JP2007133747A - Icカード発行システム及びicカード発行方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ICチップに対する情報記録の際のエラーの内容を把握し、これにより、カードロスを低減して効率良くICカードを発行する。
【解決手段】IDカード発行システムであって、カード発行装置2は、IDカード1のICチップ10に各種情報を記録するICリーダライタ27と、ICリーダライタによる情報記録の際にエラーが発生した場合に、当該エラーの種類に係るエラーコードを取得するCPU21と、当該エラーコードをエラー情報テーブルTに記憶する記憶部23と、エラーコードに基づいてエラーの種類を表示する表示部25とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】IDカード発行システムであって、カード発行装置2は、IDカード1のICチップ10に各種情報を記録するICリーダライタ27と、ICリーダライタによる情報記録の際にエラーが発生した場合に、当該エラーの種類に係るエラーコードを取得するCPU21と、当該エラーコードをエラー情報テーブルTに記憶する記憶部23と、エラーコードに基づいてエラーの種類を表示する表示部25とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、社員証や各種免許証等のICチップを具備するICカードを発行するICカード発行システム及びICカード発行方法に関する。
近年、例えばEEPROM等から構成される不揮発性のメモリ及びCPU等の制御部を有するICチップを内蔵した社員証や各種免許証等のIDカードが普及しており、これらIDカードを発行するIDカード発行システムが知られている。
また、IDカード発行システムにあっては、複数種類のIDカードを発行することができるようになっている。
また、IDカード発行システムにあっては、複数種類のIDカードを発行することができるようになっている。
ところで、IDカード発行システムにおいて、券面印字や印画異常等のエラーが発生すると、そのカードは廃棄対象となることから、ユーザによるカード供給経路上から除かれた後、当該カードの再発行を行うようになっている。
また、ICチップに対するデータの書き込みの際にエラーが発生した場合には、当該カードは自動的に廃棄された後、再発行されるように構成されたシステムも開発されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2005−31938号公報
特開2005−4590号公報
また、ICチップに対するデータの書き込みの際にエラーが発生した場合には、当該カードは自動的に廃棄された後、再発行されるように構成されたシステムも開発されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかしながら、上記のようにエラー発生後に自動的に廃棄して再発行処理を行うような構成とすると、エラーの内容、例えば、カード自体の認識ミスやカードの認証鍵の未対応等のエラーによっては再発行処理を行っても同様に同じエラーが発生してしまい、カードロスが増加してしまうと言った問題がある。
そこで、本発明の課題は、ICチップに対する情報記録の際のエラーの内容を把握することができ、これにより、カードロスを低減して効率良くICカードを発行することができるICカード発行システム及びICカード発行方法を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
ICチップを具備するICカードを発行するICカード発行システムであって、
前記ICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する情報記録手段と、
前記情報記録手段による前記各種情報の記録の際に、エラーが発生したか否かを判定する発生判定手段と、
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定された場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得するエラー種類情報取得手段と、
前記エラー種類情報取得手段により取得された前記エラー種類情報を記憶するエラー情報記憶手段と、
前記エラー種類情報取得手段により取得された前記エラー種類情報に基づいて、前記エラーの種類を報知するエラー情報報知手段と、を備えることを特徴としている。
ICチップを具備するICカードを発行するICカード発行システムであって、
前記ICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する情報記録手段と、
前記情報記録手段による前記各種情報の記録の際に、エラーが発生したか否かを判定する発生判定手段と、
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定された場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得するエラー種類情報取得手段と、
前記エラー種類情報取得手段により取得された前記エラー種類情報を記憶するエラー情報記憶手段と、
前記エラー種類情報取得手段により取得された前記エラー種類情報に基づいて、前記エラーの種類を報知するエラー情報報知手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のICカード発行システムにおいて、
前記エラー種類情報取得手段による前記エラー種類情報の取得に基づいて、前記エラーの種類に応じてエラー発生回数を計数するエラー発生回数計数手段と、
前記エラー発生回数計数手段により計数される前記エラー発生回数が予め指定された指定回数以上となっているか否かを判定する回数判定手段と、
前記回数判定手段により前記エラー発生回数が指定回数以上となっていると判定された場合に、前記ICカードの発行を停止する発行停止手段と、を備えることを特徴としている。
前記エラー種類情報取得手段による前記エラー種類情報の取得に基づいて、前記エラーの種類に応じてエラー発生回数を計数するエラー発生回数計数手段と、
前記エラー発生回数計数手段により計数される前記エラー発生回数が予め指定された指定回数以上となっているか否かを判定する回数判定手段と、
前記回数判定手段により前記エラー発生回数が指定回数以上となっていると判定された場合に、前記ICカードの発行を停止する発行停止手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のICカード発行システムにおいて、
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定された場合に、当該エラーが発生したICカードの再発行処理を行う再発行手段を備えることを特徴としている。
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定された場合に、当該エラーが発生したICカードの再発行処理を行う再発行手段を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のICカード発行システムにおいて、
前記指定回数を設定する指定回数設定手段を備えることを特徴としている。
