JP5228550B2 - 交流ブラシレス電気機械 - Google Patents

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Description

この発明は、永久磁石と電磁コイルとを利用した交流ブラシレス電気機械に関する。
ブラシレス電気機械は、ブラシレスモータとブラシレス発電機とを包含する意味を有する用語である。ブラシレスモータとしては、例えば下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2001−298982号公報
従来から、モータ内の磁場を強化して、効率をさらに向上させたいという要望があった。しかし、従来は、永久磁石用材料などの制約から、さらなる効率向上が難しいという問題があった。
本発明は、従来に比べてさらに効率の良い交流ブラシレス電気機械を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
本発明の一形態は、
交流ブラシレス電気機械であって、
磁石集合体を有する第1の部材と、
N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを有する第2の部材と、
を備え、
前記第1と第2の部材は、相対的な位置が変更可能に構成されており、
前記磁石集合体は、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有しており、
前記磁石集合体の個々の永久磁石は、積層方向と垂直な方向に磁化されており、
前記磁石集合体は、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向であって、前記磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生しており、
前記電磁コイルは、前記磁場方向と交差する方向に電流が流れるように配置されており、
前記複数の磁石モジュールはそれぞれ異なる径を有するリング状の形状を有しており、
前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールを多重リング状に重ねた積層体である
この構成によれば、磁石モジュール同士の境界面上において磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生するという現象を利用して、リング状の磁石モジュールの積層方向と垂直な方向に向かって強い磁場を発生することができるので、この磁場を利用した高効率なブラシレス電気機械を実現することが可能である。
[適用例1]
交流ブラシレス電気機械であって、
磁石集合体を有する第1の部材と、
N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを有する第2の部材と、
を備え、
前記第1と第2の部材は、相対的な位置が変更可能に構成されており、
前記磁石集合体は、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有しており、
前記磁石集合体の個々の永久磁石は、積層方向と垂直な方向に磁化されており、
前記磁石集合体は、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向であって、前記磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生しており、
前記電磁コイルは、前記磁場方向と交差する方向に電流が流れるように配置されている、交流ブラシレス電気機械。
この交流ブラシレス電気機械によれば、磁石モジュール同士の境界面上において磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生することができるので、この磁場を利用した高効率の交流ブラシレス電気機械を実現することが可能である。
[適用例2] 適用例1記載の交流ブラシレス電気機械であって、さらに、
前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路を備え、
前記制御回路は、
(i)前記第1と第2の部材の間の相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する交流電力を回生する回生制御と、
(ii)前記電磁コイルに交流駆動電流を供給することによって、前記交流ブラシレス電気機械を動作させる駆動制御と、
のうちの少なくとも一方を実行可能である、交流ブラシレス電気機械。
この構成によれば、効率の良い交流ブラシレスモータや交流ブラシレス発電機を実現することが可能である。
[適用例3]
適用例1又は2記載の交流ブラシレス電気機械であって、
前記複数の磁石モジュールはそれぞれ中空状の形状を有しており、
前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールの中心軸と平行な方向に積層した積層体である、交流ブラシレス電気機械。
この構成では、積層方向と垂直な方向に向かって強い磁場を発生することができるので、この磁場を利用した高効率な交流ブラシレス電気機械を実現することができる。
[適用例4]
適用例1又は2記載の交流ブラシレス電気機械であって、
前記複数の磁石モジュールはそれぞれ異なる径を有するリング状の形状を有しており、
前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールを多重リング状に重ねた積層体である、交流ブラシレス電気機械。
