JP5375594B2 - 作業管理プログラム、方法及び装置 - Google Patents

作業管理プログラム、方法及び装置 Download PDF

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Description

本技術は、作業の進捗を管理する技術に関する。
近年、ユーザが必要なソフトウェアの機能だけをネットワーク経由で利用するようなサービスの形態が普及しつつある。このようなサービスの形態はSaaS(Software as a Service)と呼ばれる。
サービスの開始にあたっては、必要なアプリケーション・プログラムをインストールしたり、セキュリティ対策を実施するなど、システムに対して様々な設定作業を行う必要がある。このような設定作業は、サービス提供業者における様々な技術分野の専門家により行われるのはもちろん、作業の内容によってはセキュリティの問題等からユーザにより行われる場合があり、多くの者が作業に携わる。また、前提となる作業が行われた後でなければ進めることができないような作業も多い。従って、作業に携わる者各々が作業の進捗を把握し、自身が行うべき作業を行うことにより、作業の停滞や遅延を発生させないようにすることが求められる。
従来、先の作業ユニットが終了しなければその後の作業ユニットに着手することができない複数の作業ユニットを有するプロジェクトを遂行するための技術が存在している。具体的には、作業ユニットごとに設定された作業内容及び作業期限を含むワークフローを作成し、ワークフローの作業を所定の担当者に指示する。また、予め定められた一定時間おきに作業の進捗情報を記憶し、進捗情報をワークフローが有する作業内容および作業期限の情報と比較することにより作業の遅延度を算出する。そして、算出した遅延度に基づいてワークフローの内容を作業期限が遵守されるように修正し、修正したワークフローの作業を所定の担当者に指示する。
しかしながら、上記技術は、「○○資料の収集」「○○資料の解析」「○○報告書の作成」といった、成果物を作成するプロジェクトの作業の進捗を管理するものであり、各作業において成果物が発生することが前提となっている。従って、システムの設定作業におけるアプリケーション・プログラムのインストールのように、成果物が発生しない作業に上記技術を適用する場合、別途作業完了報告書のような成果物を作成しなければならず、作業者にとって余分な手間がかかるという問題があった。
特開2007−213475号公報
従って、本技術の目的は、システムの設定作業の進捗管理において作業者の手間を軽減するための技術を提供することである。
本作業管理方法は、システムに対してなされる作業の進捗を管理するための方法である。そして、本方法は、(A)作業のIDと当該作業の完了又は未完了を表す作業フラグとを対応付けて格納する作業管理テーブル格納部から、未完了の作業のIDを特定するステップと、(B)作業のIDと当該作業の完了又は未完了を判断するための条件と当該条件を満たすか否かを判断するためのデータを取得する問い合わせコマンドとを対応付けて格納するコマンド格納部から、特定された未完了の作業のIDに対応付けられている問い合わせコマンドを読み出し、当該問い合わせコマンドをシステムに送信するステップと、(C)送信された問い合わせコマンドに対する回答データをシステムから受信した場合、当該回答データが、特定された未完了の作業のIDに対応付けられている条件を満たしているか判断する判断ステップと、(D)判断ステップにおける判断結果に基づき、作業管理テーブル格納部において、特定された未完了の作業のIDに対応付けられている作業フラグを更新するステップとを含む。
システムの設定作業の進捗管理において作業者の手間を軽減することができるようになる。
図1は、本技術の一実施の形態に係るシステムの構成図である。 図2は、タスク管理サーバの機能ブロック図である。 図3は、詳細タスクテーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図4は、タスクテーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図5は、チェック項目テーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図6は、前提タスクテーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図7は、コマンド格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図8は、本技術の一実施の形態に係るシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図9は、タスク登録処理の処理フローである。 図10は、タスク管理テーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図11は、ステータス更新処理の処理フローである。 図12は、状態管理テーブル格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図13は、ステータス更新処理の処理フローである。 図14は、前提タスクチェック処理の処理フローである。 図15は、ステータス表示処理の処理フローである。 図16は、ユーザが進捗確認をするための画面の一例を示す図である。 図17は、状態管理テーブル更新処理の処理フローである。 図18は、コンピュータの機能ブロック図である。
