JP5379398B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は送水用管路を備えた内視鏡に関する。
一般に内視鏡は挿入部の先端に送水用ノズルを設け、この送水用ノズルから体腔内への送水または観察窓外表面を洗浄するなどの送水を行うようにしている。この送水用ノズルは内視鏡本体内に設けた送水用管路に接続されており、この管路を通じて送水用ノズルに送水する。また、送水用管路への給水は操作部の側面に設けた送水用口金に送水用シリンジを装着し、そのシリンジのピストンを押込み操作することにより行われる。
特開2002−177204号公報
上記シリンジによる給水方式の内視鏡にあってはシリンジを接続する送水用口金を操作部の側面に設けているため、送水用シリンジを操作する際の操作力が操作部に直接に伝わる向きが、挿入部の長手軸方向に対して直交した向きとなる。その結果、シリンジ押込み操作する際に使用中の挿入部が横に振れ易い。また、この方式では送水時にシリンジを直接に操作する必要があり、内視鏡を使用中、シリンジ操作に片方の手全部がとられてしまうので内視鏡挿入部から一時的に手を離さざるを得ない。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところはノズルへの送水操作を行っても挿入部がぶれ難く、操作性がよい内視鏡を提供することにある。
請求項1の発明は、挿入部と連結され術者が把持する操作部と、上記操作部に設けられ、給水源を接続する口部を備えた口部取付け部材と、上記操作部に上記挿入部の長手方向軸周りに同軸的に回動操作可能に設けられた円筒状部材からなり、上記挿入部の長手方向軸周りに回動操作されることにより上記挿入部内の送水管路への送水が可能な位置と送水が遮断する位置とのいずれかを選択可能な操作ダイヤルと、上記操作ダイヤルの回転操作位置に応じて上記送水管路の開閉を行う管路開閉部と、を有する内視鏡である。
請求項2の発明は、上記口部取付け部材の口部を、上記操作ダイヤルの設置領域を含む上記操作ダイヤルの近傍に位置して設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
請求項3の発明は、挿入部と連結され術者が把持する操作部に設けられ、給水源を接続する口部を備えた口部取付け部材と、上記口部取付け部材及び上記操作部の少なくとも一方の部材に設けられ、上記口部に通じる第1の弁孔と、上記第1の弁孔を設けた部材に対し移動可能な開閉部材と、上記開閉部材に設けられ、上記挿入部内の送水管路に接続された第2の弁孔と、上記操作部に上記挿入部の長手方向軸周りに同軸的に回動操作可能に設けられた円筒状部材からなり、上記挿入部の長手方向軸周りに回動操作されることにより上記第1の弁孔を設けた部材及び上記開閉部材の少なくとも一方を移動して上記第1の弁孔と上記第2の弁孔とが重なる送水が可能な開位置と、上記第1の弁孔と上記第2の弁孔とが重ならない送水が遮断する位置とのいずれかを選択可能な操作ダイヤルと、を具備したことを特徴とする内視鏡である。
請求項4の発明は、上記開閉部材と上記操作ダイヤルは上記操作部の部材に上記挿入部の長手方向軸周りに回動可能に設けられ、かつ上記操作部の部材を間に位置して互いに重なる領域を有し、上記口部は上記重なる領域に位置して上記操作部の部材に取り付けられ、上記操作ダイヤルには該操作ダイヤルが回動したときに上記口部の部材の干渉を避ける逃げ部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡である。
請求項5の発明は、上記逃げ部は、上記開閉部材の回動量及び切換え位置を規制する手段を兼ねることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡である。
請求項6の発明は、上記操作ダイヤルを送水が可能な位置に回動することで送水が開始され、上記操作ダイヤルを送水が遮断可能な位置に回動することで送水が中止されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記載の内視鏡である。
本発明によれば、ノズル部への送水操作を行っても挿入部が横にぶれずに済み、内視鏡の操作性が向上する。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)について説明する。まず、図1乃至図5を用いて一つの実施形態について説明する。
この実施形態に係る内視鏡10は図1に示すように内視鏡本体11を有し、この内視鏡本体11は体腔内に挿入される細径の挿入部12と、この挿入部12の基端部に配設された操作部14と、この操作部14に接続されたユニバーサルコード16とを備える。ユニバーサルコード16の延出先端には図示しない光源装置や制御装置等に対して着脱自在に接続されるコネクタ(図示せず)が設けられている。
上記挿入部12は手元側から順に可撓部17と湾曲部18と先端部19を備える。可撓部17は可撓性を備えた部分であり、湾曲部18は上記操作部14の湾曲操作用ノブ24によって湾曲させられる部分である。操作部14の先端には挿入部12の基端部分を覆う折止めチューブ20が設けられている。
