JP2005245062A - 充電制御装置及び充電式電動工具セット - Google Patents

充電制御装置及び充電式電動工具セット

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JP2005245062A JP2004048134A JP2004048134A JP2005245062A JP 2005245062 A JP2005245062 A JP 2005245062A JP 2004048134 A JP2004048134 A JP 2004048134A JP 2004048134 A JP2004048134 A JP 2004048134A JP 2005245062 A JP2005245062 A JP 2005245062A
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篤優 久保田
Toshiharu Ohashi
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Abstract

【課題】 二次電池に対する過充電を効果的に防止することができるようにする。
【解決手段】 二次電池34に電流を供給する直流電源52、二次電池34に流れる電流を検出する電流検出部56、二次電池34の電圧を検出する電圧検出部58、電流検出部56からの検出信号に基づいて直流電源52を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部62、電圧検出部58からの検出信号に基づいて直流電源52を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部64、直流電源52と二次電池34とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部54、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部66及び定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部54を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部72を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などの種々の二次電池の過充電に対する保護制御機能を備えた充電制御装置及び充電式電動工具セットに関する。
近年、電動工具や携帯機器などの電気機器の駆動電源として、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などの種々の二次電池が汎用されている。このような二次電池のうち、例えば、リチウムイオン二次電池を充電する場合、二次電池の電圧が所定値に達するまでは、二次電池に流れる電流が一定値になるようにして充電を行う定電流充電が行われ、二次電池の電圧が所定値に達した後は、二次電池に流れる電流を漸次減少させて二次電池の電圧が一定値となるようにして充電を行う定電圧充電が行われる(例えば、特許文献1)。このような充電を行う充電装置では、二次電池の電圧を検出する電圧検出部や二次電池に流れる電流を検出する電流検出部などが設けられ、二次電池の電圧が設定電圧よりも上昇しないように制御されて二次電池に対する充電が行われる。
特開平10-66277号公報
ところが、上記従来の充電装置では、二次電池の電圧を検出する電圧検出部や二次電池に流れる電流を検出する電流検出部などが正常に動作しないような場合には保護機能が動作しないことになり、過充電を効果的に防止することができないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、二次電池の電圧を検出する電圧検出部や二次電池に流れる電流を検出する電流検出部などが正常に動作しない場合であっても、過充電を効果的に防止することができる充電制御装置及び充電式電動工具セットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、二次電池に対し所定電圧に達するまでは定電流充電を行い、所定電圧に達した後は定電圧充電を行う充電制御装置であって、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部と、定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2の発明は、二次電池に対し所定電圧に達するまでは定電流充電を行い、所定電圧に達した後は定電圧充電を行う充電制御装置であって、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを検出する充電モード検出部と、定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたことを特徴としている。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に係るものにおいて、二次電池の温度を検出する温度検出部を備え、前記スイッチ制御部が、充電途中における二次電池の温度が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路することを特徴としている。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2に係るものにおいて、二次電池の温度を検出する温度検出部を備え、前記スイッチ制御部は、充電途中における二次電池の単位時間当たりの温度上昇値が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路することを特徴としている。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかに係るものにおいて、二次電池に対する定電流充電時における充電電気量を導出する電気量導出部を備え、前記スイッチ制御部は、前記電気量導出部で得た充電電気量が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路することを特徴としている。
