JP2014178733A - ワークフローシステム、ユーザ端末装置、データ処理装置及びプログラム - Google Patents

ワークフローシステム、ユーザ端末装置、データ処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させる。
【解決手段】サーバ10は、ユーザ端末装置20又は自サーバ10の直前に処理を実行したサーバ10により発行されるジョブを実行すると、その実行結果を含むジョブを、ユーザ端末装置20から送られてきた次サーバのワークフロー定義情報に従い次サーバへ発行する。ユーザ端末装置20は、最初の処理を実行するサーバ10へサービスの実行開始を指示した後、ジョブの実行を終了したサーバ10から送られてくる当該サーバの次サーバに登録されたジョブのジョブIDを取得すると、取得したジョブIDに対応したジョブの実行状態を監視する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークフローシステム、ユーザ端末装置、データ処理装置及びプログラムに関する。
ワークフローに含まれる一連の処理を複数のサーバに分散して実行させる技術として、ワークフロー全体を各サーバに登録しておき、各サーバは、自己が担当する処理を、前工程から送られてきた処理結果に基づき実行する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開平10−214289号公報 特開平10−105623号公報
本発明は、ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させることを目的とする。
本発明に係るワークフローシステムは、ユーザ端末装置と、複数のデータ処理装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、を有し、前記ユーザ端末装置は、利用者からのサービスの提供要求に応じて、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最初の処理を実行する先頭データ処理装置に、当該先頭データ処理装置に対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する指示手段と、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最後の処理を実行する最後データ処理装置による処理の実行結果を利用者に提供するサービスの実行結果として取得する実行結果取得手段と、を有し、前記各データ処理装置は、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、自データ処理装置が前記最後データ処理装置の場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、を有することを特徴とする。
また、前記ユーザ端末装置は、前記データ処理装置から送信されてきたジョブ識別情報により特定されるジョブの状態を監視する監視手段を有することを特徴とする。
また、前記最後データ処理装置を除く前記各データ処理装置は、前記発行手段により発行されたジョブが自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に受け付けられたことに応じて、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置から送られてくる当該ジョブのジョブ識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得されたジョブ識別情報を前記ユーザ端末装置に送信する識別情報送信手段と、を有し、前記監視手段は、前記識別情報送信手段からジョブ識別情報が送信されてきたことによって当該ジョブ識別情報を送信した前記データ処理装置におけるジョブの実行が終了したことを認識すると、受信したジョブ識別情報により特定されるジョブの監視に切り替えることを特徴とする。
また、前記最後データ処理装置を除く前記各データ処理装置は、前記発行手段により発行されたジョブが自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に受け付けられたことに応じて、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置から送られてくる当該ジョブのジョブ識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得されたジョブ識別情報を前記ユーザ端末装置に送信する識別情報送信手段と、を有し、前記ユーザ端末装置は、前記識別情報送信手段からジョブ識別情報が送信されてきた場合、当該データ処理装置に、当該データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応したワークフロー定義情報を送信するワークフロー定義情報送信手段を有することを特徴とする。