本技術の一実施の形態に係るシステムの概要を図1を用いて説明する。図1に示すように、例えばインターネットであるネットワーク1には、例えばパーソナルコンピュータ(PC)である顧客端末11と、例えばルータであるネットワーク装置3Aとが接続されている。また、ネットワーク装置3Aは、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワークであるネットワーク13に接続されている。ネットワーク13には、1又は複数の顧客サーバ51を含むデータセンタ5と、タスク管理サーバ7と、例えばルータであるネットワーク装置3Bとが接続されている。また、ネットワーク装置3Bには、状態管理サーバ9が接続されている。
顧客サーバ51は、状態管理サーバ9からの要求に応じて顧客サーバ51の状態に関する回答データを状態管理サーバ9に送信する処理等を実施するエージェント511と、顧客がサービスを利用する際に使用するデータが格納されている顧客ストレージ513とを含む。
状態管理サーバ9は、システムの状態に関する条件を満たすか否かを表すチェック項目フラグ(TRUE:条件を満たす、FALSE:条件を満たさない)等を格納する状態管理テーブル格納部91と、システムの状態に関するデータを取得するためのコマンドの情報を格納するコマンド格納部93と、コマンド格納部93に格納されているデータを用いて取得した回答データに基づき状態管理テーブル格納部91を更新する処理等を実施する管理部95とを含む。
管理部95は、申請内容管理部901と、サーバ性能管理部903と、サーバ設定管理部905と、ネットワーク状態管理部907と、ストレージ状態管理部909とを含む。申請内容管理部901は、顧客が提出したサービス申請のフォームに不備がないかをチェックする処理等を実施する。サーバ性能管理部903は、顧客サーバ51にsnmp(Simple Network Management Protocol)でアクセスし、顧客サーバ51のリソース性能情報を取得する処理等を実施する。サーバ設定管理部905は、顧客サーバ51上でリモートコマンドを実行し、OS(Operating System)及びアプリケーション・プログラムの定義情報を取得する処理等を実施する。ネットワーク状態管理部907は、ネットワーク装置3A及び3Bにsnmpでアクセスし、ネットワークの性能情報及び構成情報を取得する処理を実施する。また、ネットワーク状態管理部907は、ネットワーク装置3A及び3B上でリモートコマンドを実行し、ネットワークの疎通状態の情報を取得する処理等を実施する。ストレージ状態管理部909は、顧客ストレージ513にsnmpでアクセスし、顧客ストレージ513の性能情報及び構成情報を取得する処理等を実施する。
図2に、タスク管理サーバ7の機能ブロック図を示す。タスク管理サーバ7は、(A)顧客端末11から登録要求及び進捗確認要求を受信する受信部701と、(B)受信部701により受信された登録要求及び進捗確認要求に含まれるデータを格納する受信データ格納部703と、(C)詳細タスクに関する情報を格納する詳細タスクテーブル格納部707と、(D)タスクに関する情報を格納するタスクテーブル格納部709と、(E)受信データ格納部703及び詳細タスクテーブル格納部707に格納されているデータに基づき、後で述べるタスク登録処理を実施するタスク登録部705と、(F)タスク登録部705によるタスク登録処理の処理結果を格納するタスク管理テーブル格納部711と、(G)チェック項目に関する情報を格納するチェック項目テーブル格納部715と、(H)チェック項目テーブル格納部715に格納されているデータに基づき、後で述べるステータス更新処理を実施するステータス更新部713と、(I)詳細タスクを行う上で既に完了していなければならない詳細タスクである前提タスクの情報を格納する前提タスクテーブル格納部719と、(J)前提タスクテーブル格納部719に格納されているデータに基づき、後で述べる前提タスクチェック処理を実施する前提タスクチェック部717と、(K)タスク管理テーブル格納部711が更新されたことを顧客端末11に通知する処理を実施する通知部721と、(L)受信データ格納部703及びタスク管理テーブル格納部711に格納されているデータに基づき、後で述べるステータス表示処理を実施する表示処理部723とを含む。なお、タスクテーブル格納部709は、本実施の形態の処理に直接関係するものではないため、点線で示されている。
図3に、詳細タスクテーブル格納部707に格納されるデータの一例を示す。図3の例では、詳細タスクIDの列と、タスクIDの列と、詳細タスク内容の列と、標準納期の列と、担当IDの列とが含まれる。担当IDの列には、詳細タスクを担当する作業者のIDが格納されるようになっている。例えば、担当ID「user」は顧客が担当する詳細タスクであることを表しており、担当ID「network」はサービス提供業者におけるネットワーク技術者が担当する詳細タスクであることを表している。
図4に、タスクテーブル格納部709に格納されるデータの一例を示す。図4の例では、タスクIDの列と、タスク内容の列とが含まれる。
図5に、チェック項目テーブル格納部715に格納されるデータの一例を示す。図5の例では、チェック項目IDの列と、詳細タスクIDの列と、チェック項目名の列とが含まれる。
図6に、前提タスクテーブル格納部719に格納されているデータの一例を示す。図6の例では、詳細タスクIDの列と、前提タスクIDの列とが含まれる。前提タスクとは、詳細タスクを行う上で既に完了していなければならない詳細タスクである。例えば、詳細タスクID「olh−init−200」である詳細タスクを行うためには、詳細タスクID「olh−init−100」である前提タスクを既に完了していなければならない。また、詳細タスクID「olh−init−500」である詳細タスクを行うためには、詳細タスクID「olh−init−300」である前提タスク及び詳細タスクID「olh−init−400」である前提タスクを既に完了していなければならない。一方、詳細タスクID「olh−init−100」及び「olh−sec−100」である詳細タスクには、前提タスクは存在しない。