この構成においても、積層方向と垂直な方向に向かって強い磁場を発生することができるので、この磁場を利用した高効率な交流ブラシレス電気機械を実現することができる。
[適用例5]
適用例1〜4のいずれかに記載の交流ブラシレス電気機械であって、
前記第1と第2の部材は、前記隣接する磁石モジュール同士の境界面に平行な方向に沿って相対的に移動可能に構成されている、交流ブラシレス電気機械。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、電動モータ、発電機、それらの制御方法、それらを用いたアクチュエータや電子機器等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を以下の順序で説明する。
A.磁石集合体の構成:
B.各種の実施例:
C.回路構成:
D.変形例:
A.磁石集合体の構成:
図1は、本発明の各種実施例で利用される磁石集合体の概略構成を示す説明図である。図1(A)は、1つの磁石モジュール10を示している。この磁石モジュール10は、互いに逆方向に磁化された第1の磁石10aと第2の磁石10bを交互に合計4個組み合わせたものである。磁石モジュール10全体としては、内周と外周とを有する中空円筒状(リング状)の形状を有している。第1と第2の磁石10a,10bは、それぞれ扇状の形状を有しており、磁石モジュール10の半径の方向に沿って磁化されている。個々の磁石10a,10bの間には、境界部材10gが設けられている。境界部材10gは、非磁性体で形成してもよく、強磁性体で形成してもよい。あるいは、境界部材10gを省略してもよい。なお、この例では、磁石モジュール10の内部の中空部の形状を矩形としているが、他の正多角形や円形などの他の任意の形状を採用することができる。この磁石モジュール10のN極から出ている矢印は、磁場方向MDに延びる磁力線を示している。
図1(B)は、2つの磁石モジュール10で構成される磁石集合体20を示している。この磁石集合体20は、2つの磁石モジュール10が、その中心軸に沿った方向に積層されたものである。この状態で2つの磁石モジュール10を保持すると、太い矢印で示されるように、2つの磁石モジュール10の境界面(互いの接触面)から外部に向けた磁場方向MDに沿って最も強い磁場が発生する。なお、磁場方向MDは、磁石モジュール同士の接触面上の方向であって、磁石集合体20の内側から外側に向かう方向である。この例のように、磁石モジュール10が円形の外形形状を有する場合には、この磁場方向MDは、磁石集合体20の中心から外側に向かう放射状の方向となる。磁石集合体20の磁場方向MDの表面磁束密度は、単一の磁石モジュール10の表面磁束密度(すなわち図1(A)の上面の磁束密度)の約2倍に達する。
図1(C)は、6つの磁石モジュール10を含む磁石集合体20を示している。図1(D)は、この磁石集合体20の表面磁束密度の分布を示している。このグラフから理解できるように、この磁石集合体20では、隣接する磁石モジュール同士の境界面に沿って、強い磁場が発生している。また、この磁場は、磁石集合体20の中心20cから外側に向けて放射状に形成されている。本発明の各種実施例では、このように複数の磁石を積層した磁石集合体を用い、その磁場方向MDの強い磁場を利用して、モータや発電機を構成している。
図1(E)の磁石集合体20aは、図1(C)に示した磁石集合体20において、個々の磁石モジュール10の外周の両端を斜めに削除したものである。この結果、磁石モジュール10の境界に溝部10vが設けられている。このような溝部10vを磁石モジュール同士の境界に設けると、磁場がより強化される。
図2(A),(B)は、磁石集合体の製造方法の一例を示す説明図である。図2(A)では、まず、複数の未励磁の磁石部材MMを準備し、これらを積層した積層構造体MSを生成する。この際、隣接する2つの磁石部材MMの間には、非磁性体部材NMを介挿させることが好ましい。次に、図2(B)に示すように、積層構造体MSの周囲を形状保持部材FMで覆う。この形状保持部材FMは、積層構造体MSがバラバラになることを防止するための部材であり、樹脂や、金属、セラミックスなどの各種の材料で構成することが可能である。こうして成形された積層体を着磁装置で着磁処理することによって、複数の磁石モジュールが積層された形状を有する磁石集合体20を得ることが可能である。
なお、図2の方法の代わりに、個々に製造された磁石モジュールを単に積層することによって、磁石集合体20を作成しても良い。この場合には、隣接する磁石モジュールの間に非磁性体部材NMを介挿させてもよく、磁石モジュール同士を直接接触させてもよい。隣接する磁石モジュールの間に非磁性体部材NMを介挿させた場合には、「隣接する磁石モジュール同士の境界面」は、非磁性体部材NMの中央に存在することが理解できる。
B.各種の実施例:
図3(A),(B)は、本発明の第1実施例としての単相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。このブラシレスモータ100aは、略円筒状のステータ60が内側に配置され、略円筒状のロータ30が外側に配置されたアウタロータ型モータである。ステータ60は、略十字状に配列された4つのコイル62と、ロータ30の位置(すなわちモータの位相)を検出するための磁気センサ40とを有している。各コイル62には、強磁性体で形成された磁気ヨーク64が設けられている。磁気ヨーク64は、モータが停止する際に、ロータ30が位相0又は位相πからずれた所定の位置で停止するようにするための部材である。このため、磁気ヨーク64は、電磁コイル62の中心からずれた位置に重心を有している。こうすれば、ロータ30が位相0又は位相πからずれた位置でモータが停止するので、始動用コイルを別個に設けることなくモータを始動することが可能である。コイル62と磁気センサ40は、回路基板120(図3(B))の上に固定されている。回路基板120は、ケーシング102に固定されている。なお、ケーシング102の蓋は図示が省略されている。