また、請求項6の発明は、請求項1又は2に係るものにおいて、前記直流電源を含む充電装置と、この充電装置により充電される二次電池を含むもので当該充電装置に取外し自在に装着される電池パックとから構成され、前記充電装置には、前記電流検出部、前記電圧検出部、前記定電流制御部、前記定電圧制御部、前記充電モード判別部、前記スイッチ部及び前記スイッチ制御部を備え、前記電池パックには、前記電流検出部、前記電圧検出部、前記充電モード判別部及び前記スイッチ制御部を備えたことを特徴としている。
また、請求項7の発明は、モータを有する電動工具本体、この電動工具本体に装着されて前記モータに電流を供給する二次電池を含む電池パック及びこの電池パックが装着されることで二次電池に対し充電を行う充電装置を備えた充電式電動工具セットであって、前記充電装置が、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部と、定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたものであることを特徴としている。
また、請求項8の発明は、モータを有する電動工具本体、この電動工具本体に装着されて前記モータに電流を供給する二次電池を含む電池パック及びこの電池パックが装着されることで二次電池に対し充電を行う充電装置を備えた充電式電動工具セットであって、前記充電装置は、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部と、定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたものであることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、二次電池に対し定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池の電圧を検出する電圧検出部が正常に動作しない場合や、定電流充電を行う定電流制御部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を効果的に防止することができる。
請求項2の発明によれば、二次電池に対し定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部が正常に動作しない場合や、定電圧充電を行う定電圧制御部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を効果的に防止することができる。
請求項3の発明によれば、充電途中における二次電池の温度が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池の電圧を検出する電圧検出部が正常に動作しない場合や、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を確実に防止することができる。
請求項4の発明によれば、充電途中における二次電池の単位時間当たりの温度上昇値が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池の電圧を検出する電圧検出部が正常に動作しない場合や、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を確実に防止することができる。
請求項5の発明によれば、二次電池に供給される充電電気量が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池の電圧を検出する電圧検出部が正常に動作しない場合や、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を確実に防止することができる。
請求項6の発明によれば、電池パックにも電流検出部、電圧検出部、充電モード判別部及びスイッチ制御部が設けられる。このため、充電装置の各機能が動作不能となってスイッチ部を遮断することができないようになった場合でも、電池パックのスイッチ制御部によりスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、より安全で確実な制御動作が実行される。
請求項7の発明によれば、電池パックが充電装置に装着され、二次電池に対し定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池の電圧を検出する電圧検出部が正常に動作しない場合や、定電流充電を行う定電流制御部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を効果的に防止することができる。
請求項8の発明によれば、電池パックが充電装置に装着され、二次電池に対し定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合にスイッチ部が遮断されることで充電回路が開路されることになる。このため、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部が正常に動作しない場合や、定電圧充電を行う定電圧制御部が正常に動作しない場合などの異常が生じても、二次電池に対する過充電を効果的に防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る充電制御装置が適用される充電式電動工具セットの要部を示す外観構成図である。この図において、充電式電動工具セット10は、充電式ドリルドライバーを構成する電動工具本体12と、この電動工具本体12に装着される電池パック14と、この電池パック14を充電する充電装置16とを備えている。