図7に、コマンド格納部93に格納されるデータの一例を示す。図7の例では、チェック項目IDの列と、チェック項目の列と、問い合わせコマンドの列とが含まれる。チェック項目の列には、システムの状態に関する条件が格納される。問い合わせコマンドの列には、チェック項目に係る条件を満たしているか判断するためのデータを取得するためのコマンドが格納される。
次に、本実施の形態に係るシステムの動作について、図8を用いて簡単に説明する。図8は、ユーザにより新たにタスクの登録がなされてから、当該タスクについての設定作業が顧客サーバ51に対して行われ、設定作業が終了したことをユーザに通知するまでの一連の動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、顧客端末11は、タスク登録要求をタスク管理サーバ7に送信する(図8:ステップ(1))。この処理については、後でタスク登録処理の説明において詳しく述べる。なお、作業者は、例えばタスク管理サーバ7からの通知や後で説明するステータス表示処理により、タスクが登録されたことを知ることができる。
その後、例えばサービス提供業者における技術者である作業者が、顧客サーバ51に対して設定作業を行う(ステップ(2))。なお、作業者は、顧客端末11を操作するユーザ自身である場合もある。
一方、状態管理サーバ9は、所定時間毎に、顧客サーバ51の状態に関するデータを取得するための問い合わせコマンドを顧客サーバ51に送信する(ステップ(3))。そして、顧客サーバ51は、顧客サーバ51の状態に関するデータを含む回答データを状態管理サーバ9に送信する(ステップ(4))。そして、状態管理サーバ9は、取得した回答データに基づき、チェック項目フラグを更新する。これらの処理については、後で状態管理テーブル更新処理の説明において詳しく述べる。
その後、タスク管理サーバ7は、チェック項目フラグを取得するためのステータス取得要求を状態管理サーバ9に送信する(ステップ(5))。そして、状態管理サーバ9は、チェック項目フラグを含む応答データをタスク管理サーバ7に送信する(ステップ(6))。これらの処理については、後でステータス更新処理の説明において詳しく述べる。
そして、取得した全てのチェック項目フラグが条件を満たすことを表している場合には、タスク管理サーバ7は、顧客端末11に対し作業完了の通知を行う(ステップ(7))。これにより、ユーザは、ステップ(1)において登録したタスクについての作業が完了したことを認識することができる。
次に、図9乃至図17を用いて、図1及び図2に示したシステムの処理について説明する。まず、ユーザが新たにタスクを登録する際に行われるタスク登録処理について説明する。なお、タスク管理サーバ7が、顧客端末11から受信したユーザID及びパスワード用いて認証処理を実施することにより、ユーザのログインが完了しているものとする。そして、顧客端末11は、登録するタスクを選択させるための画面のデータをタスク管理サーバ7から受信し、表示装置に表示する。また、顧客端末11は、ユーザからサーバIDの入力を受け付けると共に、新たに登録するタスクの選択を受け付け、入力されたサーバID及び選択されたタスクのタスクIDを含む登録要求をタスク管理サーバ7に送信する。
そして、タスク管理サーバ7の受信部701は、顧客端末11からサーバID及びタスクIDを含む登録要求を受信し、受信データ格納部703に格納する(図9:ステップS1)。
そして、タスク登録部705は、受信データ格納部703に格納されているタスクIDに対応付けられている詳細タスクID、標準納期及び担当IDを詳細タスクテーブル格納部707から読み出す(ステップS3)。なお、図3に示したように、1つのタスクIDに対して複数のレコードが存在する場合もある。
そして、タスク登録部705は、現在日時及び標準納期に基づき、作業完了予定日時を算出する(ステップS5)。現在日時は、例えばタスク管理サーバ7の図示しないシステム時計から取得する。また、ステップS5においては、現在日時に標準納期を加えることにより作業完了予定日時を算出する。例えば、現在日時が2009/12/8(火)であり、標準納期が2営業日であれば、作業完了予定日時は2009/12/10(木)となる。
そして、タスク登録部705は、顧客端末11から受信したユーザID、受信データ格納部703に格納されているサーバID及びタスクID、ステップS3において読み出された詳細タスクID及び担当ID、及びステップS5において算出された作業完了予定日時を含むタスク管理データをタスク管理テーブル格納部711に登録する(ステップS7)。
図10に、タスク管理テーブル格納部に格納されるデータの一例を示す。図10の例では、ユーザIDの列と、サーバIDの列と、タスクIDの列と、詳細タスクIDの列と、詳細タスクフラグの列と、作業完了予定日時の列と、作業完了日時の列と、担当IDの列とが含まれる。詳細タスクフラグの列には、「FIN」、「ACTIVE」又は「WAIT」のいずれかが登録される。「FIN」は、既に詳細タスクが完了したことを表している。「ACTIVE」は、現時点で行うべき詳細タスクであることを表している。「WAIT」は、現時点では行うことができない詳細タスクであることを表している。なお、ステップS7においては、詳細タスクフラグの列には「WAIT」を登録しておき、作業完了日時の列には何も登録しないでおく。
