JP2004288052A - 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004288052A
JP2004288052A JP2003081450A JP2003081450A JP2004288052A JP 2004288052 A JP2004288052 A JP 2004288052A JP 2003081450 A JP2003081450 A JP 2003081450A JP 2003081450 A JP2003081450 A JP 2003081450A JP 2004288052 A JP2004288052 A JP 2004288052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
job
execution status
jobs
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003081450A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Enomoto
晶弘 榎本
Shuichi Ozawa
秀一 小沢
Yuji Toikawa
有史 樋川
Yukio Tajima
幸夫 田島
Kazuko Kirihara
和子 桐原
Kyoko Matsushita
恭子 松下
Tetsuo Suzuki
哲夫 鈴木
Hiroko Shibue
宏子 渋江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003081450A priority Critical patent/JP2004288052A/ja
Publication of JP2004288052A publication Critical patent/JP2004288052A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラムを得る。
【解決手段】制御部11により、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブ(連携ジョブ)として表した情報である指示書によって表される当該一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を、当該一連のジョブを実行している装置からネットワーク5を介して取得し、当該実行状況情報によって示される実行状況を表示部12により表示する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラムに係り、より詳しくは、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される上記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機にファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能等の複数の機能を統合した複合機が提案されている。これにより、複写機、ファクシミリ等を使った紙主体の事務処理と、パーソナルコンピュータ上で電子化された文書の処理とを、連携することができる。
【0003】
具体的には、紙文書をスキャンしてパーソナルコンピュータに転送したり、ファクシミリ機能で受信した文書をプリントせずにイメージデータのままパーソナルコンピュータに送信すること等ができる。更には、紙文書、ファクシミリ受信文書が電子化された後、多くの手続きや処理をも連携させて自動化することが望まれる。
【0004】
そのため、従来、予め複合機で設定すべき項目について所望の設定を記述した電子化ファイルとして構成されたジョブテンプレートを、処理内容に応じて多数用意し記憶しておき、それら多数のジョブテンプレートから所望の処理内容に対応するものを指定し、必要に応じて設定値を変更してから処理を実行する技術が提案されている。
【0005】
このようなジョブテンプレートを用いた技術として、従来、読み取って得た画像に対する定型業務(転送、ファクシミリ送信等)処理を容易に行うことを目的として、ネットワークに接続された少なくとも1つの画像読取装置を有し、画像読取装置から他の装置に読み取り画像を転送する画像読取システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
この画像読取システムにおいて、画像読取装置は、ジョブテンプレートに記述された読み取り条件に従って画像を読み取り、読み取った画像ファイルを他の装置に送信する。
【0007】
一方、近年、処理の効率化を目的として、スキャナ、ファクシミリ装置、複写機、複合機、パーソナルコンピュータ等の各種処理装置をネットワークで相互に接続し、各種処理を分散して実行する分散処理技術が提案されている。
【0008】
これに関する技術として、従来、接続可能な他の画像処理装置が存在するか否かを判定し、存在する場合は接続可能な他の画像処理装置リストを表示すると共に、これに基づいて選択されて接続した他の画像処理装置の装置状態を示す情報を取得し、当該情報を表示する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0009】
この技術によれば、表示された情報を参照することにより、一番処理の速い分散処理先を容易に見つけることができるため、処理の効率化を図ることができる。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−270148公報
【特許文献2】
特開2001−251463公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した分散処理技術の応用技術として、紙文書と電子情報の共有化を図ったワークフロー・システムが提案されている。そして、当該ワークフロー・システムを前述のジョブテンプレートを利用して実現する場合、文書情報に施す複数のジョブ(ワークフロー)を一連のジョブとして記述したジョブテンプレートを用意し、当該ジョブテンプレートの記述内容に従って上記一連のジョブを分散して実行することが考えられる。
【0012】
この場合、上記一連のジョブの進行状態が把握できることは各処理装置を有効利用する上で非常に重要である。
【0013】
しかしながら、特許文献2の技術では、ネットワーク接続された個々の装置の状態については個別に把握できるものの、一連のジョブの進行状態を把握することは困難である、という問題点があった。
【0014】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報提示装置は、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される前記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示装置であって、前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記実行状況情報によって示される前記実行状況を提示する提示手段と、を備えている。
【0016】
請求項1に記載の情報提示装置によれば、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した情報である連携情報によって表される当該一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報が取得手段によって取得され、当該実行状況情報によって示される実行状況が提示手段によって提示される。
【0017】
なお、上記文書情報は、文書に関連する情報であればよく、テキストデータ等の文字情報や紙文書を読み取った画像情報等、特に限定されるものではない。また、上記実行状況情報には、上記一連のジョブの少なくとも1つのジョブが実行されているか否かを示す情報、上記一連のジョブの各ジョブ毎に実行されているか否かを示す情報、上記一連のジョブのうちの実行が終了したジョブを示す情報、上記一連のジョブのうちの未実行のジョブを示す情報等の、上記一連のジョブの実行状況を示すあらゆる情報が含まれる。また、上記提示手段には、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマ・ディスプレイ等のディスプレイが含まれる。
【0018】
このように、請求項1に記載の情報提示装置によれば、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した情報である連携情報によって表される当該一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得し、当該実行状況情報によって示される実行状況を提示しているので、当該提示内容を参照することにより、一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる。
【0019】
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記連携情報に、前記複数のジョブに関するパラメータを更に含めたものとしてもよい。
【0020】
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、外部装置と接続するための通信回線を更に備え、前記取得手段は、前記外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を前記外部装置から前記通信回線を介して取得するようにしてもよい。なお、上記通信回線には、インターネット、電話回線、LAN、VAN、WAN等が含まれる。
【0021】
また、請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、前記一連のジョブのうちの一部のジョブを実行する実行手段を更に備え、前記提示手段は、前記実行手段により実行されるジョブの実行状況を更に提示するようにしてもよい。
【0022】
また、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記提示手段は、前記実行状況として前記一連のジョブの全体としての全体実行状況及び前記一連のジョブの各ジョブ毎のジョブ別実行状況の少なくとも一方を提示するようにしてもよい。
【0023】
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記提示手段は、前記実行状況を予め定められたカテゴリ別に提示するようにしてもよい。
【0024】
また、本発明は、請求項7に記載の発明のように、前記提示手段は、前記実行状況をジョブの実行開始時間順に提示するようにしてもよい。
【0025】
また、本発明は、請求項8に記載の発明のように、前記提示手段により実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力する指示入力手段と、前記指示入力手段により入力された前記操作指示に応じた操作を行う操作実行手段と、を更に備えるようにしてもよい。なお、上記指示入力手段には、キーボード、マウス(ポインティング・デバイス)、タッチパネル等の入力装置が含まれる。
【0026】
また、請求項8に記載の発明は、請求項9に記載の発明のように、前記操作を、前記実行状況が提示されたジョブに対する実行の中止、一時停止、再開の少なくとも1つとするようにしてもよい。
【0027】
更に、本発明は、請求項10に記載の発明のように、利用者を認証するための認証情報を取得する認証情報取得手段を更に備え、前記提示手段は、前記認証情報によって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示するようにしてもよい。ここで、上記認証情報としては、上記利用者に対して予め設定された暗証番号、ID番号等の数値情報や、記号情報等、利用者を認証できるものであれば如何なる情報も適用することができる。
【0028】
一方、上記目的を達成するために、請求項11記載の情報提示方法は、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される前記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示方法であって、前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得する取得工程と、前記取得工程により取得された前記実行状況情報によって示される前記実行状況を提示する提示工程と、を備えたものである。
【0029】
従って、請求項11に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1に記載の発明と同様に、一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる。
【0030】
なお、本発明は、請求項12に記載の発明のように、前記取得工程は、通信回線を介して接続された外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を前記外部装置から前記通信回線を介して取得するようにしてもよい。
【0031】
また、本発明は、請求項13に記載の発明のように、前記提示工程により実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力する指示入力工程と、前記指示入力工程により入力された前記操作指示に応じた操作を行う操作実行工程と、を更に備えるようにしてもよい。
【0032】