前記指定回数を設定する指定回数設定手段を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のICカード発行システムにおいて、
前記情報記録手段に、複数の種類のICカードを供給するカード供給手段と、
前記カード供給手段により供給される前記ICカードの種類に係るカード種類情報を取得するカード種類情報取得手段と、を備え、
前記エラー情報記憶手段は、前記カード種類情報取得手段により取得された前記カード種類情報を前記エラー種類情報と対応付けて記憶することを特徴としている。
前記情報記録手段に、複数の種類のICカードを供給するカード供給手段と、
前記カード供給手段により供給される前記ICカードの種類に係るカード種類情報を取得するカード種類情報取得手段と、を備え、
前記エラー情報記憶手段は、前記カード種類情報取得手段により取得された前記カード種類情報を前記エラー種類情報と対応付けて記憶することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載のICカード発行システムにおいて、
前記情報記録手段に、複数の種類のICカードを供給するカード供給手段と、
前記カード供給手段により供給される前記ICカードの種類に係るカード種類情報を取得するカード種類情報取得手段と、を備え、
前記エラー発生回数計数手段は、前記エラー発生回数を前記ICカードの種類毎に計数し、
前記回数判定手段は、前記エラー発生回数が前記指定回数以上となっているか否かを前記ICカードの種類毎に判定し、
前記発行停止手段は、前記ICカードの発行を前記ICカードの種類毎に停止することを特徴としている。
前記情報記録手段に、複数の種類のICカードを供給するカード供給手段と、
前記カード供給手段により供給される前記ICカードの種類に係るカード種類情報を取得するカード種類情報取得手段と、を備え、
前記エラー発生回数計数手段は、前記エラー発生回数を前記ICカードの種類毎に計数し、
前記回数判定手段は、前記エラー発生回数が前記指定回数以上となっているか否かを前記ICカードの種類毎に判定し、
前記発行停止手段は、前記ICカードの発行を前記ICカードの種類毎に停止することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載のICカード発行システムにおいて、
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定される前記ICカードを識別するカード識別情報を取得するカード識別情報取得手段と、
前記カード識別情報取得手段により取得された前記カード識別情報を報知するカード識別情報報知手段と、を備えることを特徴としている。
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定される前記ICカードを識別するカード識別情報を取得するカード識別情報取得手段と、
前記カード識別情報取得手段により取得された前記カード識別情報を報知するカード識別情報報知手段と、を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、
ICチップを具備するICカードを発行するICカード発行方法であって、
前記ICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する際に、エラーが発生したか否かを判定する処理と、
エラーが発生したと判定された場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得する処理と、
取得した前記エラー種類情報を記憶する処理と、
前記エラー種類情報に基づいて、前記エラーの種類を報知する処理と、を行うことを特徴としている。
ICチップを具備するICカードを発行するICカード発行方法であって、
前記ICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する際に、エラーが発生したか否かを判定する処理と、
エラーが発生したと判定された場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得する処理と、
取得した前記エラー種類情報を記憶する処理と、
前記エラー種類情報に基づいて、前記エラーの種類を報知する処理と、を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ICカードのICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する際に、エラーが発生した場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得し、当該エラー種類情報に基づいて、エラーの種類を報知することができるので、ICチップに対する情報記録の際のエラーの内容を把握することができる。また、エラー種類情報を記憶するエラー情報記憶手段を備えるので、当該エラー種類情報に基づいてエラーの種類の管理を適正に行うことができる。これにより、カードロスを低減して効率良くICカードを発行することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、エラー発生回数が予め指定された指定回数以上となっていると判定された場合に、ICカードの発行を停止することができるので、カードロスの低減をより効率良く行うことができることとなって、ICカードの発行を適正に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、エラーが発生した場合に、当該エラーが発生したICカードの再発行処理を行うことができるので、エラーが発生したICカードであっても再発行処理により当該ICカードの発行を再度行うことができることとなって、ICカードの発行をより適正に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、指定回数設定手段を用いて、ICカードの発行停止に係る発生回数の判定における指定回数を設定することができるので、指定回数の設定をより簡便に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、複数の種類のICカードのうち、供給されるICカードの種類に係るカード種類情報を取得し、当該カード種類情報をエラー種類情報と対応付けて記憶することができるので、各種類のカードにおけるエラーの種類の管理をより適正に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、複数の種類のICカードにおいて、エラー発生回数をICカードの種類毎に計数し、エラー発生回数が指定回数以上となっているか否かを前記ICカードの種類毎に判定し、ICカードの発行をICカードの種類毎に停止することができるので、各種類のICカード毎に、カードロスの低減をより効率良く行うことができることとなって、各種類毎にICカードの発行を適正に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、エラーが発生したICカードを識別するカード識別情報を取得し、取得されたカード識別情報を報知することができるので、表示されるカード識別情報に基づいて、エラーに係るICカードの把握をより適正に行うことができる。