JP5378531B2 - 絶対角度符号部及び絶対位置測定装置 - Google Patents

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Description

多くの分野において、互いに相対的に移動する二つの物体の位置を計測するために、絶対角度測定装置が益々用いられてきている。絶対角度測定装置は、純粋な増分式測定システムと比べて、各相対位置において、供給エネルギーの中断後でも直ちに正しい位置情報を出力できるという利点を有する。
この場合、絶対位置は、角度符号部によって具体的に規定されている。符号エレメントが測定方向に並んで配置された単一の符号トラックで位置情報を配置することは、特に省スペースな構成となる。その場合、符号エレメントは、疑似ランダム配列で順次配置されており、その結果所定の数の連続する符号エレメントが、それぞれ絶対値を一義的に規定する一つの符号語を形成している。角度符号部に対して相対的に単一の符号エレメントだけ走査装置をスライドさせると、新しい符号語が直ちに形成されるとともに、絶対位置を検出すべき周囲全体(360°)に渡って、異なる符号語の配列が提供される。そのようなシリアル又はシーケンシャル符号は、しばしばチェーン符号又は疑似ランダム符号(PRC)とも呼ばれている。
(復号とも呼ばれる)走査した符号語から絶対位置を求めるために、各符号語に一つの位置を割り当てる復号テーブルが用いられている。走査した符号語に絶対位置を割り当てるために、符号語は、復号テーブル用のアドレスを形成し、その結果その符号語に関して保存された絶対位置が出力されて、更なる処理のために提供される。今日、そのような不揮発性のテーブルは、速いアクセスを可能にするために、ASIC内にハードウェア配線された形で構成することができる。
角度測定装置の分解能に関する要件は、常に高く、その結果360°に渡って、多くの位置が一義的に符号化されるべきである。符号化しなければならない位置が多くなる程、それに続く復号の負担が大きくなる。シリアル符号の場合、分解能を向上させるためには、非常に多くの異なる符号語を生成して、復号しなければならないことが問題である。テーブルを用いて復号を行う場合、可能性の有る符号語毎に、それに対応する絶対位置を保存した大きなテーブルが必要となる。計算機を用いて復号を行う場合、そのための計算時間が比較的長くなる。
特許文献1は、復号の負担を軽減するために、如何にして角度符号部と角度測定装置を構成可能であるかに関する手法を提示している。その場合、第一の長さの第一の符号シーケンスと第二の長さの第二の符号シーケンスが、360°に渡って、互いに平行に延びるトラックで配置されている。第一の符号シーケンスは、360°に渡って5回配置され、第二の符号シーケンスは、360°に渡って14回配置されている。それらの符号シーケンスは、異なる角度区画をカバーしている。第一の符号シーケンスのビット幅は、第二の符号シーケンスのビット幅と異なっている。この復号器は、第一の符号シーケンスの復号用の第一の値のストックと、第二の符号シーケンスの復号用の第二の値のストックとを有する。360°に渡る各場所における絶対位置は、二つの部分分解位置の組合せによって一義的に得られている。
そのように符号シーケンスを平行に配置した場合、一方では走査時にモアレに弱くなるとともに、360°に渡っての絶対符号化可能な位置が比較的少なくなることが欠点である。
米国特許第6,330,522号明細書
以上のことから、本発明の課題は、360°に渡って多数の位置を一義的に符号化することが可能であるとともに、角度測定装置において、角度符号部の走査によって生成される符号語の配列を簡単に復号することができる角度符号部を提示することである。
本課題は、請求項1に記載された角度符号部によって解決される。
請求項12は、そのような角度符号部を備えた絶対角度測定装置を規定している。
この絶対角度符号部は、360°内に配置された複数の符号シーケンスを有し、それらの符号シーケンスを組み合わせて、360°に渡っての絶対位置を一義的に符号化するものである。第一の符号シーケンスは、第一の長さLA を有し、第一の回数NA 回順次配置され、第二の符号シーケンスは、第二の長さLB を有し、第二の回数NB 回順次配置されており、ここで、NA は、2以上の整数又は非整数であり、NB は、2以上の整数又は非整数であり、NA とNB は等しくなく、LA とLB は整数であり、LA とLB は等しくない。