更に、本発明は、請求項14に記載の発明のように、利用者を認証するための認証情報を取得する認証情報取得工程を更に備え、前記提示工程は、前記認証情報によって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示するようにしてもよい。
【0033】
一方、上記目的を達成するために、請求項15記載の情報提示プログラムは、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される前記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示プログラムであって、前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得する取得工程と、前記取得工程により取得された前記実行状況情報によって示される前記実行状況を提示する提示工程と、をコンピュータに実行させるものである。
【0034】
従って、請求項15に記載の発明によれば、コンピュータに対して請求項1に記載の発明と同様に作用させるものであるので、請求項1に記載の発明と同様に、一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる。
【0035】
なお、本発明は、請求項16に記載の発明のように、前記取得工程は、通信回線を介して接続された外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を前記外部装置から前記通信回線を介して取得するようにしてもよい。
【0036】
また、本発明は、請求項17に記載の発明のように、前記提示工程により実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力する指示入力工程と、前記指示入力工程により入力された前記操作指示に応じた操作を行う操作実行工程と、を更に備えるようにしてもよい。
【0037】
更に、本発明は、請求項18に記載の発明のように、利用者を認証するための認証情報を取得する認証情報取得工程を更に備え、前記提示工程は、前記認証情報によって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示するようにしてもよい。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0039】
[第1の実施形態]
(システム構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る文書処理システム1の構成を示すブロック図である。
【0040】
文書処理システム1は、様々なサービスやアプリケーションがネットワーク5を介して接続されたものである。ここで、サービスとは、外部からの要求に応じて文書に関する利用可能な機能をいう。サービスは、例えば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送受信、メール配信、レポジトリへの格納やレポジトリからの読込、OCR(Optical Character Recognition)処理、ノイズ除去処理等が該当し、特に限定されるものではない。
【0041】
文書処理システム1は、具体的には、複数のサービスを連携させてユーザの所望の処理を指示するユーザインタフェースを備えたクライアント端末10と、ユーザの所望のサービスを検索するサービス検索サーバ20と、クライアント端末10で指示されたサービス連携に関する情報から指示書(本発明の「連携情報」に相当。)を作成する指示書生成サーバ30と、指示書を管理する指示書管理サーバ40と、指示書に従って各サービスの連携処理を実行する連携処理サーバ50と、を備えている。
【0042】
さらに、文書処理システム1は、画像文書のノイズ除去処理や画像回転処理やOCR処理や画像をバインドする等の画像処理を行う画像処理装置61と、文書を管理する文書管理サーバ62と、文書を配信する文書配信サーバ63と、第1のサービス処理を行う第1のサービス処理装置64と、第2のサービス処理を行う第2のサービス処理装置65と、を備えている。
【0043】
なお、文書処理システム1は、本実施形態では所定のサービス処理を行う複数のサーバがネットワーク5を介して接続された構成となっているが、複数のサービスがネットワーク5を介して接続されていれば特に限定されるものではない。
【0044】
ここで、指示書とは、一連の処理を複数の機能的な処理に分解した場合において、各機能の関係を表す情報と、各機能を呼び出すためのインタフェース(I/F)情報と、一連の処理に関するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を構成するための情報と、を含んだデータをいう。
【0045】
図2は、文書処理システム1を構成する各サービス処理装置の相互関係を説明するためのブロック図である。各サービス処理装置は、自身が提供するサービスの内容を表すI/F情報を記憶している。
【0046】
図3は、I/F情報の構成を示す図である。I/F情報は、<サービス種類(Service Class)>、<サービス名(Service Name)>、<サービス・アイコン(Service Icon)>、<サービスロケーション情報(Service Information Location)>、<入力(Input)>、<出力(Output)>、<パラメータ制限ルール(Parameter Restriction Rules)>、<サービス・ロケーション(Service Location)>、<メソッド名(Method Name)>、<起動方法(Invocation Scheme)>、<黙示要素(Inplicit Elements)>で構成されている。
【0047】
<サービス種類>は、サービス処理装置が提供するサービスの種類である。なお、<サービス種類>は、予め定義されているものが使用され、例えば、スキャン、プリント、レポジトリ、フロー等が該当する。<サービス名>は、サービス処理装置が提供するサービスの名前である。<サービス・アイコン>は、クライアント端末10のGUIに表示するアイコンの位置情報である。
【0048】
<サービスロケーション情報>は、指示書生成サーバ30がI/F情報を取得するために用いるURLである。<入力>は、サービスへの入力である。<出力>は、サービスからの出力である。<パラメータ制限ルール>は、<入力>や<出力>に適用される制限ルールである。<サービスロケーション>は、サービスを実際に使用するときの位置情報である。<メソッド名>は、サービス処理の提供手法やサービスを指し示す名称が記述されている。
【0049】
<起動方法>は、サービス処理を呼び出し起動する方法である。なお、<起動方法>としては、例えばメッセージ交換のプロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等を用いることができる。<黙示要素>は、出力として明示的に後段の処理に渡されるデータでないが、後段の処理で参照可能なデータである。
【0050】
クライアント端末10は、指示書の作成を指示したり、起動すべき指示書を選択するために、画面表示したり所定の操作を行うためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の機能を備えている。
【0051】
図4に示すように、クライアント端末10は、クライアント端末10全体の動作を司る制御部11と、ディスプレイ装置により構成された表示部12と、磁気カードの記録情報を読み取るカードリーダ19との間の各種情報の授受を司るインタフェース部(以下、「I/F」という。)13と、キーボード及びマウス(ポインティング・デバイス)を含んで構成された入力部14と、各種情報を記憶する記憶部15と、クライアント端末10とネットワーク5との間の接続を司るネットワーク制御部16と、を含んで構成されている。
【0052】
これらの制御部11、表示部12、I/F13、入力部14、記憶部15、及びネットワーク制御部16はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、制御部11は、システムバスBUSを介して、表示部12による各種情報の表示、I/F13を介したカードリーダ19による読み取り情報の取得、入力部14を介した各種情報の取得、記憶部15に対するアクセス、及びネットワーク制御部16を介したネットワーク5に接続されている装置との間の各種情報の授受、を各々行うことができる。
【0053】
なお、本実施の形態に係るカードリーダ19で読み取り対象とする磁気カードは、本文書処理システム1のユーザに対して予め配布されているものであり、当該ユーザを認証するための認証コード(本発明の「認証情報」に相当。)が予め記憶されたものである。
【0054】
図5に示すように、本実施の形態に係る上記認証コードは、複数桁(ここでは、5桁)の数字で構成された権限認証コードと、複数桁(ここでは、5桁)の数字で構成された個人認証コードの2種類のコードから構成されている。ここで、上記権限認証コードは、所持者に与えられた権限を示すコードであり、このコードによって所持者の有する権限を特定することができる。なお、この権限の種類としては、文書処理システム1の管理者の権限、当該管理者以外でかつ文書処理システム1の有する全てのサービスの利用が許可された者の権限、文書処理システム1の有するサービスの一部のみの利用が許可された者の権限等を例示することができる。また、上記個人認証コードは、所持者の各々に唯一無二に付与されるコードであり、このコードによって所持者個人を特定することができる。
【0055】
一方、サービス検索サーバ20は、ネットワーク5に接続された複数のサービスの中から、検索条件に対応するサービスを検索する。サービス検索サーバ20は、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63、第1のサービス処理装置64、第2のサービス処理装置65等の様々なサービス処理装置のI/F情報の一部(以下「部分I/F情報」という。)を予め記憶している。ここで、部分I/F情報は、I/F情報の要素中の<サービス種類>、<サービス名>、<サービスロケーション情報>、<入力>情報、<出力>情報をいう。
【0056】
サービス検索サーバ20は、指示書生成サーバ30や連携処理サーバ50から検索条件が送信されたときは、各サービス処理装置の部分I/F情報を用いてサービスを検索する。例えば、サービス検索サーバ20は、所定のサービスと同様のサービスを検索するときは、<サービス種類>が一致するサービスを検索したり、<入力>及び<出力>が一致するサービスを検索したり、これらすべてが一致するサービスを検索すればよい。
【0057】
指示書生成サーバ30は、指示書作成時には各サービス処理装置からI/F情報を取得して、各サービス処理装置が提供するサービスを連携させるための指示書を生成する。指示書生成サーバ30は、指示書を作成すべく、具体的には次の処理を実行する。
【0058】
指示書生成サーバ30は、<サービスロケーション情報>に基づいて、ネットワーク5上に分散した所定のサービス処理装置から、各サービスに関するI/F情報を送信するように要求する。なお、指示書生成サーバ30は、所定のサービス処理装置がない場合は、サービス検索サーバ20に対して、所定のサービス処理装置と同一のサービスを行う他のサービス処理装置を検索するように指示を出す。そして、指示書生成サーバ30は、サービス検索サーバ20から、他のサービス処理装置の<サービスロケーション情報>を取得すればよい。
【0059】
指示書生成サーバ30は、サービス検索サーバ20からの検索結果や各サービス処理装置から受信したI/F情報を管理する。指示書生成サーバ30は、各サービス処理装置から取得したI/F情報に基づいて、ジョブフローを定義するためのGUI画面となるHTMLファイルを生成する。そして、指示書生成サーバ30は、クライアント端末10からのサービスの閲覧要求があると、GUI画面となるHTMLファイルを前記クライアント端末10へ送信する。
【0060】
図6は、ジョブフローを定義するためのGUI画面である指示書作成画面100を示す図である。指示書作成画面100は、サービスウインドウ101、フローウインドウ102、ロジックウインドウ103、プロパティーウインドウ104で構成されている。
【0061】
サービスウインドウ101は、使用可能な様々なサービス処理装置を表示する。ロジックウインドウ103は、サービス間の連携のパターンを示すジョブフローを表示する。プロパティーウインドウ104は、サービスウインドウ101とロジックウインドウ103に表示された各アイコンの詳細な設定パラメータを表示する。
【0062】
ユーザは、サービスウインドウ101のアイコンとロジックウインドウ103のアイコンをフローウインドウ102にドラッグ・アンド・ドロップすることで、フローウインドウ102にジョブフローを定義することができる。ユーザは、さらに、プロパティーウインドウ104に表示された内容を編集することによって、サービスやロジックなどのサービス間の関係を詳細に設定することができる。
【0063】
クライアント端末10は、ユーザの操作によって定義されたジョブフロー情報を指示書生成サーバ30に送信する。
【0064】
指示書生成サーバ30は、ユーザからのサービス連携の指示に関するジョブフロー情報と、各サービスのI/F情報とに基づいて、各サービスへ依頼する処理の内容、入力パラメータ、各サービスの連携の仕方(ジョブフロー)、文書名や格納ロケーション情報等の処理対象の文書を特定するための情報等を定義した指示書を作成する。指示書は、XML形式のファイルで構成されている。
【0065】
