JP5378009B2 - 電動送風機 - Google Patents

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Description

本発明は電気機器の冷却等に用いる電動送風機に関するものである。
特開2003−111341号公報(特許文献1)には、ファンケースと、ベアリングホルダを備えるモータケースと、1以上のボールベアリングと、ハウジングとモータケースとを連結する複数本のウエブと、モータの回転軸に固定させて回転するインペラとを備えたファンモータ(電動送風機)が示されている。ファンケース、ベアリングホルダ、モータケース、ボールベアリング及び複数本のウエブは、金属により形成されている。そして、ボールベアリングは、外輪と内輪との間に潤滑油を介して複数の転動体が配置され且つベアリングホルダ内に外輪が嵌合されて構成されている。このような電動送風機では、電磁ノイズが発生する環境下で長い期間にわたって使用すると、ボールベアリングに電食が発生し、外輪または内輪の転動体に対向する軌道面に凹凸ができて、騒音が発生する原因となる。そこで、特許文献1に示された電動送風機では、ファンケースの吸い込み口または吐き出し口に、接地された電磁ノイズガードを設けて電磁ノイズがモータ内部に侵入するのを防いでいる。
特開2003−111341号公報
このような電動送風機としては、ファンケース、モータケース及びウエブのファンハウジングを樹脂射出成形等の手段によって絶縁樹脂で形成したものも多用されている。この場合においても、ファンケースの吸い込み口または吐き出し口に接地された電磁ノイズガードを設けてボールベアリングに電食が発生するのを防止することが考えられる。しかしながら、このような電動送風機では、電磁ノイズガードを設けてもボールベアリングの電食を十分に防止することができなかった。
本発明の目的は、ファンハウジングを絶縁樹脂で形成した電動送風機においても、ボールベアリングの電食を十分に防止できる電動送風機を提供することにある。
本発明の電動送風機は、吸い込み口と吐き出し口とを有する風洞を備えた絶縁樹脂製のファンケースと、モータのステータが固定されるモータケースと、モータケースに取り付けられた金属製のベアリングホルダと、外輪と内輪との間に潤滑油を介して複数の転動体が配置されて構成され且つベアリングホルダ内に外輪が嵌合され、内輪内にモータの回転軸が嵌合された金属製の1以上のボールベアリングと、ファンケースとモータケースとを連結する複数本のウエブと、モータの金属製の回転軸に固定されて風洞内で回転するインペラと、ファンケースの吸い込み口または吐き出し口に対して設けられて接地された金属製の電磁ノイズガードとを具備している。そして、電磁ノイズガードとベアリングホルダとが電気的に接続されている。なお、「接地された電磁ノイズガード」とは、電磁ノイズガードが接地されているものであればよく、電磁ノイズガードに直接的に接地手段が設けられていなくてもかなわない。例えば、電磁ノイズガードに電気的に接続された導電路を利用して接地してもよい。また、「電磁ノイズガード」とは、電動送風機内に電磁ノイズが侵入するのを防止するガード部材である、
本願発明者は、ファンケース等を絶縁樹脂で形成した電動送風機に電磁ノイズガードを設けても、電磁ノイズガードで吸収できなかった電磁ノイズによってボールベアリングの外輪と内輪との間で電位差が生じてボールベアリングに電食が発生することを見いだした。本発明では、接地された電磁ノイズガードと、ボールベアリングの外輪が嵌合されたベアリングホルダとを電気的に接続することにより、ボールベアリングの外輪を接地することができる。その結果、ボールベアリングの外輪と内輪との間に発生する電位差を小さくして、ボールベアリングに電食が発生するのを防止することができる。
一般にファンケース、ウエブ及びモータケースは、樹脂射出成形により一体に形成されてファンハウジングを構成する場合が多い。この場合、電磁ノイズガードとベアリングホルダとを電気的に接続する電気的接続手段を、ファンハウジングにインサート成形されてベアリングホルダと電磁ノイズガードとに電気的に導通可能に接続された導電路部材を含むように構成できる。このようにすれば、インサート成形により電気的接続手段をファンハウジングに簡単に設けることができる。また、電気的接続手段をファンハウジングの中に埋設できるため、電気的接続手段の配置作業が不要になる利点がある。
ベアリングホルダが導電性を有しない材料により構成される場合や、ベアリングホルダとベアリングとの間に接着剤層が介在する場合がある。このような電動送風機も、ベアリングホルダに保持された金属製の1以上のボールベアリングにより支持された金属製の回転軸を有するモータと、回転軸に固定されたインペラと、吸い込み口と吐き出し口とを有してインペラが内部で回転する風洞を備え且つベアリングホルダが固定された絶縁樹脂製のファンハウジングと、風洞の吸い込み口または吐き出し口に対して設けられて接地された金属製の電磁ノイズガードとを備えて構成されている。この場合には、電磁ノイズガードと1以上のボールベアリングの外輪とを電気的に接続すればよい。