上記操作部14は挿入部側に位置する握持部21と該握持部21の手元側に位置する操作ヘッド部22を備える。操作ヘッド部22には上記ユニバーサルコード16が接続されている。さらに操作ヘッド部22には湾曲操作用ノブ24及び図示しないビデオ操作スイッチや各種の操作釦等が設けられている。上記握持部21の先端部位には処置具挿通用チャンネル27に通じる挿入口30が設けられている。
図2に示すように、先端部19の先端面には観察窓25、照明窓26、処置具挿通用チャンネル27の先端開口28及び送水用ノズル29が設けられている。送水用ノズル29のノズル口は観察窓25の外表面に向けて設置してある。挿入部12から操作部14にわたる内部には送水用管路31が設けられている。この送水用管路31は可撓性送水チューブによって形成される。送水用管路31の先端は送水用ノズル29に接続され、送水用管路31の基端は後述する送水開閉操作機構の開閉部を介して接続口体(口部)としての口金32に接続される。
次に、図4及び図5を参照して送水開閉操作機構(送水開閉操作部)について説明する。この送水開閉操作機構は操作部14の領域に設けられている。ここでは挿入口32よりも先端側に位置する握持部21の部位に設けられる。図4に示すように送水開閉操作機構は操作部14の固定フレーム41に対して直接または握持カバー42を介して固定的に組み込まれた略円筒状の部材からなる固定管43を備える。固定管43の管軸は挿入部12の長手方向の中心軸Lに対して平行に配置される。ここでは特に同軸に配置されている。固定管43の先端部には挿入部12の基端を支持する挿入部保持管44が接続されている。
固定管43の外周には円筒状部材からなる口金取付部材45が該固定管43と同軸的に密着して嵌合している。この口金取付部材45には上記口金32の基端を取り付けて固定している。また、固定管43の内周には同じく円筒状部材からなる開閉部材46が該固定管43と同軸に配置され、かつ密着して嵌合している。この開閉部材46は固定管43に対し、該固定管中心軸及び上記挿入部の中心軸L周りに同芯的に回動が可能である。
固定管43と口金取付部材45はビス47により連結固定され一体的に組み付けられている。これにより固定管43は操作部14に対し定位置に保持される部材となり、上記開閉部材46を上記挿入部の中心軸L周りに回動可能に支持する軸受け部材となっている。
口金取付部材45の外周には該口金取付部材に被嵌する状態で上記挿入部の長手方向軸に平行な該挿入部の中心軸L周りに回動可能に円筒状部材からなる環状の操作ダイヤル48が被嵌されている。この操作ダイヤル48は口金取付部材45の領域から挿入部保持管44の領域にわたり延長して操作部の外周に露出して設けられている。そしてこの操作ダイヤル48は操作部14の外部から回動する操作が可能な送水開閉操作部を構成している。
ここでの操作ダイヤル48は金属製内層部材48aと電気的絶縁性の樹脂製外層部材48bとからなる二重層構造である。操作ダイヤル48の内層部材48aは挿入部の中心軸方向から口金取付部材45と固定リング49の間に挟まれることにより、挿入部保持管44と口金取付部材45に位置決めされるとともに、操作部14の定位置で挿入部の中心軸L周りに回動が可能な状態で取り付けられている。
図4及び図5(A)(B)に示すように、上記口金取付部材45には上記口金32の基端(内方端)部分を貫通する状態で取り付けられている。口金32の内方端は固定管43に形成した貫通孔に一致してその貫通孔に連通している。この貫通孔の開孔部分は後述する開閉部材46の外周に接する第1弁孔51となる。ここでは固定管43を用意し、この固定管に対して口金取付部材を支持するようにしたが、例えば口金取付部材の内周に開閉部材を直接に接触するように組み付けるようにてもよい。この場合、口金取付部材に第1弁孔を形成してこれに口金の内方端を連通させるようにしてもよい。また、固定管を直接に口金取付部材として上記口金取付部材を省略することも可能である。つまり口部取付け部材または上記操作部の部材に口金に通じる弁孔を設けるようにすればよい。
上記開閉部材46には上記第1弁孔51に一致可能な第2弁孔52が形成されている。第2弁孔52は開閉部材46が図5(A)に示す位置にあるとき、第1弁孔51一致して重なり、互いに連通して送水が可能な開位置となる。つまり送水開閉操作機構の開閉部が開状態になる。また、図5(B)に示すように開閉部材46を長手方向中心軸L周りに回動すると、第1弁孔51から第2弁孔52が軸周り方向へずれ、第1弁孔51と第2弁孔52とは重ならないために連通が遮断する状態となり、これが送水開閉操作機構の開閉部を閉状態とする。そして開閉部材46の回動操作は操作部外から操作ダイヤル48によって行われる。