従って、再発行処理を自動化させることなく、即ち、コストアップを招くことなく、エラーに係るICカードの廃棄を適正に行うができるICカード発行システムを提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、ICカードのICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する際に、エラーが発生した場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得し、当該エラー種類情報に基づいて、エラーの種類を報知することができるので、ICチップに対する情報記録の際のエラーの内容を把握することができる。また、エラー種類情報を記憶するので、当該エラー種類情報に基づいてエラーの種類の管理を適正に行うことができる。これにより、カードロスを低減して効率良くICカードを発行することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した好適な一実施形態として例示するIDカード発行システム100の全体構成を示す図である。
図1は、本発明を適用した好適な一実施形態として例示するIDカード発行システム100の全体構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のIDカード発行システム100は、例えば、IDカード1を作成するカード発行装置2と、このカード発行装置2と例えば通信ケーブル(通信回線)等を介して通信可能に接続され、当該カード発行装置2を制御する制御装置3とを備え、カード発行装置2に備わるICリーダライタ27(図4参照)とIDカード1のICチップ10とが非接触方式により通信して顔画像情報や個人情報等の所定の情報をICチップ10に記録するようになっている。
また、IDカード発行システム100は、制御装置3と所定の通信回線を介して接続され、カード発行装置2にIDカード1を供給するカード供給装置4と、IDカード1に所定のプリントを形成するプリンタ5とを備えて構成されている。
また、IDカード発行システム100は、制御装置3と所定の通信回線を介して接続され、カード発行装置2にIDカード1を供給するカード供給装置4と、IDカード1に所定のプリントを形成するプリンタ5とを備えて構成されている。
先ず、制御装置3について図2を参照して説明する。
ここで、図2は、制御装置3の要部構成を示すブロック図である。
制御装置3は、例えばパーソナルコンピュータ等により構成され、具体的には、図2に示すように、CPU31と、RAM32と、記憶部33と、操作入力部34と、表示部35と、通信制御部36等を備えている。
ここで、図2は、制御装置3の要部構成を示すブロック図である。
制御装置3は、例えばパーソナルコンピュータ等により構成され、具体的には、図2に示すように、CPU31と、RAM32と、記憶部33と、操作入力部34と、表示部35と、通信制御部36等を備えている。
CPU(Central Processing Unit)31は、制御装置3の各部を統括的に制御するものであり、記憶部33に記憶されている制御装置3としての機能に関る各種プログラムを読み出してRAM32の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
具体的には、CPU31は、操作入力部34や通信制御部36を介して入力されるデータに応じて、所定のプログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRAM32の格納領域に格納するようになっている。
また、CPU31は、処理結果を表示するための表示情報を生成して表示部35に対して出力するようになっている。
具体的には、CPU31は、操作入力部34や通信制御部36を介して入力されるデータに応じて、所定のプログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRAM32の格納領域に格納するようになっている。
また、CPU31は、処理結果を表示するための表示情報を生成して表示部35に対して出力するようになっている。
RAM(Random Access Memory)32は、例えば、書き換え可能なメモリであり、CPU31の制御下にて記憶部33から読み出されたプログラムや各種データ等の格納領域や作業領域等を構成している。
記憶部33は、例えば、ハードディスク等から構成されており、CPU31の制御下にて実行される各種プログラム、各プログラムの処理に係るデータ等を記憶している。
操作入力部34は、例えば、マウスや各種の操作キーによって構成されるキーボード(図示略)を備え、当該マウスやキーボードのユーザによる操作に基づいて操作信号をCPU31に出力する。
表示部35は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成されており、CPU31から出力された所定の表示制御信号に従って各種の画面表示を行うようになっている。
通信制御部36は、例えば、CPU31の制御下にて、カード発行装置2との間で情報の通信制御を行うためのものである。
次に、カード供給装置4について説明する。
カード供給装置(カード供給手段)4は、例えば、制御装置3の制御下にて駆動して、カード発行装置2やプリンタ5に所定のIDカード1を供給するものであり、具体的には、種類に応じて所定のカードを収納する複数(例えば、3つ)のカード収納部41、…を備え、制御装置3の制御下にて指示された所定の種類のIDカード1が一枚ずつ取り出されるようになっている。即ち、複数のカード収納部41、…は、例えば、当該カード発行装置2により各種の免許証を発行する場合にあっては、ペナルティーの有無、その量等により区分けされるカードの種類に応じて複数設けられている。
カード供給装置(カード供給手段)4は、例えば、制御装置3の制御下にて駆動して、カード発行装置2やプリンタ5に所定のIDカード1を供給するものであり、具体的には、種類に応じて所定のカードを収納する複数(例えば、3つ)のカード収納部41、…を備え、制御装置3の制御下にて指示された所定の種類のIDカード1が一枚ずつ取り出されるようになっている。即ち、複数のカード収納部41、…は、例えば、当該カード発行装置2により各種の免許証を発行する場合にあっては、ペナルティーの有無、その量等により区分けされるカードの種類に応じて複数設けられている。
次に、プリンタ5について説明する。
プリンタ5は、例えば、制御装置3の制御下にて駆動して、カード供給装置4から供給されるIDカード1に対して、制御装置3から送信された個人情報や顔画像情報に係るプリントデータに基づいて所定のプリントを形成するようになっている。
プリンタ5は、例えば、制御装置3の制御下にて駆動して、カード供給装置4から供給されるIDカード1に対して、制御装置3から送信された個人情報や顔画像情報に係るプリントデータに基づいて所定のプリントを形成するようになっている。
次に、カード発行装置2について図3及び図4を参照して説明する。
ここで、図3は、カード発行装置2の要部構成を示すブロック図である。また、図4は、カード発行装置2の記憶部23に記憶されたエラー情報テーブルTの一例を模式的に示した図である。