なお本発明は、回転軸の軸線方向に空気を送る軸流ファンモータ及び回転軸の軸線方向と直交する方向に空気を送るシロッコファンモータのいずれにも適用することができる。
また、電磁ノイズガードと1以上のボールベアリングの外輪とを電気的に接続する電気的接続手段は、ファンハウジングの外表面に沿って配置されてベアリングホルダと電磁ノイズガードとに電気的に導通可能に接続された導電路部材を含んでいてもよい。
電磁ノイズガードは、種々のものを採用できる。例えば、吸い込み口または吐き出し口と対向する金属製の1以上の閉ループ導体と、閉ループ導体を保持する導体保持手段とを具備するものを用いることができる。このような電磁ノイズガードを用いれば、ファンの風の吸入・吐出機能に殆ど影響を与えることなく、軸受に到来する電磁ノイズを低減できる。また、電磁ノイズガードにより、モータ内に指が入るのを防止するフィンガーガードを構成することもできる。
ファンモータに適用した本発明の一実施の形態の電動送風機を模式的に表した平面図である。 図1をII−II線で切断した断部を模式的に表した断面図である。 図1に示す電動送風機に用いる電磁ノイズガードの平面図である。 図1に示す電動送風機の等価回路図である。 本発明の他の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。 本発明の更に他の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。 本発明の更に別の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。 シロッコファンモータに適用した本発明の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。 本発明の他の実施の形態の電動送風機に用いる電磁ノイズガードの平面図である。 近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合における、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けない電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合における、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けない電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 図11の一部の電位差を拡大した図である。 近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合における、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けない電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 図13の一部の電位差を部分拡大した図である。 近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合における、電磁ノイズガードのみを設け、導電路部材を設けない電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合における、電磁ノイズガードのみを設け、導電路部材を設けない電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 図16の一部の電位差を拡大した図である。 電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合おける、電磁ノイズガードのみを設け、導電路部材を設けない電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 図18の一部の電位差を拡大した図である。 近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合における、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けた電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合における、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けた電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 図21の一部の電位差を拡大した図である。 