JP5381072B2 - ブラシレス電気機械 - Google Patents

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Description

この発明は、永久磁石と電磁コイルとを利用したブラシレス電気機械に関する。
ブラシレス電気機械は、ブラシレスモータとブラシレス発電機とを包含する意味を有する用語である。ブラシレスモータとしては、例えば下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2001−298982号公報
しかし、従来のブラシレス電気機械では、永久磁石の磁束を必ずしも十分効率よく利用できないという問題があった。
本発明は、永久磁石の磁束を効率よく利用できるブラシレス電気機械を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、ブラシレス電気機械であって、
電磁コイルが設けられた第1の部材と、
互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第1の磁石対をN組(Nは1以上の整数)含む第1の磁石集合体と、互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第2の磁石対を前記N組含む第2の磁石集合体とを備え、前記第1の部材との相対的な位置が変更可能に構成された第2の部材と、
を備え、
前記第1の磁石集合体の前記第1の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第1の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第1の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
前記第2の磁石集合体の前記第2の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第2の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第2の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
前記第1の磁石集合体における前記第1の傾斜角と前記第2の磁石集合体における前記第2の傾斜角は、0度よりも大きく90度未満の範囲の互いに異なる値であり、
前記第2の部材には、前記第1と第2の磁石集合体が隣接して設けられており、
前記第1と第2の磁石集合体は、前記第1の磁石集合体の各永久磁石の磁化方向と、前記第2の磁石集合体の対応する永久磁石の磁化方向とが、各磁石集合体の表面の法線に対して同じ側を向くように配置されており、
前記ブラシレス電気機械は、更に、
前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路を備え、
前記制御回路は、
(i)前記第1と第2の部材との間の所定の方向に沿った相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する直流電力を回生する回生制御と、
(ii)前記電磁コイルに供給する電流の方向を変更せずに前記電磁コイルに所定の第1の電流方向の駆動電流を供給することによって、前記ブラシレス電気機械を所定の駆動方向に動作させる駆動制御と、
のうちの少なくとも一方を実行可能である、ブラシレス電気機械である。
本発明の第2の形態は、ブラシレス電気機械であって、
電磁コイルが設けられた第1の部材と、
互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第1の磁石対をN組(Nは1以上の整数)含む第1の磁石集合体と、互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第2の磁石対を前記N組含む第2の磁石集合体とを備え、前記第1の部材との相対的な位置が変更可能に構成された第2の部材と、
を備え、
前記第1の磁石集合体の前記第1の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第1の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第1の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
前記第2の磁石集合体の前記第2の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第2の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第2の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