図9の説明に戻り、ステータス更新部713は、ステータス更新処理を実施する(ステップS9)。ステータス更新処理については後で詳細に説明する。そして、処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、タスク管理テーブル格納部711にタスク管理データが格納され、ユーザが新たに登録したタスクの進捗を管理できるようになる。
次に、図11乃至図13を用いて、ステータス更新処理について説明する。まず、ステータス更新部713は、タスク管理テーブル格納部711において詳細タスクフラグが「FIN」でないレコードを処理対象レコードとして1件特定する(図11:ステップS11)。また、ステータス更新部713は、処理対象レコードの詳細タスクIDに対応付けられているチェック項目IDをチェック項目テーブル格納部715から特定する(ステップS13)。なお、図5に示したように、1つの詳細タスクIDに対して複数のチェック項目IDが対応付けられている場合もある。
そして、ステータス更新部713は、処理対象レコードのサーバID及びステップS13において特定されたチェック項目IDを含むステータス取得要求を状態管理サーバ9に送信し、状態管理サーバ9からチェック項目フラグを含む応答データを取得する(ステップS15)。そして、処理は端子Aを介して図13のステップS17へ移行する。
ここで、ステップS15において、状態管理サーバ9側において行われる処理についてより詳細に説明する。ステップS15において、ステータス取得要求を受信した状態管理サーバ9の管理部95は、状態管理テーブル格納部91から、ステータス取得要求に含まれるサーバID及びチェック項目IDに対応付けられているチェック項目フラグを特定する。そして、管理部95は、特定されたチェック項目フラグを含む応答データをタスク管理サーバ7に送信する。
図12に、状態管理テーブル格納部91に格納されるデータの一例を示す。図12の例では、サーバIDの列と、チェック項目IDの列と、チェック項目フラグの列と、チェック日時の列とが含まれる。チェック項目フラグの列には、「TRUE」又は「FALSE」が格納される。「TRUE」は、チェック項目に係る条件を満たしていることを表しており、「FALSE」は、チェック項目に係る条件を満たしていないことを表している。例えば図12に示した例の1行目のレコードであれば、サーバIDが「hostA1」であるサーバは、チェック項目IDが「olhi−101」であるチェック項目に係る条件を満たしていることを示している。また、チェック日時の列には、チェック項目フラグを最後に更新した日時が格納される。
図13の説明に移行して、ステータス更新部713は、ステップS15において取得した全てのチェック項目フラグが「TRUE」であるか判断する(ステップS17)。全てのチェック項目フラグが「TRUE」である場合(ステップS17:Yesルート)、ステータス更新部713は、タスク管理テーブル格納部711において、処理対象レコードの詳細タスクフラグを「FIN」に更新すると共に、作業完了日時を現在日時で更新する(ステップS21)。そして、通知部721は、処理対象レコードの詳細タスクが完了した旨のメールを、顧客端末11のユーザのメールアドレス宛に送信する(ステップS23)。ユーザのメールアドレスは、図示しないテーブルにおいてユーザIDに対応付けられて格納されており、当該テーブルから処理対象レコードのユーザIDをキーにして特定される。
一方、取得したチェック項目フラグのうちいずれかのチェック項目フラグが「FALSE」である場合(ステップS17:Noルート)、前提タスクチェック部717は、前提タスクチェック処理を実施する(ステップS19)。前提タスクチェック処理については、図14を用いて詳しく説明する。まず、前提タスクチェック部717は、処理対象レコードの詳細タスクIDに対応付けられている前提タスクIDを前提タスクテーブル格納部719から特定する(図14:ステップS31)。そして、前提タスクチェック部717は、処理対象レコードのサーバID及びステップS31において特定された前提タスクIDに対応付けられている詳細タスクフラグをタスク管理テーブル格納部711から特定する(ステップS33)。
そして、ステップS33において特定された全ての詳細タスクフラグが「FIN」であるか判断する(ステップS35)。特定された詳細タスクフラグのうちいずれかの詳細タスクフラグが「FIN」でない場合(ステップS35:Noルート)、前提タスクチェック部717は、タスク管理テーブル格納部711において、処理対象レコードの詳細タスクフラグを「WAIT」に更新する(ステップS37)。前提として完了していなければならない詳細タスクが完了していないため、現時点で作業を行うことができないからである。
一方、全ての詳細タスクフラグが「FIN」である場合(ステップS35:Yesルート)、前提タスクチェック部717は、タスク管理テーブル格納部711において、処理対象レコードの詳細タスクフラグを「ACTIVE」に更新する(ステップS39)。前提として完了していなければならない詳細タスクが全て完了しているため、現時点で作業を行うことができるからである。
そして、通知部721は、処理対象レコードの詳細タスクを現時点で行うことができる旨のメールを、顧客端末11のユーザのメールアドレス宛に送信する(ステップS41)。なお、ステップS41においては、顧客端末11のユーザではなく作業担当者のメールアドレス宛にメールを送信するようにしてもよい。そして、元の処理に戻る。