電動工具本体12は、筐体18の把持部の内部に形成され、電池パック14が取外し自在に装着される装着部20と、筐体18の内部に配設され、電池パック14から電流が供給されることで駆動されるモータ22と、筐体18の把持部に設けられ、モータ22への電流の供給をオンオフ制御するトリガースイッチ24と、筐体18の先端に設けられ、ドリル歯などが取り付けられる回転部26とを備えている。装着部20の底部には、モータ22に接続された一対の電極端子28が取り付けられている。
電池パック14は、筐体32内にリチウムイオン二次電池34などが収納された本体部36と、本体部36の一面側に突出し、電動工具本体12の装着部20に装着される電極部38とを備えている。電極部38は、先端部の対向面にリチウムイオン二次電池34の電極に接続された一対の電極端子40が設けられており、電動工具本体12の装着部20に装着されたときにその一対の電極端子40に装着部20の一対の端子電極28が圧接されるようになっている。なお、図2に、電動工具本体12の装着部20に電池パック14が装着された状態を示している。
充電装置16は、内部に直流電源や制御部などを構成する回路ブロック42が設けられ、上面側に電池パック14の電極部38が取外し自在に装着される装着孔部44が設けられている。この装着孔部44内部の対向位置に一対の電極端子46(一方のみ図示)が設けられており、電池パック14の電極部38が装着されたときにその一対の端子電極40に装着孔部44の一対の電極端子46が圧接されるようになっている。なお、図3に、充電装置16の装着孔部44に電池パック14が装着された状態を示している。このように、充電装置16に電池パック14が装着されて両者が回路接続されることで、充電制御装置50が構成される。
図4は、充電制御装置50の第1の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。この図において、電池パック14は、一対の電極端子40間に二次電池34が接続されて構成されている。充電装置16は、二次電池34に電流を供給する直流電源52と、直流電源52の一方の出力端及び一方の電極端子46の間に接続されたスイッチ部54と、直流電源52の他方の出力端及び他方の電極端子46の間に接続された電流検出部56と、一方の電極端子46及びスイッチ部54の間と他方の電極端子46及び電流検出部56の間とに接続された電圧検出部58と、電流検出部56から出力される検出信号及び電圧検出部58から出力される検出信号が入力されることで、直流電源52の動作を制御すると共に、スイッチ部54の動作を制御するマイコン60とを備えている。
直流電源52は、AC/DCコンバータ、DC/DCコンバータなどから構成されたものであり、マイコン60から出力される制御信号が入力されることで出力電圧が調整される制御端子を備えたものである。スイッチ部54は、リレースイッチやFETなどのスイッチ素子で構成され、直流電源52と二次電池34とを結ぶ充電回路を開閉するものである。電流検出部56は、二次電池34に流れる電流(充電電流)を検出するものであり、電圧検出部58は、二次電池34の電圧(両端電圧)を検出するものである。
マイコン60は、演算処理を実行するCPU、処理プログラムやデータなどを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAMなどから構成されており、定電流制御部62、定電圧制御部64、充電モード判別部66、充電時間判別部68、電圧値判別部70及びスイッチ制御部72としての各機能実現部を備えている。なお、マイコン60には、直流電源52、スイッチ部54、電流検出部56及び電圧検出部58とCPUとを接続するためのインターフェイス回路を備えている。
定電流制御部62は、充電開始後に電流検出部56から出力される検出信号に基づいて直流電源52を制御することにより、二次電池34が所定電圧に達するまで二次電池34に対し一定電流を流すことで充電する定電流充電を行うためのものである。すなわち、図5に示すように、電圧検出部58で検出される二次電池34の電圧は充電時間に対応して増加していくことになるが、所定電圧Vcに達するまでの時刻t1までは電流検出部56で検出される電流Icが一定値になるように直流電源52の出力電圧を制御する。
定電圧制御部64は、電圧検出部58から出力される検出信号に基づいて直流電源52を制御することにより、二次電池34が所定電圧Vcに達した後(時刻t1を経過した後)は二次電池34に流れる電流を徐々に低減させていくことで二次電池34の電圧が一定値になるようにして充電する定電圧充電を行うためのものである。すなわち、図5に示すように、電圧検出部58で検出される二次電池34の電圧が所定電圧Vcに達するまでの時刻t1以降は所定電圧Vcが一定値を維持するように直流電源52の出力電圧を制御する。
充電モード判別部66は、現在の充電モードが定電流充電であるか定電圧充電であるかを判別するものである。例えば、電圧検出部58で検出した二次電池34の電圧が予め設定した所定値(所定電圧Vc)である場合に定電圧充電モードであると判別し、所定値に達していない場合に定電流充電モードであると判別する。なお、電流検出部56で検出した二次電池34に流れる電流が一定値になっている場合に定電流充電モードであると判別し、電流が徐々に減少している場合に定電圧充電モードであると判別することもできる。
