JP3210584B2 - 放電灯点灯回路 - Google Patents
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Description
の過大や著しい低下を検出して放電灯への電力供給を一
時的に停止することで放電灯や回路を保護することがで
きる放電灯点灯回路に関するものである。
回路にあっては、その電源電圧又は電流の変動の影響か
ら放電灯や回路を保護するための手段を講じる必要があ
る。例えば、電源電圧を検出する検出回路と、その検出
信号が所定の許容範囲内にあるか否かを判断するための
比較手段、そして、比較結果に応じて放電灯への電力供
給を行うか否かを決定する手段とを設け、放電灯の点灯
中に電源電圧が変動して所定範囲外になったときに電源
供給を遮断し、その後電源電圧が所定範囲内に復帰した
ときに電源供給の遮断を解除するようにした回路が知ら
れている。
回路にあっては、放電灯の点灯開始時において放電灯へ
の電力供給を許可するか否かを決定するための電源電圧
について比較基準値が常に、上記した電源電圧が所定範
囲内であるか否かの基準である基準値に設定されるた
め、電源が本来であれば放電灯の点灯に充分な電源供給
をなし得るにもかかわらず、放電灯の点灯開始時のよう
に一時的な電源電圧変動を伴う状況において電源電圧が
上記比較基準値に達しないばかりに放電灯への電源供給
が許可されないという状況が生じ得るという問題があ
る。
は異なる基準値を有する比較手段を別個に設けて、その
基準値と放電灯の点灯開始時の電源電圧とを比較し、比
較結果に応じて放電灯への電源供給の許否を決定するこ
とが考えられる。
状況下での基準電圧と、放電灯の点灯開始時における基
準電圧とを何等関連のない独立した値とするために比較
手段を設けることは回路設計が面倒であり、また回路構
成の複雑化や部品点数の増加等によるコスト高の原因と
なる。
て放電灯や回路を保護する機能を備えた点灯回路におい
て、電源電圧又は電流を所定の基準値と比較するための
比較手段の構成を簡単にしてコストの低減を図ることを
課題とする。
解決するために、電源電圧又は電流を検出してこれが所
定値範囲内であるか否かを比較手段が判断してこれに応
じて放電灯への電力供給を許可するか否かを決定する電
力供給許否決定手段を備えた放電灯点灯回路において、
比較手段が第1及び第2の比較基準値に基づくヒステリ
シス特性を有しており、放電灯が一旦点灯した後に比較
手段によって電源電圧又は電流と第1の比較基準値との
比較結果から電源電圧又は電流が小さすぎたりあるいは
大きすぎることが判断された場合に電力供給許否決定手
段が放電灯への電力供給を停止し、その後比較手段によ
って電源電圧又は電流と第2の比較基準値との比較結果
から電源電圧又は電流が許容範囲に復帰したと判断され
た場合に電力供給許否決定手段が放電灯への電力供給を
再開させるようにするとともに、放電灯の点灯開始時に
おいて放電灯への電力供給を許可するか否かを電源電圧
又は電流について比較手段により判断するための比較基
準値を、上記第1の比較基準値又は第2の比較基準値と
したものである。
始時において放電灯への電力供給を許可するか否かを電
源電圧又は電流について判断するための比較基準値を比
較手段に係る第1の比較基準値又は第2の比較基準値の
いずれかに選定することによって、放電灯の点灯開始時
と、放電灯が一旦点灯した後の状況とに関して共通の比
較手段を用いることができる。
のであり、点灯回路1は電源2による電源電圧が入力端
子3、3′、点灯スイッチ4を介して点灯制御手段5に
供給され、該点灯制御手段5の出力が出力端子6、6′
から放電灯7に供給されるように構成されている。尚、
電源2は直流、交流の如何を問わず、また点灯スイッチ
4は手動、自動の如何を問わない。
電灯7への電力供給の制御を行うために設けられてい
る。
下では検出対象を電圧に特定して説明する。)が所定値
範囲内であるか否かを判断して、判断結果に応じて放電
灯7への電力供給を許可するか否かを決定するために設
けられており、電源電圧が過大になったりあるいは必要
な電圧に満たない場合に放電灯7への電力供給を一時停
止し、電源電圧が所定範囲内に復帰した場合に放電灯7
への電力供給を再開させる。このために電力供給許否決
定手段8はヒステリシス特性を有する比較手段を備えて
いる。
レータ10を用いた等価回路として表したものであり、
その一方の入力端子には電源電圧若しくはその検出電圧
(これを「VB」とする。)が入力され、他方の入力端
子には基準電圧(図では定電圧源の記号で示し、これを