図4に示すように操作ダイヤル48は開閉部材46と連結用部材としてのビス55によって連結されている。このビス55は操作ダイヤル48から口金取付部材45及び固定管43の両者を貫通するとともにその先端部分が上記開閉部材46にねじ込み固定される。したがって操作ダイヤル48を回動操作すると、開閉部材46はそれに追従して回動する。この際、操作ダイヤル48と開閉部材46を連結するビス55がその回動を阻害しないように、固定管43及び口金取付部材45にはその逃げ領域(逃げ部)を確保する周方向へ長い孔からなる切欠き部としての第1孔56が形成されている。また、操作ダイヤル48には該操作ダイヤルを回動するときに口金32との干渉を避けるための逃げ領域(逃げ部)を確保する第2孔57が切欠き形成されている。この第1孔56及び第2孔57はそれぞれダイヤル及び開閉部材の回動方向に沿って長い孔を内外に貫通して形成されている。また、ダイヤル及び開閉部材の回動量及び回動終端位置はその第1孔56の長孔の位置及びその長さにより規制可能である。この場合、第1孔56は操作ダイヤル48により開閉部材46を回動する際の回動量及び切換え位置を規制する手段を構成する。また、口金32を第2孔57に当てることにより開閉部材46を回動する際の回動量及び切換え位置を規制する手段を構成するようにしてもよい。
図4に示すように開閉部材46には上記送水用管路の送水チューブを第2弁孔52に接続する口金(口部)53が該開閉部材の内方へ突き出して設けられている。上記送水チューブは柔軟であるから開閉部材46が回動してもその移動に対して追従が可能である。内視鏡操作部の操作の邪魔にならない範囲で送水開閉操作部から離れる近傍位置に口金53を設けてもよい。
上述した握持カバー42、固定管43、挿入部保持管44、口金取付部材45、開閉部材46、操作ダイヤル48等の部材の間には適宜シール部材としてのOリング59が介在されている。また、口金取付部材45と把持部材との間にはシールカバー60が設けられている。
次に、図1に示す、内視鏡の口金に接続される外部給水装置(給水源)について説明する。この外部給水装置65は給水タンク66と加圧ポンプ67を有し、加圧ポンプ67により給水タンク66内を加圧するようになっている。給水タンク66には可撓性を有した送水チューブ68が接続されている。そして内視鏡10を使用するとき、図1に示すように送水チューブ68の先端を、内視鏡10の口金32に接続する。
次に、上記内視鏡を使用する場合について説明する。まず、図1に示すように内視鏡10の口金32に給水装置65の送水チューブ68を接続する。操作ダイヤル48を回動し、図5(B)に示すように送水開閉操作機構の開閉部を閉じておく。この準備を行った後、挿入部12を体腔内に挿入して通常に内視鏡を使用する。この使用中、観察窓25が汚れたり曇ったりした場合、観察窓を洗滌する際には操作ダイヤル48を回動し、図5(A)に示すように、送水開閉操作機構の開閉部を開く。すると、給水タンク66内で加圧されていた水が、送水チューブ68を通じて送水用管路31内に流れ込み、送水用ノズル29から噴き出して観察窓25の外表面を洗滌する。一方、操作ダイヤル48を図5(B)に示す元の位置に戻せば、その送水開閉操作機構の開閉部が閉じ、その送水が止まる。
内視鏡の送水開閉操作機構の開閉部を開閉する操作は操作用ダイヤルを、挿入部の中心軸L周りに回動する操作で行うので、その開閉操作の際に挿入部の横振れを起こさない。したがって体腔内に挿入している内視鏡挿入部に芯ずれを起こさずに安定させた状態で開閉部の開閉操作が可能である。したがって送水時にシリンジを直接に操作するような場合に比べて操作が容易であり、その送水の操作性を高める。また、送水開閉操作機構の操作部を挿入部に近い操作部の部位に設けたので挿入部から手を完全に離さずにその操作が可能であり、内視鏡の送水操作性を向上できる。さらに外部給水装置は柔軟な送水チューブを介して内視鏡に接続するので内視鏡に加わる負荷を軽減できる。この点でも内視鏡を取り扱う際の負担を軽減できる。
また、上記開閉部材46と上記操作ダイヤル48は上記操作部の固定管43及び口金取付部材45の部材を間に置いて互いに重なる領域に配置されているので、送水開閉操作部と管路開閉部とをコンパクトに配置できる。また、送水開閉操作部近傍に位置して上記操作部に給水源を接続する口金53を設けているので内視鏡操作部の操作を邪魔しない。
上述した実施形態では送水チューブ68を接続する口金32を送水開閉操作部の領域内に配置したが、送水開閉操作部から離れる位置や近傍に隣接する位置に口金53を設けるようにしてもよい。また、内視鏡の送水開閉操作機構の開閉部を操作するダイヤルを、挿入部の中心軸L周りに回動するようにしたが、挿入部の中心軸Lは厳格な意味で中心軸でなくとも偏心してよい。
次に、図6〜図9を参照して送水用ノズルの変形例について説明する。この変形例では内視鏡に形成したシース収納用管路61に対し挿脱可能な送液用シース62を設け、内視鏡先端に配置されるノズル部63を送液用シース62の先端に形成するようにしたものである。シース収納用管路61は内視鏡の操作部14から挿入部の先端部19まで形成されており、図6に示すように先端部19にはその管路の出口64を形成し、図7に示すように操作部14にはその管路の入り口69を形成した。送液用シース62は例えば柔軟性を有する樹脂製チューブによって形成されている。また、送液用シース62は略全長にわたりその横断面形状が略円形に形成されているが、図8に示すように送液用シース62の先端部分は該横断面形状の一部、ここでは先端部の一側部分を切り欠いた形状とし、先端部の横断面形状が一側部分のみが小さくなるようにして平坦部71を形成している。平坦部71の基端には段差による立ち上り壁で突当端72を形成する。図6に示すようにシース収納用管路61に送液用シース62を挿通した状態で先端部19の先端面から突き出す平坦部71の部分にはノズル孔73を形成する。そしてこの突き出し部分によりノズル部を構成する。