カード発行装置2は、制御装置3の通信制御部36から送信される所定の顔画像情報や個人情報に基づいてIDカード1を作成するものであり、図4に示すように、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、操作入力部24と、表示部25と、通信制御部26と、ICリーダライタ27と、カード廃棄部28等を備えている。
ここで、図3は、カード発行装置2の要部構成を示すブロック図である。また、図4は、カード発行装置2の記憶部23に記憶されたエラー情報テーブルTの一例を模式的に示した図である。
カード発行装置2は、制御装置3の通信制御部36から送信される所定の顔画像情報や個人情報に基づいてIDカード1を作成するものであり、図4に示すように、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、操作入力部24と、表示部25と、通信制御部26と、ICリーダライタ27と、カード廃棄部28等を備えている。
CPU21は、カード発行装置2の各部を統括的に制御するものであり、記憶部23に記憶されているカード発行装置2としての機能に関る各種プログラムを読み出してRAM22の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
具体的には、CPU21は、例えば、カード供給装置4からのIDカード1の供給を制御することによって、当該カード供給装置4から供給されるカードの種類に係るカード情報を取得するようになっている。ここで、CPU21は、カード種類情報取得手段を構成している。
また、CPU21は、ICリーダライタ27における情報の送受信の際にエラーが発生した場合に、当該ICリーダライタ27から出力されたエラーの種類に係るエラーコード(エラー種類情報)が入力されることによりエラーコードを取得するようになっている。ここで、CPU21は、エラー種類情報取得手段を構成している。
RAM22は、例えば、書き換え可能なメモリであり、CPU21の制御下にて記憶部23から読み出されたプログラムや各種データ等の格納領域や作業領域等を構成している。
記憶部23は、例えば、電気的にデータの書きこみ、及び消去が可能な読み出し専用のメモリであるEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory )等から構成されており、CPU21の制御下にて実行される各種プログラム、各プログラムの処理に係るデータ等を記憶している。
具体的には、記憶部23は、再発行プログラム23a、エラー発生回数計数プログラム23b、回数判定プログラム23c、発行停止プログラム23d等を記憶している。
具体的には、記憶部23は、再発行プログラム23a、エラー発生回数計数プログラム23b、回数判定プログラム23c、発行停止プログラム23d等を記憶している。
再発行プログラム23aは、CPU21に、再発行手段として、ICリーダライタ27にてエラーが発生した場合に、当該エラーが発生したIDカード1の再発行処理の実行に係る機能を実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU21による再発行プログラム23aの実行に基づいて、カード廃棄部28を制御してカード搬送経路上からエラーが発生したIDカード1を取り除かせた後、カード供給装置4を制御してエラーが発生したカードと同一の種類のカードを当該カード発行装置2に供給させて、ICチップ10に各種情報をICリーダライタ27により書き込ませる処理を行うようになっている。
エラー発生回数計数プログラム23bは、CPU21に、エラー発生回数計数手段として、ICリーダライタ27にてエラーが発生することにより所定のエラーコードが取得される毎にエラーの種類に応じてエラー枚数(エラー発生回数)を計数するエラー発生回数計数処理に係る機能を実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU21によるエラー発生回数計数プログラム23bの実行に基づいて、IDカード1の種類毎にエラーの種類に応じてエラー発生回数計数処理を行うようになっている。
回数判定プログラム23cは、CPU21に、回数判定手段として、エラー発生回数計数処理にて計数されるエラー枚数が予め指定された指定枚数(指定回数)以上となっているか否かを判定する回数判定処理に係る機能を実現させるためのプログラムである。即ち、CPU21による回数判定プログラム23cの実行に基づいて、エラーの種類毎に、より具体的には、IDカード1の種類毎にエラーの種類に応じてエラー枚数が指定枚数以上となっているか否かを判定するようになっている。
発行停止プログラム23dは、CPU21に、発行停止手段として、回数判定処理によりエラー発生回数が指定回数以上となっていると判定された場合に、IDカード1の発行処理を停止させる発行停止処理に係る機能を実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU21による発行停止プログラム23dの実行に基づいて、IDカード1の種類毎に、所定のエラーの発生回数(エラー枚数)が指定枚数以上となっていると判定されたIDカード1の発行処理を停止させる発行停止処理を実行するようになっている。
また、記憶部23は、例えば、ハードディスク等から構成され、エラーコードに係るエラー情報テーブルTを記憶するデータベースDBを構成している(図4参照)。
エラー情報テーブルTは、例えば、カード種類と、エラーコードと、エラー枚数(エラー発生回数)と、回数判定処理に係る指定枚数(指定回数)とを対応付けて記憶している。
ここで、記憶部23は、エラーコード(エラー種類情報)を記憶するエラー情報記憶手段を構成している。
エラー情報テーブルTは、例えば、カード種類と、エラーコードと、エラー枚数(エラー発生回数)と、回数判定処理に係る指定枚数(指定回数)とを対応付けて記憶している。
ここで、記憶部23は、エラーコード(エラー種類情報)を記憶するエラー情報記憶手段を構成している。
操作入力部24は、例えば、マウスや各種の操作キーによって構成されるキーボード(図示略)を備え、当該マウスやキーボードのユーザによる操作に基づいて操作信号をCPU21に出力するようになっている。
また、操作入力部24は、ユーザによる所定操作に基づいて、指定回数設定手段として、エラー発生回数の判定に係る指定枚数(指定回数)を設定するようになっている。具体的には、操作入力部24は、例えば、エラーが連続して発生した回数、或いは所定期間(例えば、一日の間等)に発生した回数に応じて設定することができるようになっている。このように、操作入力部24を用いて、指定回数の設定をより簡便に行うことができる。
また、操作入力部24は、ユーザによる所定操作に基づいて、指定回数設定手段として、エラー発生回数の判定に係る指定枚数(指定回数)を設定するようになっている。具体的には、操作入力部24は、例えば、エラーが連続して発生した回数、或いは所定期間(例えば、一日の間等)に発生した回数に応じて設定することができるようになっている。このように、操作入力部24を用いて、指定回数の設定をより簡便に行うことができる。
表示部25は、例えば、LCDやCRT等により構成されており、CPU21から出力された所定の表示制御信号に従って各種の画面表示を行うようになっている。
