JPH06105802A - 内視鏡の管路切換装置 - Google Patents

内視鏡の管路切換装置

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JPH06105802A
JPH06105802A JP4254591A JP25459192A JPH06105802A JP H06105802 A JPH06105802 A JP H06105802A JP 4254591 A JP4254591 A JP 4254591A JP 25459192 A JP25459192 A JP 25459192A JP H06105802 A JPH06105802 A JP H06105802A
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JP
Japan
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taper
cock
endoscope
taper cock
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4254591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitoshi Ikeda
邦利 池田
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品加工に高精度を必要とせず、したがって部
品コストが低く、また取り扱いが容易な内視鏡の管路切
換装置を提供することを目的とする。 【構成】内周面が口元側へ漸次広がるテーパ状に形成さ
れて、流体を通すための流体管路11,12が上記テー
パ面に開口接続されたテーパ筒体14と、外周面に流体
通路24,25が開口形成されて上記テーパ筒体14の
テーパ面に摺接するように上記テーパ筒体14に嵌挿さ
れたテーパコック16と、上記テーパコック16を外部
から回転操作するための操作部材22とを設けた内視鏡
の管路切換装置において、上記テーパコック16を弾性
体によって形成すると共に上記テーパコック16内に中
空部を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡に接続された
管路を切り換えるための内視鏡の管路切換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の管路切換装置には、ピストン−
シリンダ方式のものもあるが、テーパ筒体内に摺接する
テーパコックを回転させて管路を切り換えるようにした
いわゆるテーパコック方式のものも、簡便で小型軽量に
形成できるメリットがあって広く用いられている。
【0003】そのようなテーパコック式の管路切り換え
装置は、従来は、互いに摺接するテーパ筒体とテーパコ
ックとを金属又はプラスチックなどの同じ材料で形成し
て、摺接面であるテーパ面を滑らかに仕上げ、摺接面に
は、回転を滑らかにし且つ漏れを防ぐために潤滑剤を塗
布している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、摺接面を隙間
を完全に無くすように加工するには、厳しい加工精度が
必要で部品コストがかかり、使用後の洗浄のためにテー
パコックを取り外したときにテーパコックを落下させた
りすると、摺接面に凹凸ができて使用不能になってしま
う。また、テーパコックを取り外して洗浄する度に摺接
面に潤滑剤を塗布しなければならないので取り扱い上は
なはだ煩雑である。
【0005】そこで本発明は、部品加工に高精度を必要
とせず、したがって部品コストが低く、また取り扱いが
容易な内視鏡の管路切換装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の管路切換装置は、内周面が口元側
へ漸次広がるテーパ状に形成されて、流体を通すための
流体管路が上記テーパ面に開口接続されたテーパ筒体
と、外周面に流体通路が開口形成されて上記テーパ筒体
のテーパ面に摺接するように上記テーパ筒体に嵌挿され
たテーパコックと、上記テーパコックを外部から回転操
作するための操作部材とを設けた内視鏡の管路切換装置
において、上記テーパコックを弾性体によって形成する
と共に上記テーパコック内に中空部を形成したことを特
徴とする。
【0007】なお、流体を通すためのチャンネルが上記
テーパ筒体の底部に接続されていてもよい。
【0008】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は内
視鏡を示しており、流体を通すための例えばフッ素樹脂
製のチューブからなるチャンネル1は、挿入部可撓管2
内に挿通されて、その先端は挿入部先端3に開口してい
る。チャンネル1の基端は、内視鏡の操作部5に設けら
れた管路切り換え装置10に接続されている。
【0009】また、チャンネル1の途中から分岐された
分岐管1aは、操作部5の下端部付近で鉗子栓6に接続
されており、生検鉗子等の処置具類を鉗子栓6からチャ
ンネル1内に導入することができる。
【0010】管路切り換え装置10は操作部5から突出