上記シース収納用管路61の出口64は送液用シース62の円形横断面形状の径より一部のみが狭い、上記平坦部71の横断面形状に略一致する横断面形状に形成されている。このように先端部が狭くなる出口64の内側段差端面に対して上記ノズル部の突当端72を突き当てて位置決めする。そしてシース収納用管路61に送液用シース62を差し込んだとき、ノズル部は平坦部71と突当端72により位置決めされるので、この位置決め手段により内視鏡に送液用シース62を組み付けたとき、送液用シース62のノズル部の軸方向及び軸周りの方向の位置が定まり、出口64における位置決め状態が自動的に得られる。また、送液用シース62の手元部途中には例えば弾性部材からなるシース固定部材74が設けられ、このシース固定部材74により入り口68に対し送液用シース62を保持するようになっている。送液用シース62の手元端には送水源としてシリンジを使用する場合にはそのシリンジを接続する接続口75が設けられている。上述した給水装置65のような送水源に送液用シース62を接続する接続口としてもよい。
そして送液用シース62を入り口68からシース収納用管路61に差し込むと、ノズル部の位置が定まり、ノズル孔73は内視鏡の観察窓に向くようになる。したがって送液用シースに送水することにより観察窓を洗滌できる。送液用シースは内視鏡のシース収納用管路に対して着脱自在であるので容易に交換が可能であり、ディスポ部品とすることも可能である。また、送液用シースは内視鏡に対して着脱自在であるので内視鏡本体自体にノズル部を構成する必要がない。したがって内視鏡の特に先端部の細径化が可能になる。また、屈曲部分が形成される複雑なノズル部を、ディスポ部品としての送液用シースに形成するのでノズル部の洗浄が不要となる。
送液用シース62を樹脂製チューブによって形成する場合、図9に示すような樹脂製チューブ77を用いてその先端部を熱成形により所定の形状にノズル部67を形成可能である。このように樹脂製チューブを用いてノズル部を形成した場合にはノズル部の電気的絶縁処理構造が簡素化が可能である。また、送液用シースが交換可能であるので他の目的の送液管路として使用することも可能である。
次に、図10を参照して送水用ノズルの変形例について説明する。ここでは内視鏡先端部において先端部本体81を被覆する先端カバー82に送水用ノズル80を形成するようにした。先端カバー82は先端部本体81の先端面に設けられた観察窓25、照明窓26、処置具挿通用チャンネルの先端開口28に対応する孔部84が形成されている。送水用ノズル80は内視鏡本体側の送水用管路の出口83に対応して形成されている。先端カバー82を先端部本体81に取り付けると、観察窓25、照明窓26、処置具挿通用チャンネルの先端開口28と、これに対応する孔部84がそれぞれ一致して組まれる状態となる。また、送水用ノズル80は送水用管路の出口83に接続される。
先端カバー82は筒状の弾性部材85の先端に係着手段によって取着されている。この係着手段は弾性部材85の基端に弾性リング86を設け、この弾性リング86を先端部本体81の外周に形成された周回溝88に嵌り込んで取着するようにしたものである。弾性部材85は収縮したときの径が先端部本体81の外径よりも小さいので弾性リング86は先端部本体81の外周に密着し、また、弾性リング86は周回溝88に嵌り込み、その緊縛力により先端部本体81に先端カバーを取着する。したがってこの先端カバーと一体となっている送水用ノズル80の脱落を防止できる。また、先端カバーは比較的容易に取り外すことができるようになる。送水用ノズルは先端カバーと一体となっているので送水用ノズルは先端カバーと一緒に取り外せるので送水用ノズルを外した状態で送水用管路を洗浄することができる。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルにも適用可能である。
次に、図11〜図14を参照して送水用ノズルの変形例について説明する。この変形例も先端部本体91を被覆する先端カバー92に送水用ノズル93を形成するようにしたものである。先端カバー92は先端部本体91の先端面に設けられた観察窓25、照明窓26、処置具挿通用チャンネルの先端開口28にそれぞれ対応する孔部94が形成されている。送水用ノズル90は内視鏡本体側の送水用管路の出口95に対応して形成されている。先端部本体91に先端カバー92を取り付けると、観察窓25、照明窓26、処置具挿通用チャンネルの先端開口28とこれに対応する孔部94が一致して組まれる状態となる。また、送水用ノズル90は送水用管路の出口95に接続される状態となる。