更に、第一の符号シーケンスの一つの部分と第二の符号シーケンスの一つの部分がそれぞれ交互に配置される形で、第一の符号シーケンスと第二の符号シーケンスが一つの共通のトラックで配置されている。特に、第一の符号シーケンスの一つの符号エレメントには、それぞれ第二の符号シーケンスの単一の符号エレメントが続き、第二の符号シーケンスの一つの符号エレメントには、それぞれ第一の符号シーケンスの単一の符号エレメントが続いている。
この場合、これらの符号シーケンスは、円盤上に、或いはドラムの周囲に渡って円環状に回転の中心に対して同心に配置されている。符号シーケンスの一つの部分とは、その符号シーケンスの一つ又は複数の連続する符号エレメントであることを意味する。以下の実施例では、そのような部分は、それぞれ単一の符号エレメントである。この場合、一つの符号エレメントは、それぞれビット0又は1を導き出すことが可能な角度符号部の一つの領域である。
符号シーケンスとは、複数の符号エレメントの配列を意味し、その配列は、符号シーケンスの全長に渡っての異なる位置を符号エレメントの走査パターンにより規定する。
サイクリックに繰り返される符号シーケンスとは、その符号シーケンスの終端に、その同じ符号シーケンスの始端が再び続くことを意味する。
一つの符号シーケンスの長さは、符号シーケンスをカバーする角度区画を規定する。全ての符号シーケンスの符号エレメントは、それぞれ同じ角度区画をカバーするので、符号シーケンスの長さは、符号シーケンス内の符号エレメントの個数と、そのためそれから導き出すことが可能なビット数と等しい。
二つの符号シーケンスのビートを発生させるために、第一の符号シーケンスの長さは、有利には、第二の符号シーケンスの長さの倍数としない。第一の符号シーケンスの長さと第二の符号シーケンスの長さが1だけ異なる、即ち、二つの符号シーケンスの中の一方が二つの符号シーケンスの中の他方よりも一つの符号エレメントだけ多く有する場合、符号シーケンスのビート長が最大となる。
A とNB を整数として、360°に渡って、第一の符号シーケンスがNA 回配置され、第二の符号シーケンスがNB 回配置された場合に、特に簡単に復号できる第一の角度符号部が得られる。
そのような円周全体(360°)に渡って連続する特に簡単に復号できる角度符号部は、M1 =2*KGV(LA ,LB )を満たすM1 個の符号エレメントを有し、ここで、KGV(LA ,LB )がLA とLB の最小公倍数であり、LA が第一の符号シーケンスAの長さであり、LB が第二の符号シーケンスBの長さである場合、その角度符号部は、360°に渡ってM1 個の異なる絶対位置を有する。
A に関して、NA =KGV(LA ,LB )/LA であり、
B に関して、NB =KGV(LA ,LB )/LB であり、
A とLB が1だけ異なる場合に、最も多い数の異なる位置を実現することができ、その場合、M1max=2*LA *LB である。
この角度符号部の走査時に検出器配列を用いて得られる語(ビットパターン)は、復号器内に配備された二つの値のストックを用いて復号することができる。第一の値のストックは、第一の符号シーケンスとそのサイクリックな繰り返し部分の走査時にそれぞれ発生する符号語の第一の配列を復号するように構成されている。第二の値のストックは、第二の符号シーケンスとそのサイクリックな繰り返し部分の走査時にそれぞれ発生する符号語の第二の配列を復号するように構成されている。
符号語の第一の配列の復号結果は、第一の符号シーケンス内の第一の部分分割位置であり、符号語の第二の配列の復号結果は、第二の符号シーケンス内の第二の部分分割位置である。全体的な位置の値は、二つの部分分割位置から得られる。
360°に渡って、M1 =2*KGV(LA ,LB )と異なる数のM2 個の絶対位置、特に、M2 =2k 個の異なる位置が必要である場合、第二の角度符号部において、360°に渡る符号エレメントの数は、M2 <2*KGV(LA ,LB )となり、ここで、KGV(LA ,LB )は、LA とLB の最小公倍数であり、LA は、第一の符号シーケンスAの長さであり、LB は、第二の符号シーケンスBの長さである。
この場合、第一の符号シーケンスは、NA 回配置され、ここで、NA は2を上回るとともに、NA は非整数であり、その結果第一の符号シーケンスが中断された部分を有するか、第二の符号シーケンスは、NB 回配置され、ここで、NB は2を上回るとともに、NB は非整数であり、その結果第二の符号シーケンスが中断された部分を有するか、或いはその両方である。