するように配置されていて、その側面には、給水装置7
に接続された給水管11と吸引装置8に接続された吸引
管12とが接続されている。
【0011】図1及び図3は管路切り換え装置10を示
しており、内周面が口元側へ漸次広がるテーパ状に形成
された金属製のテーパ筒体14が、操作部5に突出する
ように固着されている。15はシール用のOリングであ
る。そして、操作部5内においてテーパ筒体14の底部
にチャンネル1が接続されていて、チャンネル1がテー
パ筒体14内に連通している。
【0012】また、操作部5外において、テーパ筒体1
4の側面に、給水管11を接続するための給水接続管1
1aと、吸引管12を接続するための吸引接続管12a
とが接続されていて、両接続管11a,12aが、テー
パ筒体14の内周面であるテーパ面に、テーパ筒体14
の軸方向に並んで開口接続されている。
【0013】また、給水接続管11aと吸引接続管12
aの先端口金部の近傍には、互いに異なる色で指標3
1,32が形成されている。その色は、例えば、給水接
続管11a側の指標31が青色、吸引接続管12a側の
指標32が赤色である。
【0014】このように色の異なる指標31,32を設
けることによって、両接続管11a,12aに対して、
給水管11と吸引管12とを誤りなく接続するための目
印となる。
【0015】テーパ筒体14内には、そのテーパ面に摺
接するように外周面がテーパ状に形成されたテーパコッ
ク16が、テーパ筒体14の軸中心に回転自在に嵌挿さ
れている。
【0016】テーパコック16は、例えばフッ素ゴムな
どのような弾性体によって形成されており、その口元部
分には、金属製の連結部材17が一体にインサートされ
ている。
【0017】連結部材17から側方に突設されたストッ
パピン18は、図4にも示されるように、テーパ筒体1
4の口元に形成された溝19内に係合しており、その溝
19内でのみ移動することができる。したがって、テー
パコック16は、回転角にして例えば120度の範囲だ
け軸中心に回転することができる。
【0018】テーパ筒体14の口元には、押さえ環21
が螺合しており、この押さえ環21によって連結部材1
7が外方から押さえられ、テーパコック16がテーパ筒
体14内からとび出さないようになっている。
【0019】ただし、連結部材17と押さえ環21との
接触面積が小さくなるように、連結部材17には一段下
がった段差部17aが形成されていて、接触部における
摩擦抵抗をできるだけ小さくしている。
【0020】押さえ環21の中央に穿設された孔から
は、連結部材17の軸部17bが外方に突出しており、
その突端側に操作レバー22が取り付けられている。2
3は、操作レバー22が連結部材17から抜けるのを防
止するために、連結部材17の軸部17bの突端にねじ
込まれた押さえナットである。
【0021】このような構成により、テーパ筒体14の
軸中心に操作レバー22を指先で回動させることによ
り、テーパコック16を例えば120度の角度だけ回転
させることができる。また、押さえ環21を緩めてテー
パ筒体14から取り外せば、テーパコック16をテーパ
筒体14から外方に引き抜いて取り外すことができる。
【0022】図1に示されるように、テーパコック16
には、先端側に開口する中空部16aが、軸方向に他端
側近傍まで形成されている。その結果、テーパ筒体14
内にテーパコック16を嵌挿して、押さえ環21をテー
パ筒体14の口元に締め込むと、テーパコック16はテ
ーパ筒体14内に押し込まれた状態で嵌め込まれ、テー
パコック16が内方に向かって弾性変形して、その外周
面がテーパ筒体14の内周面に隙間なく密接する。
【0023】テーパコック16の外周面には、給水接続
管11a及び吸引接続管12aの接続開口位置と位置を
合わせて、給水流路24と吸引流路25とが開口形成さ
れている。
【0024】ただし、給水流路24は、図6に示される
ように、内方の中空部16aに真直に連通する孔によっ
て形成されているのに対し、吸引流路25は、図5に示
されるように、中空部16aに真直に連通する孔25a
と、テーパコック16の外周面に形成された溝25bと
によって形成されている。そして、この溝25bと位置
を合わせて、外方に連通する通気孔26が、テーパ筒体
14の側壁を貫通して穿設されている。
【0025】その結果、図5及び図6に示されるよう
に、操作レバー22を回動範囲の中間の待機位置に止め
たときには、吸引流路25の溝25bを介して通気孔2
6と吸引接続管12aとが連通して、外気が吸引装置8
に吸引される。そして、この状態では両接続管11a,
12aともにその開口部がテーパコック16によって密
閉されている。
【0026】そして、図7及び図8に示されるように、
操作レバー22を回動範囲の一端側の送水位置に回動操
作すると、図8に示されるように、テーパコック16の
給水流路24を介して、給水接続管11aと中空部16
aとが連通する。
【0027】すると、中空部16aにはテーパ筒体14
の底部を介してチャンネル1が連通しているので、給水
装置7からチャンネル1内に水が送り込まれ、その水が
挿入部先端3から外方に噴出する。
【0028】このとき、図7に示されるように、吸引接
続管12aは、吸引流路25の溝25bを介して通気孔