「Vref」で示す。)が供給されている。ヒステリシ
スコンパレータ10は2つの比較基準値とVBとの間の
比較結果に応じた2値化信号を出力する。
を放電灯7が一旦点灯した以後における電源電圧の低下
検出に用いた場合の特性(正論理の場合)を示すもので
あり、横軸にVBをとり、縦軸にヒステリシスコンパレ
ータ10の出力信号レベル(これを「VC」と記す。)
をとって両者の関係を示したものである。尚、図中の、
「V1」、「V2」(>V1)はヒステリシスコンパレ
ータ10の比較基準値を示しており、VCについては
「H」がハイレベル、「L」がローレベルを示してい
る。
てVBが低下してV1未満になった場合にVCがLレベ
ルになり、その後VBが回復してV1を越えさらにV2
を越えた場合にVCがHレベルとなる。つまり、VB<
V1の場合には電源電圧が著しく低下したと判断され放
電灯への電力供給が一時的に停止され、VB>V2とな
った場合に電源電圧が許容範囲に復帰したと判断されて
放電灯への電力供給が再開される。
や再開をVBと比較基準値V1、V2との比較後に直ち
に行うことは、VBが短周期で変動した場合に放電灯へ
の電力供給とその停止とが頻繁に繰り返され、放電灯の
点滅や回路動作の不安定化等を招く虞があるので、この
場合には図2に示すように遅延手段11を比較手段9の
後段に設けることが好ましい。
後における比較手段9の特性であり、放電灯7の点灯開
始時には、図4や図5に示すように比較手段9が実質的
には上記したV1、V2のうちからその一方を選定した
比較基準値を有するものとされる。尚、ここにいう「点
灯開始時」とは、放電灯7についての点灯の指示が出さ
れ(点灯スイッチ4や後述する点灯指示信号が発せられ
た時)、放電灯7の点灯が開始される時であり(放電灯
が実際に点灯したか否かには無関係である。)、放電灯
7の点灯が電力供給許否決定手段8の制御下に再開され
る時は含まない。よって、電源投入時が点灯開始時に含
まれる場合があり得る。
て選定された場合を示しており、VB>V1の場合にV
CがHレベルとなり、VB<V1の場合にVCがLレベ
ルとなる。また、図5はV2が点灯開始時の比較基準値
として選定された場合を示しており、VB>V2の場合
にVCがHレベルとなり、VB<V2の場合にVCがL
レベルとなる。
記に示す方法を挙げることができる。
Vrefとの間で立ち上がり特性を異ならせる方法 (II)点灯開始時にのみ発生される信号を比較手段に
入力する方法。
時に比較手段9の基準電圧Vrefの立ち上げを電源電
圧の立ち上りに比して遅くし若しくはゆっくりと立ち上
げることによって電源電圧が許容範囲内にあると一時的
にみなして、放電灯の点灯開始時の電源電圧に係る比較
基準電圧をヒステリシス特性に係る比較基準値のうちの
一方に規定するものである。例えば、VBの立ち上がり
に比べて基準電圧Vrefの立ち上りを遅くする。これ
によって、VB<V1の場合でも一時的にVCがHレベ
ルとなる期間があり、その後にVCがLレベルとなる。
また、V1<VB<V2の場合にはVCが一旦Hレベル
となった後もVB>V1の関係は維持されるためVCは
Hレベルのままとなる。つまり、VBに比してVref
の立ち上がりが遅いため、この間はV1、V2が一時的
に所定値より小さくなっており、従って、VB<V1の
場合にはVrefの立ち上がりが終わった後にVCがL
レベルになるのに対して、V1<VB<V2の場合には
その後も引き続きVCがHレベルとなる。尚、VB>V
2の場合には最初からVCはHレベルのままである。こ
のような比較動作は、結局のところ、点灯開始時におけ
る比較基準値が低い方の比較基準値V1に選定されてい
ることに他ならない(図4参照。)。
上がり特性の設定方法には、Vrefの立ち上がりを遅
くするための回路(時定数回路等)を積極的に設ける方
法の他、Vrefの生成回路における素子等の遅延特性
をそのまま利用して回路設計のみで処理する方法とがあ
る。
始時にのみ発生される信号を生成する信号生成回路を設
け、該信号を比較手段9への入力信号として送出するこ
とによって放電灯への電力供給を停止する状態へと一時
的に移行するように強制し、放電灯の点灯開始時の電源
電圧に係る比較基準電圧をヒステリシス特性に係る比較
基準値のうちの一方に規定する方法である。即ち、図2
に示すようにヒステリシスコンパレータ10におけるV
Bの入力端子に点灯開始時にのみ発生される信号(これ
を「SP」と記す。)を入力し、VB+SP<V1の関
係が成立するように強制すると、その後にVB>V2で
ない限りVCはLレベルのままとなる。つまり、ヒステ
