JP5377824B2 - 防眩フィルム、防眩シート、およびこれらの製造方法、ならびにこれらを用いた画像表示装置 - Google Patents

防眩フィルム、防眩シート、およびこれらの製造方法、ならびにこれらを用いた画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、防眩フィルムおよび防眩シートに関する。より詳細には、本発明は、優れた防眩性を維持しつつ、コントラストに優れた画像表示装置が得られる防眩フィルムおよび防眩シートに関する。また、本発明は、このような防眩フィルムおよび防眩シートの簡便な製造方法に関する。さらに、本発明は、このような防眩フィルムおよび防眩シートを用いた、いわゆる白ボケが少なくコントラストに優れた画像表示装置に関する。
液晶表示装置(LCD)、有機EL表示装置、プラズマ表示装置(PDP)などの画像表示装置は、蛍光灯などの室内照明、窓から入射する太陽光、操作者・視認者の影などが表示画面に映り込むことにより、画像の視認性が妨げられる場合がある。そこで、例えばLCD表面には、画像の視認性を向上させるために、微細凹凸構造を有する光拡散層が設けられている。このような光拡散層は、表面反射光を拡散し、外光の正反射を抑え、映り込みを抑制することができる(すなわち、防眩性を有する)。
このような光拡散層の形成方法としては、構造の微細化が容易なこと、および生産性に優れることから、微粒子を分散した樹脂をコーティングする方法が主流となっている(例えば、特許文献1参照)。しかし、このような光拡散層は、光拡散層表面全体が強く拡散および反射してしまい、その結果、いわゆる白ボケ(黒表示時に表示画面が白っぽくなってしまう現象)により、表示画面のコントラストが低下するという問題がある。
特許第3743624号
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、優れた防眩性を維持しつつ、コントラストに優れた画像表示装置が得られる防眩フィルムおよび防眩シート、ならびにこれらの簡便な製造方法を提供することにある。
本発明の防眩フィルムは、第1の方向の凹凸形状と、該第1の方向に直交する第2の方向の凹凸形状とが、実質的に異なる。
好ましい実施形態においては、上記第1の方向の凹凸形状の平均傾斜角度θaは、上記第2の方向の凹凸形状の平均傾斜角度θaよりも大きい。さらに好ましい実施形態においては、上記平均傾斜角度θaと上記平均傾斜角度θaとの差Δθa=θa−θaは、0.5°〜30°である。
好ましい実施形態においては、上記平均傾斜角度θaは1°〜30°である。好ましい実施形態においては、上記平均傾斜角度θaが0°〜5°である。
好ましい実施形態においては、上記防眩フィルムは、厚みが2μm〜50μmである。
好ましい実施形態においては、上記防眩フィルムは、硬化性樹脂で構成され、表面にエンボス加工が施されている。さらに好ましい実施形態においては、上記硬化性樹脂は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂およびエポキシ系樹脂から選択される少なくとも1種である。
本発明の別の局面によれば、防眩シートが提供される。この防眩シートは、基材と、該基材上に配置された上記防眩フィルムとを含む。
好ましい実施形態においては、上記基材はポリエステル系樹脂を含む。
本発明のさらに別の局面によれば、光学積層体が提供される。この光学積層体は、上記防眩フィルムまたは上記防眩シートと、偏光子とを含む。
好ましい実施形態においては、上記偏光子の吸収軸と上記防眩フィルムにおける第1の方向とのなす角度は、時計回りに、実質的に45°または−45°である。別の好ましい実施形態においては、上記偏光子の吸収軸と上記第1の方向とは、実質的に平行である。
本発明のさらに別の局面によれば、画像表示装置が提供される。この画像表示装置は、上記防眩フィルム、上記防眩シートまたは上記光学積層体を含む。
好ましい実施形態においては、上記第1の方向が表示画面の左右方向に対応し、上記第2の方向が表示画面の上下方向に対応するようにして、上記防眩フィルム、上記防眩シートまたは上記光学積層体が配置されている。
本発明のさらに別の局面によれば、防眩フィルムの製造方法が提供される。この製造方法は、硬化性樹脂の溶液を塗布および乾燥して樹脂フィルムを形成する工程と;該樹脂フィルムの第1の方向に所定の凹凸形状を形成し、かつ、該第1の方向に直交する第2の方向に該第1の方向の凹凸形状とは異なる凹凸形状を形成する工程と;該凹凸形状が形成された樹脂フィルムを硬化させる工程とを含む。