具体的には、表示部25は、CPU21により取得されたエラー種類情報に基づいてエラーコード(エラーの種類)を表示するようになっている。より具体的には、表示部25は、エラーコードとカード種類とを対応付けて表示するようになっている。ここで、表示部25は、エラー種類情報を報知するエラー情報報知手段を構成している。
具体的には、表示部25は、CPU21により取得されたエラー種類情報に基づいてエラーコード(エラーの種類)を表示するようになっている。より具体的には、表示部25は、エラーコードとカード種類とを対応付けて表示するようになっている。ここで、表示部25は、エラー種類情報を報知するエラー情報報知手段を構成している。
なお、操作入力部24と表示部25とは、例えば、一体となってタッチパネル等により構成されても良い。
通信制御部26は、CPU21の制御下にて、制御装置3との間で情報の通信制御を行うためのものである。
ICリーダライタ27は、例えば、CPU21の制御下にて駆動し、カード供給装置4から供給されるIDカード1のICチップ10と電磁誘導波を用いて非接触方式により通信して、顔画像情報や個人情報等の所定の情報をICチップ10の記憶部13に記録させたり、記憶部13に記録されている各種の情報を消去したり読み取るためのものである。
具体的には、ICリーダライタ27は、例えば、IDカード1の発行の際に、例えば制御装置3から送信され通信制御部26により受信されたICチップ10により実行される各種のコマンドをIDカード1に対して送信するようになっている。また、ICリーダライタ27は、例えば、IDカード1のICチップ10によるコマンドの実行後にアンテナから送信される返信コマンドを受信するようになっている。なお、受信された返信コマンドは、CPU21に対して出力されるようになっている。
また、ICリーダライタ27は、上記のICチップ10との通信の際に、所定の通信エラーが発生すると、発生したエラーの種類に係るエラーコードをCPU21に対して出力するようになっている。即ち、ICリーダライタ27は、発生判定手段として、ICチップ10に所定の情報を記録させる際に、通信エラーが発生したか否かを判定して、エラーが発生した場合に所定のエラーコードをCPU21に対して出力するようになっている。
具体的には、ICリーダライタ27は、例えば、IDカード1の発行の際に、例えば制御装置3から送信され通信制御部26により受信されたICチップ10により実行される各種のコマンドをIDカード1に対して送信するようになっている。また、ICリーダライタ27は、例えば、IDカード1のICチップ10によるコマンドの実行後にアンテナから送信される返信コマンドを受信するようになっている。なお、受信された返信コマンドは、CPU21に対して出力されるようになっている。
また、ICリーダライタ27は、上記のICチップ10との通信の際に、所定の通信エラーが発生すると、発生したエラーの種類に係るエラーコードをCPU21に対して出力するようになっている。即ち、ICリーダライタ27は、発生判定手段として、ICチップ10に所定の情報を記録させる際に、通信エラーが発生したか否かを判定して、エラーが発生した場合に所定のエラーコードをCPU21に対して出力するようになっている。
エラーの種類には、例えば、各カードに固有のエラーやカード種類毎のエラー等がある。
各カードに固有のエラーとしては、例えば、ICチップ10が破損していることによるICリーダライタ27によるIDカード1の認識エラーや、IDカード1の認証は行うことができてもICチップ10による情報記録を行うことができない書き込みエラーなどが挙げられる。
また、カード種類毎のエラーとしては、例えば、IDカード1の製造ロット等により指定されるICリーダライタ27とIDカード1との認証鍵が期限超過などにより対応していない状態となることによる認証鍵エラーなどの等が挙げられる。
各カードに固有のエラーとしては、例えば、ICチップ10が破損していることによるICリーダライタ27によるIDカード1の認識エラーや、IDカード1の認証は行うことができてもICチップ10による情報記録を行うことができない書き込みエラーなどが挙げられる。
また、カード種類毎のエラーとしては、例えば、IDカード1の製造ロット等により指定されるICリーダライタ27とIDカード1との認証鍵が期限超過などにより対応していない状態となることによる認証鍵エラーなどの等が挙げられる。
カード廃棄部28は、例えば、CPU21の制御下にて、IDカード1の再発行処理の際に、エラーが発生したIDカード1をICリーダライタ27から自動的に取り除くようになっている。例えば、カード廃棄部28は、カード搬送経路上に配されたカード落下機構(図示略)を稼動させることによりカード搬送経路上からIDカード1を取り除くことができるようになっている。
次に、IDカード1について図5を参照して説明する。
ここで、図5は、IDカード1の要部構成を示すブロック図である。
IDカード1は、ICリーダライタ27から送信される電磁誘導波を受信することにより駆動して、コマンドの実行を行うものであり、具体的には、図5に示すように、CPU11と、RAM12と、記憶部13と、インターフェース(I/F)部16等を有するICチップ10が設けられている。
ここで、図5は、IDカード1の要部構成を示すブロック図である。
IDカード1は、ICリーダライタ27から送信される電磁誘導波を受信することにより駆動して、コマンドの実行を行うものであり、具体的には、図5に示すように、CPU11と、RAM12と、記憶部13と、インターフェース(I/F)部16等を有するICチップ10が設けられている。
I/F部16は、ICリーダライタ27とのデータ通信や、電磁誘導波の受信により電力の生成を行うものであり、具体的には、例えば、アンテナ(図示略)によりICリーダライタ27との間で信号の送信及び受信を行う通信制御部161と、アンテナによる電磁誘導波の受信に基づいて直流電圧を各部に供給する電源部162とを備えている。
通信制御部161は、例えば、ICリーダライタ27から送信されたコマンドの当該ICチップ10のCPU11による実行後にCPU11から出力される返信コマンドを送信するようになっている。具体的には、通信制御部161は、例えば、CPU11から出力される返信コマンドを変調回路(図示略)により変調して、アンテナを介してICリーダライタ27に出力するようになっている。
通信制御部161は、例えば、ICリーダライタ27から送信されたコマンドの当該ICチップ10のCPU11による実行後にCPU11から出力される返信コマンドを送信するようになっている。具体的には、通信制御部161は、例えば、CPU11から出力される返信コマンドを変調回路(図示略)により変調して、アンテナを介してICリーダライタ27に出力するようになっている。
CPU11は、記憶部13に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM12の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
具体的には、CPU11は、例えば、所定のプログラムの実行に基づいて、I/F部16により受信されたコマンドを実行する処理の制御を行い、また、当該処理の実行後に、コマンドを実行済であることを表す返信コマンドをI/F部16に対して出力するようになっている。