充電時間判別部68は、定電流充電モードにおける充電時間が所定値(t1)に達したか否かを内蔵タイマーによりカウントすることで判別するものである。なお、本実施形態では、この充電時間の閾値(t1)は予め実験的に求めた固定値として設定される。
電圧値判別部70は、定電流充電モードで充電されている二次電池34が所定値(Vc)に達したか否かを判別するものである。なお、本実施形態では、この電圧値の閾値(Vc)は二次電池34の規定容量に対応して予め実験的に求めた固定値として設定される。
スイッチ制御部72は、充電制御が正常に行われていない場合に生じる過充電を防止するため、スイッチ部54に遮断信号(制御信号)を出力して充電回路を開路するものである。すなわち、図6に示すように、定電流充電モードで充電が行われている場合に、二次電池34の電圧が所定電圧Vcに達する時刻t1を経過しても定電流充電モードで充電が行われている場合は(この場合、二次電池34の電圧が所定電圧Vcを超えた状態となる。)、電圧検出部58が正常に動作していないために二次電池34の電圧が正確に検出されていない場合や、定電流制御部62が正常に動作していないために定電圧充電モードに切り換わらない場合などであることから、スイッチ部54を遮断して充電回路を開路する。
また、図6に示すように、二次電池34の電圧が所定電圧Vcを超えているにも拘わらず、定電流充電モードで充電が行われている場合は、電流検出部56が正常に動作していないために充電回路に流れる電流が正確に検出できていない場合や、定電圧制御部64が正常に動作していないために定電圧充電モードに切り換わらない場合などであることから、スイッチ部54を遮断して充電回路を開路する。
このように構成された第1の実施形態に係る充電制御装置50では、定電流充電モードで充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部54を遮断することで充電回路が開路されるため、電圧検出部58が正常に動作しない場合や定電流制御部62が正常に動作しない場合などの異常が生じても二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。また、定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合にスイッチ部54を遮断することで充電回路が開路されるため、電流検出部56が正常に動作しない場合や定電圧制御部64が正常に動作しない場合などの異常が生じても二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。
図7は、充電制御装置50の第2の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。この第2の実施形態に係る充電制御装置50は、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50と基本的には同一の構成要素からなるものであるため、同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付与することにより詳細な説明を省略し、以下には図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50との相違点を中心に説明する。
この第2の実施形態に係る充電制御装置50は、二次電池34が過充電状態になると高温になるため、この電池温度を監視しておくことで二次電池34の過充電を防止するものである。すなわち、二次電池34の温度変化は、図8に示すように、充電状態が正常な場合は、定電流充電モードから定電圧充電モードに切り換わる時刻t1までは上昇し、時刻t1で定電圧充電モードに切り換わった後は実線で示すように徐々に下がることになるが、充電状態が異常で時刻t1を超えても点線で示すように定電流状態が維持されて定電圧充電モードに切り換わらない場合は、点線で示すように温度上昇を続けることになる。
このため、この第2の実施形態に係る充電制御装置50は、所定の充電時間が経過した充電途中の二次電池34の表面温度を検出し、その検出結果を充電装置16のマイコン60に出力するサーミスタなどからなる温度検出部74を電池パック14に設けると共に、充電装置16のマイコン60に、二次電池34の温度が過充電と見なされる所定値を超えているか否かを判別する温度判別部76としての機能実現部を設ける一方、スイッチ制御部72に二次電池34の温度が所定値を超えた場合にスイッチ部54に遮断信号を出力させるようにしたもので、この点で第1の実施形態のものとは相違している。
このように構成された第2の実施形態に係る充電制御装置50では、温度判別部76により充電途中の二次電池34の温度が過充電と見なされる所定値を超えていると判別された場合に、スイッチ制御部72からスイッチ部54に遮断信号が出力されることで充電回路が開路されることになるため、二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。この結果、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50に比べ、より安全な制御動作が実行される充電制御装置50を容易に実現することができる。
なお、本実施形態では、二次電池34の過充電と見なされる温度の閾値は、二次電池34の規定容量に対応して予め実験的に求めた固定値として設定される。また、この第2の実施形態に係る充電制御装置50では、電池パック14に温度検出部74を設けたことで一対の電極端子40の他に別の電極端子が必要となるが、この別の電極端子は電池パック14の電極部38の適所に設けておけばよい。また、同様に充電装置16にも一対の電極端子46の他に別の電極端子が必要となるが、この別の電極端子は充電装置16における電池パック14の電極端子と接続可能な適所に設けておけばよい。