言い換えると、二つの符号シーケンスの中の少なくとも一方は、360°内において一回、その一部だけを実装されているか、或いはその符号シーケンスの実装されていない部分が切除されており、その残った部分が、その次の符号シーケンスと繋がっている。この場合、走査時に符号エレメントの新しい配列、即ち、新しいビットパターン又は語を発生させる継目領域が生じているので、そのような接続箇所では、その符号シーケンスは中断している。新しいビットパターンとは、そのビットパターンが符号シーケンス及びそのサイクリックな繰り返し部分の構成要素ではないことを意味する。そのような「切除」又は「中断」は、二つの符号エレメントの境界で行われ、その結果360°に渡っての全ての符号シーケンスの符号エレメントは、常に整数個存在する。
そのような第二の角度符号部において、符号シーケンスを有効に活用して、最大限多くの数の位置を実現可能とするために、有利には、360°に渡っての個数M2 が、M2 =2*(KGV(LA ,LB )−E*LA )を満たし、それは、第二の符号シーケンスBの中の一つだけが不完全であることを意味するか、或いはM2 =2*(KGV(LA ,LB )−E*LB )を満たし、それは、第一の符号シーケンスAの中の一つだけが不完全であることを意味するものとする。この場合、Eは、E>0で、かつ整数である。
ここで、この第二の角度符号部によって、有利には、kがk>4かつ整数であるとして、360°に渡って、M2 =2k を満たすM2 個の符号エレメントを配置することが可能である。
ここで、第二の角度符号部の走査時に得られた語を復号するためには、第一と第二の値のストックの外に、更に別の値のストックが必要である。そのような更に別の値のストックは、第一と第二の符号シーケンスの中の一つ以上のサイクリックな繰り返し部分の中断部分、即ち、継目領域を復号するように設計されており、そこで、継目領域の走査時に新たに発生する、即ち、第一又は第二の値のストックの構成要素ではないビットパターンを有する。
本発明の別の有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。
第一の角度符号部を備えた第一の角度測定装置の模式図 第一の角度測定装置の検出器配列のビットパターン 第一の角度測定装置を用いて位置を検出するためのフロー図と計算規則 第一の角度符号部の実施例に基づく、読み出されたビットパターン(語)から位置を算出するための図表 第二の角度符号部を備えた第二の角度測定装置の模式図 第二の角度測定装置を用いて位置を検出するためのフロー図と計算規則 第二の角度符号部の実施例に基づく、読み出されたビットパターン(語)から位置を算出するための図表
本発明では、バーニヤ方式を採用している。絶対位置の測定のために、異なる長さLA ,LB の二つのシリアル符号シーケンスA,Bを使用している。ここで、360°の測定範囲内の各位置において、複数のシリアル符号シーケンスA,Bの部分分解位置xA ,xB の組合せから一義的な絶対位置POSが得られる。そのような符号部の利点は、復号器3がそれぞれ比較的短い複数のシリアル符号シーケンスA,Bとそのサイクリックな繰り返し部分だけを復号すればよく、そしてそれらの復号した符号シーケンスA,Bから、比較的簡単な関係式により、360°に渡っての一義的な位置POSを算出することができることである。テーブルを用いて復号を行う場合、複数の小さいテーブルだけが必要である。絶対位置が出力可能な場合よりも少ない登録項目を有するテーブルを非常に多く必要である。
図1には、本発明に基づき構成された第一の絶対角度符号部1と角度測定装置が模式的に図示されている。角度符号部1は、一回の全回転内の、即ち、360°に渡っての連続する位置の各々において、一義的な絶対位置POSを規定するように構成されている。そのために、角度符号部1は、それぞれ同じ大きさの角度区画をカバーする順次配置された符号エレメントの配列A0〜A4又はB0〜B3から構成されている。符号エレメントの第一の配列A0〜A4は、第一のトラックで配置されて、第一の符号シーケンスAを構成し、符号エレメントの第二の配列B0〜B3は、第二のトラックで配置されて、第二の符号シーケンスBを構成している。二つの符号トラックは、互いに同心に配置されている。二つの符号トラックの符号エレメントを互いに同列に並べることが特に有利である。
この位置測定の原理は、異なる長さLA とLB の二つの符号シーケンスA,Bのビートをベースとしており、LA ,LB は整数であり、有利には、互いに素である。復号すべき最大の長さM1maxは、LA とLB が1だけ異なる場合に得られる。
第一の符号シーケンスAは、次の長さLA のビット列で与えられ、
