JP5379644B2 - 放電灯点灯装置及びそれを用いた車両用前照灯装置 - Google Patents
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図1に本発明の実施形態1の要部構成を示す。図1は図12の動作制御回路8に本発明を適用したものである。入力電圧Vinは、電圧を監視しているコンパレータCMP0〜CMP2に入力され、それぞれ基準電圧V0、V1、V2と比較される。
図2は本発明の実施形態2の動作を示すフローチャートであり、図12に示す制御回路4の一部ないし全てをマイコンなどのソフトウェアによる制御で実現した場合の制御フローを示したものである。
図5は本発明の実施形態3の動作を示すフローチャートであり、図12に示す制御回路4の一部ないし全てをマイコンなどのソフトウェアによる制御で実現した場合の制御フローを示したものである。上述の実施形態2では、無負荷動作制御を含む制御ループと、点灯動作制御を含む制御ループ内でそれぞれVin判定を行い、入力電圧Vinが動作範囲外に達したら動作停止するとともに、停止回数をカウントし、その回数が所定値以上であれば異常とみなしてリセットされるまで停止状態を維持するよう構成されている。これに対して、図5に示す本実施形態では、点灯動作制御を含む制御ループ(#7)において入力電圧Vinが動作範囲外に達し、#16で動作停止した後は、入力電圧Vinがさらに起動範囲内に達したかを判定する起動Vin判定(#2)に移行し、停止回数カウンタをカウントせず、無負荷動作制御を含む制御ループ(#4)において入力電圧Vinが動作範囲外に達した場合のみ停止回数をカウントする構成としたものである。
図6は本発明の実施形態3の一変形例の動作を示すフローチャートである。図6の制御フローでは、無負荷動作制御を含む制御ループと、点灯動作制御を含む制御ループ内でそれぞれVin判定(#4,#7)を行い、入力電圧Vinが動作範囲外に達したら動作停止するとともに、停止回数をカウントするが、無負荷動作時における動作停止での停止回数カウンタは所定値k(kは2以上の整数)ずつカウントし、点灯動作時における動作停止での停止回数カウンタは1ずつカウントする(#12a,#12b)。停止回数カウンタが所定値に達したら異常停止に移行する点は同様である。
図7は本発明の実施形態4の動作を示すフローチャートであり、図12に示す制御回路4の一部ないし全てをマイコンなどのソフトウェアによる制御で実現した場合の制御フローを示したものである。前記実施形態によって、無負荷動作制御時におけるVin判定の応答性を早く設定することで、電源インピーダンスが異常に大きいような場合、無負荷時における出力電圧の立上り時に生じるVin異常低下をすばやく検出して停止し、無負荷電圧立上り時における停止回数を多くすることで不用意な点滅を抑制できる。
図8は本発明の実施形態5の動作を示すフローチャートであり、図12に示す制御回路4の一部ないし全てをマイコンなどのソフトウェアによる制御で実現した場合の制御フローを示したものである。本実施形態では、無負荷動作制御を含む制御ループと、点灯動作制御を含む制御ループ内でそれぞれVin判定(#4,#7)を行い、入力電圧Vinが動作範囲外に達したら動作停止するとともに、停止回数をカウントし、その回数が所定値以上であれば電源異常とみなしてリセットされるまで停止状態を維持するよう構成されている点は図2の実施形態と同じである。
図9は本発明の実施形態5の一変形例の動作を示すフローチャートであり、図12に示す制御回路4の一部ないし全てをマイコンなどのソフトウェアによる制御で実現した場合の制御フローを示したものである。図9に示す実施形態では、点灯してから所定時間が経過した後、一度にリセットするものではなく、点灯状態に移行してから停止回数カウンタを所定周期毎に徐々に初期状態まで逆カウントする。すなわち、入力電圧Vinが動作範囲外となり停止した場合に停止回数カウンタをアップカウントする場合(#12)は、点灯動作中は初期状態(たとえば0)になるまで所定周期毎にダウンカウントする(#20)。
図10は図11に示す自動車17の前照灯16として本発明の放電灯点灯装置を適用した例である。図中、Laは高輝度放電灯(HIDランプ)、9は放電灯点灯装置、10はランプソケット、11はリフレクタ、12は前照灯灯具である。ランプソケット11には上述の始動回路3を内蔵させても良い。放電灯点灯装置9は、上述のDC−DC変換回路1や極性反転用インバータ回路2、制御回路4を含んでいる。Eは直流電源としてのバッテリ、FSはヒューズ、SWは点灯スイッチである。車両は電源としてバッテリを使用するため、バッテリの過放電などによる入力インピーダンス増大などが生じる可能性があり、本発明の実施に好適である。
83 RSフリップフロップ
84 カウンタ
CP0 コンパレータ(無負荷時)
CP1 コンパレータ(点灯時)
Claims (12)