図9は、充電制御装置50の第3の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。この第2の実施形態に係る充電制御装置50は、図7に示す第2の実施形態に係る充電制御装置50と基本的には同一の構成要素からなるものであるため、同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付与することにより詳細な説明を省略し、以下には図7に示す第2の実施形態に係る充電制御装置50との相違点を中心に説明する。
この第3の実施形態に係る充電制御装置50は、二次電池34が充電されると二次電池34の内部温度が上昇することになるが、過充電状態にならない限り単位時間当たりの温度上昇値は所定値よりも低い値になるので、この温度上昇値を監視することで二次電池34の過充電を防止しようとするものである。すなわち、二次電池34の温度変化は、図10に示すように、充電状態が正常な場合は先にも説明したとおり、定電流充電モードから定電圧充電モードに切り換わる時刻t1までは上昇し、時刻t1で定電圧充電モードに切り換わった後は実線で示すように徐々に下がることになるが、充電状態が異常で時刻t1を超えても定電流状態が維持されて定電圧充電モードに切り換わらない場合は点線で示すように単位時間当たりの温度上昇値(ΔT/Δt)が時刻t1に達するまでに比べて大きくなる。
このため、この第3の実施形態に係る充電制御装置50は、充電装置16のマイコン60に、温度検出部74から検出信号が入力されることで充電途中における二次電池34の単位時間当たりの温度上昇値を算出する温度上昇値導出部78と、単位時間当たりの温度上昇値が所定値を超えているか否かを判別する温度上昇値判別部80としての各機能実現部を設ける一方、スイッチ制御部72に二次電池34の単位時間当たりの温度上昇値が所定値を超えた場合にスイッチ部54に遮断信号を出力させるようにしたもので、この点で第2の実施形態のものとは相違している。この温度上昇値導出部78は、図10に示すように、時刻taにおける電池温度をTaとし、時刻taから所定時間だけ経過した時刻tbにおける電池温度をTbとしたとき、単位時間当たりの温度上昇値を(Tb−Ta)/(tb−ta)の式に基づいて算出するものである。
なお、単位時間当たりの温度上昇値は、温度差ΔT(ΔT=Tb−Ta)と時間差Δt(Δt=tb−ta)とから予め算出してテーブル形式でメモリに記憶させておき、このメモリから読み出すことで求めることもできる。また、ここでいう単位時間当たりの温度上昇値とは、単位時間当たりの温度上昇割合だけではなく、温度上昇率をも含むものである。
このように構成された第3の実施形態に係る充電制御装置50では、温度上昇値導出部78で求めた単位時間当たりの温度上昇値が、温度上昇値判別部80により過充電と見なされる所定値を超えていると判別された場合に、スイッチ制御部72からスイッチ部54に遮断信号が出力されることで充電回路が開路されることになるため、二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。この結果、図7に示す第2の実施形態に係る充電制御装置50に比べ、より安全な制御動作が実行される充電制御装置50を容易に実現することができる。なお、本実施形態では、過充電と見なされる単位時間当たりの温度上昇値の閾値は、予め実験的に求めた固定値として設定される。
図11は、充電制御装置50の第4の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。この第4の実施形態に係る充電制御装置50は、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50と基本的には同一の構成要素からなるものであるため、同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付与することにより詳細な説明を省略し、以下には図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50との相違点を中心に説明する。
この第4の実施形態に係る充電制御装置50は、二次電池34の定電流充電モードでの充電電気量(電流値×充電時間)が所定値に達したときに定電流充電モードでの充電が終了したと見なすことができ、当該所定値を超えたときは過充電状態と見なすことができるので、この充電電気量を監視することで二次電池34の過充電を防止するものである。
このため、この第4の実施形態に係る充電制御装置50は、充電装置16のマイコン60に、二次電池34の定電流充電モードでの充電電気量を導出するための電気量導出部82と、定電流充電モードにおいて電気量導出部82で導出された充電電気量に達したか否かを判別する電気量判別部84としての各機能実現部を備える一方、スイッチ制御部72に電気量導出部82で求めた定電流充電モードでの二次電池34に対する充電電気量が電気量判別部84により過充電と見なされる所定値を超えたと判別された場合にスイッチ部54に遮断信号を出力させるようにしたもので、この点で第1の実施形態のものとは相違している。なお、電気量導出部82は、電流検出部56で検出された電流値と内蔵タイマーでカウントされる充電時間との乗算値を積分することで充電電気量を算出する。
この第4の実施形態に係る充電制御装置50では、電気量導出部82で求めた定電流充電モードでの二次電池34に対する充電電気量が電気量判別部84により過充電と見なされる所定値を超えたと判別された場合に、スイッチ制御部72からスイッチ部54に遮断信号が出力されることで充電回路が開路されることになるため、二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。この結果、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50に比べ、より安全な制御動作が実行される充電制御装置50を容易に実現することができる。