0 1 2 3...LA-1
第二の符号シーケンスBは、次の長さLB のビット列で与えられる。
0 1 2 3...LB-1
この場合、Ai ,Bi ∈{0;1}である。そして、角度符号部1は、符号シーケンスAの一つのビットと符号シーケンスBの一つのビットが交互に配置された形で構成されている。
Figure 0005378531
符号シーケンスAと符号シーケンスBの長さLA ,LB が異なるために、符号シーケンスAとBの間にビートが生じる。LA −LB =1の場合、符号化可能な全長M1max(即ち、ビットパターンが繰り返される長さ)は、次の通り与えられる。
1max=2*KGV(LA ,LB )=2*LA *LB
ここで、KGV(LA ,LB )は、LA とLB の最小公倍数である。
本発明では、符号シーケンスの長さの差LA −LB が任意である角度符号部も可能である。しかし、LA −LB ≠1の場合、符号化可能な最大の長さM1maxが短くなり、場合によっては、評価アルゴリズムの負担が大きくなるため、ここでは、LA とLB が1だけ異なる特に有利な実施例だけを詳しく説明する。
位置測定のために、例えば、符号エレメントが位置に応じて光束を変調し、その結果走査機器の検出器配列2の所で位置に応じた光分布を発生させて、その光分布を検出器配列2によって電気走査信号wに変換する形の光学方式で、角度符号部1は走査される。検出器配列2は、検出器エレメントの配列が測定方向に配置されたラインセンサーである。これらの検出器エレメントは、相対的な位置に有る各符号エレメントに対して、検出器エレメントの中の少なくとも一つが一義的に割り当てられ、そのため各符号エレメントから、ビット0又は1を得ることができるように構成されている。そのために、光学走査方式の場合、符号エレメントは、反射性又は非反射性であるか、或いは透明又は非透明であり、反射性の符号エレメントは、例えば、ビット値1に割り当てられ、非反射性の符号エレメントはビット値0に割り当てられる。そのような一つの符号シーケンスA,B内の走査長LL に応じたビット数のビット配列(ビットパターン)は、二つの符号シーケンスA,Bに対して、それぞれ一つの符号語wを構成する。走査信号、即ち、符号語wは、復号器3に供給されて、その復号器は、一つの符号シーケンスA,Bの符号語wの各々から、一つの部分分解位置xA ,xB を導き出し、そしてそれらの部分分解位置xA ,xB から、一つの絶対位置POSを算出する。検出器配列2が角度符号部1に対して一つの符号エレメントA,Bの幅又は長さだけスライドした場合、各符号シーケンスA,Bから、それぞれ一つの新しい符号語wが生成される。
符号語wの復号のために、復号器3は、二つのテーブルTA ,TB を有し、テーブルTA は符号シーケンスA用であり、テーブルTB は符号シーケンスB用である。検出器配列2を用いて符号語wを発生させるために、所定の数の符号エレメントを走査する。二つの符号シーケンスA,Bの走査される符号エレメントの数は、走査長LL で表され、有利には、偶数個の符号エレメント又はビットである。検出器配列2が生成したビット列(ビットパターン)は、図2に図示されている通り、二つの語w1 とw2 に分けられる。復号のために、二つの語w1 とw2 を用いて、次の通り、復号器3の二つのテーブルTA ;TB 内を検索し、
1 →TA ;w1 →TB ;w2 →TA ;w2 →TB
次の通り、対応関係を取得する。
1 →wA 又はw1 →wB 及びw2 →wA 又はw2 →wB
この検索の際、次の可能性が有る。
Figure 0005378531
ここで、w1 ,w2 は、角度符号部1から読み取った語wであり、
A ,xB は、符号シーケンスA又はB内、即ち、テーブルTA 又はTB 内の部分分割位置であり、
復号とは、語w1 ,w2 から位置xA ,xB を算出することである。
この第一の実施例では、二つの符号シーケンスA,Bは、それぞれ360°内において、NA 又はNB 回配置されており、ここで、NA とNB は整数である。各符号シーケンスA,Bには、その符号シーケンスA,Bの始端が再び繋がっており、その結果連続する符号シーケンスA,Bの各継目では、その符号シーケンスA,Bがサイクリックに繰り返されている。
図3に図示されたフロー図とそのために提示された計算規則は、位置xA ,xB から全体的な位置POSを計算することを示している。図1に模式的に図示されている通り、テーブルTA 又はTB から得られた部分分割位置xA ,xB を用いて、全体的な位置POSを算出するための計算規則R1 ,R2 が復号器3に実装されている。