前記第1の磁石集合体における前記第1の傾斜角と前記第2の磁石集合体における前記第2の傾斜角は、0度よりも大きく90度未満の範囲の互いに異なる値であり、
前記第2の部材には、前記第1と第2の磁石集合体が隣接して設けられており、
前記第1と第2の磁石集合体は、前記第1の磁石集合体の各永久磁石の磁化方向と、前記第2の磁石集合体の対応する永久磁石の磁化方向とが、各磁石集合体の表面の法線に対して同じ側を向くように配置されている、ブラシレス電気機械である。
これらの形態によれば、磁石対の境界面において強い磁場を発生することができ、また、第1と第2の磁石集合体の相互作用によって、磁場をより強めることができるので、永久磁石の磁束を効率よく利用できるブラシレス電気機械を実現することが可能である。
[適用例1]
ブラシレス電気機械であって、
電磁コイルが設けられた第1の部材と、
同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する第1と第2の永久磁石で構成された磁石対をN組(Nは1以上の整数)含む磁石集合体を備え、前記第1の部材との相対的な位置が変更可能に構成された第2の部材と、
を備え、
前記磁石対の前記第1と第2の永久磁石は、前記磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されている、ブラシレス電気機械。
この構成によれば、磁石対の境界面において強い磁場を発生することができるので、永久磁石の磁束を効率よく利用できるブラシレス電気機械を実現することが可能である。
[適用例2] 適用例1記載のブラシレス電気機械であって、さらに、
前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路を備え、
前記制御回路は、
(i)前記第1と第2の部材との間の所定の方向に沿った相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する直流電力を回生する回生制御と、
(ii)前記電磁コイルに供給する電流の方向を変更せずに前記電磁コイルに所定の第1の電流方向の駆動電流を供給することによって、前記ブラシレス電気機械を所定の駆動方向に動作させる駆動制御と、
のうちの少なくとも一方を実行可能である、ブラシレス電気機械。
この構成によれば、永久磁石の磁束を効率よく利用できるブラシレスモータやブラシレス発電機を実現することが可能である。
[適用例3]
適用例1又は2記載のブラシレス電気機械であって、
前記整数Nは2以上であり、
前記N組の磁石対は、所定の方向に沿って順次隣接して配置されており、
互いに隣接する2つの磁石対は、互いに逆向きに磁化されている、ブラシレス電気機械。
この構成によれば、N極を形成する磁石対とS極を形成する磁石対とを交互に隣接して配置できるので、多数の磁極を有する磁石集合体を有するブラシレス電気機械を実現することができる。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれかに記載のブラシレス電気機械であって、
前記第2の部材には、前記傾斜角が異なる第1と第2の磁石集合体が隣接して設けられており、
前記第1と第2の磁石集合体は、前記第1の磁石集合体の各永久磁石の磁化方向と、前記第2の磁石集合体の対応する永久磁石の磁化方向とが、各磁石集合体の表面の法線に対して同じ側を向くように配置されている、ブラシレス電気機械。
この構成によれば、第1と第2の磁石集合体の相互作用によって、磁場をより強めることが可能である。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、磁石集合体、それを用いた電動モータ、発電機、それらの制御方法、それらを用いたアクチュエータや電子機器、燃料電池使用機器、ロボット、移動体等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を以下の順序で説明する。
A.磁石集合体の構成:
B.各種の実施例:
C.回路構成:
D.変形例:
A.磁石集合体の構成:
図1(A)は、本発明の各種実施例で利用される磁石集合体の第1の構成例を示す説明図である。この磁石集合体20は、全体として円環状の外形形状を有しており、N極形成用の第1の磁石対10Nと、S極形成用の第2の磁石対10Sとが交互に隣接して配置された構成を有している。この例では、第1と第2の磁石対10N,10Sがそれぞれ3組ずつ設けられているので、磁石集合体20全体では6組の磁石対が含まれている。従って、隣接する磁石対の間の角度ピッチは、2π/6(=60度)である。但し、磁石集合体20としては、少なくとも1組の磁石対を含むものを採用可能である。なお、個々の磁石は、同一の形状を有していることが好ましい。各磁石内に示されている矢印は、各磁石の磁化方向(S極からN極に向かう方向)を示している。