ロータ30は、磁石集合体20を有しており、ロータ30の中心に回転軸112が設けられている。この回転軸112は、軸受け部114(図3(B))で支持されている。磁石集合体20の磁化方向は、回転軸112から外側に放射状に向かう方向である。磁石集合体20の外周には、磁気ヨーク36が設けられている。この磁気ヨーク36は省略してもよい。図3(A)では、磁石集合体20を構成する1つの磁石モジュール10が見えており、図3(B)では、複数の磁石モジュール10が積層された状態が見えている。1つの磁石モジュール10は、リングを4分割した形状(分割リング形状)の4つの磁石をリング状に組み合わせた構成を有している。この磁石モジュール10は、図1(A)に示した磁石モジュール10の内周を円形状にしたものに相当する。
図3(A)に示すように、磁石モジュール10の周囲には、磁石同士の4つの境界のうちの3つの境界の位置に、凹部10dが設けられている。これらの凹部10dは、その外周の磁気ヨーク36の凸部と係合している。モータの組み立て時には、磁気ヨーク36の凸部に磁石モジュール10の凹部10d(すなわち磁石集合体20の凹部)を嵌め合わせることによって、磁石集合体20の位置決めを行うことができる。なお、磁石同士の4つの境界の1つには凹部10dが設けられていない。この理由は、凹部10dの有無に合わせて磁石集合体20を位置決めするためである。なお、磁気ヨーク64の代わりに他の枠部材を用い、その枠部材の内周に、磁石モジュール10の凹部10d(すなわち磁石集合体の凹部)と係合する凸部を設けるようにしてもよい。また、磁石モジュール10に凸部を設け、その外側の枠部材に凹部を設けるようにしてもよい。
電磁コイル62は、磁石集合体20によって形成される磁場方向と交差する方向に巻かれている。図3(A)では磁場方向は軸112を中心とした半径方向に存在するので、コイル62も半径方向を中心としてそれに垂直な方向に巻かれている。また、図3(B)では、磁場方向は上下方向であり、コイル62は水平方向に巻かれている。なお、コイル62に電流を流した際に発生する駆動力の方向は、磁石集合体20における磁石モジュール同士の境界面に沿った方向(磁石モジュール同士の境界面と平行な方向)である。
この単相ブラシレスモータ100aでは、磁石モジュール10を積層した磁石集合体20を用いているので、図1で説明したように、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向に沿って強い磁場が発生する。この結果、効率の良いモータを実現することが可能である。
図4(A),(B)は、本発明の第2実施例としての単相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。このモータ100bは、図3(A),(B)に示した第1実施例のモータ100aの電磁コイルと、磁石(1つの磁石モジュール10を構成する分割リング状磁石)をそれぞれ6個に増やしたものであり、他の構成は図3(A),(B)とほぼ同じである。このモータ100bによっても、第1実施例と同様に、高効率なモータを実現可能である。
図5(A),(B)は、本発明の第3実施例としての2相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。このブラシレスモータ100cは、略円筒状のステータ60が外側に配置され、略円筒状のロータ30が内側に配置されたインナロータ型モータである。ステータ60は、ケーシング102の内周に沿って配列された複数のA相コイル62A及び複数のB相コイル62Bを有している。なお、図5(A)では、図示の便宜上、コイルの符号「62A」,「62B」から相を示す符号「A」「B」が省略されている。ステータ60には、さらに、ロータ30の位相を検出する位置センサとしての磁気センサ40(図5(A))が配置されている。2相モータの場合には、磁気センサ40としては、A相用とB相用の2つのセンサを設けることが好ましい。電磁コイル62と磁気センサ40は、回路基板120(図5(A))の上に固定されている。回路基板120は、ケーシング102に固定されている。
ロータ30は、磁石集合体20を有しており、ロータ30の中心に回転軸112が設けられている。この回転軸112は、軸受け部114(図5(A))で支持されている。なお、この例では、ケーシング102の内側に、コイルバネ116が設けられており、このコイルバネ116が磁石集合体20が図の左方向に押すことによって、磁石集合体20の位置決めを行っている。但し、コイルバネ116は省略可能である。
このブラシレスモータ100cにおける磁石集合体20の磁化方向は、回転軸112から外側に放射状に向かう方向である。図5(A)では、複数の磁石モジュール10が積層された状態が見えており、図5(B)では、磁石集合体20を構成する1つの磁石モジュール10が見えている。1つの磁石モジュール10は、6分割リング形状の磁石をリング状に組み合わせた構成を有している。この磁石モジュール10は、図1(A)に示した磁石モジュール10の内周を六角形状にしたものに相当する。