具体的には、CPU11は、例えば、所定のプログラムの実行に基づいて、I/F部16により受信されたコマンドを実行する処理の制御を行い、また、当該処理の実行後に、コマンドを実行済であることを表す返信コマンドをI/F部16に対して出力するようになっている。
RAM12は、例えば、書き換え可能なメモリであり、CPU11の制御下にて記憶部13から読み出されたプログラムや各種データ等の格納領域や作業領域等を構成している。
記憶部13は、例えば、電気的にデータの書きこみ、及び消去が可能な読み出し専用のメモリであるEEPROM等から構成されており、CPU11の制御下にて実行される各種プログラム、各プログラムの処理に係るデータ等を記憶している。
記憶部13は、例えば、電気的にデータの書きこみ、及び消去が可能な読み出し専用のメモリであるEEPROM等から構成されており、CPU11の制御下にて実行される各種プログラム、各プログラムの処理に係るデータ等を記憶している。
次に、IDカード発行システム100によるカード発行処理について、図6を参照して説明する。
ここで、図6は、カード発行処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
ここで、図6は、カード発行処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、制御装置3の制御下にて、カード発行装置2は、カード供給装置4に対して当該カード発行装置2やプリンタ5等に供給されるIDカード1を指示する指示信号を出力するとともに、当該指示信号に係るIDカード1の種類を規定するカード情報を取得する(ステップS1)。
カード供給装置4にあっては、カード発行装置2から出力された指示信号が入力されると、当該指示信号に対応する種類のIDカード1が収納されたカード収納部41からIDカード1を一枚取り出して、所定の搬送経路に応じてプリンタ5に対して供給する(ステップS2)。
カード供給装置4にあっては、カード発行装置2から出力された指示信号が入力されると、当該指示信号に対応する種類のIDカード1が収納されたカード収納部41からIDカード1を一枚取り出して、所定の搬送経路に応じてプリンタ5に対して供給する(ステップS2)。
プリンタ5にあっては、供給されるIDカード1に対して、制御装置3から送信された個人情報や顔画像情報に係るプリントデータに基づいて所定のプリントを形成する(ステップS3)。なお、IDカード1は、プリンタ5による所定のプリントの形成後、カード発行装置2に対して搬送される。
カード発行装置2にあっては、ICリーダライタ27を制御して、プリント形成されたIDカード1のICチップ10に対して所定の情報を記録させる情報記録処理を行う(ステップS4)。
ここで、情報記録処理が正常に行われた場合には(正常)、カード発行装置2は、制御装置3の制御下にて、次のIDカード1の発行を開始する(ステップS5)。
一方、情報記録処理が正常に行われなかった場合(異常)、即ち、ICリーダライタ27から所定のエラーコードがCPU21に対して出力された場合には、当該エラーコードが入力されると、CPU21は、記憶部23からエラー発生回数計数プログラム23bを読み出してRAM22に展開し、このエラー発生回数計数プログラム23bの実行に基づいて、エラーの種類に応じてエラー発生回数(エラー枚数)を計数するエラー発生回数計数処理を実行する(ステップS6)。続けて、CPU21は、計数されたエラー枚数をカード情報に対応づけて記憶部23のデータベースDBのエラー情報テーブルTに書き込む(ステップS7)。
ここで、情報記録処理が正常に行われた場合には(正常)、カード発行装置2は、制御装置3の制御下にて、次のIDカード1の発行を開始する(ステップS5)。
一方、情報記録処理が正常に行われなかった場合(異常)、即ち、ICリーダライタ27から所定のエラーコードがCPU21に対して出力された場合には、当該エラーコードが入力されると、CPU21は、記憶部23からエラー発生回数計数プログラム23bを読み出してRAM22に展開し、このエラー発生回数計数プログラム23bの実行に基づいて、エラーの種類に応じてエラー発生回数(エラー枚数)を計数するエラー発生回数計数処理を実行する(ステップS6)。続けて、CPU21は、計数されたエラー枚数をカード情報に対応づけて記憶部23のデータベースDBのエラー情報テーブルTに書き込む(ステップS7)。
次に、CPU21は、記憶部23から読み出した回数判定プログラム23cの実行に基づいて、エラー情報テーブルTに書き込まれた当該カードにおけるエラー枚数が指定回数以上となっているか否かを判定する回数判定処理を行う(ステップS8)。
ここで、エラー枚数が指定回数以上ではない(指定回数未満である)と判定されると(ステップS8;NO)、CPU21は、記憶部23から再発行プログラム23aを読み出してRAM22に展開し、この再発行プログラム23aの実行に基づいて、IDカード1を再発行する再発行処理の実行を制御する(ステップS9)。
ここで、エラー枚数が指定回数以上ではない(指定回数未満である)と判定されると(ステップS8;NO)、CPU21は、記憶部23から再発行プログラム23aを読み出してRAM22に展開し、この再発行プログラム23aの実行に基づいて、IDカード1を再発行する再発行処理の実行を制御する(ステップS9)。
一方、ステップS7にて、エラー枚数が指定枚数以上であると判定されると(ステップS8;YES)、CPU21は、記憶部23から発行停止プログラム23dを読み出してRAM22に展開し、この発行停止プログラム23dの実行に基づいて、当該種類のIDカード1のみの発行を停止させる発行停止処理の実行を制御する(ステップS10)。続けて、CPU21は、表示部25を制御して、発生したエラーの種類を表示させる処理を行う(ステップS11)。
その後、CPU21は、発行停止処理に係るIDカード1以外の他のIDカード1の発行処理を行うか否かを判定する処理を行い(ステップS12)、判定の結果、他のIDカード1の発行を行う場合には(ステップS12;YES)、ステップS1に移行してそれ以降の処理を行う。一方、他のIDカード1の発行を行わない場合には(ステップS12;NO)、当該カード発行処理を終了する。
その後、CPU21は、発行停止処理に係るIDカード1以外の他のIDカード1の発行処理を行うか否かを判定する処理を行い(ステップS12)、判定の結果、他のIDカード1の発行を行う場合には(ステップS12;YES)、ステップS1に移行してそれ以降の処理を行う。一方、他のIDカード1の発行を行わない場合には(ステップS12;NO)、当該カード発行処理を終了する。
以上のように、本実施形態のIDカード発行システム100によれば、IDカード1のICチップ10との間で信号を送受信して当該ICチップ10に各種情報を記録する際に、エラーが発生した場合に、当該エラーの種類に係るエラーコードを取得し、当該エラーコードに基づいて、エラーの種類を報知することができるので、ICチップ10に対する情報記録の際のエラーの内容を把握することができる。
また、エラーコードを含むエラー情報テーブルTを記憶する記憶部23を備えるので、当該エラー情報テーブルTに基づいてエラーの種類の管理を適正に行うことができる。特に、複数の種類のIDカード1のうち、供給されるIDカード1の種類に係るカード情報とエラーコードとを対応付けて記憶することができるので、各種類のIDカード1におけるエラーの種類の管理をより適正に行うことができる。