なお、本実施形態では、過充電と見なされる充電電気量は、予め実験的に求めた固定値として設定される。また、この第4の実施形態に係る充電制御装置50は、図7に示す実施形態のように温度検出部74及び温度判別部76を設けた構成としてもよいし、図9の実施形態のように温度検出部74、温度上昇値導出部78及び温度上昇値判別部80を設けた構成としてもよい。
図12は、充電制御装置50の第5の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。この第5の実施形態に係る充電制御装置50は、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50の充電装置16が有している構成要素の一部を電池パック14にも備えるようにしたものである。このため、同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付与することにより詳細な説明を省略し、以下には図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50との相違点を中心に説明する。
すなわち、この第5の実施形態に係る充電制御装置50は、電池パック14にも、二次電池34に流れる電流を検出する電流検出部56、二次電池34の電圧を検出する電圧検出部58及び充電動作を制御するマイコン60を備え、このマイコン60に、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部66、定電流充電モードにおける充電時間が所定値に達したか否かを判別する充電時間判別部68、定電流充電モードで充電されている二次電池34が所定値に達したか否かを判別する電圧値判別部70及びスイッチ部54に遮断信号を出力して充電回路を開路するスイッチ制御部72の各機能実現部を備えたもので、この点で第1の実施形態に係るものと相違している。
このように構成された第5の実施形態に係る充電制御装置50では、充電装置16の各機能が動作不能となってスイッチ部54に遮断信号を出力して充電回路を開路することができないようになった場合でも、電池パック14のマイコン60から充電装置16のスイッチ部54に遮断信号を出力して充電回路を開路することができることになるため、二次電池34の過充電を効果的に防止することができる。この結果、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50に比べ、より安全な制御動作が実行される充電制御装置50を容易に実現することができる。
また、この第5の実施形態に係る充電制御装置50では、消費電力の大きい電動工具においては大型化することが避けられないスイッチ部54を充電装置16側に設けるようにしているので、電動工具本体12に装着する電池パック14の小型化と軽量化とを容易に実現することができる結果、操作性に優れた充電式電動工具を実現することができる。
なお、この第5の実施形態に係る充電制御装置50は、図4に示す第1の実施形態に係る充電制御装置50の充電装置16が有している構成要素を、スイッチ部54を除いてすべて電池パック14に備えるようにすることもできる。さらには、図7,図9,図11に示す第2,第3,第4の各実施形態に係る充電制御装置50においても、これらの電池パック14の構成を図12に示す第5の実施形態に係る充電制御装置50の電池パック14と同様の構成とすることができる。
図13は、図7に示す第2の実施形態に係る充電制御装置50のより具体的な回路構成を示すブロック図であり、図7に示す第2の実施形態に係る充電制御装置50と同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付与することにより詳細な説明を省略する。すなわち、この図13に示す実施形態では、スイッチ部54をリレースイッチで構成すると共に、電流検出部56及び電圧検出部58を抵抗体で構成し、温度検出部74をサーミスタで構成した例を示している。なお、スイッチ部54をFETで構成してもよい。この場合、マイコン60のスイッチ制御部72から出力される遮断信号をゲートに入力し、ドレインとソース間を遮断することで充電回路を開路することができる。なお、他の実施形態に係る充電制御装置50についても、図13に示すものと同様の構成になる電流検出部56や電圧検出部58などを用いて構成することができる。
図14は、図13に示す構成の電池パック14を電動工具本体12に装着した場合の回路構成を示すブロック図である。この実施形態では、電動工具本体12はモータ22とトリガースイッチ24で操作されるスイッチ90とが直列接続された工具側回路に電池パック14の二次電池34が接続された構成となる。この電池パック14は、過放電状態にならないうちに電動工具本体12から取り外されて充電装置16に装着され、二次電池34に対し充電が行われることになる。
以上説明したように、本発明は、二次電池34に対し定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部54を遮断して充電回路を開路するようにしたものである。このため、電圧検出部58が正常に動作しない場合や定電流制御部62が正常に動作しない場合などの異常が生じても二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。また、本発明は、二次電池34に対し定電流充電が行われている場合であって二次電池34の電圧が所定値を超えた場合にスイッチ部54を遮断して充電回路を開路するようにしたものである。このため、電流検出部56が正常に動作しない場合や定電圧制御部64が正常に動作しない場合などの異常が生じても二次電池34に対する過充電を効果的に防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を必要に応じて採用することができる。