26と連通し、中空部16aとは連通していない。した
がって吸引装置8には外気が吸引されている。
【0029】次に、図9及び図10に示されるように、
操作レバー22を回動範囲の他端側の吸引位置に回動操
作すると、図9に示されるように、吸引接続管12aが
吸引流路25の孔25aを介して中空部16aと連通
し、溝25bとは連通しない状態になる。
【0030】その結果、挿入部先端3のチャンネル1の
開口部から、チャンネル1を介して流体が吸引装置8に
吸引される。このとき給水接続管11aの開口部は、図
10に示されるように、テーパコック16によって密閉
されている。
【0031】図3及び図4に戻って、操作部5の外壁面
には、操作レバー22の回動範囲両端の送水位置及び吸
引位置に対応して、互いに色の異なる指標41,42が
形成されている。
【0032】この指標41,42の色は、給水接続管1
1aと吸引接続管12aに形成された指標31,32の
色と対応させてあり、操作レバー22回動範囲の送水位
置に形成された指標41は、給水接続管11aと同じ青
色に着色され、操作レバー22回動範囲の吸引位置に形
成された指標42は、吸引接続管12aと同じ赤色に着
色されている。
【0033】したがって、操作レバー22の回動位置と
各接続管11a,12aに接続された送水管11及び吸
引管12との対応を視覚的に容易に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の内視鏡の管路切換装置によれ
ば、テーパコックを弾性体によって形成してその内部に
中空部を形成したので、テーパコックが弾性変形をして
テーパ筒体の内周テーパ面に容易かつ良好に密着する。
【0035】したがって、テーパコックを厳しい加工精
度で形成する必要がないので部品の製造コストがかから
ず、しかも、摺動面に潤滑剤を塗布しなくても密着性の
確保が可能なので、使用後にテーパコックを着脱、洗浄
する度に潤滑剤を塗布する必要がなくて、取り扱いが非
常に容易である。
【0036】また、テーパコックが弾性体によって形成
されているので、万一テーパコックを落としても摺動面
が凹凸になって密閉不良になってしまう等の危険性がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の管路切換装置の縦断面図である。
【図2】実施例の内視鏡の略示図である。
【図3】実施例の管路切換装置の斜視図である。
【図4】実施例の管路切換装置のA−A断面図である。
【図5】実施例の管路切換装置の待機状態のB−B断面
図である。
【図6】実施例の管路切換装置の待機状態のC−C断面
図である。
【図7】実施例の管路切換装置の送水状態のB−B断面
図である。
【図8】実施例の管路切換装置の送水状態のC−C断面
図である。
【図9】実施例の管路切換装置の吸引状態のB−B断面
図である。
【図10】実施例の管路切換装置の吸引状態のC−C断
面図である。
【符号の説明】
10 管路切り換え装置 11 給水管路 11a 給水接続管 12 吸引管路 12a 吸引接続管 14 テーパ筒体 16 テーパコック 22 操作レバー 24 給水流路 25 吸引流路 25a 孔 25b 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面が口元側へ漸次広がるテーパ状に形
    成されて、流体を通すための流体管路が上記テーパ面に
    開口接続されたテーパ筒体と、 外周面に流体通路が開口形成されて上記テーパ筒体のテ
    ーパ面に摺接するように上記テーパ筒体に嵌挿されたテ
    ーパコックと、 上記テーパコックを外部から回転操作するための操作部
    材とを設けた内視鏡の管路切換装置において、 上記テーパコックを弾性体によって形成すると共に上記
    テーパコック内に中空部を形成したことを特徴とする内
    視鏡の管路切換装置。
  2. 【請求項2】流体を通すためのチャンネルが上記テーパ
    筒体の底部に接続されている請求項1記載の内視鏡の管
    路切換装置。
JP4254591A 1992-09-24 1992-09-24 内視鏡の管路切換装置 Pending JPH06105802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254468A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
WO2014080807A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用流路切替弁ユニット及び内視鏡

Cited By (3)

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US9307890B2 (en) 2012-11-21 2016-04-12 Olympus Corporation Endoscopic fluid passage changeover valve unit and endoscope

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