以上のような処理を実施することにより、どの詳細タスクについての作業を現時点で行うべきか把握できるようになるので、作業の無駄が無くなり、円滑に作業を進めることができるようになる。
図13の説明に戻り、ステータス更新部713は、タスク管理テーブル格納部711において、詳細タスクフラグが「FIN」でないレコードを全て処理したか判断する(ステップS25)。全て処理していない場合(ステップS25:Noルート)、処理は端子Bを介して図11のステップS11に戻る。
一方、全て処理した場合(ステップS25:Yesルート)、ステータス更新部713は、タスク管理テーブル格納部711において、受信データ格納部703に格納されているタスクIDに対応付けられている詳細タスクフラグが全て「FIN」であるか判断する(ステップS27)。いずれかの詳細タスクフラグが「FIN」でない場合(ステップS27:Noルート)、元の処理に戻る。
一方、全て「FIN」である場合(ステップS27:Yesルート)、通知部721は、ユーザにより選択されたタスクについての作業が完了した旨のメールを顧客端末11のユーザのメールアドレス宛に送信する(ステップS29)。そして、元の処理に戻る。
以上のような処理を実施することにより、作業に関係する者が作業の進捗を適切に把握できるようになるので、作業の停滞や遅延が発生することを防止することができる。また、作業者が別途作業成果物(例えば、報告書等)を作成する必要がないので、作業者の手間を軽減することができる。
次に、図15を用いて、ステータス表示処理について説明する。ステータス表示処理は、顧客サーバ51に対する設定作業の進捗をユーザが確認するための処理である。まず、認証処理が完了した後、ユーザが操作する顧客端末11は、どのサーバについて進捗確認を行うかを選択するための画面のデータをタスク管理サーバ7から受信する。そして、顧客端末11は、ユーザからサーバの選択を受け付け、サーバIDを含む進捗確認要求をタスク管理サーバ7に送信する。
そして、タスク管理サーバ7の受信部701は、顧客端末11からサーバIDを含む進捗確認要求を受信し、受信データ格納部703に格納する(図15:ステップS51)。
そして、表示処理部723は、顧客端末11から受信したユーザID及び受信データ格納部703に格納されているサーバIDに対応付けられているレコードをタスク管理テーブル格納部711から読み出す(ステップS53)。また、表示処理部723は、特定されたレコードに基づき表示用データを生成し、顧客端末11に送信し(ステップS55)、処理を終了する。なお、顧客端末11は、表示用データをタスク管理サーバ7から受信し、例えば図16に示すような画面を表示装置に表示する。
図16の例では、お客様作業の欄と、ステータスの欄と、弊社側作業の欄とが設けられている。ステータスの欄には、例えば詳細タスクフラグが「FIN」である場合には「完了」を表示し、「ACTIVE」である場合には「作業中」を表示し、「WAIT」である場合には「未完了」を表示する。
以上のような処理を実施することにより、ユーザは必要に応じて作業の進捗を確認することができるようになる。
次に、図17を用いて、状態管理テーブル更新処理について説明する。状態管理テーブル更新処理は、状態管理サーバ9の管理部95により例えば定期的に又は任意のタイミングで行われる。この任意のタイミングとしては、図11で説明したステータス更新処理の都度実行することが考えられる。その場合は、ステップS15においてタスク管理サーバ7から状態管理サーバ9がステータス取得要求を受信したタイミングで、以降で説明する状態管理テーブル更新処理が実行されることとなる。まず、状態管理サーバ9の管理部95は、状態管理テーブル格納部91において、チェック日時から所定時間経過しているレコードを1件特定する(図17:ステップS61)。例えば、所定時間として予め「3日」が設定されており、チェック日時が「2009/12/9」であり、現在日時が「2009/12/14」である場合には、チェック日時から所定時間経過しているレコードとして特定される。
そして、管理部95は、ステップS61において特定されたレコードのチェック項目IDに対応する問い合わせコマンドをコマンド格納部93から読み出す(ステップS63)。また、管理部95は、特定された問い合わせコマンドを顧客サーバ51に送信し、回答データを取得する(ステップS65)。そして、管理部95は、ステップS61において特定されたレコードのチェック項目IDに対応するチェック項目をコマンド格納部93から特定し、ステップS65において取得された回答データが当該チェック項目に係る条件を満たすか判断する(ステップS67)。
ステップS65及びS67において実施される処理について、いくつかの具体例を用いて説明する。ここでは、タスクIDが「olh−init」であるタスク「Linuxサーバ初期設定」についてのチェック項目を例に説明する。
例えばチェック項目IDが「olhi−202」であるチェック項目の場合、管理部95のサーバ設定管理部905は、時刻の同期のために用いるサーバ(例えば、NTP(Network Time Protocol)サーバ)についての設定情報を含む設定ファイル(例えば、ntp.confファイル)を取得するための問い合わせコマンドを顧客サーバ51に送信する。一方、顧客サーバ51のエージェント511は問い合わせコマンドを受信すると、例えば顧客サーバ51の記憶装置に格納されている設定ファイルを取得し、状態管理サーバ9に送信する。そして、状態管理サーバ9が設定ファイルを受信すると、管理部95のサーバ設定管理部905は、時刻の同期のために用いるサーバが正しく設定されているか判断する。
