JP2016143370A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webアプリケーションや、Webブラウザーを変更することなく、Webアプリケーションの試用期間中にWebアプリケーションの表示変更を行って、種々の通知を行いたい。【解決手段】試用期間を管理するダミーアプリケーションは、Webブラウザーを監視し、Webアプリケーションを呼び出した際に、別の顧客管理サーバから制御スクリプト取得し、実行することにより、Webアプリケーションの表示変更を行い、種々の通知を行うように情報処理装置を構成する。【選択図】図8

Description

本発明は、Webアプリケーションの試用期間中における表示の変更が可能である情報処理装置に関するものである。
PCなどの情報処理装置が、接続されたネットワーク上のWebアプリケーションサーバにより提供される、Webアプリケーションの操作画面を情報処理装置が備えるWebブラウザー上に表示し、操作することが知られている。
特許文献1によれば、スキャナーやプリンターを備えたMFP(Multi Function Peripheral)でのWebアプリケーションの実行例がある。この例では、さらにMFPのWebブラウザーがWebアプリケーションから送られたオブジェクトに対して、MFPの機能を実行する独自の追加オブジェクトを追加する例がある。
一方、特許文献2によれば、MFPのような画像形成装置において、アプリケーションソフトウエア(以下「アプリケーション」という。)の試用期間を管理する例がある。
特開2014−060665号公報 特開2007−259357号公報
MFPの場合、Webアプリケーションを開発して運用するアプリケーションベンダーと、実際にWebアプリケーションのライセンスを販売する販売ディーラーが異なるケースがある。この場合、販売ディーラーは、MFPで実行するWebアプリケーションの試用期間中は、ユーザーの購入を促すために、ユーザーに様々な通知を行いたいという要望がある。
しかしながら、前述の先行技術によれば、Webアプリケーションの表示を変更するためには、Webアプリケーションを変更する、もしくはWebブラウザーにあらかじめ組み込んでおく必要がある。そのため販売ディーラーは、MFPの中にあらかじめ仕組みを入れておくか、Webアプリケーションの変更をアプリケーションベンダーに依頼する必要があるといった問題がある。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、Webアプリケーションの呼び出し手段と、Webアプリケーションの試用期間であるかどうかを判断する判断手段と、Webアプリケーションの表示手段とを有し、前記Webアプリケーションの呼び出し手段により監視された、Webアプリケーションの表示手段は、第1のサーバのWebアプリケーションを呼び出して実行し、前記判断手段は、前記Webアプリケーションの試用期間中であると判断した場合、Webアプリケーションの表示手段で動作する試用期間用の制御スクリプトを第2のサーバから呼び出すことを特徴とする。
本発明は、Webアプリケーションの呼び出し手段が、Webアプリケーションの表示手段を監視している。そうすることにより、Webブラウザにアプリケーションを組み込んだり、また、Webアプリケーションそのものを変更することなく試用期間中のWebアプリケーションの表示を変更して、動的にユーザーに通知を行うことが可能となる。
本発明の情報処理システムの全体図 本発明のMFPの構成を示すブロック図 本発明の顧客管理サーバとWebアプリケーションサーバの構成を示すブロック図 本発明のMFPのソフトウエア構成を示す図 本発明の顧客管理サーバのソフトウエア構成を示す図 本発明の試用設定画面 本発明のメニューアプリケーションの画面 本発明のWebアプリケーションの表示のシーケンス図 本発明のアプリケーション呼び出し処理のフローチャート 本発明のWebアプリケーションのログイン画面 本発明の表示完了イベント処理のフローチャート 本発明のスクリプトの例 本発明の変更されたWebアプリケーションのログイン画面
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
実施例では、本発明におけるWebアプリケーションの試用期間の表示制御の情報処理システムの一例を説明する。本実施例では、Webアプリケーションを表示するクライアント端末として、Webブラウザーアプリケーションを搭載したMFPを例としてあげる。
<システム構成>
図1は、本発明を適用可能なシステムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、MFP110がイーサネット(登録商標)などからなるLAN100に接続されている。また、LAN100、顧客管理サーバ120、Webアプリケーションサーバ130は、インターネット140に接続されている。
MFP110は、操作部111、スキャナー部112そしてプリンター部113を有する複合機である。本実施例のシステムでは、後述のWebブラウザーを利用して後述のWebアプリケーションの操作画面を表示、操作するクライアント端末として利用する。また、Webアプリケーションからの指示で、プリンター部113を利用してWebアプリケーションから取得した画像を印刷したり、スキャナー部112を利用してスキャンした画像をWebアプリケーションに送信したりすることができる。なお本実施例において、MFPにはデバイスIDという識別子が割り当てられており、一意に個体を識別できるようになっているものとする。