先端カバー92は係着手段によって先端部本体91に係着される。この係着手段は次の通りのものである。先端カバー92には折曲げ部96が設けられ、その折曲げ部96を可動軸として左右部分を可動して折曲げ可能であり、図13(A)で示すように該先端カバーの内側を広げることができるようになっている。先端カバー92の左右各部分の内端には突起部97または係止部98が形成され、その突起部97または係止部98は図14に示すように先端部本体91の外周壁に形成した側面溝99に嵌り込んで係止可能である。したがって図13(A)(B)に示すように先端部本体91に先端カバー92を被せて装着できる。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルに適用可能である。
次に、図15〜図17を参照して送水用ノズルの変形例について説明する。この変形例は内視鏡の先端部本体に送水用ノズルを単独で装着可能に構成したものである。図15に示すように先端部本体100に位置する送水用管路の出口101の内壁には左右に向き合って一対の突起部102が形成されている。そして出口101には突起部102を避けて送水用ノズル103の基部104が差し込めるようになっている。送水用ノズルの基部104にはバネ性を持った板状のバネ部材105の一端が取着され、このバネ部材105の他端にはそのバネ部材105を操作する操作片106が取り付けられている。操作片106は一対の突起部102の間を通れる大きさに形成される。また、この係止部を兼ねるバネ部材105は一対の突起部102に係止し得る幅のもので形成されている。ここでの操作片106もバネ部材で形成してもよい。バネ部材105はノズル本体から離れる向きに操作片106を付勢する。
送水用ノズル103を出口101に装着する場合、送水用ノズル103の基部104を出口101内に差し込む。すると、バネ部材105は突起部102に押さえ付けられた状態でその突起部102を通過する。バネ部材105が突起部102を通過すると、図17に示すようにバネ部材105が自動的に復帰し、突起部102の内側端に係止する。したがって送水用ノズル103はその基部104を出口101内に押し込むだけで装着が可能である。また、操作片106は先端部から外へ突き出しているのでその操作片106を手またはピンセットで操作可能である。手またはピンセット等の冶具で操作片106をノズル本体107に近づける向きに押してバネ部材105をノズル本体107に近づけるようにすれば突起部102の内側端からバネ部材105を取り外すことができる。そのまま、送水用ノズル103を引き抜けば内視鏡から引き抜くことが可能である。このような着脱自在な取付け構成であると、ビスなどの複雑な固定手段が不要であり、しかも、コンパクトな構成でノズルを内視鏡から容易に着脱できるようになる。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルにも適用が可能である。
次に、図18〜図20を参照して送水用ノズルの着脱方式の変形例について説明する。この変形例は図18に示すように内視鏡の先端部本体111に位置する送水用管路の出口112に送水用ノズル113の基部114を差し込むようにするとともに送水用ノズルの基部114の内方端部(後端部)に係着用弾性部材115を設けて送水用ノズルが着脱可能な構成としたものである。係着用弾性部材115は弾性的に拡張して出口112内奥に例えば太径に広げた段差からなる係止部116に対し係着するようにする。送水用ノズル113の先端部は内視鏡先端部の先端カバー117に当たり位置決め係止されるようになっている。
上記係着用弾性部材としては図19(A)に示すように板バネ121で構成するもの、図19(B)に示すようにメッシュ122によるもの、図19(C)に示すようにゴム等の弾性部材123で構成するものなどが考えられる。係着用弾性部材はノズル部材に対して接着または溶着(金属の場合)等の取着手段で取り付けることが可能である。
また、図19に示すように、係着用弾性部材はノズル部材に形成した段付き部分125に取着されている。したがって係着用弾性部材はその段付き部分125内に変形または収縮して収めることが可能である。このため、図18に示すように先端部本体111に位置する出口112に送水用ノズル113の基部114を差し込むとき、係着用弾性部材はその段付き部分125内に変形または収縮して収まるので出口112に送水用ノズル113の基部114を差し込むことが容易である。
また、図20(A)(B)(C)に示すように、基部114の一部に平坦部128を形成し、この平坦部128に合わせて出口101の内壁を平坦な突出部129とすれば、平坦部128と平坦突出部129が一致して係合し、ノズルの軸周りの回転を防止できるようになる。
このような構成であると、ビスなどの複雑な固定手段が不要であり、コンパクトな構成でノズルを内視鏡から容易に着脱できるようになる。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルにも適用が可能である。
次に、図21を参照して送水用ノズルの取付け構造の変形例について説明する。送水用ノズル130は金属製のノズル本体131と、この基部外周に被嵌した電気的絶縁性被覆部材132とからなる。この送水用ノズル130を取り付ける内視鏡の先端部133には送水用管路134の先端部分を形成する太径部(取付孔部)135を形成している。そして図21に示すように、太径部135内に送水用ノズル130の基部を先端側から差し込んで嵌め込み、その送水用ノズル130の基部における被覆部材132の部分を側方からビス137で締め付けて先端部133に固定するようになっている。ここでのノズル本体131は金属製のものであるが、電気的絶縁性の被覆部材132で被覆されているので内視鏡先端部133との電気的接続は遮断され、送水用ノズル130は電気的に絶縁した状態にあるのでノズル先端138が露出していても不都合はない。