これにより、カードロスを低減して効率良くIDカード1を発行することができる。
即ち、エラー発生回数が予め指定された指定回数以上となっていると判定された場合に、IDカード1の発行を停止することができるので、カードロスの低減をより効率良く行うことができることとなって、IDカード1の発行を適正に行うことができる。特に、複数の種類のIDカード1において、エラー枚数をIDカード1の種類毎に計数し、エラー枚数が指定回数以上となっているか否かをIDカード1の種類毎に判定し、IDカード1の発行をIDカード1の種類毎に停止することができるので、各種類のIDカード1毎に、カードロスの低減をより効率良く行うことができることとなって、各種類毎にIDカード1の発行を適正に行うことができる。
また、エラーが発生した場合に、当該エラーが発生したIDカード1の再発行処理を行うことができるので、エラーが発生したIDカード1であっても再発行処理により当該IDカード1の発行を再度行うことができ、IDカード1の発行をより適正に行うことができる。
また、エラーコードを含むエラー情報テーブルTを記憶する記憶部23を備えるので、当該エラー情報テーブルTに基づいてエラーの種類の管理を適正に行うことができる。特に、複数の種類のIDカード1のうち、供給されるIDカード1の種類に係るカード情報とエラーコードとを対応付けて記憶することができるので、各種類のIDカード1におけるエラーの種類の管理をより適正に行うことができる。
これにより、カードロスを低減して効率良くIDカード1を発行することができる。
即ち、エラー発生回数が予め指定された指定回数以上となっていると判定された場合に、IDカード1の発行を停止することができるので、カードロスの低減をより効率良く行うことができることとなって、IDカード1の発行を適正に行うことができる。特に、複数の種類のIDカード1において、エラー枚数をIDカード1の種類毎に計数し、エラー枚数が指定回数以上となっているか否かをIDカード1の種類毎に判定し、IDカード1の発行をIDカード1の種類毎に停止することができるので、各種類のIDカード1毎に、カードロスの低減をより効率良く行うことができることとなって、各種類毎にIDカード1の発行を適正に行うことができる。
また、エラーが発生した場合に、当該エラーが発生したIDカード1の再発行処理を行うことができるので、エラーが発生したIDカード1であっても再発行処理により当該IDカード1の発行を再度行うことができ、IDカード1の発行をより適正に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、再発行処理を自動的に行うようにしたが、これに限られるものではなく、再発行処理を自動的に行うか否かは適宜変更することができる。
例えば、上記実施形態では、再発行処理を自動的に行うようにしたが、これに限られるものではなく、再発行処理を自動的に行うか否かは適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、表示部25にエラーの種類を表示するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、IDカード1を識別するためのID番号25aを表示するようにしても良い(図7参照)。
即ち、IDカード発行システムを再発行処理を自動的に行わないように構成した場合には、ICリーダライタ27にてエラーが発生するとIDカード1の発行が停止してしまうことから、作業者がIDカード1を取り除く作業を行う必要がある。ここで、IDカード発行システムは、IDカード1の発行処理をより効率良く行うために、搬送されるIDカード1どうしの間隔を狭くし、且つ、搬送速度を高速化させるようになっている。このため、ICリーダライタ27にてエラーが発生した場合に、エラーに係るIDカード1に続けて搬送されるIDカード1が誤ってICリーダライタ27に搬送されてしまう虞がある。かかる場合には、ICリーダライタ27にて2枚のIDカード1が重なった状態となってしまうため、作業者は何れのIDカード1を取り除くべきか判断することができないこととなる。
そこで、例えば、図7に示すように、カード識別情報取得手段としてのCPU21が取得したエラーが発生したカードのID番号(カード識別情報)25aを表示部(カード識別情報報知手段)25に表示することにより、エラーに係るIDカード1の特定を行うことができるようになっている。また、IDカード1の再発行処理を再開する上で、表示部25にエラーに係るIDカード1を取り除く作業を行ったか否かの確認メッセージ25bを表示させるようになっている。
即ち、IDカード発行システムを再発行処理を自動的に行わないように構成した場合には、ICリーダライタ27にてエラーが発生するとIDカード1の発行が停止してしまうことから、作業者がIDカード1を取り除く作業を行う必要がある。ここで、IDカード発行システムは、IDカード1の発行処理をより効率良く行うために、搬送されるIDカード1どうしの間隔を狭くし、且つ、搬送速度を高速化させるようになっている。このため、ICリーダライタ27にてエラーが発生した場合に、エラーに係るIDカード1に続けて搬送されるIDカード1が誤ってICリーダライタ27に搬送されてしまう虞がある。かかる場合には、ICリーダライタ27にて2枚のIDカード1が重なった状態となってしまうため、作業者は何れのIDカード1を取り除くべきか判断することができないこととなる。
そこで、例えば、図7に示すように、カード識別情報取得手段としてのCPU21が取得したエラーが発生したカードのID番号(カード識別情報)25aを表示部(カード識別情報報知手段)25に表示することにより、エラーに係るIDカード1の特定を行うことができるようになっている。また、IDカード1の再発行処理を再開する上で、表示部25にエラーに係るIDカード1を取り除く作業を行ったか否かの確認メッセージ25bを表示させるようになっている。
従って、上記構成とすることにより、再発行処理を自動化させることなく、即ち、コストアップを招くことなく、エラーに係るIDカード1の廃棄を適正に行うができるIDカード発行システムを提供することができる。
また、上記実施形態では、エラーの種類、或いはカード識別情報を報知する手段として表示部25を例示したが、これに限られるものではなく、エラー種類情報に基づいて所定のエラーの種類を報知したり、カード識別情報を報知することができるものであれば如何なるものであっても良い。例えば、エラーの種類やカード識別情報を所定の発音にて報知する発音部等であっても良い。
また、制御装置3により制御されるカード発行装置2の数は、上記実施形態に例示したように、一つに限られるものではなく、適宜変更することができる。
さらに、ICリーダライタ27とIDカード1との通信方式は、非接触方式に限られるものではなく、例えば、接触方式により行うようにしても良い。
加えて、例えば、カード供給装置4とプリンタ5とカード発行装置2とを一装置として構成するようにしても良いし、プリンタ5とカード発行装置2とを一装置で構成するようにしても良い。
さらに、ICリーダライタ27とIDカード1との通信方式は、非接触方式に限られるものではなく、例えば、接触方式により行うようにしても良い。