好ましい実施形態においては、上記凹凸形状は、エンボス加工により形成される。
本発明によれば、防眩フィルムの表面凹凸形状に異方性を持たせることにより、優れた防眩性を維持しつつ、コントラストに優れた画像表示装置を得ることができる防眩フィルムを提供することができる。より詳細には、従来の画像表示装置(例えば、液晶表示装置のようなフラットパネルディスプレイ)においては、表示画面が平滑であるので外光が正反射して映り込み現象が発生する。これに対して、等方性の凹凸表面を有する防眩フィルムを貼り付けると、拡散反射により映り込みは改善されるが、当該拡散反射により必然的に白ボケ現象が発生する。本発明によれば、特定の異方性を有する表面凹凸形状を採用することにより、正反射と拡散反射のバランスを適切に保つことができる(具体的には、上方からの外光は平滑面のごとく正反射させ、かつ、後方および左右方向からの外光は適度に拡散反射させることができる)。その結果、従来は両立できなかった、映り込みおよび白ボケの防止を同時に達成できる。
A.防眩フィルム
本発明の防眩フィルムは、異方性のある表面凹凸形状を有する。より具体的には、図1に示すように、本発明の防眩フィルム100は、第1の方向10に沿って見たときの凹凸形状と、該第1の方向に直交する第2の方向20に沿って見たときの凹凸形状とが、実質的に異なる。好ましくは、第1の方向10に沿って見たときの凹凸形状の表面粗さは、第2の方向20に沿って見たときの凹凸形状の表面粗さよりも大きい。すなわち、第1の方向10に沿って見たときの凹凸形状は、第2の方向20に沿って見たときの凹凸形状よりも、凹凸の山と谷との統計的平均距離が大きい。なお、図1は、本発明の防眩フィルムの凹凸形状の理解を容易にするための模式図であり、実際の防眩フィルムがこのような極端な凹凸形状を有さない場合があることはいうまでもない。
さらに好ましくは、上記第1の方向10の凹凸形状の平均傾斜角度θaは、上記第2の方向20の凹凸形状の平均傾斜角度θaよりも大きい。より具体的には、上記平均傾斜角度θaと上記平均傾斜角度θaとの差Δθa=θa−θaは、好ましくは0.5°〜30°であり、さらに好ましくは0.5°〜25°であり、特に好ましくは1°〜20°であり、最も好ましくは1°〜7°である。このような関係であれば、防眩性を維持しつつ、白ボケおよび映り込みが良好に防止され得る。なお、上記θaおよびθaは、それぞれ、上記第1の方向および第2の方向の単位長さあたりの凹凸形状の高低差を変化させることにより、適切に増加または減少させることができる。例えば、第1の方向の凹凸形状の高低差を大きくすることによりθaを大きくすることができ、第1の方向の凹凸形状の高低差を小さくすることによりθaを小さくすることができる。
本明細書において「平均傾斜角度」とは、基準長さにおける表面粗さ曲線の山と谷とを結ぶ直線の傾きの平均である。例えば、図2に示すように、基準長さLにおけるすべての高さ(山と谷との距離)をh、h、h、h、・・・hとすると、平均傾斜角度θaは下記の式で表される。なお、本発明による異方性のある表面凹凸形状を有する防眩フィルムにおいては、平均傾斜角度θaと表面粗さRaとの間に厳密な相関関係は見出されない。例えば、第1の方向の表面粗さRaの方が第2の方向の表面粗さRaよりも大きい場合、多くの場合は第1の方向の平均傾斜角度θaの方が第2の方向の平均傾斜角度θaよりも大きいが、その逆の場合もあり得る。一方、等方性の(ランダムな)凹凸形状を有する従来の防眩フィルムにおいては、θaとθaとは実質的に等しく、かつ、RaとRaとは実質的に等しい。異方性のある表面凹凸形状を有する防眩フィルムにおける2つの方向の平均傾斜角度と白ボケおよび映り込みとの関係を見出したことが、本発明の成果の1つである。
上記平均傾斜角度θaは、好ましくは1°〜30°であり、さらに好ましくは2°〜27°であり、特に好ましくは3.5°〜15°であり、最も好ましくは3.5°〜10°である。また、上記平均傾斜角度θaは、好ましくは0°〜5°であり、さらに好ましくは0.1°〜3.5°であり、特に好ましくは0.1°〜2.5°であり、最も好ましくは0.2°〜1.5°である。平均傾斜角度θaおよびθaをそれぞれこのような範囲に設定することにより、白ボケおよび映り込みをより一層改善することができる。