第1の磁石対10Nは、2つの永久磁石10Na,10Nbが、境界面を介して互いに接した状態で配置されたものである。これらの2つの永久磁石10Na,10Nbの磁化方向は、磁石集合体20の表面の法線NLに対して±θHだけ傾いている。また、永久磁石10Na,10Nbの磁化方向は、法線NLよりも互いの境界面に近い側に傾いていることが好ましい。ここでは、磁化方向の傾斜角θHを、法線NLから反時計回りに測るものと仮定する。このとき、磁石対10Nの第1の永久磁石10Naの傾斜角は−θHであり、第2の永久磁石10Nbの傾斜角はこれとは逆符号の値+θHである。このように2つの永久磁石10Na,10Nbを隣接して配置すると、互いの境界面において同極同士が互いに接して磁場を強め合うため、個々の磁石よりも強い磁場を発生させることが可能となる。すなわち、第1の磁石対10Nの外表面には、強力なN極が形成される。なお、各磁石の磁化方向の傾斜角θHは、各磁石の表面中央の位置で測定することが好ましい。
第2の磁石対10Sも同様に、2つの永久磁石10Sa,10Sbが、互いの境界面を介して互いに接した状態で配置されたものである。これらの2つの永久磁石10Sa,10Sbの磁化方向は、磁石集合体20の表面の法線NLに対して(π±θH)だけ傾いている。この結果、第2の磁石対10Sの外表面には、強い磁場を発生する強力なS極が形成される。なお、S極形成用の磁石対10Sの各磁石10Sa,10Sbの磁化方向の傾斜角(π±θH)は、N極形成用の磁石対10Nの各磁石10Na,10Nbの磁化方向の傾斜角±θHと丁度π(180度)だけ異なっており、互いに逆向きであることが理解できる。
図1(B)は、比較例としての磁石集合体11の構成例を示している。ここでは、磁石集合体11の法線方向に沿ってそれぞれ磁化されたN極形成用の磁石11NとS極形成用の磁石11Sが、図1(A)の各磁石と同じ形状で配置されている。すなわち、この比較例は、図1(A)の各磁石の磁化方向の傾斜角θHをゼロに設定したものである。
図2(A)〜(C)は、磁石集合体の構成例1(図1(A))と比較例(図1(B))の磁場の強度を比較して示す説明図である。サンプルNo.1は、図1(B)に示す比較例の磁石集合体11であり、サンプルNo.2〜6は、図1(A)に示す構成例1の磁化方向の傾斜角θHを変更した磁石集合体20である。なお、サンプルNo.6は傾斜角θHが90度であり、これは、磁化方向が法線NLに対して垂直(すなわち磁石同士の境界面に垂直な方向)を向いていることを意味している。
図2(A)は、各サンプルの表面におけるピーク磁束密度と総磁束量の値を示している。図2(B)は、各サンプルの磁束密度の変化を示している。図2(B)において、横軸は機械角θMであり、図1(A),(B)の上部にある基準線RLからそれぞれ時計回りに測った角度である。図2(C)は、図2(B)の一部拡大図である。図2(A)の表のピーク磁束密度は、図2(B),(C)で示される表面磁束密度のピーク値である。また、図2(A)の表の総磁束量は、図2(B),(C)で示される表面磁束密度の絶対値を積分した値である(正確に言えば、一定の磁石厚で積分したもの)。図2(D)は、図2(A)に示した各サンプルのピーク磁束密度と総磁束量とを並べてグラフにしたものである。なお、図2(A)〜(C)は、磁場シミュレーションの結果である。
図2(C)から理解できるように、比較例(サンプルNo.1)では表面磁束密度が略矩形状の分布形状を示しており、従って、ピーク磁束密度はそれほど大きくない。一方、サンプルNo.2〜6では、比較例に比べてピーク磁束密度がかなり大きな値を有している。モータの始動トルクはピーク磁束密度に依存するので、大きな始動トルクを得るという観点からは、ピーク磁束密度が大きいほど好ましい。この意味では、傾斜角θHが0度よりも大きく90度以下であることが好ましく、傾斜角θHが45度〜90度であることが特に好ましい。なお、図2(C)を詳細に観察すると、傾斜角θHが90度になると、機械角θMが0度及び60度の倍数の位置で磁束密度が逆極性になっていることが解る。磁束密度の極性が反転すると、逆向きの駆動力が発生する可能性がある。この点を考慮すると、傾斜角θHは、90度未満とすることが好ましい。
ところで、一般にモータや発電機の効率はピーク磁束密度よりも総磁束量との相関がより強い。従って、モータ効率や発電効率の観点からは、総磁束量が大きいほど好ましい。この意味では、傾斜角θHが0度よりも大きく45度以下であることが好ましく、傾斜角θHが0度よりも大きく30度以下であることが特に好ましい。
なお、ピーク磁束密度と総磁束量の2つの観点を総合的に考慮して、傾斜角θHを0度よりも大きく45度以下の値とすれば、比較例に比べて、始動トルクと効率のいずれについても優れた特性を得ることが可能である。