リシスコンパレータ10への信号SPの入力後にVB>
V2である場合にのみVCがHレベルとなるため、ヒス
テリシスコンパレータ10が実質的にはV2のみを閾値
とする単なるコンパレータとして機能することになり、
これはV2が比較基準値に選定されたことに他ならない
(図5参照。)。
点灯後における電源電圧の検出及び放電灯の点灯開始時
における電源電圧の検出において共通の比較手段9を用
いることができ、放電灯の点灯後には2つの比較基準値
に基づくヒステリシス特性をもった比較動作が行われ、
放電灯の点灯開始時にはこれらの比較基準値のうちの一
方が選択されることになる。
圧の低下検出を行うものであったが、これを電源電圧に
ついての過電圧の検出に適用することができることは勿
論である。
電灯7が一旦点灯した以後における電源2の過電圧検出
に用いた場合の特性(正論理の場合)を示すものであ
り、横軸にVBをとり、縦軸にヒステリシスコンパレー
タ10の出力信号レベルVCをとって両者の関係を示し
たものである。尚、図中の、「V1′」、「V2′」
(<V1′)はヒステリシスコンパレータ10の比較基
準値を示しており、VCにおける「H」や「L」につい
ては上述した通りである。
てVBが上昇してV1′を越えた場合にVCがHレベル
からLレベルに変化し、その後VBが低下してV2′未
満となった場合にVCがHレベルとなる。つまり、VB
>V1′の場合には電源電圧が過大になったと判断され
て放電灯7への電力供給が一時的に停止され、VB<V
2′となった場合に電源電圧が許容範囲に復帰したと判
断されて放電灯7への電力供給が再開される。
示すように比較手段9が実質的には上記したV1′、V
2′のうちからその一方を選定した比較基準値を有する
ものとされ、図7はV1′が比較基準値として選定され
た場合を示しており、VB>V1′の場合にVCがLレ
ベルとなり、VB<V1′の場合にVCがHレベルとな
る。また、図8はV2′が比較基準値として選定された
場合を示しており、VB>V2′の場合にVCがLレベ
ルとなり、VB<V2′の場合にVCがHレベルとな
る。尚、このような比較基準値の選定は上記した方法
(I)や(II)に依る。
って得られる比較手段9のヒステリシス特性を示すもの
であり、放電灯7の点灯後にVB<V1又はVB>V
1′となった場合にはVCがLレベルとなり、その後V
B>V2又はVB<V2′に戻った場合にはVCがHレ
ベルとなる。そして、放電灯7の点灯開始時における比
較特性については比較基準値の選択の仕方によって下記
の4通りの場合があることは明らかである。
以外のときVC=L ii)V1<VB<V2′でVC=H、それ以外のとき
VC=L iii)V2<VB<V1′でVC=H、それ以外のと
きVC=L iv)V2<VB<V2′でVC=H、それ以外のとき
VC=L。
選定の幅を拡げることができることは勿論である。
判断結果に応じて放電灯7への電力供給を許可するか否
かを決定するが、放電灯への電力供給の許否については
下記に示す方法を挙げることができる。
を許可し又は遮断する方法 (b)点灯制御手段の動作又は不動作を制御する方法。
示すように、電源2と点灯制御手段5との間にスイッチ
手段12を設け、該スイッチ手段12を開閉する方法を
挙げることができる。
ら点灯制御手段5に送出される信号によって点灯制御手
段5の動作を停止したり、停止を解除するものであり、
例えば、放電灯の電力制御や電圧変換処理等の停止制御
による方法、あるいは点灯制御手段5の構成部分に必要
な電圧を供給するための補助電源回路13の動作の停止
制御による方法等が挙げられる。
検出して比較手段9の判断結果に応じて放電灯への電力
供給の停止や許可が行われ、この制御が放電灯の点灯状
態には無関係に行われるものとしたが、電源電圧に係る
検出については放電灯の点灯状態の如何を要件に追加す
ることができる。
合でも、放電灯が点灯している場合には放電灯への電力
供給を停止しないようにし、電源電圧が許容範囲外であ
ってかつ放電灯の消灯状態が検出された場合に放電灯へ
の電力供給を停止させることが、放電灯の点灯状態を極
力維持する上で好ましい。
灯しているか否かを検出するための点灯検出手段14を
設け、該点灯検出手段14の出力を電力供給許否決定手
段8に送出すれば良く、その際、放電灯の点灯状態検出
にあたっては、下記に示す方法を用いることができる。
信号あるいはこれらに相当する制御電圧や制御電流から
放電灯の点灯状態の如何を判断する方法 (2)放電灯の発光の有無から判断する方法。
において放電灯の管電圧や管電流に相当する検出信号を
得るため、あるいは放電灯の管電圧や管電流をより直接