顧客管理サーバ120は、販売ディーラーが管理しているサーバであり、どのMFPにどのWebアプリケーションを販売したかを管理する。また、顧客管理サーバ120は、Webアプリケーションサーバ130が提供するWebアプリケーションのHTML文書を販売ディーラーが変更するスクリプトの提供を行う。そして、顧客のWebアプリケーションの使用状況を販売ディーラーが知るための情報の管理を行う。
Webアプリケーションサーバ130は、MFPのWebブラウザーで実行するWebアプリケーションを実行するサーバである。
ただし、本実施形態におけるシステムにおいては、これらの構成機器の数に限られることはない。
<MFP110のハードウェア構成>
図2は、図1に示したMFP110のハードウェア構成を示すブロック図である。
操作部111は、タッチパネルディスプレイなどからなり、ユーザーに対して情報の表示や、入力を受け付ける機能を持つ。
スキャナー部112は、置かれた原稿上の画像の読み取り動作を行い、画像データを作成する。
プリンター部113は、コントローラー200から受け取った画像データを用紙上に印刷画像として形成する。
コントローラー200は操作部111、スキャナー部112そしてプリンター部113と電気的に接続されている一方、LAN100にもネットワークI/F 206を介して接続されている。これによりTCP/IP等の通信プロトコルによる通信が可能となっている。
CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラム等に基づいて他の装置からのアクセスを統括的に制御する。それと共に、コントローラー200内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。この制御には、後述のフローチャートを実現するためのプログラムの実行も含まれる。
ROM202には装置のブートプログラムが格納されている。
RAM203は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。
HDD204はハードディスクドライブであり、システムソフトウエアや画像データを格納することが可能となっている。
ネットワークI/F 206はLAN100及びシステムバス211に接続し、情報の入出力を行う。
スキャナーI/F 207は、スキャナー部112から受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。
画像処理部208は画像データの方向変換、画像圧縮、伸張処理などをおこなう。
プリンターI/F 209は、画像処理部208から送られた画像データを受け取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データに画像形成を施しプリンター部113に出力する。
なお、本実施形態では、UI表示が可能なネットワークMFPであるが、汎用コンピュータ等、これ以外の情報処理装置であってもよい。
<顧客管理サーバ120、Webアプリケーションサーバ130のハードウェア構成>
図3は、図1に示した顧客管理サーバ120のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3において、CPU301、RAM302、ROM303、ハードディスクドライブ(HDD)304、ネットワークI/F 305がシステムバス306を介して互いに通信可能に接続されている。
ROM303或いはHDD304には、オペレーティングシステムやアプリケーションなどの制御プログラムが格納されている。
CPU301は、当該制御プログラムを必要に応じてROM303或いはHDD304からRAM302上へ読み出して実行することで、コンピュータとしての機能を発揮する。また、CPU301は、ネットワークI/F 305を介して接続されているネットワーク上の他の装置との通信を行う。
また、Webアプリケーションサーバ130のハードウェア構成についても図3で示した顧客管理サーバ120のハードウェア構成と同様である。
<MFP110のソフトウエア構成>
図4は、本実施例にかかわるMFP110のアプリケーションの構成を示した図である。これらは、MFP110のHDD204に格納されており、RAM203上に読み出されて、CPU201により実行される。
メニューアプリケーション401は、インストールされているアプリケーションをユーザーに選択させるためのGUIを表示し、そのアプリケーションを実行するアプリケーションである。
ダミーアプリケーション402は、WebアプリケーションをMFPに登録するためのアプリケーションである。MFP110上で単独で実行可能なアプリケーションと異なり、メニューアプリケーション401から呼び出された場合に、特定のWebアプリケーションのURLをWebブラウザー403に指定するためのアプリケーションである。本実施例では内部に、Webアプリケーションサーバ130のWebアプリケーションのURLを保持している。またWebアプリケーションの正規ライセンスと試用ライセンスおよび試用期間のライセンス情報を管理するソフトウエアモジュールである試用期間管理手段405を有している。また後述するように、機器内HTTPサーバ404経由での要求に対して、設定画面のHTML文書、Webアプリケーションのライセンス情報、使用状況そしてデバイスIDの提供を行う。またWebアプリケーションの使用状況の管理機能を提供する。なお、ダミーアプリケーション402は、MFP110に対してインストールとアンインストールが可能であり、本実施例では、インストールされて実行可能な状態であるとして説明を行う。