また、チェック項目IDが「olhi−202」であるチェック項目の場合、管理部95のサーバ設定管理部905は、時刻同期のためのコマンド(例えば、ntpdateコマンド)をリモートで実行するための問い合わせコマンドを顧客サーバ51に送信する。一方、顧客サーバ51のエージェント511は問い合わせコマンドを受信すると、時刻を同期すると共に、時刻の同期のために用いるサーバとの接続に関する情報を取得し、状態管理サーバ9に送信する。そして、状態管理サーバ9が時刻の同期のために用いるサーバとの接続に関する情報を受信すると、管理部95のサーバ設定管理部905は、時刻の同期のために用いるサーバと正常に接続できているか判断する。
また、例えばチェック項目IDが「olhi−203」であるチェック項目の場合、管理部95のサーバ設定管理部905は、顧客サーバ51にインストール済みのソフトウェア(例えば、RPM(Red Hat Package Manager)パッケージ)の一覧の情報を取得するためのコマンド(例えば、rpm −qaコマンド)をリモートで実行するための問い合わせコマンドを顧客サーバ51に送信する。一方、顧客サーバ51のエージェント511は問い合わせコマンドを受信すると、インストール済みのソフトウェアの一覧の情報を取得し、状態管理サーバ9に送信する。そして、状態管理サーバ9が、インストール済みのソフトウェアの一覧の情報を受信すると、管理部95のサーバ設定管理部905は、インストールされたソフトウェアと申請内容との差異がないか判断する。
また、例えばチェック項目IDが「olhi−301」であるチェック項目の場合、管理部95のネットワーク状態管理部907は、ポートスキャンを実行するための問い合わせコマンドを顧客サーバ51に送信する。一方、顧客サーバ51のエージェント511は問い合わせコマンドを受信すると、ポートの開放状態についての情報を取得し、状態管理サーバ9に送信する。そして、状態管理サーバ9がポートの開放状態についての情報を受信すると、管理部95のネットワーク状態管理部907は、実際のポートの開放状態と申請内容との差異があるか判断する。
図17の説明に戻り、取得された回答データがチェック項目に係る条件を満たす場合(ステップS67:Yesルート)、管理部95は、状態管理テーブル格納部91において、ステップS61において特定されたレコードのチェック項目IDに対応するチェック項目フラグを「TRUE」に更新する(ステップS69)。一方、取得された回答データがチェック項目に係る条件を満たさない場合(ステップS67:Noルート)、管理部95は、状態管理テーブル格納部91において、ステップS61において特定されたレコードのチェック項目IDに対応するチェック項目フラグを「FALSE」に更新する(ステップS71)。
そして、管理部95は、チェック日時から所定時間経過したレコードを全て処理したか判断する(ステップS73)。全て処理していない場合(ステップS73:Noルート)、ステップS61の処理に戻る。一方、全て処理した場合(ステップS73:Yesルート)、処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、状態管理テーブル格納部91が更新されるので、システムの設定作業が完了しているかの判断が適切に行われるようになる。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した顧客サーバ51、タスク管理サーバ7及び状態管理サーバ9の機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、必ずしも上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、本実施の形態では、タスク管理サーバ7及び状態管理サーバ9を設けるような例を示したが、両サーバの機能を1つのサーバで実現するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、タスク登録処理を実施する度にステータス更新処理を実施するような例を示したが、タスク登録処理とは非同期に、定期的にステータス更新処理を実施するようにしてもよい。
なお、顧客端末11、顧客サーバ51、タスク管理サーバ7及び状態管理サーバ9は、図18に示すように、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。OS及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本技術の実施の形態をまとめると以下のようになる。
第1の態様に係る作業管理方法は、システムに対してなされる作業の進捗を管理するための方法である。そして、本方法は、(A)作業のIDと当該作業の完了又は未完了を表す作業フラグとを対応付けて格納する作業管理テーブル格納部から、未完了の作業のIDを特定するステップと、(B)作業のIDと当該作業の完了又は未完了を判断するための条件と当該条件を満たすか否かを判断するためのデータを取得する問い合わせコマンドとを対応付けて格納するコマンド格納部から、特定された未完了の作業のIDに対応付けられている問い合わせコマンドを読み出し、当該問い合わせコマンドをシステムに送信するステップと、(C)送信された問い合わせコマンドに対する回答データをシステムから受信した場合、当該回答データが、特定された未完了の作業のIDに対応付けられている条件を満たしているか判断する判断ステップと、(D)判断ステップにおける判断結果に基づき、作業管理テーブル格納部において、特定された未完了の作業のIDに対応付けられている作業フラグを更新するステップとを含む。