図7は、XML形式で構成された指示書の一例を示す図である。なお、同図に示される指示書において、〈〉内の先頭に‘/’(スラッシュ)が記述された〈〉を含めた文字列(例えば、‘〈/Job〉’、‘〈/Scan〉’等)は、‘/’が記述されていない同一文字列(例えば、‘〈Job〉’、‘〈Scan〉’等)によって示されるパラメータ記述開始位置に対するパラメータ記述終了位置を示すものである。
【0066】
同図に示す指示書では、前段において、当該指示書の名称(指示書名)(Name)、当該指示書の作成者の名前(Author)、当該指示書の作成日付(Date)、当該指示書の参照が許可されたユーザを示す個人認証コード(User)、当該指示書の参照が許可されたユーザの権限を示す権限認証コード(Access)が記述されている。そして、後段において、処理対象とする文書のスキャン機能による読み取りの実行指示(Scan)、当該読み取りによって得られた文書データ(画像データ)の電子メールによる送信の実行指示(Mail)が、各々の実行に必要とされるパラメータと共に記述されている。
【0067】
ここで、上記個人認証コードは前述した認証コード(図5も参照。)における個人認証コードに対応するものであり、当該指示書の参照が許可された全てのユーザに付与された個人認証コードが記述される。また、上記権限認証コードは、前述した認証コードにおける権限認証コードに対応するものであり、当該指示書の参照が許可された全ての権限を示す権限認証コードが記述される。
【0068】
なお、指示書は、図7に示す構成に限定されるものではなく、各サービスを連携させることができればよい。
【0069】
指示書生成サーバ30は、以上のようなXML形式の指示書を指示書管理サーバ40に送信する。また、指示書生成サーバ30は、ユーザによりサービス連携処理の実行が指示されている場合は、指示書を直接連携処理サーバ50に送信してもよい。
【0070】
指示書管理サーバ40は、指示書生成サーバ30から送信された指示書を保持(記憶)し、クライアント端末10からの要求に応じて指示書を連携処理サーバ50へ送信する。
【0071】
連携処理サーバ50は、指定された指示書を解釈・実行するサーバである。連携処理サーバ50は、指示書が送信されると、その指示書を解釈し、指示書に記述されている順番と利用方法に従い、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63などの各サービス処理装置を順に呼び出し、連携処理を実行する。また、連携処理サーバ50は、実行中の連携処理の実行状況や終了した連携処理の結果の情報を保存し、外部からの要求に応じて、連携処理の実行状況や結果を通知する。
【0072】
連携処理サーバ50は、指示書を解釈して各サービス処理装置へ依頼する際には、処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報等を有する個別指示情報を生成する。なお、連携処理サーバ50は、各サービス処理装置で行う処理の連携処理における前後のサービス処理との関連情報を抽出して指示書に記述してもよいし、指示書の形式ではなく各サービス処理装置毎の固有の情報交換形式で処理依頼を行うようにしてもよい。
【0073】
画像処理装置61は、画像処理機能を行うソフトウェアプログラムがインストールされたコンピュータである。画像処理装置61は、連携処理サーバ50からの処理要求依頼に含まれるサービス処理依頼内容、入力パラメータ、処理対象文書の情報に基づいて、文書の処理を行う。また、画像処理装置61は、起動時にサービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、画像処理装置61は、指示書生成サーバ30からの要求により、画像処理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。このI/F情報は、指示書作成時に利用される。
【0074】
文書管理サーバ62は、文書格納機能を有している。文書管理サーバ62は、連携処理サーバ50からの要求に含まれる情報に基づき、文書の格納や検索や読み出し、文書に関する属性の変更や各種処理を実行する。また、文書管理サーバ62は、起動時にサービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、文書管理サーバ62は、指示書生成サーバ30からの要求により文書管理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。
【0075】
文書配信サーバ63は、取得した文書を、指示された文書管理サーバへ格納したり、指示された送信先へメール送信やFAX送信を行ったり、指示されたプリンタへプリント出力処理を行う機能を備えている。文書配信サーバ63は、連携処理サーバ50からの要求により、クライアント端末10で指示された文書とその配信先の情報に基づき、文書の配信処理を行う。また、文書配信サーバ63は、起動時に、サービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、文書配信サーバ63は、指示書生成サーバ30からの要求により配信処理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。
【0076】
第1のサービス処理装置64は、外部からの指示に従って文書に関する所定のサービス処理を行う装置である。ここで、第1のサービス処理装置64は、連携処理サーバ50からの処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報等の情報に基づき、自身で実行すべきサービス処理を実行する。また、第1のサービス処理装置64は、起動時に、サービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、第1のサービス処理装置64は、指示書生成サーバ30からの要求によりサービス処理の利用方法を示すI/F情報を送信する。なお、第2のサービス処理装置65は、サービス処理の内容を除いて、第1のサービス処理装置64と同様に動作する。
【0077】
以上のように構成された文書処理システム1において、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63等の各サービス処理装置は、それぞれ所定のサービスを実行するためのアプリケーションプログラムがインストールされると、以下のように動作する。
【0078】
画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63等のサービス処理装置は、起動処理において、それぞれのサービス概要とアドレスを示す情報を含んだ部分I/F情報をサービス検索サーバ20に通知する。
【0079】
サービス検索サーバ20は、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63等の各サービス処理装置から送信された部分I/F情報を保存する。これにより、サービス検索サーバ20は、例えば指示書生成サーバ30や連携処理サーバ50から所定のサービス検索要求があったときに、部分I/F情報を用いて検索を実行することができる。
【0080】
なお、本実施形態に係る文書処理システム1では、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63、第1のサービス処理装置64、第2のサービス処理装置65は、各々、クライアント端末10からの指示に応じて、各々が有する機能の単独の処理(以下、「単体ジョブ」ともいう。)も実行することができるものとして構成されている。そして、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63、第1のサービス処理装置64、第2のサービス処理装置65は、各々、クライアント端末10からの問い合わせに応じて、実行中又は実行予定としている処理の実行状況を示す情報をクライアント端末10に送信する。
【0081】
ネットワーク5が本発明の通信回線に、制御部11が本発明の取得手段、操作実行手段及び認証情報取得手段に、表示部12が本発明の提示手段に、入力部14が本発明の指示入力手段に、各々相当する。
【0082】
(指示書の作成)
図8は、指示書作成時のクライアント端末10及び指示書生成サーバ30の処理手順を示すフローチャートである。
【0083】
クライアント端末10は、ユーザの操作に従って、インストールされたブラウザを通して、指示書生成サーバ30が提供するユーザインタフェース画面用に生成されたHTMLファイルのURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする(ステップST1)。
【0084】
指示書生成サーバ30は、クライアント端末10からの閲覧要求に応じて、ユーザインタフェース画面のHTMLファイルをクライアント端末10に送信する(ステップST2)。
【0085】
クライアント端末10は、指示書生成サーバ30から送信された例えばHTMLファイルに含まれる画面を構成する情報に基づいて、ユーザインタフェース画面を表示する(ステップST3)。このとき、ユーザは、クライアント端末10に表示されたユーザインタフェース画面を用いて、所望のサービス連携のジョブフローを定義することができる。
【0086】
クライアント端末10は、ユーザインタフェース画面を介してジョブフローが定義されたか否かを判定し、ジョブフローが定義されるまで待機する(ステップST4)。クライアント端末10は、ジョブフローが作成されたと判定すると、ユーザによって定義されたサービス連携に関するジョブフロー情報を指示書生成サーバ30に送信する。
【0087】
指示書生成サーバ30は、クライアント端末10より送信されたサービス連携のジョブフローに関する情報と、各サービス処理装置から取得したI/F情報とに基づいて、各サービスへ依頼する処理の内容、入力パラメータ、各サービスの連携の仕方、文書名や格納ロケーション情報等の処理対象の文書を特定するための情報を定義した指示書を作成する(ステップST5)。そして、指示書生成サーバ30は、XML形式の指示書を指示書管理サーバ40に送信する。
【0088】
指示書管理サーバ40は、指示書生成サーバ30で生成された指示書を保存する。指示書管理サーバ40は、指示書生成サーバ30で作成された複数の指示書を保存しており、クライアント端末10から指示書の選択指示があった時は選択された指示書を読み出す。
【0089】
(連携処理の起動・実行)
ユーザは、指示書管理サーバ40に保存されている複数の指示書の中から所望の指示書を選択して、連携処理を起動させることができる。具体的には、以下の通りである。
【0090】
図9は、クライアント端末10、指示書管理サーバ40及び連携処理サーバ50の処理を示すフローチャートである。
【0091】
クライアント端末10は、指示書管理サーバ40へアクセスし、指示書管理サーバ40で管理される指示書リストを取得する(ステップST11)。
【0092】
図10は、指示書リストを表すサービス連携処理選択画面110の一例を示す図である。サービス連携処理選択画面110は、指示書毎に指示書を選択するためのボタン111〜116を有している。ユーザは、サービス連携処理選択画面110から所望のボタンをクリックすることで、指示書を選択することができる。
【0093】
クライアント端末10は、サービス連携処理選択画面110から、ユーザの操作指示に基づいて、所定のサービス連携処理を表す指示書を選択し、このとき必要に応じてユーザへのパラメータ入力画面を表示し、ジョブフローの実行に必要なパラメータの入力を受け取る。その指示書の起動を指示する。
【0094】
指示書管理サーバ40は、クライアント端末10によって指示された指示書を連携処理サーバ50へ送信する(ステップST12)。この結果、連携処理サーバ50は、連携処理の実行を開始する。
【0095】
連携処理サーバ50は、指示書管理サーバ40より送信された指示書を解釈し、指示書に記述された第1番目の処理である画像処理装置61に対して、第1のサービス処理を実行することを依頼する(ステップST13)。連携処理サーバ50は、具体的には、指示書に記載された情報をもとに、処理依頼するサービス処理装置のロケーションや処理依頼に必要な入力パラメータと出力パラメータ形式、処理依頼のためのメソッド名、起動方法、処理対象文書を特定する情報を抽出し、個別指示情報を作成する。連携処理サーバ50は、個別指示情報を第1の処理依頼先である画像処理装置61へ送信する。
【0096】
画像処理装置61は、送信された指示書に記述された処理対象文書の格納先ロケーション情報をもとに、処理対象文書をコピーし文書を取得する。画像処理装置61は、取得した文書画像に対し、サービス処理依頼内容を解釈し、ノイズ除去、OCR処理といった画像処理を行い、抽出されたテキスト文書とバインドする処理を行う。画像処理装置61は、画像処理によって得られた画像文書とテキスト文書がバインドされた文書を元の格納先へ再格納する。画像処理装置61は、このような処理が完了すると、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書格納先情報など、処理結果を連携処理サーバ50へ送信する。
【0097】
連携処理サーバ50は、画像処理装置61からの処理結果を受信すると、第1の処理依頼結果をログとして管理する。そして、連携処理サーバ50は、指示書に基づき第2の処理依頼先を特定し、第2のサービス処理を実行することを文書管理サーバ62に依頼する(ステップST14)。連携処理サーバ50は、第1のサービス処理依頼と同様に、個別指示情報(処理依頼に関する情報である文書を格納する旨の情報、文書の格納先の情報、処理対象文書を特定する情報)を文書管理サーバ62へ送信する。