従って、図1の実施例に図示された角度符号部1では、次の通りとなる。
符号シーケンスAの長さ:LA =5
符号シーケンスA: A0 1 2 3 4
符号シーケンスBの長さ:LB =4
符号シーケンスB: B0 1 2 3
走査長:LL =8
1max=2*LA *LB =40
KGV(LA ,LB )=20
A =KGV(LA ,LB )/LA =4
B =KGV(LA ,LB )/LB =5
符号シーケンスAに関するテーブルTA
Figure 0005378531
符号シーケンスBに関するテーブルTB
Figure 0005378531
これら二つのテーブルTA ,TB は、全部で9個の登録項目を有し、それらの9個の登録項目によって、40個の異なる位置を、詳しくは、360°に渡って、一つの符号エレメントの幅に相当する角度ステップで一義的に復号することが可能である。そのような復号に関する前提条件は、二つの符号シーケンスA,Bの各々が360°に渡って複数回完全な形で配置されている、即ち、符号シーケンスA,Bの終端には、その符号シーケンスA,Bが再び始まって、その次の符号シーケンスA,Bの始端まで完全な形で配置されていることである。
図4には、第一の角度符号部1の実施例に基づく、読み出されたビットパターン(語)から位置POSを算出するための図表が図示されている。第二と第三の列には、図2に基づき語wから算出した語w1とw2が表示されている。それに続く五つの列は、語w1又はw2が表TA 又はTB 内に見い出されるか否かとの問いを表している。この場合、「1」は、見い出されることを規定している。その次の「RV」で表示された列は、使用すべき計算規則R1 又はR2 を規定している。その次の二つの列には、部分分解位置xA とxB が示されている。その次の列には、図3に図示された計算規則に基づき算出された値「n」が有る。ここで、最後の列には、当該の計算規則R1 又はR2 に基づき算出された位置POSが有る。
二つの符号シーケンスA,Bによって算出された位置の測定値を更に分解する必要が有る場合、絶対符号部又は増分目盛を備えた更に別の一つのトラック又は更に別の複数のトラックによって、前述した角度符号部1を補完することができる。
絶対符号部1から、更に周期的な増分信号を導き出すことが有利な場合もある。
追加の増分トラック4の有利な配置の実施例が図1に図示されている。その場合、符号シーケンスA,Bのトラックに対して平行に、即ち、同心に増分トラック4が配備されている。そのような増分トラック4の目盛サイクルは、例えば、符号シーケンスA,Bの符号エレメントの幅の分数倍であり、符号エレメントの境界は、増分トラック4の目盛サイクルの境界と同列である。そのため、一つの符号エレメントの角度区画内には、有利には、1を上回る整数個の増分目盛サイクルが配置されている。そのような増分トラック4のサイズによって、符号エレメントの幅を更に分割することが可能である。そのために、増分トラック4は、周知の手法で互いに位相のずれた複数の増分信号を発生する図示されていない更に別の検出器ユニットを用いて走査される。そのような増分信号は、増分信号を更に分割して、符号エレメントの幅内における絶対的な部分分解位置を出力する補間ユニットに供給される。絶対角度符号部1から得られた絶対位置POSと増分トラック4から得られた部分分解位置は、結合ユニットに供給され、そのユニットは、それらから、360°の測定範囲に関して絶対的であり、そのため一義的であるとともに、増分目盛から算出される補間ステップに対応した分解能を有する全体的な位置を算出する。
しかし、ここでは、一回転に渡って、即ち、360°内において、M2 =2k 個の異なる位置を規定する角度符号部が、多くの用途に対して望ましい。そこで、以下において、本発明の第二の実施例を図5〜7に基づき説明し、その実施例では、そのため、角度符号部10を構成するために、符号シーケンスA,Bの中の少なくとも一方は、360°内において一回完全な形では形成されておらず、所要のM2 =2k 個の異なる位置を規定するようにしている。角度符号部10は、又もや符号シーケンスAとBの長さLA とLB によって与えられ、ここで、LA ≠LB で、LA とLB は整数である。そのため、LA とLB は、kがk>0かつ整数として、M2 =2*KGV(LA ,LB )=2k を満たすように選定することはできない。そこで、それを実現するために、第一の実施例で説明した最大の長さM1maxの角度符号部1から、長さM2 =2k の領域Vだけを引き継いでいる。