本発明に係るユーザ端末装置は、ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、複数のデータ処理装置であって前記各データ処理装置が、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、有する複数のデータ処理装置と、有するワークフローシステムに含まれ、利用者からのサービスの提供要求に応じて、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最初の処理を実行する先頭データ処理装置に、当該先頭データ処理装置に対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する指示手段と、前記最後データ処理装置による処理の実行結果を利用者に提供するサービスの実行結果として取得する実行結果取得手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、複数のデータ処理装置であって前記各データ処理装置が、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、有する複数のデータ処理装置と、有するワークフローシステムに含まれる前記ユーザ端末装置に搭載されたコンピュータを、利用者からのサービスの提供要求に応じて、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最初の処理を実行する先頭データ処理装置に、当該先頭データ処理装置に対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する指示手段、前記最後データ処理装置による処理の実行結果を利用者に提供するサービスの実行結果として取得する実行結果取得手段、として機能させるためのものである。
本発明に係るデータ処理装置は、ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、を有するワークフローシステムに含まれ、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、を有するワークフローシステムに含まれるデータ処理装置に搭載されたコンピュータを、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段、自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段、として機能させるためのものである。
請求項1に記載の発明によれば、ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、データ処理装置におけるジョブの実行状態をユーザ端末装置に監視させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ユーザ端末装置における監視対象とするジョブを、送信されてきたジョブの識別情報により特定されるジョブに切り替えさせることができる。
請求項4に記載の発明によれば、各データ処理装置の次に処理を実行すべきデータ処理装置を、当該各ユーザ端末装置に通知させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ワークフローに含まれる一連の処理を実行する複数のデータ処理装置それぞれにワークフロー全体を登録させずに、ワークフローに従った各処理を各データ処理装置に実行させることができる。
本発明に係るワークフローシステムの一実施の形態を示したブロック構成図である。 本実施の形態におけるユーザ端末装置を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるワークフロー定義情報保持部に記憶されたワークフロー定義情報のデータ構成例を示す図である。 本実施の形態においてサービスをユーザに提供するときにユーザ端末装置において実施される処理を示すフローチャートである。 本実施の形態においてサービスをユーザに提供するときにサーバにおいて実施される処理を示すフローチャートである。 本実施の形態においてサービスをユーザに提供するときに、サーバとユーザ端末装置との間及びサーバとサーバとの間で行われるデータ通信を示す図である。 本実施の形態において最初の処理が実行されているときのサービス実行状態表示画面の表示例を示す図である。 本実施の形態において2番目の処理が実行されているときのサービス実行状態表示画面の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るワークフローシステムの一実施の形態を示したブロック構成図である。図1には、ワークフローに従って処理を実行するデータ処理装置として設けられた複数のサーバ10と、複数のサーバ10によって一連の処理が実行されることにより提供されるサービスを利用するユーザが使用するユーザ端末装置20と、がネットワーク2で接続された構成が示されている。なお、各サーバ10が持つ処理機能は、ワークフローに従って一連の処理を実行する上で同等でよいので、図1では、1台のサーバ10のみブロック構成を示した。ネットワーク2は、ワイドエリアでなくてもローカルエリアでも、またこれらを組み合わせて構築してもよい。