【0098】
文書管理サーバ62は、連携処理サーバ50の依頼内容に基づき、前の処理(第1のサービス処理)で処理され格納された文書を、依頼内容に記述された格納先情報に基づき格納処理を行う。文書管理サーバ62は、このような処理が完了すると、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書格納先情報など、処理結果を連携処理サーバ50へ送信する。
【0099】
連携処理サーバ50は、第2のサービス処理(文書格納処理)からの処理結果を受信すると、第2の処理依頼結果をログとして管理する。連携処理サーバ50は、指示書に基づき第3の処理依頼先を特定し、第3のサービス処理を実行することを文書配信サーバ63に依頼する(ステップST15)。連携処理サーバ50は、第2のサービス処理依頼と同様に、個別指示情報(処理依頼に関する情報である文書を格納する旨の情報、文書の格納先の情報、処理対象文書を特定する情報)を文書配信サーバ63へ送信する。
【0100】
文書配信サーバ63は、連携処理サーバ50の依頼内容に基づき、前の処理(第2のサービス処理)で処理され格納された文書を、文書を特定する情報(格納先情報)に基づき文書ファイルを読み出し、依頼内容に記述された処理を行う。ここでは、文書配信サーバ63は、テキスト文書と画像文書がバインドされた文書のうち、テキスト文書のみを配信先として指定されたメールアドレスへメール送信し、画像文書のみを指定されたFAX番号へFAX送信を行う。文書配信サーバ63は、処理が完了すると、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書格納先情報など、処理結果を連携処理サーバ50へ送信する。
【0101】
この処理において、文書配信サーバ63は、例えばFAX送信処理において相手先が話し中でありかつ所定回数リトライを行っても相手先と接続できなかった場合、ステータス情報として「メール送信:完了、FAX送信:未送信」を連携処理サーバ50に送信する。
【0102】
連携処理サーバ50は、第3のサービス処理からの処理結果を受信し、指示書には次の処理が記述されていないと判断すると、クライアント端末10に対してすべての処理が完了した旨の通知を行い、連携処理を終了する(ステップST16)。
【0103】
ところで、本実施形態に係る文書処理システム1は、指示書を用いて実行されている連携処理や単体ジョブの実行状況をユーザに提示する実行状況提示機能を備えている。以下、当該実行状況提示機能について図11を参照しつつ説明する。なお、図11は、ユーザによりクライアント端末10の入力部14を介して実行状況提示機能の実行が指示されたとき、クライアント端末10の制御部11によって実行される実行状況提示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下では、各サービス処理装置で実行される処理を「ジョブ」と称し、「連携処理」も「連携ジョブ」と称する。
【0104】
ユーザは当該実行状況提示機能を実行する際に、予め配布された磁気カードをカードリーダ19により読み取らせる操作を行う。これにより、クライアント端末10の制御部11には、当該磁気カードに記憶されている認証コード(図5も参照。)を示す情報が入力される。
【0105】
そこで、まず、ステップ200では、認証コードを示す情報の入力待ちを行い、次のステップ202では、連携ジョブの実行状況を連携処理サーバ50に問い合わせる。これに応じて連携処理サーバ50は、この時点で実行している連携ジョブの実行状況を示す実行状況情報をクライアント端末10に送信する。なお、上記実行状況情報には、当該連携ジョブに対応する指示書の記述内容と、当該記述内容における処理の進行状態に基づいて、当該指示書に記述された個人認証コード及び権限認証コード、当該連携ジョブの総称(指示書名)、連携ジョブに含まれる各ジョブ毎のジョブ名、実行状況(実行終了、実行中、実行待ちの何れかの状況)、及びパラメータの各情報が含まれる。
【0106】
そこで次のステップ204では、連携処理サーバ50からの実行状況情報の受信待ちを行う。なお、制御部11は、ここで受信した情報により示される個人認証コード及び権限認証コードが、上記ステップ200において入力された認証コードと合致しない実行状況情報については消去するようにする。
【0107】
次のステップ206では、各サービス処理装置に対して単体ジョブの実行状況を問い合わせる。これに応じて各サービス処理装置は自信が実行中又は実行予定としているジョブの実行状況を示す実行状況情報をクライアント端末10に送信する。なお、当該実行状況情報には、実行中又は実行待ちとなっている全てのジョブの各ジョブ毎のジョブ名及び実行状況(実行終了、実行中、実行待ちの何れかの状況)の各情報が含まれる。
【0108】
そこで次のステップ208では、実行状況の問い合わせを行った各サービス処理装置からの実行状況情報の受信待ちを行い、次のステップ210では、上記ステップ204及びステップ208において受信した実行状況情報(認証コードに基づき消去された情報を除く情報)に基づいてジョブ一覧画面を示す画面データを構成し、次のステップ212にて、当該ジョブ一覧画面を表示部12により表示する。図12の上図は、このとき表示部12により表示されたジョブ一覧画面を示している。このジョブ一覧画面では、上記実行状況情報により示されるジョブ名(ジョブが連携ジョブである場合は、当該連携ジョブの総称)及び実行状況等がジョブ毎にボタンとして表示されている。従って、ユーザは、所望のジョブを入力部14におけるマウスにてポインティング指定することができる。また、このジョブ一覧画面では、当該画面の最下に「ストップ」ボタン及び「詳細」ボタンが表示されている。
【0109】
このようなジョブ一覧画面が表示されると、ユーザは、ジョブの実行を中止したい場合は当該ジョブのジョブ名が表示されたボタンをマウスにて指定した後に「ストップ」ボタンを指定する。また、ユーザは、表示されているジョブに連携ジョブが含まれる場合で、連携ジョブに含まれる各ジョブ毎の実行状況を知りたい場合や、連携ジョブに含まれる一部のジョブの実行を中止したい場合には、当該連携ジョブのジョブ名(連携ジョブの総称)が表示されたボタンをマウスにて指定した後に「詳細」ボタンを指定する。
【0110】
そこで次のステップ214では、ユーザによる「ストップ」ボタン又は「詳細」ボタンの指定待ちを行うことによりユーザからの指示入力待ちを行い、次のステップ216では、ユーザによって指定されたボタンが「詳細」ボタンであったか否かを判定することによりユーザから連携ジョブに関する詳細表示が指示されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ218に移行する。
【0111】
ステップ218では、上記ステップ204において受信した実行状況情報に基づいて連携ジョブ一覧画面を示す画面データを構成し、次のステップ220にて、当該連携ジョブ一覧画面を表示部12により表示する。図12の下図は、このとき表示部12により表示された連携ジョブ一覧画面を示している。この連携ジョブ一覧画面では、当該連携ジョブに含まれる各ジョブ毎のジョブ名及び実行状況等がジョブ毎にボタンとして表示されている。従って、ユーザは、所望のジョブを入力部14におけるマウスにてポインティング指定することができる。また、この連携ジョブ一覧画面では、当該画面の最下に「ストップ」ボタン及び「詳細」ボタンが表示されている。
【0112】
このような連携ジョブ一覧画面が表示されると、ユーザは、実行中又は実行待ちの何れかのジョブを中止したい場合は当該ジョブのジョブ名が表示されたボタンをマウスにて指定した後に「ストップ」ボタンを指定する。また、ユーザは、表示されているジョブの詳細な内容を知りたい場合には、当該ジョブのジョブ名が表示されたボタンをマウスにて指定した後に「詳細」ボタンを指定する。
【0113】
そこで次のステップ222では、ユーザによる「ストップ」ボタン又は「詳細」ボタンの指定待ちを行うことによりユーザからの指示入力待ちを行い、次のステップ224では、ユーザによって指定されたボタンが「ストップ」ボタンであったか否かを判定することによりユーザからジョブの中止が指示されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ226に移行する。
【0114】
ステップ226では、連携ジョブ一覧画面上でユーザにより指定されたジョブを中止するためのジョブ中止処理を実行する。なお、ここで行われるジョブ中止処理は次のように行われる。
【0115】
すなわち、まず、ユーザにより指定されたジョブが中止された場合に実行できなくなるジョブ(以下、「従属ジョブ」という。)を、後続する全てのジョブについて判断する。例えば、ユーザにより指定されたジョブが処理対象とする文書の画像データの受信処理であった場合、後続するジョブが当該画像データに対して何らかの処理を施すものであるときには当該ジョブは従属ジョブであるものと判断する。
【0116】
次に、当該判断の結果を連携ジョブ一覧画面に反映させた画面であるジョブ中止確認画面を示す画面データを構成し、当該画面を表示部12により表示する。例えば、上記ステップ220の処理によって表示部12により表示された連携ジョブ一覧画面が図13の上図に示すものであり、当該画面上でユーザにより「データ受信」の中止が指示された場合、上記ジョブ中止確認画面は図13の左下図に示すものとなる。この場合、画像データの受信が中止される結果、その後に予定されている全てのジョブが従属ジョブとなるため、これらのジョブについて従属ジョブであることを示す星印が付されている。また、例えば、連携ジョブ一覧画面上でユーザにより「サーバ転送」の中止が指示された場合、上記ジョブ中止確認画面は図13の右下図に示すものとなる。この場合、画像データのサーバへの転送が中止されたときには1つ目の「アプリケーション」のみが従属ジョブとなるため、当該「アプリケーション」のみ従属ジョブであることを示す星印が付されている。従って、ユーザは、当該ジョブ中止確認画面を参照することにより、指定したジョブを中止した場合に中止されることになる従属ジョブを容易に把握することができる。
【0117】
このようなジョブ中止確認画面が表示されると、ユーザは、指定したジョブを中止する場合は当該画面の最下に表示された「YES」ボタンをマウスにて指定し、中止を取り止める場合には「NO」ボタンをマウスにて指定する。
【0118】
そこで、次に制御部11は、ユーザにより指定されたボタンが「YES」ボタンであった場合にはユーザにより中止が指定されたジョブ及び従属ジョブの実行を中止する旨の指示情報を連携処理サーバ50に送信し、その後に本ジョブ中止処理を終了する。この結果、連携処理サーバ50は、ユーザにより中止が指定されたジョブ及び従属ジョブの実行を中止する。具体的には、これらのジョブに実行中のものが含まれる場合は当該ジョブを実行しているサービス処理装置に対して処理の中止を指示する旨の指示情報を送信し、実行待ちのジョブに関しては当該ジョブに関する情報を対応する指示書から削除する。
【0119】
一方、ジョブ中止確認画面上でユーザにより「NO」ボタンが指定された場合にはユーザにより中止が指定されたジョブ及び従属ジョブの実行を中止することなく本ジョブ中止処理を終了する。
【0120】
なお、ジョブ中止処理が終了されると実行状況提示処理が終了される。
【0121】
一方、上記ステップ224において否定判定となった場合、連携ジョブ一覧画面上でユーザによって指定されたボタンが「詳細」ボタンであったものと見なしてステップ228に移行し、ユーザによって指定されたジョブの詳細な内容を示すジョブ詳細画面を上記ステップ204にて受信した情報に基づいて構成し、表示部12により表示する。
【0122】
図14には、ジョブ一覧画面及び連携ジョブ一覧画面の一例が示されると共に、当該連携ジョブ一覧画面上で「スキャン」の詳細表示が指定されたときと、宛先が「メーリングリストB」である「メール送信」の詳細表示が指定されたときのジョブ詳細画面の一例が示されている。当該画面の表示により、ユーザは、ジョブの詳細な内容を把握することができる。
【0123】
同図に示すようなジョブ詳細画面が表示されると、ユーザは、表示されているジョブの実行を中止する場合は当該画面に表示された「中止」ボタンをマウスにて指定し、中止しない場合には当該画面に表示された「閉じる」ボタンをマウスにて指定する。
【0124】
そこで、次のステップ230では、ユーザによる「中止」ボタン又は「閉じる」ボタンの指定待ちを行うことによりユーザからの指示入力待ちを行い、次のステップ232では、ユーザによって指定されたボタンが「中止」ボタンであったか否かを判定することによりユーザからジョブの中止が指示されたか否かを判定し、否定判定となった場合はユーザによってジョブを中止することなく連携ジョブ一覧画面に戻ることが指示されたものと見なして上記ステップ220に戻り、肯定判定となった場合にはステップ234に移行してジョブ中止処理を次のように行う。
【0125】
すなわち、まず、ユーザにより中止が指定されたジョブの従属ジョブとなるか否かを後続する全てのジョブについて判断する。
【0126】
次に、ユーザにより中止が指定されたジョブ及び従属ジョブの実行を中止する旨の指示情報を連携処理サーバ50に送信する。この結果、連携処理サーバ50は、ユーザにより中止が指定されたジョブ及び従属ジョブの実行を中止する。具体的には、これらのジョブに実行中のものが含まれる場合は当該ジョブを実行しているサービス処理装置に対して処理の中止を指示する旨の指示情報を送信し、実行待ちのジョブに関しては当該ジョブに関する情報を対応する指示書から削除する。
【0127】