また、ノズル本体131の先端に形成されるノズル先端138はノズル本体131の略等径の円筒状基部の先端から細く絞り込まれて小径部141を形成しながら屈曲して形成される。上記被覆部材132は被嵌するノズル本体131の円筒状基部の外周に接着固定されている。また、被覆部材132の先端部分はその先端内径「d」がノズル本体131の基部の外径「D」よりも小さくなるように絞り込み形成されている。この絞込み部142を形成する方法はカシメまたは熱処理変形等で形成が可能である。このように被覆部材132の先端部分に絞込み部142を形成するようにしたのでノズル本体131と被覆部材132との接着が仮に剥がれても絞込み部142が引っ掛かり、ノズル本体131の抜けを防止できるようになる。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルにも適用が可能である。
次に、図22(A)(B)を参照して、送水用ノズルの変形例について説明する。内視鏡先端部151には該内視鏡の送水用管路152の先端部分に接続される金属製ノズル本体(口金)153が取り付けられている。ノズル本体153の先端には先細りのテーパー状に形成したフランジ部155が形成されている。このため、このフランジ部155には先端ノズル156の後述する引っ掛け部161を不可逆的に装着可能である。先端ノズル156は例えば電気的絶縁性材料によって形成されている。先端ノズル156にはノズル本体153のフランジ部155に嵌る引っ掛け部161が形成されている。引っ掛け部161はフランジ部155の段差に引っ掛かり係着する係止部を構成するようになる。また、先端ノズル156内にはゴム製弾性板等の弾性部材162が設けられ、この弾性部材162は先端ノズル156をノズル本体153に取り付けたときに先端ノズルの引っ掛け部161をフランジ部155に掛ける張力を与え続ける。引っ掛け部161は弾性変形可能であるのでノズル本体のフランジ部155の段差に引っ掛けて締まり係着する状態を確実に維持する。
ここでの先端ノズル156はノズル本体153にその弾性部材162と引っ掛け部161の張力で固定されるため、先端ノズル156は破壊しない限り、外すことができない(再使用防止)。また、先端ノズル156の管路内側部等にミシン目等の脆弱部を形成しておき、使用後に外から先端ノズル管路内にピンセット等の工具を差し込んでその脆弱部を裂くことにより先端ノズルを破壊し、ノズル本体から外すようにしてもよい。先端ノズルは電気的絶縁性材料で形成したのでノズル本体が金属製であっても体腔に接するノズル部は電気的に絶縁されている。先端ノズルは滅菌済みのディスポ製品として使用可能であるので、洗浄消毒滅菌が困難な細い複雑なノズル部分であってもリプロセス不要である。また、先端ノズルは例えば図22(A)に示すように観察窓165にノズル口166を向けたものでも図22(B)に示すように前方にノズル口167を向けた前方送水のものでも症例に合わせてノズルを付け替え可能であり、ノズル機能を適宜選択可能である。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルに適用可能である。
次に、図23(A)(B)及び図24を参照して、送水用ノズル構造の変形例について説明する。内視鏡先端部171には該内視鏡の送水用管路172の先端部分に接続される金属製のノズル取付け部材(口金)173が設けられている。このノズル取付け部材173は筒状に形成されており、このノズル取付け部材173にはその先端開口から後述するノズル175の基部を密に差し込み、図23(A)(B)に示すように装着するようになっている。ノズル取付け部材173には内視鏡先端部171の部材に取り付けられたピン176の先端が貫通してその先端部分はノズル取付け部材173を貫通してその内部に突き出している。
一方、ノズル175は電気的絶縁性を有する例えば樹脂製のものであり、その材質としてはノズル形状を維持するものの強い力を加えれば多少弾性を呈するものが好ましい。そしてノズル175の筒状基部には図24に示すようにカム溝178が形成されている。このカム溝178はノズル175の基端を入り口としてこの入り口からノズルをノズル取付け部材に差し込む時の差込み方向に沿って先端側へ伸びる第1ガイド部181と、この第1ガイド部181から続き該ノズルの周方向に沿う第2ガイド部182と、この第2ガイド部182から上記ノズルの差込み方向に沿って基端側へ伸びる第3ガイド部183とを含み、これらのガイド用カム溝178の溝幅は上記ピン176をガイド可能な幅、例えばピン176の径と略等しく、またはピン径よりも僅かに大きい幅で形成されている。さらに、第3ガイド部183の基端側に位置するその終端にはノズルの周方向に向かうカム幅絞り部184が第3ガイド部183に連続して形成されている。カム幅絞り部184にはピン嵌合部185が連続して形成されている。ここでのピン嵌合部185は第1ガイド部181と第3ガイド部183との間に対応して位置するように形成されているが、第3ガイド部183の方へ逆向き位置に配置してもよい。上記カム幅絞り部184は第3ガイド部183からピン嵌合部185に向かってその幅が次第に狭くなり、ピン径よりも狭い幅になるように形成されている。したがって図24に示すようにピン176がピン嵌合部185内に一旦入り込むと、ピン176はピン嵌合部185から容易に出ることができなくなる逆止機能を奏するようになっている。