Webブラウザー403は、Webアプリケーションサーバ130と通信を行うアプリケーションである。Webブラウザー403は、Webアプリケーションサーバ130にHTTPプロトコルを用いて要求を送信する。また、Webアプリケーションサーバ130により、応答されたHTML文書をレンダリングして操作部111に表示したり、応答されたJavaScript(登録商標)などのスクリプトを解釈して実行したりすることができる。また、MFP内のアプリケーションから、URLを指定されることで、そのURLに対してリクエストを送ることが可能である。また、スクリプトを指定されることで、現在表示しているHTML文書に対してスクリプトを実行することが可能である。
機器内HTTPサーバ404は、MFP110のネットワークI/F 206を介して、他の機器とHTTPプロトコルでの通信を行うためのアプリケーションである。本実施例では、ダミーアプリケーション402を示すURLの場合は、ダミーアプリケーション402を呼び出す機能を有する。
<顧客管理サーバ120のソフトウエア構成>
図5は、本実施例にかかわる顧客管理サーバ120のソフトウエアモジュールの構成を示した図である。これらソフトウエアは、顧客管理サーバ120のHDD304に格納され、CPU301が実行する。
HTTPサーバ501は、外部装置と通信して処理要求の受け付けを行い、要求に応じて、アプリケーション部502に要求を振り分けるためのソフトウエアモジュールである。
アプリケーション部502は、MFP110からHTTPサーバ501を介して、Webアプリケーションの試用中の表示変更用のためのスクリプト要求や、Webアプリケーションの試用の状況を受け付けるソフトウエアモジュールである。
スクリプト管理テーブル503は、どのMFPから、どのWebアプリケーションのURLを表示中にリクエストが来たときに、どんなスクリプトを応答するのかを記録したデータベースのテーブルである。
表1にデータベースのスクリプト管理テーブル503に保存されている情報の例を示す。
Figure 2016143370

アプリケーションURLの列は、MFPから顧客管理サーバ120にリクエストが来た際に、MFPのWebブラウザーがどのURLを表示していたかを示している。
デバイスIDの列は、どのMFPからリクエストが来たのかを示している。
応答スクリプトの列は、リクエストに対して応答するスクリプトのバイナリーデータを示している。スクリプトの例は後述する。
販売ディーラーは、あらかじめWebアプリケーションの表示を変更する設定とスクリプトをこのテーブルのレコードに設定しておくものとする。
使用状況管理テーブル504は、MFPから送られてきた使用状況を保持するデータベースのテーブルである。
表2にデータベースの使用状況管理テーブル504に保存されている情報の例を示す。
Figure 2016143370

アプリケーションURLの列は、MFPのWebブラウザーがどのURLを表示していたかを示している。
デバイスIDの列は、どのMFPから送信されて来たのかを示している。
使用状況の列は、MFPから送信された使用状況の情報を示している。
残り期間は、MFPから送信された試用期間の残り期間を示している。
ログ時間は、MFPから送信された時の時間を示している。
後述の処理により、試用中はこのテーブルに前記情報が蓄積されるため、販売ディーラーは、自身の顧客がどのように試用をしているかをこのテーブルの情報を見ることで把握することが可能となる。
<Webアプリケーションサーバ130のソフトウエア構成>
Webアプリケーションサーバ130では、そのCPU301がWebアプリケーションをソフトウエアとして実行している。このWebアプリケーションは、利用するためのIDとパスワードを管理しており、後述のようにログインのためのGUIを表現するHTML文書を利用してユーザーの認証を行う。本実施例では、販売ディーラーは試用のためのアカウントをあらかじめこのWebアプリケーション内に保持しているものとする。
<MFP110に対するWebアプリケーション試用設定処理>
次に、本実施例におけるWebアプリケーションの試用時の設定について説明する。
まず、販売ディーラーは顧客のMFP110に対して、顧客に試用させるWebアプリケーションに対応したダミーアプリケーション402をインストールする。
インストール後、MFP110のWebブラウザー403を起動し、ダミーアプリケーション402の試用の設定を行うURLを指定することで、試用設定画面を表示する。具体的には、機器内HTTPサーバ404が、Webブラウザー403からのリクエストを指定されたURLに従ってダミーアプリケーション402に割り当てる。その結果、ダミーアプリケーション402は、自身の設定画面のHTML文書をWebブラウザー403に機器内HTTPサーバ404経由で応答する。
図6は、Webブラウザー403が表示する試用設定GUIの例である。