図3は、本発明の各種実施例で利用される磁石集合体の第2の構成例を示す説明図である。この磁石集合体20Aも、全体として円環状の外形形状を有しており、内周側に設けられた第1の磁石集合体20INと、外周側に設けられた第2の磁石集合体20EXとが互いに接した状態で配置されたものである。第1と第2の磁石集合体20IN,20EXは、図1(A)に示した磁石集合体20とほぼ同様な構成をそれぞれ有している。また、2つの磁石集合体20In,20EXは、第1の磁石集合体20INの磁石対の境界面と、第2の磁石集合体20EXの磁石対の境界面とが同じ位置に来るように配置されている。但し、第1の磁石集合体20INの磁化方向の傾斜角θHINと、第2の磁石集合体20EXの磁化方向の傾斜角θHEXとは、異なる値に設定されている。このように、磁化方向の傾斜角が違いに異なる複数の磁石集合体を組み合わせた構造を、「複合磁石集合体」とも呼ぶ。なお、第1と第2のの磁石集合体20IN,20EXの磁化方向の傾斜角θHIN,θHEXが互いに等しい場合の複合磁石集合体は、図1(A)に示した磁石集合体20と実質的に同一である。図3に示すように、複数の磁石集合体を積層すれば、互いの磁極が強め合うので、より強い磁場を発生することが可能である。
図4(A)〜(C)は、磁石集合体の構成例2(図3)と比較例(図1(B))の磁場の強度を比較して示す説明図である。サンプルNo.1(比較例)の結果は、図2に示したものと同じある。サンプルNo.11〜13は、図3(A)に示す構成例2の磁化方向の傾斜角θHIN,θHEXをそれぞれ20度及び80度に設定し、また、第1の磁石集合体20INの厚みTINと、第2の磁石集合体20EXの厚みTEXの比率を変更したものである。但し、複合磁石集合体20A全体の厚みは一定に維持している。
図4(A)は、各サンプルの表面におけるピーク磁束密度と総磁束量の値を示している。図4(B)及び図4(C)は、各サンプルの磁束密度の変化を示している。図4の結果も、磁場シミュレーションの結果である。この結果を参照すると、構成例2に示すような複合磁石集合体20Aを採用すると、ピーク磁束密度を高めることができることが理解できる。従って、このような複合磁石集合体20Aを利用すれば、大きなトルクを得ることが可能である。
なお、磁石集合体の全体形状としては、図1及び図3に示した円環状の形状に限らず、その用途に合わせて棒状や円筒状などの他の種々の形状を採用することが可能である。
B.各種の実施例:
図5(A)は、第1実施例としてのブラシレス回転式モータの構成を示す従断面図であり、図5(B)はそのB−B断面図である。この回転式モータ100aは、磁石集合体20を含むロータ(第2の部材)40aと、電磁コイルを含むステータ(第1の部材)50aとを有している。磁石集合体20は、図1(A)に示したものと同じである。電磁コイルは、ケーシング130の内周に固定されている。ロータ40aの上部軸110と下部軸120は、それぞれ軸受け112,122で保持されている。磁石集合体20の下端部は、固定ネジ124で下部軸120と連結されている。一方、磁石集合体20の上端部に連結された上部軸110の回りには、バネ114が設けられており、このバネ114によって磁石集合体20の上端がケーシング130の内面から押力を受けている。但し、このような連結構造は単なる一例であり、他の種々の連結構造を採用することが可能である。
電磁コイルとしては、A相コイル30AとB相コイル30Bとが設けられている。図5(B)の例では、A相コイル30AとB相コイル30Bはそれぞれ6個ずつ設けられており、A相コイル30Aがより外周側に配置され、B相コイル30Bがより内周側に配置されている。また、B相コイル30Bの外側には、電磁ヨーク材56が配置されている。個々のコイルは、図5(B)において、モータの中心から外側に向かう放射状の方向を中心として巻き回されている。なお、磁気センサは図示が省略されている。このモータ100cにおいても、A相コイル30AとB相コイル30Bの電流方向を適宜切り換えることによって、正転及び逆転の方向に駆動することが可能である。
なお、第1実施例では、6組の磁石対を用いた6極2相モータの例を示ししているが、他の極数や相数を採用することも可能である。但し、軸回りの振動を減少するという意味では、極数を2n 個(nは2以上の整数)に設定することが好ましい。
図6は、第1実施例のモータの変形例を示している。このモータ100bでは、A相コイル30AとB相コイル30Bとが同一円周上に配置されている。さらに、A相コイル30AとB相コイル30Bのそれぞれのコア材として磁気ヨーク部材32が追加されている。この変形例においても、第1実施例と同様の効果が得される。また、磁気ヨーク部材32を追加しているので、より大きなトルクを得ることが可能である。
