S6bはインバータ回路25に出力される。インバータ回路25の出力端子はインバータ回路26の入力端子に接続されている。インバータ回路26の電源端子は電流源52を介して電源端子Vddに接続され、出力端子はインバータ回路27の入力端子に接続されている。また、インバータ回路26の出力端子と接地端子GNDとの間にはコンデンサ62が接続されている。さらに、インバータ回路27の出力端子はインバータ回路28の入力端子に接続され、インバータ回路28の出力端子は3入力ノア回路13の第2の入力端子と、3入力ナンド回路42の第1の入力端子に接続されている。
補充電モード信号S6cはインバータ回路29に出力される。インバータ回路29の出力端子はインバータ回路30の入力端子に接続されている。インバータ回路30の電源端子は電流源53を介して電源端子Vddに接続され、出力端子はインバータ回路31の入力端子に接続されている。また、インバータ回路30の出力端子と接地端子GNDとの間にはコンデンサ63が接続されている。さらに、インバータ回路31の出力端子はインバータ回路32の入力端子に接続され、インバータ回路32の出力端子は3入力ノア回路13の第3の入力端子と、3入力ナンド回路43の第1の入力端子に接続されている。
3入力ノア回路13の出力信号は、リセット信号RSTとして発振回路12及びカウンタ回路11の各リセット入力端子Rに出力される。発振回路12は、ハイレベルのリセット信号RSTに応答してリセットされて発振を停止する一方、ローレベルのリセット信号RSTに応答して発振を開始し、パルス形状を有するクロック信号を発生してカウンタ回路11のクロック入力端子CKに出力する。
また、Nビットの計数値を示す計数信号をN個のQ出力端子Q1〜QN(図2において、Q出力端子Q10〜Q13のみを示す。)から出力するカウンタ回路11は、ハイレベルのリセット信号RSTに応答してリセットされてローレベルの各信号をQ出力端子Q1〜QNから出力する。また、カウンタ回路11は、ローレベルのリセット信号RSTに応答して、入力されるクロック信号のパルス数を計数し、Nビットの計数値の各ビットの値をQ出力端子Q1〜QNから出力する。本実施形態において、カウンタ回路11は、上記計数値の10ビット目の値を示す計数信号をQ出力端子Q10から3入力ナンド回路41の第2の入力端子及び3入力ナンド回路43の第2の入力端子に出力し、上記計数値の11ビット目の値を示す計数信号をQ出力端子Q11から3入力ナンド回路42の第2の入力端子に出力し、上記計数値の12ビット目の値を示す計数信号をQ出力端子Q12から3入力ナンド回路41の第3の入力端子及び3入力ナンド回路43の第3の入力端子に出力し、上記計数値の13ビット目の値を示す信号をQ出力端子Q13から3入力ナンド回路42の第3の入力端子に出力する。
3入力ナンド回路41からの出力信号はプリ充電停止信号S7aとして充電モード信号発生回路6に出力され、3入力ナンド回路42からの出力信号は急速充電停止信号S7bとして充電モード信号発生回路6に出力され、3入力ナンド回路43からの出力信号は補充電終了信号S7cとして充電モード信号発生回路6に出力される。
プリ充電停止信号S7aは、プリ充電モードでの充電の開始から最長プリ充電期間長Taだけ経過しても二次電池1の電圧が過放電電圧に到達しない場合に、二次電池1に異常があると判定してプリ充電を停止させるための信号である。最長プリ充電期間長Taは、インバータ回路23,27,31の出力信号の電圧レベルがローレベルからハイレベルになるまでの遅延時間Tdと、カウンタ回路11が計数を開始してからカウンタ回路11のQ出力端子Q10及びQ12からの出力信号の電圧レベルが共にハイレベルになるまでの時間Ta1との和である(図4参照。)。また、急速充電停止信号S7bは、急速充電中に二次電池1の電圧が満充電電圧に達して定電圧充電に移行し、急速充電モードの開始から最長急速充電期間長Tbだけ経過しても所定の充電電流に到達しない場合に、二次電池1の異常と判定して急速充電を停止させるための信号である。最長急速充電期間長Tbは、上記遅延時間Tdと、カウンタ回路11が計数を開始してからカウンタ回路11のQ出力端子Q11及びQ13からの出力信号の電圧レベルが共にハイレベルになるまでの期間Tb1との和である(図4参照。)。さらに、補充電終了信号S7cは、補充電モードでの充電を所定の補充電期間長Tc経過後に停止させるための信号である。補充電期間長Tcは、上記遅延時間Tdと、カウンタ回路11が計数を開始してからカウンタ回路11のQ出力端子Q10及びQ12からの出力信号の電圧レベルが共にハイレベルになるまでの期間Tc1との和(図4参照。)である。なお、最長プリ充電期間長Ta、最長急速充電期間長Tb及び補充電期間長Tcは、上述した期間長に限られず、カウンタ回路11のQ出力端子Q1〜QNの任意の出力端子からの出力信号を組み合わせることで充電モード毎に互いに異なる所望の最長の期間長に設定することができる。