的に検出するための電圧・電流検出手段を設け、これら
による検出信号を点灯検出手段14に送出するように構
成すれば良い。つまり、点灯検出手段14は放電灯に係
る検出電圧及び/又は検出電流を所定の比較基準値と比
較することによって放電灯の点灯又は消灯を検出する。
は間接的に検出する方法であり、例えば、図1に示すよ
うに放電灯の光を検出する光センサー15を設け、該光
センサー15の出力信号を点灯検出手段14に送出し
て、そのレベルと所定の閾値との比較結果から放電灯の
点灯/消灯を判断する方法、あるいは、放電灯の周囲温
度や放電灯の近辺に付設された部材(例えば、反射鏡や
レンズ、遮光部材等)の温度を検出して、これを所定値
と比較して放電灯の点灯/消灯を判断する方法等を挙げ
ることができる。
ライン上に設けたが、点灯指示信号(これを「SS」と
記す。)を電力供給許否決定手段8や補助電源回路13
に送出することによって放電灯の点灯開始を指示する等
の各種の実施形態が可能である。
に特定したが、電流検出に対しても容易に適用すること
ができることは勿論である。
の点灯回路に適用した例を示すものである。
電源であるバッテリー17が入力端子18と18′との
間に接続されており、直流電源ライン19、19′のう
ちの一方のライン19上に点灯スイッチ20が設けられ
ている。
及び/又は降圧を行うものであり、その出力を後段の直
流−交流変換回路22が交流電圧に変換する。
たイグナイタ回路23は、放電灯24への起動パルスを
生成してこれを直流−交流変換回路22の出力に重畳し
た後、交流出力端子25と25′との間に接続された放
電灯24に印加するための回路である。
2との間には直流電源回路21の出力電圧や出力電流を
検出するための電圧・電流検出回路26が設けられてお
り(上記の方法(1)参照。)、その検出信号が制御回
路27や電力供給許否決定回路28に送出される。
からの検出信号に応じた制御信号を発生して、これを直
流電源回路21に送出することでその出力電圧を制御
し、放電灯24の起動時の状態に合せた電力制御を行っ
て放電灯24の始動時間や再始動時間の短縮化を図ると
ともに、定常点灯時において放電灯24を安定に点灯さ
せるための制御を行うように構成されている。そして、
制御回路27内には放電灯24の点灯検出回路29が設
けられており、電圧・電流検出回路26による検出信号
に基づいて放電灯24の点灯/消灯を示す検出信号(こ
れを「S29」とし、点灯時にH信号とする。)が電力
供給許否決定回路28に送出されるようになっている。
圧の過電圧状態や著しい低下状態を検出したり、電圧・
電流検出回路26からの検出信号や直流−交流変換回路
22の出力等から放電灯や回路についての異常発生の有
無を判断して、補助電源回路30から回路各部への電源
供給の許否を制御することで放電灯24への電力供給を
許可したり停止させるための回路である(上記方法
(b)参照。)。
と初期信号発生回路32とを備えており、比較回路31
にはバッテリー電圧(正確にはバッテリー17からの入
力電圧であり、これを「B」とする。)や初期信号発生
回路32の出力信号、そして点灯検出回路29からの検
出信号S29、放電灯24への電源供給の停止に際して
放電灯24の点灯状態の如何を参照するか否かを選択す
るための指示信号(これを「SEL」とし、参照を選択
する場合にH信号とする。)が入力される。尚、初期信
号発生回路32は上記した方法(II)の信号発生回路
に相当する。
24Vの2種類があり、本実施例ではバッテリー17が
12V仕様である場合には点灯開始時における低電圧検
出に図4に示す比較特性を、また、点灯開始時における
過電圧検出には図8に示す比較特性を採用しており、バ
ッテリー17が24V仕様である場合には点灯開始時に
おける低電圧検出に図5に示す比較特性を、また、点灯
開始時における過電圧検出には図8に示す比較特性を採
用している。そして、低電圧検出についてはバッテリー
17が12V仕様の場合にSEL信号がH信号とされこ
れにより放電灯24の点灯状態の参照が選択され、バッ
テリー17が24V仕様の場合、あるいは過電圧検出に
ついては、SEL信号がL信号とされ、放電灯24への
電源供給の停止に際して放電灯の点灯状態が参照されな
いようになっている。
であり、バッテリー電圧Bが端子33に供給されると、
これが抵抗34、35を介してヒステリシスコンパレー
タ36のプラス入力端子に送られるとともに、抵抗3
7、38を介してヒステリシスコンパレータ39のプラ
ス入力端子に送られる。
ー電圧の低下検出のための比較手段とされ、ヒステリシ