電磁コイル62は、磁石集合体20によって形成される磁場方向と交差する方向に巻かれている。図5(A)では、磁場方向は上下方向であり、コイル62は水平方向に巻かれている。また、図5(B)では、磁場方向は軸112を中心とした半径方向にあるので、コイル62も半径方向を中心としてそれに垂直な方向に巻かれている。また、コイル62に電流を流した際に発生する駆動力の方向は、磁石集合体20における磁石モジュール同士の境界面に沿った方向(磁石モジュール同士の境界面と平行な方向)である。
この2相ブラシレスモータ100cにおいても、磁石モジュール10を積層した磁石集合体20を用いているので、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向に沿って発生する強い磁場を利用して、効率の良いモータを実現することが可能である。
図6(A)〜(C)は、本発明の第4実施例としての2相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。このモータ100dは、図5(A),(B)に示した第3実施例のモータ100cの電磁コイル62(62A,62B)の中に、磁気コア66を追加したものであり、他の構成は図5(A),(B)とほぼ同じである。このモータ100cによっても、第3実施例と同様に、高効率なモータを実現可能である。
図7は、インナロータ型モータ用のロータ構造を示す説明図である。図7(A)は、従来のロータ30の構造を示している。図7(B)は、第3実施例(図5)及び第4実施例(図6)で採用されているロータ30の構造を示している。図7(C)は、多数の薄板状の磁石モジュール10thinを積層して磁石集合体20を形成したものである。多数の薄板状の磁石モジュール10thinを積層すれば、より強い磁場を発生することが可能である。
図8(A)〜(E)は、第5実施例としての2相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。このモータ100eは、磁石集合体70を有する略円盤状のロータ30と、ロータ30の上側と下側にそれぞれ設けられた略円盤状のステータ60U,60Lを有する平面ロータ構造のモータである。ステータ60U,60Lは、ケーシング102内に設けられた回路基板120に固定されている。ロータ30は、回転軸112に連結されている。
図8(B)は、図8(A)のB−B断面を示している。図8(B)に示すように、磁石集合体70は、リング状の複数の磁石モジュール10が多重リング状に重ねられた構成を有している。図8(E)は、磁石集合体70を構成する複数の磁石モジュール10を別個に示している。個々の磁石モジュール10は、上下方向に磁化された4つの分割リンク状磁石を4つ組み合わせたものである。図8(E)では3個の磁石モジュール10のみが描かれているが、磁石モジュール10の数は2以上の任意の数に設定可能である。これらの磁石モジュール10を多重リング状に重ねた磁石集合体70は、その上下方向に強い磁場を発生することができる。この磁石集合体70では、隣接する磁石モジュール同士の境界面は、円筒面状の形状を有している。
図8(C)は図8(A)のC−C断面を示し、図8(D)はD−D断面をそれぞれ示している。上部ステータ60UにはA相コイル62Aが配置されており、下部ステータ60LにはB相コイル62Bが配置されている。なお、電磁コイル62A,62Bは、磁石集合体70によって形成される磁場方向と交差する方向に巻かれている。また、コイル62A,62Bに電流を流した際に発生する駆動力の方向は、磁石集合体70における磁石モジュール同士の境界面に沿った方向(磁石モジュール同士の境界面と平行な方向)である。このように、磁石集合体70の上側と下側にそれぞれコイルを設けるようにすれば、磁石集合体20の両側の磁場を有効に利用して高効率のモータを実現することが可能である。
以上の各種の実施例から理解できるように、本発明の各種実施例による交流ブラシレス電気機械は、磁石集合体を備える第1の部材(「第1の駆動部材」とも呼ぶ)と、N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを備える第2の部材(「第2の駆動部材」とも呼ぶ)と、を備え、第1と第2の部材とが相対的に移動できるように構成された種々の交流ブラシレス電気機械として実現可能である。また、磁石集合体としては、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有するものを採用可能である。磁石モジュールの形状としては、リング状以外の種々の形状を採用することができる。また、モータの相数や極数は上述した各種の実施例以外の任意のものを採用可能である。
C.回路構成:
図9は、実施例における交流ブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。この制御回路は、CPUシステム300と、駆動信号生成部200と、駆動ドライバ部210と、回生制御部220と、蓄電器230と、蓄電制御部240とを備えている。駆動信号生成部200は、駆動ドライバ部210に供給する駆動信号を生成する。
図10は、駆動ドライバ部210の構成を示す回路図である。この駆動ドライバ部210は、H型ブリッジ回路を構成している。駆動信号生成部200からは、第1の駆動信号DRVA1と、第2の駆動信号DRVA2のうちの一方が駆動ドライバ部210に供給される。図10に示す電流IA1,IA2は、これらの駆動信号DRVA1,DRVA2に応じて流れる電流(「駆動電流」とも呼ぶ)の方向を示している。駆動信号DRVA1,DRVA2としては、例えば、一定のオン信号や、周期的なパルス信号等を使用することが可能である。