- 入力電圧が第1の所定値以上に達して起動可能入力電圧と判断されると動作開始し、第1の所定値より低い第2の所定値未満となり動作停止入力電圧と判断されると動作を停止させ、少なくとも入力電圧が再び第1の所定値以上に達したと判断されるまで停止状態を維持する入力電圧監視機能と、
入力電圧が第2の所定値未満となって動作状態から停止状態へと移行した回数をカウントし、カウント数が所定回数を超えた場合、電源異常と判断する電源異常判定機能を有し、
入力電圧が第2の所定値未満に低下しても、入力電圧監視機能は第2の所定値未満であると判断するまでに所定の応答時間を有し、放電灯が放電開始する前の無負荷開放状態における無負荷電圧を調整する無負荷制御時の前記応答時間は、放電灯が定常点灯状態における出力調整する点灯制御時の前記応答時間よりも小さく設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 入力電圧監視機能は少なくとも入力電圧が第2の所定値未満に低下した状態が所定時間継続した場合、動作停止入力電圧と判断し、放電灯が放電開始する前の無負荷開放状態における無負荷制御時において動作停止入力電圧と判断するまでの電圧低下継続時間は、放電灯が定常点灯状態における点灯制御時において動作停止入力電圧と判断するまでの電圧低下継続時間より短く設定したことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
- 動作停止入力電圧と判定する前記第2の所定値は、放電灯が定常点灯状態における点灯制御時に比べて、無負荷開放状態における無負荷制御時の方が高く設定されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 電源異常判定機能は、放電灯が放電開始する前の無負荷開放状態における無負荷制御時において、入力電圧が第2の所定値未満となり動作停止入力電圧と判断された回数のみをカウントし、カウント数が所定回数を超えた場合、電源異常と判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 電源異常判定機能は、放電灯が放電開始する前の無負荷開放状態における無負荷制御時において、入力電圧が第2の所定値未満となり動作停止入力電圧と判断された回数と、放電灯が定常点灯状態における点灯制御時において、動作停止入力電圧と判断された回数にそれぞれ係数を乗じ、その合計が所定値を超えた場合電源異常と判断し、無負荷制御時の前記係数に比較し、点灯制御時の前記係数が小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 放電灯が放電開始する前の無負荷開放状態における無負荷制御時において、入力電圧が第2の所定値未満となり動作停止した場合は、出力電圧あるいは点灯装置を構成する電力変換回路出力が、少なくとも無負荷制御時に調整される出力電圧より低い所定値以下に低下するまで、入力電圧が再起動条件を満足しても停止状態を維持する再起動判定機能を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 前記動作停止入力電圧未満に達したことを判断した回数をカウントするカウンタは、点灯装置が動作中でかつ入力電圧が第2の所定値以上である状態が所定時間継続した場合、カウント数を初期値にリセットすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 前記動作停止入力電圧未満に達したことを判断した回数をカウントするカウンタは、放電灯が点灯していると判断されている状態が所定時間維持された場合、カウント数を初期値にリセットすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 前記動作停止入力電圧未満に達したことを判断した回数をカウントするカウンタは、点灯装置が動作中でかつ入力電圧が第2の所定値以上である状態である間、カウンタが初期値に達するまで所定周期で逆カウントすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 前記動作停止入力電圧未満に達したことを判断した回数をカウントするカウンタは、放電灯が点灯していると判断されている状態である間、カウンタが初期値に達するまで所定周期で逆カウントすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 電源異常と判断された場合、異常停止状態を維持し、点灯装置が停止している状態で、少なくとも電源電圧が第3の所定値未満である状態が所定期間以上継続するまで該異常停止状態は解除されないことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の放電灯点灯装置を用いた車両用前照灯装置。
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