なお、以上のように構成することにより、充電モード信号S6a〜S6cに対応して設けられた遅延回路81〜83は、選択された充電モードに対応する充電モード信号を、選択された充電モードの開始時に遅延時間Tdだけ遅延させて出力する一方、上記選択されていない充電モードに対応する充電モード信号をそのまま出力する。具体的には、遅延回路81の積分回路61は、入力されるプリ充電モード信号S6aの電圧レベルが、プリ充電モードで二次電池1を充電しないことを示すローレベルからプリ充電モードで二次電池1を充電することを示すハイレベルに変化したときに積分を開始した後、その出力電圧を示す信号A1を出力する。ここで、積分回路61のコンデンサ61の容量値は、上記積分の開始から遅延時間Tdだけ経過したときに上記積分の出力電圧が後段のインバータ回路23の入力しきい値電圧Vthとなるように設定されている。さらに、信号発生回路91は、積分回路71から出力された信号A1の電圧レベルが入力しきい値電圧Vth以上のとき、遅延時間Tdだけ遅延されたハイレベルのプリ充電モード信号である信号A2を発生する。なお、積分回路62及び63はそれぞれ、積分回路61と同様に構成されている。
次に、図3を参照して、二次電池1が正常であるときの、図1の充電回路10の動作を説明する。なお、図3及び図4において、信号A1はインバータ回路22の出力信号であり、信号A2はインバータ回路24の出力信号であり、信号B1はインバータ回路26の出力信号であり、信号B2はインバータ回路28の出力信号であり、信号C1はインバータ回路30の出力信号であり、信号C2はインバータ回路32の出力信号である。
図3において、充電開始のタイミングt1以前は、充電モード信号発生回路6は、ローレベルの充電モード信号S6a〜S6cを出力している。このため、信号A2、信号B2、信号C2の各電圧レベルはローレベルであり、ハイレベルのリセット信号RSTが出力されている。また、3入力ナンド回路41〜43はそれぞれ、ハイレベルのプリ充電停止信号S7a、急速充電停止信号S7b及び補充電終了信号S7cを出力している。さらに、ローレベルのリセット信号RSTに応答して、発振回路12は停止しており、カウンタ回路11はリセットされ、ローレベルの各出力信号をQ出力端子Q1〜QNから出力している。
タイミングt1において、充電モード信号発生回路6は、ハイレベルのプリ充電モード信号S6aを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して、充電電源3は二次電池1のプリ充電を開始する。また、ハイレベルのプリ充電モード信号S6aに応答して、インバータ回路21はローレベルの信号をインバータ回路22に出力する。ここで、インバータ回路22の電源端子には電流源51が接続されているため、インバータ回路22からの出力電流が制限されている。従って、インバータ回路22の出力端子に接続されているコンデンサ61を直ちに充電することができず、信号A1の電圧レベルは所定の遅延時間Tdだけかけてインバータ回路23の入力しきい値電圧Vthまで上昇する。
タイミングt2において信号A1の電圧レベルがインバータ回路23の入力しきい値電圧Vthに達すると、インバータ回路23からの出力信号の電圧レベルが反転してローレベルとなる。するとインバータ回路24からの出力信号の電圧レベルも反転し、プリ充電モード信号S6aを遅延時間Tdだけ遅延させたハイレベルの信号A2が発生される。これに応答して、3入力ノア回路13はローレベルのリセット信号RSTを発生する。これに応答して、発振回路12は発振を開始し、カウンタ回路11は発振回路12から出力されるクロック信号の計数を開始する。
二次電池1が正常の場合は、タイミングt1から最長プリ充電期間長Taだけ経過する前(カウンタ回路11の計数の開始タイミングt2から期間長Ta1だけ経過する前)のタイミングt3において、二次電池1の電圧が過放電電圧に達したことを示すプリ充電終了信号が電圧検出回路4から充電モード信号発生回路6に出力される。これに応答して、充電モード信号発生回路6はローレベルのプリ充電モード信号S6aを充電電源3及び停止信号発生回路7に出力し、充電電源3はプリ充電モードを終了する。従って、プリ充電停止信号S7aの電圧レベルはハイレベルのままである。
タイミングt3においてプリ充電モード信号S6aの電圧レベルがローレベルになると、インバータ回路22からの出力信号A1の電圧レベルはローレベルになる。このときは、インバータ回路22のシンク電流は電流制限されず、コンデンサ61の電荷を瞬時に放電することができるので、信号A1と信号A2の各電圧レベルはタイミングt3において直ちにローレベルとなる。
