JP5378916B2 - エアバッグ装置の配設構造 - Google Patents
エアバッグ装置の配設構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5378916B2 JP5378916B2 JP2009206927A JP2009206927A JP5378916B2 JP 5378916 B2 JP5378916 B2 JP 5378916B2 JP 2009206927 A JP2009206927 A JP 2009206927A JP 2009206927 A JP2009206927 A JP 2009206927A JP 5378916 B2 JP5378916 B2 JP 5378916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- vertical wall
- wall
- arrangement structure
- airbag device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
また、第2の発明によれば、展開ガイド部材により、展開(膨張)時のエアバッグを横壁側に確実に導くことができる。
また、第3の発明によれば、エアバッグの展開時に隅角部が容易に変形してエアバッグの収容空間が拡がることを防止できる。したがって、意図しない方向にエアバッグが展開されることを防止することができる。また、隅角部と横壁との剛性差が生じることで、エアバッグの展開時に横壁を容易に屈曲させることができるという利点もある。
また、第4の発明によれば、エアバッグの展開時にルーフライニングを括れ部で屈曲させることが可能となり、エアバッグを横壁側からより確実に展開させることが可能となる。
また、第5の発明によれば、縦壁の車幅方向内側への移動(即ち、エアバッグの収容空間の車幅方向内側への拡がり)をより確実に規制することができる。
また、第6の発明によれば、内装部材による縦壁縁部の保持力が横壁縁部に比べて大きくなり、エアバッグの展開時には縦壁の移動をより確実に規制することができる。
また、第7の発明によれば、エアバッグ展開時のルーフライニングの車室側への移動が、車体に縦壁を介してボルト締結される板状ブラケットによって強固に規制されるため、ルーフライニングが窓等に向けて水平に回り込むような形状であっても、エアバッグが車室側の不適切な方向に展開されることを防止することができる。
また、第8の発明によれば、板状ブラケットの突起を縦壁に食い込ませることにより、板状ブラケットの縦壁に対する係止力を増大させることができる。
また、第9の発明によれば、板状ブラケットの突起を簡易な構成により実現することができる。
また、第10の発明によれば、エアバッグ展開時のルーフライニングの下方への移動をより確実に規制することができる。
図1に示すように、自動車1の車室後部には、車室天井部を形成する合成樹脂製のルーフライニング2と、ルーフライニング2の下縁から下方に延設された合成樹脂製のセンタピラーガーニッシュ3(内装部材)と、車室側部を形成する合成樹脂製のサイドパネル4とが設けられている。これらルーフライニング2、センタピラーガーニッシュ3およびサイドパネル4に囲まれるように設けられたウインドウ開口5には、非開閉式のリアクォータウインドウ6が嵌装されている。図1では、車室の天井部と右後部のみが示されているが、左後部も右後部と同様の構造(対象構造)を有する。
次に、図5〜図7を参照して、本発明の第2実施形態に係るエアバッグ装置の配設構造について説明する。第2実施形態において、以下で特に言及しない事項は、上述の第1実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。また、図5〜図7では、第1実施形態と同様の構成要素について同一の符号が付してある。
2 ルーフライニング
3 センタピラーガーニッシュ(内装部材)
4 サイドパネル
5 ウインドウ開口
6 リアクォータウインドウ
7 テールゲート開口
11 ルーフパネル
12 カーテンエアバッグ装置
13 ルーフレール
14 エアバッグ
25 ルーフレールロア
32 縦壁
32a 突片
32b 縁部
33 横壁
33b 縁部
35 クォータガーニッシュ(補強部材)
36 クリップ(係止手段)
37 ピン部材
38 グロメット
46 隅角部
46a 括れ部
49 センタピラー
51 展開ガイド部材
61 板状ブラケット
64 突起部
71 ボルト
73 ボルト挿通孔
Claims (11)
- 車両に搭載されるエアバッグ装置の配設構造であって、
折り畳まれた状態でルーフレールに沿って設置されたエアバッグと、
車室上部から下方に延設され、車室の開口を画成する縦壁および当該縦壁に連なり車室側部に向けて延設された横壁を有し、当該横壁によって前記エアバッグの下方を覆うルーフライニングと、
前記縦壁の車幅方向内側への移動を規制する規制手段と、
前記ルーフライニングの一側の縁部とオーバラップする内装部材とを備え、
前記ルーフライニングの一側の縁部と前記内装部材とのオーバラップ量は、前記縦壁縁部において前記横壁縁部よりも大きく設定されていることを特徴とする、エアバッグ装置の配設構造。 - 少なくとも前記横壁側を除いて前記エアバッグの周囲を覆う展開ガイド部材を更に備えたことを特徴とする、請求項1に記載のエアバッグ装置の配設構造。
- 車両に搭載されるエアバッグ装置の配設構造であって、
折り畳まれた状態でルーフレールに沿って設置されたエアバッグと、
車室上部から下方に延設され、車室の開口を画成する縦壁および当該縦壁に連なり車室側部に向けて延設された横壁を有し、当該横壁によって前記エアバッグの下方を覆うルーフライニングと、
前記縦壁の車幅方向内側への移動を規制する規制手段と、
開放側である少なくとも前記横壁側を除いて前記エアバッグの周囲を覆い、前記横壁側とは反対側の上部が前記ルーフレールの下面に当接した展開ガイド部材とを備えたことを特徴とする、エアバッグ装置の配設構造。 - 前記ルーフライニングは、前記縦壁と前記横壁との境界をなす隅角部の肉厚が他の部位より大きくなっていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のエアバッグ装置の配設構造。
- 前記ルーフライニングは、前記隅角部の上端に、その肉厚が他の部位より小さくなっている括れ部を有することを特徴とする、請求項4に記載のエアバッグ装置の配設構造。
- 前記ルーフライニングの前記縦壁の少なくとも一部を覆う補強部材を更に備えたことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載のエアバッグ装置の配設構造。
- 前記ルーフライニングの一側の縁部とオーバラップする内装部材を更に備え、
前記オーバラップの量は、前記縦壁縁部において前記横壁縁部よりも大きく設定されていることを特徴とする、請求項3に記載のエアバッグ装置の配設構造。 - 前記規制手段は、ボルトと当該ボルトにより固定される板状ブラケットとを有し、
前記ボルトは、前記縦壁に設けられたボルト挿通孔に挿通された状態で前記板状ブラケットを車体に締結することにより、当該縦壁を車体に係止することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載のエアバッグ装置の配設構造。 - 前記板状ブラケットには、前記縦壁に係合する突起部が設けられていることを特徴とする、請求項8に記載のエアバッグ装置の配設構造。