図11は、回生制御部220の内部構成を示す回路図である。回生制御部220は、電磁コイル62に対して駆動ドライバ部と並列に接続されている。回生制御部220は、ダイオードで構成される整流回路222と、スイッチングトランジスタ224とを備えている。蓄電制御部240によってスイッチングトランジスタ224がオン状態になると、電磁コイル62で発生した電力を回生して蓄電器230を充電することが可能である。また、蓄電器230から電磁コイル62に電流を供給することも可能である。なお、制御部から、回生制御部220と蓄電器230と蓄電制御部240を省略してもよく、或いは、駆動信号生成部200と駆動ドライバ部210を省略してもよい。
なお、図10,図11では1相分の回路のみを描いているが、モータの相数Nが2以上の場合には、N相分の回路が設けられる。また、駆動信号生成部200(図9)は、N相分の駆動信号を生成するように構成される。
このように、上述した各実施例の交流ブラシレスモータでは、複数の磁石モジュールを積層した構造を有する磁石集合体を利用して強い磁場を発生させ、この磁場と電磁コイルとの電磁相互作用で駆動力を発生させるようにしたので、高効率なモータを実現することができる。また、交流ブラシレス電気機械をブラシレス発電機として構成した場合には、高効率な発電機を実現することが可能である。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記実施例では、交流ブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成の具体例を説明したが、本発明の交流ブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成としては、これら以外の任意の構成を採用することが可能である。
D2.変形例2:
本発明は、ファンモータ、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機(単一回転)、ジェットコースタ、振動モータなどの種々の装置のモータに適用可能である。本発明をファンモータに適用した場合には、上述した種々の効果(低消費電力、低振動、低騒音、低回転ムラ、低発熱、高寿命)が特に顕著である。このようなファンモータは、例えば、デジタル表示装置や、車載機器、燃料電池式パソコン、燃料電池式デジタルカメラ、燃料電池式ビデオカメラ、燃料電池式携帯電話などの燃料電池使用機器、プロジェクタ等の各種装置のファンモータとして使用することができる。本発明のモータは、さらに、各種の家電機器や電子機器のモータとしても利用可能である。例えば、光記憶装置や、磁気記憶装置、ポリゴンミラー駆動装置等において、本発明によるモータをスピンドルモータとして使用することが可能である。また、本発明によるモータは、移動体やロボット用のモータとしても利用可能である。
図12は、本発明の実施例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。このプロジェクタ600は、赤、緑、青の3色の色光を発光する3つの光源610R、610G、610Bと、これらの3色の色光をそれぞれ変調する3つの液晶ライトバルブ640R、640G、640Bと、変調された3色の色光を合成するクロスダイクロイックプリズム650と、合成された3色の色光をスクリーンSCに投写する投写レンズ系660と、プロジェクタ内部を冷却するための冷却ファン670と、プロジェクタ600の全体を制御する制御部680と、を備えている。冷却ファン670を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図13(A)〜(C)は、本発明の実施例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。図13(A)は携帯電話700の外観を示しており、図13(B)は、内部構成の例を示している。携帯電話700は、携帯電話700の動作を制御するMPU710と、ファン720と、燃料電池730とを備えている。燃料電池730は、MPU710やファン720に電源を供給する。ファン720は、燃料電池730への空気供給のために携帯電話700の外から内部へ送風するため、或いは、燃料電池730で生成される水分を携帯電話700の内部から外に排出するためのものである。なお、ファン720を図13(C)のようにMPU710の上に配置して、MPU710を冷却するようにしてもよい。ファン720を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図14は、本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。この自転車800は、前輪にモータ810が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路820と充電池830とが設けられている。モータ810は、充電池830からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする。また、ブレーキ時にはモータ810で回生された電力が充電池830に充電される。制御回路820は、モータの駆動と回生とを制御する回路である。このモータ810としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