(1)上記実施形態では、各充電制御装置50は、二次電池34に対し定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部54に遮断信号を送出して充電回路を開路する機能と、二次電池34に対し定電流充電が行われている場合であって二次電池34の電圧が所定値を超えた場合にスイッチ部54に遮断信号を送出して充電回路を開路する機能の2つの機能を備えているが、これに限るものではない。例えば、定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合にスイッチ部54に遮断信号を送出して充電回路を開路する機能だけを有していてもよく、あるいは、定電流充電が行われている場合であって二次電池34の電圧が所定値を超えた場合にスイッチ部54に遮断信号を送出して充電回路を開路する機能だけを有していてもよい。
(2)上記実施形態では、充電時間判別部68における判別基準となる充電時間の閾値を固定値としているが、これに限るものではない。例えば、二次電池34の電圧が所定電圧Vc(図5)に達するまでの充電時間は、二次電池34の残容量に対応して変化するものであることから、この充電時間の閾値を予め実験的に求めた残容量と充電時間との関係式から算出するための充電時間導出部としての機能実現部をマイコン60に備えていてもよい。このようにすることで、より高精度の過充電防止を実現することができる。なお、この充電時間導出部は、予め実験的に求めた残容量と充電時間との関係式から算出した充電時間の閾値をテーブル形式でメモリに記憶させておき、このメモリから読み出すことで求めるようにしたものでもよい。
(3)上記実施形態では、温度判別部76における判別基準となる二次電池34の過充電と見なされる温度の閾値を固定値としているが、これに限るものではない。例えば、二次電池34の過充電と見なされる温度は、充電時間が二次電池34の残容量に応じて変化することで変わってくることから、残容量に対応して電池温度の閾値を算出するための計算式を実験的に求め、この計算式に基づいて電池温度の閾値を算出するための電池温度導出部としての機能実現部をマイコン60に設けておき、温度判別部76がこの電池温度導出部で求めた温度に基づいて判別するようにすることで、より高精度の過充電防止を実現することができる。なお、この電池温度導出部は、予め実験的に求めた残容量と電池温度との関係式から算出した電池温度の閾値をテーブル形式でメモリに記憶させておき、このメモリから読み出すことで求めるようにしたものでもよい。
(4)上記実施形態では、温度上昇値判別部80における判別基準となる二次電池34の過充電と見なされる単位時間当たりの温度上昇値の閾値を固定値としているが、これに限るものではない。例えば、過充電とみなされる二次電池34の単位時間当たりの温度上昇値は、充電時間が二次電池34の残容量に応じて変化することで変わってくることから、残容量に対応して変化する単位時間当たりの温度上昇値の閾値を導出するための計算式を実験的に求め、この計算式に基づいて単位時間当たりの温度上昇値の閾値を算出するための温度上昇値導出部としての機能実現部をマイコン60に設けておき、温度上昇値判別部80がこの温度上昇値導出部で求めた温度上昇値に基づいて判別するようにすることで、より高精度の過充電防止を実現することができる。なお、この温度上昇値導出部は、予め実験的に求めた残容量と温度上昇値との関係式から算出した温度上昇値の閾値をテーブル形式でメモリに記憶させておき、このメモリから読み出すことで求めるようにしたものでもよい。
(5)上記実施形態では、電気量判別部84における判別基準となる二次電池34の過充電と見なされる充電電気量の閾値を固定値としているが、これに限るものではない。例えば、過充電とみなされる二次電池34の充電電気量は、充電時間が二次電池34の残容量に応じて変化することで変わってくることから、残容量に対応して変化する充電電気量の閾値を導出するための計算式を実験的に求め、この計算式に基づいて充電電気量の閾値を算出するための充電電気量導出部としての機能実現部をマイコン60に設けておき、電気量判別部84がこの充電電気量導出部で求めた充電電気量に基づいて判別するようにすることで、より高精度の過充電防止を実現することができる。なお、この充電電気量導出部は、予め実験的に求めた残容量と充電電気量との関係式から算出した充電電気量の閾値をテーブル形式でメモリに記憶させておき、このメモリから読み出すことで求めるようにしたものでもよい。
(6)上記実施形態では、充電式電動工具セットは、電動工具本体12、電池パック14及び充電装置16が互いに分離可能としたものであるが、これに限るものではない。例えば、電動工具本体12及び電池パック14が互いに分離不能に一体化されていてもよく、さらには、電動工具本体12、電池パック14及び充電装置16が互いに分離不能に一体化されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る充電制御装置が適用される充電式電動工具セットの要部を示す外観構成図である。 電動工具本体の装着部に電池パックが装着された状態を示す図である。 充電装置の装着孔部に電池パックが装着された状態を示す図である。 充電制御装置の第1の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。 充電時間に対する二次電池の電圧と充電電流との関係を示す図である。 充電時間に対する二次電池の電圧と充電電流との関係を示す図である。 充電制御装置の第2の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。 