JP5378431B2 - 車体フロア構造 - Google Patents
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Description
また、フロアトンネル部と、フロアトンネル部に沿って車体前後方向に延びてフロアトンネル部との間に閉断面構造部を形成するトンネルレインフォースメントを備えた構造が知られている(特許文献2参照)。
また、請求項1に記載した発明によれば、トンネルフレームを、ダッシュボードクロスメンバとミドルクロスメンバに結合したため、トンネルフレームの曲げ変形を抑制し、車両側面衝突時における反力を十分に発生することができる。
請求項2に記載した発明によれば、前後のクロスメンバにより十分な反力を得ることができる。
請求項3に記載した発明によれば、車両側面衝突時におけるシートからの荷重もトンネル補強部材で支持し反力を発生できる。
請求項4に記載した発明によれば、荷重伝達部材の締結作業が行い易くなると共に車両側面衝突時における反力がフロアトンネル部のスティフナと荷重伝達部材の上下方向取付点では強度的に有利な剪断方向で受けることができる。
請求項5に記載した発明によれば、スティフナの前後方向に沿って設けられたの左右の稜線を中断することなくダッシュボードクロスメンバとミドルクロスメンバに結合できる。
図1は車室を前席側の左側のシート1の後方側から見た斜視図である。ここで、シート1は骨格部材のみが示されている。
シート1はシートクッション2と、シートバック3と、このシートバック3の上部に支持されたヘッドレスト4とを備えている。
ここで、フロアパネル9のフロアトンネル部12の上壁及び側壁の一部には、このフロアトンネル部12の上方から被せられてフロアトンネル部12との間に閉断面構造部14を形成するスティフナ15が取り付けられている。このスティフナ15の上側にコンソールボックス13が取り付けられている。
後側の第2トンネル補強部材31はコンソールボックス13の取付位置の近傍、具体的にはコンソールボックス13の取付位置の裏側のフロアトンネル部12の内壁に車幅方向に沿って接合され、両端部がトンネルフレーム29の両方のフランジ部とフロアパネル9との間に挟み込まれ、トンネルフレーム29の両方のフランジ部にも接合されている。尚、第2トンネル補強部材31の両端部は後述するフロアパネル9の上面のシート1の後部の膨出した取付座33の裏面に整合して膨出した状態で配置されている。
これら前部上下方向取付孔36、後部上下方向取付孔37、側方取付孔40はシート1のスライド移動分を考慮してスティフナ15の前後方向の最適な場所に形成されている。
スティフナ15の前部上下方向取付孔36と後部上下方向取付孔37とブラケット39の側方取付孔40に、コンソールボックス13の前部上下方向取付片56と後部上下方向取付片57と側方取付片60とがボルトにより各々締め付けられて、コンソールボックス13がスティフナ15、つまりフロアトンネル部12に固定されている。
一方、コンソールボックス13の側方取付片60とスティフナ15側のブラケット39の側方取付孔40とはブラケット39が側方取付片60に押し付けられる方向であるので強度的に有利であり、更に、側方取付片60とブラケット39とがコンソールボックス13の前後方向中央部で取り付けられているため、側面衝突時における荷重を前後でバランスよくフロアトンネル部12に伝達することができる。
また、荷重伝達ブロック16、外側荷重伝達ブロック17、上側荷重伝達ブロック18の形状などは一例であって、側面衝突時にシート1に対してセンターピラー11からシートバック3、コンソールボックス13を介してフロアパネル9に衝撃過重を作用させることができれば、形状等は実施形態のものに限られず、シート1自体が側面衝突荷重を受けてコンソールボックス13に伝達させることができる形状であれば、これら荷重伝達ブロック16、外側荷重伝達ブロック17、上側荷重伝達ブロック18の全部または一部を配置しなくてもよい。
12 フロアトンネル部
14 閉断面構造部
15 スティフナ
1 シート
13 コンソールボックス(荷重伝達部材)
28 閉断面構造部
29 トンネルフレーム
60 側方取付片(側方取付点)
31 第2トンネル補強部材(トンネル補強部材)
19 フロントクロスメンバ
21 ミドルクロスメンバ
33 取付座(取付点)
56 前部上下方向取付片(上下方向取付点)
57 後部上下方向取付片(上下方向取付点)
38 側壁部
39 ブラケット
26 ダッシュボードクロスメンバ
Claims (5)
- フロアパネルに設けられたフロアトンネル部に、このフロアトンネル部の上方から被せられて前記フロアトンネル部との間に閉断面構造部を形成するスティフナを設け、シートの車幅方向内側に隣接して配置され前記シートに車体側方から入力された衝撃荷重を前記フロアパネルに伝達する荷重伝達部材を前記フロアトンネル部の上方に配置して、前記荷重伝達部材を前記スティフナに左右一対以上の部位で側方から接合し、前記フロアトンネル部の両側部に沿って前記フロアパネルとの間に閉断面構造部を形成するトンネルフレームを設け、前記荷重伝達部材の前記スティフナに対する側方取付点またはその近傍に、前記トンネルフレームに接続され車幅方向に沿って延びるトンネル補強部材を設け、前記トンネルフレームを、ダッシュボードクロスメンバとミドルクロスメンバに結合したことを特徴とする車体フロア構造。
- 前記荷重伝達部材の前後に車幅方向に延びるフロントクロスメンバとミドルクロスメンバを各々設けたことを特徴とする請求項1記載の車体フロア構造。
- 前記トンネル補強部材の端部に前記シートの後部内側の取付点を設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車体フロア構造。
- 前記荷重伝達部材の前記側方取付点を、前記荷重伝達部材の前後方向の中央部に設け、前記荷重伝達部材の前後方向の端部に前記スティフナに対して上下方向で接合される上下方向取付点を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車体フロア構造。
- 前記荷重伝達部材の前記側方取付点は、前記スティフナの側壁部からブラケットを延出して固定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の車体フロア構造。
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