ここで、更に、走査長LL の検出器配列20が与えられ、この場合、LL は偶数である。そこで、そのようなシステムに関して、二つの領域が存在する。
・第一の領域 位置0〜M2 −LL
この領域内では、角度符号部10に関して、角度符号部1から引き継いだ領域Vが存在するとともに、この領域内では、全体的な位置POSは、第一の実施例の計算規則R1 とR2 を用いて計算することができる。
・第二の領域 位置M2 −LL +1〜M2 −1
引き継いだ領域Vの構成によって、新しい継目箇所STが生じており、そこでは、符号シーケンスA,Bの中の少なくとも一つ又はそれらの符号シーケンスの中の少なくとも一つのサイクリックな繰り返し部分(ここでは、符号シーケンスA)が中断している。そのような継目箇所STに渡っての走査によって発生するビットパターンが、テーブルTA とTB の中に存在しないので、そのような継目箇所STに渡る領域のために、ビットパターンを復号するための少なくとも一つの追加の値のストック、即ち、別個のテーブルを用いた別個の処理が必要となる。
以下において、一つの実施例に基づき、更なる説明を行う。
円周当りに必要なビット数: M2 =32=25
走査長:LL2=8
A =5
B =4
完全な角度符号部1は、長さ=2*LA *LB =40個の位置を有し、必要な角度符号部10を実現するために、32個の位置の長さM2 にカット又は短縮されている。図1と5では、そのような短縮された領域が符号Vで表示されている。
符号シーケンスAとBは、次の通り与えられる。
符号シーケンスA: A0 1 2 3 4
符号シーケンスB: B0 1 2 3
そして、テーブルTA とTB は、次の通り与えられる。
符号シーケンスAに関するテーブルTA
Figure 0005378531
符号シーケンスBに関するテーブルTB
Figure 0005378531
ここで、符号シーケンスAとBに関して、新しい継目箇所STで何が起こるか?
先ずは、符号シーケンスBがちょうどそのサイクリックな繰り返し部分(即ち、B3 とB0 の間)でカットされていることが分かる。即ち、検出器配列20が継目箇所STの上を通過して行く時、符号シーケンスB(B走査パターン)とテーブルTB に関して、ビットB3 には、再びB0 が続くので、何ら問題が起こらない。即ち、符号シーケンスBとそのサイクリックな繰り返しは、中断されていない。
それに対して、符号シーケンスAは継目箇所STで中断されている。ここで、符号シーケンスAに関して、検出器配列20が継目箇所STの上を通過する時、テーブルTA に存在しない新しいビットパターンが出現することとなる。ビットA0 には、ちょうどA1 ではなく、再びA0 が続き、その次に改めてA1 が現れる。継目箇所STでの符号シーケンスAの新しい位置は、新しいテーブルTSTA (継目箇所に対する「ST」と符号シーケンスAに対する「A」)に纏められている。
テーブルTSTA
Figure 0005378531
ここで、POSSTは、テーブルTB とTSTA を用いて算出することができる。それと関連する計算規則R3 とR4 は、図6に示されている。この場合、別の関係式を適用することもできるので、これらの計算規則R3 とR4 は、単なる例示のために示されていることに留意されたい。計算規則R1 とR2 は、位置31に関する特別な処理を含む第一の実施例(図3)の計算規則R1 とR2 と同じである。
継目箇所STで位置POSSTを算出するための別の手法は、連続するビットパターンを全体として観察して、継目箇所STで二つの符号シーケンスAとBに分けないことである。そのために、継目領域STの(LL −1)=7個のビットパターンがテーブルTSTに記録されており、ここで、そのテーブルTST内の語長はLL 、この実施例では8である。
テーブルTST
Figure 0005378531
次に、上記の実施例に関する符号とそれに対応するテーブルが、次の通り示される。
符号シーケンスA: 01111
符号シーケンスB: 0100
角度符号部1(40ビットの長さ):
0011101010011010101100101011100010111010
角度符号部10(32ビットの切除部分V):
00111010100110101011001010111000
符号シーケンスAに関するテーブルTA
Figure 0005378531
符号シーケンスBに関するテーブルTB
Figure 0005378531
テーブルTSTA
Figure 0005378531
テーブルTST
Figure 0005378531