本実施の形態における「ワークフロー」というのは、ネットワーク上の複数のサーバがそれぞれ提供する各種サービス処理を組み合わせることで実現されるサービスの一連の流れのことをいう。つまり、ワークフローは、サービス処理の実行順序及び各サービス処理を実行するサーバを少なくとも設定することによって定義される。
図2は、本実施の形態におけるユーザ端末装置20を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態におけるユーザ端末装置20は、汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)により実現してよい。従って、ユーザ端末装置20は、図2に示したようにCPU31、ROM32、RAM33、ハードディスクドライブ(HDD)34を接続したHDDコントローラ35、入力手段として設けられたマウス36とキーボード37、及び表示装置として設けられたディスプレイ38をそれぞれ接続する入出力コントローラ39、通信手段として設けられたネットワークコントローラ40を内部バス41に接続して構成される。
本実施の形態におけるサーバ10は、汎用的なサーバコンピュータにより実現してよい。従って、サーバ10のハードウェア構成は、ユーザ端末装置20と同様に図示できる。もちろん、必要でなければ、マウス等の入力手段やディスプレイを搭載せずに構成してもよい。
図1に戻り、ユーザ端末装置20は、サービス処理部21、ワークフロー(WF)定義情報送信部22、ジョブID取得部23、状態監視部24、状態保持部25及びワークフロー定義情報保持部26を有している。サービス処理部21は、指示手段として設けられ、ユーザからのサービスの提供要求に応じてワークフローシステムに含まれている複数のサーバ10のうち最初の処理を実行するサーバ(以下、「先頭サーバ」とも称する」)に、当該先頭サーバに対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する。サービス処理部21はまた、実行結果取得手段としても設けられており、ワークフローシステムに含まれている複数のサーバ10のうち最後の処理を実行するサーバ(以下、「最後サーバ」とも称する」)による処理の実行結果を、サービスの提供を要求したユーザに提供するサービスの実行結果として取得する。どのサーバが先頭サーバであり、また最後サーバであるか、更に先頭サーバ及び最後サーバに実行させる処理は何であるかはワークフロー定義情報を参照することで特定される。
ワークフロー定義情報送信部22は、ワークフロー定義情報送信手段として設けられ、いずれかのサーバ10の次ジョブID通知部17からジョブIDが送信されてきた場合、当該サーバ10に、当該サーバ10の直後に処理を実行するサーバ10に対応したワークフロー定義情報を送信する。ジョブID取得部23は、サーバ10から送信されてくるジョブIDを取得する。状態監視部24は、監視手段として設けられ、サーバ10から送信されてきたジョブIDにより特定されるジョブの状態を監視する。状態保持部25には、状態監視部24により確認されたサーバ10におけるジョブの実行状態が保持される。
図3は、本実施の形態におけるワークフロー定義情報保持部26に記憶されたワークフロー定義情報のデータ構成例を示す図である。ワークフロー定義情報保持部26は、記憶手段として設けられており、図3に示したように、ワークフロー定義情報は、処理順、処理名、接続先及び認証情報が対応付けして構成される。処理順は、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順を示す。処理名には、その順番において実行される処理を特定する情報としてサービス処理の名称が設定される。接続先には、当該処理を実行するサーバ10を特定する情報が設定される。本実施の形態ではURLを設定する。認証情報には、当該サーバ10において当該処理を実行する上で必要な認証情報が設定される。
ワークフロー定義情報は、処理順及び接続先の情報を少なくとも含んでいればよい。つまり、サーバ10により実行される処理が一意に特定される場合、処理名の設定は省略可能である。また、サーバ10において処理に実行に認証が必要でない場合、認証情報は不要である。
ユーザ端末装置20における各構成要素21〜24は、ユーザ端末装置20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各保持部25,26は、ユーザ端末装置20に搭載されたHDD34またはRAM33にて実現される。あるいは、外部にある記憶手段をネットワーク2経由で利用してもよい。
サーバ10は、ジョブ受付部11、ジョブID通知部12、ジョブ実行部13、ワークフロー定義情報取得部14、ジョブ発行部15、次ジョブID取得部16、次ジョブID通知部17及び実行結果送信部18を有している。ジョブ受付部11は、受付手段として設けられ、ワークフロー定義情報に従いユーザ端末装置20又は自サーバ10の直前に処理を実行したサーバ10により発行されるジョブを受け付ける。ジョブID通知部12は、当該サーバ10が先頭サーバであるときに必要となる構成要素であり、ユーザ端末装置20からのサービスの実行開始指示に応じて自サーバにおいて実行するジョブのジョブIDをユーザ端末装置20へ通知する。ジョブ実行部13は、ジョブ実行手段として設けられ、ジョブ受付部11に受け付けられたジョブに従い処理を実行する。ワークフロー定義情報取得部14は、ワークフロー定義情報取得手段として設けられ、自サーバ10の直後に処理を実行するサーバ10に対応するワークフロー定義情報を取得する。
ジョブ発行部15は、ジョブ発行手段として設けられ、ワークフロー定義情報取得部14により取得されたワークフロー定義情報に従い、自サーバ10の直後に処理を実行するサーバ10に、自サーバ10の直後に処理を実行するサーバ10に対応した処理を実行させるジョブであって自サーバにおける処理の実行結果を含むジョブを発行する。次ジョブID取得部16は、識別情報取得手段として設けられ、ジョブ発行部15により発行されたジョブが自サーバ10の直後に処理を実行するサーバ10に受け付けられたことに応じて、自サーバ10の直後に処理を実行するサーバ10から送られてくる当該ジョブのジョブIDを取得する。このように、次ジョブID取得部16が取得するジョブIDを特に「次ジョブID」と称する。また、自サーバ10の直後に処理を実行するサーバを「次サーバ」とも称することにする。次ジョブID通知部17は、識別情報送信手段として設けられ、次ジョブID取得部16により取得されたジョブIDをユーザ端末装置20に送信する。実行結果送信部18は、実行結果送信手段として設けられ、自サーバ10における処理の実行結果をユーザ端末装置20に送信する。実行結果送信部18は、当該サーバ10が最後サーバであるときに必要となる構成要素である。自サーバ10が最後サーバとして処理を実行する場合、ワークフロー定義情報取得部14及びジョブ発行部15に代えて実行結果送信部18を有していればよい。
サーバ10における各構成要素11〜18は、サーバ10を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
本実施の形態においてサービスをユーザに提供するときに、ユーザ端末装置20において実施される処理を示すフローチャートを図4に、サーバ10において実施される処理を示すフローチャートを図5に、サーバ10とユーザ端末装置20との間及びサーバ10とサーバ10との間で行われるデータ通信を示すシーケンス図を図6に、それぞれ示す。以下、これらの図を用いて本実施の形態における動作について説明する。なお、ユーザ端末装置20のワークフロー定義情報保持部26には、図3に例示した内容のワークフロー定義情報が予め設定されているものとする。そして、このワークフロー定義情報に従うことにより、図6に示したようにサーバ1〜4が順番に処理を実行することでユーザにより要求されたサービスが提供されるものとする。
ユーザ端末装置20において、ユーザがサービス要求画面などからサービスの提供を要求するための所定の操作を行うと、サービス処理部21は、その指示操作に応じてワークフロー定義情報保持部26から処理順が1であるワークフロー定義情報WF1を取得し、そのワークフロー定義情報WF1により最初に処理を実行すべきサーバ1を特定する。そして、サービス処理部21は、処理対象とするデータを指定してジョブを発行すると共に、取得したワークフロー定義情報WF1をサーバ1に送信することによってサービスの実行開始を指示する(ステップ101,102)。なお。図3に示した設定例によると、サーバ1は、接続先の設定内容(http://cloud−bandw.com)により特定されたサーバ10であり、白黒変換処理を行う。
サーバ1において、ジョブ受付部11は、ユーザ端末装置20から送信されたジョブを受け付けると(ステップ121)、図示しないジョブデータベースにジョブを登録する(ステップ122)。なお、登録する際には、ワークフロー定義情報WF1に含まれている認証情報を用いてジョブ発行者の認証を事前に行う。ジョブID通知部12は、登録されたジョブのジョブIDを取得すると(ステップ123)、その最初のサーバ1が自ら実行すべきジョブのジョブID(以下、「ジョブID1」と記す)をユーザ端末装置20に通知する(ステップ124)。この後、登録された白黒変換処理を実行するためのジョブは、ジョブ実行部13により実行される(ステップ125)。
ユーザ端末装置20において、ジョブID取得部23がサーバ1から最初に送られてきたジョブID1を取得すると(ステップ103)、ワークフロー定義情報送信部22は、送信したワークフロー定義情報WF1に続く処理順が2であるワークフロー定義情報WF2がワークフロー定義情報保持部26に設定されているかを確認する。この例のように設定されている場合(ステップ104でY)、ワークフロー定義情報送信部22は、ワークフロー定義情報WF2をワークフロー定義情報保持部26から読み出しサーバ1に送信する(ステップ105)。
また、ステップ103において、ジョブID取得部23がジョブID1を取得すると、状態監視部24は、ワークフロー定義情報WF1の接続先及びそのジョブID1から特定される処理を監視する。状態監視部24における監視処理によりディスプレイ38に表示されるサービス実行状態表示画面の一例を図7に示す。サービス実行状態表示画面には、各処理の実行順毎に各処理の処理名及び当該処理の状態が示される。図7に例示した状態を参照すると、現在、サーバ1における白黒変換処理が“実行中”であることがわかる。これに続く各処理の状態には、まだ実行されていない状態を示す“未実行”と表示される。各ジョブの状態は、状態保持部25に保持され、状態監視部24は、状態保持部25から各処理の実行状態を読み出して画面表示する。
なお、図7には、ワークフローに含まれる各処理につき処理名及び状態を対応付けして表示する画面例を示したが、これに限定する必要はなく、例えばサーバ名、ジョブの実行開始時刻、ジョブの実行時間(実行を開始してからの経過時間)、終了予測時間等の情報も合わせて表示するようにしてもよい。また、全ての処理に対する情報を一画面に表示する形態とせずに、処理毎に当該処理に関する情報を表示する画面を設けるようにしてもよい。
なお、フローチャート上では、ワークフロー定義情報送信部22が行うワークフロー定義情報の送信処理(ステップ104,105)を先に記載したが、状態監視部24が行う状態監視処理(ステップ106)とは共にジョブIDが送信されてきたことに伴い実施可能な処理なので、同時並行して処理してよいし、どちらを先に図示してもよい。
以上説明したように、ユーザ端末装置20は、ワークフロー定義情報WF2が設定されていることからワークフロー定義情報WF2をサーバ1に送信することになる。従って、サーバ1におけるワークフロー定義情報取得部14は、ユーザ端末装置20から送信されてきたワークフロー定義情報WF2を受信することになるが、このワークフロー定義情報の受信は、ジョブの発行前であれば、ジョブの実行前でも実行中でも終了後でもよい。
サーバ1において、ワークフロー定義情報取得部14がユーザ端末装置20から送信されてきたワークフロー定義情報WF2を受信し(ステップ126でY)、かつサーバ1においてジョブの実行が終了すると、ジョブ発行部15は、ワークフロー定義情報WF2を参照することにより次サーバ、この例では、接続先がhttp://cloud−dpi.comであるサーバ2に対し、自サーバ1におけるジョブの実行結果(白黒変換処理の実行結果)を含めてジョブを発行する(ステップ127)。このとき、認証を受けるために、また次サーバに複数の処理機能が搭載されている場合、処理名及び認証情報が含まれているワークフロー定義情報WF2を合わせて送信してもよい。
サーバ2において、ジョブ受付部11は、サーバ1から送信されたジョブを受け付けると(ステップ121)、図示しないジョブデータベースにジョブを登録する(ステップ122)。なお、登録する際には、ワークフロー定義情報WF2に含まれている認証情報を用いてジョブ発行者の認証を事前に行う。ジョブID通知部12は、ジョブデータベースに登録されたジョブのジョブIDを取得すると(ステップ123)、そのジョブID(以下、「ジョブID2」と記す)をサーバ1に通知する(ステップ124)。この後、登録された解像度変換処理を実行するためのジョブは、ジョブ実行部13により実行される(ステップ125)。
サーバ1において、次ジョブID取得部16がサーバ2から送られてきたジョブID2を取得すると(ステップ128)、次ジョブID通知部17は、取得されたジョブID2をユーザ端末装置20に通知する(ステップ129)。次サーバにおいて実行されるジョブ(解像度変換処理)のジョブID2は、自サーバにおけるジョブ(白黒変換処理)の実行が終了してから取得し、ユーザ端末装置20に送信することから、次ジョブIDの送信は、自サーバにおけるジョブの終了をユーザ端末装置20に通知することにもなる。
従って、サーバ1におけるジョブの実行状態を監視していたユーザ端末装置20は、サーバ1から次サーバであるサーバ2において実行されるジョブのジョブID2を取得することでサーバ1におけるジョブの終了を認識すると(ステップ107でY)、状態監視部24は、状態保持部25を用いて管理しているサーバ1及びサーバ2の実行状態を更新する(ステップ108)。この状態が更新された後のサービス実行状態表示画面の例を図8に示す。
図8に示したサービス実行状態表示画面の例を参照すると、ユーザは、サーバ1が実行する白黒変換処理は終了し、これに続くサーバ2が実行する解像度変換処理が開始され、現在、実行中であることがわかる。
なお、処理の実行状態として、処理が終了したことを示す“終了”、処理が実行中であることを示す“実行中”、処理の実行が開始されていない状態を示す“未実行”、を想定しているが、例えばジョブが登録されたもののまだ開始されていない状態を示す“待機中”など、状態をより詳細に分割して表示するようにしてもよい。
ユーザ端末装置20では、処理を実行するサーバがサーバ2に移行したことに伴い、監視の対象を移行して(ステップ109)、ステップ104に戻る。ワークフロー定義情報送信部22は、送信したワークフロー定義情報WF2に続く処理順が3であるワークフロー定義情報WF3がワークフロー定義情報保持部26に設定されているので(ステップ104でY)、ワークフロー定義情報WF3をワークフロー定義情報保持部26から読み出しサーバ2に送信する(ステップ105)。
以降のサーバ2及びサーバ3において実施される処理は、すでに説明した処理と同じ処理を繰り返すことになるので、適宜省略する。
サーバ2において、ワークフロー定義情報取得部14がユーザ端末装置20から送信されてきたワークフロー定義情報WF3を受信し(ステップ126でY)、かつサーバ2においてジョブの実行が終了すると、ジョブ発行部15は、ワークフロー定義情報WF3を参照することにより次サーバであるサーバ3に対し、自サーバ2におけるジョブの実行結果を含めてジョブを発行する(ステップ127)。
これに応じて、サーバ3は、受け付けたジョブのジョブID3をサーバ2へ返答し、またそのジョブを実行する(ステップ121〜125)。
サーバ3に登録された次ジョブID3が送られてくると、サーバ2における次ジョブID通知部17は、その次ジョブID3をユーザ端末装置20に通知する(ステップ128,129)。
このジョブID3の通知に応じて、ユーザ端末装置20における状態監視部24は、サーバ2におけるジョブの終了を認識し、監視していたジョブID2により特定されるジョブ及び受信したジョブID3により特定されるジョブの状態を更新し、監視対象のジョブを切り替える(ステップ108)。
ステップ109においてiが3に更新されることでサーバ3に処理が移行した場合、ワークフロー定義情報保持部26には、ワークフロー定義情報WF4が設定されているので(ステップ104でY)、前述した処理を繰り返すことになるので、サーバ3における処理については説明を省略する。一方、サーバ3は、ワークフロー定義情報WF4を受信し、サーバ4に対してジョブを発行することで取得したジョブID4をユーザ端末装置20に通知する処理(ステップ126でY,ステップ127〜129)、及びサーバ4がサーバ3から発行されたジョブを受け付け、そのジョブのジョブID4をサーバ3に通知してジョブを実行する処理(ステップ121〜125)についてもすでに説明したので、省略する。
従って、ユーザ端末装置20がサーバ3からジョブID4を取得することによってサーバ3におけるジョブの終了通知を受け、監視対象とするジョブをジョブID4のジョブに切り替えた後の処理から説明を続けると、ユーザ端末装置20は、送信済のワークフロー定義情報WF4に続くワークフロー定義情報がワークフロー定義情報保持部26に設定されていないので(ステップ104でN)、サーバ4に対してワークフロー定義情報を送信することなく状態監視部24による処理の状態監視に移行する(ステップ110)。
一方、サーバ4においては、ジョブの実行終了後(ステップ125)、ワークフロー定義情報がユーザ端末装置20から送信されてこないので(ステップ126でN)、実行結果送信部18は、サーバ4におけるジョブの実行結果(印刷処理の実行結果)をユーザ端末装置20に送信することでサービスの実行終了を通知する(ステップ130)。
なお、サーバ4によるユーザ端末装置20からのワークフロー定義情報の送信の有無は、ジョブの実行開始または実行終了からの経過時間と予め設定した時間とを比較すること、すなわち、タイムアウトの発生により判断してよい。あるいは、ユーザ端末装置20が送信すべきワークフロー定義情報がない旨を送信し、サーバ4がこれを受信することで、受信すべきワークフロー定義情報がないことを認識するようにしてもよい。
ユーザ端末装置20において、サービス処理部21がサーバ4から処理の実行結果が送られてきたことでサービスの実行終了を認識すると(ステップ111でY)、状態監視部24は、監視していたジョブID4により特定されるジョブの状態を“実行中”から“終了”に更新する(ステップ112)。そして、サービス処理部21は、最後サーバであるサーバ4から送られてきた印刷処理の実行結果を、サービスの実行結果としてユーザに提示する(ステップ113)。提示方法としては、予め設定された方法、例えば、ディスプレイ38への表示、ファイル保存等所望の方法で対応すればよい。
本実施の形態によれば、ユーザ端末装置20から先頭サーバに対してサービスの実行開始を指示すると、一連の処理をそれぞれ実行するサーバの間で処理の実行結果がやりとりされることになるので、ユーザ端末装置20は、サーバ間におけるデータ(各サーバの処理結果)をネットワーク2を介して受け取ったり介在する必要がなく、最後サーバからのみサービスの処理結果を受け取ればよくなる。つまり、サービス処理が実行されている間、ユーザ端末装置20が行うネットワーク通信処理としては、最後サーバを除く各サーバ1〜4に対し、ネットワーク2を介して次サーバにおけるワークフロー定義情報のみを送信すればよい。
ただ、サーバ10との間でサービス処理の実行を要求してから実行結果が得られるまで、サーバから何の情報も受け取らなければ、サービス処理が実際に実行されているかどうかが確認できない。そこで、本実施の形態においては、ユーザ端末装置20に、ジョブ実行中のサーバから次サーバにおいて実行されるジョブのジョブIDを取得させることで、当該サーバにおけるジョブの実行終了を認識できるようにすると共に、ジョブの実行監視対象の切替タイミングを知らせるようにした。
ところで、本実施の形態では、ワークフロー定義情報をユーザ端末装置20に保持させるようにし、ユーザ端末装置20から最後サーバ4を除く各サーバ1〜3に、次サーバのワークフロー定義情報を通知させるようにした。ただ、ワークフロー管理者等は、ワークフロー定義情報の設定内容を事前に把握しているので、ユーザ端末装置20に全てのワークフロー定義情報を保持させずにサービスの実行開始に必要な先頭サーバのワークフロー定義情報のみを保持させるようにしてもよい。一方、各サーバ10に対しては、自サーバのワークフロー定義情報と、最後サーバを除くサーバには次サーバのワークフロー定義情報と、を事前に設定しておくようにしてもよい。例えば、サーバ3には、サーバ3とサーバ4の各ワークフロー定義情報を予め設定しておく。このようにすれば、ユーザ端末装置20は、最後サーバを除く各サーバに、次サーバのワークフロー定義情報を通知しなくてすむ。すなわち、ユーザ端末装置20は、先頭サーバに対してサービスの実行要求を送信すると、最後サーバからサービスの処理結果を受け取るまでの間、各サーバ10との間で何らネットワーク通信を行う必要がない。ただ、サーバ10との間でネットワーク通信が実施されないと、前述したようにサービス処理が実際に実行されているかどうかが確認できない。そこで、各サーバから、次ジョブID及び次ジョブIDにより特定されるジョブを実行するサーバを特定する情報(接続先)を送信してもらうことで、前述したように、各サーバにおける処理の実行状態の監視を行うようにしてもよい。
2 ネットワーク、10 サーバ、11 ジョブ受付部、12 ジョブID通知部、13 ジョブ実行部、14 ワークフロー定義情報取得部、15 ジョブ発行部、16 次ジョブID取得部、17 次ジョブID通知部、18 実行結果送信部、20 ユーザ端末装置、21 サービス処理部、22 ワークフロー定義情報送信部、23 ジョブID取得部、24 状態監視部、25 状態保持部、26 ワークフロー定義情報保持部、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 ハードディスクドライブ(HDD)、35 HDDコントローラ、36 マウス、37 キーボード、38 ディスプレイ、39 入出力コントローラ、40 ネットワークコントローラ、41 内部バス。

Claims (8)

  1. ユーザ端末装置と、
    複数のデータ処理装置と、
    サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、
    を有し、
    前記ユーザ端末装置は、
    利用者からのサービスの提供要求に応じて、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最初の処理を実行する先頭データ処理装置に、当該先頭データ処理装置に対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する指示手段と、
    ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最後の処理を実行する最後データ処理装置による処理の実行結果を利用者に提供するサービスの実行結果として取得する実行結果取得手段と、
    を有し、
    前記各データ処理装置は、
    ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、
    自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、
    前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、
    自データ処理装置が前記最後データ処理装置の場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、
    を有することを特徴とするワークフローシステム。
  2. 前記ユーザ端末装置は、前記データ処理装置から送信されてきたジョブ識別情報により特定されるジョブの状態を監視する監視手段を有することを特徴とする請求項1に記載のワークフローシステム。
  3. 前記最後データ処理装置を除く前記各データ処理装置は、
    前記発行手段により発行されたジョブが自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に受け付けられたことに応じて、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置から送られてくる当該ジョブのジョブ識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得されたジョブ識別情報を前記ユーザ端末装置に送信する識別情報送信手段と、
    を有し、
    前記監視手段は、前記識別情報送信手段からジョブ識別情報が送信されてきたことによって当該ジョブ識別情報を送信した前記データ処理装置におけるジョブの実行が終了したことを認識すると、受信したジョブ識別情報により特定されるジョブの監視に切り替える、
    ことを特徴とするワークフローシステム。
  4. 前記最後データ処理装置を除く前記各データ処理装置は、
    前記発行手段により発行されたジョブが自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に受け付けられたことに応じて、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置から送られてくる当該ジョブのジョブ識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得されたジョブ識別情報を前記ユーザ端末装置に送信する識別情報送信手段と、
    を有し、
    前記ユーザ端末装置は、前記識別情報送信手段からジョブ識別情報が送信されてきた場合、当該データ処理装置に、当該データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応したワークフロー定義情報を送信するワークフロー定義情報送信手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のワークフローシステム。
  5. ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、複数のデータ処理装置であって前記各データ処理装置が、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、有する複数のデータ処理装置と、有するワークフローシステムに含まれ、
    利用者からのサービスの提供要求に応じて、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最初の処理を実行する先頭データ処理装置に、当該先頭データ処理装置に対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する指示手段と、
    前記最後データ処理装置による処理の実行結果を利用者に提供するサービスの実行結果として取得する実行結果取得手段と、
    を有することを特徴とするユーザ端末装置。
  6. ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、複数のデータ処理装置であって前記各データ処理装置が、ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、有する複数のデータ処理装置と、有するワークフローシステムに含まれる前記ユーザ端末装置に搭載されたコンピュータを、
    利用者からのサービスの提供要求に応じて、ワークフロー定義情報を参照することにより特定される前記データ処理装置のうち最初の処理を実行する先頭データ処理装置に、当該先頭データ処理装置に対応した処理を実行させるジョブを発行することで、サービスの実行開始を指示する指示手段、
    前記最後データ処理装置による処理の実行結果を利用者に提供するサービスの実行結果として取得する実行結果取得手段、
    として機能させるためのプログラム。
  7. ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、を有するワークフローシステムに含まれ、
    ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段と、
    自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段と、
    前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段と、
    自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  8. ユーザ端末装置と、サービスを提供するために実行される一連の処理のうち当該処理の実行順と、当該処理を実行する前記データ処理装置を特定する情報と、を少なくとも含むワークフロー定義情報を記憶する記憶手段と、を有するワークフローシステムに含まれるデータ処理装置に搭載されたコンピュータを、
    ワークフロー定義情報に従い前記ユーザ端末装置又は自データ処理装置の直前に処理を実行したデータ処理装置により発行されるジョブを受け付ける受付手段、
    前記受付手段に受け付けられたジョブに従い処理を実行するジョブ実行手段、
    自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応するワークフロー定義情報を取得するワークフロー定義情報取得手段、
    前記ワークフロー定義情報取得手段により取得されたワークフロー定義情報に従い、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に、自データ処理装置の直後に処理を実行するデータ処理装置に対応した処理を実行させるジョブであって自データ処理装置における処理の実行結果を含むジョブを発行するジョブ発行手段、
    自データ処理装置が前記データ処理装置のうちワークフロー定義情報を参照することにより特定される最後の処理を実行する場合、前記ワークフロー定義情報取得手段及び前記ジョブ発行手段に代えて、自データ処理装置における処理の実行結果を前記ユーザ端末装置に送信する実行結果送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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