スコンパレータ39はバッテリー電圧の過電圧検出のた
めの比較手段とされる。そして、これらのコンパレータ
36、39のマイナス入力端子にはともに基準電圧Vr
efが供給されており、いずれも2つの出力端子OUT
(+)、OUT(−)を有している。尚、OUT(+)
端子はヒステリシス出力用の端子であり、コンパレータ
36又は39のプラス入力端子の電位がマイナス入力端
子の電位より高い場合にH信号(正確にはハイインピー
ダンス信号)となり、プラス入力端子の電位がマイナス
入力端子の電位より低い場合にL信号となる。OUT
(−)端子にはOUT(+)端子の出力に対して逆位相
の出力が得られ、これが比較出力として利用される。
回路部分について説明すると、ヒステリシスコンパレー
タ36のOUT(+)端子が抵抗40を介して該コンパ
レータ36のプラス入力端子に接続されるとともに、そ
のOUT(−)端子の出力信号がNOT(否定)ゲート
41を介して2入力NOR(否定和)ゲート42の一方
の入力端子に送出される。NORゲート42の他方の入
力端子にはANDゲート43によって上記した点灯検出
信号S29とSEL信号との論理積をとった後、これに
対してさらにANDゲート44によって初期信号発生回
路32からの信号との論理積をとった信号が入力され
る。尚、初期信号発生回路32からの信号(その詳細に
ついては後述する。)は端子45から逆向きのダイオー
ド46を介してANDゲート44に入力される。
7を介して後段のコンパレータ48のマイナス入力端子
に送出され、該コンパレータ48のプラス入力端子には
基準電圧Erefが供給されている。
ルアップ抵抗を介して所定の電源端子に接続されるとと
もに比較回路31の出力端子49に接続されている。
部分については、ヒステリシスコンパレータ39のOU
T(+)端子が抵抗50を介して該コンパレータ39の
プラス入力端子に接続されており、該プラス入力端子に
は初期信号発生回路32から端子51に供給される信号
(その詳細については後述する。)が順方向を向いたダ
イオード52を介して入力される。そして、コンパレー
タ39のOUT(−)端子が上記したダイオード46の
アノード及び端子49に接続されている。
合には、図に2点鎖線で示すように、そのカソードが端
子45に接続されかつアノードがコンパレータ36のプ
ラス入力端子に接続されたダイオード53が設けられ
る。
4を示すものであり、パルス発生回路55と、タイマー
回路56(コンパレータ57、抵抗58、コンデンサ5
9から成る。)とによって放電灯24の点灯開始時に図
13に示すような3種類の信号を発生させる。
い信号(これを「POC」と記す。)を端子60に送出
する。また、タイマー回路56の出力信号(これを「I
NIT」と記す。)は点灯開始時からコンデンサ59の
端子電圧が上昇してコンパレータ57のプラス入力電位
がマイナス入力電位(基準電位)より高くなったときに
LレベルからHレベルに変化する信号であり、端子61
に送出される。
は、パルス発生回路55からNOTゲート62を介して
得られる信号と、コンパレータ57の出力端子からダイ
オード63を介した信号とから得られる信号であり、図
13に示すようにPOC信号の立ち下がり時点から急峻
に立ち上がった後Hレベルとなる。
1との関係で用いられるのはPOC信号及びPOCB信
号であり、POC信号が比較回路31の端子51に送出
され、POCB信号が比較回路31の端子45に送出さ
れる。
動作をバッテリー17が12V仕様の場合と24V仕様
の場合と分けて説明すると以下のようになる。
ッテリー電圧の低下検出に係る回路各部の変化を示すも
のである。
ッテリー電圧Bが比較基準値V1未満に低下した後にV
2を越えるまでに回復した状況を示しており、図中の
「S49」は比較回路31の出力端子49の信号レベル
を示しており(H信号時に放電灯への電力供給が許可さ
れ、L信号時に放電灯への電力供給が停止されるものと
する。)、また、S29は既述の点灯検出信号である。
6のOUT(−)端子の出力がLからH信号に変化する
ことになるが、12V仕様ではSEL信号によって放電
灯24の点灯状態を参照しているので、SEL信号がH
信号であり、よって図に実線で示すように点灯検出信号
S29がH信号(点灯時)である場合にはANDゲート
43、44の出力信号がH信号であるため(POCB信
号、コンパレータ39のOUT(−)出力がともにH信
号であることに注意。)、NORゲート42の出力信号
がL信号のままである。よって、この場合にはS49が
H信号となってバッテリー電圧が低下しても放電灯24
への電力供給が許可される。これに対して、図に1点鎖