電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合おける、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けた電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示す図である。 図23の一部の電位差を拡大した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、ファンモータに適用した本発明の一実施の形態の電動送風機を模式的に表した平面図であり、図2は、図1をII−II線で切断した断部を模式的に表した断面図である。両図に示すように、本実施の形態の電動送風機は、ファンハウジング1と、ベアリングホルダ3と、2個のボールベアリング5と、回転体7と、電磁ノイズガード9とを有している。ファンハウジング1は、ファンケース11と、モータケース13と、4本のウエブ15と有しており、絶縁樹脂を用いた樹脂射出成形により一体に形成されている。ファンハウジング1内には、導電路部材17がインサート成形されている。導電路部材17の構成については、後に詳細に説明する。ファンケース11は、吸い込み口19aと吐き出し口19bとを有する風洞19を備えており、四隅に貫通孔11A〜11Dがそれぞれ形成されている。モータケース13は、風洞19の中央に配置されており、モータのステータ21が固定されている。4本のウエブ15は、モータケース13の中心から放射状に延びて、ファンケース11とモータケース13とを連結している。
ベアリングホルダ3は、金属製の円筒形状を有しており、モータケース13及びステータ21に固定されている。ベアリングホルダ3の内部には、2個の金属製のボールベアリング5が固定されている。ボールベアリング5は、外輪5aと内輪5bとの間に潤滑油を介して複数の転動体5cが配置されて構成されている。そして、外輪5aは、ベアリングホルダ3内に嵌合され、内輪5b内には、後述するモータの回転軸23が嵌合されている。これにより、回転軸23は、モータケース13に回転自在に支持されている。
回転体7は、金属製の回転軸23とインペラ25とを有している。インペラ25は、中心に回転軸23が固定されるカップ状部材27と、カップ状部材27の外周部に取り付けられた複数のブレード29とを有している。カップ状部材27の内周部には、ステータ21に対向する複数の永久磁石31が取り付けられている。このような構成により、インペラ25は、風洞19内で回転し、吸い込み口19aから吐き出し口19bに空気が流れる。
ファンケース11に設けられた電磁ノイズガード9は、金属によって形成されており、図2及び図3に示すように、2枚の金属支持板31,33からなる導体保持手段と、2枚の金属支持板31及び33に溶接により固定されて保持される3本の閉ループ導体35,37,39とから構成されている。3本の閉ループ導体35,37,39は、モータの軸線方向の端面と所定の間隔をあけて対向している。2枚の金属支持板31,33は、ほぼ直線状に並んでおり、それぞれの一端に貫通孔31a,33aが形成されている。2枚の金属支持板31,33は、貫通孔31a,33aをそれぞれ貫通し、ファンケース11の四隅の対向する2つの貫通孔11A,11Cにそれぞれ挿入されるネジ47により、ファンケース11の吸い込み口19a側に対して設けられている。
3本の閉ループ導体35,37,39は、同心的に配置されており、2枚の金属支持板31,33の裏面に、溶接により固定されている。
前述したように、ファンハウジング1内には、インサート成形された導電路部材17が配置されている。導電路部材17は、図4の回路図に示すように、電磁ノイズガード9とベアリングホルダ3とを電気的に導通可能に接続する電気的接続手段を構成している。なお、図4の回路図において、Eは電磁ノイズであり、Fは、電源フィルターである。導電路部材17は、金属により形成されたものからなり、ファンケース11の内部に配置された部分(ファンケース内部分)41と、4本のウエブ15の内の1本のウエブ15の内部に配置された部分(ウエブ内部分)43と、モータケース13の内部に配置された部分(モータケース内部分)45とを一体に有している。ファンケース内部分41は、電磁ノイズガード9を固定するネジ47が挿入された2つの貫通孔11A,11Cの内の1つの貫通孔11Aを内部に形成する円筒形を有している。ファンケース内部分41の一端は、電磁ノイズガード9に接触している。また、ファンケース内部分41の内部には、金属製のネジ47が挿入されている。このため、金属製のネジ47によっても、ファンケース内部分41は、電磁ノイズガード9と電気的に接続されている。また、本例では、ファンケース内部分41は、図示しない手段により接地されている。これにより、電磁ノイズガード9及び導電路部材17は、いずれも接地されることになる。なお、本例では、導電路部材17側を接地したが、電磁ノイズガード9側を接地してもかまわない。モータケース内部分45の端部45aは、ベアリングホルダ3を囲む環状を有しており、ベアリングホルダ3の外周に接触している。ウエブ内部分43は、ファンケース内部分41とモータケース内部分45とを連結している。このような構成により、導電路部材17は、電磁ノイズガード9とベアリングホルダ3とを電気的に導通可能に接続している。