充電時間に対する充電電流と二次電池の温度との関係を示す図である。 充電制御装置の第3の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。 充電時間に対する充電電流と二次電池の温度との関係を示す図である。 充電制御装置の第4の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。 充電制御装置の第5の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。 図7に示す第2の実施形態に係る充電制御装置のより具体的な回路構成を示すブロック図である。 図13に示す構成の電池パックを電動工具本体に装着した場合の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 充電式電動工具セット
12 電動工具本体
14 電池パック
16 充電装置
34 二次電池
52 直流電源
54 スイッチ部
56 電流検出部
58 電圧検出部
62 定電流制御部
64 定電圧制御部
66 充電モード判別部
68 充電時間判別部
70 電圧値判別部
72 スイッチ制御部
74 温度検出部
76 温度判別部
78 温度上昇値導出部
80 温度上昇値判別部
82 電気量導出部
84 電気量判別部

Claims (8)

  1. 二次電池に対し所定電圧に達するまでは定電流充電を行い、所定電圧に達した後は定電圧充電を行う充電制御装置であって、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部と、定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたことを特徴とする充電制御装置。
  2. 二次電池に対し所定電圧に達するまでは定電流充電を行い、所定電圧に達した後は定電圧充電を行う充電制御装置であって、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを検出する充電モード検出部と、定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたことを特徴とする充電制御装置。
  3. 二次電池の温度を検出する温度検出部を備え、前記スイッチ制御部は、充電途中における二次電池の温度が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路することを特徴とする請求項1又は2記載の充電制御装置。
  4. 二次電池の温度を検出する温度検出部を備え、前記スイッチ制御部は、充電途中における二次電池の単位時間当たりの温度上昇値が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路することを特徴とする請求項1又は2記載の充電制御装置。
  5. 二次電池に対する定電流充電時における充電電気量を導出する電気量導出部を備え、前記スイッチ制御部は、前記電気量導出部で得た充電電気量が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の充電制御装置。
  6. 前記直流電源を含む充電装置と、この充電装置により充電される二次電池を含むもので当該充電装置に取外し自在に装着される電池パックとから構成され、前記充電装置には、前記電流検出部、前記電圧検出部、前記定電流制御部、前記定電圧制御部、前記充電モード判別部、前記スイッチ部及び前記スイッチ制御部を備え、前記電池パックには、前記電流検出部、前記電圧検出部、前記充電モード判別部及び前記スイッチ制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の充電制御装置。
  7. モータを有する電動工具本体、この電動工具本体に装着されて前記モータに電流を供給する二次電池を含む電池パック及びこの電池パックが装着されることで二次電池に対し充電を行う充電装置を備えた充電式電動工具セットであって、前記充電装置は、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部と、定電流充電が行われている場合であって充電時間が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたものであることを特徴とする充電式電動工具セット。
  8. モータを有する電動工具本体、この電動工具本体に装着されて前記モータに電流を供給する二次電池を含む電池パック及びこの電池パックが装着されることで二次電池に対し充電を行う充電装置を備えた充電式電動工具セットであって、前記充電装置は、二次電池に電流を供給する直流電源と、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、二次電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池に対し所定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流制御部と、前記電圧検出部から出力される検出信号に基づいて前記直流電源を制御することにより二次電池が所定電圧に達した後に定電圧充電を行う定電圧制御部と、前記直流電源と二次電池とを結ぶ充電回路を開閉するスイッチ部と、定電流充電が行われているか定電圧充電が行われているかを判別する充電モード判別部と、定電流充電が行われている場合であって二次電池の電圧が所定値を超えた場合に前記スイッチ部を遮断して充電回路を開路するスイッチ制御部とを備えたものであることを特徴とする充電式電動工具セット。
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