601のGUI入力領域は、試用期間中に通信を行う顧客管理サーバ120のアプリケーション部502を指し示すURLを設定する入力領域である。
602のGUI入力領域は、Webアプリケーションのどのページを表示したときに、顧客管理サーバ120と通信するかを設定する入力領域である。
603と604のGUIチェックボックスは、それぞれ、残り期間と使用状況を顧客管理サーバ120に送信するかどうかの設定を示す物である。
605のGUIボタンは、設定した項目を確定するためのGUIボタンである。ボタンを押下されると、Webブラウザー403はダミーアプリケーション402に設定情報を送信する。
販売ディーラーは、顧客であるユーザーに対して図6のGUIを用いて、試用期間中にどのような場合にどのような情報を送るかについて許可を貰いながら設定を行う。この設定により、顧客管理サーバ120のスクリプトが動的に変更されても、ユーザーの許可なしに情報を送信することを禁止することができる。
<試用期間中の表示変更処理>
次に、試用期間中にWebアプリケーションを利用した場合、どのように顧客管理サーバ120と通信して、WebアプリケーションのGUIの表示が変更されるかについて説明する。
ユーザーがWebアプリケーションを利用するために、まずMFP110のメニューアプリケーション401を起動する。
メニューアプリケーション401は、インストールされているアプリケーションの一覧を取得して、それぞれのアプリケーションを起動するためのGUI表示を行う。
図7は、ダミーアプリケーションがMFP110にインストールされている状態で、MFP110のメニューアプリケーション401を呼び出したときに操作部111に表示されるGUIの例である。
701のGUIボタンは、ダミーアプリケーションを呼び出すためのGUIボタンである。
図8は、GUIボタン701をユーザーが押下してから、WebアプリケーションのコンテンツをWebブラウザー403が表示するまでのシーケンス図である。
ステップ801では、メニューアプリケーション401から、ダミーアプリケーション402の呼び出しを示している。
図9は、ダミーアプリケーション402がアプリケーション呼び出しを受け付けた場合に実行するフローチャートである。
ステップS901では、ダミーアプリケーション402が、試用期間管理手段405に問い合わせて、試用ライセンスで動作しているかどうかを判断する。試用ライセンスで動作している場合はステップS902に遷移し、そうでなければステップS903に遷移する。
ステップS902では、ダミーアプリケーション402が、Webブラウザー403の監視を開始する。具体的には、Webブラウザー403に対して、HTML文書の表示完了イベントをダミーアプリケーション402に通知するように設定を行う。なお、ここで始めた監視処理は、別のアプリケーションにGUIの表示が切り替わった際に終了するように実装されている。
ステップS903では、ダミーアプリケーション402が、Webブラウザー403に対して、Webアプリケーションサーバ130のWebアプリケーションのURLを指定して表示させる。
ステップS904では、ダミーアプリケーション402が、操作部111の表示をメニューアプリケーション401からWebブラウザー403のGUI表示に切り変えて処理を終了する。
以上が、ダミーアプリケーション402が行うアプリケーション呼び出し処理のフローチャートである。
図8に戻って続きのシーケンスについて説明する。
ステップ802は、図9のステップS901の処理であり、本シーケンスにおいては試用ライセンスで動作していると判断した場合を示している。そして、ステップS902の処理により、Webブラウザー403の表示完了イベントがダミーアプリケーション402に通知されるようになる。
ステップ803は、図9のステップS903の処理であり、ダミーアプリケーション402からWebブラウザー403に対して、Webアプリケーションサーバ130のWebアプリケーションのURLが指定される。
ステップ804は、ステップ803においてダミーアプリケーション402から指定されるURLに基づき、Webアプリケーションサーバ130へのログイン画面の取得要求を示している。
ステップ805は、ステップ804のWebアプリケーションサーバ130からのログイン画面のHTML文書の応答を示している。Webブラウザー403はこのHTML文書をレンダリングして、操作部111に表示する。
図10は、Webブラウザー403が表示するWebアプリケーションサーバ130のWebアプリケーションのログイン画面の例である。
1001、1002のGUI入力領域は、Webアプリケーションを利用するためのIDとパスワードを入力する入力領域である。
図8のステップ806では、ステップ802の監視処理によるWebブラウザー403の表示完了イベント通知を示している。
図11は、ダミーアプリケーション402がWebブラウザー403の表示完了イベントを受け付けた場合に実行するフローチャートである。
ステップS1101では、ダミーアプリケーション402が、使用状況としてWebブラウザー403が表示したURL、時刻をダミーアプリケーション402内に保存する。
ステップS1102では、ダミーアプリケーション402が、Webブラウザー403が読み込み完了したURLが、内部に保持している通知条件に一致しているかどうかを判断する。通知条件は図6の602で設定されているものである。一致していると判断した場合はステップS1103に遷移し、そうでなければ処理を終了する。