本例の電動送風機によれば、電磁ノイズガード9と、ボールベアリング5の外輪5aが嵌合されたベアリングホルダ3とを導電路部材17で電気的に導通可能に接続し、電磁ノイズガード9及び導電路部材17を接地するので、ボールベアリング5の外輪5aを接地することができる。その結果、ボールベアリング5の外輪5aと内輪5bとの間で電位差を小さくして、ボールベアリング5に電食が発生するのを防止することができる。また、電磁ノイズガード9と、電動送風機の外部に露出するベアリングホルダ3とを電気的に接続するので、電磁ノイズガード9とボールベアリング5の外輪5aとの電気的接続を簡単に図ることができる。
図5は、本発明の他の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。本例の電動送風機では、電磁ノイズガード109がファンケース111の吐き出し口119bに対して設けられており、その他は図1〜図4に示す電動送風機と同じ構造を有している。そのため、本例においては、図1〜図4に示す電動送風機と同じ部材には、図1〜図4に付した符号に100を加えた符号を付してその説明を省略する。本例の電動送風機の電磁ノイズガード109の2枚の金属支持板131,133は、貫通孔131a,133aをそれぞれ貫通し、ファンケース111の四隅の対向する2つの貫通孔111B,111Dにそれぞれ挿入されたネジ147により、ファンケース111の吐き出し口119b側に対して設けられている。本例の電動送風機は、吐き出し口119b側に電磁ノイズを発生する装置が配置されている場合に用いられる。
図6は、本発明の更に他の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。本例の電動送風機では、導電路部材217がファンハウジング201の外表面に沿って配置されており、その他は図1〜図4に示す電動送風機と同じ構造を有している。そのため、本例においては、図1〜図4に示す電動送風機と同じ部材には、図1〜図4に付した符号に200を加えた符号を付してその説明を省略する。本例の電動送風機の導電路部材217は、ファンケース211の外表面に沿って配置された部分(ファンケース外部分)241と、4本のウエブ215の内の1本のウエブ215の外表面に沿って配置された部分(ウエブ外部分)243と、モータケース213の外表面に沿って配置された部分(モータケース外部分)245とを一体に有している。本例では、導電路部材217を金属により形成した。ファンケース外部分241の一端は、電磁ノイズガード209に接触しており、図示しない手段により接地されている。また、モータケース内部分245の端部245aは、環状形状を有しており、ベアリングホルダ203の端部に接触している。このような構成により、導電路部材217は、電磁ノイズガード209とベアリングホルダ203とを電気的に導通可能に接続している。
図7は、本発明の更に別の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。本例の電動送風機では、電磁ノイズガード309がファンケース311の吐き出し口319bに対して設けられ、導電路部材317がファンハウジング301の外表面に沿って配置されている。その他は図1〜図4に示す電動送風機と同じ構造を有している。そのため、本例においては、図1〜図4に示す電動送風機と同じ部材には、図1〜図4に付した符号に300を加えた符号を付してその説明を省略する。本例の電動送風機の電磁ノイズガード309の2枚の金属支持板331,333は、貫通孔331a,333aをそれぞれ貫通し、ファンケース311の四隅の対向する2つの貫通孔311B,311Dにそれぞれ挿入されたネジ347により、ファンケース311の吐き出し口319b側に対して設けられている。本例の電動送風機の導電路部材317は、金属支持板331とベアリングホルダ303とを電気的に導通可能に接続している。
図8は、シロッコファンモータに適用した本発明の実施の形態の電動送風機を模式的に表した断面図である。本例の電動送風機では、ファンハウジング401は、側壁部411と、モータケース413と、底壁部415と有しており、絶縁樹脂の樹脂射出成形により一体に形成されている。側壁部411の一部は開口して吐き出し口411eを構成している。そのため、インペラ425は、風洞419内で回転すると、回転軸423の軸線方向に吸い込み口419aから空気が入り(矢印F1)、回転軸423の軸線方向と直交する方向に吐き出し口411eから空気が流出する(矢印F2)。電磁ノイズガード409の2枚の金属支持板431,433は、貫通孔431a,433aをそれぞれ貫通し、側壁部411の対向する2つの貫通孔411A,411Cにそれぞれ挿入されたネジ447により、側壁部411の吸い込み口419a側に対して設けられている。