本発明の防眩フィルムの厚みは、好ましくは2μm〜50μmであり、さらに好ましくは3μm〜30μmである。このような厚みの範囲であれば、所望の凹凸形状を形成することができ、かつ、フィルムの透明性や機械的強度も確保できる。
本発明の防眩フィルムを構成する材料としては、光学フィルムに用いられ得る任意の適切な材料が採用され得る。好ましくは、本発明の防眩フィルムは、硬化性樹脂で構成される。硬化性樹脂の具体例としては、エネルギー線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂が挙げられる。エネルギー線の具体例としては、電子線、光(例えば、紫外線、可視光)が挙げられる。このような硬化性樹脂を用いると、所望の凹凸形状を形成した後で実質的に完全に硬化させることにより、形成された凹凸形状を固定化することができる。その結果、凹凸形状の耐久性、保持性および安定性に優れたフィルムを得ることができる。このような硬化性樹脂の具体例としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アミド系樹脂、シリコーン系樹脂が挙げられる。好ましくは、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂である。これらの硬化性樹脂は、単独でまたは組み合わせて用いられ得る。これらの硬化性樹脂は、一般的には、液状組成物の形態で入手可能である。
上記硬化性樹脂(液状組成物)は、目的に応じて任意の適切な添加剤をさらに含有し得る。添加剤の具体例としては、界面活性剤、可塑剤、酸化防止剤、導電性付与材、紫外線吸収剤、光安定化剤、架橋剤、架橋助剤、重合開始剤、増粘剤が挙げられる。用いる添加剤の種類および/または量を調整することにより、目的に応じた所望の特性を有する防眩フィルムが得られ得る。
本発明の防眩フィルムの凹凸形状は、好ましくは、エンボス加工により形成されている。凹凸形状の形成方法は、後述のC項で詳しく説明する。
B.防眩シート
図3は、本発明の好ましい実施形態による防眩シートの概略断面図である。防眩シート200は、基材110と、該基材上に配置された防眩フィルム100とを含む。防眩フィルムは、上記A項で説明したとおりである。1つの実施形態においては、基材と防眩フィルムとは直接(すなわち、接着層を介することなく)積層されている。
上記基材は、代表的には、透明でかつ光学的に複屈折の少ない樹脂を含むフィルムで構成される。このような樹脂の具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂;ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース等のセルロース系樹脂;ポリカーボネート系樹脂;ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体等のスチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、環状またはノルボルネン構造を有するポリオレフィン、エチレン・プロピレン共重合体等のオレフィン系樹脂;塩化ビニル系樹脂、ナイロンや芳香族ポリアミド等のアミド系樹脂;イミド系樹脂;スルホン系樹脂;ポリエーテルスルホン系樹脂;ポリエーテルエーテルケトン系樹脂;ポリフェニレンスルフィド系樹脂;ビニルアルコール系樹脂;塩化ビニリデン系樹脂;ビニルブチラール系樹脂;アリレート系樹脂;ポリオキシメチレン系樹脂;エポキシ系樹脂;およびこれらのブレンドが挙げられる。好ましくは、ポリエステル系樹脂であり、特に好ましくは、ポリエチレンテレフタレートである。
基材の厚みは、好ましくは1μm〜500μm、さらに好ましくは20μm〜300μmである。
C.防眩フィルムおよび防眩シートの製造方法
図4は、本発明の好ましい実施形態による防眩フィルムの製造方法を説明するための模式図である。まず、搬送された基材110に、硬化性樹脂の溶液を塗布して塗布層(樹脂フィルム)100´を形成する。硬化性樹脂は、上記A項で説明したとおりである。硬化性樹脂は、一般的には液状組成物の形態で入手可能であるので、そのまま塗布することができる。あるいは、所定の溶媒で希釈しまたは増粘剤を添加することにより、粘度を調整して塗布してもよい。粘度を調整することにより、塗布厚みが調整され、結果として、防眩シートの厚みを調整することができる。必要に応じて、塗布後に所定の加熱処理を行い、塗布層の流動を防止または抑制してもよい。加熱温度および加熱時間は、硬化性樹脂の種類、溶媒の種類および含有量、塗布液の粘度、所望の厚み等に応じて適切に調整され得る。なお、塗布層は、接着層等を介することなく直接基材に形成され得る。必要に応じて、基材には、基材と塗布層との密着性を改善する処理(例えば、コロナ処理、火炎処理)を施してもよい。