次に、実行を中止したジョブと中止しなかったジョブとが判別可能な状態とされた連携ジョブ一覧画面の画面データを構成して、当該画面を表示部12により表示する。
【0128】
図14の最下左図には、全てのジョブが中止された場合の連携ジョブ一覧画面が示されており、図15の最下左図には、一部のジョブのみが中止された場合の連携ジョブ一覧画面が示されている。なお、図14では、「スキャン」が中止された結果、全てのジョブが中止された場合を、図15では、宛先が「メーリングリストB」とされた「メール送信」のみが中止さた場合を、各々示している。当該連携ジョブ一覧画面を参照することにより、ユーザは、連携ジョブの中止された状況を容易に把握することができる。
【0129】
当該連携ジョブ一覧画面が表示されると、ユーザは、表示内容を確認した後、当該画面に表示されている「閉じる」ボタンをマウスにて指定するので、これに応じて、ジョブの中止状態が反映されたジョブ一覧画面の画面データを構成し、当該画面を表示部12により表示して、上記ステップ214に戻る。
【0130】
図14の最下右図には、ジョブの中止状態が図14最下左図に示した状態である場合の当該ジョブ一覧画面が示されており、図15の最下右図には、ジョブの中止状態が図15最下左図に示した状態である場合の当該ジョブ一覧画面が示されている。図14に示す例では全てのジョブが中止されたので、当該連携ジョブに対応するボタンの表示内容がグレイアウト表示となり、実行状況として「中止」が表示されている。これに対し、図15に示す例では、連携ジョブの一部のみが中止されたので、当該連携ジョブに対応するボタンの表示内容がグレイアウト表示とはならず、実行状況としても「スキャン」の実行中であることを示す「蓄積中」が表示されている。
【0131】
これらのようなジョブ一覧画面を参照することにより、ユーザは、連携ジョブの実行状況を容易に把握することができる。
【0132】
一方、上記ステップ216において否定判定となった場合には、ジョブ一覧画面上でユーザによって指定されたボタンが「ストップ」ボタンであり、ユーザによって指定されたジョブの中止が指示されたものと見なしてステップ236に移行し、ジョブ中止処理を実行する。なお、ここでは、ユーザによって指定されたジョブが連携ジョブである場合には、当該連携ジョブ全体の実行を中止し、単体ジョブである場合には、当該単体ジョブのみの実行を中止する。
【0133】
この結果、一例として図14の最下右図又は図15最下右図に示すようなジョブ一覧画面が表示され、その後に本実行状況提示処理が終了する。
【0134】
実行状況提示処理プログラムのステップ202及びステップ204の処理が本発明の取得工程に、ステップ212及びステップ220の処理が本発明の提示工程に、ステップ214、ステップ222及びステップ230の処理が本発明の指示入力工程に、ステップ226、ステップ234及びステップ236の処理が本発明の操作実行工程に、ステップ200の処理が本発明の認証情報取得工程に、各々相当する。
【0135】
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る文書処理システム1は、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブ(連携ジョブ)として表した情報である指示書によって表される当該一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得し、当該実行状況情報によって示される実行状況を提示しているので、当該提示内容を参照することにより、一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる。
【0136】
また、本実施の形態に係る文書処理システム1は、外部装置と接続するためのネットワーク5を備え、外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を上記外部装置からネットワーク5を介して取得しているので、上記一連のジョブが分散されて実行されている場合でも容易に本発明を実現することができる。
【0137】
また、本実施の形態に係る文書処理システム1は、上記実行状況として上記一連のジョブの全体としての全体実行状況(ジョブ一覧画面により提示される実行状況)及び上記一連のジョブの各ジョブ毎のジョブ別実行状況(連携ジョブ一覧画面により提示される実行状況)の双方を提示しているので、これらの実行状況を容易に把握することができる。
【0138】
また、本実施の形態に係る文書処理システム1は、実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力し、入力した操作指示に応じた操作(本実施形態では、実行中止の操作)を行っているので、上記一連のジョブに対する操作を容易に行うことができる。
【0139】
特に、本実施の形態に係る文書処理システム1は、上記操作として、実行状況が提示されたジョブに対する実行の中止を行うものとしているので、上記一連のジョブの実行の中止を容易に行うことができる。
【0140】
更に、本実施の形態に係る文書処理システム1は、利用者を認証するための認証コードを取得し、認証コードによって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示しているので、ユーザにとって有用なジョブのみに絞り込まれた状態でジョブの実行状況を提示することができる。
【0141】
なお、本実施の形態では、指示書の参照が許可されたユーザを示す個人認証コード及び権限認証コードを当該指示書に記述しておく場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらのコードを、対応する指示書を特定可能な情報(例えば、指示書名)に関連付けてアクセス可能な記憶装置に予め記憶しておく形態とすることもできる。この場合、実行状況提示処理(図11参照)では、当該記憶しておいた情報を参照して、受信した連携ジョブに関する実行状況情報を消去することになる。この場合も本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0142】
また、本実施の形態では、ユーザを認証するための認証コードをカードリーダ19を介して取得する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、入力部14におけるキーボードを介したユーザによるキー入力によって取得する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0143】
また、本実施の形態では、従属ジョブを星印で明示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、従属ジョブを点滅表示することにより明示する形態や、従属ジョブを他のジョブとは異なる色で表示することにより明示する形態とすることもできる。これらの場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0144】
更に、本実施の形態では、認証されなかった連携ジョブに関する実行状況情報については提示しない場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、当該連携ジョブのジョブ名をユーザにより指定できない状態で表示(例えば、グレイアウト状態で表示)する形態とすることもできる。この場合、当該連携ジョブの存在のみ提示し、かつ記述内容は隠蔽することができ、本実施の形態に比較して、利便性を向上させることができる。
【0145】
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、文書処理システムに連携ジョブの実行を統括的に管理する連携処理サーバ50を備えた場合の形態について説明したが、本第2の実施形態では、文書処理システムに連携ジョブの実行を統括的に管理する装置を備えない場合の形態について説明する。
【0146】
まず、図16を参照して、本第2の実施形態に係る文書処理システム70の構成を説明する。同図に示すように、文書処理システム70は、複数の画像形成装置80A、80B、・・・と、複数の端末装置90A、90B、・・・と、がネットワーク98を介して接続されると共に、ファクシミリ装置95や複合機96等の各種処理装置が公衆回線99を介して各画像形成装置に接続されて構成されている。
【0147】
各画像形成装置80A、80B、・・・は、文書画像を読み取る画像読取部81と、各種指示の入力を行うためのタッチパネルと各種情報を表示するための液晶ディスプレイとが一体構成となって含まれた操作部82と、ネットワーク98に接続されると共にネットワーク98に接続された外部装置との間の通信を司る外部サービス通信部83と、画像読取部81により得られた文書の画像データ等を記憶する記憶部84と、実行するジョブを管理するジョブ管理部85と、上記第1の実施形態と同一仕様とされた指示書による連携ジョブを実行する指示書処理部86と、を含んで構成されている。
【0148】
また、各端末装置90A、90B、・・・は、上記指示書による連携ジョブを実行する指示書処理部91と、文書に対して予め定められた処理を施す文書処理アプリケーション92と、を含んで構成されている。更に、ファクシミリ装置95、複合機96等の各画像形成装置に公衆回線99を介して接続された各種処理装置にも、上記指示書による連携ジョブを実行する指示書処理部95A、96Aが含まれている。
【0149】
本実施形態に係る画像形成装置80A、80B、・・・では、処理対象とする文書の画像データの記憶部84への蓄積方法として、次の方法が採られている。
・各端末装置90A、90B・・・からのセキュリティプリント受信に応じた蓄積。
・各端末装置90A、90B・・・からの確認プリント受信に応じた蓄積。
・各端末装置90A、90B・・・からの時刻指定プリント受信に応じた蓄積。
・各端末装置90A、90B・・・からの進展ボックス蓄積受信に応じた蓄積。
・公衆回線99により接続された対抗機からの進展ファックス受信に応じた蓄積。
・当該画像形成装置の画像読取部81による文書の読み取りに応じた蓄積。
【0150】
また、画像形成装置80A、80B、・・・では、文書に対する処理機能として、次の各機能を有している。
・プリント機能
・ファクシミリ送信機能
・インターネット・ファクシミリ送信機能
・メール送信機能
・サーバ転送機能
・文書蓄積機能
また、本実施形態に係る端末装置90A、90B、・・・に備えられた文書処理アプリケーション92は、文書に対する処理機能として次の各機能を提供する。
・文書加工機能
・文書蓄積機能
・メール送信機能
・サーバ転送機能
本第2の実施形態に係る文書処理システム70では、上記第1の実施形態と同一仕様とされた指示書に記述されている連携ジョブが各画像形成装置80A、80B、・・・と、各端末装置90A、90B、・・・と、画像形成装置に公衆回線99を介して接続されたファクシミリ装置95、複合機96等の処理装置と、により、分散して実行される。
【0151】
ネットワーク98が本発明の通信回線に、操作部82が本発明の提示手段及び指示入力手段に、ジョブ管理部85が本発明の取得手段及び操作実行手段に、各々相当する。
【0152】
ところで、本実施形態に係る画像形成装置80A、80B、・・・は、指示書を用いて実行されている連携ジョブや単体ジョブの実行状況をユーザに提示する実行状況提示機能を備えている。以下、当該実行状況提示機能について図17を参照しつつ説明する。なお、図17は、ユーザにより何れかの画像形成装置(ここでは、画像形成装置80A)の操作部82のタッチパネルを介して実行状況提示機能の実行が指示されたとき、当該画像形成装置のジョブ管理部85によって実行される実行状況提示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、ここでは、単体ジョブが各装置で適宜実行されると共に、予め作成された指示書に応じた連携ジョブが処理対象とする文書データを伴いつつ各装置で分散して実行されている場合について説明する。
【0153】
同図のステップ300では、予め定められた提示条件設定画面を操作部82の液晶ディスプレイにより表示し、次のステップ302にて所定情報の入力待ちを行う。
【0154】
図18には、本実施形態に係る提示条件設定画面が示されている。同図に示すように、この提示条件設定画面では、提示条件の指定を促すメッセージが表示されると共に、指定可能な提示条件として「ジョブの種別毎のカテゴリ別提示」、「内部ジョブ/外部ジョブのカテゴリ別提示」、「単体ジョブ/連携ジョブのカテゴリ別提示」の3種類の条件が表示されている。同図に示すような提示条件設定画面が表示されると、ユーザは、操作部82のタッチパネルにおける所望の提示条件の表示領域に対応する位置を指先で押圧指定する。これにより、上記ステップ302が肯定判定となってステップ304に移行する。
【0155】
ステップ304では、ネットワーク98を介して接続された各装置に対してジョブの実行状況を問い合わせる。これに応じて各装置は自信が実行中又は実行予定としている単体ジョブ及び連携ジョブの実行状況を示す実行状況情報を問い合せ元である画像形成装置80Aに送信する。また、各装置は、公衆回線99を介して各種処理装置が接続されている場合、当該処理装置におけるジョブの実行状況を当該処理装置に問い合せ、これによって得られた当該処理装置の実行状況を示す実行状況情報も画像形成装置80Aに送信する。
【0156】
なお、当該実行状況情報には、実行中又は実行待ちとなっている全ての単体ジョブの各ジョブ毎のジョブ名及び実行状況(実行終了、実行中、実行待ちの何れかの状況)の各情報と、実行中又は実行待ちの全ての連携ジョブの総称(指示書名)、連携ジョブに含まれる各ジョブ毎のジョブ名、実行状況(実行終了、実行中、実行待ちの何れかの状況)、及びパラメータの各情報が含まれる。