また、導電路部材417は、側壁部411の側壁部内部に配置された部分(側壁内部分)441と、底壁部内部に配置された部分(底壁内部分)443と、モータケース413の内部に配置された部分(モータケース内部分)445とを一体に有している。側壁内部分441は、電磁ノイズガード409を固定するネジ447が挿入された2つの貫通孔411A,411Cの内の1つの貫通孔411Aを内部に形成する円筒形を有している。側壁内部分441の一端は、電磁ノイズガード409に接触しており、内部にネジ447が挿入されている。また、本例では、導電路部材417は、図示しない手段により接地されている。これにより、電磁ノイズガード409は接地されることになる。モータケース内部分445の端部445aは、ベアリングホルダ403を囲む環状を有しており、ベアリングホルダ403の外周に接触している。底壁内部分443は、側壁内部分441とモータケース内部分445とを連結している。このような構成により、導電路部材417は、電磁ノイズガード409とベアリングホルダ403とを電気的に導通可能に接続している。
なお、電磁ノイズガードとしては、上記の各例以外の種々ものを用いることができる。例えば、図9に示すように、モータ内に指が入るのを防止するフィンガーガードを構成する電磁ノイズガード509を用いることもできる。本図に示す電磁ノイズガード509は、4つの枠骨部509aと、ガード部509bとを一体に有している。ガード部509bは、4つの枠骨部509a…にそれぞれ連結された最大環状内骨部509cと、最大環状内骨部509cの内側に同心的に配置された3つの環状内骨部509dと、複数の環状内骨部509dの中心に位置する円板部509eと、円板部509eから外側に放射状に延びて枠骨部509aと最大環状内骨部509cと複数の環状内骨部509dとを連結する8本の直線状内骨部509fとから構成されている。最大環状内骨部509cは、枠骨部509aとの連結部が枠骨部509aの長手方向の中央部に位置するように形成されている。
次に、本発明の実施の形態の電動送風機の効果を確認する試験を行った。図10〜図14は、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けず、その他は図1〜図4に示す電動送風機と同じ構造を有する電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示している。具体的には、図10は、近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合における図であり、図11は、近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合における図であり、図12は、図11の一部の時間軸の長さを拡大した図であり、図13は、近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合における図であり、図14は、図13の一部の電位差を部分拡大した図である。
図15〜図19は、電磁ノイズガードのみを設け、導電路部材を設けず、その他は図1〜図4に示す電動送風機と同じ構造を有する電動送風機のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示している。具体的には、図15は、近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合における図であり、図16は、電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合における図であり、図17は、図16の一部の電位差を拡大した図であり、図18は、電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合における図であり、図19は、図18の一部の電位差を拡大した図である。
図20〜図24は、図1〜図4に示す電動送風機(電磁ノイズガード及び導電路部材を設けた電動送風機)のボールベアリングの外輪と内輪との電位差と時間との関係を示している。具体的には、図20は、近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合における図であり、図21は、電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合における図であり、図22は、図21の一部の電位差を拡大した図であり、図23は、電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合における図であり、図24は、図23の一部の電位差を拡大した図である。