線で示すように、点灯検出信号S29がL信号(消灯
時)となった場合にはNORゲート42の出力信号がH
信号となり、よって、この場合には所定の遅延時間(こ
れを「d」とする。)の後にS49がL信号となって放
電灯24への電力供給が停止される。
は、コンパレータ36のOUT(−)の出力端子がH信
号からL信号に変化して、NORゲート42の出力信号
がL信号になり、所定の遅延時間(これを「d′」とす
る。)の後にS49がH信号となって放電灯24への電
力供給が再開される。
との間に設けられた遅延回路47は前記した遅延手段1
1に相当するもので、バッテリー電圧の交流的な変動に
対して放電灯への電力供給を一時停止して安定な回路動
作を保証するために設けられており、その際の、放電灯
への電力供給の停止時における遅延時間d(数ミリ秒)
に比して、放電灯への電力供給の許可時における遅延時
間d′の方が長い時間(数十ミリ秒)に設定されてい
る。これは、放電灯への電力供給の停止についてはこれ
を速やかに行うことが放電灯や回路の保護の観点からみ
て好ましいのに対して、放電灯への電力供給の再開につ
いては、バッテリー電圧が所定範囲への復帰したことを
見極めるために猶予を設ける方が回路動作の安定化の観
点からみて好ましいと考えられるためである。
比較動作の説明図であり、比較基準値の選定法として前
記方法(I)を用いている。尚、図中の「S36_I
N」はコンパレータ36への入力信号を示しており(そ
のうち基準電圧Vrefの変化を破線で示す。)、ま
た、「S36_OUT(−)」はコンパレータ36のO
UT(−)端子の信号レベルを示している。
灯開始時においてバッテリー電圧がB<V1である場合
を示しており、点灯開始時におけるS36_INの立ち
上がりがVrefの立ち上がりに比べて速いために、S
36_OUT(−)が一時的にL信号となり、また、S
EL信号がH信号、点灯検出信号S29がL信号である
から、信号S49は点灯開始直後の短時間においてのみ
Hレベルとなるだけでその後はLレベルとなり、放電灯
24への電力供給が停止されたままとなる。
に、放電灯24の点灯開始時においてバッテリー電圧が
V1<B<V2である場合には、S36_OUT(−)
がL信号となり、また、SEL信号がH信号、点灯検出
信号S29がL信号であるから、信号S49は点灯開始
直後にHレベルなった後もB>V1であるがためにHレ
ベルのままとなり、放電灯24への電力供給が継続され
る。尚、その後にイグナイタ回路23により放電灯24
に起動がかけられ放電灯の点灯によってバッテリー電圧
Bが低下したとしても、この場合には点灯検出信号S2
9がHレベルとなっているため、放電灯24への電力供
給が停止されることがない。
低下検出について説明する。尚、以下に示すV1、V2
の値は、上記した12V仕様の場合のそれらの値とは一
般には異なる。
テリー電圧が比較基準値V1未満に低下した後にV2を
越えるまでに回復した状況については、上記した12V
仕様の場合とは違って放電灯の点灯状態の如何は参照さ
れない。これはSEL信号がL信号に選択されているた
め、点灯検出信号S29の如何に関係なくANDゲート
43、44の出力がL信号となるからである。よって、
この場合の動作は図14の説明において放電灯が消灯し
た場合の動作と同じであり(1点鎖線参照。)、バッテ
リー電圧Bが所定の比較基準値V1未満となった時点か
ら遅延時間dの経過後に放電灯24への電力供給が停止
され、その後バッテリー電圧が所定の比較基準値V2を
越えた時点から遅延時間d′の経過後に放電灯24への
電力供給が再開される。
比較動作の説明図であり、比較基準値の選定法として前
記方法(II)を用いており、上記のPOCB信号が利
用される。
灯開始時においてバッテリー電圧がB<V2である場合
を示しており、上記POCB信号がダイオード53を介
してコンパレータ36のプラス入力端子に入力されるた
め、POCB信号のLレベル期間にS36_OUT
(−)は一時的にHレベルとなるように強制され(つま
り、この時コンパレータ36の入力電圧がV1未満とな
る。)、S49が点灯開始直後の短時間においてのみH
レベルとなるだけ、その後はB<V2であるためにLレ
ベルとなり、放電灯24への電力供給が停止される。
に、放電灯24の点灯開始時にB>V2である場合に
は、POCB信号のコンパレータ36のプラス入力端子
への入力後も信号S49がHレベルであり、放電灯24
への電力供給が行われる。
ッテリー17の過電圧検出に係る回路各部の変化を示す
ものである。
ッテリー電圧Bが比較基準値V1′を越えた後、V2′