【0157】
そこで次のステップ306では、各装置からの実行状況情報の受信待ちを行い、次のステップ308では、画像形成装置80Aの内部で実行中又は実行待ちとなっているジョブを検出する。
【0158】
次のステップ310では、提示条件設定画面上でユーザにより指定された提示条件が「ジョブの種別毎のカテゴリ別提示」であったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ312に移行し、ジョブ種別提示処理を次のように行う。
【0159】
まず、上記ステップ306において受信した実行状況情報により示される各ジョブと、上記ステップ308において検出した画像形成装置80Aの内部で実行中又は実行待ちとなっているジョブを予め定められたジョブの種別毎に分類し、次に、分類された各ジョブをジョブの実行開始時間の早い順にソーティングし、最後に、ソーティングされた各ジョブの実行状況をジョブ毎にボタンとして操作部82の液晶ディスプレイにより表示する。
【0160】
例えば、上記ジョブの種別を「ファックス送信ジョブ」、「プリントジョブ」、「ネット転送ジョブ」、「コピージョブ」の4種類とし、各装置におけるジョブの実行状況が図19に示すものである場合には、図20の右図に示すように各ジョブの実行状況が液晶ディスプレイにより表示される。
【0161】
なお、図19に示す実行状態は、文書処理システム70において連携ジョブA及び連携ジョブBの2つの連携ジョブが実行されており、かつ画像形成装置80Aにおいて、ファックス送信ジョブ及びコピージョブが実行中で、プリントジョブが実行待ちとなっている状態となっている。
【0162】
この場合、図20の右図に示すように、画像形成装置80Aの内部で行われるファックス送信ジョブが実行中(送信中)であることを示すボタン、連携ジョブBにおけるプリントジョブが実行中(印刷中)であることを示すボタン、画像形成装置80Aの内部で行われるプリントジョブが実行待ち(印刷待ち)であることを示すボタン、連携ジョブAにおけるデータ転送ジョブ(ネット転送ジョブ)が実行中(転送中)であることを示すボタン、及び画像形成装置80Aの内部で行われるコピージョブが実行中(蓄積中)であることを示すボタンが、この順に表示されることになる。
【0163】
また、例えば、上記ジョブの種別を「ファックス送信ジョブ」、「プリントジョブ」、「ネット転送ジョブ」、「コピージョブ」、「連携ジョブ」の5種類とした場合には、図21の右図に示すように、上記ファックス送信ジョブが実行中(送信中)であることを示すボタン、上記プリントジョブが実行待ち(印刷待ち)であることを示すボタン、上記コピージョブが実行中(蓄積中)であることを示すボタン、連携ジョブBにおけるプリントジョブが実行中(印刷中)であることを示すボタン、及び連携ジョブAにおけるデータ転送ジョブ(ネット転送ジョブ)が実行中(転送中)であることを示すボタンが、この順に表示されることになる。
【0164】
以上のような表示を参照することにより、ユーザは、どの種別のジョブが実行中で、どの種別のジョブが実行待ちとなっているかを容易に把握することができ、各装置の使用状況を容易に把握することができる。
【0165】
一方、上記ステップ310において否定判定となった場合はステップ314に移行し、提示条件設定画面上でユーザにより指定された提示条件が、「内部ジョブ/外部ジョブのカテゴリ別提示」であったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ316に移行して内部/外部別提示処理を次のように行う。
【0166】
まず、上記ステップ306において受信した実行状況情報により示される各ジョブを外部ジョブとして分類し、上記ステップ308において検出した画像形成装置80Aの内部で実行中又は実行待ちとなっているジョブを内部ジョブとして分類する。
【0167】
次に、分類された外部ジョブを示す一覧画面の表示と、内部ジョブを示す一覧画面の表示とを、各々のタブの指定により切り替え可能にジョブ一覧画面を示す画面データを構成して当該ジョブ一覧画面を操作部82の液晶ディスプレイにより表示する。
【0168】
図22の左上図及び右上図は、このとき液晶ディスプレイにより表示されるジョブ一覧画面を示しており、ユーザは対応するタブ(「内部処理」タブ又は「外部処理」タブ)をタッチパネルを介して指定することにより、所望の一覧画面を表示することができる。なお、同図に示されるジョブ名の「フロー」は、当該ジョブが連携ジョブであることを示している。
【0169】
一方、このジョブ一覧画面では、「ストップ」ボタン及び「詳細」ボタンの2つのボタンを表示している。ユーザは、実行中のジョブ或いは連携ジョブを中止したい場合は当該ジョブや連携ジョブのジョブ名が表示されたボタンをタッチパネルを介して指定した後に「ストップ」ボタンを指定する。また、ユーザは、連携ジョブに含まれる各ジョブ毎の実行状況を知りたい場合には、当該連携ジョブのジョブ名が表示されたボタンをタッチパネルを介して指定した後に「詳細」ボタンを指定する。
【0170】
そこで、ジョブ管理部85は、ユーザによって「詳細」ボタンが指定された場合には、直前に指定された連携ジョブに関する連携ジョブ一覧画面を示す画面データを構成し、当該画面を液晶ディスプレイにより表示する。なお、このとき、処理が終了しているジョブについてはグレイアウト表示するように上記画面データを構成する。
【0171】
図22の左下図は、左上図に示すジョブ一覧画面において「10フロー」が指定された後に「詳細」ボタンが指定された場合の連携ジョブ一覧画面の一例であり、右下図は、右上図に示すジョブ一覧画面において「33フロー」が指定された後に「詳細」ボタンが指定された場合の連携ジョブ一覧画面の一例である。右下図に示すように、実行が終了したジョブについてはグレイアウト表示されるので、ユーザは、連携ジョブの進行状況を容易に把握することができる。
【0172】
なお、上記ジョブ一覧画面において、ユーザにより「ストップ」ボタンが指定された場合には、直前に指定されたジョブ及び連携ジョブを中止するべく、自信の内部処理を中止すると共に、各処理装置に対して当該ジョブの中止指示を送信する。
【0173】
一方、上記ステップ314において否定判定となった場合は提示条件設定画面上でユーザにより指定された提示条件が、「単体ジョブ/連携ジョブのカテゴリ別提示」であったものと見なしてステップ318に移行し、単体/連携別提示処理を次のように行う。
【0174】
まず、上記ステップ306において受信した実行状況情報により示される各ジョブと、上記ステップ308において検出した画像形成装置80Aの内部で実行中又は実行待ちとなっているジョブを単体ジョブと連携ジョブとに分類する。
【0175】
次に、分類された単体ジョブを示す一覧画面の表示と、連携ジョブを示す一覧画面の表示とを、各々のタブの指定により切り替え可能にジョブ一覧画面を示す画面データを構成して当該ジョブ一覧画面を操作部82の液晶ディスプレイにより表示する。
【0176】
図23の左上図及び右上図は、このとき液晶ディスプレイにより表示されるジョブ一覧画面を示しており、ユーザは対応するタブ(「単体ジョブ」タブ又は「連携ジョブ」タブ)をタッチパネルを介して指定することにより、所望の一覧画面を表示することができる。
【0177】
一方、このジョブ一覧画面では、「ストップ」ボタン及び「詳細」ボタンの2つのボタンを表示している。ユーザは、実行中のジョブ或いは連携ジョブを中止したい場合は当該ジョブや連携ジョブのジョブ名が表示されたボタンをタッチパネルを介して指定した後に「ストップ」ボタンを指定する。また、ユーザは、連携ジョブに含まれる各ジョブ毎の実行状況を知りたい場合には、当該連携ジョブのジョブ名が表示されたボタンをタッチパネルを介して指定した後に「詳細」ボタンを指定する。
【0178】
そこで、ジョブ管理部85は、ユーザによって「詳細」ボタンが指定された場合には、直前に指定された連携ジョブに関する連携ジョブ一覧画面を示す画面データを構成し、当該画面を液晶ディスプレイにより表示する。なお、このとき、処理が終了しているジョブについてはグレイアウト表示するように上記画面データを構成する。
【0179】
図23の左下図は、右上図に示すジョブ一覧画面において「10フロー」が指定された後に「詳細」ボタンが指定された場合の連携ジョブ一覧画面の一例であり、右下図は、上記ジョブ一覧画面において「33フロー」が指定された後に「詳細」ボタンが指定された場合の連携ジョブ一覧画面の一例である。右下図に示すように、実行が終了したジョブについてはグレイアウト表示されるので、ユーザは、連携ジョブの進行状況を容易に把握することができる。
【0180】
なお、上記ジョブ一覧画面において、ユーザにより「ストップ」ボタンが指定された場合には、直前に指定されたジョブ及び連携ジョブを中止するべく、自信の内部処理を中止すると共に、各処理装置に対して当該ジョブの中止指示を送信する。
【0181】
実行状況提示処理プログラムのステップ304及びステップ306の処理が本発明の取得工程に、ステップ312、ステップ316及びステップ318の処理が本発明の提示工程、指示入力工程及び操作実行工程に、各々相当する。
【0182】
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る文書処理システム70は、上記第1の実施形態に係る文書処理システム1と同様の効果を奏することができると共に、画像形成装置80Aに連携ジョブのうちの一部のジョブを実行する指示書処理部86を更に備え、指示書処理部86により実行されるジョブの実行状況を更に提示しているので、実行状況を提示する装置で実行されている内部ジョブも容易に把握することができる。
【0183】
また、本実施の形態に係る文書処理システム70は、ジョブの実行状況を予め定められたカテゴリ別に提示しているので、各ジョブを整理された状態で容易に把握することができる。
【0184】
更に、本実施の形態に係る文書処理システム70は、ジョブの実行状況をジョブの実行開始時間順に提示しているので、ジョブの進行状況を的確に把握することができる。
【0185】
なお、本発明の実施の形態は第1、第2の実施形態に限らず、上記各実施形態を適宜組み合わせた形態とすることもできる。
【0186】
例えば、第1の実施形態に係る文書処理システム1においては、提示する複数のジョブを第2の実施形態と同様にカテゴリ別に提示する形態や実行開始時間順に提示する形態とすることもできるし、クライアント端末10を画像形成装置80Aに置き換え、当該画像形成装置80A自信において実行するジョブについても提示する形態とすることもできる。また、例えば、第2の実施形態に係る文書処理システム70においては、第1の実施形態と同様に、ユーザを認証して、当該ユーザに対し参照が許可された連携ジョブのみを提示する形態とすることもできる。
【0187】
また、上記各実施形態では、連携ジョブの全体としての全体実行状況(ジョブ一覧画面により提示される実行状況)及び連携ジョブに含まれる各ジョブ毎のジョブ別実行状況(連携ジョブ一覧画面により提示される実行状況)の双方を提示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらの何れか一方のみを提示する形態とすることもできる。この場合も、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0188】
また、上記各実施形態では、ユーザによって指定されたジョブに対する操作として当該ジョブの実行を中止する操作を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、当該ジョブの実行を一時的に停止する操作や、実行が一時的に停止されたジョブの実行を再開する操作を適用する形態や、これらの操作の複数を組み合わせた操作を適用する形態とすることもできる。この場合も、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0189】
また、上記各実施形態では、指示書に記述されている連携ジョブをネットワーク接続された複数の装置で分散して実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、文書処理システム1や文書処理システム70における各サービスを実行する複数の処理部をネットワークを介さずに接続して単体として構成した複合機に適用することもできる。この場合も上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0190】
また、上記各実施形態では、ユーザにより「詳細」ボタンが指定されたときに直前に指定されたジョブ又は連携ジョブの詳細な情報が提示される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ジョブ又は連携ジョブが指定されたときに当該ジョブの詳細な情報を提示する形態とすることもできる。この場合は、ユーザは「詳細」ボタンを指定する必要がなくなるので、操作性を向上させることができる。
【0191】
また、上記各実施形態において説明した実行状況提示処理プログラムの処理の流れ(図11及び図17参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0192】