この実施例に関して、一方の符号シーケンスの長さ(LA 又はLB )がちょうど2の累乗である場合に特に有利であることが分かっている。上記の実施例では、全長M2 =32とLB =4である。この場合の利点は、符号シーケンスA又はBの中の一つだけ(ここでは、即ち、符号シーケンスAだけ)を「カット」すればよいことである。他方の符号シーケンス(ここでは、符号シーケンスB)では、全ての符号シーケンスとそのサイクリックな繰り返し部分が全体として360°に渡って完全な形で保持されている。
360°に渡る符号エレメントの個数に関して、次の通りとなる。
2 =2*(KGV(LA ,LB )−E*LA
これは、360°内において、符号シーケンスBの中の一つだけが不完全であるが、全ての符号シーケンスAは、完全な形で実装されて、サイクリックに繰り返されていることを意味するか、或いは
2 =2*(KGV(LA ,LB )−E*LB
これは、360°内において、符号シーケンスAの中の一つだけが不完全であるが、全ての符号シーケンスBは、完全な形で実装されて、サイクリックに繰り返されていることを意味し、
ここで、Eは、整数で、かつE>0である。
図7には、第二の角度符号部10の実施例に基づく読み取ったビットパターン(語)から位置POSを算出するための図表が図示されている。第二と第三の列には、図2に基づき語wから算出した語w1とw2が表示されている。それに続く六つの列は、語w1又はw2が表TA ,TB ,TSTA 内に見い出されるか否かとの問いを表している。この場合、「1」は、見い出されることを規定している。その次の「RV」で表示された列は、使用すべき計算規則R1 ,R2 ,R3 又はR4 を規定している。その次の三つの列には、部分分解位置xA ,xB 及びxSTA が示されている。その次の列には、図6に図示された計算規則に基づき算出された値「n」が有る。ここで、最後の列には、当該の計算規則R1 ,R2 ,R3 又はR4 に基づき算出された位置POSが有る。
有利には、復号器3,30は、ASICとして構成されており、所要のテーブルT、即ち、所要の値のストックは、それぞれASICの製作時に固定的に配線された形で構成される。しかし、それに代わって、テーブルT又は値のストックは、EPROMなどの読み出し専用メモリに保存することもできる。
第二の角度測定装置では、混合形態のメモリが特に有利であり、一方では、メモリデータ、即ち、値のストックへの速いアクセスが実現され、他方では、目的とする用途への速い適合も可能となる。それは、一方で符号シーケンスAとB及びそれらのサイクリックな繰り返し部分に関する値のストックTA ,TB を固定的に配線した形で構成するとともに、更に、マスク製造方式に基づきプログラミング可能なメモリも配備して、そのプログラミング可能なメモリに、個別に必要な継目領域STの値のストックTST,TSTA 、即ち、テーブルTST又はTSTA を保存することによって実現される。そのようなプログラミング可能なメモリは、読み出し専用メモリであり、例えば、EPROMとして構成される。
図5に模式的に図示されている通り、図1の実施例に対応する絶対角度符号部は、増分目盛40によって補完することができる。その場合、又もや一つの符号エレメントの角度区画内には、一定数、有利には、1を上回る整数個の増分目盛サイクルが配置される。
光学走査方式の場合には、360°(角度符号部1,10の一回転)に渡って最大限可能な異なる位置を有する光学的に走査可能な角度符号部1,10を再現可能な形で製造することができ、そのため特に高解像度の位置測定が可能となるので、本発明を特に有利に用いることが可能である。その場合、検出器配列2,20と復号器3,30は、一つのオプトASIC内に一緒に収容することができる。
しかし、本発明は、光学走査方式に限定されるものではなく、磁気、誘導及び容量走査方式でも用いることが可能である。

Claims (9)

  1. 360°内に配置された複数の符号シーケンス(A,B)を有する絶対角度符号部であって、
    それらの符号シーケンスを組み合わせて、360°に渡っての絶対位置を一義的に符号化し、それらの符号シーケンスの中の第一の符号シーケンス(A)は、第一の長さ(LA )を有し、NA 回順次配置されており、第二の符号シーケンス(B)は、第二の長さ(LB )を有し、NB 回順次配置されており、ここで、NA は2以上であり、NB は2以上であり、NA とNB は等しくなく、第一の長さLA と第二の長さLB は等しくなく、