図7は、第2実施例としてのブラシレス回転式モータの構成を示す断面図である。この回転式モータ100cは、幅の小さいリング状の磁石集合体20cを利用した点、及び、A相コイル30Aを磁石集合体20cの内周側に配置した点が第1実施例と異なる。このモータ100cにおいても、ステータ50cに対してロータ40cを正転及び逆転の方向に駆動することが可能である。また、この第2実施例では、リング状の磁石集合体20cの内側と外側の磁束密度を両方ともに利用できるので、より効率を向上させることが可能である。
図8(A)は、第3実施例としてのブラシレスリニアモータの構成を示す従断面図である。このリニアモータ100dは、電磁コイル30を含む第1の部材50dと、磁石集合体20dを含む第2の部材40dとを有している。この例では、磁石集合体20dは、8つの平板状の永久磁石を積層した積層体である。個々の磁石の中心には、締結用のボルト22を貫通させる貫通孔が設けられている。磁石の積層体は、このボルト22とナット24によって固定されている。個々の磁石の内部に記載されている矢印は、その磁化方向(S極からN極に向かう方向)を示している。この磁石集合体20dも、図1(A)に示した構成例1と同様に、N極形成用の磁石対と、S極形成用の磁石対とが交互に隣接して配置された構成を有していることが理解できる。
図8(B)は、第1の部材50dのみを描いたものである。この部材50dは、中空円筒状のフレーム(枠部材)52と、フレーム52に配置された複数の電磁コイル30と、これらの電磁コイル30の周囲を囲む電磁ヨーク材56と、磁気センサ54とを有している。磁気センサ54は、2つの部材40d,50dの相対的な位置関係を検出するための位置センサとして使用される。個々の電磁コイル30は、水平方向(図の左右方向)にそれぞれ巻き回されている。なお、コイルの断面に描かれた2種類のマークのうち、丸の中に黒点がある第1のマークは電流が紙面の裏側から表側に流れていることを示しており、丸の中に×がある第2のマークは電流が紙面の表側から裏側に流れていることを示している。なお、電流方向が互いに逆である2つの電磁コイル30は、位相が互いにπだけ異なるコイルである。モータの分野において、位相がπだけ異なるコイルは同一相のコイルと考えることが可能である。この定義に従えば、このリニアモータ100dは、一相モータである。
図8(C)は、リニアモータ100dの底面図である。N極近傍の磁場方向MDは、磁石集合体20dの内部(又は中央)から外側に向けて放射状に延びている。図8(C)において、電流方向CDに沿って電磁コイル30に電流が流れると、電磁コイル30には紙面の裏から表に向かう方向に駆動力が働く。電磁コイル30を有する第1の部材50dが固定されている場合には、第2の部材40dが図8(C)の紙面の表から裏に向かう方向に駆動される。この電流方向は、各コイル30が磁石集合体20dの外周に形成されるN極とS極の中間の位置に来るタイミングで切り換えられる。なお、磁石集合体20dのN極は、N極形成用の磁石対の中心位置に形成される。S極も同様である。このように、このブラシレスリニアモータ100dでは、電磁コイル30に流す電流を適切なタイミングで切り換えることによって、図8(A)の駆動方向DD(上下方向)に沿って磁石集合体20を動作させることが可能である。
図8(C)の例では、磁石集合体20dの水平断面は矩形状であったが、磁石集合体20dの水平断面形状としては、円形や三角形などの任意の形状を採用することが可能である。但し、磁石集合体20dを構成する個々の永久磁石は、磁極間の距離が大きな棒状の形状で無く、磁極間の距離(厚み)が小さい板状の形状を有していることが好ましい。この理由は、磁石集合体20dを用いた電気機械では、磁石対の中央の境界面で発生する強い磁場を利用するので、磁石の厚みが小さい方が効率が良いからである。
以上の各種の実施例から理解できるように、本発明の実施例によるブラシレス電気機械は、電磁コイルを備える第1の部材と、磁石集合体を備える第2の部材と、を備え、第1と第2の部材とが相対的に移動できるように構成された種々のブラシレス電気機械として実現可能である。なお、極数や相数としては、任意の数を採用することが可能である。
C.回路構成:
図9は、実施例におけるブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。この制御回路は、CPUシステム300と、駆動信号生成部200と、駆動ドライバ部210と、回生制御部220と、蓄電器230と、蓄電制御部240とを備えている。駆動信号生成部200は、駆動ドライバ部210に供給する駆動信号を生成する。
図10は、駆動ドライバ部210の構成を示す回路図である。この駆動ドライバ部210は、H型ブリッジ回路を構成している。駆動信号生成部200からは、第1の駆動信号DRVA1と、第2の駆動信号DRVA2のうちの一方が駆動ドライバ部210に供給される。図9に示す電流IA1,IA2は、これらの駆動信号DRVA1,DRVA2に応じて流れる電流(「駆動電流」とも呼ぶ)の方向を示している。なお、電流IA1,IA2の切り換えは、磁気センサ54からの出力信号に応じて適宜実行される。