未満に復帰した状況を示している。
にはコンパレータ39のOUT(−)端子の出力信号が
HからLレベルに変化することになるが、過電圧検出時
には放電灯24の点灯状態の如何を参照していないの
で、S49がL信号となって放電灯への電力供給が遮断
される。そして、その後B<V2′に戻った場合には、
コンパレータ39のOUT(−)端子の出力がL信号か
らH信号に変化するため、S49がH信号となって放電
灯24への電力供給が再開される。
比較動作の説明図であり、比較基準値の選定法として前
記方法(II)を用いており、この場合には上記のPO
C信号が利用される。
灯開始時にB<V2′である場合を示しており、POC
信号がダイオード52を介してコンパレータ39のプラ
ス入力端子に入力されると、POC信号のHレベル期間
にコンパレータ39のOUT(−)端子の信号は一時的
にLレベルとなるように強制され(つまり、この時コン
パレータ39の入力電圧がV1′を越える。)、S49
が点灯開始直後の短時間においてのみLレベルとなるだ
け、その後はB<V2′であるためにHレベルとなり、
放電灯24への電力供給が許可される。
に、放電灯24の点灯開始時においてB>V2′である
場合には、POC信号のコンパレータ39への入力後も
信号S49がLレベルのままであり、放電灯24への電
力供給が停止される。
圧検出に係る動作については、比較基準値V1′、V
2′の値が異なるだけで12V仕様の場合の動作と同じ
であることが図11の回路構成から明らかであるので、
その説明を省略する。
灯開始時に端子45に供給されるPOCB信号は信号S
49の初期値をLレベルに設定する役目をもっており、
よって、S49がHレベルになるためにはPOCB信号
がHレベルになっている必要がある。
パレータ39のOUT(−)端子の出力の反転が頻繁に
繰り返される虞がある場合にはコンパレータ39の出力
段に2連照合フィルタ回路等、信号反転の頻度を緩和す
るために遅延手段を設ければ良い。
灯状態の如何を参照しない構成になっているが、この場
合にも当該参照を行うこと(つまり、バッテリーの過電
圧状態でも放電灯が点灯している限り放電灯への電力供
給を継続するような構成を用いること。)ができること
は勿論である。
に、請求項1に係る発明によれば、放電灯の点灯開始時
において放電灯への電力供給を許可するか否かを電源電
圧又は電流について判断するための比較基準値を比較手
段に係る第1及び第2の比較基準値から選定することに
よって、放電灯の点灯開始時と放電灯が一旦点灯した後
の状況とについて共通の比較手段を用いることができ、
よって回路構成の複雑化を伴うことがない。
灯開始時にのみ発生される信号を比較手段に入力して放
電灯への電力供給を停止する状態へと一時的に移行させ
ることによって、放電灯の点灯開始時に放電灯への電力
供給を許可するか否かを電源電圧又は電流に対して決定
するための比較基準値を、放電灯の点灯後における電源
電圧又は電流に係る比較基準値のうちの一方の基準値に
容易に選定することができる。
灯開始時に比較手段に係る基準電圧を電源電圧又は電流
の立ち上りに比して遅くし若しくはゆっくりと立ち上げ
ることで電源電圧又は電流が許容範囲内にあると一時的
にみなし、これによって、放電灯の点灯開始時に放電灯
への電力供給を許可するか否かを電源電圧又は電流に対
して決定するための比較基準値を、放電灯の点灯後にお
ける電源電圧又は電流に係る比較基準値のうちの一方の
基準値に容易に選定することができる。
は電流が小さすぎる又は大きすぎると判断され、かつ放
電灯が点灯していない場合にのみ放電灯への電力供給を
停止することによって、電源電圧又は電流が所定範囲外
となっても放電灯が点灯している限り放電灯への電力供
給を続行し、点灯状態が維持されるように制御すること
ができる。
電力供給の停止や再開が所定の遅延時間をもって行われ
るようにし、これによって、電源電圧又は電流に短周期
的な変動が生じた場合でも放電灯への電力の供給と停止
が頻繁に繰り返されないようにし、放電灯の保護及び回
路動作の安定化を図ることができる。
ためのブロック図である。
である。
係る比較特性について説明するための図であり、本図は
放電灯の点灯後における比較動作の説明図である。
選定された場合の比較動作の説明図である。
選定された場合の比較動作の説明図である。
る比較特性について説明するための図であり、本図は放
電灯の点灯後における比較動作の説明図である。
が選定された場合の比較動作の説明図である。
が選定された場合の比較動作の説明図である。
についての比較特性の説明図である。