    第一の符号シーケンス(A)の一つの部分と第二の符号シーケンス(B)の一つの部分がそれぞれ交互に配置される形で、第一の符号シーケンス(A)と第二の符号シーケンス(B)が一つの共通のトラックで配置され
    360°に渡って、M 2 <2*KGV(L A ,L B )を満たすM 2 個の符号エレメントが配置されており、ここで、KGV(L A ,L B )は、L A とL B の最小公倍数であり、L A は、第一の符号シーケンス(A)の長さであり、L B は、第二の符号シーケンス(B)の長さである、
    絶対角度符号部。
  2. 第一の符号シーケンス(A)の長さ(LA )が、第二の符号シーケンス(B)の長さ(LB )の整数倍ではないことを特徴とする請求項1に記載の絶対角度符号部。
  3. 第一の符号シーケンス(A)の長さ(LA )と第二の符号シーケンス(B)の長さ(LB )が、1だけ異なることを特徴とする請求項2に記載の絶対角度符号部。
  4. 360°に渡って、M2 =2*(KGV(LA ,LB )−E*LA )を満たすM2 個の符号エレメントが配置されているか、或いはM2 =2*(KGV(LA ,LB )−E*LB )を満たすM2 個の符号エレメントが配置されており、
    ここで、Eは、整数で、かつE>0である、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の絶対角度符号部。
  5. 360°に渡って、M2 =2k を満たすM2 個の符号エレメントが配置されており、ここで、kは、整数で、かつk>4である、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の絶対角度符号部。
  6. 絶対角度符号部(1,10)と同心に、少なくとも一つの増分トラック(4,40)が配置されるとともに、一つの符号エレメント内には、整数個の増分目盛サイクルが配置されていることを特徴とする請求項1からまでのいずれか一つに記載の絶対角度符号部。
  7. 絶対角度符号部(1,10)と同心に、単一の増分トラック(4,40)が配置されるとともに、一つの符号エレメント内には、1を上回る整数個の増分目盛サイクルが配置されていることを特徴とする請求項に記載の絶対角度符号部。
  8. 360°内に配置された複数の符号シーケンス(A,B)を有する絶対角度符号部(1,10)であって、それらの符号シーケンスを組み合わせて、360°に渡っての絶対位置を一義的に符号化し、それらの符号シーケンスの中の第一の符号シーケンス(A)は、第一の長さ(LA )を有し、NA 回順次配置され、第二の符号シーケンス(B)は、第二の長さ(LB )を有し、NB 回順次配置されており、ここで、NA は2以上であり、NB は2以上であり、NA とNB は等しくなく、第一の長さLA と第二の長さLB は等しくなく、第一の符号シーケンス(A)の一つの部分と第二の符号シーケンス(B)の一つの部分がそれぞれ交互に配置される形で、第一の符号シーケンス(A)と第二の符号シーケンス(B)が一つの共通のトラックで配置されている絶対角度符号部と、
    角度符号部(1,10)の第一と第二の符号シーケンス(A,B)を走査して、符号語(w)を生成する検出器配列(2,20)と、
    符号語(w)を復号して、位置の値(POS)を生成する復号器(3,30)と、
    を備え
    絶対角度符号部(10)は、請求項1から7までのいずれか一つに記載の通り構成されており、
    復号器(30)は、第一の符号シーケンス(A)とそのサイクリックな繰り返し部分の中の一つの走査時にそれぞれ発生する符号語(w)の第一の配列を復号するための第一の値のストック(T A )を有し、
    復号器(30)は、第二の符号シーケンス(B)とそのサイクリックな繰り返し部分の中の一つの走査時にそれぞれ発生する符号語(w)の第二の配列を復号するための第二の値のストック(T B )を有し、
    復号器(30)は、第一の符号シーケンス(A)と第二の符号シーケンス(B)の中の一つ以上における中断箇所(ST)の復号に適した更に別の値のストック(T STA ,T ST )を有する、
    絶対角度測定装置。
  9. 更に別の値のストック(TSTA ,TST)が、プログラミング可能な読み出し専用メモリ内に保存されており、第一の値のストック(TA )と第二の値のストック(TB )が、固定的に配線された形で存在していることを特徴とする請求項に記載の絶対角度測定装置。
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