図11は、回生制御部220の内部構成を示す回路図である。回生制御部220は、電磁コイル30に対して駆動ドライバ部と並列に接続されている。回生制御部220は、ダイオードで構成される整流回路222と、スイッチングトランジスタ224とを備えている。蓄電制御部240によってスイッチングトランジスタ224がオン状態になると、電磁コイル30で発生した電力を回生して蓄電器230を充電することが可能である。また、蓄電器230から電磁コイル30に電流を供給することも可能である。なお、制御部から、回生制御部220と蓄電器230と蓄電制御部240を省略してもよく、或いは、駆動信号生成部200と駆動ドライバ部210を省略してもよい。また、図9〜図11は、一相モータ用の制御回路であるが、2相以上の任意の相数のための制御回路も容易に構成することが可能である。
このように、上述した各実施例のブラシレスモータでは、同極同士が互いに接した状態で保持された磁石集合体を構成することによって強い磁場を発生させ、この磁場と電磁コイルとの電磁相互作用で駆動力を発生させるようにしたので、電磁コイルに電流を流すことによって、モータに効率良く駆動力を発生させることができる。また、ブラシレス電気機械をブラシレス発電機として構成した場合には、効率良く発電を行うことが可能である。また、永久磁石の同極同士による磁場形成のため、同極同士の間隔が非常に狭くでき極数を非常に多く構成出来るために低回転で高トルク型の高効率な電動モータを容易に実現できる。また、低回転でも高効率の発電機及び回生特性が得られる。さらに、上記実施例では電磁ヨークの無いモータ構成を採用していたが、本発明は電磁ヨーク付きブラシレスモータにも適用可能である。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記実施例では、ブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成の具体例を説明したが、本発明のブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成としては、これら以外の任意の構成を採用することが可能である。
D2.変形例2:
本発明は、ファンモータ、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機(単一回転)、ジェットコースタ、振動モータなどの種々の装置のモータに適用可能である。本発明をファンモータに適用した場合には、上述した種々の効果(低消費電力、低振動、低騒音、低回転ムラ、低発熱、高寿命)が特に顕著である。このようなファンモータは、例えば、デジタル表示装置や、車載機器、燃料電池式パソコン、燃料電池式デジタルカメラ、燃料電池式ビデオカメラ、燃料電池式携帯電話などの燃料電池使用機器、プロジェクタ等の各種装置のファンモータとして使用することができる。本発明のモータは、さらに、各種の家電機器や電子機器のモータとしても利用可能である。例えば、光記憶装置や、磁気記憶装置、ポリゴンミラー駆動装置等において、本発明によるモータをスピンドルモータとして使用することが可能である。また、本発明によるモータは、移動体やロボット用のモータとしても利用可能である。
図12は、本発明の実施例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。このプロジェクタ600は、赤、緑、青の3色の色光を発光する3つの光源610R、610G、610Bと、これらの3色の色光をそれぞれ変調する3つの液晶ライトバルブ640R、640G、640Bと、変調された3色の色光を合成するクロスダイクロイックプリズム650と、合成された3色の色光をスクリーンSCに投写する投写レンズ系660と、プロジェクタ内部を冷却するための冷却ファン670と、プロジェクタ600の全体を制御する制御部680と、を備えている。冷却ファン670を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図13(A)〜(C)は、本発明の実施例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。図13(A)は携帯電話700の外観を示しており、図13(B)は、内部構成の例を示している。携帯電話700は、携帯電話700の動作を制御するMPU710と、ファン720と、燃料電池730とを備えている。燃料電池730は、MPU710やファン720に電源を供給する。ファン720は、燃料電池730への空気供給のために携帯電話700の外から内部へ送風するため、或いは、燃料電池730で生成される水分を携帯電話700の内部から外に排出するためのものである。なお、ファン720を図13(C)のようにMPU710の上に配置して、MPU710を冷却するようにしてもよい。