さらに、タイミングt3において、充電モード信号発生回路6はハイレベルの急速充電モード信号S6bを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して、充電電源3は二次電池1の定電流充電を開始する。また、ハイレベルの急速充電モード信号S6bに応答して、インバータ回路25はローレベルの信号をインバータ回路26に出力する。ここで、インバータ回路26の電源端子には電流源52が接続されているため、インバータ回路26からの出力電流が制限されている。従って、インバータ回路26の出力端子に接続されているコンデンサ62を直ちに充電することができず、信号B1の電圧レベルは所定の遅延時間Tdだけかけてインバータ回路27の入力しきい値電圧Vthまで上昇する。
タイミングt4において信号B1の電圧レベルがインバータ回路27の入力しきい値電圧Vthに達すると、インバータ回路27からの出力信号の電圧レベルが反転してローレベルとなる。するとインバータ回路28からの出力信号の電圧レベルも反転して信号B2の電圧レベルはハイレベルとなる。これにより、急速充電モード信号S6bを遅延時間Tdだけ遅延させた信号B2が発生される。これに応答して、3入力ノア回路13はローレベルのリセット信号RSTを発生する。これに応答して、発振回路12は発振を開始し、カウンタ回路11は発振回路12から出力されるクロック信号の計数を開始する。
充電モード信号発生回路6は、定電流充電中に二次電池1の電圧が満充電電圧に到達したことを検出すると、ハイレベルの定電流定電圧切り換え制御信号S6dを充電電源3に出力する。これに応答して、充電電源3は定電圧充電モードでの充電を開始する。
二次電池1が正常の場合は、タイミングt3から最長急速充電期間長Tbだけ経過する前(カウンタ回路11計数の開始タイミングt4から期間長Tb1だけ経過する前)のタイミングt5において、充電モード信号発生回路6は、充電電流が所定の充電電流未満になったことを検出し、ローレベルの急速充電モード信号S6bを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して、充電電源3は急速充電モードの定電圧充電モードでの充電を終了する。従って、急速充電停止信号S7bの電圧レベルはハイレベルのままである。
タイミングt5において、急速充電モード信号S6bの電圧レベルがローレベルになると、インバータ回路26からの出力信号B1の電圧レベルはローレベルになる。このときは、インバータ回路26のシンク電流は電流制限されず、コンデンサ62の電荷を瞬時に放電することができるので、信号B1と信号B2の各電圧レベルはタイミングt5において直ちにローレベルとなる。
さらに、タイミングt5において、充電モード信号発生回路6はハイレベルの補充電モード信号S6cを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して、充電電源3は二次電池1の補充電を開始する。また、ハイレベルの補充電モード信号S6cに応答して、インバータ回路29はローレベルの信号をインバータ回路30に出力する。ここで、インバータ回路30の電源端子には電流源53が接続されているため、インバータ回路30からの出力電流が制限されている。従って、インバータ回路30の出力端子に接続されているコンデンサ63を直ちに充電することができず、信号C1の電圧レベルは所定の遅延時間Tdだけかけてインバータ回路31の入力しきい値電圧Vthまで上昇する。
タイミングt6において信号C1の電圧レベルがインバータ回路31の入力しきい値電圧Vthに達すると、インバータ回路31からの出力信号の電圧レベルが反転してローレベルとなる。するとインバータ回路32からの出力信号の電圧レベルも反転して信号C2はハイレベルとなる。これにより、補充電モード信号S6bを遅延時間Tdだけ遅延させた信号C2が発生される。これに応答して、3入力ノア回路13はローレベルのリセット信号RSTを発生する。これに応答して、発振回路12は発振を開始し、カウンタ回路11は発振回路12から出力されるクロック信号の計数を開始する。
充電モード信号発生回路6は、ハイレベルの補充電終了信号S7cに応答して補充電モードを終了させるように充電電源3を制御する。このために、二次電池1が正常であるか異常であるかに関係なく、カウンタ回路11のQ出力端子Q10及びQ12からの各出力信号の電圧レベルが共にハイレベルになるまで、カウンタ回路11は計数動作を行なう。