このような処理を実施すれば、システムに対してなされる作業(例えばアプリケーション・プログラムのインストール、ネットワークの設定等)のように、作業成果物(例えば資料、報告書等)が作成されない作業の進捗管理において、作業者の手間を軽減することができるようになる。
また、作業の未完了を表す作業フラグには、作業を現時点で行うべきであることを表す第一の作業フラグと作業を現時点で行うことができないことを表す第二の作業フラグとが含まれるようにしてもよい。そして、判断ステップにおいて条件を満たしていないと判断された場合、作業のIDと当該作業を行う前に行わなければならない作業である前提作業のIDとを対応付けて格納する前提作業テーブル格納部から、未完了の作業のIDに対応付けられている前提作業のIDを特定するステップと、作業管理テーブル格納部から、特定された前提作業のIDに対応付けられている作業フラグを特定するステップと、特定された作業フラグが完了を表している場合、第一の作業フラグを未完了の作業のIDに対応付けて作業管理テーブル格納部に登録するステップと、特定された作業フラグが未完了を表している場合、第二の作業フラグを未完了の作業のIDに対応付けて作業管理テーブル格納部に登録するステップとをさらに含むようにしてもよい。作業の中には、前提となる作業が完了しない限り行うことができないものがある。上で述べたような処理を実施すれば、どの作業を現時点で行うべきであるか(言い換えれば、現時点で行うことができるか)を把握できるため、作業を円滑に進めることができるようになる。
第2の態様に係る作業管理方法は、システムに対してなされる作業の進捗を管理するための方法である。そして、本方法は、(A)作業毎に当該作業に含まれる1又は複数の詳細作業のIDと当該詳細作業の完了又は未完了を表す詳細作業フラグとを格納する作業管理テーブル格納部から、ユーザにより指定された作業に対応する詳細作業のIDのうち未完了の詳細作業のIDを特定するステップと、(B)詳細作業のIDと当該詳細作業の完了又は未完了を判断するための条件であってシステムの状態に関する条件である1又は複数のチェック項目のIDとを対応付けて格納するチェック項目テーブル格納部から、特定された未完了の詳細作業のIDに対応付けられているチェック項目のIDを特定するステップと、(C)特定されたチェック項目のIDを含むステータス取得要求を、チェック項目のID毎に当該チェック項目に係る条件を満たすか否かを表すチェック項目フラグを管理する状態管理装置に送信し、当該状態管理装置から、特定されたチェック項目のIDに対応するチェック項目フラグを取得するステップと、(D)取得された全てのチェック項目フラグが条件を満たすことを表している場合、詳細作業の完了を表す詳細作業フラグを未完了の詳細作業のIDに対応付けて作業管理テーブル格納部に登録するステップとを含む。
このようにすれば、システムに対してなされる作業のように、作業成果物が作成されない作業の進捗管理において、作業者の手間を軽減することができるようになる。
また、作業管理テーブル格納部においてユーザにより指定された作業に対応付けられている全ての詳細作業フラグが完了を表している場合、ユーザにより指定された作業の完了をユーザの端末に通知するステップをさらに含むようにしてもよい。詳細作業はユーザ自身が行うだけでなく、システムを提供する業者側においても行うのが普通であるため、このような処理を行えば、ユーザは自身以外が行う詳細作業が適切に行われて作業が完了したことを確認することができる。
また、詳細作業の未完了を表す詳細作業フラグには、詳細作業を現時点で行うべきであることを表す詳細作業フラグと詳細作業を現時点で行うことができないことを表す詳細作業フラグとが含まれるようにしてもよい。そして、取得されたチェック項目フラグのうちいずれかのチェック項目フラグが条件を満たしていないことを表している場合、詳細作業のIDと当該詳細作業を行う前に行わなければならない詳細作業である前提作業のIDとを対応付けて格納する前提作業テーブル格納部から、未完了の詳細作業のIDに対応付けられている前提作業のIDを特定するステップと、作業管理テーブル格納部から、特定された前提作業のIDに対応付けられている詳細作業フラグを特定するステップと、特定された全ての詳細作業フラグが完了を表している場合、詳細作業を現時点で行うべきであることを表す詳細作業フラグを未完了の詳細作業のIDに対応付けて作業管理テーブル格納部に登録するステップと、特定された詳細作業フラグのうちいずれかの詳細作業フラグが未完了を表している場合、詳細作業を現時点で行うことができないことを表す詳細作業フラグを未完了の詳細作業のIDに対応付けて作業管理テーブル格納部に登録するステップとをさらに含むようにしてもよい。詳細作業の中には、前提となる詳細作業が完了しない限り行うことができないものがある。上で述べたような処理を実施すれば、どの詳細作業を現時点で行うべきであるか(言い換えれば、現時点で行うことができるか)を把握できるため、作業を円滑に進めることができるようになる。
また、ユーザから進捗確認要求を受信した場合、システムについてのレコードを作業管理テーブル格納部から読み出し、読み出されたレコードに基づき表示用データを生成するステップと、生成された表示用データを、ユーザの端末に送信するステップとをさらに含むようにしてもよい。これにより、ユーザは必要に応じて作業の進捗を確認することができるようになる。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
1,13 ネットワーク 3A,3B ネットワーク装置
5 データセンタ 7 タスク管理サーバ
9 状態管理サーバ 11 顧客端末
51 顧客サーバ 511 エージェント
513 顧客ストレージ
701 受信部 703 受信データ格納部