ステップS1103では、ダミーアプリケーション402が、Webブラウザー403に対してスクリプトを指定し実行させる。このスクリプトは図6の601で示したURLに対してスクリプトの取得要求を行わせるものである。具体的には、Webブラウザー403が表示しているHTML文書に対して、「src」属性に601のURLを設定した「Script」タグを挿入する。さらに、このURLにはクエリ部分に、自身のMFPのデバイスIDと、Webブラウザー403が表示完了したWebアプリケーションのURLを指定する。この処理により、MFP110のデバイスIDを顧客管理サーバ120に通知が可能になる。
以上が、ダミーアプリケーション402が行う表示完了イベント処理のフローチャートである。
図8のシーケンスでは、803で指定したURLが通知条件に一致しているケースであり、ステップ807は、図11ステップS1103の処理を示している。
ステップ808は、ステップ807の処理により、Webブラウザー403が行う顧客管理サーバ120のURLに対して試用期間用の制御スクリプトの取得要求処理を示している。この際、顧客管理サーバ120のアプリケーション部502は、クエリ部分のデバイスIDとURLを元に、スクリプト管理テーブル503のレコードを検索し、該当するスクリプトを応答する。
ステップ809は、顧客管理サーバ120からのスクリプトの応答を示している。
図12は、本例で顧客管理サーバ120から応答されるスクリプトの例を示している。スクリプトの各部分の詳細な記載は省略するが、説明内容をWebブラウザーがスクリプトを実行することにより実現可能である。
1201のスクリプトは、HTTP通信によって、ダミーアプリケーション402から試用しているWebアプリケーションの有効期限を取得するものである。スクリプト1201内記載のURLはダミーアプリケーション402の有効期限情報を示している。
1202のスクリプトは、1201と同様に、HTTP通信によって、ダミーアプリケーション402からWebアプリケーションの使用状況を取得するスクリプトである。
1203のスクリプトは、1201と同様に、HTTP通信によって、ダミーアプリケーション402からデバイスのデバイスIDを取得するスクリプトである。
1204のスクリプトは、Webブラウザー403表示中のHTML文書の表示を変更するスクリプトである。本実施例では、画面に試用期間であることを通知すると共に、1201で取得した有効期限を合わせて表示するスクリプトである。また、Webアプリケーションサーバ130のWebアプリケーションを試用するためのIDとパスワードを入力領域に設定することも行う。
1205のスクリプトは、1201から1203で取得した情報をHTTP通信により顧客管理サーバ120に送信するスクリプトである。スクリプト1205内に記載のURLは顧客管理サーバ120のアプリケーション部502のURLを示している。
Webブラウザー403がそれぞれ図12の1201から1203のスクリプトを実行することで、ダミーアプリケーション402に対して、残り期間、使用状況、デバイスIDの取得要求が発生する。また、ダミーアプリケーション402はこれに対する応答をする。ステップ810及び811は、これらの通信について示している。
ステップ812は、Webブラウザー403が1204のスクリプトを実行することで行われるHTML文書の変更を示している。
図13は、1204のスクリプトを実行した結果、Webブラウザー403が表示する画面の例である。
1301、1302の入力領域は、1204のスクリプトにより試用のためのIDとパスワードが入力されて表示されている。
1303のテキスト領域は、1204のスクリプトにより、試用期間であること、そして残り期間の日数が表示されている。
1304のテキスト領域は、ハイパーリンクが設定されており、試用しているWebアプリケーションに対する質問を受け付けるための販売ベンダーが提供するWebサイト(不図示)へのリンクが張られている。
ステップ813は、Webブラウザー403が1205のスクリプトを実行することで行われる顧客管理サーバ120への情報送信を示している。この送信は顧客管理サーバ120のアプリケーション部502が受け付ける。この際アプリケーション部502は、使用状況管理テーブル504に受け付けた情報を、現在時刻と共に追加する。
以上が、試用期間中の表示変更処理のシーケンス図である。
このように実施例によればWebアプリケーションサーバ130に変更を加えることなく、販売ディーラーが提供する顧客管理サーバ120に設定した設定とスクリプトにより、試用期間中の表示を変更することが可能となる。
また、図11のフローチャートの処理は、Webブラウザー403のページが変更される度に動作する。そのため、図6の602の設定で指定したWebアプリケーションの特定のページに対して顧客管理サーバ120から表示変更のためのスクリプトを取得することが可能となる。
以上のように、販売ディーラーは、図6の設定とスクリプト管理テーブルのスクリプトを設定することで、試用期間中のWebアプリケーションの表示制御を行うことが可能である。
また、スクリプト内にMFPのダミーアプリケーション内に保存した使用状況を取得する処理を記載することで、自身が管理する顧客管理サーバ120に使用状況を通知することが可能となる。