タイミングt7において、Q出力端子Q10及びQ12からの各出力信号の電圧レベルが共にハイレベルになると、補充電終了信号S7cの電圧レベルがローレベルとなる。これに応答して、充電モード信号発生回路6は、ローレベルの補充電モード信号S6cを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して、充電電源3は補充電を終了する。また、信号C1及び信号C2の各電圧レベルもタイミングt7において直ちにローレベルとなる。すると、3入力ノア回路13からのリセット信号RSTの電圧レベルはハイレベルとなるので、発振回路12は停止し、カウンタ回路11のQ出力端子Q1〜QNからの各出力信号の電圧レベルはローレベルにリセットされる。その結果、補充電終了信号S7cの電圧レベルはタイミングt7の直後のタイミングにおいてハイレベルに戻る。これにより、二次電池1の充電が完了する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、各充電モード信号S6a,S6b,S6cの立ち上がり時にパルス長Tdを有するリセット信号RSTを発生して発振回路12及びカウウンタ回路11をリセットするようにしたので、CPUなどの特別な制御回路が不要であり、しかも1つのカウンタ回路11を用いて充電モード毎に所望の互いに異なる最長の充電期間長Ta,Tb,Tcを設定できる。
次に、図4を参照して、二次電池1に異常があるときの、図1の充電回路10の動作を説明する。なお、図4において、タイミングt1,t3,t5〜t7における各動作は図3のタイミングt1,t3,t5〜t7における各動作と同一であり、説明を省略する。
二次電池1に不具合があると、プリ充電モードで充電中の二次電池1の電圧は過放電電圧に達しない。このとき、タイミングt1から最長プリ充電期間長Taだけ経過した(カウンタ回路11の動作開始タイミングt2から期間Ta1だけ経過した)タイミングt13で、カウンタ回路11のQ出力端子Q10及びQ12からの各出力信号の電圧レベルがハイレベルとなる。これに応答して、3入力ナンド回路41への全ての入力信号の電圧レベルがハイレベルとなるので、ローレベルのプリ充電停止信号S7aが発生される。これに応答して、充電モード信号発生回路6は、ローレベルのプリ充電モード信号S6aを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して充電電源3はプリ充電を停止する。また、信号A1及び信号A2の各電圧レベルもローレベルに戻るので、ハイレベルのリセット信号RSTが発生される。これに応答して、発振回路12及びカウンタ回路11はリセットされ、カウンタ回路11のQ出端子力Q1〜QNからの各出力信号の電圧レベルはローレベルに戻り、3入力ナンド回路41からのプリ充電停止信号S7aの電圧レベルはハイレベルに戻る。この状態で二次電池1のプリ充電は終了する。
プリ充電が正常に終了して急速充電モードに移行した後に、二次電池1の劣化又は不具合によって急速充電に時間がかかり、タイミングt3から最長急速充電期間長Tbだけ経過すると(カウンタ回路11の動作開始タイミングt4から期間Tb1だけ経過すると)、タイミングt15において、カウンタ回路11のQ出力端子Q11及びQ13からの各出力信号の電圧レベルがハイレベルになる。これに応答して、3入力ナンド回路42はローレベルの急速充電停止信号S7bを発生して充電モード信号発生回路6に出力する。これに応答して、充電モード信号発生回路6はローレベルの急速充電モード信号S6bを発生して充電電源3及び停止信号発生回路7に出力する。これに応答して、充電電源3は急速受電を終了する。また、信号B1及び信号B2の各電圧レベルもローレベルに戻るので、ハイレベルのリセット信号RSTが発生される。これに応答して、発振回路12及びカウンタ回路11はリセットされ、カウンタ回路11のQ出端子力Q1〜QNからの各出力信号の電圧レベルはローレベルに戻り、3入力ナンド回路42からの急速充電停止信号S7bの電圧レベルはハイレベルに戻る。この状態で二次電池1の急速充電は終了する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、二次電池1に不具合に起因して、二次電池1の電圧又は電流に基づいて各充電モードを停止することができないときには、停止信号発生回路7からの各充電停止信号S7a,S7b,S7cを用いて各充電モードによる充電を正常に停止できる。このとき、リセット信号RSTは各充電モード信号S6a,S6b,S6cの立ち上がりタイミングt1,t3,t5に基づいて発生されるので、CPUなどの特別な制御回路が不要であり、従来技術に比較して充電回路10を簡素化できる。
また、各充電モードの開始時に、パルス幅Tdを有するリセット信号RSTを発生するので、発振回路12及びカウンタ回路11をパルス幅Tdの期間以内に確実にリセットできる。