そしてノズル175をノズル取付け部材173に取り付ける場合はカム溝178の入り口をピン176に向けてノズルの基部を、ノズル取付け部材に差し込む。すると、ピン176はカム溝178の第1ガイド部181に入り込む。そして第1ガイド部181の終端までピン176をガイドするように押し込み、さらに第2ガイド部182の終端から第2ガイド部182へピン176を導き入れるようにノズル175を回転する。第2ガイド部183の終端にピン176が達したところからノズル175を僅かに戻し、第3ガイド部183からその終端までピン176を導く。最後に上記カム幅絞り部184を強制的に変形させてカム幅絞り部184からピン嵌合部185内にピン176を導き入れる。図24に示すようにピン176がピン嵌合部185内に一旦入り込むと、カム幅絞り部184はピンが抜ける方向には変形が非常に困難であるのでピン176はピン嵌合部185から出ることができないというノズル脱落防止機能を奏する。
一方、ノズル175を取り外す場合は工具を用いてノズル175を強力に引く。すると、ノズル自体が変形または一部破壊してノズル175を取り出すことができる。ガイド部、カム幅絞り部及びピン嵌合部付近は溝孔を形成しているので他の部分よりも脆弱な部分であり、この部分を集中的に破壊しやすく、ノズル175を取り出すことが可能である。
ここではガイド部、カム幅絞り部及びピン嵌合部はノズル175の周壁凹溝状に形成しても内外に貫通する切欠溝として形成してもよい。また、ノズル175を取り外す場合に破壊しやすくするためにミシン目等の脆弱な部分を付加形成するようにしてもよい。
また、ノズルは電気的絶縁性材料で形成したのでノズル本体が金属製であっても体腔に接するノズル部は電気的に絶縁される。先端ノズルは滅菌済みのディスポ製品を使用できるので、洗浄消毒滅菌が困難な細い複雑なノズル部分であってもリプロセス不要である。また、ノズルは例えば図23(A)に示すように観察窓188にノズル口189を向けたものでも図23(B)に示すように前方にノズル口189を向けた前方送水のものでもよく、症例に合わせて付け替え可能であり、ノズル機能を適宜選択可能である。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルにも適用が可能である。
次に、図25を参照して送液手段の変形例を説明する。ここでの送液手段では内視鏡の操作部191に該内視鏡内部に形成された送水用管路192に通じる送水口(口金)193を設け、この送水口193に送水用シリンジ194を接続して送水用管路192に送水するようにしている。送水用シリンジ194は開閉弁例えば2方活栓195を備えた接続アダプタ196を用いて送水口193に接続するようになっている。接続アダプタ196は送水口193に対して着脱自在な第1接続部197と、送水用シリンジ194を着脱自在に接続する第2接続部198を備える。2方活栓195は操作釦199によって開閉の切換え操作が可能である。また、送水用シリンジ194はシリンジ部211とピストン部212とを有し、ピストン部212を操作部213で押し込み操作することにより送水できるようになっている。
この送液手段を使用する場合は図25に示すように接続アダプタ196に送水用シリンジ194を装着し、その接続アダプタ196を内視鏡の送水口193に対して接続する。送水する場合は2方活栓195を開き、送水用シリンジ194を操作することにより内視鏡の送水用管路192に送水することができる。送水後、2方活栓195を閉じるようにする。
ここで、2方活栓195がないと、送水後も、ピストン部212を押し込み操作した作用つまりシリンジ部211内の残圧が内視鏡の送水用管路に加わり、先端ノズルからの水切れが悪い状態になるが、送水後、2方活栓195を閉じることによりシリンジと内視鏡の送水用管路との間が遮断されるので送水後にシリンジ部内の残圧があったとしても内視鏡の送水用管路に加わらない。したがって先端ノズル水切れ性を向上させることができる。また、開閉弁は内視鏡とは別体に設けるので内視鏡の構造を複雑にしないとともに内視鏡操作部などを簡略小型化できるようになる。ここでは送水用ノズルの例として説明したが、送気用ノズルまたは送気送水用ノズル等の内視鏡一般のノズルに適用可能である。