ファン720を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図14は、本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。この自転車800は、前輪にモータ810が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路820と充電池830とが設けられている。モータ810は、充電池830からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする。また、ブレーキ時にはモータ810で回生された電力が充電池830に充電される。制御回路820は、モータの駆動と回生とを制御する回路である。このモータ810としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
図15は、本発明の実施例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。このロボット900は、第1と第2のアーム910,920と、モータ930とを有している。このモータ930は、被駆動部材としての第2のアーム920を水平回転させる際に使用される。このモータ930としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
本発明の各種実施例で利用される磁石集合体の第1の構成例を示す説明図である。 磁石集合体の構成例1と比較例の磁場の強度を比較して示す説明図である。 本発明の各種実施例で利用される磁石集合体の第2の構成例を示す説明図である。 磁石集合体の構成例2と比較例の磁場の強度を比較して示す説明図である。 第1実施例としてのブラシレス回転式モータの構成を示す断面図である。 第1実施例の変形例を示す図である。 第2実施例としてのブラシレス回転式モータの構成を示す断面図である。 第3実施例としてのリニアモータの構成を示す断面図である。 ブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。 駆動ドライバ部の構成を示す回路図である。 回生制御部の内部構成を示す回路図である。 本発明の実施例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。
符号の説明
10N…N極形成用磁石対
10S…S極形成用磁石対
11…磁石集合体
20…磁石集合体
20A…複合磁石集合体
22…ボルト
24…ナット
30…電磁コイル
32…磁気ヨーク部材
40a〜40d…ロータ
50a〜50d…ステータ
52…フレーム
54…磁気センサ
56…電磁ヨーク材
100a〜100d…モータ
110…上部軸
114…バネ
120…下部軸
124…固定ネジ
130…ケーシング
200…駆動信号生成部
210…駆動ドライバ部
220…回生制御部
222…整流回路
224…スイッチングトランジスタ
230…蓄電器
240…蓄電制御部
300…CPUシステム
500…駆動制御回路
600…プロジェクタ
610R,610G,610B…光源
640R,640G,640B…液晶ライトバルブ
650…クロスダイクロイックプリズム
660…投写レンズ系
670…冷却ファン
680…制御部
700…携帯電話
710…MPU
720…ファン
730…燃料電池
800…自転車
810…モータ
820…制御回路
830…充電池
900…ロボット
910,920…アーム
930…モータ

Claims (8)

  1. ブラシレス電気機械であって、
    電磁コイルが設けられた第1の部材と、
    互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第1の磁石対をN組(Nは1以上の整数)含む第1の磁石集合体と、互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第2の磁石対を前記N組含む第2の磁石集合体とを備え、前記第1の部材との相対的な位置が変更可能に構成された第2の部材と、
    を備え、
    前記第1の磁石集合体の前記第1の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第1の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第1の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
    前記第2の磁石集合体の前記第2の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第2の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第2の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