硬化性樹脂溶液の塗布方法120としては、任意の適切な方法が採用され得る。具体例としては、エアドクターコーティング、ブレードコーティング、ナイフコーティング、リバースコーティング、トランスファロールコーティング、グラビアロールコーティング、キスコーティング、キャストコーティング、スプレーコーティング、スロットオリフィスコーティング、カレンダーコーティング、電着コーティング、ディップコーティング、ダイコーティング等のコーティング法;フレキソ印刷等の凸版印刷法、ダイレクトグラビア印刷法、オフセットグラビア印刷法等の凹版印刷法、オフセット印刷法等の平版印刷法、スクリーン印刷法等の孔版印刷法等の印刷法が挙げられる。
次に、塗布層100´表面の第1の方向に所定の凹凸形状を形成し、かつ、該第1の方向に直交する第2の方向に該第1の方向の凹凸形状とは異なる凹凸形状を形成する。このような異方性のある凹凸形状の形成は、好ましくは、エンボス加工により行われる。より具体的には、エンボス加工は、基材110/塗布層100´の積層体をエンボスロール130に通すことにより行われる。エンボスロールを用いることにより以下の利点が得られる:(1)粒子を分散させて凹凸を形成する方法では実質的に不可能であった、異方性のある凹凸形状を形成することができる、(2)連続的に搬送されるフィルムにエンボス加工を施せるので、きわめて生産性に優れる、(3)粒子を分散させて凹凸を形成する場合に比べて、凹凸形状の再現性に格段に優れるので、フィルムごとのバラツキが顕著に防止され得る、ならびに、(4)エンボスロール表面を加工してその形状をフィルムに転写すればよいので、フィルムに直接凹凸形状を形成する場合に比べて、設計どおりの凹凸形状をフィルムに形成することができ、かつ、そのような凹凸形状の設計がきわめて容易である。
次に、表面に凹凸が形成された塗布層100´を完全に硬化させて、防眩フィルム100を形成する。硬化方法および硬化条件は、硬化性樹脂の種類に応じて適切に選択され得る。例えば、硬化性樹脂が電子線硬化性樹脂(例えば、紫外線硬化性樹脂)であれば電子線(例えば、紫外線)を照射すればよく、熱硬化性樹脂であれば加熱すればよい。電子線硬化性樹脂を用いる場合には、電子線照射して塗布層を硬化させた後、必要に応じて加熱処理を施し溶媒を蒸発させてもよい。
以上のようにして、基材110と防眩フィルム100とを有する防眩シート200が得られる。防眩フィルム単独で用いる場合には、基材を剥離すればよい。この場合には、基材に任意の適切な剥離処理を施しておけばよい。
D.光学積層体
本発明の光学積層体は、上記防眩フィルムまたは上記防眩シートと、偏光子とを含む。1つの実施形態においては、防眩フィルムまたは防眩シートと偏光子とは、接着層を介して積層されている。好ましくは、光学積層体は、防眩フィルムと基材と偏光子とをこの順に備える。このような形態によれば、基材が偏光子の保護層を兼ねることにより、偏光子の耐久性を向上させることができる。また、上記光学積層体が高温または低温環境下に曝された場合に、偏光子の膨張または収縮に伴う応力が上記防眩フィルムに直接伝わらないので、当該防眩フィルムにクラックが発生するのを防止することができる。
上記偏光子としては、任意の適切な偏光子が採用され得る。具体例としては、ヨウ素または二色性染料を含む、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムの延伸フィルム;米国特許5,523,863号に開示されているような、二色性物質と液晶性化合物とを含む液晶性組成物を一定方向に配向させたO型偏光子;および、米国特許6,049,428号に開示されているような、リオトロピック液晶を一定方向に配向させたE型偏光子などが挙げられる。好ましくは、上記偏光子は、ヨウ素または二色性染料を含む、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムの延伸フィルムである。偏光度が高く、画像表示装置の正面方向のコントラスト比を高くできるからである。このような高分子フィルムは、例えば、特開2001−315144号公報[実施例1]に記載の方法により製造される。