加えて、例えば、カード供給装置4とプリンタ5とカード発行装置2とを一装置として構成するようにしても良いし、プリンタ5とカード発行装置2とを一装置で構成するようにしても良い。
100 IDカード発行システム(ICカード発行システム)
1 IDカード(ICカード)
10 ICチップ
2 カード発行装置
21 CPU(エラー種類情報取得手段、再発行手段、エラー発生回数計数手段、回数判定手段、再発行停止手段、カード種類情報取得手段、カード識別情報取得手段)
23 記憶部(エラー情報記憶手段)
24 操作入力部(指定回数設定手段)
25 表示部(エラー情報報知手段、カード識別情報報知手段)
27 ICリーダライタ(発生判定手段、情報記録手段)
3 制御装置
4 カード供給装置(カード供給手段)
1 IDカード(ICカード)
10 ICチップ
2 カード発行装置
21 CPU(エラー種類情報取得手段、再発行手段、エラー発生回数計数手段、回数判定手段、再発行停止手段、カード種類情報取得手段、カード識別情報取得手段)
23 記憶部(エラー情報記憶手段)
24 操作入力部(指定回数設定手段)
25 表示部(エラー情報報知手段、カード識別情報報知手段)
27 ICリーダライタ(発生判定手段、情報記録手段)
3 制御装置
4 カード供給装置(カード供給手段)
Claims (8)
- ICチップを具備するICカードを発行するICカード発行システムであって、
前記ICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する情報記録手段と、
前記情報記録手段による前記各種情報の記録の際に、エラーが発生したか否かを判定する発生判定手段と、
前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定された場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得するエラー種類情報取得手段と、
前記エラー種類情報取得手段により取得された前記エラー種類情報を記憶するエラー情報記憶手段と、
前記エラー種類情報取得手段により取得された前記エラー種類情報に基づいて、前記エラーの種類を報知するエラー情報報知手段と、を備えることを特徴とするICカード発行システム。 - 前記エラー種類情報取得手段による前記エラー種類情報の取得に基づいて、前記エラーの種類に応じてエラー発生回数を計数するエラー発生回数計数手段と、
前記エラー発生回数計数手段により計数される前記エラー発生回数が予め指定された指定回数以上となっているか否かを判定する回数判定手段と、
前記回数判定手段により前記エラー発生回数が指定回数以上となっていると判定された場合に、前記ICカードの発行を停止する発行停止手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のICカード発行システム。 - 前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定された場合に、当該エラーが発生したICカードの再発行処理を行う再発行手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のICカード発行システム。
- 前記指定回数を設定する指定回数設定手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のICカード発行システム。
- 前記情報記録手段に、複数の種類のICカードを供給するカード供給手段と、
前記カード供給手段により供給される前記ICカードの種類に係るカード種類情報を取得するカード種類情報取得手段と、を備え、
前記エラー情報記憶手段は、前記カード種類情報取得手段により取得された前記カード種類情報を前記エラー種類情報と対応付けて記憶することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のICカード発行システム。 - 前記情報記録手段に、複数の種類のICカードを供給するカード供給手段と、
前記カード供給手段により供給される前記ICカードの種類に係るカード種類情報を取得するカード種類情報取得手段と、を備え、
前記エラー発生回数計数手段は、前記エラー発生回数を前記ICカードの種類毎に計数し、
前記回数判定手段は、前記エラー発生回数が前記指定回数以上となっているか否かを前記ICカードの種類毎に判定し、
前記発行停止手段は、前記ICカードの発行を前記ICカードの種類毎に停止することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のICカード発行システム。 - 前記発生判定手段によりエラーが発生したと判定される前記ICカードを識別するカード識別情報を取得するカード識別情報取得手段と、
前記カード識別情報取得手段により取得された前記カード識別情報を報知するカード識別情報報知手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のICカード発行システム。 - ICチップを具備するICカードを発行するICカード発行方法であって、
前記ICチップとの間で信号を送受信して当該ICチップに各種情報を記録する際に、エラーが発生したか否かを判定する処理と、
エラーが発生したと判定された場合に、当該エラーの種類に係るエラー種類情報を取得する処理と、
取得した前記エラー種類情報を記憶する処理と、
前記エラー種類情報に基づいて、前記エラーの種類を報知する処理と、を行うことを特徴とするICカード発行方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005327547A JP2007133747A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | Icカード発行システム及びicカード発行方法 |
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Publications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007133747A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267705A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Canon Inc | 通信方法及び画像形成装置 |
JP2020194479A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 株式会社東芝 | データ書込システム及びプログラム |
JP7420179B1 (ja) | 2022-09-05 | 2024-01-23 | 大日本印刷株式会社 | 電子情報記憶媒体、icカード、発行処理方法、及びプログラム |
-
2005
- 2005-11-11 JP JP2005327547A patent/JP2007133747A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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