- 前記板状ブラケットは、矩形状を呈しており、
前記突起部は、前記板状ブラケットの角部を折り曲げることにより形成されていることを特徴とする、請求項9に記載のエアバッグ装置の配設構造。 - 前記規制手段は、前記縦壁の下端近傍を車体に係止する係止手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれかに記載のエアバッグ装置の配設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009206927A JP5378916B2 (ja) | 2008-11-11 | 2009-09-08 | エアバッグ装置の配設構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008289032 | 2008-11-11 | ||
JP2008289032 | 2008-11-11 | ||
JP2009206927A JP5378916B2 (ja) | 2008-11-11 | 2009-09-08 | エアバッグ装置の配設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010137842A JP2010137842A (ja) | 2010-06-24 |
JP5378916B2 true JP5378916B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=42348345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009206927A Expired - Fee Related JP5378916B2 (ja) | 2008-11-11 | 2009-09-08 | エアバッグ装置の配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5378916B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3204209B2 (ja) * | 1998-04-15 | 2001-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | 頭部保護エアバッグ袋体を格納したフロントピラーガーニッシュ構造 |
JP4075215B2 (ja) * | 1999-05-28 | 2008-04-16 | 豊田合成株式会社 | 頭部保護エアバッグ装置 |
JP2005306219A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用ピラーガーニッシュ構造 |
JP4514147B2 (ja) * | 2005-07-07 | 2010-07-28 | 日軽金アクト株式会社 | 二重床における梁材の取付構造 |
JP2007083762A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Hayashi Engineering Inc | ヘッドライナ端末構造およびヘッドライナ内装材 |
JP4724582B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-07-13 | マツダ株式会社 | カーテンエアバッグ装置を備えた車両の後部構造 |
JP2007245992A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Mazda Motor Corp | カーテンエアバッグ装置を備えた車両の後部構造 |
JP4775581B2 (ja) * | 2006-12-26 | 2011-09-21 | 三菱自動車工業株式会社 | カーテンエアバッグ装置 |
-
2009
- 2009-09-08 JP JP2009206927A patent/JP5378916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010137842A (ja) | 2010-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4720449B2 (ja) | 自動車のフロントピラー周辺の内装材の取付け構造 | |
JP3129408B2 (ja) | 自動車用乗員保護装置の配設構造 | |
US6254123B1 (en) | Mounting structure for use with a head-protecting airbag body | |
JP5204993B2 (ja) | 車両の内装部品の配設構造 | |
US7934748B2 (en) | Pillar garnish mounting structure for a vehicle equipped with a head-protecting air bag apparatus | |
JP5660206B2 (ja) | 自動車用天井材仮置き構造及び自動車用天井材の組付方法 | |
JP5527534B2 (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
US20140159351A1 (en) | Mounting structures for front pillar trims | |
WO2012011343A1 (ja) | 車両の内装部品の配設構造 | |
JPH10138861A (ja) | 自動車用乗員保護装置の配設構造 | |
JP5151616B2 (ja) | エアバッグ装置の車両搭載構造 | |
JP3405246B2 (ja) | 自動車用乗員保護装置の配設構造 | |
JP2002053005A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の配設構造 | |
JP5046830B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4744278B2 (ja) | 非乗員保護装置 | |
JP5378916B2 (ja) | エアバッグ装置の配設構造 | |
JP2011218994A (ja) | 車両用カーテンエアバッグ装置 | |
JP4837578B2 (ja) | エアバッグ装置の配設構造 | |
JP4539419B2 (ja) | カーテンエアバッグ装置 | |
JP4865659B2 (ja) | 車両用内装部品の取付構造 | |
JP2009078717A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP6347409B2 (ja) | ルーフサイドエアバッグの取り付け構造 | |
JP2003165412A (ja) | 車両用カーテンエアバッグ構造 | |
JP5380108B2 (ja) | ピラーガーニッシュ | |
JP2008168668A (ja) | 車両用エアバッグ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20111014 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5378916 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |