JP2011039863A - 工程管理装置、端末装置、工程管理システム、及びプログラム - Google Patents

工程管理装置、端末装置、工程管理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
【解決手段】管理サーバ12は、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14から、N番目の工程に対応して設けられたリーダ16で読み取られた識別情報と共に、N番目の工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでに、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から、N+1番目の工程に対応して設けられたリーダ16で読み取られた識別情報と共にN番目の工程から処理対象となる書類を受領した旨を通知する第2の通知を受け付けなかった場合に、予め定められた処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、工程管理装置、端末装置、工程管理システム、及びプログラムに関する。
一または二以上の工程で書類を処理するワークフローを管理するワークフロー管理システムにおいて、各工程に一または二以上設けたチェックポイントに対応する端末と、各端末と通信ネットワークで接続されたサーバシステムと、を有し、前記端末は、書類ごとに付したICタグの情報を読み取るICタグ読取装置により書類から識別情報を読み取るとともにサーバシステムへ伝達し、サーバシステムは、チェックポイントの通過を含む書類の状態及び処理履歴の管理データをデータベースに記憶し、どのような識別情報がどの端末から伝達されてきたかに基づいて、該当する書類に関する管理データを処理または更新するとともに、要求操作に応じて提供するワークフロー管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−158890号公報
本発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる工程管理装置、端末装置、工程管理システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明の工程管理装置は、識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段と、前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでに、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けなかった場合に、予め定められた処理を行う処理手段と、を備えている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の工程管理装置において、前記処理手段は、前記予め定められた処理として、前記次の工程に対応して設けられた読取装置が正常か否かを診断させる診断要求を、前記次の工程に対応して設けられた端末装置に対して送信する処理を行う。
請求項3の発明は、請求項2に記載の工程管理装置において、前記処理手段は、前記診断要求に対して行われた前記読取装置の診断結果が正常であることを示していた場合であって、前記いずれかの工程が前記複数の工程のうち最初の工程ではないときには、前記最初の工程に対応して設けられた端末装置、前記いずれかの工程に対応して設けられた端末装置、及び前記次の工程に対応して設けられた端末装置、の少なくとも1つに対して、前記次の工程に対応して設けられた読取装置の異常以外の異常が発生した旨を示す通知を送信する。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の工程管理装置において、前記処理手段は、前記診断要求に対して行われた前記読取装置の診断結果が正常であることを示していた場合であって、前記いずれかの工程が前記複数の工程のうち最初の工程であるときには、前記いずれかの工程に対応して設けられた端末装置、及び前記次の工程に対応して設けられた端末装置、の少なくとも一方に対して、前記次の工程に対応して設けられた読取装置の異常以外の異常が発生した旨を示す通知を送信する。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の工程管理装置において、前記予め定められた時間を、前記いずれかの工程から前記識別情報と共に前記第1の通知を受け付けたときの日時または時刻、前記次の工程の処理に要する処理時間、前記次の工程の処理を完了すべき期限、及び前記いずれかの工程に対応する読取装置の設置場所から前記次の工程に対応する読取装置の設置場所までの距離に応じた前記媒体の移動時間の少なくとも1つに基づいて定めたものである。
請求項6の発明の工程管理装置は、識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段と、前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付ける前に、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けた場合に、予め定められた処理を行う処理手段と、を備えている。
請求項7の発明の端末装置は、識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程のいずれかに対応して設けられ、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の工程管理装置に対して、前記対応して設けられた読取装置により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に前記第1の通知及び前記第2の通知を送信する。
請求項8の発明の工程管理システムは、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の工程管理装置と、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置と、前記複数の工程の各々に対応して設けられ、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の工程管理装置に対して、前記対応して設けられた読取装置により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に前記第1の通知及び前記第2の通知を送信する複数の端末装置と、を備えている。
請求項9の発明は、コンピュータを、識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段、及び前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでに、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けなかった場合に、予め定められた処理を行う処理手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項10の発明は、コンピュータを、識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段、及び前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付ける前に、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けた場合に、予め定められた処理を行う処理手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1の発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
請求項2の発明は、診断が必要な読取装置について正常か否かの診断を行わせることができる。
請求項3の発明は、上記次の工程に対応して設けられた読取装置の異常以外の異常が発生したことを認識することができる。
請求項4の発明は、上記次の工程に対応して設けられた読取装置の異常以外の異常が発生したことを認識することができる。
請求項5の発明は、上記予め定められた時間として、常に一定の時間を用いる場合に比べて、確認の精度を向上させることができる。
請求項6の発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
請求項7の発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
請求項8の発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
請求項9の発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
請求項10の発明は、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程のいずれかの工程で処理が完了した後に、該処理が完了した工程の次の工程で該処理対象の媒体が受領されたか否かを確認できる。
第1から第3の実施の形態に係る工程管理システムの構成を示す図である。 第1から第3の実施の形態に係る管理サーバの構成を示す図である。 第1から第3の実施の形態に係る端末装置の構成を示す図である。 第1から第3の実施の形態に係るリーダの構成を示す図である。 第1から第3の実施の形態に係るICタグの構成を示す図である。 第1から第3の実施の形態に係る端末装置で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る管理サーバで実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 図6及び図7を用いて説明した処理の流れを簡略化して模式的に説明する説明図である。 第2の実施の形態に係る管理サーバで実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る管理サーバで実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る管理サーバで実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して様々な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本実施の形態では、処理対象の媒体を順に受領して処理する複数の工程での処理状況を管理する工程管理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る工程管理システム10の構成を示す図である。
工程管理システム10は、管理サーバ12、及び複数の端末装置14を備え、管理サーバ12及び端末装置14の各々は、ネットワーク20に接続されている。
複数の端末装置14は、上記複数の工程に対応して設けられている。更に、複数の端末装置14の各々に対応して(言い換えると、複数の工程の各々に対応して)、処理対象の書類を収納するための書類収納部18が設けられている。処理対象の書類には、ICタグ22が設けられ、ICタグ22には、書類を識別するための識別情報(以下、IDと呼称)が記憶されている。書類収納部18には、書類に設けられたICタグ22からIDを読み出すためのリーダ16が設けられている。リーダ16は端末装置14に電気的に接続されている。なお、リーダ16(リーダ16が設けられた書類収納部18と言い換えてもよい)は、対応する端末装置14から予め定められた距離内に設置されている。
端末装置14は、管理サーバ12に対して、端末装置14に対応して設けられたリーダ16で読み取られたIDと共に、工程完了通知(後述)や受領通知(後述)を送信する。管理サーバ12は、端末装置14から送信された工程完了通知や受領通知を受信することにより受け付け、これら通知に基づいて、処理対象の書類が現在どの工程で処理されているか、どの工程まで処理が完了しているか、各工程の処理完了時刻など、各工程の処理状況の管理を行ったり、後述する処理ルーチンにより、いずれかの工程での処理が終了した後に、次の工程で処理対象の書類が受領されたかを確認したりする。
本実施の形態では、各工程で処理対象の書類に対する処理を行う担当者の各々は、自身の工程での処理が終了すると、処理対象の書類を次の工程に対応して設けられた書類収納部18に収納する。これにより、各工程間を処理対象の書類が移動する。なお、書類の受け渡し方法はこうした態様に限定されるものではなく、例えば、担当者の各々が前の工程の担当者から処理対象の書類を受領したときに、該受領した書類を自身の工程の書類収納部18に収納するようにしてもよい。いずれの場合であっても、各工程の書類収納部18に設けられたリーダ16で、書類収納部18に収納された書類のICタグ22からIDが読み取られる。
図2は、管理サーバ12の構成を示す図である。
管理サーバ12は、CPU(Central Processing Unit)30、RAM(Random Access Memory)31、ROM(Read Only Memory)32、表示装置33、操作装置34、タイマー35、HDD(Hard Disk Drive)36、通信I/F(Interface)37を備え、これらは各々バス40に接続されている。
CPU30は、ROM32やHDD36に記憶されているプログラム(後述する処理ルーチンのプログラムを含む)を実行し、管理サーバ12全体の動作を制御する。ROM32には、CPU30が実行するプログラムやCPU30の処理に必要なデータ等が記憶されている。RAM31は、ワークメモリとして使用される。
なお、CPU30が実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、HDD36やROM32に限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSBメモリ等(不図示)であってもよいし、ネットワーク20に接続された他の装置の記憶装置であってもよい。
表示装置33は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成され、CPU30の制御により各種画像やメッセージ等を表示する。
操作装置34は、例えば、キーボードやマウス等により構成され、利用者が操作装置34を操作することより各種情報が入力される。
タイマー35は、ある工程(N)で処理対象の書類に対する処理が完了したこと示す工程完了通知をIDと共に受け付けてから次の工程(N+1)で処理対象の書類を受領したことを示す受領通知をIDと共に受け付けるまでの時間(以下、書類移動時間と呼称する場合もある)を計時するために用いられる。
HDD36は、CPU30が実行するプログラムや各種データが記憶されている。また、管理対象の各工程の内容、順序、及び処理完了期限等を示す工程情報と、タイムアウト時間とがIDに対応付けて記憶されている。
タイムアウト時間は、各工程間の書類移動時間の時間切れを検出するための閾値である。タイムアウト時間は、各工程間で共通のタイムアウト時間を記憶しておいてもよいが、各工程間毎のタイムアウト時間の各々を記憶しておいてもよい。本実施の形態では、各工程間毎にタイムアウト時間の各々が記憶されているものとする。
なお、HDD36には、処理対象の書類が現在どの工程で処理されているか、どの工程まで処理が完了しているか、各工程の処理完了時刻など、各工程の処理状況を示す情報(管理情報)も記憶される。管理情報は処理状況に応じて(例えば、上記工程完了通知や受領通知の受け付けに応じて)追加、更新される。
なお、工程情報、タイムアウト時間、及び管理情報を記憶するための記憶手段は、HDD36に限定されない。例えば、ROM32であってもよいし、フレキシブルディスク、光磁気ディスクやUSBメモリ等(不図示)であってもよいし、ネットワーク20に接続された他の装置の記憶装置であってもよい。
通信I/F37は、ネットワーク20を介して他の装置との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
図3は、端末装置14の構成を示す図である。
端末装置14は、CPU(Central Processing Unit)50、RAM(Random Access Memory)51、ROM(Read Only Memory)52、I/F(Interface)53、表示装置54、操作装置55、HDD56、及び通信I/F(Interface)57を備え、これらは各々バス60に接続されている。
CPU50は、ROM52やHDD56に記憶されているプログラム(後述する処理ルーチンのプログラムを含む)を実行し、端末装置14全体の動作を制御する。ROM52には、CPU50が実行するプログラムやCPU50の処理に必要なデータ等が記憶されている。RAM51は、ワークメモリとして使用される。
なお、CPU50が実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、HDD56やROM52に限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSBメモリ等(不図示)であってもよいし、ネットワーク20に接続された他の装置の記憶装置であってもよい。
I/F53は、端末装置14をリーダ16に接続するためのインターフェースである。書類収納部18に設けられたリーダ16により、書類収納部18に収納された書類に設けられたICタグ22に記憶されているIDが読み取られるが、このIDはリーダ16からI/F53を介して端末装置14に伝送される。該IDは、HDD56等の記憶装置に保存される。
表示装置54は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成され、CPU50の制御により各種画像やメッセージ等を表示する。
操作装置55は、例えば、キーボードやマウス等により構成され、利用者が操作装置55を操作することより各種情報や各種指示が入力される。なお、前述した工程完了通知の送信を指示する送信指示も操作装置55を介して行われる。
HDD56は、CPU50が実行するプログラムや各種データが記憶される。
通信I/F57は、ネットワーク20を介して他の装置との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
図4は、リーダ16の構成を示す図である。
リーダ16は、ICタグ22と非接触で通信を行うためのアンテナ70を備えている。更にリーダ16は、復調回路71、変調回路72、CPU(Central Processing Unit)74、RAM(Random Access Memory)75、ROM(Read Only Memory)76、及びI/F(Interface)77を備え、これらは各々バス78に接続されている。
復調回路71は、アンテナ70から受信したデータの復調を行う回路である。
変調回路72は、RAM75やROM76から読み出されたデータに対して変調を行う回路である。
CPU74は、ROM76に記憶されているプログラムを実行し、リーダ16全体の動作を制御する。ROM76には、CPU74が実行するプログラムやCPU74の処理に必要なデータ等が記憶されている。RAM75は、ワークメモリとして使用される。
I/F77は、リーダ16を端末装置14に接続するためのインターフェースである。なお、リーダ16のI/F77、及び端末装置14のI/F53は、互いに非接触で通信するためのインターフェースであってもよい。
図5は、ICタグ22の構成を示す図である。
ICタグ22は、電源回路80、アンテナコイル81、復調回路82、変調回路83、メモリコントローラ84、及びメモリ85を備えている。
アンテナコイル81は、リーダ16と非接触通信を行うためのアンテナであって、電波の受信によって電力を発生させる。なお、図示は省略するが、ICタグ22には、アンテナコイル81に誘導された起電力によりチャージされるコンデンサも設けられている。
電源回路80は、上記コンデンサにチャージされた電荷に基づいてICタグ22の各部に駆動電力を供給する。
復調回路82は、アンテナコイル81から受信したデータの復調を行う回路である。
変調回路83は、メモリコントローラ84によりメモリ85から読み出されたデータに対して変調を行う回路である。
メモリコントローラ84は、メモリ85に対するデータの読み書きを制御する。メモリ85には、ICタグ22が設けられた書類に付与されたIDが予め記憶されている。
なお、メモリ85には、EEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリが用いられている。これにより、メモリ85に電力が供給されていない場合であっても、記録されたデータは保持される。
ここで、リーダ16とICタグ22とで行われる非接触通信について説明する。リーダ16のCPU74の制御により、予め定められた時間間隔で、ICタグ22のアンテナコイル81に起電力を発生させるための電波がリーダ16から発信される。更にそれに続いて、ICタグ22のメモリ85に記憶されているIDを送信するよう要求する要求信号が変調回路72により変調されてリーダ16から送信される。
リーダ16から発信された電波が、ICタグ22のアンテナコイル81で受信されると、アンテナコイル81に起電力が発生し、コンデンサがチャージされ、電源回路80を介して各部に電力が供給される。そして、更に上記要求信号がアンテナコイル81で受信されると、該要求信号は復調回路82により復調されてメモリコントローラ84に送出される。メモリコントローラ84は、該要求信号を受け、メモリ85に記憶されたIDを読み出して変調回路83で変調し、アンテナコイル81を介して送出する。
リーダ16では、ICタグ22から送信されたIDがアンテナ70を介して受信され、復調回路71で復調される。該復調されたIDは、I/F77を介して端末装置14に送出される。
なお、リーダ16の電波や要求信号が届く範囲内にICタグ22が存在しない場合には、読取り失敗通知が読取結果として端末装置14に送信される。
次に、本実施の形態に係る工程管理システム10の作用について説明する。
図6は、端末装置14で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ100では、新規にIDを検知したか否かを判断する。前述したように、リーダ16は予め定められた時間間隔で読取動作を行い、読取結果を端末装置14に送出する。端末装置14では、該読取結果にIDが含まれており且つそのIDがHDD56に記憶されているIDであるか否かを確認する。該読取結果にIDが含まれていない、或いは該読取結果にIDが含まれており且つそのIDがHDD56に記憶されているIDであれば、ステップ100では否定判断され、該読取結果にIDが含まれており且つそのIDがHDD56に記憶されていないIDであれば、ステップ100では肯定判断される。
ステップ100で肯定判断した場合には、ステップ102で、管理サーバ12に対して、新規に検知されたIDと共に受領通知を送信する。また、該新規に検知されたIDをHDD36に記憶する。
一方、ステップ100で否定判断した場合には、ステップ104に進む。ステップ104では、操作装置55を介して担当者からの工程完了通知の送信指示を受け付けたか否かを判断する。ここで、担当者からの工程完了通知の送信指示を受け付けたと判断した場合には、ステップ106で、管理サーバ12に対して、処理した書類のIDと共に工程完了通知を送信する。また、ステップ104で、担当者からの工程完了通知の送信指示を受け付けていないと判断した場合には、ステップ108に進む。
ステップ108では、管理サーバ12からリーダ16の状態を診断する診断要求を受信したか否かを判断する。ステップ108で診断要求を受信したと判断した場合には、ステップ110で、対応するリーダ16の状態を診断する診断処理を行う。ステップ112では、リーダ16の診断結果を管理サーバ12に送信する。また、ステップ108で、診断要求を受信していないと判断した場合には、ステップ100に戻る。
ここで、リーダ16の状態を診断する診断処理の具体例について説明する。
例えば、端末装置14からリーダ16に対して、読取動作を行わせる指令をI/F53を介して送出する。その後、端末装置14は、リーダ16から読取結果(例えば、IDまたは読取り失敗通知)を正常に受信した場合には、リーダ16の状態は正常であると診断し、そうでない場合には、リーダ16に異常が発生していると診断する。
また、リーダ16に自己診断機能が備わっている場合には、該機能を利用してもよい。例えば、端末装置14からリーダ16に対して自己診断機能の実行命令を送信し、リーダ16自身で自己診断させ、該診断結果を取得する。
自己診断の方法は特に限定されない。例えば、リーダ16のCPU74から、リーダ16を構成する各構成要素に予め定められた信号を送信し、該信号に応じて各構成要素が正常に動作しなければ、リーダ16に異常が発生していると診断する方法であってもよい。また、自己診断を行うための回路をリーダ16に別途設け(図4では不図示)、該回路からリーダ16の他の構成要素に対して、診断のための信号を送信し、該回路が該信号に対する出力値を取得して、予め定められた期待値と比較して、リーダ16の状態を診断するようにしてもよい。
図7は、管理サーバ12で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。なお、管理サーバ12は、工程完了通知や受領通知を受信することにより受け付けると管理情報の更新を行うが、以下では、管理情報の更新については説明を省略する。
ステップ200では、Nに1をセットする。
ステップ202では、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14から書類のIDと共に工程完了通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ202で、肯定判断した場合には、ステップ204に進む。
ステップ204では、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に工程完了通知を受け付けてからN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に受領通知を受け付けるまでの書類移動時間の時間切れを検出するためのタイムアウト時間をHDD36から読み出して取得する。
ステップ206では、タイマー35を起動して計時を開始する。
ステップ208では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から、ID(上記N番目の工程の工程完了通知と共に受け付けたIDと同じ)と共に受領通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ208で否定判断した場合には、ステップ210で、タイマー35の計時時間が、ステップ204で取得したタイムアウト時間を超えたか否か判断する。ステップ210で否定判断した場合には、ステップ208に戻り、ステップ210で肯定判断した場合には、タイマー35の計時を停止して、ステップ212に進む。
ステップ212では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14へ、リーダ16の診断要求を送信する。これにより、前述したように、端末装置14では、ステップ110でリーダ16の診断処理を行い、ステップ112でリーダ16の診断結果が送信される。
ステップ214では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から受信したリーダ16の診断結果を確認する。リーダ16の診断結果が、リーダ16は正常(問題なし)である旨を示していた場合には、ステップ216で、上記IDが付与された書類に対する複数の工程での一連の処理の実行を指示した1番目の工程の担当者である起案者の端末装置14(言い換えると、1番目の工程に対応して設けられた端末装置14)、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14、及びN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14の各々に対して、N+1番目の工程に対応するリーダ16の異常以外の異常が生じた(例えば、書類に設けられたICタグ22の不良か、書類が紛失した)可能性があることを通知する。ただし、N=1の場合には、1番目の工程に対応して設けられた端末装置14とN番目の工程に対応して設けられた端末装置14とは同じであるため、N番目(=1番目)の工程に対応して設けられた端末装置14、及びN+1番目(=2番目)の工程に対応して設けられた端末装置14の各々に対して、該通知を送る。該通知を受信した端末装置14は、該通知の内容を表示装置54に表示する。
また、ステップ214で、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から受信したリーダ16の診断結果が、リーダ16に異常が発生している旨を示していた場合には、ステップ218で、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、リーダ16の不良を通知する。該通知を受信した端末装置14は、該通知の内容を表示装置54に表示する。
一方、ステップ208で、肯定判断した場合には、タイマー35の計時を停止して、ステップ220に進む。ステップ220では、Nに1を加算し、ステップ222で、N番目の工程が最終工程であるか否かを判断する。N番目の工程が最終工程であると判断した場合には、本処理ルーチンを終了し、N番目の工程が最終工程ではないと判断した場合には、ステップ202に戻る。
図8は、図6及び図7を用いて説明した処理の流れを簡略化して模式的に説明する説明図である。
(1)では、N番目の工程の処理が完了すると、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14は、書類を受領したときにリーダ16で読み取られたIDと共に、工程完了通知を送信する。
(2)では、管理サーバ12は、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に工程完了通知を受け取ると、タイマー35を起動して計時を開始する。
(3)では、N番目の工程の担当者は、処理対象の書類を次の工程(N+1番目の工程)の書類収納部18に収納する(或いは、N+1番目の工程の担当者に受け渡し、N+1番目の工程の担当者が自身の書類収納部18に収納する)。
(4)では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14は、N+1番目の工程の書類収納部18のリーダ16が新規に読み取ったIDを受領通知と共に管理サーバ12に送信する。
一方、(4)で管理サーバ12がID及び受領通知を受け取る前にタイムアウトが発生した場合には、(5)で、管理サーバ12は、リーダ16の診断要求をN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に送信する。N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14は、該診断要求を受けて、リーダ16の診断を行い、診断結果を管理サーバ12に返す。管理サーバ12は、該診断結果に応じた処理を行う。
なお、1番目の工程については受領通知を送信しないため、例えば、受領通知に代えて、複数の工程による一連の業務を開始する通知である開始通知を、リーダ16で読み取らせたIDと共に管理サーバ12に送信するようにしてもよい。1番目の工程の担当者である起案者は、リーダ16でIDを読み取らせた後、開始通知を送信するように端末装置14に指示し、端末装置14は該指示を受け付けると端末装置14から開始通知を送信する。
また、本実施の形態では、タイムアウト時間の情報を予めHDD36に記憶しておく例について説明したが、これに限定されず、例えば、N番目の工程の担当者が、N番目の工程からN+1番目の工程への書類移動時間に対するタイムアウト時間を動的に指定するようにしてもよい。なお、この場合には、端末装置14から工程完了通知と共に、N番目の工程の担当者が指定した該タイムアウト時間を示す情報を管理サーバ12に送信するようにしてもよい。
また、起案者が各工程間の書類移動時間に対するタイムアウト時間を予め指定するようにしてもよい。
また、管理サーバ12が、各工程に対応して設けられたリーダ16の設置場所(リーダ16が設けられた書類収納部18の設置場所、或いはリーダ16と予め定められた距離内にある端末装置14の設置場所と言い換えてもよい)に基づいて各工程間の書類移動時間に対するタイムアウト時間を定めてもよい。例えば、ある工程から次の工程への書類移動時間は、一般的には、書類を移動する際の移動速度が一定(移動速度の変動が予め定められた範囲内)であり、ある工程の工程完了通知を送信した端末装置14の設置場所と次の工程に対応して設けられた端末装置14の設置場所との距離(以下、設置距離と呼称)に応じたものとなる。そこで、例えば、該設置距離が長いほどタイムアウト時間を長くするように定めてもよい。また、該移動速度が各工程間で変動する場合であっても、設置距離を書類の移動速度で除算するなどして求められる書類の移動時間からタイムアウト時間を定めるようにしてもよい。
また、管理サーバ12が、各工程の処理状況や工程情報から、動的にタイムアウト時間を定めてもよい。具体的には、例えば、N番目の工程完了通知を受け付けた日時(或いは時刻)xと、工程情報に含まれるN+1番目の工程の処理を完了すべき期限yとから、xとyとの差分zを求め、N+1番目の工程での処理に要すると見込まれる処理時間wをzから差し引いた時間をタイムアウト時間として求めるようにしてもよい。処理時間wは、予め工程情報に含めてHDD36に記憶しておくようにしてもよいし、予め定められたアルゴリズムから、各工程の処理内容に基づいて求めるようにしてもよい。
また、上記差分zをタイムアウト時間として定めてもよい。さらにまた、処理時間wの長さに応じてタイムアウト時間を定めてもよい(例えば、処理時間wが長いほど、タイムアウト時間を短くする、等)。
さらにまた、管理サーバ12は、各工程の処理状況、工程情報、及び各工程に対応して設けられたリーダ16の設置場所に基づいて、各工程間の書類移動時間に対するタイムアウト時間を定めてもよい。例えば、上記のようにx〜zの少なくとも1つに基づいてタイムアウト時間を求めた後にリーダ16の設置場所(リーダ16が設けられた書類収納部18の設置場所、或いはリーダ16と予め定められた距離内にある端末装置14の設置場所と言い換えてもよい)に基づいてこれを補正する方法もある。具体的には、工程完了通知を送信した端末装置14の設置場所から次の工程に対応して設けられた端末装置14の設置場所までの設置距離に応じた補正値(例えば、設置距離が長いほど大きくなる補正値)を上記求めたタイムアウト時間に加算する等である。
また、本実施の形態では、ステップ216では、起案者の端末装置14、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14(N=1ではない場合)、及びN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14の各々に対して、書類に設けられたICタグ22の不良か、書類が紛失した可能性があることを通知するようにしたが、これに限定されるものではなく、起案者の端末装置14、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14(N=1でない場合)、及びN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14の少なくとも1つに対して通知するようにしてもよい。また、これら端末装置14への通知に代えて、或いは通知と共に、管理サーバ12の表示装置33に異常発生を示す文字や画像を表示するようにしてもよい。
さらにまた、本実施の形態では、ステップ218で、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、リーダ16の不良を通知するようにしたが、これに限定されるものではなく、起案者の端末装置14、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14(N=1でない場合)、及びN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14の少なくとも1つに対して通知するようにしてもよいし、これら端末装置14への通知に代えて、或いは通知と共に、管理サーバ12の表示装置33に異常発生を示す文字や画像を表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ステップ210でタイムアウトが発生した場合に、リーダ16の診断要求の送信を行う例について説明したが、これに限定されず、例えば、リーダ16の診断要求の送信に代えて、上記起案者の端末装置14、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14(N=1でない場合)、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14の少なくとも1つに対して異常発生の通知(例えば、N+1番目の工程に対応して設けられたリーダ16の不具合、書類の紛失、ICタグ22の不良のいずれかの異常が発生した可能性がある旨の通知)の送信を行うようにしてもよい。或いは、管理サーバ12の表示装置33に、異常が発生した旨を示す文字や画像を表示するようにしてもよい。
また、タイムアウトが発生するまでに次の工程に対応して設けられた端末装置14から受領通知を受け付けた場合には、次の工程が最終工程でなければ、書類の移動が正常に行われ正常に次の工程に移行したことを示す通知を起案者の端末装置14に送信してもよいし、管理サーバ12の表示装置33にその旨を表示するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、第1の通知の前に第2の通知を受け付けた場合に予め定められた処理を行う工程管理システムについて説明する。
なお、本実施の形態に係る工程管理システム10の構成等は、第1の実施の形態に係る工程管理システム10の構成等と同じであり、端末装置14で行われる処理ルーチンも、図6を用いて説明した処理ルーチンと同じであるため、ここでは説明を省略する。
図9は、本実施の形態の管理サーバ12で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ300では、Nに1をセットする。
ステップ302では、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14から書類のIDと共に工程完了通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ302で、肯定判断した場合には、ステップ304に進む。
ステップ304では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から書類のIDと共に受領通知を受信して受け付けるまで待機する。N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に受領通知を受け付けると、ステップ306に進み、Nに1を加算する。ステップ308では、N番目の工程が最終工程であるか否かを判断する。N番目の工程が最終工程であると判断した場合には、本処理ルーチンを終了し、N番目の工程が最終工程ではないと判断した場合には、ステップ302に戻る。
一方、ステップ302で、否定判断した場合には、ステップ310に進む。
ステップ310では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に受領通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ310で否定判断した場合には、ステップ302に戻る。ステップ310で肯定判断した場合には、N番目の工程の工程完了通知を受け付ける前にN+1番目の工程の受領通知を受け付けた状態であるため、N番目の工程での処理が終了する前にN+1番目の工程に移行した(N番目の工程での処理が抜けた)、或いは工程完了通知の送信指示漏れ等の異常が発生したと判断し、ステップ312に進む。
ステップ312では、1番目及びN番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対してN番目の工程での処理の完了を確認する確認通知を送信し、本処理ルーチンを終了する。ただし、N=1の場合には、1番目の工程に対応して設けられた端末装置14とN番目の工程に対応して設けられた端末装置14とは同じであるため、N番目(=1番目)の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、上記確認通知を送る。該確認通知を受信した端末装置14は、該確認通知の内容を表示装置54に表示する。
なお、上述したステップ312での処理は一例であって、これに限定されない。例えば、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対して上記確認通知を送信してもよい。また、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、処理を中断する等の指示を送信してもよい。更にまた、上記確認通知を送信した後、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14から工程完了通知を受け付けた場合には、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、中断した処理の再開通知を送信するようにしてもよいし、起案者(1番目の工程の担当者)の端末装置14に対してN番目の工程で正常に処理された旨の通知を送信してもよい。
また、本実施の形態では、N番目の工程の工程完了通知を受け付けた後に、N+1番目の工程の受領通知を受け付けた場合には、正常に次の工程に移行しているため何もせずに(なお、上記では説明は省略したが、管理情報の更新は行われる)ステップ302に戻る例について説明したが、これに限定されない。例えば、正常に次の工程に移行したことを示す通知を起案者の端末装置14に送信してもよいし、管理サーバ12の表示装置33に正常に次の工程に移行したことを表示するようにしてもよい。
[第3の実施の形態]
管理サーバ12は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の双方の態様を含む処理ルーチンを実行してもよい。以下では、該処理ルーチンの流れを詳細に説明する。なお、本実施の形態に係る工程管理システム10の構成等は、第1の実施の形態に係る工程管理システム10の構成等と同じであり、端末装置14で行われる処理ルーチンも、図6を用いて説明した処理ルーチンと同じであるため、ここでは説明を省略する。
図10及び図11は、本実施の形態の管理サーバ12で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ400では、Nに1をセットする。
ステップ402では、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14から書類のIDと共に工程完了通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ402で、肯定判断した場合には、ステップ404に進む。
ステップ404では、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に工程完了通知を受け付けてからN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14からIDと共に受領通知を受け付けるまでの書類移動時間の時間切れを検出するためのタイムアウト時間をHDD36から読み出して取得する。
ステップ406では、タイマー35を起動して計時を開始する。
ステップ408では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から、ID(上記N番目の工程の工程完了通知と共に受け付けたIDと同じ)と共に受領通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ408で否定判断した場合には、ステップ410で、タイマー35の計時時間がステップ404で取得したタイムアウト時間を超えたか否か判断する。ステップ410で否定判断した場合には、ステップ408に戻り、ステップ410で肯定判断した場合には、タイマー35の計時を停止して、ステップ412に進む。
ステップ412では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14へ、リーダ16の診断要求を送信する。
ステップ414では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から受信したリーダ16の診断結果を確認する。リーダ16の診断結果が、リーダ16は正常(問題なし)である旨を示していた場合には、ステップ416で、起案者の端末装置14(1番目の工程に対応して設けられた端末装置14)、N番目の工程に対応して設けられた端末装置14、及びN+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14の各々に対して、リーダ16の異常以外の異常が生じた(例えば、書類に設けられたICタグ22の不良か、書類が紛失した)可能性があることを通知する。ただし、N=1の場合には、1番目の工程に対応して設けられた端末装置14とN番目の工程に対応して設けられた端末装置14とは同じであるため、N番目(=1番目)の工程に対応して設けられた端末装置14、及びN+1番目(=2番目)の工程に対応して設けられた端末装置14の各々に対して、該通知を送る。該通知を受信した端末装置14は、該通知の内容を表示装置54に表示する。
また、ステップ414で、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から受信したリーダ16の診断結果が、リーダ16に異常が発生している旨を示していた場合には、ステップ418で、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、リーダ16の不良を通知する。該通知を受信した端末装置14は、該通知の内容を表示装置54に表示する。
一方、ステップ408で、肯定判断した場合には、タイマー35の計時を停止して、ステップ420に進む。ステップ420では、Nに1を加算し、ステップ422で、N番目の工程が最終工程であるか否かを判断する。N番目の工程が最終工程であると判断した場合には、本処理ルーチンを終了し、N番目の工程が最終工程ではないと判断した場合には、ステップ402に戻る。
また、ステップ402で、否定判断した場合には、ステップ424に進む。
ステップ424では、N+1番目の工程に対応して設けられた端末装置14から受領通知を受信して受け付けたか否かを判断する。ステップ424で否定判断した場合には、ステップ402に戻る。ステップ424で肯定判断した場合には、N番目の工程の工程完了通知を受け付ける前にN+1番目の工程の受領通知を受け付けた状態であるため、N番目の工程での処理が抜けた、或いは工程完了通知の送信指示漏れ等の異常が発生したと判断し、ステップ426に進む。
ステップ426では、1番目及びN番目の工程に対応して設けられた端末装置14に対してN番目の工程での処理の完了を確認する確認通知を送信し、本処理ルーチンを終了する。ただし、N=1の場合には、1番目の工程に対応して設けられた端末装置14とN番目の工程に対応して設けられた端末装置14とは同じであるため、N番目(=1番目)の工程に対応して設けられた端末装置14に対して、該確認通知を送る。該確認通知を受信した端末装置14は、該確認通知の内容を表示装置54に表示する。
なお、第1〜第3の実施の形態では、IDが記憶されたICタグ22を処理対象の書類に設けてIDを付与した例について説明したが、これに限定されず、例えば、書類にIDを示すバーコード、或いは二次元コード等を印刷する(或いは、バーコードや二次元コードを印刷した印刷物を添付する)ことにより、書類にIDを付与するようにしてもよい。この場合には、リーダ16として、バーコードリーダや二次元コードリーダを用いる。なお、バーコードや二次元コードを用いる場合、書類収納部18に書類を収納するだけでは読み取ることが困難な場合には、各工程の担当者が、バーコードリーダや二次元コードリーダの読取範囲に印刷(あるいは添付)されたバーコードや二次元コードが入るようにして該バーコードや二次元コードを読み取らせる。
また、第1〜第3の実施の形態では、複数の工程の処理対象が書類である例について説明したが、これに限定されず、例えば、処理対象がCD−RWやUSBメモリ等の記録媒体であってもよいし、電子ペーパー等であってもよく、どのような媒体であってもよい。
10 工程管理システム
12 管理サーバ
14 端末装置
16 リーダ
18 書類収納部
20 ネットワーク
22 ICタグ

Claims (10)

  1. 識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段と、
    前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでに、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けなかった場合に、予め定められた処理を行う処理手段と、
    を備えた工程管理装置。
  2. 前記処理手段は、前記予め定められた処理として、前記次の工程に対応して設けられた読取装置が正常か否かを診断させる診断要求を、前記次の工程に対応して設けられた端末装置に対して送信する処理を行う請求項1に記載の工程管理装置。
  3. 前記処理手段は、前記診断要求に対して行われた前記読取装置の診断結果が正常であることを示していた場合であって、前記いずれかの工程が前記複数の工程のうち最初の工程ではないときには、前記最初の工程に対応して設けられた端末装置、前記いずれかの工程に対応して設けられた端末装置、及び前記次の工程に対応して設けられた端末装置、の少なくとも1つに対して、前記次の工程に対応して設けられた読取装置の異常以外の異常が発生した旨を示す通知を送信する請求項2に記載の工程管理装置。
  4. 前記処理手段は、前記診断要求に対して行われた前記読取装置の診断結果が正常であることを示していた場合であって、前記いずれかの工程が前記複数の工程のうち最初の工程であるときには、前記いずれかの工程に対応して設けられた端末装置、及び前記次の工程に対応して設けられた端末装置、の少なくとも一方に対して、前記次の工程に対応して設けられた読取装置の異常以外の異常が発生した旨を示す通知を送信する請求項2又は請求項3に記載の工程管理装置。
  5. 前記予め定められた時間を、前記いずれかの工程から前記識別情報と共に前記第1の通知を受け付けたときの日時または時刻、前記次の工程の処理に要する処理時間、前記次の工程の処理を完了すべき期限、及び前記いずれかの工程に対応する読取装置の設置場所から前記次の工程に対応する読取装置の設置場所までの距離に応じた前記媒体の移動時間の少なくとも1つに基づいて定めた請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の工程管理装置。
  6. 識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段と、
    前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付ける前に、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けた場合に、予め定められた処理を行う処理手段と、
    を備えた工程管理装置。
  7. 識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程のいずれかに対応して設けられ、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の工程管理装置に対して、前記対応して設けられた読取装置により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に前記第1の通知及び前記第2の通知を送信する端末装置。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の工程管理装置と、
    前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置と、
    前記複数の工程の各々に対応して設けられ、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の工程管理装置に対して、前記対応して設けられた読取装置により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に前記第1の通知及び前記第2の通知を送信する複数の端末装置と、
    を備えた工程管理システム。
  9. コンピュータを、
    識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段、及び
    前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでに、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けなかった場合に、予め定められた処理を行う処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    識別情報が付与された媒体を順に受領して各々処理する複数の工程の各々に対応して設けられた複数の端末装置の各々から、前記複数の工程の各々に対応して設けられた複数の読取装置の各々により前記媒体を受領した際に読み取られた識別情報と共に、前記識別情報が読み取られた工程での処理が完了した旨を通知する第1の通知、及び前の工程から前記媒体を受領した旨を通知する第2の通知を受け付ける受付手段、及び
    前記複数の工程のいずれかの工程に対応して設けられた端末装置から前記いずれかの工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第1の通知を受け付ける前に、前記いずれかの工程の次の工程に対応して設けられた端末装置から前記次の工程に対応して設けられた読取装置で読み取られた識別情報と共に前記第2の通知を受け付けた場合に、予め定められた処理を行う処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
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