また本発明の目的は、上述のフローチャートの手順を実現するプログラムを記憶した記憶媒体から、情報処理装置のコンピュータが、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶した記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、次の場合も含まれる。記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれている。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。

Claims (8)

  1. 第1及び第2のサーバと通信する情報処理装置であって、
    Webアプリケーションの呼び出し手段と、
    Webアプリケーションの試用期間であるかどうかを判断する判断手段と、
    Webアプリケーションの表示手段とを有し、
    前記Webアプリケーションの呼び出し手段により監視されている、Webアプリケーションの表示手段は、前記第1のサーバのWebアプリケーションを呼び出して実行し、
    前記判断手段が、前記Webアプリケーションの試用期間中であると判断した場合、前記Webアプリケーションの表示手段は、試用期間用の制御スクリプトを前記第2のサーバから呼び出す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記Webアプリケーションの表示手段が、設定された第1のサーバの文書を表示した際に、Webアプリケーションの呼び出し手段は、第2のサーバから前記制御スクリプトを呼び出す為のスクリプトを前記Webアプリケーションの表示手段に挿入することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段が、前記第1のサーバの文書の表示が、前記判断手段に設定、保持されている条件と一致していると判断した場合に、前記Webアプリケーションの表示手段は、前記第2のサーバから前記制御スクリプトを呼び出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、前記制御スクリプトにしたがって、前記Webアプリケーションの有効期限情報、Webアプリケーションの使用状況、デバイスIDを第2のサーバに送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記Webアプリケーションの表示手段は、前記制御スクリプトを実行することにより、Webアプリケーションの表示の変更をすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 互いにネットワークで接続された情報処理装置、第1及び第2のサーバからなる情報処理システムであって、
    情報処理装置は、
    Webアプリケーションの呼び出し手段と、
    Webアプリケーションの試用期間であるかどうかを判断する判断手段と、
    Webアプリケーションの表示手段とを有し、
    前記Webアプリケーションの呼び出し手段により監視されている、Webアプリケーションの表示手段は、第1のサーバのWebアプリケーションを呼び出して実行し、
    前記第1のサーバは、Webアプリケーションの文書を応答し、
    情報処理装置の前記判断手段が、前記Webアプリケーションの試用期間中であると判断した場合、前記Webアプリケーションの表示手段は、試用期間用の制御スクリプトを第2のサーバから呼び出し、
    前記第2のサーバは、前記制御スクリプトを応答する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. 第1及び第2のサーバと通信する情報処理装置の制御方法であって、
    Webアプリケーションの呼び出し工程と、
    Webアプリケーションの試用期間であるかどうかを判断する判断工程と、
    Webアプリケーションの表示工程とを有し、
    前記Webアプリケーションの呼び出し工程で監視されている、Webアプリケーションの表示工程において、前記第1のサーバのWebアプリケーションを呼び出して実行し、
    前記判断工程において、前記Webアプリケーションの試用期間中であると判断された場合、前記Webアプリケーションの表示工程において、前記第2のサーバから試用期間用の制御スクリプトを呼び出す
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置における、各手段をコンピュータにより実現するためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6312069B1 (ja) * 2017-04-20 2018-04-18 株式会社Special Medico 通話システムにおける個人情報管理方法、サーバ及びプログラム
JP7467934B2 (ja) 2020-01-24 2024-04-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画面描画方法及び画面描画システム

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