図15は、本発明の実施例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。このロボット900は、第1と第2のアーム910,920と、モータ930とを有している。このモータ930は、被駆動部材としての第2のアーム920を水平回転させる際に使用される。このモータ930としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
本発明の各種実施例で利用される磁石集合体の概略構成を示す説明図である。 磁石集合体の製造方法の一例を示す説明図である。 第1実施例としての単相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。 第2実施例としての単相ブラシレスモータの構成を示す説明図である。 第3実施例としての2相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。 第4実施例としての2相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。 インナロータ型モータ用のロータ構造を示す説明図である。 第5実施例としての2相ブラシレスモータの構成を示す断面図である。 交流ブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。 駆動ドライバ部の構成を示す回路図である。 回生制御部の内部構成を示す回路図である。 本発明の実施例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。
符号の説明
10…磁石モジュール
10a,10b…分割リング状磁石
10d…凹部
10g…境界部材
10v…溝部
20…磁石集合体
30…ロータ
36…磁気ヨーク
40…磁気センサ
60…ステータ
62…電磁コイル
64…磁気ヨーク
66…磁気コア
70…磁石集合体
100a〜100e…ブラシレスモータ
102…ケーシング
112…回転軸
114…軸受け部
116…コイルバネ
120…回路基板
200…駆動信号生成部
210…駆動ドライバ部
220…回生制御部
222…整流回路
224…スイッチングトランジスタ
230…蓄電器
240…蓄電制御部
300…CPUシステム
600…プロジェクタ
610R,610G,610B…光源
640R,640G,640B…液晶ライトバルブ
650…クロスダイクロイックプリズム
660…投写レンズ系
670…冷却ファン
680…制御部
700…携帯電話
710…MPU
720…ファン
730…燃料電池
800…自転車
810…モータ
820…制御回路
830…充電池
900…ロボット
910,920…アーム
930…モータ

Claims (8)

  1. 交流ブラシレス電気機械であって、
    磁石集合体を有する第1の部材と、
    N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを有する第2の部材と、
    を備え、
    前記第1と第2の部材は、相対的な位置が変更可能に構成されており、
    前記磁石集合体は、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有しており、
    前記磁石集合体の個々の永久磁石は、積層方向と垂直な方向に磁化されており、
    前記磁石集合体は、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向であって、前記磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生しており、
    前記電磁コイルは、前記磁場方向と交差する方向に電流が流れるように配置されており、
    前記複数の磁石モジュールはそれぞれ異なる径を有するリング状の形状を有しており、
    前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールを多重リング状に重ねた積層体である、交流ブラシレス電気機械。
  2. 請求項1記載の交流ブラシレス電気機械であって、さらに、
    前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路を備え、
    前記制御回路は、
    (i)前記第1と第2の部材の間の相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する交流電力を回生する回生制御と、
    (ii)前記電磁コイルに交流駆動電流を供給することによって、前記交流ブラシレス電気機械を動作させる駆動制御と、
    のうちの少なくとも一方を実行可能である、交流ブラシレス電気機械。
  3. 請求項1又は2に記載の交流ブラシレス電気機械であって、
    前記第1と第2の部材は、前記隣接する磁石モジュール同士の境界面に平行な方向に沿って相対的に移動可能に構成されている、交流ブラシレス電気機械。
  4. 電子機器であって、
    交流ブラシレスモータと、
    前記交流ブラシレスモータによって駆動される被駆動部材と、
    を備え、
    前記交流ブラシレスモータは、
    磁石集合体を有する第1の部材と、
    N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを有する第2の部材と、
    前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1と第2の部材は、相対的な位置が変更可能に構成されており、