本発明の実施形態に係る内視鏡装置を概略的に示す説明図である。 同実施形態に係る内視鏡の挿入部先端の正面図である。 同実施形態に係る内視鏡の操作部における送水開閉操作部の外観を示す側面図である。 同実施形態に係る内視鏡における送水開閉操作部の縦断面図である。 (A)(B)はいずれも図4中のA−A線に沿って切断した送水開閉操作部の横断面図である。 内視鏡の送水用ノズルの変形例を示す内視鏡先端部の縦断面図である。 同変形例の操作部における送液用シース保持手段の縦断面図である。 同変形例における送液用シースの先端部の斜視図である。 同変形例における送液用シースを形成する材料のチューブの斜視図である。 さらに他の変形例の送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の展開斜視図である。 さらに他の変形例の内視鏡に取り付ける先端カバーの斜視図である。 同変形例における内視鏡挿入部の先端部の斜視図である。 (A)(B)は同変形例における内視鏡挿入部の先端部に先端カバーを取り付ける作業手順の説明図である。 同変形例における先端カバーを取り付けた状態での内視鏡挿入部の先端部の縦断面図である。 内視鏡における送水用ノズルの他の変形例を示す内視鏡先端部の斜視図である。 (A)は同変形例における送水用ノズルの平面図、(B)はその送水用ノズルの縦断面図である。 同変形例における送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の縦断面図である。 他の変形例における送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の縦断面図である。 (A)(B)(C)は同変形例における係着用弾性部材の各種形態を示す説明図である。 (A)同変形例における送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の縦断面図、(B)はその送水用ノズルの側面図、(C)はその送水用ノズルの基端面図である。 さらに他の変形例の送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の縦断面図である。 さらに他の変形例の送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の縦断面図である。 さらに他の変形例の送水用ノズルを装着した状態での内視鏡先端部の縦断面図である。 同変形例の送水用ノズルの下面図である。 送水シリンダを内視鏡に取り付けるための接続アダプタを示す縦断面図である。
符号の説明
12…挿入部
14…操作部
31…送水用管路
48…操作ダイヤル
45…口金取付部材

Claims (6)

  1. 挿入部と連結され術者が把持する操作部と、
    上記操作部に設けられ、給水源を接続する口部を備えた口部取付け部材と、
    上記操作部に上記挿入部の長手方向軸周りに同軸的に回動操作可能に設けられた円筒状部材からなり、上記挿入部の長手方向軸周りに回動操作されることにより上記挿入部内の送水管路への送水が可能な位置と送水が遮断する位置とのいずれかを選択可能な操作ダイヤルと、
    上記操作ダイヤルの回転操作位置に応じて上記送水管路の開閉を行う管路開閉部と、
    を有する内視鏡。
  2. 上記口部取付け部材の口部を、上記操作ダイヤルの設置領域を含む上記操作ダイヤルの近傍に位置して設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 挿入部と連結され術者が把持する操作部に設けられ、給水源を接続する口部を備えた口部取付け部材と、
    上記口部取付け部材及び上記操作部の少なくとも一方の部材に設けられ、上記口部に通じる第1の弁孔と、
    上記第1の弁孔を設けた部材に対し移動可能な開閉部材と、
    上記開閉部材に設けられ、上記挿入部内の送水管路に接続された第2の弁孔と、
    上記操作部に上記挿入部の長手方向軸周りに同軸的に回動操作可能に設けられた円筒状部材からなり、上記挿入部の長手方向軸周りに回動操作されることにより上記第1の弁孔を設けた部材及び上記開閉部材の少なくとも一方を移動して上記第1の弁孔と上記第2の弁孔とが重なる送水が可能な開位置と、上記第1の弁孔と上記第2の弁孔とが重ならない送水が遮断する位置とのいずれかを選択可能な操作ダイヤルと、
    を具備したことを特徴とする内視鏡。
  4. 上記開閉部材と上記操作ダイヤルは上記操作部の部材に上記挿入部の長手方向軸周りに回動可能に設けられ、かつ上記操作部の部材を間に位置して互いに重なる領域を有し、
    上記口部は上記重なる領域に位置して上記操作部の部材に取り付けられ、上記操作ダイヤルには該操作ダイヤルが回動したときに上記口部の部材の干渉を避ける逃げ部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 上記逃げ部は、上記開閉部材の回動量及び切換え位置を規制する手段を兼ねることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 上記操作ダイヤルを送水が可能な位置に回動することで送水が開始され、上記操作ダイヤルを送水が遮断可能な位置に回動することで送水が中止されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記載の内視鏡。
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