    前記第1の磁石集合体における前記第1の傾斜角と前記第2の磁石集合体における前記第2の傾斜角は、0度よりも大きく90度未満の範囲の互いに異なる値であり、
    前記第2の部材には、前記第1と第2の磁石集合体が隣接して設けられており、
    前記第1と第2の磁石集合体は、前記第1の磁石集合体の各永久磁石の磁化方向と、前記第2の磁石集合体の対応する永久磁石の磁化方向とが、各磁石集合体の表面の法線に対して同じ側を向くように配置されており、
    前記ブラシレス電気機械は、更に、
    前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路を備え、
    前記制御回路は、
    (i)前記第1と第2の部材との間の所定の方向に沿った相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する直流電力を回生する回生制御と、
    (ii)前記電磁コイルに供給する電流の方向を変更せずに前記電磁コイルに所定の第1の電流方向の駆動電流を供給することによって、前記ブラシレス電気機械を所定の駆動方向に動作させる駆動制御と、
    のうちの少なくとも一方を実行可能である、ブラシレス電気機械。
  2. ブラシレス電気機械であって、
    電磁コイルが設けられた第1の部材と、
    互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第1の磁石対をN組(Nは1以上の整数)含む第1の磁石集合体と、互いに同一の外形形状を有し境界面を介して互いに接する2つの永久磁石で構成された第2の磁石対を前記N組含む第2の磁石集合体とを備え、前記第1の部材との相対的な位置が変更可能に構成された第2の部材と、
    を備え、
    前記第1の磁石集合体の前記第1の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第1の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第1の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
    前記第2の磁石集合体の前記第2の磁石対を構成する前記2つの永久磁石は、前記第2の磁石集合体の表面の法線に対して互いに逆方向に同一の第2の傾斜角だけ傾いた方向に沿ってそれぞれ磁化されており、
    前記第1の磁石集合体における前記第1の傾斜角と前記第2の磁石集合体における前記第2の傾斜角は、0度よりも大きく90度未満の範囲の互いに異なる値であり、
    前記第2の部材には、前記第1と第2の磁石集合体が隣接して設けられており、
    前記第1と第2の磁石集合体は、前記第1の磁石集合体の各永久磁石の磁化方向と、前記第2の磁石集合体の対応する永久磁石の磁化方向とが、各磁石集合体の表面の法線に対して同じ側を向くように配置されている、
    ブラシレス電気機械。
  3. 請求項1又は2記載のブラシレス電気機械であって、
    前記整数Nは2以上であり、
    前記N組の磁石対は、所定の方向に沿って順次隣接して配置されており、
    互いに隣接する2つの磁石対は、互いに逆向きに磁化されている、ブラシレス電気機械。
  4. 電子機器であって、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシレス電気機械と、
    前記ブラシレス電気機械によって駆動される被駆動部材と、
    を備える電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記電子機器はプロジェクタである、電子機器。
  6. 燃料電池使用機器であって、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシレス電気機械と、
    前記ブラシレス電気機械によって駆動される被駆動部材と、
    前記ブラシレス電気機械に電源を供給する燃料電池と、
    を備える、燃料電池使用機器。
  7. ロボットであって、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシレス電気機械と、
    前記ブラシレス電気機械によって駆動される被駆動部材と、
    を備えるロボット。
  8. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシレス電気機械を備えた移動体。
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