705 タスク登録部 707 詳細タスクテーブル格納部
709 タスクテーブル格納部 711 タスク管理テーブル格納部
713 ステータス更新部 715 チェック項目テーブル格納部
717 前提タスクチェック部 719 前提タスクテーブル格納部
721 通知部 723 表示処理部
91 状態管理テーブル格納部 93 コマンド格納部
95 管理部
901 申請内容管理部 903 サーバ性能管理部
905 サーバ設定管理部 907 ネットワーク状態管理部
909 ストレージ状態管理部

Claims (4)

  1. システムに対してなされる作業の進捗を管理するための作業管理プログラムであって、
    作業のIDと当該作業の完了又は未完了を表す作業フラグとを対応付けて格納する作業管理テーブル格納部から、未完了の作業のIDを特定するステップと、
    作業のIDと当該作業の完了又は未完了を判断するための条件と当該条件を満たすか否かを判断するためのデータを取得する問い合わせコマンドとを対応付けて格納するコマンド格納部から、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている問い合わせコマンドを読み出し、当該問い合わせコマンドを前記システムに送信するステップと、
    送信された前記問い合わせコマンドに対する回答データを前記システムから受信した場合、当該回答データが、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている条件を満たしているか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおける判断結果に基づき、前記作業管理テーブル格納部において、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている作業フラグを更新するステップと、
    をコンピュータに実行させるための作業管理プログラム。
  2. 前記作業の未完了を表す作業フラグには、前記作業を現時点で行うべきであることを表す第一の作業フラグと前記作業を現時点で行うことができないことを表す第二の作業フラグとが含まれ、
    前記判断ステップにおいて条件を満たしていないと判断された場合、作業のIDと当該作業を行う前に行わなければならない作業である前提作業のIDとを対応付けて格納する前提作業テーブル格納部から、前記未完了の作業のIDに対応付けられている前提作業のIDを特定するステップと、
    前記作業管理テーブル格納部から、特定された前記前提作業のIDに対応付けられている作業フラグを特定するステップと、
    特定された前記作業フラグが完了を表している場合、前記第一の作業フラグを前記未完了の作業のIDに対応付けて前記作業管理テーブル格納部に登録するステップと、
    特定された前記作業フラグが未完了を表している場合、前記第二の作業フラグを前記未完了の作業のIDに対応付けて前記作業管理テーブル格納部に登録するステップと、
    をさらに含む請求項1に記載の作業管理プログラム。
  3. 作業のIDと当該作業の完了又は未完了を表す作業フラグとを対応付けて格納する作業管理テーブル格納部から、未完了の作業のIDを特定する手段と、
    作業のIDと当該作業の完了又は未完了を判断するための条件と当該条件を満たすか否かを判断するためのデータを取得する問い合わせコマンドとを対応付けて格納するコマンド格納部から、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている問い合わせコマンドを読み出し、当該問い合わせコマンドをシステムに送信する手段と、
    送信された前記問い合わせコマンドに対する回答データを前記システムから受信した場合、当該回答データが、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている条件を満たしているか判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づき、前記作業管理テーブル格納部において、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている作業フラグを更新する手段と、
    を有する作業管理装置。
  4. 作業のIDと当該作業の完了又は未完了を表す作業フラグとを対応付けて格納する作業管理テーブル格納部から、未完了の作業のIDを特定するステップと、
    作業のIDと当該作業の完了又は未完了を判断するための条件と当該条件を満たすか否かを判断するためのデータを取得する問い合わせコマンドとを対応付けて格納するコマンド格納部から、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている問い合わせコマンドを読み出し、当該問い合わせコマンドをシステムに送信するステップと、
    送信された前記問い合わせコマンドに対する回答データを前記システムから受信した場合、当該回答データが、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている条件を満たしているか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおける判断結果に基づき、前記作業管理テーブル格納部において、特定された前記未完了の作業のIDに対応付けられている作業フラグを更新するステップと、
    を含む作業管理方法。
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