図10,図15及び図20より、近傍に電磁ノイズを発生する装置を配置しない場合には、いずれの電動送風機も外輪と内輪との電位差にそれほど大きな差がないのが分かる。しかしながら、図16及び図21より、電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器を配置した場合には、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けた電動送風機(図21)は、電磁ノイズガードのみを設けた電動送風機(図16)よりも外輪と内輪との電位差を小さくできるのが分かる。さらに、図18,図19,図23及び図24より、電磁ノイズガード側の近傍に電磁ノイズを発生する整流器及びインバータを配置した場合でも、電磁ノイズガード及び導電路部材を設けた電動送風機(図23,図24)は、電磁ノイズガードのみを設けた電動送風機(図19,図19)よりも外輪と内輪との電位差を小さくできるのが分かる。
なお、上記各例では、2枚の金属支持板と複数本の閉ループ導体とからなる電磁ノイズガードや、フィンガーガードからなる電磁ノイズガードを用いた例を示したが、1枚の金属支持板からなる電磁ノイズガード等の種々の電磁ノイズガードを用いることができる。
本発明によれば、接地された電磁ノイズガードと、ボールベアリングの外輪が嵌合されたベアリングホルダまたはボールベアリングの外輪とを電気的に接続するため、ボールベアリングの外輪を接地することができる。その結果、ボールベアリングの外輪と内輪との間で電位差を小さくして、ボールベアリングに電食が発生するのを防止することができる。
1 ファンハウジング
3 ベアリングホルダ
5 ボールベアリング
5a 外輪
5b 内輪
5c 転動体
9 電磁ノイズガード
11 ファンケース
13 モータケース
17 導電路部材
19 風洞
19a 吸い込み口
19b 吐き出し口
23 回転軸
25 インペラ

Claims (6)

  1. 吸い込み口と吐き出し口とを有する風洞を備えた絶縁樹脂製のファンケースと、
    モータのステータが固定されるモータケースと、
    前記モータケースに取り付けられた金属製のベアリングホルダと、
    外輪と内輪との間に潤滑油を介して複数の転動体が配置されて構成され且つ前記ベアリングホルダ内に前記外輪が嵌合され、前記内輪内に前記モータの回転軸が嵌合された金属製の1以上のボールベアリングと、
    前記ファンケースと前記モータケースとを連結する複数本のウエブと、
    前記モータの金属製の回転軸に固定されて前記風洞内で回転するインペラと、
    前記ファンケースの前記吸い込み口または前記吐き出し口に対して設けられて接地された金属製の電磁ノイズガードとを具備し、
    前記電磁ノイズガードと前記ベアリングホルダとが電気的に接続されていることを特徴とする電動送風機。
  2. 前記ファンケース、前記ウエブ及び前記モータケースは、樹脂射出成形により一体に形成されてファンハウジングを構成しており、
    前記電磁ノイズガードと前記ベアリングホルダとを電気的に接続する電気的接続手段は、前記ファンハウジングにインサート成形されて前記ベアリングホルダと前記電磁ノイズガードとに電気的に導通可能に接続された導電路部材を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. ベアリングホルダに保持された金属製の1以上のボールベアリングにより支持された金属製の回転軸を有するモータと、
    前記回転軸に固定されたインペラと、
    吸い込み口と吐き出し口とを有して前記インペラが内部で回転する風洞を備え且つ前記ベアリングホルダが固定された絶縁樹脂製のファンハウジングと、
    前記風洞の前記吸い込み口または前記吐き出し口に対して設けられて接地された金属製の電磁ノイズガードとを備え、
    前記電磁ノイズガードと前記1以上のボールベアリングの外輪とが電気的に接続されていることを特徴とする電動送風機。
  4. 前記ベアリングホルダは金属によって形成されており、
    前記電磁ノイズガードと前記1以上のボールベアリングの外輪とを電気的に接続する電気的接続手段は、前記ファンハウジングにインサート成形されて前記ベアリングホルダと前記電磁ノイズガードとに電気的に導通可能に接続された導電路部材を含んでいることを特徴とする請求項3に記載の電動送風機。
  5. 前記ベアリングホルダは金属によって形成されており、
    前記電磁ノイズガードと前記1以上のボールベアリングの外輪とを電気的に接続する電気的接続手段は、前記ファンハウジングの外表面に沿って配置されて前記ベアリングホルダと前記電磁ノイズガードとに電気的に導通可能に接続された導電路部材を含んでいることを特徴とする請求項3に記載の電動送風機。
  6. 前記電磁ノイズガードは、
    前記吸い込み口またが吐き出し口と対向する金属製の1以上の閉ループ導体と、
    前記閉ループ導体を保持する導体保持手段とを具備していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の電動送風機。
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