上記偏光子の23℃で測定した波長440nmの透過率(単体透過率ともいう)は、好ましくは41%以上、さらに好ましくは43%以上である。また、偏光度は、好ましくは99.8%以上、さらに好ましくは99.9以上である。
上記接着層は、偏光子がポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムの延伸フィルムである場合には、好ましくは水溶性接着剤で構成される。水溶性接着剤は、好ましくはポリビニルアルコール系樹脂を主成分として含有する。接着層の厚みは、代表的には0.1μm〜50μmであり、好ましくは1μm〜30μmである。上記の範囲であれば、接合される防眩フィルムや偏光子に浮きや剥れが生じず、実用上悪影響のない接着力と接着時間が得られ得る。
1つの実施形態においては、上記偏光子の吸収軸と上記防眩フィルムの第1の方向とは、実質的に平行である。このような光学積層体は、ノーマリブラック方式の液晶表示装置に特に好適に用いられ、白ボケおよび映り込みが良好に防止され得る。別の実施形態においては、上記偏光子の吸収軸と上記防眩フィルムの第1の方向とのなす角度は、時計回りに、実質的に45°または−45°である。このような光学積層体は、ノーマリホワイト方式の液晶表示装置に特に好適に用いられ、白ボケおよび映り込みが良好に防止され得る。
E.画像表示装置
本発明の画像表示装置は、上記防眩フィルム、上記防眩シートまたは上記光学積層体を含む。本発明の画像表示装置の具体例としては、液晶表示装置(LCD)、有機EL表示装置、プラズマ表示装置(PDP)、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)が挙げられる。特に好ましくは、本発明の画像表示装置は、大型画面を有する画像表示装置(例えば、大型液晶テレビ)である。
好ましくは、上記防眩フィルム、上記防眩シートまたは上記光学積層体は、上記防眩フィルムにおける第1の方向(図1の矢印10)が表示画面の左右方向に対応し、第2の方向(図1の矢印20)が表示画面の上下方向に対応するようにして配置されている。例えば、上記防眩フィルムは、上記第1の方向が据え置き型液晶テレビの画面の左右方向(横長方向)に実質的に一致するようにして配置されている。このような構成を採用することにより、特に白ボケが顕著に防止され得る。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例には限定されない。実施例における評価方法を以下に示す。
(1)平均傾斜角度θa:
防眩フィルムの凹凸表面を、ダイヤモンドからなる先端部の曲率半径R=2μmの測定針を有する触針式表面粗さ測定機(小阪研究所製、高精度微細形状測定器サーフコーダET4000)にて走査速度0.1mm/秒、カットオフ値0.8mmの条件で一定方向に4mmの長さで測定し、その表面粗さ曲線より平均傾斜角度θa(°)を求めた。
(2)中心線平均表面粗さRa:
JIS B0601―1994にしたがって測定した。具体的には、防眩フィルムの凹凸表面とは反対側の面に、MATSUNAMI製のガラス板(厚み1.3mm)を粘着剤で貼り合わせて試料を作成し、小阪研究所製高精度微細形状測定器サーフコーダET4000にて測定し、Ra値を求めた。
(3)白ボケ:
(3−1)目視評価:
液晶パネルに対して約50°の角度で設置した蛍光灯を点灯し、液晶パネルを正面から見たときの明るさ(白さ)を目視で3段階評価した。具体的には、パネルにほとんど白みが出ていない場合を○、パネルの一部が非常に白くなっている場合、または、パネルの多くの部分が白みを帯びている場合を△、パネルの多くの部分が非常に白くなっている場合を×とした。
(3−2)正面輝度評価:
液晶パネルに対して約50°の角度で設置した蛍光灯を点灯し、パネル表面で200ルクスとなる光を照射した際の正面方向の輝度を輝度計(トプコンテクノハウス社製、BM−5A)で測定した。
(4)映り込み:
液晶パネルの正面に設置した蛍光灯を点灯した際の、パネルに映る蛍光灯の輪郭の鮮明さを目視で3段階評価した。蛍光灯の輪郭が認識できない場合を○、輪郭が不鮮明ながら認識できる場合を△、輪郭が鮮明に認識できる場合を×とした。
(5)防眩フィルムの表面形状の観察