なお、上記実施形態では急速充電モードを1つの充電モードして扱ったが、本発明はこれに限られず、急速充電モードに含まれる定電流充電モード及び定電圧充電モードの各最長充電期間長を設定してもよく、プリ充電モード、急速充電モード及び補充電モード以外の充電モードを追加してもかまわない。M個の充電モードがある場合には、3入力ノア回路13をM入力ノア回路に置き換え、M入力ノア回路の前段にインバータ回路21からインバータ回路24までの回路と同様のM個の回路を設け、3入力ナンド回路41〜43に代えて所定の入力端子をそれぞれ有するM個のナンド回路を設ける。
また、上記実施形態において各信号の電圧レベルを用いたが、本発明はこれに限られず、各信号の信号レベルなどのレベルを用いてもよい。
さらに、上記実施形態において二次電池1はリチウムイオン蓄電池であったが、本発明はこれに限られず、ニッケルカドミウム蓄電池又はニッケル水素蓄電池などの他の二次電池であってもよい。
以上詳述したように、本発明に係る二次電池の充電回路によれば、異なる充電モードを示す複数の充電モード信号から選択された1つの充電モード信号に応答して、対応する選択された充電モードで二次電池を充電するように制御する二次電池の充電回路において、上記充電モード信号に応答して、所定のパルス長を有するリセット信号を発生するリセット信号発生回路と、クロック信号を発生する発振回路と、上記リセット信号に応答してリセットされた後に、上記クロック信号を計数して当該計数値を示す計数信号を出力するカウンタ回路と、上記計数値が上記選択された充電モードに対応して予め決められた最長の充電期間長に対応する所定の計数値になったときに、上記計数信号及び上記充電モード信号に基づいて、上記選択された充電モードを停止させるための停止信号を発生するデコーダ回路とを備える。従って、選択された充電モードの期間長を1つのカウンタ回路を用いて計測でき、充電モード毎に所定の最長の充電期間長が経過したときに停止信号を発生できる。このため、CPUなどの制御回路を用いることなく、従来技術に比較して小さい回路規模の充電回路を用いて、二次電池に異常があるときにも各充電モードでの充電を正常に停止できる。
1…二次電池、
2…充電装置、
3…充電電源、
4…電圧検出回路、
5…電流検出回路、
6…充電モード信号発生回路、
7…停止信号発生回路、
10…充電回路、
11…カウンタ回路、
12…発振回路、
40…デコーダ回路、
71〜73…積分回路、
81〜83…遅延回路、
90…リセット信号発生回路、
91〜93…信号発生回路。
特開2007−329997号公報。 特開平7−322523号公報。

Claims (3)

  1. 異なる充電モードを示す複数の充電モード信号から選択された1つの充電モード信号に応答して、対応する選択された充電モードで二次電池を充電するように制御する二次電池の充電回路において、
    上記充電モード信号に応答して、所定のパルス長を有するリセット信号を発生するリセット信号発生回路と、
    クロック信号を発生する発振回路と、
    上記リセット信号に応答してリセットされた後に、上記クロック信号を計数して当該計数値を示す計数信号を出力するカウンタ回路と、
    上記計数値が上記選択された充電モードに対応して予め決められた最長の充電期間長に対応する所定の計数値になったときに、上記計数信号及び上記充電モード信号に基づいて、上記選択された充電モードを停止させるための停止信号を発生するデコーダ回路とを備えたことを特徴とする二次電池の充電回路。
  2. 上記リセット信号発生回路は、
    上記複数の充電モード信号に対応して設けられ、上記選択された充電モード信号を、対応する充電モードの開始時に上記パルス長と等しい遅延時間だけ遅延させて出力する一方、上記選択されていない充電モード信号をそのまま出力する複数の遅延回路と、
    上記各遅延回路からの複数の充電モード信号に対して排他的論理和演算を行い、当該演算結果の信号を上記リセット信号として出力するノア回路とを備えたことを特徴とする請求項1記載の二次電池の充電回路。
  3. 上記各充電モード信号は、上記各充電モードで上記二次電池を充電することを示す第1のレベルと、上記各充電モードで上記二次電池を充電しないことを示す第2のレベルとを有し、
    上記各遅延回路は、
    入力される充電モード信号のレベルが上記第2のレベルから上記第1のレベルに変化したときに積分を開始した後その出力電圧を出力し、上記積分の開始から上記遅延時間だけ経過したときに上記積分の出力電圧が所定のしきい値レベルとなるように設定された積分回路と、
    上記積分の出力電圧が上記しきい値電圧以上のとき、上記第1のレベルを有する遅延された充電モード信号を発生する信号発生回路とを備えたことを特徴とする請求項2記載の二次電池の充電回路。
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