    前記磁石集合体は、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有しており、
    前記磁石集合体の個々の永久磁石は、積層方向と垂直な方向に磁化されており、
    前記磁石集合体は、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向であって、前記磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生しており、
    前記電磁コイルは、前記磁場方向と交差する方向に電流が流れるように配置されており、
    前記制御回路は、
    (i)前記第1と第2の部材の間の相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する交流電力を回生する回生制御と、
    (ii)前記電磁コイルに交流駆動電流を供給することによって、前記交流ブラシレス電気機械を動作させる駆動制御と、
    のうちの少なくとも一方を実行可能であり、
    前記複数の磁石モジュールはそれぞれ異なる径を有するリング状の形状を有しており、
    前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールを多重リング状に重ねた積層体である、電子機器。
  5. 請求項記載の電子機器であって、
    前記電子機器はプロジェクタである、電子機器。
  6. 燃料電池使用機器であって、
    交流ブラシレスモータと、
    前記交流ブラシレスモータによって駆動される被駆動部材と、
    前記交流ブラシレスモータに電源を供給する燃料電池と、
    を備え、
    前記交流ブラシレスモータは、
    磁石集合体を有する第1の部材と、
    N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを有する第2の部材と、
    前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1と第2の部材は、相対的な位置が変更可能に構成されており、
    前記磁石集合体は、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有しており、
    前記磁石集合体の個々の永久磁石は、積層方向と垂直な方向に磁化されており、
    前記磁石集合体は、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向であって、前記磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生しており、
    前記電磁コイルは、前記磁場方向と交差する方向に電流が流れるように配置されており、
    前記制御回路は、
    (i)前記第1と第2の部材の間の相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する交流電力を回生する回生制御と、
    (ii)前記電磁コイルに交流駆動電流を供給することによって、前記交流ブラシレス電気機械を動作させる駆動制御と、
    のうちの少なくとも一方を実行可能であり、
    前記複数の磁石モジュールはそれぞれ異なる径を有するリング状の形状を有しており、
    前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールを多重リング状に重ねた積層体である、燃料電池使用機器。
  7. ロボットであって、
    交流ブラシレスモータと、
    前記交流ブラシレスモータによって駆動される被駆動部材と、
    を備え、
    前記交流ブラシレスモータは、
    磁石集合体を有する第1の部材と、
    N相(Nは1以上の整数)の電磁コイルを有する第2の部材と、
    前記電磁コイルへの電力の供給又は前記電磁コイルからの電力の回生を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1と第2の部材は、相対的な位置が変更可能に構成されており、
    前記磁石集合体は、互いに逆方向に磁化された複数の永久磁石を所定形状に組み合わせた磁石モジュールを複数個積層した形状を有しており、
    前記磁石集合体の個々の永久磁石は、積層方向と垂直な方向に磁化されており、
    前記磁石集合体は、隣接する磁石モジュール同士の境界面上の磁場方向であって、前記磁石集合体の内側から外側に向かう磁場方向に沿って最も強い磁場を発生しており、
    前記電磁コイルは、前記磁場方向と交差する方向に電流が流れるように配置されており、
    前記制御回路は、
    (i)前記第1と第2の部材の間の相対的な移動に応じて前記電磁コイルに発生する交流電力を回生する回生制御と、
    (ii)前記電磁コイルに交流駆動電流を供給することによって、前記交流ブラシレス電気機械を動作させる駆動制御と、
    のうちの少なくとも一方を実行可能であり、
    前記複数の磁石モジュールはそれぞれ異なる径を有するリング状の形状を有しており、
    前記磁石集合体は、前記複数の磁石モジュールを多重リング状に重ねた積層体である、ロボット。
  8. 請求項1記載の交流ブラシレス電気機械を備えた移動体。
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