また、上記各実施形態で説明した文書処理システムの構成(図1及び図16参照)やクライアント端末10の構成(図4参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0193】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラムによれば、文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した情報である連携情報によって表される当該一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得し、当該実行状況情報によって示される実行状況を提示しているので、当該提示内容を参照することにより、一連のジョブの進行状態を容易に把握することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る文書処理システム1の構成を示すブロック図である。
【図2】文書処理システム1の機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】I/F情報の構成を示す模式図である。
【図4】文書処理システム1におけるクライアント端末10の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態に係る認証コードの構成を示す概略図である。
【図6】実施の形態に係る指示書作成画面を示す概略図である。
【図7】実施の形態に係る指示書の構成例を示す概略図である。
【図8】指示書作成時のクライアント端末10及び指示書生成サーバ30の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】連携処理実行時のクライアント端末10、指示書管理サーバ40及び連携処理サーバ50の処理を示すフローチャートである。
【図10】指示書リストを表すサービス連携処理選択画面110の一例を示す図である。
【図11】第1の実施形態に係る実行状況提示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】ジョブ一覧画面及び連携ジョブ一覧画面の一例を示す概略図である。
【図13】連携ジョブ一覧画面及びジョブ中止確認画面の一例を示す概略図である。
【図14】ジョブ詳細画面及び当該ジョブ詳細画面に引き続き表示される連携ジョブ一覧画面の一例を示す概略図である。
【図15】ジョブ詳細画面及び当該ジョブ詳細画面に引き続き表示される連携ジョブ一覧画面の他の例を示す概略図である。
【図16】第2の実施形態に係る文書処理システム70の構成を示すブロック図である。
【図17】第2の実施形態に係る実行状況提示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】第2の実施形態に係る提示条件設定画面の一例を示す概略図である。
【図19】文書処理システム70に設けられた各装置におけるジョブの実行状況の一例を示す模式図である。
【図20】「ジョブの種別毎のカテゴリ別提示」の説明に供する概略図である。
【図21】「ジョブの種別毎のカテゴリ別提示」の説明に供する他の概略図である。
【図22】「内部ジョブ/外部ジョブのカテゴリ別提示」の説明に供する図であり、ジョブ一覧画面及び連携ジョブ一覧画面の一例を示す図である。
【図23】「単体ジョブ/連携ジョブのカテゴリ別提示」の説明に供する図であり、ジョブ一覧画面及び連携ジョブ一覧画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 文書処理システム
5 ネットワーク(通信回線)
10 クライアント端末
11 制御部(取得手段、操作実行手段、認証情報取得手段)
12 表示部(提示手段)
14 入力部(指示入力手段)
19 カードリーダ
20 サービス検索サーバ
30 指示書生成サーバ
40 指示書管理サーバ
50 連携処理サーバ
61 画像処理装置
62 文書管理サーバ
63 文書配信サーバ
70 文書処理システム
80A、80B 画像形成装置
82 操作部(提示手段、指示入力手段)
85 ジョブ管理部(取得手段、操作実行手段)
98 ネットワーク(通信回線)

Claims (18)

  1. 文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される前記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示装置であって、
    前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記実行状況情報によって示される前記実行状況を提示する提示手段と、
    を備えた情報提示装置。
  2. 前記連携情報に、前記複数のジョブに関するパラメータを更に含めた
    請求項1記載の情報提示装置。
  3. 外部装置と接続するための通信回線を更に備え、
    前記取得手段は、前記外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を前記外部装置から前記通信回線を介して取得する
    請求項1又は請求項2記載の情報提示装置。
  4. 前記一連のジョブのうちの一部のジョブを実行する実行手段を更に備え、
    前記提示手段は、前記実行手段により実行されるジョブの実行状況を更に提示する
    請求項3記載の情報提示装置。
  5. 前記提示手段は、前記実行状況として前記一連のジョブの全体としての全体実行状況及び前記一連のジョブの各ジョブ毎のジョブ別実行状況の少なくとも一方を提示する
    請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の情報提示装置。
  6. 前記提示手段は、前記実行状況を予め定められたカテゴリ別に提示する
    請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の情報提示装置。
  7. 前記提示手段は、前記実行状況をジョブの実行開始時間順に提示する
    請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の情報提示装置。
  8. 前記提示手段により実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力する指示入力手段と、
    前記指示入力手段により入力された前記操作指示に応じた操作を行う操作実行手段と、
    を更に備えた請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の情報提示装置。
  9. 前記操作を、前記実行状況が提示されたジョブに対する実行の中止、一時停止、再開の少なくとも1つとした
    請求項8記載の情報提示装置。
  10. 利用者を認証するための認証情報を取得する認証情報取得手段を更に備え、
    前記提示手段は、前記認証情報によって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示する
    請求項1乃至請求項9の何れか1項記載の情報提示装置。
  11. 文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される前記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示方法であって、
    前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記実行状況情報によって示される前記実行状況を提示する提示工程と、
    を備えた情報提示方法。
  12. 前記取得工程は、通信回線を介して接続された外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を前記外部装置から前記通信回線を介して取得する
    請求項11記載の情報提示方法。
  13. 前記提示工程により実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力する指示入力工程と、
    前記指示入力工程により入力された前記操作指示に応じた操作を行う操作実行工程と、
    を更に備えた請求項11又は請求項12記載の情報提示方法。
  14. 利用者を認証するための認証情報を取得する認証情報取得工程を更に備え、
    前記提示工程は、前記認証情報によって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示する
    請求項11乃至請求項13の何れか1項記載の情報提示方法。
  15. 文書情報に施す複数のジョブを一連のジョブとして表した連携情報を用いて実行される前記一連のジョブの実行状況を提示する情報提示プログラムであって、
    前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記実行状況情報によって示される前記実行状況を提示する提示工程と、
    をコンピュータに実行させる情報提示プログラム。
  16. 前記取得工程は、通信回線を介して接続された外部装置又は当該外部装置によって管理された処理実行装置で実行されている前記一連のジョブの実行状況を示す実行状況情報を前記外部装置から前記通信回線を介して取得する
    請求項15記載の情報提示プログラム。
  17. 前記提示工程により実行状況が提示されたジョブに対する操作指示を入力する指示入力工程と、
    前記指示入力工程により入力された前記操作指示に応じた操作を行う操作実行工程と、
    を更に備えた請求項15又は請求項16記載の情報提示プログラム。
  18. 利用者を認証するための認証情報を取得する認証情報取得工程を更に備え、
    前記提示工程は、前記認証情報によって認証された利用者が参照可能なジョブの実行状況のみ提示する
    請求項15乃至請求項17の何れか1項記載の情報提示プログラム。
JP2003081450A 2003-03-24 2003-03-24 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム Pending JP2004288052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081450A JP2004288052A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081450A JP2004288052A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004288052A true JP2004288052A (ja) 2004-10-14

Family

ID=33295011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003081450A Pending JP2004288052A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004288052A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007086970A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置
JP2007102706A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフローの表示方法及びワークフロー表示装置
JP2007311856A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像データ転送方法とプログラム
JP2008061078A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理システム
JP2009098752A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Canon Inc 情報処理装置、画像処理装置およびその情報処理方法
JP2009217842A (ja) * 2009-05-25 2009-09-24 Sharp Corp 画像データ処理装置
JP2009225059A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、端末装置、配信ジョブ管理方法、コンピュータプログラム、及び、情報記録媒体
US20090296143A1 (en) * 2008-06-03 2009-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Job processing method, image processing system and image processing apparatus
JP2009296176A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Canon Inc ジョブ処理方法及び画像処理システム並びに画像処理装置
JP2010074681A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、連携ジョブの実行方法及び実行プログラム
JP2010250546A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム
JP2010250547A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム
US7873918B2 (en) 2005-07-07 2011-01-18 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Method and apparatus for displaying workflow
JP2011134128A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujitsu Ltd 作業管理プログラム、方法及び装置
JP2012060670A (ja) * 2005-05-13 2012-03-22 Microsoft Corp 走査システムおよび方法
US8375391B2 (en) 2008-09-16 2013-02-12 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, method of controlling image processing apparatus with emulation function when external storage device is attached, manages processing of jobs and sub jobs, and recording medium
JP2014178733A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Fuji Xerox Co Ltd ワークフローシステム、ユーザ端末装置、データ処理装置及びプログラム
JP2015012518A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ブラザー工業株式会社 コンピュータプログラム、および、データ処理装置
JP2015060393A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラムおよび端末装置
US20150378644A1 (en) * 2014-06-30 2015-12-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information Processing Apparatus Capable of Performing Cooperative Operation with Plural Apparatuses
JP2016012316A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、連携システム、及びプログラム
JP2018198432A (ja) * 2018-07-18 2018-12-13 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、連携システム、及びプログラム
WO2020179837A1 (en) 2019-03-04 2020-09-10 Ricoh Company, Ltd. Cooperation processing apparatus and method
JP2021064063A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP7508767B2 (ja) 2019-10-10 2024-07-02 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060670A (ja) * 2005-05-13 2012-03-22 Microsoft Corp 走査システムおよび方法
US7873918B2 (en) 2005-07-07 2011-01-18 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Method and apparatus for displaying workflow
JP2007086970A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置
JP4661485B2 (ja) * 2005-09-21 2011-03-30 富士ゼロックス株式会社 ジョブ処理装置
JP2007102706A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフローの表示方法及びワークフロー表示装置
JP2007311856A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像データ転送方法とプログラム
JP4645988B2 (ja) * 2006-05-16 2011-03-09 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置および画像データ転送方法とプログラム
JP2008061078A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理システム
JP2009098752A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Canon Inc 情報処理装置、画像処理装置およびその情報処理方法
US8531702B2 (en) 2007-10-12 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, image processing apparatus, and information processing method thereof
JP2009225059A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、端末装置、配信ジョブ管理方法、コンピュータプログラム、及び、情報記録媒体
JP2009296175A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Canon Inc ジョブ処理方法及び画像処理システム並びに画像処理装置
JP2009296176A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Canon Inc ジョブ処理方法及び画像処理システム並びに画像処理装置
US20090296143A1 (en) * 2008-06-03 2009-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Job processing method, image processing system and image processing apparatus
US8749815B2 (en) 2008-06-03 2014-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Job processing method, image processing system and image processing apparatus
US8375391B2 (en) 2008-09-16 2013-02-12 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, method of controlling image processing apparatus with emulation function when external storage device is attached, manages processing of jobs and sub jobs, and recording medium
JP4710942B2 (ja) * 2008-09-19 2011-06-29 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、連携ジョブの実行方法及び実行プログラム
JP2010074681A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、連携ジョブの実行方法及び実行プログラム
JP2010250547A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム
JP2010250546A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム
JP2009217842A (ja) * 2009-05-25 2009-09-24 Sharp Corp 画像データ処理装置
JP2011134128A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujitsu Ltd 作業管理プログラム、方法及び装置
JP2014178733A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Fuji Xerox Co Ltd ワークフローシステム、ユーザ端末装置、データ処理装置及びプログラム
JP2015012518A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ブラザー工業株式会社 コンピュータプログラム、および、データ処理装置
JP2015060393A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラムおよび端末装置
US20150378644A1 (en) * 2014-06-30 2015-12-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information Processing Apparatus Capable of Performing Cooperative Operation with Plural Apparatuses
JP2016012316A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、連携システム、及びプログラム
US10423376B2 (en) 2014-06-30 2019-09-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing apparatus having interactive user interface for managing cooperative operation between plural apparatuses
US10452330B2 (en) 2014-06-30 2019-10-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing apparatus having interactive user interface for managing cooperative operation between plural apparatuses
JP2018198432A (ja) * 2018-07-18 2018-12-13 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、連携システム、及びプログラム
WO2020179837A1 (en) 2019-03-04 2020-09-10 Ricoh Company, Ltd. Cooperation processing apparatus and method
JP2021064063A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP7508767B2 (ja) 2019-10-10 2024-07-02 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4265249B2 (ja) サービス処理装置、サービス処理方法及びプログラム
JP2004288052A (ja) 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示プログラム
JP5206829B2 (ja) サービス処理システム
JP4055618B2 (ja) 画像処理装置
JP4124001B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP5310932B2 (ja) サービス処理システム
JP5382195B2 (ja) サービス処理システム
JP4770995B2 (ja) 画像処理システム
JP5310933B2 (ja) サービス処理システム
JP5310930B2 (ja) サービス処理システム
JP5310931B2 (ja) サービス処理システム
JP5382176B2 (ja) サービス処理システム
JP5310934B2 (ja) サービス処理システム
JP4985318B2 (ja) 画像処理装置および方法
JP5541403B2 (ja) サービス処理システム
JP5605484B2 (ja) サービス処理システム
JP5516814B2 (ja) サービス処理システム
JP4501723B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5516812B2 (ja) サービス処理システム
JP5516811B2 (ja) サービス処理システム
JP5516810B2 (ja) サービス処理システム
JP5516808B2 (ja) サービス処理システム
JP2014006925A (ja) サービス処理システム
JP2004288055A (ja) サービス処理システム、サービス処理方法及びサービス処理プログラム
JP2008005518A (ja) 画像処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090127