レーザー顕微鏡(KEYENCE VK−8500(モニターユニット)、VK−8510(顕微鏡本体))を用いて観察した。
(実施例1)
紫外線硬化性アクリル系樹脂(荒川化学工業社製、製品名ビームセット)をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東レ社製、製品名ルミラーU34;厚み100μm)にコンマコーターで厚み10μmに塗布し、PET基材/アクリル樹脂塗布層の積層体を作製した。引き続いて、この積層体を、所定の表面形状にエンボス加工したロールに押し当てながらPET基材側から紫外線を照射して塗布層を硬化させ、基材/防眩フィルムの構成を有する防眩シートを得た。紫外線の照射強度は40mW/cm、総照射量は300mJ/cmであった。得られた防眩シートの防眩フィルムの第1の方向の表面粗さRaおよび平均傾斜角度θa、第2の方向の表面粗さRaおよび平均傾斜角度θa、ならびに、Δθを下記の表1に示す。さらに、この防眩フィルムの表面形状のレーザー顕微鏡写真を図5に示す。
得られた防眩シートを、ノートパソコン(DELL社製、ワイド17型、商品名INSPIRON630m)から取り出した液晶パネルに貼り合わせた。このとき、防眩フィルムの上記第1の方向(ここでは、平均傾斜角度θaが大きい方向)が表示画面の左右方向と実質的に一致するように、かつ、上記第2の方向(ここでは、平均傾斜角度θaが小さい方向)が表示画面の上下方向と実質的に一致するようにして貼り合わせた。防眩フィルムを貼り合わせた液晶パネルの白ボケおよび映り込みを評価した。結果を下記表1に示す。
(実施例2)
異なる表面形状を有するエンボスロールを用いたこと(したがって、異なるRa、θa、Ra、θaおよびΔθが得られるようにしたこと)以外は実施例1と同様にして、防眩シートを得た。この防眩シートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(実施例3)
異なる表面形状を有するエンボスロールを用いたこと(したがって、異なるRa、θa、Ra、θaおよびΔθが得られるようにしたこと)以外は実施例1と同様にして、防眩シートを得た。この防眩シートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(実施例4)
異なる表面形状を有するエンボスロールを用いたこと(したがって、異なるRa、θa、Ra、θaおよびΔθが得られるようにしたこと)以外は実施例1と同様にして、防眩シートを得た。この防眩シートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(比較例1)
市販の防眩機能付偏光板(アンチグレア偏光板:日東電工株式会社製、NPF−SEG−1425DUAG200)を、実施例1と同様の液晶パネルの視認側偏光板に代えて貼り付け、白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(比較例2)
市販の防眩機能付偏光板(アンチグレア偏光板:日東電工株式会社製、NPF−SEG−1425DUAGS1)を、実施例1と同様の液晶パネルの視認側偏光板に代えて貼り付け、白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(比較例3)
実施例1と同様の防眩フィルムを用いた。この防眩フィルムを、第1の方向(平均傾斜角度θaが大きい方向)が表示画面の上下方向と実質的に一致するように、かつ、上記第2の方向(平均傾斜角度θaが小さい方向)が表示画面の左右方向と実質的に一致するようにしたこと以外は実施例1と同様にして液晶パネルに貼り合わせ、白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(比較例4)
実施例3と同様の防眩フィルムを用いた。この防眩フィルムを、第1の方向(平均傾斜角度θaが大きい方向)が表示画面の上下方向と実質的に一致するように、かつ、上記第2の方向(平均傾斜角度θaが小さい方向)が表示画面の左右方向と実質的に一致するようにしたこと以外は実施例3と同様にして液晶パネルに貼り合わせ、白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
(比較例5)