を示すものであり、本図は概要を示す回路ブロック図で
ある。
る。
図である。
低下検出に係る回路動作を説明するための図であり、本
図は放電灯の点灯後にバッテリー電圧が変動した状況を
示す。
するための図であり、12V仕様のバッテリーを用いた
場合を示す。
するための図であり、24V仕様のバッテリーを用いた
場合を示す。
る回路動作を説明するための図であり、本図は放電灯の
点灯後にバッテリー電圧が変動した状況を示す。
するための図である。
許否決定手段、9…比較手段、V1、V1′…第1の比
較基準値、V2、V2′…第2の比較基準値、11…遅
延手段、14…点灯検出手段、16…放電灯点灯回路、
28…電力供給許否決定回路(電力供給許否決定手
段)、29…点灯検出回路(点灯検出手段)、31…比
較回路(比較手段)、32…初期信号発生回路(信号生
成回路)、47…遅延回路(遅延手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 電源電圧又は電流を検出してこれが所定
値範囲内であるか否かを比較するための比較手段を有
し、比較結果に応じて放電灯への電力供給を許可するか
否かを決定する電力供給許否決定手段を備えた放電灯点
灯回路において、 (イ)比較手段が第1及び第2の比較基準値に基づくヒ
ステリシス特性を有すること、 (ロ)放電灯が一旦点灯した後に比較手段によって電源
電圧又は電流と第1の比較基準値との比較結果から電源
電圧又は電流が小さすぎ又は大きすぎることが判断され
た場合に電力供給許否決定手段が放電灯への電力供給を
停止し、その後比較手段によって電源電圧又は電流と第
2の比較基準値との比較結果から電源電圧又は電流が許
容範囲に復帰したと判断された場合に電力供給許否決定
手段が放電灯への電力供給を再開させること、 (ハ)放電灯の点灯開始時において放電灯への電力供給
を許可するか否かを電源電圧又は電流について比較手段
により判断するための比較基準値が上記第1の比較基準
値又は第2の比較基準値とされていること、 を特徴とする放電灯点灯回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の放電灯点灯回路におい
て、 放電灯の点灯開始時にのみ発生される信号を生成する信
号生成回路を設け、該信号を比較手段への入力信号とし
て送出することによって放電灯への電力供給を停止する
状態へと一時的に移行するように強制して、放電灯の点
灯開始時における電源電圧又は電流に係る比較基準値を
第2の比較基準値に規定することを特徴とする放電灯点
灯回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載の放電灯点灯回路におい
て、 放電灯の点灯開始時の、比較手段に係る基準電圧の立ち
上げに際してこれを電源電圧又は電流の立ち上りに比し
て遅くし若しくはゆっくりと立ち上げることによって電
源電圧又は電流が許容範囲内にあると一時的にみなし
て、放電灯の点灯開始時における電源電圧又は電流に係
る比較基準値を第1の比較基準値に規定することを特徴
とする放電灯点灯回路。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
の放電灯点灯回路において、 放電灯が点灯しているか否かを検出する点灯検出手段を
設け、比較手段によって電源電圧又は電流が小さすぎた
りあるいは大きすぎると判断され、かつ放電灯が点灯し
ていない場合に電力供給許否決定手段が放電灯への電力
供給を停止し、その後比較手段によって電源電圧又は電
流が許容範囲に復帰したと判断された場合に電力供給許
否決定手段が放電灯への電力供給を再開させることを特
徴とする放電灯点灯回路。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
項4に記載の放電灯点灯回路において、 比較手段の出力に対して所定の遅延時間を有する出力を
得るための遅延手段を設け、比較手段によって電源電圧
又は電流と第1の比較基準値との比較結果から電源電圧
又は電流が小さすぎたりあるいは大きすぎることが判断
されたときから所定の遅延時間の経過後に電力供給許否
決定手段が放電灯への電力供給を停止し、その後比較手
段によって電源電圧又は電流と第2の比較基準値との比
較結果から電源電圧又は電流が許容範囲に回復したと判
断されたときから所定の遅延時間の経過後に電力供給許
否決定手段が放電灯への電力供給を再開させるようにし
たことを特徴とする放電灯点灯回路。
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