実施例4と同様の防眩フィルムを用いた。この防眩フィルムを、第1の方向(平均傾斜角度θaが大きい方向)が表示画面の上下方向と実質的に一致するように、かつ、上記第2の方向(平均傾斜角度θaが小さい方向)が表示画面の左右方向と実質的に一致するようにしたこと以外は実施例4と同様にして液晶パネルに貼り合わせ、白ボケおよび映り込みを評価した。結果を表1に示す。
実施例1〜4と比較例1〜2とを比較すると明らかなように、本発明の実施例の防眩シートは、映り込みと白ボケの両方を同時に防止できる。比較例3〜5から明らかなように、本発明の防眩シートを特定の位置関係で画像表示装置に貼り付けることにより、白ボケおよび映り込み(特に、白ボケ)が顕著に改善され得る。
本発明の防眩フィルム、防眩シートおよび光学積層体は、それぞれ、各種画像表示装置(例えば、液晶表示装置、自発光型表示装置)に好適に使用され得る。適用可能な画像表示装置の具体例としては、液晶表示装置(LCD)、有機EL表示装置、プラズマ表示装置(PDP)、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)が挙げられる。
本発明の好ましい実施形態による防眩フィルムの表面凹凸形状を説明するための模式図である。 平均傾斜角度の算出方法を説明するための模式図である。 本発明の好ましい実施形態による防眩シートの概略断面図である。 本発明の好ましい実施形態による防眩フィルムの製造方法を説明する模式図である。 本発明の実施例で得られた防眩フィルムの表面形状のレーザー顕微鏡写真である。
符号の説明
10 第1の方向
20 第2の方向
100 防眩フィルム
110 基材
200 防眩シート

Claims (13)

  1. 表面において、第1の方向の凹凸形状と、該第1の方向に直交する第2の方向の凹凸形状とを有する防眩フィルムであって、
    該第1の方向は、該防眩フィルムを直立させた際の該防眩フィルムの左右方向であり、該第2の方向は、該防眩フィルムを直立させた際の該防眩フィルムの上下方向であり、
    該第1の方向の凹凸形状の平均傾斜角度θaが1°〜30°であり、
    該第2の方向の凹凸形状の平均傾斜角度θaが0°〜5°であり、
    前記平均傾斜角度θa と前記平均傾斜角度θa との差Δθa=θa −θa が、0.5°〜30°である、
    防眩フィルム。
  2. 厚みが2μm〜50μmである、請求項1に記載の防眩フィルム。
  3. 硬化性樹脂で構成され、表面にエンボス加工が施されている、請求項1または2に記載の防眩フィルム。
  4. 前記硬化性樹脂が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂およびエポキシ系樹脂から選択される少なくとも1種である、請求項に記載の防眩フィルム。
  5. 基材と、該基材上に配置された請求項1からのいずれかに記載の防眩フィルムとを含む、防眩シート。
  6. 前記基材がポリエステル系樹脂を含む、請求項に記載の防眩シート。
  7. 請求項1からのいずれかに記載の防眩フィルムあるいは請求項またはに記載の防眩シートと、偏光子とを含む、光学積層体。
  8. 前記偏光子の吸収軸と前記防眩フィルムにおける前記第1の方向とのなす角度が、時計回りに、実質的に45°または−45°である、請求項に記載の光学積層体。
  9. 前記偏光子の吸収軸と前記第1の方向とが、実質的に平行である、請求項に記載の光学積層体。
  10. 請求項1からのいずれかに記載の防眩フィルム、請求項またはに記載の防眩シート、あるいは請求項からのいずれかに記載の光学積層体を含む、画像表示装置。
  11. 前記第1の方向が表示画面の左右方向に対応し、前記第2の方向が表示画面の上下方向に対応するようにして、前記防眩フィルム、前記防眩シートまたは前記光学積層体が配置されている、請求項10に記載の画像表示装置。
  12. 硬化性樹脂の溶液を塗布して樹脂フィルムを形成する工程と、
    該樹脂フィルムの第1の方向に所定の凹凸形状を形成し、かつ、該第1の方向に直交する第2の方向に該第1の方向の凹凸形状とは平均傾斜角度が異なる凹凸形状を形成する工程と、
    該凹凸形状が形成された樹脂フィルムを硬化させる工程と
    を含む、請求項1からのいずれかに記載の防眩フィルムの製造方法。
  13. 前記凹凸形状が、エンボス加工により形成される、請求項12に記載の製造方法。
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